JPH08294528A - 医療用粘着配合物 - Google Patents
医療用粘着配合物Info
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- JPH08294528A JPH08294528A JP7125907A JP12590795A JPH08294528A JP H08294528 A JPH08294528 A JP H08294528A JP 7125907 A JP7125907 A JP 7125907A JP 12590795 A JP12590795 A JP 12590795A JP H08294528 A JPH08294528 A JP H08294528A
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Abstract
ドフローやクラックを起こさず、柔軟性があり、吸水特
性が良く、しかも吸水後形態の崩壊や膨潤の少ない医療
用粘着配合物を提供する。 【構成】 感圧性粘着成分と吸水性成分とを必須成分と
し、感圧性粘着成分は、熱可塑性エラストマーと熱可塑
性エラストマーとの相溶性の低いエラストマーとから成
るエラストマー、少なくとも液状ゴムを含む軟化剤及び
粘着付与剤を含む。
Description
造設したストーマ用処置材、自然に出来た瘻孔用処置
材、尿、便の失禁用処置材等に用いる医療用粘着配合
物、特に汗、体内からの滲出液、排泄物が多い場合の処
置材として有効な医療用粘着配合物に関する。
特性には次のようなものがある。 (イ) 貼付時軽い力で容易に肌に粘着し、患部に余分な
圧迫を加える必要なく貼付出来る初期粘着性を有するこ
と。 (ロ) 使用中粘着剤がフローし、粘着剤が基材よりはみ
出して下着に付着したり、屈曲部に用いたとき、粘着成
分が屈曲部より移動してその部分から粘着剤がなくなる
現象のクラックを起こすことがないこと。 (ハ) 粘着配合物が適度の弾力性を有し、皮膚の動きに
追従できる柔軟性を有すること。 (ニ) 皮膚から発生した汗や創からの過剰な滲出液を吸
収し、粘着力を維持したまま創面にウエット状態をつく
る吸収特性と粘着特性を有すること。 (ホ) 滲出液や汗を吸収しても型くずれや膨潤を起こさ
ない保形性を有すること。 (ヘ) 除去時には、粘着剤成分が患部側に残らず、また
皮膚や創面にダメージを与えず除去できる剥離性を有す
ること。即ち医療用粘着配合物は、肌に優しく、しかも
長期間安全に安定して使用出来る配合物か求められてき
た。
着配合物成分中に親水性成分を配合したものが色々提案
されてきた。例えば、特開昭58−103452号公報
には瘻造設患者用スキンバリヤーとして、接着剤層が熱
可塑性エラストマーの1種もしくはそれ以上を任意に包
含しうる感圧性天然または合成粘性もしくはゴム弾性接
着物質の1種もしくはそれ以上、水膨潤性もしくは不活
性天然または合成繊維凝着補強剤の1種もしくはそれ以
上を任意に包含することがてき、且つ上記接着剤物質に
分散した水溶性ハイドロコロイドゴムの1種もしくはそ
れ以上、並びに酸化防止剤、防腐剤および可塑剤からな
る群から選ばれる他の任意成分の均質ブレンドから成る
ものが示されている。特開昭60−20976号公報に
は、生物体液に抵抗性の接着剤組成物として、ポリイソ
ブチレンまたは、ポリイソブチレンとブチル化ゴムのブ
レンド、スチレンラジアル又はブロック型コポリマー、
鉱油、水溶性ハイドロコロイドゴム、水膨潤性凝集補強
剤および粘着付与剤から成るものが示されている。特開
平3−92153号公報には、瘻造設術用器具のための
閉鎖取付手段として、閉鎖接着層が水溶性もしくは水膨
潤性ハイドロコロイド類と、ポリイソブチレンまたはポ
リイソブチレンの混合物またはポリイソブチレンと非ア
クリル系エラストマーとの混合物とを有する接着層配合
物が示されている。特開平5−123389号公報に
は、創傷用吸収性フィラーとして、スチレンラジアルも
しくはブロック型コポリマーの少なくとも1種、ポリイ
ソブチレン、鉱油、吸収粉末、水溶性ハイドロコロイド
を含有する配合物か記載されている。特開平6−200
号公報には、創傷保護材として感圧性接着剤がゴム系成
分、脂環族飽和炭化水素樹脂、液状ゴムからなり、これ
と緩衝剤、滲出液吸収剤からなるものが開示されてい
る。
できる。一つは、エラストマー成分としてポリイソブチ
レンをベースとしてこれに鉱油、ハイドロコロイド成
分、粘着付与剤から成る配合にコールドフロー、耐久
性、粘着力、吸水性等を改善する目的で架橋ゴム、熱可
塑性エラストマー、凝集力補強剤等を配合した配合物、
もう一つは、エラストマーとして熱可塑性エラストマー
をベースとし、これに鉱油、ハイドロコロイド成分、粘
着付与剤から成る配合に初期粘着力、柔軟性、粘着力保
持力、吸水性等を改善する目的で低分子量のポリイソブ
チレン、ポリブテン、多量の粘着付与剤、鉱油、可塑剤
等を配合したものである。
また吸水後崩壊を起こしたりタック性がなくなる等の欠
点を有している。また、後者は、吸水速度が遅く、吸水
に応じて膨潤を起こし、時間の経過と共に粘着力が増加
し、剥離時肌や創面を痛めるという欠点を有していた。
これらの欠点を解決するために行われてきた前者の技術
では、吸水性成分に対してエラストマー成分の割合を多
くする、感圧性粘着成分中のエラストマーとして架橋ゴ
ム成分を多くする、配合成分中に架橋剤を添加してお
き、放射線やEB線による架橋を行う、非吸水成分比を
多くする、凝集成分を添加する等が試みられ、後者の技
術では、SIS成分を少なくする、吸水成分を少なくす
る等が試みられてきたが、いずれも理想的なものは得ら
れなかった。例えば吸水によって起こる型崩れを防止す
る技術においては、エラストマー成分を多くすると吸水
量の低下や吸水速度の低下などの吸水特性が悪くなり、
又コールドフローを起こし易くなる。架橋成分を多くす
ると初期タック、吸水性が悪くなり、又非吸水成分を多
くすると硬くなり、柔軟性が低下し体の動きに追従でき
なくなったり、クラックを起こし易くなる。又逆に、吸
水によって起こる膨潤を防止する技術においては、SI
S成分や架橋成分の配合量を少なくすると、型崩れやコ
ールドフロー及びクラックを引き起こす、吸水成分を少
なくすると吸水性能が悪くなる等の二律背反的要素を解
決できなかった。
技術の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的は、
初期粘着性が良く、保存中または使用中コールドフロー
やクラックを起こさず、柔軟性があり、吸水速度や吸水
量の吸水特性が良く、しかも吸水後形態の崩壊や膨潤の
少ない医療用粘着配合物を提供することにある。
め、本発明においては、熱可塑性エラストマーと熱可塑
性エラストマーとの相溶性の低いエラストマーとから成
るエラストマー、少なくとも液状ゴムを含む軟化剤及び
粘着付与剤から成る感圧性粘着成分と、吸水性成分とを
必須成分とする。
酸化防止剤、凝集力や耐久性を改善する凝集力補強剤、
或いは疎水成分等を適量添加することも有効である。さ
らに創傷治癒促進剤、抗菌剤、殺菌剤、消臭剤等を配合
することも有効である。
チレン系共重合体でスチレン含有量が40%以下、好ま
しくは20%以下、より好ましくは15%以下のもの
で、例えば東ソ(株)製ユーロプレン SOLT19
0、192、193、シェル化学(株)製カリフレック
スTR 1107、1111、1112、1117、日
本合成ゴム(株)製JSR SIS5000、500
2、日本ゼオン(株)製クインック 3421、342
2、3435、3450、クラレ(株)製セプトン‐2
043、2063等のSIS(スチレン・イソプレン・
スチレン・ブロックコポリマー)、またはソフト部を水
添加したSEPS(水添スチレン・イソプレンブロック
コポリマー)、旭化成工業(株)製タフプレン315、
アサプレンT‐420、タフテックスのHシリーズ、M
シリーズ、アロン化成(株)製エラストマーAR 10
0、200、400、500、シェル化学(株)製カリ
フレックスTR‐1101、1102、クラトンD11
16、1118、G1657等のSBS(スチレン・ブ
タジエン・スチレン・ブロックコポリマー)またはSE
BS(スチレン・エチレン・ブチレン・スチレン・ブロ
ックコポリマー)が利用でき、これらの一種もしくはそ
れ以上の組み合わせで使用できる。
エラストマーとしては、ポリイソブチレン、ポリイソブ
レン等が使用できる。好ましくは、粘度平均分子量が3
0000〜100000のポリイソブチレンで、日本石
油化学(株)製ハイモール4H、5H、6H、EXSON社
製Vistanex SQ、BASF社製オパノールと
して市販されている。また、エキソン化学(株)製ブチ
ル268のブチルゴムやクラレ(株)製クラプレンIR
‐10、日本合成ゴム(株)製JSR2200、日本ゼ
オン(株)製ニッポール2200として市販されている
ポリイソブレンゴムも有効である。本発明において低相
溶性とは、2ないしそれ以上の物質を組み合わせたとき
1相の個体に成らずそれぞれの物質が分散した状態で共
存できるような物質関係をいう。
ゴム)、PB(ポリブタジエン)等の高分子系低重合体
(常温で粘稠な液体)、動物、植物、鉱物等の油脂系、
フタル酸エステルのような可塑剤系が利用できる。好ま
しくは、高分子系のもので、例えばクラレイソプレンケ
ミカル(株)製のクラプレンLIR30、50の液状ポ
リイソプレン、出光石油化学(株)製のPOLY B
D、住友化学工業(株)製(スミカオイル)、日本石油
化学(株)製(日石PB)、日本ゼオン(株)製POL
YOIL、日本合成ゴム(株)製JSR CTPBの液
状ポリブタジエン、日本曹達(株)製(BC)、日本石
油化学(株)製(日石PB)の液状1,2‐ポリブタジ
エン、ARCO社製POLY−BD、ESSO社製BU
TONの液状スチレン‐ブタジエン、そのほか液状アク
リルニトリル‐ブタジエン、液状ポリクロロプレン、液
状ポリ(オキシプロピレン)、液状ポリ(オキシテトラ
メチレン)グリコール、液状ポリオレフィングリコール
等が使用できる。特に好ましくは、これらの中でもスチ
レン系可塑性エラストマーを軟化させる有用な軟化剤
は、平均分子量2900〜5000の液状ポリイソプレ
ンでクラレイソプレンケミカル(株)製のクラプレンL
IR30、50、出光石油化学(株)製のPOLYB
D、日本ゼオン(株) 製POLYOIL、日本合成ゴム
(株)製JSR CTPBの液状ポリブタジエン、AR
CO社製POLY−BD,ESSO社製BUTONの液
状スチレン‐ブタジエンである。
系、合成石油系、フェノール系、キシレン系があり、感
圧性粘着成分のその他の成分と相溶性の良いものが好ま
しく、例えば、荒川化学(株)製アルコンP70、10
0(脂肪族飽和炭化水素系樹脂)、エキソン化学(株)
製エスコレット13108、2203(樹脂族系石油樹
脂)、ヤスハラケミカル(株)製YSレジンTO‐10
5(テルペン・フェノール系樹脂)、クリアロンP10
5(水添ポリテルペン系樹脂)がある。
ンスターチ、ばれいしょデンプン等の各種デンプン質、
こんにゃくのようなマンナン、寒天、アルギン酸ナトリ
ウム等の各種海藻類、トラカントガム、アラビアガム、
カラヤガム、グアガム、ペクチン等の各種植物の粘質
物、ゼランチ、コラーゲン、カゼイン等の各種タンパク
質、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルセルロース等の各種セルロース、可塑
性デンプン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒド
デンプン等の変成デンプン類、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンオキサイド等
の合成樹脂、デンプン類やセルロースとアクリルニトリ
ル、アクリル酸、スルホン酸、ビニルスルホン酸等との
共重合体がある。好ましくは、トラカントガム、アラビ
アガム、カラヤガム、グアガム等の各種植物の粘質物、
CMC(カルボキシメチルセルロース)、NEC(ヒド
ロキシエチルセルロース)等のセルロース類及びデンプ
ン類やセルロースとアクリルニトリル、アクリル酸、ス
ルホン酸、ビニルスルホン酸等との共重合体を用いるこ
とである。
ぼ同温度の37℃の水に接触させたとき、皮膚からの発
汗、創面からの滲出液を吸収できる量即ち吸収量がその
自重の20%以上で崩壊せず、かつ吸水前の1.2倍以
上膨潤を起こさないものが好ましい。より好ましくは、
給水量がその自重の50%以上で崩壊せず、かつ吸水前
の1.2倍以上膨潤しない医療用粘着配合物である。
と熱可塑性エラストマーに対し相溶性の低いエラストマ
ーとの配合比が8:70〜70:15の範囲が適してお
り、熱可塑性エラストマーが熱可塑性エラストマーと低
相溶性のエラストマーに対して少なすぎると弾力性が欠
け、又型くずれ、コールドフロー、クラックを起こし好
ましくない。逆に多すぎると弾力性が増し、硬くなり吸
水速度及び吸水量が低下し、汗の分泌量に追従できず剥
離しやすくなり、又吸水後、膨潤を起こし好ましくな
い。
マーに対し、30%以上配合することにより熱可塑性エ
ラストマーの硬度を粘着剤用としての好ましい柔らかさ
に軟化でき、医療用粘着配合物が得られる。30%以下
であると硬度が高すぎ肌へのなじみが悪く、医療用粘着
配合物として好ましくない。さらに、軟化剤として可塑
剤系や油脂系だけでは熱可塑性エラストマーの十分な軟
化が得られず、無理に30%以上配合すると一時的に混
合できるが時間の経過と共に相溶せず分離を起こしたり
又は混合配合物が得られたとしても本目的の吸水後形態
の崩壊や膨潤の少ない物性は得られず、医療用粘着剤配
合物として好ましくない。
可塑性エラストマーに対し相溶性の低いエラストマーと
の配合比、熱可塑性エラストマーと軟化剤である液状ゴ
ムの比及びエラストマーと吸水性成分との比が、本発明
の効果を得る上で重要な要素である。即ち、前記のよう
に熱可塑性エラストマーと熱可塑性エラストマーに対す
相溶性の低いエラストマーとで好ましい医療用粘着成分
としての混合物を作るには、熱可塑性エラストマーとの
高い相溶性を有し、医療用粘着成分としての十分な物性
に変化させうる軟化剤を選択する必要があり、好ましい
のは液状ゴム系の軟化剤である。特に熱可塑性エラスト
マーがスチレン系共重合体で、スチレン系共重合体と相
溶性の高い軟化剤はLIRの高分子系低重合体が好まし
い。
圧性粘着剤成分量と吸水性成分量が重要な要素である。
この配合成分比は、感圧性粘着剤成分に対し10〜65
W/W%、より好ましくは30%〜55W/W%である。この比
率が小さいと吸水速度が小さく又吸水量も少なく、創面
の滲出液を吸収できず、又発汗の多い場合水分が皮膚と
医療用配合物との間に留まり剥離の原因につながる。
又、吸水性成分量が多い場合は医療用配合物が硬くなり
皮膚の動きになじまなくなったり、崩壊の原因につなが
り好ましくない。
ラストマーとは低相溶性のエラストマーとの2つの特性
の異なるエラストマー系の組み合わせで、この2つの成
分は1相の系にならず、それぞれの成分が均等に分散し
た混合物と成り、即ち海島構造のような組成を構成す
る。さらに、この海島構造のエラストマー中に混合され
た吸水性成分は、熱可塑性エラストマー成分より熱可塑
性エラストマーとは低相溶性のエラストマー成分の方に
混ざりやすいため、熱可塑性エラストマーとは低相溶性
のエラストマー成分中に多量の吸水性成分が含まれた状
態になる。従って、水又は滲出液と接触すると熱可塑性
エラストマーとは低相溶性のエラストマー成分中に多量
に含む吸水性成分が高い吸水特性を示す。又、吸水され
た水分や滲出液は、隣り合う吸水性成分へと拡散し吸水
量を確保する。このとき熱可塑性エラストマーが骨格と
なり、この骨格成分と低相溶性のエラストマーとは親和
性があるため押し出されることがなく吸水した吸水性成
分のみがエラストマーとの親和性を低下し流動性の高く
なった吸水性成分のみが押し出されることとなる。その
ため形状を保持している粘着成分が皮膚との粘着力を維
持できる。
(東ソ(株)製「Europrene SOL T190 」)30重量部
と、熱可塑性エラストマーに対し低相溶性のエラストマ
ーとしてポリイソブチレン(日本石油(株)製「ハイモ
ール」5H)40重量部、ブチルゴム(エキソシ化学
(株)製「ブチル268」)10重量部と、軟化剤とし
て液状ゴムLIR(クラレイソプレンケミカル(株)製
「クラプレンLIR30」)20重量部とを加圧ニーダ
に仕込み、十分均一になるまで混合する。次に粘着付与
剤とし石油系樹脂(荒川化学(株)製「アルコンP7
0」)、(荒川化学(株)製「EK31L」)をそれぞ
れ46重量部、26重量部加え均一になるまで混合し、
最後に前もって調合し混合しておいた吸水性成分として
カルボキシメチルセルロース(ダイセル(株)CMC1
380)を18重量部、カラヤガムを6重量部、ゼラチ
ンNCを36重量部、グアパックPM‐1を10重量
部、ペクチンを36重量部及び疎水性フィラーとしてニ
プシールVN‐3を15重量部加え均等になるまで加圧
混合を行い粘着配合物を作製した。
た本発明の他の実施例及び特性の比較のため従来の成分
で配合した比較例をそれぞれ表1〜表4に示す。
配合物を約60〜120℃の恒温器中に入れ軟化させた
後、付着防止のため2枚の剥離紙の間に配合物を挟み加
圧ローラーにて約2mm厚さにシート化した。次に前記
のシートからそれぞれ下記の(イ)、(ロ)の2つの検
体を作製した。
を取り除き、その面に0.03mm厚さのポリウレタン
フィルムを貼り合わせ幅、長さを100mmに裁断し検
体1とした。
mの円形に裁断し、これを剥離紙を除きながら5枚を重
ね合わせ約10mmの厚さにした検体2を作製した。
環境でPicmatack Tester (東洋精機製)を用いてピク
マタックの値として測定した。このピクマタックの測定
原理は直径50mm、厚さ14mmのアルミニウム円盤
を500gの荷重で2秒間検体に押しあてた後、30m
m/sec の引き上げ速度で円盤を引き上げ、円盤が検体
から剥がれるときの力がピクマタックの値である。
3時間放置し、JIS K2207 「石油アスファルト」
(針入度試験方法)の試験器を用い荷重を5秒間加えた
後の針入値を計り、この値を10倍したものをデータと
した。尚、針は、直径23.96mm、高さ43.83
mmの円錐状の物を用いた。
3時間放置した検体2を平板の上に置き、表面サイズよ
り大きい底面を持つ500gの荷重を加え、24時間後
荷重を取り除き食み出した長さを計測し、荷重負荷前に
対する変形率とした。
除去し、この状態で重量を測定し、37℃、0.9%食
塩水(生理食塩水)に浸漬した後、これを37℃の恒温
器に保存し、3時間後、6時間後、24時間後に取り出
して重量を測定し、この値から処置前の重量に対して吸
収した生理食塩水の重量を算出し、吸水率とした。
去し、この状態で正確に直径を測定し、37℃、0.9
%食塩水(生理食塩水)に浸漬した後、これを37℃の
恒温器に保存し、24時間後に取り出して直径を測定
し、この値から処置前の直径に対して膨潤した長さを算
出し、膨潤の倍率とした。
除去し、37℃、0.9%食塩水(生理食塩水)に浸漬
した後、これを37℃の恒温器に保存し、24時間後に
取り出して、再度37℃の精製水中にて激しく振り、引
き上げて形状を観察し、形態の変形度を評価した。
用例1〜11の結果は以下のとおりである。実施例の初
期粘着力測定結果は0.600〜1.500kgf、平
均1.250kgfであった。硬度測定結果は10〜4
0、平均25で、コールドフロー測定結果の変形率は0
〜5mm、平均25mmで、柔軟性があり、かつコール
ドフローのしにくいものであった。吸水特性の吸水率
は、3時間後が50〜500%、6時間後が150〜4
10%、24時間後が250〜1200%であった。吸
水後の形態変化の膨潤度測定結果は1.06倍〜1.1
9倍、平均1.09倍で、これらの崩壊性の評価結果で
は全く崩壊は無く、ただ上記吸水率で長時間の場合重量
減少を示した配合のみは、生理食塩水との接触の高い部
分より水溶性物質が溶出し、エラストマー成分の網目構
造が残っていたのが観察された。
は0.580〜1.410kgfであった。硬度測定結
果は7〜45であった。コールドフロー測定結果の変形
率は0〜8mmで、柔軟性がある配合はコールドフロー
がしやすく、逆に硬度の高い配合はコールドフローを起
こさなかった。吸水特性の吸水率は、3時間後が65〜
230%、6時間後が160〜350%、24時間後が
210〜580%であった。吸水後の形態変化の膨潤度
測定結果は0.01倍〜1.53倍で、これらの崩壊性
評価の結果では、吸水率の高い配合物は、崩壊して形態
を止めないか、逆に生理食塩水との接触部分の水溶性物
質が膨潤し、エラストマー成分を押し広げ長さ方向およ
び厚さ方向に膨潤したのが観察された。
に優れ、硬さも皮膚に追従できる柔らかさを有し、コー
ルドフローを起こさず、吸水性を通常に有し且つ崩壊や
形状変化をも起こさず安心して使用できるものである。
Claims (7)
- 【請求項1】 熱可塑性エラストマーと熱可塑性エラス
トマーとの相溶性の低いエラストマーとから成るエラス
トマー、少なくとも液状ゴムを含む軟化剤及び粘着付与
剤から成る感圧性粘着成分と、吸水性成分とを必須成分
とすることを特徴とする医療用粘着配合物。 - 【請求項2】 感圧性粘着成分の熱可塑性エラストマー
がスチレン系共重合体で結合スチレン量が40%以下で
あることを特徴とする請求項1記載の医療用粘着配合
物。 - 【請求項3】 スチレン系共重合体がSIS、SBS、
SEBS、SEPSの1種もしくはそれ以上の組み合わ
せからなることを特徴とする請求項2記載の医療用粘着
配合物。 - 【請求項4】 感圧性粘着成分の熱可塑性エラストマー
がSIS、SBS、SEBS、SEPSのいずれか1種
もしくはそれ以上の組み合わせから成り、前記エラスト
マーと相溶性の低いエラストマーがPIB、IIRのい
ずれか1種もくしはそれ以上の組み合わせから成ること
特徴とする請求項1記載の医療用粘着配合物。 - 【請求項5】 感圧性粘着成分の熱可塑性エラストマー
と熱可塑性エラストマーとの相溶性の低いエラストマー
との配合比が8:70〜70:15であって、軟化剤の
液状ゴムを熱可塑性エラストマー成分に対して30%以
上含むことを特徴とする請求項1記載の医療用粘着配合
物。 - 【請求項6】 熱可塑性エラストマー成分が2〜35wt
%、熱可塑性エラストマーとの相溶性の小さいエラスト
マーとしてポリイソブチレンが0〜44wt%、IIRが
0〜22wt%、軟化剤としてLIRが4〜36wt%、ポ
リブテンが0〜4wt%、粘着付与剤が5〜53wt%、吸
水性成分がカラヤガム、ペクチン、ゼラチン、グアガ
ム、ローカストビーンガム、カルボキシメチルセルロー
ス誘導体の一つ以上から成りその合計が10〜60wt%
及びシリカ0〜20wt%から成ることを特徴とする請求
項1記載の医療用粘着配合物。 - 【請求項7】 熱可塑性エラストマーと熱可塑性エラス
トマーとの相溶性の低いエラストマーとから成るエラス
トマー、少なくとも液状ゴムを含む軟化剤及び粘着付与
剤から成る感圧性粘着成分と、吸水性成分とを必須成分
とし、37℃の水中に24時間放置したときの吸水量が
自重の20%以上で、膨潤が吸水前の1.2倍以内で且
つ崩壊しないものであることを特徴とする医療用粘着配
合物。
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