JPH08295949A - ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の熱処理炉 - Google Patents

ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の熱処理炉

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JPH08295949A
JPH08295949A JP10642395A JP10642395A JPH08295949A JP H08295949 A JPH08295949 A JP H08295949A JP 10642395 A JP10642395 A JP 10642395A JP 10642395 A JP10642395 A JP 10642395A JP H08295949 A JPH08295949 A JP H08295949A
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JP
Japan
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furnace
heat treatment
strip
dummy
continuous casting
Prior art date
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Application number
JP10642395A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Nohara
由勝 野原
Shunji Shoda
俊二 庄田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ストリップ連続鋳造熱間圧延プロ
セスからの高温のストリップを高速通板した場合に、ビ
ルドアップ発生の問題を解消するとともに、炉内ストリ
ップの蛇行修正制御、速度制御を行いながら熱処理を効
果的に行うことができ、表面および材質の優れたストリ
ップを効率よく製造できるストリップ連続鋳造熱間圧延
熱処理設備の横型熱処理炉を提供するものである。 【構成】 ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備にお
いて用いられる横型処理炉において、炉内の入出側にそ
れぞれ支持ローラーを配設するとともに、搬入されたダ
ミーシート(ダミーバー)に対して着脱自在な牽引支持
部を備えたダミー搬送体を、前記入出側支持ローラー間
で移動自在に配設し、必要に応じて炉内ストリップの蛇
行制御と搬送速度制御機構を組み込むことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通鋼、ステンレス
鋼、電磁鋼等の厚み2〜6mmのストリップを、例えば双
ロール式連続鋳造機により20〜150m/min の高速で
連続鋳造し、得られたストリップを高温、高速で連続的
に熱間圧延して板厚1〜5mmのストリップにし、このス
トリップを連続的に熱処理することが可能なストリップ
連続鋳造熱間圧延熱処理設備に用いるカテナリー式の横
型熱処理炉に関するものである。(参考技術 特開平2
−179343号公報記載技術)
【0002】
【従来の技術】近年、例えば鉄鋼の分野においては、鋼
板を製造する場合に、工程省略による生産性の向上、設
備コストおよび熱原単位の低減等の観点から、連続鋳造
−熱間圧延−熱処理工程等を連続させたストリップ連続
鋳造熱間圧延熱処理プロセスが採用されている。公知の
この連続鋳造熱間圧延熱処理プロセスにおいては、一般
には縦型の熱処理炉と横型熱処理炉が用いられており、
通常、普通鋼を対象とする場合には、1100℃以下で
ある。
【0003】しかし、例えばステンレス鋼を対象とする
場合には、熱間圧延後に圧延温度より高い温度に加熱し
て組織内に微細な結晶を生成させて品質を改善する要請
があり、この要請に応えるため、熱処理温度を1250
℃領域まで昇温させる必要がある。従来、1300℃の
温度領域まで昇温する横型熱処理炉はあるが、それは厚
スラブの加熱、均熱用のものであり、前述したような厚
みのストリップの高温熱処理炉としては世界に例はな
く、どのような問題があるかについての知見の開示はな
い。
【0004】連続鋳造熱間圧延熱処理設備において、ス
トリップの高速連続熱処理炉として用いる横型熱処理炉
は、従来の技術の延長であるが、1250℃以上の高温
領域において高速で連続熱処理した場合には、炉内ロー
ルに凝着(ビルドアップ)が発生し、ストリップに疵が
発生し、表面性状を損ないストリップの品質を低下す
る。そのため、炉内搬送ロールの表面にセラミックス溶
射等の改質処理を施し、このビルドアップの発生を防止
する努力がなされている。
【0005】しかし、耐熱性に優れかつ、亀裂、剥離等
を生じない搬送ロールを構成することが難しいという問
題がある。また、横型熱処理炉の場合は、竪型熱処理炉
に比べ、炉長が長く、ストリップが薄く高温であるた
め、大きな張力を付与することができないので、炉内搬
送ロールを多数配設してストリップを支持する必要があ
る。そして、この熱処理炉では、鋳造開始の際に、鋳造
されたストリップを牽引するストリップより薄い0.5
mm程度のダミーシートを炉内に通板することが行われて
いる。
【0006】高温のストリップを高速で連続的に熱処理
する横型熱処理炉の場合は、炉内搬送ロールに凝着(ビ
ルドアップ)が発生しストリップに疵が発生する恐れが
あり、ダミーシートの通板も加わる結果、前記ビルドア
ップ現象が発生する頻度が高くなることは避けられな
い。そのため、炉内搬送ロールのビルドアップを除去あ
るいはロール交換の頻度が高く生産性が低下し、炉内搬
送ロール原単位が増加するという問題がある。また、炉
長が長い場合はストリップが蛇行し易く、高温領域にお
ける熱処理ではその制御が困難であるという問題もあっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ストリップ
連続鋳造熱間圧延プロセスからの高温のストリップを高
速通板した場合に、ビルドアップ発生の問題を解消する
とともに、炉内ストリップの蛇行修正制御、速度制御を
行いながら熱処理を効果的に行うことができ、表面およ
び材質の優れたストリップを効率よく製造できるストリ
ップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横型熱処理炉を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備において用いら
れる横型処理炉において、炉内の入出側にそれぞれ支持
ローラーを配設するとともに、搬入されたダミーシート
(ダミーバー)に対して着脱自在な牽引支持部を備えた
ダミー搬送体を、前記入出側支持ローラー間で移動自在
に配設したことを特徴とするストリップ連続鋳造熱間圧
延熱処理設備の横型熱処理炉。
【0009】第二の発明は、第一の発明において、ダミ
ー搬送体の移動路を、炉壁に配設した開口部に形成し、
ダミー搬送体の移動時にその前後の開口部を遮蔽する移
動蓋を配設したことを特徴とするストリップ連続鋳造熱
間圧延熱処理設備の横型熱処理炉。
【0010】第三の発明は、第二の発明において、炉壁
に配設したダミー搬送体の移動時にその前後の開口部を
遮蔽する移動蓋を、炉長方向に複数分割しそれぞれ進退
機構により開口部に対して進退自在に配設したことを特
徴とするストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横型
熱処理炉。
【0011】第四の発明は、第二の発明において、炉壁
に配設したダミー搬送体の移動時にその前後の開口部を
遮蔽する移動蓋を、帯状体で形成してダミー搬送体の前
後に接続し、この移動蓋をダミー搬送体とともに移動自
在に配設したことを特徴とするストリップ連続鋳造熱間
圧延熱処理設備の横型熱処理炉。
【0012】第五の発明は、第一の発明〜第四の発明の
いずれかにおいて、炉内に、ストリップを支持し軸両端
の位置関係を制御するレべリング装置を備えた蛇行修正
ロールを配設するとともに、ストリップ側端部を検出す
るセンサーを配設し、このセンサーの検出値から蛇行修
正ロールのレべリング量を演算して蛇行修正ロールのレ
べリング装置を制御する演算制御装置を接続してなる炉
内ストリップの蛇行制御装置を配設したことを特徴とす
るストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横型熱処理
炉。
【0013】第六の発明は、第一の発明〜第五の発明の
いずれかにおいて、炉内ストリップのカテナリー検出セ
ンサーを配設し、この検出センサーの検出値から、炉の
入出側のピンチロールの駆動装置を制御して、炉内スト
リップの搬送速度を演算制御するカテナリーループ制御
装置を配設したことを特徴とするストリップ連続鋳造熱
間圧延熱処理設備の横型熱処理炉である。
【0014】
【作用】本発明の横型熱処理炉においては、炉内の入出
側にそれぞれ支持ローラーを配設するとともに、搬入さ
れたダミーシート(ダミーバー)に対して着脱自在な牽
引支持部を備えたダミー搬送体を、前記入出側支持ロー
ラー間で移動自在に配設して、ストリップ連続鋳造熱間
圧延ラインで生産された高温のストリップを高速で連続
熱処理する際に、炉内搬送ロールを省略してカテナリー
式でストリップを通板して熱処理するので、ストリップ
にビルドアップによる疵が発生することはなく、この熱
処理炉で高温熱処理することができるようになり、スト
リップの結晶組織を調整できる領域を拡大させることが
できる。したがって、ストリップの品質を向上させ歩留
まりを向上させるとともに、炉内ロールの原単位、燃料
原単位を削減することができる。
【0015】また、高速の高温のストリップの蛇行制御
とカテナリーループ制御を行うことができるので、蛇行
を抑制してストリップの損傷を防止するとともに、通板
性を向上させて熱処理時間、通板速度を容易に制御する
ことができ、対象鋼種、操業条件の変更等に容易に対応
して、熱処理条件を容易に変更でき、表面性状、形状
性、組織の良好なストリップを製造することができる。
【0016】本発明者等は、例えば双ロール式、双ドラ
ム式あるいは短ベルト式のストリップ連続鋳造ラインに
おいて鋳造された、普通鋼(C:0.15%以下)およ
びステンレス鋼(C:0.08%、Cr:18〜20
%、Ni:8〜10.5%)、Cr鋼(C:0.02%
以下、Cr:19〜21%)等の板厚2〜6mmのストリ
ップを熱間圧延機で圧延し、これを850〜1300℃
の高温で酸素濃度6%以下に雰囲気制御された熱処理炉
において、20〜150mpm の高速で通板して、再結晶
温度まで昇温させ、ストリップの結晶組織を調整するこ
とができるストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の実
現のために種々検討を行い、その結果、横型熱処理炉を
用いる場合には、炉内搬送ロールのビルドアップ対策、
蛇行対策、速度対策等が必要であることを知見した。本
発明は、これらの知見に基づいて着想され、完成された
ものである。
【0017】本発明は、ストリップ連続鋳造熱間圧延熱
処理設備において用いられる、横型熱処理炉で、 炉内搬送ロールを省略してビルドアップに起因するス
トリップ疵の発生を減少させる。 炉内に、レべリング装置を備えた蛇行修正ロールを配
設し、ストリップ位置センサーからの検出値に基づきレ
べリング装置を制御して炉内ストリップの蛇行を制御す
る。 炉内ストリップのカテナリー検出センサーからの検出
値から、炉の入出側のピンチロールの駆動装置を制御し
て、炉内ストリップの搬送速度を制御する。 等の機能を全てあるいは選択的に組み合わせた構成を備
えたことを主要な特徴ととするものである。
【0018】以下に本発明の構成について、その内容を
説明する。本発明の第一の発明では、炉内の入出側にそ
れぞれ支持ローラーを配設するとともに、搬入されたダ
ミーシート(ダミーバー)に対して着脱自在な牽引支持
部を備えたダミーシート搬送体を、前記入出側支持ロー
ラー間で移動自在に配設したことを特徴とするもので、
ダミーシートをダミー搬送体で牽引支持しながら前記入
出側支持ローラー間をストリップの搬入速度に応じた速
度で搬送して、出側支持ロールに到達したところで、牽
引支持を解除するようにして、炉内搬送ロールを省略し
てカテナリー式の横型熱処理炉にしており、炉内搬送ロ
ールでビルドアップを発生することはないので、ストリ
ップにビルドアップに起因する疵を発生することはな
い。また、搬送ロール原単位と、熱処理炉の加熱原単位
を5〜10%程度改善することができる。
【0019】第二の発明〜第四の発明は、第一の発明を
実施する場合において、ダミーシート搬送体の移動路を
炉壁に配設した開口部に形成する場合、このダミーシー
ト搬送体の移動に際して炉内ガスが炉外に噴出しないよ
うにするための移動蓋を配設したことを特徴としてお
り、第二の発明では、ダミー搬送体の移動路を、炉壁に
配設した開口部に形成し、ダミー搬送体の移動時にその
前後の開口部を遮蔽する移動蓋を配設したものである。
【0020】また、第三の発明は、第二の発明の構成を
より具現化した構成を特徴としており、ダミー搬送体の
移動時にその前後の開口部を遮蔽する移動蓋を、炉長方
向に複数分割しそれぞれ進退機構により開口部に対して
進退自在に配設したものである。
【0021】また、第四の発明は、第二の発明におい
て、第二の発明の構成をより具現化した構成を特徴とし
ており、ダミー搬送体の移動時にその前後の開口部を遮
蔽する移動蓋を、炉壁耐火物の帯状体で形成してダミー
搬送体の前後に接続し、この移動蓋をダミー搬送体とと
もに移動自在に配設したものである。
【0022】このように、ダミー搬送体の移動時にその
前後の開口部を移動蓋で遮蔽することで、ダミー搬送体
付近からの炉内ガスの漏れを防止し、大気侵入による炉
内酸素濃度の上昇、炉内温度の低下等を防止することが
でき、熱原単位を削減するとともに、熱処理操業を高位
で安定させることができる。
【0023】なお、このダミー搬送体のダミーシート
(ダミー)の牽引支持部は、ダミーシートを炉の入側か
ら出側までの搬送したら直ちにダミーシートに対する牽
引支持を解除して上昇退避させ、例えば開閉蓋を配設し
てこの開閉蓋で炉内雰囲気を遮断して、高温クリープ変
形を防止することができる。この開閉蓋は、前記の移動
蓋と兼用できるように構成してもよい。また、ダミー搬
送体を移動するための駆動装置は、この搬送体に搭載し
てもよいし、別設して各種の駆動伝達機構を介して該搬
送体を駆動するようにしてもよい。
【0024】第五の発明は、第一の発明〜第四の発明を
実施する場合において、炉内のストリップの蛇行を防止
するための蛇行制御構造を備えたことを特徴としてお
り、炉内の中間部にストリップ支持し軸両端の位置関係
を制御するレべリング装置を備えた蛇行修正ロールを配
設するとともに、ストリップ側端部を検出するレーザー
式等の非接触センサーを配設してストリップが蛇行した
量を検出し、フィードバックして炉内の蛇行修正ロール
の駆動側と作業側をレベリング制御することにより、ロ
ール巻き付き位置を制御して蛇行を制御するものであ
る。
【0025】この場合、カテナリーの下方に直径300
mm以上の固定ガイドロールを配設することにより、20
〜150mpm の高速で通板中のストリップのカテナリー
の位置が下がってもこのガイド部分の蛇行、レベリング
による曲げ、捩れによる炉床・炉壁への接触を防止し、
炉設備の破損と板表面の疵の発生を防止することができ
る。
【0026】第六の発明は、第一の発明〜第五の発明を
実施する場合において、炉内のストリップの搬送速度を
制御して所定の時間で、900〜1250℃の高温領域
において、20〜150mpm の高速でストリップの熱処
理を行えるようにしたことを特徴としており、炉内スト
リップのカテナリー下部をレーザー式のループセンサー
で検出し、入出側ピンチロールの速度制御によって、ス
トリップのカテナリー位置を制御して、各種材料(普通
鋼、ステンレス鋼、電磁鋼等の特殊材料他)、サイズの
変更に応じて、ストリップの熱処理時間を容易に変更で
きるようにしたものである。
【0027】なお、本発明は、熱間圧延を省略する(ス
トリップを熱間圧延機で圧延しないで通過せて熱処理炉
に導き熱処理する)ストリップ連続鋳造熱処理設備の横
型熱処理炉としても適用が可能である。
【0028】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明を双ロール式連続鋳造機による
ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備において適用し
た場合の主要設備配置例を示す。
【0029】溶融金属を注入する双ロール式連続鋳造機
2の双ロール下から、ほぼ垂直に引き出される部分凝固
したストリップ1は、一定の曲率に従い水平方向にその
移動方向を変え、ピンチロール3を経て熱間圧延機4に
導かれ圧下された後、入側ピンチロール5を経て横型熱
処理炉6に導かれる。この熱処理炉で熱処理されて結晶
組織を整えたストリップは出側ピンチロール7を経て冷
却帯8で所定温度まで冷却され、ピンチロール9a(9
b)を経て巻取機10a(10b)にて巻き取られる。
【0030】ストリップ1は、巻取機によって巻き取ら
れ所望の長さのコイル11a(11b)になる直前にピ
ンチロール9a(9b)の前方に設けたシャー用ピンチ
ロール12とシャー13間で切断され、ストリップコイ
ル11a(11b)になる。ここでは、巻取機とピンチ
ロールは図示の如く、2基設けておき、一方の巻取機に
よるストリップの巻き取りを終えたら他方の巻取機によ
るストリップの巻き取りが開始されるようにしている。
この場合には、製造を中断することなく、ストリップ連
続鋳造熱間圧延熱処理操業を継続することができる。図
中14a〜14cは、保熱カバーである。
【0031】この実施例1においては、熱間圧延機4と
冷却帯8の間に本発明の横型熱処理炉6を配置した場合
のものである。この横型熱処理炉6の構造例を図2〜9
に概念的に示す。
【0032】図2は、熱間圧延機4からのストリップ1
に接続されたダミーシート15の先端部を入側ピンチロ
ール5側においてダミーバー16に係合して(図5参
照)横型熱処理炉6内に牽引する段階を示している。こ
の熱処理炉6内には、入側ピンチロール5に連続する入
側テーブルロール17と、出側ピンチロール7に連続す
る出側テーブルロール18と、炉内中間部に配設され作
業側と駆動側の軸の位置(ここでは高さ)を制御するレ
ベリング装置19を有する蛇行修正ロール20が配設さ
れており、入側テーブルロール17と蛇行修正ロール2
0間および蛇行修正ロール20と出側テーブルロール1
8間には、それぞれ、ストリップ1のカテナリー部1c
を支持し高速通板による炉内ストリップ1の蛇行、レベ
リングによる曲げ、捩れによる炉壁、炉床への接触を防
止するためのガイドロール21a、21bが配設されて
いる。
【0033】また、炉の上部壁には炉長方向に開口部2
2が配設されており、この開口部上には、この開口部に
沿って炉長方向に延びる軌道23が配設されており、こ
の軌道上には、ダミー搬送体24が移動自在に配置され
ている。このダミー搬送体24は、駆動装置25a、2
5bによりワイヤー26a、26bを介して炉長方向に
移動する。
【0034】このダミー搬送体24には、ダミーシート
15に係合されたダミーバー16に対する着脱機構27
を備えた牽引支持部28が昇降装置29により昇降自在
に装着されており、炉内入側テーブルロール17側でダ
ミーバー16を牽引支持する牽引支持部28の着脱機構
27(図6参照)をアクチュエーター27aで作動する
マニュプレーター27bにより掴み、ダミー搬送体24
を駆動装置25aの駆動により移動してダミーバー16
を出側テーブルロール18側に搬送する。
【0035】そして、ダミーバー16の先端部を出側テ
ーブルロール18経由出側ピンチロール7に噛み込ませ
てから、着脱機構27を解除して、牽引支持部28を上
昇退避させる(図4参照)。この図4は、着脱機構24
を解除して、牽引支持部28を上昇退避させる途中段階
を示しており、このダミー搬送体24は退避状態にした
のち適時、駆動装置25bの駆動により、入側テーブル
ロール側17側に移動し、次回の作業まで待機させる。
【0036】ここでは、炉内においてダミー搬送体24
の牽引支持部28の着脱機構27によりダミーバー16
を着脱する時間、ダミーシート15を蓄積することがで
きるように、熱処理炉5の入側ピンチロールの前段にダ
ミーシート用のルーパー30を設置している。ダミーバ
ー16は、熱処理炉6、冷却体8を通過後、シャー13
でダミーシート15と切り離されラインアウトされ、ダ
ミーシート15は、巻取機10a,10bでストリップ
と共に巻き取られる。
【0037】前記ダミー搬送体24の牽引支持部28は
開口部22を移動するが、この開口部22を遮蔽しない
と、炉内ガスが漏れたり、炉内の酸素濃度が上がった
り、炉温が低下するので、これを防止するために、ここ
ではダミー搬送体24(牽引支持部28)の移動時にそ
の前後を遮蔽可能な多数の移動蓋31が配設されてい
る。
【0038】この移動蓋31には、それぞれアクチュエ
ーター32が接続され、この移動蓋31はダミー搬送体
24の移動に合わせてアクチュエーター32によって順
次開閉され、ダミー搬送体24の移動に際してその前後
で開口部20を遮蔽することができる。
【0039】炉内のストリップ1の通板路の上部には、
炉内にストリップ1の通板が開始されたのち、この通板
位置を検出するレーザー式センサー33が配設されてお
り、このセンサーにより炉内のストリップ1が蛇行した
量を検出し、フィードバックして(図7参照)、蛇行修
正ロール20の駆動側と作業側の軸位置(高さ)を、演
算制御装置34を介してレベリング装置19を制御する
ことにより、蛇行修正ロール20での巻付き位置を制御
し、炉内ストリップの蛇行を制御することができる。
【0040】この時、炉内ストリップ1のカテナリーの
下部位置に固定ガイドロール21a、21bを設けたこ
とにより、高速で通板するストリップ1のカテナリー部
分の蛇行、蛇行修正ロール20のレベリングによる曲
げ、捩じれによる炉壁、炉床への接触を防止し、設備の
破損と、ストリップ1表面の疵の発生を防止することが
できる。
【0041】また、炉内の蛇行修正ロール20の支持台
35にストリップ1のカテナリー下部1cを検出するレ
ーザー式のループセンサー36が配設されており、この
ループセンサーでカテナリー下部1cを検出し、演算制
御装置34で入出側ピンチロール5、7の速度を制御す
ることによって、各種材料(普通鋼、ステンレス鋼、電
磁鋼、その他)の各サイズにおけるストリップを所定の
熱処理時間と速度で熱処理することができる。
【0042】なお、ダミー搬送体24の移動時にその前
後の開口部22を遮蔽するための構造としては、例えば
図8に示すよう、ダミー搬送体24の移動時にその前後
の開口部22を遮蔽する移動蓋を、サークルガイド37
によりガイドされ移動する例えばキャタビラ状の炉壁耐
火物の帯状体38で形成して、ダミー搬送体24の前後
に接続し、ダミー搬送体24に配設した駆動装置(図示
省略)を駆動して、この炉壁耐火物の帯状体38をダミ
ー搬送体24とともに移動させることにより開口部22
を遮蔽できるように構成してもよい。
【0043】また、ダミー搬送体24の牽引支持部28
の着脱機構27では、ダミーバー16のように厚い板状
体の場合には、有効であるがダミーバー16を用いず、
直接ダミーシート15を着脱するためのものとしては不
具合がある。このような場合には、図9に示すようなア
クチュエーター27aとマニュプレーター27bからな
り、ストリップをその厚み方向に挟んで保持するように
した着脱機構27を用いることが有効である。ここでの
マニュプレーター27bは、内部に水冷構造を備え外表
面側を耐火物で形成しており耐熱対策を講じ耐熱鋼(ス
テンレス鋼)を使用している。
【0044】また、マニュプレーター27bは、入側テ
ーブルロール17側でダミーシートを15を係合(接
続)したダミーバー16を掴んで出側テーブルロール1
8側に搬送したのち、マニュプレーター27bの保持を
解除して上昇させ、ダミー搬送体内24内に格納する。
この時、格納部と炉内間に遮蔽蓋(図示省略)を開閉自
在に配設することにより、着脱機構27、昇降装置29
等が炉内の高温雰囲気に晒される時間を極力短くしてこ
れらの高温クリープ変形を防止するとともに、炉内雰囲
気と大気の混合を防止して炉内雰囲気を安定させること
が有効である。
【0045】(実施例2)前記図1に示すような連続鋳
造熱間圧延熱処理プロセスにおいて、図2〜図3に示す
ようなダミー搬送体と蛇行制御、速度制御構造を備えた
本発明の横型熱処理炉を配設した場合において、まず連
続鋳造機で板厚2〜4mm、板幅800〜1300mmのス
テンレス鋼の薄スラブを鋳造速度20〜150m/min で
連続鋳造し、ついで、得られた900〜1150℃のス
テンレス鋼の薄スラブを熱間圧延機で圧下率10〜40
%で熱間圧延し、1.5〜3mmのステンレス鋼ストリッ
プを製造し、その先端部に接続されているダミーシート
を横型熱処理炉の入側でダミーバーに係合・連結し、こ
のダミーバーを横型熱処理炉内を移動するダミー搬送体
の着脱機構で掴んで出側まで搬送して牽引支持を解除し
たのち、入出側ピンチロールによりストリップを炉内に
通板させ、1100〜1250℃で4〜10秒間熱処理
したのち、冷却速度20〜60℃/秒で450〜550
℃に冷却して巻き取った。
【0046】この間、熱処理炉内において、ストリップ
の蛇行制御装置を作動させて蛇行を抑制するとともに、
入出側ピンチロールの速度制御を行って熱処理時間の制
御を行った。その結果、熱処理に際して、ストリップの
蛇行がよく抑制され、ストリップの板端が熱処理炉の炉
壁に接触することがなく、良好な搬送性が確保され、ス
トリップの損傷も認められなかった。また、熱処理時間
の制御も容易にできた。
【0047】これに対して、炉内にダミー搬送体を有せ
ず複数の炉内搬送ロールでストリップを搬送した場合で
は、熱処理開始してから早期の段階で炉内搬送ロールに
ビルドアップが発生し、ストリップにビルドアップに起
因する顕著な疵の発生が認められた。
【0048】本発明では、ストリップを高温でかつ高速
で熱処理する場合において、炉内搬送ロールに発生する
ビルドアップに起因するストリップの疵を防止すること
を主目的とするものであり、蛇行制御と搬送速度制御を
必須の構成としないが、本発明の有効性をさらに確実な
ものにするために、炉内ストリップの蛇行を抑制でき、
また、熱処理時間の円滑な制御を実現するために、搬送
速度制御もできる構成を付加することが有効である。
【0049】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、本発明の請求項1〜請求項6の構成を満
足する範囲で、本発明を構成するために必要な各設備要
素の構造、機構、配置配置数、寸法、形状、操業条件等
については、製造対象と操業条件等に応じて変更される
ものである。本発明で製造対象とするものは、普通鋼、
ステンレス鋼、電磁鋼、その他の特殊鋼等である。
【0050】
【発明の効果】本発明においては、ストリップ連続鋳造
熱間圧延ラインで生産されたストリップを、カテナリー
式の横型熱処理炉で熱処理するようにしており、20〜
150mpm の高速で900〜1300℃の高温のオンラ
イン熱処理が可能であり、オフライン熱処理を省略で
き、生産性を向上させるとともに、熱処理コストを削減
できる。
【0051】また、カテナリー式横型熱処理炉内にスト
リップを導入するに際して、炉内搬送ロールを多数配置
してダミーシートを搬送せず、ダミー搬送体で牽引支持
して搬送するので、炉内搬送ロールのビルドアップに起
因してストリップに疵を発生する頻度を大幅に小さくす
ることができストリップの良品歩留まり大幅に向上させ
ることができる。また、炉内搬送ロール原単位を大幅に
削減でき、燃料原単位も削減できる。
【0052】さらに、カテナリー式横型熱処理炉におい
て高速で高温のストリップを通板する際に蛇行制御、カ
テナリー制御を行うことで、熱処理時間、通板速度を容
易に制御することができ、各種の製造対象に応じた操業
条件への移行を円滑化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するストリップ連続鋳造熱間圧延
ラインの設備配置例を示す側面概要説明図。
【図2】本発明の横型熱処理炉の構造例を示す側断面概
要説明図。
【図3】図2の横型熱処理炉の平面概要説明図。
【図4】図2および図3の本発明の横型熱処理炉におけ
るダミー搬送体の作動を示す側断面面概要説明図。
【図5】(a)図は、本発明でのダミーシートとダミー
バーの係合構造例を示す側面概要説明図、(b)図は、
(a)図の平面概要説明図。
【図6】本発明の横型熱処理炉における炉上部の開口部
と移動蓋の開閉構造例を示す側断面概要説明図。
【図7】本発明の横型熱処理炉におけるストリップ蛇行
量検出と蛇行修正ロールによ蛇行制御構造例を示す正面
断面概要説明図。
【図8】本発明の横型熱処理炉における炉上部の開口部
の移動蓋の他の構造例を示す側断面概要説明図。
【図9】本発明の横型熱処理炉におけるダミー搬送体の
着脱機構の着脱構造例を示す側断面概要説明図。
【符号の説明】
1 ストリップ 1c ストリップのカテナリー下部 2 双ロール式連続鋳造機 3 ピンチロール 4 熱間圧延機 5 入側ピンチール 6 横型熱処理炉 7 出側ピンチロール 8 冷却装置 9a、9b 巻取機前面ピンチロール 10a、10b 巻取機 11a、11b ストリップコイル 12 切断機前ピンチロール 13 切断機(シャー) 14a、14b 保熱カバー 15 ダミーシート 16 ダミーバー 17 入側テーブルロール 18 出側テーブルロール 19 レベリング装置 20 蛇行修正ロール 21a、21b ガイドロール 22 開口部 23 軌道 24 ダミー搬送体 25a、25b 駆動装置 26a、26b ワイヤー 27 着脱機構 27a アクチュエーター 27b マニュプレーター 28 牽引支持部 29 昇降装置 30 ルーパーロール 31 移動蓋 32 アクチュエーター 33 蛇行量検出センサー 34 演算制御装置 35 支持台 36 カテナリー位置検出センサー 37 サークルガイド 38 炉壁耐火物の帯状体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備
    において用いられる横型処理炉において、炉内の入出側
    にそれぞれ支持ローラーを配設するとともに、搬入され
    たダミーシート(ダミーバー)に対して着脱自在な牽引
    支持部を備えたダミー搬送体を、前記入出側支持ローラ
    ー間で移動自在に配設したことを特徴とするストリップ
    連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横型熱処理炉。
  2. 【請求項2】 ダミー搬送体の移動路を、炉壁に配設し
    た開口部に形成し、ダミーシート搬送体の移動時にその
    前後の開口部を遮蔽する移動蓋を配設したことを特徴と
    する請求項1記載のストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理
    設備の横型熱処理炉。
  3. 【請求項3】 炉壁に配設したダミー搬送体の移動時に
    その前後の開口部を遮蔽する移動蓋を、炉長方向に複数
    分割しそれぞれ進退機構により開口部に対して進退自在
    に配設したことを特徴とする請求項2記載のストリップ
    連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横型熱処理炉。
  4. 【請求項4】 炉壁に配設したダミー搬送体の移動時に
    その前後の開口部を遮蔽する移動蓋を、帯状体で形成し
    てダミー搬送体の前後に接続し、この移動蓋をダミー搬
    送体とともに移動自在に配設したことを特徴とする請求
    項2記載のストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横
    型熱処理炉。
  5. 【請求項5】 炉内に、ストリップを支持し軸両端の位
    置関係を制御するレべリング装置を備えた蛇行修正ロー
    ルを配設するとともに、ストリップ側端部を検出するセ
    ンサーを配設し、このセンサーの検出値から蛇行修正ロ
    ールのレべリング量を演算して蛇行修正ロールのレべリ
    ング装置を制御する演算制御装置を接続してなる炉内ス
    トリップの蛇行制御装置を配設したことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項記載のストリップ連続鋳造熱
    間圧延熱処理設備の横型熱処理炉。
  6. 【請求項6】 炉内ストリップのカテナリー検出センサ
    ーを配設し、この検出センサーの検出値から、炉の入出
    側のピンチロールの駆動装置を制御して、炉内ストリッ
    プの搬送速度を演算制御するカテナリーループ制御装置
    を配設したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項記載のストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の横型
    熱処理炉。
JP10642395A 1995-04-28 1995-04-28 ストリップ連続鋳造熱間圧延熱処理設備の熱処理炉 Pending JPH08295949A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11052441B2 (en) * 2015-02-02 2021-07-06 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Meandering control device for rolling line

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