JPH0829570B2 - 段ボール製函機のユニット駆動軸の連結装置 - Google Patents
段ボール製函機のユニット駆動軸の連結装置Info
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- JPH0829570B2 JPH0829570B2 JP1080145A JP8014589A JPH0829570B2 JP H0829570 B2 JPH0829570 B2 JP H0829570B2 JP 1080145 A JP1080145 A JP 1080145A JP 8014589 A JP8014589 A JP 8014589A JP H0829570 B2 JPH0829570 B2 JP H0829570B2
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- shaft
- tooth clutch
- clutch
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/10—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
- F16D1/101—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially without axial retaining means rotating with the coupling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B50/00—Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
- B31B50/005—Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons involving a particular layout of the machinery or relative arrangement of its subunits
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/70—Interfitted members
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は段ボール製函機を構成する印刷ユニツト、溝
切りユニツト等の各ユニツトを駆動する駆動軸間の連結
装置の改良に関するものである。
切りユニツト等の各ユニツトを駆動する駆動軸間の連結
装置の改良に関するものである。
従来の技術 本出願人は、特開昭62−191131号で、段ボール製函機
の印刷ユニツト、溝切りユニツト等の各ユニツト間の駆
動軸を連結する手段に、一点でのみ係合する定点クラツ
チを採用した軸継手よりなるものを提案した。この装置
は第９図に示すようにそれまでの平歯車の歯車列によつ
て係合する各ユニツト間の伝達駆動方式に比較して、各
ユニツトを一旦分離後、再連結時、設定位置合わせのた
めの煩雑な作業を無くする効果があつた。
の印刷ユニツト、溝切りユニツト等の各ユニツト間の駆
動軸を連結する手段に、一点でのみ係合する定点クラツ
チを採用した軸継手よりなるものを提案した。この装置
は第９図に示すようにそれまでの平歯車の歯車列によつ
て係合する各ユニツト間の伝達駆動方式に比較して、各
ユニツトを一旦分離後、再連結時、設定位置合わせのた
めの煩雑な作業を無くする効果があつた。
本発明が解決しようとする問題点 ところが、この軸継手は、軸心近くに偏心した突起を
有する外歯クラツチと、この偏心突起と係合する窪部を
有する内歯クラツチとより構成されていて、この偏心突
起が軸心近くに設けてあつたので、この偏心突起には回
転トルクが大きく作用するところから、負荷される繰り
返し応力も大きくなり破損しやすかつた。また更にこの
偏心突起と、この突起と係合する偏心窪みの接触状態は
突起の外周面に一様に面接触して嵌り込む構成なので、
嵌め込むときの摩擦抵抗が大きく嵌め込みに困難さがあ
つた。加えて偏心突起が１個所のため、この突起が破損
すれば、それで嵌め込みができなく、ユニツトの連結が
不可能となる難点があつた。
有する外歯クラツチと、この偏心突起と係合する窪部を
有する内歯クラツチとより構成されていて、この偏心突
起が軸心近くに設けてあつたので、この偏心突起には回
転トルクが大きく作用するところから、負荷される繰り
返し応力も大きくなり破損しやすかつた。また更にこの
偏心突起と、この突起と係合する偏心窪みの接触状態は
突起の外周面に一様に面接触して嵌り込む構成なので、
嵌め込むときの摩擦抵抗が大きく嵌め込みに困難さがあ
つた。加えて偏心突起が１個所のため、この突起が破損
すれば、それで嵌め込みができなく、ユニツトの連結が
不可能となる難点があつた。
実施例 本発明を実施する装置の一例を図面について具体的に
説明すると、第１図において、段ボール製函機の構成す
る給紙ユニツト10、印刷ユニツト20、溝切りユニツト30
がそれぞれ右から左へ直列に並べて設けられていると共
に各ユニツトにはそれぞれ機台駆動源を動源として各ユ
ニツト毎の駆動源となるフイードユニツト駆動軸14、プ
リンタユニツト駆動軸25、スロツタユニツト駆動軸35が
それぞれ段ボールシートの送り方向に沿つて直列に配設
されている。尚この各ユニツト駆動軸14,25,35は全く同
じ形状に構成されていてこれらのユニツト駆動軸は、そ
れぞれ一点でのみ係合する定点クラツチよりなる軸継手
15,16（後述する）によつて分離可能に連結されてい
る。
説明すると、第１図において、段ボール製函機の構成す
る給紙ユニツト10、印刷ユニツト20、溝切りユニツト30
がそれぞれ右から左へ直列に並べて設けられていると共
に各ユニツトにはそれぞれ機台駆動源を動源として各ユ
ニツト毎の駆動源となるフイードユニツト駆動軸14、プ
リンタユニツト駆動軸25、スロツタユニツト駆動軸35が
それぞれ段ボールシートの送り方向に沿つて直列に配設
されている。尚この各ユニツト駆動軸14,25,35は全く同
じ形状に構成されていてこれらのユニツト駆動軸は、そ
れぞれ一点でのみ係合する定点クラツチよりなる軸継手
15,16（後述する）によつて分離可能に連結されてい
る。
第２図において１は機台駆動源となるモータで、該モ
ータの回転軸２にはＶプーリ３が固定されている。４は
Ｖベルト、５はＶプーリ、６は軸で、該軸の一端には前
記Ｖプーリ５が固定され一方他端には歯車７が固定され
ている。８は前記歯車７と噛み合うアイドラ歯車であ
る。
ータの回転軸２にはＶプーリ３が固定されている。４は
Ｖベルト、５はＶプーリ、６は軸で、該軸の一端には前
記Ｖプーリ５が固定され一方他端には歯車７が固定され
ている。８は前記歯車７と噛み合うアイドラ歯車であ
る。
前記給紙ユニツト10には、段ボールシート蹴り出し具
（図示せず）を有するキツカ軸11が回転自在に支持され
ている。
（図示せず）を有するキツカ軸11が回転自在に支持され
ている。
このキツカ軸11には一端には傘歯車12が固定されてい
ると共にこの傘歯車の下方に、前記アイドラ歯車８と噛
み合う歯車９が固定されている。13は前記傘歯車12と噛
み合う傘歯車で、この傘歯車13は、前記フイードユニツ
ト駆動軸14に固定されている。前記フイードユニツト駆
動軸14は、前記キツカ軸11に対して直交する方向に、回
転可能に前記給紙ユニツト10の機枠（図示せず）に取り
付けられている。ここでフイードユニツト駆動軸14につ
いて詳述すると第３図においてフイードユニツト駆動軸
14は、その左側の端部に、円周方向に平歯車の歯が刻設
されていると共にこの歯のうち数個所が軸方向に突出し
た突出部を有する雄側外歯クラツチ15が、該駆動軸14と
一体的に取り付けられ、一方右側の端部には、その内周
面に、平歯が刻設されていると共にその歯のうち数個所
が切欠かれた窪みを有する雌側内歯クラッチ16が一体的
に固定されている。尚この外歯クラツチ15と、隣接する
次のユニツト駆動軸の内歯クラツチ16とが係合して軸継
手となり前記各ユニツトの駆動源となるフイード駆動軸
14、プリンタユニツト駆動軸25、スロツタユニツト駆動
軸35を相互に直列に連結するものである。この軸継手を
更に詳述すると、前記外歯クラツチ15は第４図に示すよ
うに円周方向の周面には平歯車の歯が刻設され、そのう
ち、少なくとも２個所（図面では４個所）で、２歯分の
歯幅が有するように形成されていると共にこの２歯分の
歯幅を有する部分の位置が円周方向にそれぞれ異なる長
さを隔てて配置されている。（第４図でl1,l2,l3,l4の
長さがそれぞれ相違する。）また、この２歯分の歯幅を
有する部分は軸方向には第７図に示すように他の歯より
も幾分突出して形成され、この突出部が、外歯クラツチ
15と内歯クラツチ16の両者が係合する時の案内ガイドと
しての役目を果たすものである。
ると共にこの傘歯車の下方に、前記アイドラ歯車８と噛
み合う歯車９が固定されている。13は前記傘歯車12と噛
み合う傘歯車で、この傘歯車13は、前記フイードユニツ
ト駆動軸14に固定されている。前記フイードユニツト駆
動軸14は、前記キツカ軸11に対して直交する方向に、回
転可能に前記給紙ユニツト10の機枠（図示せず）に取り
付けられている。ここでフイードユニツト駆動軸14につ
いて詳述すると第３図においてフイードユニツト駆動軸
14は、その左側の端部に、円周方向に平歯車の歯が刻設
されていると共にこの歯のうち数個所が軸方向に突出し
た突出部を有する雄側外歯クラツチ15が、該駆動軸14と
一体的に取り付けられ、一方右側の端部には、その内周
面に、平歯が刻設されていると共にその歯のうち数個所
が切欠かれた窪みを有する雌側内歯クラッチ16が一体的
に固定されている。尚この外歯クラツチ15と、隣接する
次のユニツト駆動軸の内歯クラツチ16とが係合して軸継
手となり前記各ユニツトの駆動源となるフイード駆動軸
14、プリンタユニツト駆動軸25、スロツタユニツト駆動
軸35を相互に直列に連結するものである。この軸継手を
更に詳述すると、前記外歯クラツチ15は第４図に示すよ
うに円周方向の周面には平歯車の歯が刻設され、そのう
ち、少なくとも２個所（図面では４個所）で、２歯分の
歯幅が有するように形成されていると共にこの２歯分の
歯幅を有する部分の位置が円周方向にそれぞれ異なる長
さを隔てて配置されている。（第４図でl1,l2,l3,l4の
長さがそれぞれ相違する。）また、この２歯分の歯幅を
有する部分は軸方向には第７図に示すように他の歯より
も幾分突出して形成され、この突出部が、外歯クラツチ
15と内歯クラツチ16の両者が係合する時の案内ガイドと
しての役目を果たすものである。
尚前記外歯クラツチ15の２歯分の歯幅を有する部分及
びこれに対応する前記内歯クラツチ16の切欠部は、この
例の場合の他、第８図（Ａ），（Ｂ）で示すように、円
周方向に不均等の幅（t1≠t2≠t3）を有する場合でもよ
く、この場合は、その相互の位置は、第８図（Ａ）の場
合の均等距離であつても第８図（Ｂ）のように不均等
（l5≠l6≠l7）であつても良い。
びこれに対応する前記内歯クラツチ16の切欠部は、この
例の場合の他、第８図（Ａ），（Ｂ）で示すように、円
周方向に不均等の幅（t1≠t2≠t3）を有する場合でもよ
く、この場合は、その相互の位置は、第８図（Ａ）の場
合の均等距離であつても第８図（Ｂ）のように不均等
（l5≠l6≠l7）であつても良い。
また前記内歯クラツチ16は、前記駆動軸14の右端のス
プライト軸14aに緩着されていると共に第５図に示すよ
うにその内周面に、前記外歯クラツチ15の外周面の平歯
と対応する歯が配設されて成り、そのうち歯のいくつか
は（図面では４個所）切欠かれて形成されている。この
切欠部は丁度前記外歯クラツチ15の２歯分の歯幅を有す
る部分と、歯幅及び円周方向の相互の位置が、それぞれ
対応するように配置され、両者は雄雌クラツチとして係
合するように構成されている。17は圧縮スプリングで、
該圧縮スプリングは、前記駆動軸14の右側の外周面近く
に穿設された溝14b及び前記内歯クラツチ16のボス部に
穿設された溝16bに挿入されていて、前記内歯クラツチ1
6に常時第３図で右側に弾圧的に押圧する力を付勢して
いるものである。18は前記内歯クラツチ16が、前記圧縮
スプリング17の作用で駆動軸14のスプライン軸14bより
飛び出さないように係止するストツパーで、該ストツパ
ーはボルトで（図示せず）駆動軸14に固定されている。
プライト軸14aに緩着されていると共に第５図に示すよ
うにその内周面に、前記外歯クラツチ15の外周面の平歯
と対応する歯が配設されて成り、そのうち歯のいくつか
は（図面では４個所）切欠かれて形成されている。この
切欠部は丁度前記外歯クラツチ15の２歯分の歯幅を有す
る部分と、歯幅及び円周方向の相互の位置が、それぞれ
対応するように配置され、両者は雄雌クラツチとして係
合するように構成されている。17は圧縮スプリングで、
該圧縮スプリングは、前記駆動軸14の右側の外周面近く
に穿設された溝14b及び前記内歯クラツチ16のボス部に
穿設された溝16bに挿入されていて、前記内歯クラツチ1
6に常時第３図で右側に弾圧的に押圧する力を付勢して
いるものである。18は前記内歯クラツチ16が、前記圧縮
スプリング17の作用で駆動軸14のスプライン軸14bより
飛び出さないように係止するストツパーで、該ストツパ
ーはボルトで（図示せず）駆動軸14に固定されている。
一方、第２図において前記印刷ユニツト20には、印版
（図示せず）を巻き付けたプリントシリンダ（版胴）21
が回転自在に支持されている。前記プリントシリンダ21
を固定したプリントシリンダ軸22には一端に傘歯車23が
固定されている。24は前記傘歯車23と噛み合う傘歯車
で、この傘歯車は前記プリンタユニツト駆動軸25に固定
されている。
（図示せず）を巻き付けたプリントシリンダ（版胴）21
が回転自在に支持されている。前記プリントシリンダ21
を固定したプリントシリンダ軸22には一端に傘歯車23が
固定されている。24は前記傘歯車23と噛み合う傘歯車
で、この傘歯車は前記プリンタユニツト駆動軸25に固定
されている。
また、前記溝切りユニツト30には、溝切刃（図示せ
ず）を有するスロツタ軸31が回転自在に支持されてい
る。このスロツタ軸31の端部32の先端に傘歯車33が固定
されている。34は前記傘歯車33と噛み合う傘歯車で、こ
の傘歯車は前記スロツタユニツト駆動軸35に固定されて
いる。
ず）を有するスロツタ軸31が回転自在に支持されてい
る。このスロツタ軸31の端部32の先端に傘歯車33が固定
されている。34は前記傘歯車33と噛み合う傘歯車で、こ
の傘歯車は前記スロツタユニツト駆動軸35に固定されて
いる。
また、各ユニツトの駆動部は、それぞれ独立してオイ
ルパスによる給油機構（図示せず）を有し、且つユニツ
ト連結時、隣接ユニツト駆動軸の連結部で相互に油が転
移しないように各ユニツト毎に独立したオイルシールが
なされている。また更に連結クラツチを構成する外歯ク
ラツチの外歯15cと、内歯クラツチの内歯16aとは回転方
向にはその歯面がユニツトの隔壁より隠弊された構造に
形成されている。
ルパスによる給油機構（図示せず）を有し、且つユニツ
ト連結時、隣接ユニツト駆動軸の連結部で相互に油が転
移しないように各ユニツト毎に独立したオイルシールが
なされている。また更に連結クラツチを構成する外歯ク
ラツチの外歯15cと、内歯クラツチの内歯16aとは回転方
向にはその歯面がユニツトの隔壁より隠弊された構造に
形成されている。
本発明を実施する装置の一例は上述のように構成され
たもので、次にその作動について説明すると、先ず機台
運転時、機台駆動源より各ユニツトを駆動する伝達経路
を述べると、このとき各ユニツトは連結した状態にあ
り、第２図においてモータ１の回転軸２に取付けられた
Ｖプーリ３からＶベルト４を介しＶプーリ５が駆動され
る。このＶプーリ５は駆動軸６に固定されているので、
この駆動軸６の一端に取り付けられた歯車７及びアイド
ラ歯車８を介し歯車９が駆動される。この歯車９は給紙
ユニツト10のキツカ軸11に固定されているので、キツカ
軸11が駆動されることになる。キツカ軸11が駆動される
と傘歯車12及び傘歯車13を介しフイードユニツト駆動軸
14が駆動される。このフイードユニツト駆動軸14には、
プリンタユニツト駆動軸25、スロツタユニツト駆動軸35
が連結してあるところから同時に各ユニツト駆動軸が駆
動されることになる。このためプリンタユニツト駆動軸
25が駆動されると、傘歯車24、傘歯車23を介してプリン
トシリンダ軸21が駆動され、一方スロツタ駆動軸35が駆
動されると、傘歯車34、傘歯車33を介しスロツタ軸31が
駆動される。
たもので、次にその作動について説明すると、先ず機台
運転時、機台駆動源より各ユニツトを駆動する伝達経路
を述べると、このとき各ユニツトは連結した状態にあ
り、第２図においてモータ１の回転軸２に取付けられた
Ｖプーリ３からＶベルト４を介しＶプーリ５が駆動され
る。このＶプーリ５は駆動軸６に固定されているので、
この駆動軸６の一端に取り付けられた歯車７及びアイド
ラ歯車８を介し歯車９が駆動される。この歯車９は給紙
ユニツト10のキツカ軸11に固定されているので、キツカ
軸11が駆動されることになる。キツカ軸11が駆動される
と傘歯車12及び傘歯車13を介しフイードユニツト駆動軸
14が駆動される。このフイードユニツト駆動軸14には、
プリンタユニツト駆動軸25、スロツタユニツト駆動軸35
が連結してあるところから同時に各ユニツト駆動軸が駆
動されることになる。このためプリンタユニツト駆動軸
25が駆動されると、傘歯車24、傘歯車23を介してプリン
トシリンダ軸21が駆動され、一方スロツタ駆動軸35が駆
動されると、傘歯車34、傘歯車33を介しスロツタ軸31が
駆動される。
ところで今、例えば印版の取替作業や印版の清掃作業
をする時、給紙ユニツト10、印刷ユニツト20、溝切りユ
ニツト30をそれぞれ分離せしめる。この印版等の取替作
業時、プリントシリンダ21は適宜回転せしめられる。こ
のため作業する前と後とではプリントシリンダ21の回転
により傘歯車23、傘歯車24を介し、プリンタユニット駆
動軸25は回動されて、同じ状態にはない。作業終了後、
構成ユニツトを閉鎖して再び連結する場合、例えば給紙
ユニツト10のフイードユニツト駆動軸14と印刷ユニツト
20のプリンタユニツト駆動軸25とを連結するに際し、第
６図に示すように、先ずフイードユニツト駆動軸14の外
歯クラツチ15の先端の案内ガイド部15aが、プリンタユ
ニツト駆動軸25の内歯クラツチ16の内周面の内歯16aに
挿入される。このとき、外歯クラツチ15の案内ガイド部
15aが、内歯クラツチ16の内歯16aの外側面と接触するが
ところが上述のように、外歯クラツチ15の２歯分の歯幅
を有する突起部と、内歯クラツチ16の内周面の切欠部が
丁度合致していれば、両者は円滑に挿入されるが、両者
が合致していない場合、内歯クラツチ16は、外歯クラツ
チ15によつて圧縮スプリング17の弾圧力に逆つて第６図
で左側に押圧を受けた状態となつている。
をする時、給紙ユニツト10、印刷ユニツト20、溝切りユ
ニツト30をそれぞれ分離せしめる。この印版等の取替作
業時、プリントシリンダ21は適宜回転せしめられる。こ
のため作業する前と後とではプリントシリンダ21の回転
により傘歯車23、傘歯車24を介し、プリンタユニット駆
動軸25は回動されて、同じ状態にはない。作業終了後、
構成ユニツトを閉鎖して再び連結する場合、例えば給紙
ユニツト10のフイードユニツト駆動軸14と印刷ユニツト
20のプリンタユニツト駆動軸25とを連結するに際し、第
６図に示すように、先ずフイードユニツト駆動軸14の外
歯クラツチ15の先端の案内ガイド部15aが、プリンタユ
ニツト駆動軸25の内歯クラツチ16の内周面の内歯16aに
挿入される。このとき、外歯クラツチ15の案内ガイド部
15aが、内歯クラツチ16の内歯16aの外側面と接触するが
ところが上述のように、外歯クラツチ15の２歯分の歯幅
を有する突起部と、内歯クラツチ16の内周面の切欠部が
丁度合致していれば、両者は円滑に挿入されるが、両者
が合致していない場合、内歯クラツチ16は、外歯クラツ
チ15によつて圧縮スプリング17の弾圧力に逆つて第６図
で左側に押圧を受けた状態となつている。
この状態で作業員が押ボタン（図示せず）を、押圧す
ると、モータ１が駆動され第２図で示す駆動力の伝達経
路を経てフイードユニツト駆動軸14が回動される。
ると、モータ１が駆動され第２図で示す駆動力の伝達経
路を経てフイードユニツト駆動軸14が回動される。
ここで、この駆動軸14が回動して、丁度、外歯クラツ
チ15の雄側案内ガイド15aと、内歯クラツチ16の雌側切
欠部16aとが丁度合致した位置にくると、圧縮スプリン
グ17の反作用で、内歯クラツチ16は右側に移動して、外
歯クラツチ15の外歯と、内歯クラツチ16の内歯とが噛み
合い、両者は完全に噛み合い連結される。
チ15の雄側案内ガイド15aと、内歯クラツチ16の雌側切
欠部16aとが丁度合致した位置にくると、圧縮スプリン
グ17の反作用で、内歯クラツチ16は右側に移動して、外
歯クラツチ15の外歯と、内歯クラツチ16の内歯とが噛み
合い、両者は完全に噛み合い連結される。
効果 本発明は上述のように段ボール製函機の給紙ユニツ
ト、印刷ユニツト、溝切りユニツト等の各ユニツトの駆
動源となるユニツト駆動軸を、それぞれ分離可能な定点
クラツチよりなる軸継手で直列に連結すると共に該定点
クラツチを円周方向に所定の幅を有する複数個の突出部
を具えた外歯クラツチと、これに係合する内歯クラツチ
とで構成したので、従来の単一偏心突起を利用したもの
に比較して係合部が軸心より離れて、円周面近くにある
ので、回転トルクが小さくて済むところから、繰り返し
応力も小さく、係合部の寿命が著しく延長すると共に外
歯クラツチと、内歯クラツチとが嵌合時、係合部は線接
触状態に嵌り込むので、摩擦抵抗が比較的少なく、軸継
手の係合が極めて容易であり、且つ案内ガイドが複数個
あるため、仮に一個所破損したとしても他の残部でも十
分クラツチ係合時の案内が可能である等の効果を奏す
る。
ト、印刷ユニツト、溝切りユニツト等の各ユニツトの駆
動源となるユニツト駆動軸を、それぞれ分離可能な定点
クラツチよりなる軸継手で直列に連結すると共に該定点
クラツチを円周方向に所定の幅を有する複数個の突出部
を具えた外歯クラツチと、これに係合する内歯クラツチ
とで構成したので、従来の単一偏心突起を利用したもの
に比較して係合部が軸心より離れて、円周面近くにある
ので、回転トルクが小さくて済むところから、繰り返し
応力も小さく、係合部の寿命が著しく延長すると共に外
歯クラツチと、内歯クラツチとが嵌合時、係合部は線接
触状態に嵌り込むので、摩擦抵抗が比較的少なく、軸継
手の係合が極めて容易であり、且つ案内ガイドが複数個
あるため、仮に一個所破損したとしても他の残部でも十
分クラツチ係合時の案内が可能である等の効果を奏す
る。
第１図は本発明装置を具えた段ボール製函機の各ユニツ
トの連結状態を示す概略説明図、第２図は第１図の場合
の機台駆動源から各ユニツトへの駆動経路状態を示す説
明図、第３図は定点クラツチを具えたユニツト駆動軸の
一部切欠き部を含んだ詳細図、第４図は第３図の左側面
図、第５図は第３図の右側面図、第６図は定点クラツチ
の連結直前の状態を示す説明図、第７図は第６図の要部
斜視図、第８図は外歯クラツチの他の実施例の説明図、
第９図は従来の段ボール製函機の各ユニツトの連結状態
を示す概略説明図である。 １……モータ、10……給紙ユニツト、15……外歯クラツ
チ、16……内歯クラツチ、14,25,35……ユニツト駆動
軸、20……印刷ユニツト、30……溝切りユニツト。
トの連結状態を示す概略説明図、第２図は第１図の場合
の機台駆動源から各ユニツトへの駆動経路状態を示す説
明図、第３図は定点クラツチを具えたユニツト駆動軸の
一部切欠き部を含んだ詳細図、第４図は第３図の左側面
図、第５図は第３図の右側面図、第６図は定点クラツチ
の連結直前の状態を示す説明図、第７図は第６図の要部
斜視図、第８図は外歯クラツチの他の実施例の説明図、
第９図は従来の段ボール製函機の各ユニツトの連結状態
を示す概略説明図である。 １……モータ、10……給紙ユニツト、15……外歯クラツ
チ、16……内歯クラツチ、14,25,35……ユニツト駆動
軸、20……印刷ユニツト、30……溝切りユニツト。
Claims (1)
- 【請求項１】段ボール製函機の給糸ユニツト、印刷ユニ
ツト、溝切りユニツト等の各ユニツト毎の駆動源となる
ユニツト駆動軸を、段ボールシートの送り方向に沿つて
各ユニツト毎にそれぞれ有し、且つ、この各ユニツト駆
動軸を、それぞれ分離可能な軸継手で直列に連結し、機
台駆動源を動源として前記ユニツト駆動軸を介し各ユニ
ツトを駆動するようにした段ボール製函機のユニツト駆
動軸の連結装置において、前記軸継手は、円周方向に所
定の幅を有する複数個の突起を有すると共に該突起の相
互の位置が円周方向に不均等の長さを隔てて配設されて
成る外歯クラツチと、該外歯クラツチの各突起と係合す
る窪み部を具えた内歯クラツチとを、隣接する駆動軸の
端部にそれぞれ配設して構成したことを特徴とする段ボ
ール製函機のユニツト駆動軸の連結装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080145A JPH0829570B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 段ボール製函機のユニット駆動軸の連結装置 |
| FR8908130A FR2648529B1 (fr) | 1989-03-29 | 1989-06-19 | Dispositif de transmission de force motrice pour une machine de fabrication de boites en carton ondule |
| US07/367,744 US4968292A (en) | 1989-03-29 | 1989-06-19 | Driving force transmission device in corrugated cardboard box making machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080145A JPH0829570B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 段ボール製函機のユニット駆動軸の連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02255328A JPH02255328A (ja) | 1990-10-16 |
| JPH0829570B2 true JPH0829570B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13710106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1080145A Expired - Lifetime JPH0829570B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 段ボール製函機のユニット駆動軸の連結装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4968292A (ja) |
| JP (1) | JPH0829570B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| GB626779A (en) * | 1947-04-21 | 1949-07-21 | Alfred Herbert Walter Loynes | Improvements in or relating to coupling devices |
| US2823594A (en) * | 1955-03-02 | 1958-02-18 | E G Staude Mfg Company Inc | Box making machine |
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-
1989
- 1989-03-29 JP JP1080145A patent/JPH0829570B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-19 FR FR8908130A patent/FR2648529B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1989-06-19 US US07/367,744 patent/US4968292A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4968292A (en) | 1990-11-06 |
| JPH02255328A (ja) | 1990-10-16 |
| FR2648529A1 (fr) | 1990-12-21 |
| FR2648529B1 (fr) | 1995-02-10 |
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