JPH08295048A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08295048A
JPH08295048A JP10274795A JP10274795A JPH08295048A JP H08295048 A JPH08295048 A JP H08295048A JP 10274795 A JP10274795 A JP 10274795A JP 10274795 A JP10274795 A JP 10274795A JP H08295048 A JPH08295048 A JP H08295048A
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JP10274795A
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Hidetoshi Kanai
英俊 金井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多階調画像データに対しても高画質の画像を
形成する。 【構成】 それぞれ画像データに比例したビデオ電流I
vと参照電流Irを形成し、PD3が出力するLD2の
光量に比例したモニタ電流Imと参照電流Irとの差を
増幅して、誤差アンプ63が誤差電流Ieを出力する。
ドライバ回路62はビデオ電流Ivから誤差電流Ieを
減算してLD2の駆動電流Idを出力し、各画素毎のリ
アルタイムのAPCが行われる。異常検出回路5は誤差
電流Ieを、劣化検出回路6は一定の画像データの値の
時の駆動電流Idをそれぞれ監視し、誤差電流Ie又は
駆動電流Idが予め設定した閾値を超えた時に、LDユ
ニットの異常又はLDの劣化を示す信号を出力する。ノ
イズ除去回路7はモニタ電流Imに発生するノイズを除
去して、フィードバック制御の異常発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力する画像データ
に応じて発光するレーザダイオードが出力するレーザ光
を走査して感光体上に静電潜像を形成し、現像によりト
ナー像に変換して用紙上に画像を転写定着する光走査形
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データに応じて発光するレーザ光
を、ポリゴンミラーを回転させて主走査方向に偏向し、
副走査方向に移動する感光体上に形成した静電潜像を、
現像によりトナー像に変換して用紙上に転写した後、用
紙上のトナー像を定着して画像を形成する周辺装置型又
は内蔵型のレーザプリンタは、その高解像度による高画
質と高速性とによって広く使用されている。
【0003】一般に、レーザ光の光源として用いられる
レーザダイオード(以下「LD」ともいう)は、図14
に示すように、駆動電流Idがその閾値Ishより小さい
間(LED発光域)は単なるインコヒーレントな発光ダ
イオードとして作用し、その光量Pは微々たるものであ
る。なお、LDが出力するレーザ光の主波長は近赤外域
乃至赤外域にあるので正しくはエネルギ量(mW)であ
るが、以下慣習に従って光量という。
【0004】駆動電流Idが閾値Ishを超える(レーザ
発光域)と、レーザ発振を開始してコヒーレントなレー
ザ光を出力すると共に、その光量Pは急激に増大する。
しかしながら、閾値Ishは温度によって変り易く、駆動
電流Idの変分に対する光量の変分が大きいため、一定
の駆動電流Idで発光させていると、温度上昇に従って
光量が大幅に変化して了う。
【0005】したがって、市販されているレーザ出力ユ
ニットは、LDのレーザ光出力方向と反対側にその光量
を検出するフォトダイオード(以下「PD」ともいう)
を近接して設け、一体のケース内に密封した構成になっ
ているから、PDが出力するモニタ電流Imが一定の値
になるように、駆動電流Idのフィードバック制御(A
PC:オート・パワー・コントロール)が行われてい
た。
【0006】最近は、文字や線画のような2値画像を形
成するだけでなく、写真のような多階調画像の形成も要
求されるようになり、さらに多階調のカラー画像を形成
する画像形成装置が市販されるようになった。2値画像
の書き込みによって多階調画像を形成するためには、デ
ィザ法等の面積変調方式が良く知られていたが、面積変
調方式は解像度の低下を伴う欠点があった。
【0007】解像度を低下させることなく、高画質の多
階調画像を形成するためには、レーザ光の光量を画像デ
ータに応じて変化させて画像を書き込む濃度変調方式が
優れているが、そのためには、LDの光量制御をより正
確に行う必要があり、カラー画像の場合はその要求がさ
らに厳しいものになる。
【0008】そのため、例えば特開平2−253968
号公報に示された提案のように、モニタ電流Imによっ
て検出した光量を画像データに応じてLDの光量設定手
段が設定した光量と比較し、予め設定した許容範囲を外
れた時には、その許容範囲内に収まるようにLDの光量
を制御するものがあった。
【0009】また、特開平2−20885号公報に示さ
れた提案のように、画像データに対応する複数のパワー
出力を設定しておき、そのうちの1個のパワー出力を用
いてレーザ光のAPCを行うことによって、複数のパワ
ー出力がそれぞれの設定値に調整されるものがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
提案を含めた従来の技術では、LD或いはPDを含めた
レーザ出力ユニットの異常又は長期の使用による劣化を
検出する手段がなかったため、画像濃度がうすくなる等
の異常画像の発生に気付くまで、異常又は劣化の進行が
分からなかった。特に長期間に徐々にうすくなる濃度変
化は、劣化が相当進行するまで気が付かないという問題
があった。
【0011】また、1ラインの画像形成に先立つ期間、
例えばライン同期信号を検出するための発光期間中に光
量制御を行う方式に比べて、1ラインの各画素毎にリア
ルタイムでAPCを行う場合には、フィードバック系の
応答速度を極めて高速にする必要があるため、浮遊イン
ダクタンスによるオーバシュート、アンダシュート等の
スパイクノイズが発生し易く、そのスパイクノイズによ
ってフィードバック過剰になる等の不具合があった。
【0012】さらに、レーザ光の光量が画像データに対
して直線関係になるように制御された場合でも、光量と
形成された画像の濃度とは、後述するように非線形の特
性を示すため、特に低濃度における階調性が失われて、
白トビ(ホワイトアウト)の画像が形成され、画質が大
幅に低下するという問題があった。
【0013】この発明は上記の諸点に鑑みてなされたも
のであり、2値及び多階調の画像データを含めて高画質
の画像を形成することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、レーザダイオードとその光量を検出する
フォトダイオードとを一体のユニットに構成したレーザ
出力ユニットと、そのレーザダイオードから画像データ
に応じて出力されるレーザ光により感光体上に静電潜像
を形成する手段と、画像データに応じて参照電流を出力
する参照電流出力手段と、フォトダイオードがレーザ光
の光量を検出して出力するモニタ電流と参照電流出力手
段が出力する参照電流との差に応じた誤差電流を出力す
る誤差アンプと、該誤差アンプが出力する誤差電流を画
像データに応じたビデオ電流から減算してレーザダイオ
ードの駆動電流を出力する駆動電流出力手段とを備え、
該駆動電流出力手段と参照電流出力手段と誤差アンプと
によってレーザ光の光量制御を行う画像形成装置におい
て、画像データに対して誤差アンプが出力する誤差電流
が予め設定した閾値を超えた時に、レーザ出力ユニット
の異常を示す信号を出力するレーザ出力ユニット異常検
出手段を設けたものである。
【0015】さらに、フォトダイオードと誤差アンプと
の間に、モニタ電流に発生するオーバシュート,アンダ
シュート等のノイズを除去するノイズ除去手段を設ける
とよい。
【0016】または、予め設定した画像データに対して
駆動電流出力手段が出力する駆動電流が予め設定した閾
値を超えた時に、レーザダイオードの劣化を示す信号を
出力するレーザダイオード劣化検出手段を設けてもよ
い。
【0017】あるいは、レーザ光の光量と形成される画
像の濃度との線形又は非線形の特性に応じた変換テーブ
ルを有し入力する画像データを変換テーブルによって変
換画像データに変換するデータ変換手段を設け、形成さ
れる画像の濃度が入力する画像データと直線関係になる
ようにするとなおよい。
【0018】
【作用】上記のように構成した画像形成装置は、誤差ア
ンプが、画像データに応じてレーザダイオードから出力
されるレーザ光の光量をフォトダイオードが検出して出
力するモニタ電流と、参照電流出力手段が画像データに
応じて出力する参照電流との差に応じた誤差電流を出力
する。駆動電流出力手段は画像データに応じたビデオ電
流から誤差電流を減算し、レーザダイオードの駆動電流
として出力することによりレーザ光の光量制御を行う。
【0019】レーザ出力ユニット異常検出手段は、誤差
アンプが画像データに対して出力する誤差電流を予め設
定した閾値と比較して、誤差電流が閾値を超えた時にレ
ーザ出力ユニットの異常を示す信号を出力する。レーザ
出力ユニットを構成するレーザダイオードとフォトダイ
オードがいずれも正常であれば、刻々に変化する画像デ
ータに対する誤差電流は小さいから、その誤差電流が閾
値を超えれば、レーザダイオードかフォトダイオードの
異常として確実に検出することが出来る。
【0020】さらに、フォトダイオードと誤差アンプと
の間に設けたノイズ除去手段は、フォトダイオードが出
力するモニタ電流に発生するオーバシュート,アンダシ
ュート等のノイズを除去するから、ノイズによるフィー
ドバック過剰等の問題の発生を防止し、確実なフィード
バック制御を行うことが出来る。
【0021】また、レーザダイオード劣化検出手段は、
予め設定した画像データに対して駆動電流出力手段が出
力する駆動電流を、予め設定した閾値と比較して、駆動
電流が閾値を超えた時にレーザダイオードの劣化を示す
信号を出力する。従って、異常画像が発生する前にレー
ザダイオードの劣化を確実に検出することが出来る。
【0022】あるいは、レーザ光の光量と形成される画
像の濃度との線形又は非線形の特性に応じた変換テーブ
ルを有するデータ変換手段は、入力画像データを変換テ
ーブルによって変換画像データに変換するから、それ以
降の処理を画像データに代えて変換画像データによって
行うことにより、画像データと直線関係をなす正しい濃
度の画像を形成することが出来る。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。図2は、この発明の一実施例である
レーザプリンタの内部機構を示す概略構成図である。
【0024】図2に示したレーザプリンタは、上下2段
の給紙カセット10a,10bのいずれか、例えば上段
の給紙カセット10a上の用紙スタック11aから給紙
ローラ12によって用紙11が給送され、その用紙11
はレジストローラ対13によってタイミングをとられた
後、感光体ドラム15の転写位置へ搬送される。
【0025】メインモータ14により矢示方向に回転駆
動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によ
ってその表面が帯電され、光書込ユニット26からの変
調されたスポットで走査されて表面に静電潜像が形成さ
れる。形成された潜像は、現像ユニット17によってト
ナーを付着され可視像化される。
【0026】トナー像は、レジストローラ対13により
搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18によっ
て転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ドラ
ム15から分離された後、搬送ベルト19により定着ユ
ニット20に送られて、加圧ローラ20aによって定着
ローラ20bに圧接され、その圧力と予め加熱されてい
る定着ローラ20bの温度とによって定着される。
【0027】定着ユニット20を出た用紙11は、排紙
ローラ21によってプリンタの側面に設けられた排紙ト
レー22へ排出される。一方、感光体ドラム15に残留
しているトナーは、クリーニングユニット23によって
除去され回収される。また、プリンタ内の上方には、コ
ントローラおよびエンジンドライバを搭載したプリント
回路基板24が配置されている。
【0028】図3は、このレーザプリンタの制御系の一
例を示すブロック図である。コントローラ30の主要部
は、MPU31と、プログラム,定数データ,文字フォ
ント等を格納したROM32と、一時的なデータやドッ
トパターン等をメモリするRAM33と、データの入出
力を制御するI/O34とからなる画像処理部である。
【0029】コントローラ30は、さらにI/O34を
介してMPU31と接続される操作パネル35と、内部
インタフェース(I/F)36とを備え、互にデータバ
ス,アドレスバス等で接続されている。また、プリント
命令や文字データ,画像データ等を出力するホストマシ
ン38も、I/O34を介してMPU31に接続され
る。
【0030】エンジンドライバ40は、CPU41と、
プログラム,定数データ等を格納したROM42と、一
時的なデータ等をメモリするRAM43と、データの入
出力を制御するI/O44とからなるシーケンス制御部
により構成され、互にデータバス,アドレスバス等で接
続されている。
【0031】I/O44は、コントローラ30の内部イ
ンタフェース36に接続され、コントローラ30からビ
デオ信号や操作パネル35上の各種スイッチの状態を入
力したり、画像クロックやペーパーエンド等のステータ
ス信号をコントローラ30に出力する。また、I/O4
4は、それぞれプリンタエンジン45を構成する光書込
ユニット26その他のシーケンス機器群46と、同期セ
ンサを含む各種のセンサ類47とも接続されている。
【0032】コントローラ30は、ホストマシン38か
らプリント命令や文字コード,画像情報を受信して、そ
れらのコード,情報を編集し、文字コードならばROM
32に記憶している文字フォントによって画像書込みに
必要なドットパターンに変換し、それらの文字および画
像(以下まとめて「画像」という)のドットパターンを
RAM33内のVRAM(ビデオRAM)領域にメモリ
して置く。
【0033】エンジンドライバ40からレディ信号と共
に画像クロックWCLKが入力すると、コントローラ3
0はVRAM領域内にメモリされていたドットパターン
を、画像クロックWCLKに同期した画像データとして
内部インタフェース36を介してエンジンドライバ40
に出力する。
【0034】また、操作パネル35上には、図示しない
スイッチや表示器があり、オペレータからの指示により
データを制御したり、その情報をエンジンドライバ40
に伝えたり、プリンタの状況を表示器に表示したりす
る。
【0035】エンジンドライバ40は、コントローラ3
0からのデータにより、プリンタエンジン45の光書込
ユニット26及び帯電チャージャ16,現像ユニット1
7等のシーケンス機器群46を制御したり、画像の書き
込みに必要な画像データをコントローラ30から入力し
て光書込ユニット26に出力する。また、同期センサそ
の他のセンサ類47からエンジン各部の状態を示す信号
を入力して処理したり、必要な情報やエラー状況のステ
ータス信号をコントローラ30に出力する。
【0036】図4は、光書込ユニット26の要部の一例
を示す概略構成図である。レーザ出力ユニットであるL
Dユニット1は、LD制御板4に入力する多階調の画像
データの値に応じた光量のレーザ光を出力し、出力され
たレーザ光はコリメートレンズ50によって平行光束に
なり、図示しないポリゴンモータにより反時計方向(矢
示A)に回転するポリゴンミラー51によって同方向
(矢示B)に2倍の角速度で偏向される。
【0037】偏向された平行レーザ光は、fθレンズ5
2によって集光され、副走査方向に回転する感光体ドラ
ム15の主走査線15a上にスポットとして結像し、主
走査方向(矢示C)に走査されて、静電潜像を形成す
る。フォトダイオードからなる同期センサ53は、主走
査線15aの延長上の下方に固定的に配設され、スポッ
トが感光体ドラム15に達する直前に同期センサ53を
照射した時に、同期信号が出力される。
【0038】図1は、図4に示したLDユニット1及び
LD制御板4の構成の一例を示す回路図である。図1に
示したレーザ出力ユニットであるLDユニット1は、1
個のケースに収納した駆動電流Idに応じてレーザ光を
出力するLD(レーザダイオード)2と、その光量を検
出してモニタ電流Imを出力するPD(フォトダイオー
ド)3とによって構成されている。
【0039】LD制御板4は、それぞれ入力するデジタ
ルの画像データをアナログの電流信号に変換して出力す
るD/Aコンバータ60,61と、LD2の駆動電流I
dを出力する駆動電流出力手段であるドライバ回路62
と、誤差アンプ63と、レーザ出力ユニット異常検出手
段である異常検出回路5及びレーザダイオード劣化検出
手段である劣化検出回路6と、ノイズ除去手段であるノ
イズ除去回路7と、それぞれD/Aコンバータ60,6
1の出力電流を設定するビデオ電流設定部64,光量設
定部65とにより構成されている。
【0040】LDユニット1のLD2は、画像データに
応じてドライバ回路62が出力する駆動電流Idによっ
て発光する。実際の駆動電流Idは、矢示したように電
源VccからLD2を介してドライバ回路62に入力す
る方向に流れるが、本明細書では「ドライバ回路62が
出力する」という。PD3は、LD2が出力するレーザ
光の光量Pを検出してモニタ電流Imを出力する。
【0041】図5は、画像データに応じてLD2が出力
するレーザ光の一例を示す波形図であり、図5の(A)
は画像データが例えば4ビット16階調のデータである
場合の入力画像データの一例を示し、図5の(B)は画
像データが最大値15の時にLD2が3mWの光量Pを
出力するとして、同図の(A)に対応する光量波形を示
したものである。
【0042】図6は、LD2の出力光量Pに応じたPD
3が出力するモニタ電流Imの一例を示す線図であり、
光量Pが3mWの時のモニタ電流Imが1.8mAにな
る場合を示している。モニタ電流Imは光量Pに比例す
る特性を有しているから、図5に示したようにそれぞれ
画像データが0,5,10,15の時に光量Pが0m
W,1mW,2mW,3mWであれば、モニタ電流Im
は図6に示したように、それぞれ0mA,0.6mA ,
1.2mA ,1.8mA になる。
【0043】図1に示したLD制御板4において、少く
とも4ラインのデータバスを介して入力する画像データ
は、それぞれD/Aコンバータ60,61によって電流
信号に変換される。D/Aコンバータ60は、例えば図
7に示すように同じくD/Aコンバータからなるビデオ
電流設定部64が、CPU41から入力する設定データ
をD/A変換したビデオ基準電流Isvを入力し、該電流
Isvと画像データとの積であるビデオ電流Ivをドライ
バ回路62に出力する。
【0044】D/Aコンバータ61も、D/Aコンバー
タ60と同様に、光量設定部65から入力する参照基準
電流Isrと画像データとの積をとり、参照電流Irとし
て誤差アンプ63に出力する。光量設定部65は、電源
Vccとグランドとを結ぶ抵抗R2と可変抵抗VRとか
らなる直列回路の可変抵抗VRを調整して設定されたベ
ース電流Ibと、抵抗R3を介して入力する補正電流I
cとの和をとり、参照基準電流IsrとしてD/Aコンバ
ータ61に出力する。
【0045】LDユニット1のLD2にその閾値Ishを
超える或る値の駆動電流Idが流れてLD2がレーザ発
光すると、PD3がそのレーザ光の光量を検出してモニ
タ電流Imを誤差アンプ63に出力する。誤差アンプ6
3はモニタ電流Imと参照電流Irとの差をとって増幅
し、モニタ電流Imが参照電流Irより大きい時に矢示
したように誤差アンプ63からドライバ回路62に流
れ、小さい時にはその逆に流れる誤差電流Ieとして、
ドライバ回路62に出力する。
【0046】ドライバ回路62は、D/Aコンバータ6
0から入力するビデオ電流Ivから誤差電流Ieを減算
し、その差を電力増幅したものを駆動電流IdとしてL
D2に出力する(実際のIdはLD2から流れ込む)。
このように、参照電流出力手段であるD/Aコンバータ
61と、誤差アンプ63と、駆動電流出力手段であるド
ライバ回路62とによってモニタ電流Imが駆動電流I
dにフィードバックされ、レーザ光のAPC(オート・
パワー・コントロール)が行われる。
【0047】このAPC系の調整は、補正電流Icを0
にした状態で行う。始めに、ビデオ基準電流Isv=0、
可変抵抗VR=0にしておいて、例えば画像データの最
大値15で3mWのレーザ出力を得たい場合には、LD
2に過大な駆動電流Idが流れないように、画像データ
を5(出力1mW)に設定しておく。
【0048】LD2の出力をパワーメータで測定しなが
ら、CPU41からの設定データを除々に上げてビデオ
基準電流Isvを増加して行き、LD2の出力が1mWに
なるようにする。この時の誤差電流Ieは比較的大きな
値になっている。次に、誤差電流Ieが0になるように
可変抵抗VRの値を上げて、ベース電流Ibと共に参照
電流Irを増加させて行くと、誤差電流Ieが減って駆
動電流Idが増加し、LD2の出力が上昇するから、C
PU41からの設定データを減らしてLD2の出力を1
mWに戻す。
【0049】このように可変抵抗VRの値を上げ、設定
データを減らす操作を繰返して、誤差電流Ieが0に近
い状態で出力1mWが得られたら、画像データを最大値
15に変えて再び同様の操作を繰返し、誤差電流Ieが
殆んど0で出力3mWになるようにして調整を終了し、
その時点での設定データを記憶して、以降は設定データ
の値も可変抵抗VRの値も変更しない。
【0050】一度調整すれば、画像データが0〜15の
いかなる値に対しても、ビデオ電流Iv及び参照電流I
rは画像データに比例して変化するから、誤差電流Ie
は殆んど0を保つ。LD2の温度によって閾値Ishの値
が変化し、それに伴って或る一定の光量を出力するため
の駆動電流Idが変化すると、誤差電流Ieも変化する
が、それは温度が変っても出力光量を一定に保つ正常な
APCのための誤差電流Ieの変動であり、或る許容範
囲内に収まる変動である。
【0051】補正電流Icは、シェーディング補正のた
めのものである。図4に示したようにポリゴンミラー5
1によってレーザ光を偏向させると、fθレンズ52に
よって感光体ドラム15の主走査線15a上に結像され
たスポットは、1ラインの画像の中央部の強度に対し
て、両端部に近づくに従ってその強度が減少するシェー
ディングが発生する。
【0052】図8は、その強度減少を補正するために画
像の両端部近傍でLD2の光量Pを増加させるシェーテ
ィング補正の一例を示す線図である。図8に示した画像
データの或る値に対する中央部近傍におけるLD2の出
力光量Pは、光量設定部65に入力するベース電流Ib
によって決定される。それに対して両端部近傍における
光量Pの増加は、補正電流Icのベース電流Ibに対す
る加算によって行われる。
【0053】すなわち、画像データに比例するビデオ電
流Ivが一定であっても、ベース電流Ibに補正電流I
cが加算された参照基準電流Isrが増大すれば、それに
比例して参照電流Irが増大して誤差電流Ieが負にな
るから、ドライバ回路62が出力する駆動電流Idに従
ってLD2の出力光量Pが増大し、モニタ電流Imも増
大して誤差電流Ieを0にするように作用する。
【0054】1ラインの画像形成中には、当然画像デー
タも変化するが、補正電流Icによるシェーディング補
正は画像データに比例して行われるから、シェーディン
グによる濃度ムラは完全に防止出来る。このように、L
D制御板4によるAPCは、画像データに比例しシェー
ディング補正を含めた参照電流Irを変えることによ
り、各画素毎にその画像データに正確に比例したリアル
タイムのAPCになっている。
【0055】図1に示した異常検出回路5は、誤差アン
プ63が出力する誤差電流Ieを常時監視して、その誤
差電流Ieが予め設立した閾値を超えた時にLDユニッ
ト1の異常を示す信号を出力するものである。すなわ
ち、LDユニット1を構成するLD2,PD3がいずれ
も正常であれば、LD2の温度に影響される駆動電流I
dの変動、又はシェーディング補正のための参照電流I
rの変動等による誤差電流Ieの0から正負両方向への
シフトは極めて小さい。
【0056】しかしながら、LD2の経時的な劣化ある
いはPD3の何等かの原因による感度低下が発生する
と、それらの異常による影響をフィードバック制御によ
って補正するように作用するため、誤差電流Ieのシフ
トが大きくなった状態で画像形成が行われるようにな
る。
【0057】したがって、誤差電流Ieの0からの正負
のシフトが、予め正常な状態でのシフトより大きく設定
した閾値と比較して、シフトが閾値を超えたことを検出
した時に、原因がLD2にあってもPD3にあっても、
LDユニット1としての異常を示す信号を出力すれば、
予め設定したエラー処理を行うか、異常信号を表示して
オペレータに知らせる等により、異常画像が発生する前
に対策をとることが出来る。
【0058】また、劣化検出回路6は、一定の画像デー
タ例えば最大値15を入力させた状態でLD2の駆動電
流Idを検出し、その駆動電流Idが予め設定した閾値
を超えた時にLD2の劣化を示す信号を出力するもので
ある。すなわち、LD2が正常であれば、画像データの
或る値に応じた光量Pを出力する駆動電流Idの変動
は、LD個々によって異なるが、或る幅のなかに収まっ
ている。
【0059】しかしながら、LD2に経時的な劣化が生
じると、その影響をフィードバック制御によって補正す
るように作用するため、駆動電流Idが次第に増大して
くる。この劣化による駆動電流Idの増大は、誤差電流
Ieのシフトを伴うから異常検出回路5によっても検出
可能であるが、駆動電流Idの増大そのものを検出した
方がより早期に確実に劣化を知ることが出来る。
【0060】一定の出力光量Pに対する駆動電流Id
は、温度による影響があるため、駆動電流Idの閾値
を、LD2又はその周囲の温度に応じた値で設定するこ
とにより、温度による変動を含めて閾値を設定した場合
に比べて、さらに早期に確実に劣化を検出して劣化信号
を出力し、劣化に対する対策をとらせることが出来る。
【0061】図9は、図1に示した異常検出回路5の構
成の一例を示す回路図である。なお、劣化検出回路6の
構成も殆んど同様であるから、図示を省略して異なる点
について説明する。図9に示した異常検出回路5は、検
出する誤差電流Ieを電圧信号に変換するI/Vコンバ
ータ70と、予め設定した閾値を記憶して出力する閾値
設定部71と、2個の電圧信号を比較するコンパレータ
72とにより構成されている。
【0062】I/Vコンバータ70は、誤差電流Ie
(の一部)を入力して電圧信号に変換するが、誤差電流
Ieの値が小さく(その一部であるから更に小さく)、
正負の値をとるから、一度増幅し両波整流して絶対値に
した後、電圧信号に変換してコンパレータ72の+端子
に出力する。
【0063】コンパレータ72は、I/Vコンバータ7
0から入力する電圧信号を、閾値設定部71から−端子
に入力する閾値と比較し、誤差電流Ieの絶対値を示す
電圧信号が閾値より高ければ、LDユニット1の異常信
号をハイにして出力する。
【0064】劣化検出回路6の場合は、入力する駆動電
流Idの極性が反転する恐れがないから両波整流の必要
がなく、駆動電流Idの電流値は相当大きいためその一
部を入力しても増幅する必要がないから、そのままI/
V変換を行うことが出来る。その他はコンパレータの出
力がLD2の劣化信号である以外は、異常検出回路5と
同様である。
【0065】図10は、図1に示したノイズ除去回路7
の構成の一例を示す回路図であり、図11は、ノイズ除
去回路7の有無によるモニタ電流Imの変化の一例を示
す波形図である。図1に示したLD制御板4は、各画素
毎に画像データに応じた光量制御を行うリアルタイムの
APCであるために、特にフィードバック系を構成する
PD3,誤差アンプ63,ドライバ回路62は高い周波
数特性を備えている。
【0066】そのため、ノイズ除去回路7がない場合
は、モニタ電流Imに図11の(A)に示したように、
画像データが変る度に原因不明のインダクタンス又は周
波数特性の高周波域における立上り等によって鋭いオー
バシュート,アンダシュート等のスパイク性のノイズが
発生し易い。ノイズ除去回路7は、図10に示したよう
に、PD3と誤差アンプ63とを結ぶモニタ電流Imの
ラインとグランドとの間に、発生するノイズに応じた時
定数に設定したコンデンサC1と抵抗R1との直列回路
を設けたものである。
【0067】このノイズ除去回路7を設けたことによ
り、図11の(B)に示したようにノイズが除去される
から、フィードバック系がノイズによってオーバコレク
ションになったり、発振したりする恐れがなくなり、高
速で安定した光量制御を行うことが出来る。したがっ
て、形成される画像にノイズや発振による汚れがなくな
り、画質が向上する。
【0068】以上説明した実施例及び従来例は、いずれ
もLD2が画像データに比例した光量Pのレーザ光を出
力するためのものであった。しかしながら、実際に感光
体,現像処理を含めて形成された画像の濃度は、光量に
対して直線関係にはなく、或る閾値を有する拠物線形又
はS字形の特性を示すため、特に低濃度域がツブレた白
トビの画像になって了う。
【0069】例えば、4ビット16階調の画像データに
対して、画像データが0の時に白(濃度0)、最大値1
5の時に黒(濃度15)になり、中間部は画像データに
応じて等間隔の濃度が得られるような光量Pを、最大値
が127になる8ビット128階調の変換画像データに
よって表わした一例を表1に示し、図12に表1に基づ
いた特性図を示す。
【0070】
【表1】
【0071】表1から明らかなように、変換画像データ
の最大値127の時にLD2が3mWの光量を出力する
ように調整すると、変換画像データ15以下では白であ
り、データ114以上では黒になる。図12に2点鎖線
で示したように、光量Pと濃度とが比例すると仮定した
場合に比べて、実際の特性では濃度11の点で一致する
だけで、それ以上では濃く、以下では薄くなる画像が形
成される。特に低濃度域、例えば濃度4乃至6にしよう
とした部分は、実際の画像では濃度で3ステップ程度白
っぽくなって了う。
【0072】この問題を解決して、画像データと直線関
係(比例関係としないのは、光量が0の時に黒、最大値
の時に白になるプリンタもあるためである)をなす濃度
の画像を形成する実施例を図13に示す。
【0073】図13に示した実施例は、変換テーブルを
有するデータ変換手段であるROM8を、LD制御板4
の入力端に設けて、4ビットの画像データを8ビットの
変換画像データに変換した後、光量制御を行うものであ
り、D/Aコンバータ60a,61a及びビデオ電流設
定部64,光量設定部65以降は、図1に示した実施例
と同じであるから図示及び説明を省略する。
【0074】図13に示した実施例が図1に示した実施
例と異なる所は、ROM8を設けたことと、D/Aコン
バータ60a,61aが共に8ビット入力のD/Aコン
バータであり、ROM8とD/Aコンバータ60a,6
1aを結ぶデータバスが少くとも8ラインで構成されて
いることである。ROM8には、予め複数の温度やトナ
ー量等の環境条件にそれぞれ応じた、例えば表1にその
一例を示した複数の変換テーブルが格納されている。
【0075】ROM8には、CPU41が環境条件に応
じて複数の変換テーブルの内から選択した変換テーブル
を示す複数ビットの選択番号と、4ビットの画像データ
とが入力する。ROM8は、画像データを下位4ビッ
ト、選択信号を上位ビットとするアドレスとして、選択
信号によって選択された変換テーブルの各画像データに
応じたアドレスの内容を8ビットの変換画像データとし
て、それぞれD/Aコンバータ60a,61aに出力す
る。
【0076】したがって、入力する4ビットの画像デー
タは極めて高速に8ビットの変換画像データに変換さ
れ、それ以降は変換画像データに比例した光量Pのレー
ザ光がLD2から出力されるから、いかなる環境条件下
においても、入力画像データと直線関係をなす正しい濃
度が再現された高画質の画像が形成され、白トビや黒ツ
ブレの画像が形成される恐れは皆無である。
【0077】なお、図13においてROM8のリセット
端子がグランドに接続されているのは、常にリセット状
態でなく作動状態にしておくためのものである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明による画像
形成装置は、2値画像データはいうまでもなく多階調の
画像データに対しても高画質の画像を形成することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるレーザプリンタのL
D制御板の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したLD制御板を用いるレーザプリン
タの機構の一例を示す構成図である。
【図3】図2に示したレーザプリンタの制御系の一例を
示すブロック図である。
【図4】図2に示した光書込ユニットの要部の一例を示
す構成図である。
【図5】画像データに応じたレーザ光の光量変化の一例
を示す波形図である
【図6】レーザ光の光量とモニタ電流との関係の一例を
示す線図である。
【図7】図1に示したビデオ電流設定部の構成の一例を
示す回路図である。
【図8】シェーディング補正のための光量変化の一例を
示す線図である。
【図9】図1に示した異常検出回路の構成の一例を示す
回路図である。
【図10】図1に示したノイズ除去回路の構成の一例を
示す回路図である。
【図11】図10に示したノイズ除去回路の有無による
モニタ電流の変化の一例を示す波形図である。
【図12】4ビット画像データに応じた濃度と8ビット
で表わした光量との関係の一例を示す特性図である。
【図13】入力画像データと直線関係をなす濃度の画像
を形成するLD制御板の一例を示す回路図である。
【図14】レーザダイオードの駆動電流と出力光量との
関係の一例を示す特性図である。
【符号の説明】
1:LDユニット(レーザ出力ユニット) 2:LD(レーザダイオード) 3:PD(フォトダイオード) 4:LD制御板 5:異常検出回路(レーザ出力ユニット異常検出手段) 6:劣化検出回路(レーザダイオード劣化検出手段) 7:ノイズ除去回路(ノイズ除去手段) 8:ROM(データ変換手段) 15:感光体ドラム(感光体) 26:光書込ユニット(静電潜像を形成する手段) 41:CPU 61:D/Aコンバータ(参照電流出力手段) 62:ドライバ回路(駆動電流出力手段) 63:誤差アンプ Ie:誤差電流 Id:駆動電流 Im:モニタ電流 Ir:参照電流 Iv:ビデオ電流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードとその光量を検出する
    フォトダイオードとを一体のユニットに構成したレーザ
    出力ユニットと、そのレーザダイオードから画像データ
    に応じて出力されるレーザ光により感光体上に静電潜像
    を形成する手段と、前記画像データに応じて参照電流を
    出力する参照電流出力手段と、前記フォトダイオードが
    前記レーザ光の光量を検出して出力するモニタ電流と前
    記参照電流出力手段が出力する参照電流との差に応じた
    誤差電流を出力する誤差アンプと、該誤差アンプが出力
    する誤差電流を前記画像データに応じたビデオ電流から
    減算して前記レーザダイオードの駆動電流を出力する駆
    動電流出力手段とを備え、該駆動電流出力手段と前記参
    照電流出力手段と前記誤差アンプとによって前記レーザ
    光の光量制御を行う画像形成装置において、 前記画像データに対して前記誤差アンプが出力する誤差
    電流が予め設定した閾値を超えた時に、前記レーザ出力
    ユニットの異常を示す信号を出力するレーザ出力ユニッ
    ト異常検出手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記フォトダイオードと前記誤差アンプとの間に、前記
    モニタ電流に発生するオーバシュート,アンダシュート
    等のノイズを除去するノイズ除去手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 予め設定した画像データに対して前記駆動電流出力手段
    が出力する駆動電流が予め設定した閾値を超えた時に、
    前記レーザダイオードの劣化を示す信号を出力するレー
    ザダイオード劣化検出手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 前記レーザ光の光量と形成される画像の濃度との線形又
    は非線形の特性に応じた変換テーブルを有し、入力する
    画像データを前記変換テーブルによって変換画像データ
    に変換するデータ変換手段を設け、 形成される画像の濃度が前記入力する画像データと直線
    関係になるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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