JPH08295809A - カラーフィルタ用顔料および着色組成物 - Google Patents

カラーフィルタ用顔料および着色組成物

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JPH08295809A
JPH08295809A JP10185395A JP10185395A JPH08295809A JP H08295809 A JPH08295809 A JP H08295809A JP 10185395 A JP10185395 A JP 10185395A JP 10185395 A JP10185395 A JP 10185395A JP H08295809 A JPH08295809 A JP H08295809A
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formula
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昭生 佐藤
Shigeyuki Ehashi
重行 江橋
Akimitsu Mochizuki
明光 望月
Tetsuro Oizumi
哲朗 大泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分光特性、特に高色純度で透過率の高いカラー
フィルタとすることができるカラーフィルタ用顔料およ
びカラーフィルタ用着色組成物を提供する。 【構成】テトラゾ成分としてジクロロベンジジンまたは
テトラクロロベンジジンを用い、アセトアセトアニリド
類またはピラゾロン類を主カップラーとし、塩基性カッ
プラーまたは酸性カップラーを混合カップリングするこ
とにより得られるジスアゾ顔料と、フタロシアニングリ
ーンとを混合することを特徴とするカラーフィルタ用顔
料。および該カラーフィルタ用顔料を塩基性化合物を分
散助剤として透明樹脂中に分散してなるカラーフィルタ
用着色組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示デバイス等に
用いられるカラーフィルタの製造を目的とする顔料およ
びこの顔料を分散してなる着色組成物から得られる。さ
らに詳しくは、一般的にストライプフィルタまたはマト
リックスフィルタと呼ばれるパターン部分を形成するた
めのカラーフィルタ用顔料及び着色組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーフィルタは、ガラス等の透明な基
板の表面に2種以上の色相の微細な帯(ストライプ)を
平行または交差して配置したもの、あるいは微細な画素
を縦横一定の配列に配置したものからなっている。画素
サイズは数10〜数100ミクロンという微細な形状で
あり、しかも色相毎に所定の順序で整然と配列される。
このため、カラーフィルタの製造法については、従来か
ら種々の方法が提案されている。
【0003】カラーフィルタは高い透明性が必要とされ
るために、染料を用いて着色する染色法と呼ばれる方法
が行われてきた。たとえば、被染色性の感光性物質をガ
ラス等の基板に塗布し、続いて一つのフィルタ色のパタ
ーン露光を行い、未露光部分を現像工程で洗い取って残
ったパターン部分を該フィルタ色の染料で染色するとい
った操作を全フィルタ色について順次繰り返すことによ
り、カラーフィルタを製造することができる。この方法
は染料を使用するために透過率が高く、カラーフィルタ
の光学特性は優れているが、耐光性や耐熱性等に限界が
あり、諸耐性に優れかつ透明性の高い色材が望まれてい
た。そこで、染料の代わりに耐光性や耐熱性が優れる有
機顔料が用いられるようになったが、顔料を用いたカラ
ーフィルタでは染料のような光学特性を得ることは困難
であった。すなわち、通常の印刷インキないし塗料のよ
うに、顔料の粉体と樹脂、溶剤等を通常の分散機で分散
させるだけでは、染料法に比べて透明性が劣り、カラー
フィルタ用着色組成物としては不十分であった。
【0004】また、現在市販されている顔料は、カラー
フィルタ用として開発されたものではないために、一般
に単一顔料だけではカラーフィルタとしての分光スペク
トルを得るのは困難であり、顔料を2種以上用いて調整
することが必要とされる。特に、カラーフィルタのう
ち、グリーンに関してはC.I.ピグメント グリーン
7及び36が透明性、耐光性、粘度特性の面で用いられ
ているが単一のグリーン顔料のみでは充分な分光特性が
得られず、このためにエロー顔料を加えてスペクトルを
調整する必要がある。エロー顔料は、色相、透明性の点
からC.I.ピグメントエロー83やC.I.ピグメン
トエロー139が一般に用いられている。しかし、これ
らの顔料で調整したレッドのフィルタは480nm付近
にショルダーを有する分光透過率曲線となるため、染色
法に比べて色純度が劣り、カラーディスプレーとしての
色再現に限界があった。従って、レッドの調色用として
分光特性の優れたエロー顔料の開発が必要となったが、
通常のエロー顔料はC.I.ピグメントエロー83や
C.I.ピグメントエロー139に比べて透明性が劣っ
ているため、顔料の微細化が必要である。通常の分散機
での分散工程は、主に顔料の一次粒子の凝集体である二
次粒子をほぐして一次粒子に近い分散体を得る工程であ
り、それ以上の透明性を得るには更に一次粒子の細かい
顔料を使う必要がある。高速のサンドミルは、顔料の微
粒子化に優れており、顔料によっては一次粒子を更に微
細な粒子にすることも可能であるが、この場合は非常に
多大なエネルギーを要する。
【0005】また、一次粒子を微細にする手段として、
顔料を濃硫酸、ポリりん酸などの強酸に溶解して冷水に
注入して、顔料の微細粒子を析出させる方法が知られて
いるが、この方法では顔料の強酸に対する溶解性や安定
性の点で用いる顔料が著しく制限される。また、この方
法で得られる微細化した顔料は、乾燥すると強い二次凝
集を起こすため、カラーフィルタ用の着色組成物を製造
する際の分散工程で多大なエネルギーが必要となってし
まうことが多い。さらに顔料の一次粒子を微細にする方
法として、顔料と食塩や芒硝などの水溶性無機塩の混合
物を少量のボリエチレングリコールなどの溶剤で湿らせ
て、ニーダーなどの強い力で摩砕した後、無機塩と溶剤
を水洗除去、乾燥して一次粒子の微細な顔料を得る方法
がある。この方法も摩砕のために多大なエネルギーを必
要とし、かつ大量の水洗排水の処理に多大なコストがか
かるために、生産コストが高くなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、分光特性、
特に高色純度で透過率の高いカラーフィルタとすること
ができるカラーフィルター用顔料およびカラーフィルタ
ー用着色組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、テ
トラゾ成分としてジクロロベンジジンまたはテトラクロ
ロベンジジンを用い、下記一般式(1)及び一般式
(2)から選ばれる1種または2種以上の化合物を主カ
ップラー成分として下記一般式(3)または一般式
(4)から選ばれる1種または2種以の化合物を混合カ
ップリングすることにより得られるジスアゾ顔料と、フ
タロシアニングリーンとを混合することを特徴とするカ
ラーフィルタ用顔料に関する。
【0008】一般式(1)
【化7】 (式中、R1 、R2 及びR3 は互いに独立にH、C
3 、OCH3 、OC2 2、Clを表す。)
【0009】一般式(2)
【化8】 (式中、R4 はH、CH3 、OCH3 、Cl、OH、C
OOC2 5 を表し、R 5 はH、CH3 、OCH3 、C
OOC2 5 を表す。)
【0010】一般式(3)
【化9】 ( 式中、R6 、R7 、R8 の置換基の内少なくともひと
つはNH2 、X−NR99'または−NH(CH2 n
NR9 9'を表し(Xは直接結合または−CO−、−S
2 −、−CH2 −、−NHCOCH2 −から選ばれる
2価の結合基を表す。nは1〜4の整数、R9 、R9'は
それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜18のアルキル
基、またはR9 、R9'とで窒素原子または酸素原子を含
んで良く、炭素数5以下のアルキル基を置換基として有
してもよい5員または6員のヘテロ環を表す。)、他の
置換基はH、CH3 、OCH3 、OC2 5 またはCl
を表す。)
【0011】一般式(4)
【化10】 ( 式中、R10、R11、R12の置換基の内少なくともひと
つはSO3 H、COOH、COOMまたはSO3 Mを表
し(Mは金属またはアミン塩を表す。)、他の置換基は
H、CH3 、OCH3 、OC2 5 またはClを表
す。) 更に本発明は、上記カラーフィルタ用顔料と下記一般式
(5)または一般式(6)の塩基性化合物を分散助剤と
して透明樹脂中に分散してなるカラーフィルタ用着色組
成物に関する。
【0012】一般式(5)
【化11】 (式中、Dはビアントラキノン残基、アントラキノン残
基、ベンズイミダゾロン顔料残基、フタロシアニン残基
を表し、X1 は−CH2 NH−、−SO2 NH−、−C
2 NHCOCH2 NH−、−CONH−、−SO
2 −、−CH2 NHCOCH2 −、−CO−から選ばれ
る2価の結合基を表し、R13、R14はそれぞれ独立に置
換されていても良い炭素数1〜18のアルキル基または
13、R14とで窒素原子または酸素原子を含んでも良
く、炭素数5以下のアルキル基を置換基として有してい
てもよい5員または6員のヘテロ環を表す。mは0〜6
の整数、nは1〜4の整数を表す。)
【0013】一般式(6)
【化12】 (式中、Dはビアントラキノン残基、アントラキノン残
基、ベンズイミダゾロン顔料残基、フタロシアニン残基
を表し、X1 は−CH2 NH−、−SO2 NH−、−C
2 NHCOCH2 NH−、−CONH−、−SO
2 −、−CH2 NHCOCH2 、CO−から選ばれる2
価の結合基を表し、Y1 は−NH−、−O−を表し、R
13、R14はそれぞれ独立に置換されていても良い炭素数
1〜18のアルキル基またはR13、R14とで窒素原子ま
たは酸素原子を含んでも良く、炭素数5以下のアルキル
基を置換基として有していてもよい5員または6員のヘ
テロ環を表し、Zは水酸基、炭素数1〜4のアルコキシ
基またはY1 −(CH 2 m−N(R13)R14(mは0
〜6の整数を表す。)を表す。nは1〜4の整数を表
す。)
【0014】本発明のフタロシアニングリーン顔料は、
C.I.ビグメントグリーン7またはC.I.ビグメン
トグリーン36に代表されるフタロシアニングリーンで
ある。本発明のジスアゾ顔料は3,3’−ジクロロベン
ジジンまたは2,2’,5,5’−テトラクロロベンジ
ジンから作成したテトラゾ成分とアセトアセトアニリド
類及びピラゾロン類から選ばれる1種または2種以上の
カップリング成分と塩基性カップラーまたは酸性カップ
ラーとの混合カップリングして得られたものである。
【0015】アセトアセトアニリド類の具体例としてア
セトアセトアニリド、アセトアセト−m−キシリド、ア
セトアセト−o−トルイジド、アセトアセト−p−トル
イジド、アセトアセト−o−アニシジド、アセトアセト
−p−アニシジド、アセトアセト−p−エトキシアニリ
ド、アセトアセト−o−クロロ−p−メトキシアニリ
ド、アセトアセト−2、5−ジメトキシアニリド、アセ
トアセト−o−クロロアニリドである。ピラゾロン類の
具体例としてはN−フェニル−3−メチルピラゾロン、
N−p−トリル−3−メチルピラゾロン、N−フェニル
−3−プロピオニルオキシピラゾロンである。
【0016】混合カップリングによって得られた顔料は
化学構造が異なる分子が結晶構造中でランダムに配列す
ることによってもたらされるため、それぞれ別々にカッ
プリングして得られた顔料と比較して粒子の大きさ、
形、表面積、結晶性などが異なる。特にアセトアセトア
ニリド類と一般式(3)または一般式(4)との混合カ
ップラーではその効果が著しく、カラーフィルタで高い
透明性を得ることができた。
【0017】一般式(3)の塩基性カップラーの具体例
としては4−アセトアセチルアミノ−N−〔3−(ジエ
チルアミノ)プロピル〕ベンゼンスルホンアミド、4−
アセトアセチルアミノ−N−〔3−(2−メチルピペコ
リル)プロピル〕ベンゼンスルホンアミド、4−アセト
アセチルアミノ−N−〔3−(ジエチルアミノ)プロピ
ル〕−3−クロロベンゼンカルボアミド、4−アセトア
セチルアミノ−N−〔3−(ジプロピルアミノ)プロピ
ル〕−3−メチルベンジルアミン、4−アセトアセチル
アミノベンズアミド、アセトアセトオルソ−N−メチル
アミノアニリド、アセトアセトオルソ−N−ステアリル
アミノアニリド、アセトアセトオルソ−N、N−ジメチ
ルアミノアニリド、アセトアセト−2−クロロ−4−
N、N−ジメチルアミノアニリド、アセトアセト−2−
ヒドロキシ−4−N、N−ジメチルアミノアニリド、3
−アセトアセチルアミノベンゼンスルホニルアミド等で
ある。
【0018】酸性カップラーの具体例としてはアセトア
セト−o−カルボキシアニリド、アセトアセト−2−カ
ルボキシ−4−クロロアニリド、アセトアセト−2−カ
ルボキシ−4−メチルアニリド、アセトアセト−2−カ
ルボキシ−5−メチルアニリド、アセトアセト−2−カ
ルボキシ−4−メチルアニリド、アセトアセト−2−カ
ルボキシ−4−ヒドロキシアニリド、アセトアセト−2
−カルボキシ−4−ヒドロキシアニリド、アセトアセト
−p−スルホニルアニリド、アセトアセト−2−スルホ
ニル−5−クロロアニリド、アセトアセト−2−スルホ
ニル−5−ヒドロキシアニリド、4−アセトアセチルア
ミノベンゼンスルホン酸ならびにこれらのナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロン
チウム塩、マンガン塩、亜鉛塩、マグネシウム塩、アル
ミニウム塩、、4級アンモニウム塩等である。テトラゾ
化の方法、カップリング方法は公知の方法で良い。酸性
または塩基性カップラーの添加量は主カップラー成分に
対して0.1から30モル%、好ましくは1から10モ
ル%である。この量が多いと顔料の分散に悪い影響を与
え、少ないとその効果を十分に発揮できない。このカッ
プリングスラリーをそのまま加熱するか、もしくは水酸
化ナトリウムを加えてpH10以上のアルカリ側にして
ロジンのナトリウム塩を加え、80°Cまで加熱攪拌
し、30分放置後、塩酸を加えpH5以下の酸性にして
顔料表面をロジンで被覆する。これを濾過、水洗する。
この乾燥顔料を粉砕機で粉砕してパウダー状にする。
【0019】本発明のカラーフィルタ用顔料は一般式
(5)または一般式(6)の塩基性化合物を分散助剤と
して併用することによりさらに優れたカラーフィルター
用着色組成物が得られる。塩基性化合物の具体例として
は2−(4−(4,6−ビス〔3−(ジメチルアミノ)
プロピルアミノ〕−1,3,5−トリアジン−2−イル
アミノ)フェニルアゾ)−3−オキソ−N−(2−オキ
シ−2、3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−5
−イル)ブチルアミド、4’−(N−(3−(ジメチル
アミノ)プロピル)カルバモイル)−2−アントラキノ
ンカルボキサニリド、2−(4−〔3−(ジブチルアミ
ノ)エチルアミノ)−6−ヒドロキシ−1,3,5−ト
リアジン−2−イルアミノ〕フェニルカルバモイル)−
9,10−アントラキノン、4,4’−ビス(4,6−
〔3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ〕−1,3,
5−トリアジン─2−イルアミノ)−1,1’−ビアン
トラキノン、N,N’−ジエチルアミノプロピルアミノ
アセトアミドメチル銅フタロシアニン、N,N’−ジメ
チルアミノプロピルアミノスルファモイル銅フタロシア
ニン、2−メチルピペコリルプロピルアミノカルバモイ
ル銅フタロシアニン等である。上記の塩基性化合物の添
加は混合カップリングで得られた顔料をカラーフィルタ
用着色組成物として用いたときに分散性の向上、分散安
定性、経時による粘度の上昇を抑制するために必要であ
る。塩基性化合物の添加量は顔料に対し0.1〜40重
量%、より好ましくは1〜10重量%である。この量が
多いと逆に粘度上昇の原因になる。添加時期はジスアゾ
顔料の合成スラリー中への添加もしくは乾燥ジスアゾ顔
料とのドライブレンドでも良い。さらに下記で記載のカ
ラーフィルタ用着色組成物製造時でも良い。
【0020】ジスアゾ顔料の透明樹脂への分散には、二
本ロールミル、三本ロールミル、サンドミル、ニーダー
等の各種分散手段を使用できる。グリーンフィルタ用の
着色組成物としてはフタロシアニングリーンとジスアゾ
顔料との混合比は、30:70〜95:5重量比、好ま
しくは55:45〜90:10重量比である。ジスアゾ
顔料は2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0021】透明樹脂は、可視光領域の400〜700
nmの全波長領域において透過率が80%以上、好まし
くは95%以上の樹脂であり、熱硬化性樹脂、熱可塑性
樹脂、感光性樹脂等が用いられる。また、放射線照射に
より硬化し、樹脂と同様の塗膜を形成するモノマー及び
またはオリゴマーも本発明では透明樹脂として用いるこ
とができる。従って、透明樹脂はモノマー、オリゴマー
を混合していないものでもよく、混合したものでもよ
い。また、モノマー、オリゴマーを単独で透明樹脂とし
て用いてもよい。紫外線照射により硬化を行うときに
は、光開始剤等が用いられる。しかしながら、カラーフ
ィルタの製造における後の工程において、高温加熱の処
理が行われるため、加熱処理においても耐性のよい樹脂
を用いることが必要とされる。また後の工程において種
々の溶剤や薬品による処理も行われるため、形成された
画像の耐溶剤性も必要とされる。
【0022】熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂としては、例
えばブチラール樹脂、スチレン−マレイン酸共重合体、
塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、パリ塩化
ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリウレタン系樹脂、フェノール樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリアミド、アクリル系樹脂、アルキッド樹
脂、スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂、環化
ゴム、エポキシ樹脂、セルロース類、ポリブタジエン、
ポリイミド樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹
脂、尿素樹脂等が挙げられる。
【0023】感光性樹脂としては、水酸基、カルボキシ
ル基、アミノ基等の反応性の置換基を有する線状高分子
にイソシアネート基、アルデヒド、エポキシ基等を介し
て、(メタ)アクリル化合物、ケイヒ酸等の光架橋性基
を導入した樹脂等が用いられる。スチレン無水マレイン
酸共重合体やαオレフィン無水マレイン酸等の酸無水物
を含む線状高分子のヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート等の水酸基を有する(メタ)アクリル化合物ハー
フエステルも感光性樹脂として用いることができる。
【0024】カラーフィルタ用着色組成物には、着色剤
を十分に分散させるため、およびガラス基板上に0.2
〜5ミクロンの膜厚となるように塗布するために溶剤を
用いる。溶剤としてはシクロヘキサノン、セロソルブア
セテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エ
チルベンゼン、エチレングリコールジエチルエーテル、
キシレン、エチルセルソルブ、メチル−nアミノケト
ン、プロピレングリコールモノメチルエーテルトルエ
ン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタノール、エ
タノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソ
ブチルケトン、石油系溶剤等が挙げられ、単独もしくは
混合して用いる。
【0025】本発明のカラーフィルタ用着色組成物を用
いて、グラビアインキ、オフセットインキ、水無しオフ
セットインキ、シルクスクリーンインキ、溶剤現像型あ
るいはアルカリ現像型着色レジスト剤等を製造すること
ができる。これらの印刷インキ、着色インキ、着色レジ
スト剤等は、遠心分離、焼結フィルタ、メンブランフィ
ルタ等の手段にて5μ以上の粗大粒子、好ましくは1μ
以上の粗大粒子さらに好ましくは、0.5μ以上の微小
粒子及び混入した塵の除去を行い製造する。
【0026】
【実施例】以下実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。実施例において「部」は全て重量部を示し、「%」
は全て重量%を示す。
【0027】(実施例1)3、3’−ジクロロベンジジ
ン25.3部を常法に従ってテトラゾ化してテトラゾ溶
液を得た。一方アセトアセトアニリド33.6部と4−
アセトアセチルアミノ−N−〔3−(ジエチルアミノ)
プロピル〕ベンゼンスルホンアミド3.7部を常法に従
って下漬液を調整した。この下漬液にテトラゾ溶液をカ
ップリングさせた。得られたジスアゾ顔料のスラリーを
80°Cまで加熱、攪拌した。30分間放置後にこのス
ラリーを濾過、水洗し未反応の原料及び塩を除去した。
得られたウェットケーキをオーブン中で80°C、18
時間熱処理して水分を除去し乾燥顔料を得た。この乾燥
顔料を粉砕してパウダー状にした。カラーフィルター用
着色組成物の作成方法は140mlマヨネーズ瓶に2m
mのスチールボール150g、先に作成した顔料4部、
C.I.ピグメント グリーン 36(東洋インキ社製
リオノールグリーン6YK)10部、塩基性化合物2−
(4−(4、6−ビス〔3−(ジメチルアミノ)プロピ
ルアミノ〕−1,3,5−トリアジン−2−イルアミ
ノ)フェニルアゾ)−3−オキソ−N−(2−オキシ−
2、3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−5−イ
ル)ブチルアミド0.5部、ポリアクリル酸系ワニス3
6部、アノン30部を入れ、ペイントコンデショナーで
3H分散して作成した。作成した着色組成物をNo.1
0バーコーターでPETフィルムに展色した。この展色
物を110°C、10分間熱処理し溶剤を除去した。こ
の展色物を分光光度計で透過率を測定した。545nm
の透過率で展色物の透過の程度を比較した。また480
nmの透過率で色純度(透過率が低いほうが色純度が高
いと判断される)を判断した。以上の結果を表1にまと
めた。 (比較例1)アセトアセトアニリドを35.4部、4−
アセトアセチルアミノ−N−〔3−(ジエチルアミノ)
プロピル〕ベンゼンスルホンアミドを0部にした他は実
施例1と同様にして行った。以上の結果を表1にまとめ
た。
【0028】(実施例2)顔料の製造法がアセトアセト
−p−アニシジドを39.4部、4−アセトアセチルア
ミノベンズアミドを4.2部にした他は実施例1と同様
にして行った。以上の結果を表1にまとめた。造した。 (比較例2)顔料の製造法がアセトアセト−p−アニシ
ジドを41.4部、4−アセトアセチルアミノベンズア
ミドを0部にした他は実施例1と同様にして行った。以
上の結果を表1にまとめた。
【0029】(実施例3)顔料の製造法がアセトアセト
−o−クロロアニリドを40.2部、4−アセトアセチ
ルアミノ−N−〔3−(ジエチルアミノ)プロピル〕ベ
ンゼンカルボアミドを4.0部にした他は実施例1と同
様にして行った。以上の結果を表1にまとめた。 (比較例3)顔料の製造法がアセトアセト−o−クロロ
アニリドを42.3部、4−アセトアセチルアミノ−N
−〔3−(ジエチルアミノ)プロピル〕ベンゼンカルボ
アミドを0部にした他は実施例1と同様にして行った。
以上の結果を表1にまとめた。
【0030】(実施例4)顔料の製造法がアセトアセト
アニリド33.6部、4−アセトアセチルアミノ−N−
〔3−(ジエチルアミノ)プロピル〕ベンジルアミンを
3.2部にした他は実施例1と同様にして行った。以上
の結果を表1にまとめた。 (比較例4)アセトアセトアニリドを35.4部、4−
アセトアセチルアミノ−N−〔3−(ジエチルアミノ)
プロピル〕ベンジルアミンを0部にした他は実施例1と
同様にして行った。以上の結果を表1にまとめた。
【0031】
【表1】
【0032】(実施例5)顔料の製造法がアセトアセト
アニリド33.6部、4−アセトアセチルアミノ−N−
〔3−(2−メチルピペコリル)プロピル〕ベンジルア
ミンを4.0部にした他は実施例1と同様にして行っ
た。以上の結果を表2にまとめた。 (比較例5)顔料の製造法がアセトアセトアニリドを3
5.4部、4−アセトアセチルアミノ−N−〔3−(ジ
エチルアミノ)プロピル〕ベンジルアミンを0部にした
他は実施例1と同様にして行った。以上の結果を表2に
まとめた。
【0033】(実施例6)3,3’−ジクロロベンジジ
ン25.3部を常法に従ってテトラゾ化してテトラゾ溶
液を得た。一方アセトアセト−m−キシリド35.2部
と4−アセトアセチルアミノベンゼンスルホン酸ソーダ
2.3部を常法に従って下漬液を調整した。この下漬液
にテトラゾ溶液をカップリングさせた。得られたジスア
ゾ顔料のスラリーを80°Cまで加熱、攪拌した。30
分間放置後にこのスラリーを濾過、水洗し未反応の原料
及び塩を除去した。得られたウェットケーキをオーブン
中で80°C、18時間熱処理して水分を除去し乾燥顔
料を得た。この乾燥顔料を粉砕してパウダー状にした。
カラーフィルタ用着色組成物の作成方法は140mlマ
ヨネーズ瓶に2mmのスチールボール150g、先に作
成した顔料6部、C.I.ピグメント グリーン 7
(東洋インキ社製リオノールグリーンY−102)8
部、塩基性化合物4’−(N−(3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル)カルバモイル〕−2−アントラキノンカ
ルボキサニリド0.5部、ポリアクリル酸系ワニス36
部、アノン30部を入れ、ペイントコンデショナーで3
時間分散して作成した。作成した着色組成物をNo.1
0バーコーターでPETフィルムに展色した。この展色
物を110°C、10分間熱処理し溶剤を除去した。こ
の展色物を分光光度計で透過率を測定した。545nm
の透過率で展色物の透過の程度を比較した。また480
nmの透過率で色純度(透過率が低いほうが色純度が高
いと判断される)を判断した。以上の結果を表2にまと
めた。
【0034】(比較例6)顔料の製造法がアセトアセト
−m−キシリド37.0部、4−アセトアセチルアミノ
ベンゼンスルホン酸ソーダ0部にした他は実施例6と同
様にして行った。以上の結果を表2にまとめた。
【0035】(実施例7)顔料の製造法がアセトアセト
−o−トルイジド34.4部、アセトアセト−o−カル
ボキシアニリド4.4部に代えた他は実施例6と同様に
して行った。以上の結果を表2にまとめた。 (比較例7)顔料の製造法がアセトアセト−o−トルイ
ジド38.2部、アセトアセト−o−カルボキシアニリ
ド0部にした他は実施例6と同様にして行った。以上の
結果を表2にまとめた。
【0036】(実施例8)顔料の製造法がアセトアセト
−p−トルイジド34.4部、アセトアセト−3−カル
ボキシ−4−ヒドロキシアニリド4.7部に代えた他は
実施例6と同様にして行った。以上の結果を表2にまと
めた。 (比較例8)顔料の製造法がアセトアセト−p−トルイ
ジド38.2部、アセトアセト−3−カルボキシ−4−
ヒドロキシアニリド0部に代えた他は実施例6と同様に
して行った。以上の結果を表2にまとめた。
【0037】(実施例9)3,3’−ジクロロベンジジ
ン25.3部を常法に従ってテトラゾ化してテトラゾ溶
液を得た。一方N−フェニル−3−メチルピラゾロン3
1.3部と4−アセトアセチルアミノベンズンスルホン
酸第4アンモニウム塩4.5部を常法に従って下漬液を
調整した。この下漬液にテトラゾ溶液をカップリングさ
せた。得られたジスアゾ顔料のスラリーを80°Cまで
加熱、攪拌した。30分間放置後にこのスラリーを濾
過、水洗し未反応の原料及び塩を除去した。得られたウ
ェットケーキをオーブン中で80°C、18時間熱処理
して水分を除去し乾燥顔料を得た。この乾燥顔料を粉砕
してパウダー状にした。カラーフィルタ用着色組成物の
作成方法は140mlマヨネーズ瓶に2mmのスチール
ボール150g、先に作成した顔料6部、C.I.ピグ
メント グリーン 7(東洋インキ社製リオノールグリ
ーンY−102)8部、N,N’−ジエチルアミノプロ
ピルアミノアセトアミドメチル銅フタロシアニン0.5
部、ポリアクリル酸系ワニス36部、アノン30部を入
れ、ペイントコンデショナーで3時間分散して作成し
た。作成した着色組成物をNo.10バーコーターでP
ETフィルムに展色した。この展色物を110°C、1
0分間熱処理し溶剤を除去した。この展色物を分光光度
計で透過率を測定した。545nmの透過率で展色物の
透過の程度を比較した。また480nmの透過率で色純
度(透過率が低いほうが色純度が高いと判断される)を
判断した。以上の結果を表2にまとめた。
【0038】(比較例9a)顔料の製造法がN−フェニ
ル−3−メチルピラゾロン31.3部から34.8部、
3−アセトアセチルアミノベンズアミド0部にした他は
実施例9と同様にして行った。以上の結果を表2にまと
めた。 (比較例9b)顔料の製造法がN−フェニル−3−メチ
ルピラゾロントを31.3部から34.8部、3−アセ
トアセチルベンズアミド0部にした他は実施例9と同様
にして顔料を製造した。カラーフィルタ用着色組成物の
作成方法は上記で作成した顔料を用いたが塩基性化合物
を0部にした他は実施例9と同様にして行った。以上の
結果を表2にまとめた。
【0039】(比較例10)カラーフィルター用着色組
成物の作成方法をエロー顔料としてC.I.ピグメンド
139(パリオトール イエロー D−1819:B
ASF製)を使用した他は実施例9と同様にして着色組
成物を作成した。以上の結果を表2にまとめた。
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】カラーフィルター用着色組成物として、
特にグリーン用着色組成物の顔料としてフタロシアニン
グリーン(C.I.ピグメント グリーン 7及び3
6)と、酸性カップラーまたは塩基性カップラーを用い
て混合カップリングして得られた顔料との混合物を用い
さらに塩基性化合物を添加することにより、分光特性、
特に高色純度で透過率の高いカラーフィルタを製造でき
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 5/20 101 G02B 5/20 101 G02F 1/1335 505 G02F 1/1335 505 (72)発明者 望月 明光 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内 (72)発明者 大泉 哲朗 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テトラゾ成分としてジクロロベンジジン
    またはテトラクロロベンジジンを用い、下記一般式
    (1)及び一般式(2)から選ばれる1種または2種以
    上の化合物を主カップラー成分として下記一般式(3)
    または一般式(4)から選ばれる1種または2種以の化
    合物を混合カップリングすることにより得られるジスア
    ゾ顔料と、フタロシアニングリーンとを混合することを
    特徴とするカラーフィルタ用顔料。 一般式(1) 【化1】 (式中、R1 、R2 及びR3 は互いに独立にH、C
    3 、OCH3 、OC2 2、Clを表す。) 一般式(2) 【化2】 (式中、R4 はH、CH3 、OCH3 、Cl、OH、C
    OOC2 5 を表し、R 5 はH、CH3 、OCH3 、C
    OOC2 5 を表す。) 一般式(3) 【化3】 ( 式中、R6 、R7 、R8 の置換基の内少なくともひと
    つはNH2 、X−NR99'または−NH(CH2 n
    NR9 9'を表し(Xは直接結合または−CO−、−S
    2 −、−CH2 −、−NHCOCH2 −から選ばれる
    2価の結合基を表す。nは1〜4の整数、R9 、R9'は
    それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜18のアルキル
    基、またはR9 、R9'とで窒素原子または酸素原子を含
    んで良く、炭素数5以下のアルキル基を置換基として有
    してもよい5員または6員のヘテロ環を表す。)、他の
    置換基はH、CH3 、OCH3 、OC2 5 またはCl
    を表す。) 一般式(4) 【化4】 ( 式中、R10、R11、R12の置換基の内少なくともひと
    つはSO3 H、COOH、COOMまたはSO3 Mを表
    し(Mは金属またはアミン塩を表す。)、他の置換基は
    H、CH3 、OCH3 、OC2 5 またはClを表
    す。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラーフィルタ用顔料
    と下記一般式(5)または一般式(6)の塩基性化合物
    を分散助剤として透明樹脂中に分散してなるカラーフィ
    ルタ用着色組成物。 一般式(5) 【化5】 (式中、Dはビアントラキノン残基、アントラキノン残
    基、ベンズイミダゾロン顔料残基、フタロシアニン残基
    を表し、X1 は−CH2 NH−、−SO2 NH−、−C
    2 NHCOCH2 NH−、−CONH−、−SO
    2 −、−CH2 NHCOCH2 −、−CO−から選ばれ
    る2価の結合基を表し、R13、R14はそれぞれ独立に置
    換されていても良い炭素数1〜18のアルキル基または
    13、R14とで窒素原子または酸素原子を含んでも良
    く、炭素数5以下のアルキル基を置換基として有してい
    てもよい5員または6員のヘテロ環を表す。mは0〜6
    の整数、nは1〜4の整数を表す。) 一般式(6) 【化6】 (式中、Dはビアントラキノン残基、アントラキノン残
    基、ベンズイミダゾロン顔料残基、フタロシアニン残基
    を表し、X1 は−CH2 NH−、−SO2 NH−、−C
    2 NHCOCH2 NH−、−CONH−、−SO
    2 −、−CH2 NHCOCH2 、CO−から選ばれる2
    価の結合基を表し、Y1 は−NH−、−O−を表し、R
    13、R14はそれぞれ独立に置換されていても良い炭素数
    1〜18のアルキル基またはR13、R14とで窒素原子ま
    たは酸素原子を含んでも良く、炭素数5以下のアルキル
    基を置換基として有していてもよい5員または6員のヘ
    テロ環を表し、Zは水酸基、炭素数1〜4のアルコキシ
    基またはY1 −(CH 2 m−N(R13)R14(mは0
    〜6の整数を表す。)を表す。nは1〜4の整数を表
    す。)
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007070557A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Toyo Ink Mfg Co Ltd ジスアゾ顔料組成物及びその製造方法
JP2013047825A (ja) * 2006-11-02 2013-03-07 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd カラーフィルター画素形成用塗布液およびカラーフィルター

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