JPH0829604A - 領域を限定した回折格子パターンの作製方法 - Google Patents

領域を限定した回折格子パターンの作製方法

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JPH0829604A
JPH0829604A JP18176994A JP18176994A JPH0829604A JP H0829604 A JPH0829604 A JP H0829604A JP 18176994 A JP18176994 A JP 18176994A JP 18176994 A JP18176994 A JP 18176994A JP H0829604 A JPH0829604 A JP H0829604A
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diffraction grating
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phase plate
interference
exposure
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Masahiro Nakanishi
正浩 中西
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単で量産性に優れた、領域を限定した回折格
子の作製方法を提供することである。 【構成】光路中に平板状の位相板4を挿入して二光束干
渉露光法で基板1上のフォトレジスト2に回折格子パタ
ーンを作製する領域を限定した回折格子の作製方法であ
る。2回の干渉露光を行い、第1回目と第2回目では異
なる位相板を用いる。2回の干渉露光におけるフォトレ
ジスト4上の干渉縞が、部分的に同相の部分と逆相の部
分を形成する。同相の部分が、回折格子パターンができ
る領域である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録、光情報処理、
光計測、光通信などの分野において用いられる光素子の
製造に必要な回折格子の作製技術に関するものである。
特に、限定された領域にのみ所定の周期をもった回折格
子を作製する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回折格子は半導体レーザや光フィルタな
どの光素子に用いられている。これら光素子の製造にお
いては、光素子の形態に応じて、限定された領域にのみ
所定の周期をもった回折格子を作製する必要がある。
【0003】従来、限定された領域に回折格子を作製す
る方法としては以下の様な方法があった。 (ア)電子ビーム直接描画 これは、基板上に電子ビーム用フォトレジストを塗布し
た後、そこに電子ビームにより回折格子パターンを直接
描画して、現像し、得られた回折格子パターンをマスク
として基板をエッチングする方法である。この方法の特
徴は、電子ビームで直接描画するため任意の場所に任意
のパターンを配置することが可能な点にある。
【0004】(イ)X線リソグラフィ これはまずX線マスクを作製する。X線マスクの作製方
法の一例として電子ビーム法があり、これは、適当なマ
スク支持体にX線マスク材料の薄膜を形成する。この上
に電子ビーム用フォトレジストを塗布した後、電子ビー
ムにより回折格子パターンを直接描画して、現像し、得
られた回折格子パターンをマスクとしてX線マスク材料
薄膜をエッチングし、X線マスクを作製する。
【0005】次に、実際に回折格子を作製する。回折格
子を作製する基板にX線リソグラフィ用フォトレジスト
を塗布する。ここに、先に作製したX線マスクを用い、
シンクロトロン放射光によって露光し、現像して回折格
子パターンを得る。この回折格子パターンをマスクとし
て基板をエッチングする。この方法の特徴は、電子ビー
ム直接描画法に比べて量産性に優れている点である。
【0006】(ウ)マスク露光(二光束干渉露光1) 図4に示す二光束干渉露光は、回折格子の作製において
一般的に広く用いられている方法である。二光束干渉露
光とは、波長の短いコヒーレントなレーザ光103(通
常ArレーザやHe−Cdレーザが光源5として用いら
れる)をビームエクスパンダ107で広げてビームスプ
リッタ106で二つの光束に分け、ミラー8、9を用い
て基板101上で再び二光束を合成し、その干渉による
周期的干渉縞パターンを基板101上のフォトレジスト
102に露光するものである。
【0007】これを現像して得られた回折格子パターン
をマスクとして、基板101をエッチングする。又、マ
スク露光方法は、図5に示すように、前記二光束干渉露
光の際、基板111と二光束レーザ光113との間に適
当なマスク119を設けて、基板111上のフォトレジ
スト112の露光領域を制限する方法である。
【0008】(エ)耐エッチング材料による基板カバー
(二光束干渉露光2) 特開昭59−84205に記載されているこの方法は、
まず最初に基板全面を、基板エッチング時に耐エッチン
グ性のある薄膜で覆う。この薄膜の材料としては誘電体
や金属を用いる。次に、基板表面の回折格子を形成する
領域のみ、該薄膜をリフトオフもしくはエッチングによ
り取り除く。
【0009】この上に二光束干渉露光用のフォトレジス
トを塗布し、全面二光束干渉露光し、現像して回折格子
パターンを得る。前記薄膜とこの回折格子パターンの両
者をマスクとして基板をエッチングして、領域を限定し
た回折格子を得る。
【0010】(オ)材料の異なる2種類のフォトレジス
トを用いる方法(二光束干渉露光3) 特公平5−24481に記載されているごとく、まず、
基板にノボラック系のポジレジストを塗布し、二光束干
渉露光を行い現像する事で、基板全面に回折格子パター
ンを得る。次に、前記レジスト回折格子パターン上に環
化ゴム系のネガレジストを塗布し、マスク露光して現像
する事で、回折格子を作製したい領域のみの窓開けを行
う。
【0011】前記環化ゴム系ネガレジストの現像工程に
おいてノボラック系ポジレジストのパターンへの影響が
小さいので、レジスト回折格子パターン上にネガレジス
トによる領域限定のパターンができる。これらのパター
ンをマスクにして基板をエッチングすることにより、領
域を限定した回折格子を得る。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
れらの方法には以下に示す様な欠点があった。 (ア)電子ビーム直接描画 回折格子パターンの描画に非常に時間がかかるため、量
産性に劣る。
【0013】(イ)X線リソグラフィ 基本的にマスク露光なので、一度マスクを作製してしま
えば、(ア)の電子ビーム直接描画よりは量産性に優れ
る。しかし、シンクロトロン放射光を発生する設備が大
掛かりで費用もかかる。
【0014】(ウ)マスク露光(二光束干渉露光1) マスクを通し二光束干渉露光とすると、マスクの遮光部
分と透光部分の境界部で影になったり、回折によってパ
ターンが乱れたりする。
【0015】(エ)耐エッチング材料による基板カバー
(二光束干渉露光2) 薄膜で基板全面を覆い開口部を設けた後にレジスト塗布
して二光束干渉露光すると、開口部の境界部分に段差が
あるために、回折格子パターンが乱れたりする。
【0016】(オ)材料の異なる2種類のフォトレジス
トを用いる方法(二光束干渉露光3) フォトレジストの回折格子パターン上に、フォトレジス
トで領域限定のパターニングを行うため、2種類のフォ
トレジストおよび現像液などの処理薬品の反応に注意を
払う必要がある。多くの場合に反応があり(反応が全く
無い方が稀である)、領域限定のパターニングの際にフ
ォトレジスト回折格子のパターンが変化する。したがっ
て、フォトレジストの選択に制限がある。
【0017】よって、本発明の目的は、以上の従来の方
法における問題点を解決し、簡単で量産性に優れた、領
域を限定した回折格子の作製方法を提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の領域を限定した
回折格子の作製方法ないし装置では、二光束干渉露光を
用いて2回(複数回)の露光を行っており、基板上に形
成される干渉縞の位相を、光路中に誘電体など空気とは
異なる屈折率をもつ位相板を挿入することにより、2回
の露光の間でずらす。この位相板は、部分的に厚みを変
えて干渉縞の位相変化量を制御し、基板上の或る領域で
は1回目と2回目の干渉縞を同相にし、また別の領域で
は1回目と2回目の干渉縞を逆相にする。このことによ
り、1回目と2回目の干渉縞が同相の領域では干渉縞が
露光され、1回目と2回目の干渉縞が逆相の領域では平
均露光となり全面露光される。そのため、基板上には、
露光の1回目と2回目の干渉縞を同相にした領域にだ
け、回折格子が形成されることになる。このようにして
領域を限定した回折格子が安定して得られる。
【0019】詳細には、平板状の位相板を挿入して二光
束干渉露光法で基板上のフォトレジストに回折格子パタ
ーンを作製する工程において、2回の干渉露光を行い、
第1回目と第2回目では異なる位相板を用い、2回の干
渉露光におけるフォトレジスト上の干渉縞が部分的に同
相の部分と逆相の部分を形成することを特徴とする。
【0020】より具体的には、前記位相板は露光干渉面
に挿入されたり、前記2光束の入射角の2等分線は基板
及び位相板に対して傾けられたり、前記位相板は干渉露
光用光束の光路内に挿入されたり、前記位相板は干渉露
光用光束の光路に対して傾けられたり、第2回目の干渉
露光で用いる前記位相板は、部分的に段差を与えた形状
であったり、2回の干渉露光で用いる前記位相板は、表
面に反射防止膜が形成されていたりする。
【0021】
【実施例】本発明の特徴を最も良く表す一実施例を説明
する。図1は本実施例で使用した二光束干渉露光装置の
平面図である。
【0022】図1において、1は基板、2はフォトレジ
スト、3は基板ホルダー、4は位相板、5はHe−Cd
レーザ装置、6、7、8および9はミラー、10はビー
ムスプリッタ、11はビームエキスパンダ、12はレン
ズ、13の線は光束の光路を示す。
【0023】図1において、He−Cdレーザ装置5か
ら出射した紫外レーザ光13(波長325.0nm)
は、ミラー6および7で反射され、ビームエキスパンダ
11でビーム径が広げられてレンズ12で平行光束に直
された後、ビームスプリッタ10で2光束に分割され
る。2光束は更にミラー8および9でそれぞれ反射さ
れ、基板1面で干渉し、干渉縞が基板1上のフォトレジ
スト2に露光される。
【0024】基板1上のフォトレジスト2の上には位相
板4が密着して置かれている。後に詳しく述べるが、都
合2回の干渉露光が行われ、それぞれの露光の際に用い
られる位相板は仕様が異なる。また、2光束の入射角の
2等分線が基板1面に対して垂直にならないように基板
ホルダー3を傾斜させている。即ち、基板ホルダー3は
この様な調整が可能な構造を有する。また、位相板4の
ホルダーもその様な構造になっている。基板1への2光
束の入射角度はミラー8および9の位置によって決定さ
れる。
【0025】次に、2回の露光で、領域を限定した回折
格子作製を行う方法を説明する。図2は基板1近傍のみ
を拡大している。図2(a)は1回目の干渉露光の様
子、図2(b)は2回目の干渉露光の様子を示してい
る。また、図2(c)は1回目、2回目および1回目と
2回目の光強度の分布を示している。図2(a)と
(b)の構成は位相板の仕様のみが異なり、他は同一で
ある。図2において、1は基板、2はフォトレジスト、
4および4′は夫々仕様が異なる位相板である。
【0026】まず1回目の露光を説明する。図2(a)
で露光した際は、位相板4は基板1全面にわたり均一な
厚みdを有し、基板1全体に均一な明暗の位相をもつ干
渉縞が露光される。次に2回目の露光を説明する。図2
(b)で露光した際は、位相板4′は中央部が厚く、周
辺部ではやや薄くなっている。中央部の厚みは図2
(a)と同じdになっており、周辺部はdよりΔdだけ
薄いd′になっている。
【0027】基板1位置や光源5をそのままに2回目の
露光を行うと、位相板4′の厚みが1回目の露光と同じ
dである中央部は、1回目と干渉縞の明暗の位相が同一
になり、位相板4′の厚みがd′の周辺部は1回目と干
渉縞の明暗の位相が異なる。d′を適当に設定し、周辺
部において1回目と2回目の明暗の位相を反転できれ
ば、周辺部では全面ほぼ均一露光となりフォトレジスト
2に回折格子パターンはできない。図2(c)の一番下
の光強度分布を見れば明らかである。したがって、中央
部にのみ領域を限定して回折格子を作製することができ
る。
【0028】次に、作製に必要な数値計算例を示す。波
長1.55μmの長波長半導体レーザを作製する場合、
必要な回折格子の周期Λは240.0nmとなる。基板
面に対して光強度ピークの進路が垂直な場合、周期Λ=
240.0nmを得るための入射角θは、He−Cdレ
ーザの波長をλHd-Cdとすると λHd-Cd=2Λsinθ λHd-Cd=325.0nmなのでθ=42.62°とな
る。
【0029】しかしながら、2光束の入射角の2等分線
が基板面に対して垂直な場合には、位相板の厚みが変わ
っても、基板上の干渉縞の明暗の位相は変わらないの
で、2光束の入射角の2等分線を基板(位相板も含ん
で)に対して傾ける必要がある。本装置では基板の方を
傾けている。
【0030】基板1をθ0だけ傾けたとする。このと
き、基板上にできる回折格子のピッチも変わるのでθも
調整する必要がある。傾斜角度をθ0とすると λHd-Cd=2Λcosθ0sinθ となる。Λ=240.0nmの場合のθ0とθの関係は
次表のとおりになる。
【0031】
【表1】 次に空気中から位相板に入射したときの角度の変化を求
める。図3はこの場合の光束進路の変化を表す。図3に
おいて、Bは第1の光束の進行方向、Cは第2の光束の
進行方向、Aは第1の光束Bと第2の光束Cの入射角の
2等分線である。また、B′は位相板に入射後の第1の
光束Bの進行方向、C′は位相板に入射後の第2の光束
Cの進行方向、A′は位相板に入射後の第1の光束Bと
第2の光束Cの干渉で出来た光強度ピークの進行方向、
A″は2等分線Aの進行方向の延長である。
【0032】位相板の屈折率をn′とすると、スネルの
法則により sinθL=n′sinθL′ sinθR=n′sinθR′ の関係がある。ここで θL=θ−θ0θR=θ+θ0 θ0=(θL−θR)/2 である。位相板を石英とすると、n′=1.48であ
る。
【0033】波長1.55μmにおいてΛ=240.0
nm、θ0=5°とすると θ=42.82° θL =37.82° θR =47.82° θL′=24.48° θR′=30.05° θ0′=2.78° となる。露光光学系は上記のようにセットすればよい。
【0034】次に位相板4′に必要な段差を求める。2
回の干渉露光間で明暗の位相が反転する、すなわち明暗
の位相がΛ/2だけ異なる条件は、(d−d′)(ta
nθ0−tanθ0′)=Δx−Δx′=nΛ+Λ/2で
ある(nは整数、ΔxとΔx′は図3参照)。
【0035】波長1.55μmにおいてθ0=5°、Λ
=240nm、θ0′=2.78°、n=1では、 (d−d′)=240/2・1/(tanθ0−tan
θ0′)=3082nm=3.08μm よって、図2(b)において、位相板Δ4′に設ける段
差は3.08μmにすればよい。
【0036】位相板の作製にはいくつかの方法がある。
ここでは石英板上にレジストで一部領域を覆い、CF4
ガスを用いて反応性イオンエッチング装置でエッチング
して作製した。レジストで覆われた領域はそのままで、
レジストで覆われていなかった領域がエッチングされ、
その境界の段差が3.08μmになるように作製され
た。位相板表面には反射防止膜を形成しておく。反射防
止膜を設けても、その膜厚は非常に小さいので上記の議
論に対して実質的に影響はない。
【0037】以上記述したような露光光学系および位相
板を用いて、領域を限定した回折格子を作製した。以下
に手順を示す。
【0038】(1)シンナーで適度に希釈したフォトレ
ジスト2を基板1上に塗布して、乾燥させる。レジスト
2の塗布膜厚は50〜100nm程度とする。 (2)基板1を露光光学系に配置する。段差を持たない
厚さdの第1の位相板4を基板1に密着して配置する。
露光光学系の角度などは上記の計算値にする。 (3)1回目の干渉露光を行う。 (4)基板1の位置を変えずに、第1の位相板4から段
差をもつ第2の位相板4′に交換する。第2の位相板
4′は厚さdの領域と厚さd′の領域を持つ。 (5)2回目の干渉露光を行う。 (6)基板1上のフォトレジスト2を現像する。 (7)出来上がったフォトレジストパターンをマスクと
して、基板1をエッチングしてパターンを転写する。 (8)残ったフォトレジストを除去する。 以上の工程で領域を限定した回折格子が基板上に作製で
きる。
【0039】本実施例では、(2)の工程において、段
差を持たない厚さdの位相板4を挿入して、第1回目の
露光をおこなっているのは、第2回目の露光で段差を持
つ位相板4′を挿入したとき厚さdの部分で、容易に明
暗の位相が等位相になる様にするためである。
【0040】上の(2)及び(4)の工程で位相板を基
板1に密着して配置したが、位相板は露光光束の光路中
(例えば、ミラー9と基板1の間の光路中)に配置して
もよい。この場合、位相板を上記の如く傾け基板を傾け
ずに配置してもよい。位相板を交換して2回の露光を行
うことは上記の方法と同じである。
【0041】
【発明の効果】以上述べた本発明により、以下の如き効
果が奏される。 (1)位相板を用いた2回の干渉露光間で、その干渉縞
の位相を、基板上の領域によって同相にしたり逆相にす
ることにより、基板上の任意の箇所に、領域を限定して
回折格子が作製することができる。
【0042】また、この方法を発展させることにより、 (2)同一基板上の数箇所に、任意の方位と深さと周期
の回折格子を作製することができる。これは、1つの回
折格子を作製した後に、位相板の仕様を変えて、同様な
方法で、異なる位置に別の回折格子を作製することで達
成できる。
【0043】こうして、本発明の方法によれば、回折格
子領域とそれ以外の領域との境界で回折格子形状の乱れ
が比較的なく、良好な凹凸形状を維持することが可能な
ので、本発明の一連の工程を繰り返すことにより、基板
上に任意の回折格子を任意数製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で使用する二光束干渉露光装置
の平面図。
【図2】本発明の実施例で使用する二光束干渉露光装置
において基板近傍を拡大した図を示し、(a)は1回目
の干渉露光の様子を示し、(b)は2回目の干渉露光の
様子を示し、(c)は1回目の干渉露光の光強度分布、
2回目の干渉露光の光強度分布および1回目と2回目の
合計の干渉露光の光強度分布を示す。
【図3】段差のある位相板に入射した光束の進路変化を
示す図。
【図4】従来例を示す図。
【図5】従来例を示す図。
【符号の説明】
1 基板 2 フォトレジスト 3 基板ホルダー 4、4′ 位相板 5 He−Cdレーザ装置 6、7、8および9 ミラー 10 ビームスプリッタ 11 ビームエキスパンダ 12 レンズ 13 光束の光路を示す線 A 第1の光束と第2の光束の入射角の2等分線 B 第1の光束の進行方向 C 第2の光束の進行方向 A′ 位相板に入射後の第1の光束と第2の光束の進
行方向の2等分線 B′ 位相板に入射後の第1の光束の進行方向 C′ 位相板に入射後の第2の光束の進行方向 A″ 2等分線Aの延長線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の位相板を挿入して二光束干渉露
    光法で基板上のフォトレジストに回折格子パターンを作
    製する工程において、2回の干渉露光を行い、第1回目
    と第2回目では異なる位相板を用い、2回の干渉露光に
    おけるフォトレジスト上の干渉縞が部分的に同相の部分
    と逆相の部分を形成することを特徴とする基板表面の領
    域を限定した回折格子パターンの作製方法。
  2. 【請求項2】 前記位相板は露光干渉面に挿入されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の回折格子パターンの作製
    方法。
  3. 【請求項3】 前記2光束の入射角の2等分線は基板及
    び位相板に対して傾けられることを特徴とする請求項2
    記載の回折格子パターンの作製方法。
  4. 【請求項4】 前記位相板は干渉露光用光束の光路内に
    挿入されることを特徴とする請求項1記載の回折格子パ
    ターンの作製方法。
  5. 【請求項5】 前記位相板は干渉露光用光束の光路に対
    して傾けられることを特徴とする請求項4記載の回折格
    子パターンの作製方法。
  6. 【請求項6】 第2回目の干渉露光で用いる前記位相板
    は、部分的に段差を与えた形状であることを特徴とする
    請求項1記載の回折格子パターンの作製方法。
  7. 【請求項7】 2回の干渉露光で用いる前記位相板は、
    表面に反射防止膜が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の回折格子パターンの作製方法。
JP18176994A 1994-07-11 1994-07-11 領域を限定した回折格子パターンの作製方法 Pending JPH0829604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134287A (ja) * 2007-11-06 2009-06-18 Seiko Epson Corp 回折光学素子とその製造方法、及びレーザー加工方法

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