JPH08294037A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH08294037A
JPH08294037A JP7094756A JP9475695A JPH08294037A JP H08294037 A JPH08294037 A JP H08294037A JP 7094756 A JP7094756 A JP 7094756A JP 9475695 A JP9475695 A JP 9475695A JP H08294037 A JPH08294037 A JP H08294037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
screen
posture
image
weighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP7094756A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Sato
和幸 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7094756A priority Critical patent/JPH08294037A/ja
Publication of JPH08294037A publication Critical patent/JPH08294037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動制御をより正確におこなうために、撮像し
た画面を複数個の領域に分割し各領域内の撮像情報を重
み付けして撮像画面の制御に利用する装置において、撮
像素子の姿勢が変化しても自動制御の正確さを保つよう
にする。 【構成】撮像素子1の姿勢を検出する手段2と、検出し
た姿勢を画面の領域分割およびその重み付けに反映する
手段3とを備える。撮像素子1の姿勢が変化すると姿勢
検出手段2がこれを検出する。検出したデータに基づき
画面の領域と重みを再配置する。この再配置によって当
初設定した被写体と画面の領域分割・重み付けとの関係
を一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像素子とその姿勢を検
知する手段とを持ち、かつ撮像画面を複数個の領域に分
割し各領域の撮像情報を重み付けして撮像画面の制御に
利用する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置、例えば、ビデオカメラ
等において、自動露光制御,オートホワイトバランス,
オートフォーカスなどの自動制御をより正確におこなう
ために、撮像した画面を複数個の領域に分割し各領域内
の撮像情報を重み付けして撮像画面の制御に利用する事
が広く行われている。
【0003】一例として自動露光制御を挙げる。撮像画
面を上下に分割したとき上側は太陽や蛍光灯などの光源
が入る確率が高いと想定して露光制御に寄与させる重み
を小さくする。これにより仮に画面上部に光源が入って
しまっても影響を少なくでき、被写体の露光を適正に保
つ事ができる。
【0004】従来の技術に関連する公知例として、例え
ば、特開平4−127673号公報が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では画面を
複数の領域に分割したとき各領域の画面上での位置と重
みを被写体の条件に関係づける事が正確な制御を実現さ
せるキーポイントである。しかし、画面上での位置は撮
像素子の姿勢が一定であることを前提にしており姿勢の
変化については考慮されていない。従って撮像素子の姿
勢が大きく変わって被写体の条件と画面の関係が変わっ
てしまっても領域の位置や重みにはそのことを反映でき
ず正確な制御はできない。
【0006】前述した例で言えば撮像素子の上下を入れ
換えるように姿勢を変えたとすると撮像画面での上が被
写体での下に、撮像画面での下が被写体での上になる。
従って被写体の上部にある光源は画面では下側に入るた
め画面上部の領域の重みを小さくしてあっても光源の影
響を少なくできず光源を含めた画面の光量を一定に制御
するため被写体が暗くなってしまう。
【0007】このように、従来の装置は撮像素子の姿勢
が変わる事についての考慮がなされていなかった。
【0008】本発明の目的は、撮像素子の姿勢の変化を
画面の領域分割およびその重み付けに反映し被写体の条
件との関係を一定に保つ事によって、撮像素子の姿勢に
かかわらず撮像画面の制御を正確にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の撮像装置は、撮像素子の姿勢を検出する
手段と、検出した姿勢を画面の領域分割およびその重み
付けに反映する手段とを備える。
【0010】
【作用】初期状態での撮像素子の姿勢において画面と被
写体の関係から制御を正確にするための画面の領域分割
およびその重み付けを設定する。撮像素子の姿勢が変化
すると姿勢検出手段がこれを検出する。この検出データ
から被写体の上下左右が画面上でのどの位置に対応する
ように変わったかを割り出すことができる。これに基づ
き姿勢の変化後に被写体の上に相当する画面位置に初期
状態で画面の上として決めた領域とその重みを、被写体
の下に相当する画面位置に初期状態で画面の下として決
めた領域とその重みをというように画面の領域と重みを
再配置することができる。本装置によれば、このように
常に初期の設定の状態を保つように領域の分割と重み付
けを再配置して行けるので撮像素子の姿勢にかかわらず
撮像画面の制御を正確にすることができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の基本構成である。1は撮像素
子、2は撮像素子の姿勢を検出する姿勢検出部(これは
角加速度センサ、重力センサ、撮像画面の動きベクトル
検出等で実現する)、3は2で検出した姿勢を元に画面
上の領域分割と重みを設定する領域・重み設定部、4は
撮像素子からの信号を処理する信号処理部、5は4に入
った撮像信号から3で設定した領域・重みに応じて制御
に必要なデータを検出するデータ検出部、6は5から得
られたデータを元に撮像画面に制御を加える制御部、7
はその制御対象である。
【0012】図2は図1での制御対象を露光制御にした
ブロック図である。図3は撮像素子の各姿勢における撮
像画面と領域分割・重み付けの関係を示す。図2,図3
を用いて本発明の第一の実施例を説明する。図2で図1
での7に相当するのは絞り7aである。撮像素子1への
入射光量が変化すると信号処理部4の画面の明るさが変
わるためデータ検出部5でそれを検出して制御部6が絞
り7aを開閉して撮像素子への入射光量を一定にしよう
と制御する。初期状態での撮像素子1の姿勢において画
面下寄りに主要被写体がきて画面上側に光源のくる確率
が高いと推定され、かつ露光制御に対して光源の影響を
少なくしたいとする。この場合、図3の8bのように領
域1,2を設定し領域1の重みを小さくしておく。画面
8aのように上部に光源11が入って明るさが大きく変
わっても領域1内にあれば重みが小さい分データ検出部
5から制御部6には明るさの変化は小さく伝わり、この
結果、光源の影響を少なくでき主要被写体12の明るさ
の急激な変化を抑える事ができる。
【0013】ここで撮像素子1の姿勢が90度回転した
とする。撮像画面は9aのようになる。領域分割と重み
を8bのままにしておくと光源11は領域2に入り初期
状態で設定した通りに光源の影響を少なくできない。そ
こで姿勢検出部2で撮像素子1が90度回転した事を検
出して領域・重み設定部3で領域と重みを9bのように
変更する。すなわち、被写体の上側に相当する画面位置
(この場合は画面右)に領域1を設定する。これにより
初期状態で設定したのと同じ光源の影響低減ができる。
【0014】姿勢の変化量を元に領域の分割・重みを計
算し常に再配置するようにすれば正確な制御が期待でき
る。ただし処理は複雑になるので、より簡易的にいくつ
か領域分割のパターンを持つ方法もある。8b,9b,
10bのようにあらかじめ固定された領域分割・重みの
パターンを用意したとえば初期状態から45度までの変
化には8bを、45度から135度までは9bを、それ
以上では10bを対応させる。若干正確さは劣るが領域
・重みの処理は簡単にできる。
【0015】本実施例によれば、撮像素子の姿勢が変わ
っても被写体と領域分割・重み付けの関係を保てるため
初期に設定した通り光源の影響を少なくして安定した露
光制御ができる。
【0016】図4は図1での制御対象をオートホワイト
バランスにしたブロック図である。図5は撮像素子の各
姿勢における撮像画面と領域分割・重み付けの関係を示
す。図4,図5を用いて本発明の第二の実施例を説明す
る。図4で図1での7に相当するのはオートホワイトバ
ランス制御部7bである。撮像素子から得られる画面の
R,G,Bの比率は被写体を照明している光源の色温度
によって変化する。このままでは同じ白を撮しても低色
温度の光源下では赤く高色温度の光源下では青く映って
しまい被写体の色を忠実に再現できない。そこで撮像素
子1の撮像信号からデータ検出部5はR,G,Bの比率
を検出して制御部6でそれを一定に変えて出力するよう
オートホワイトバランス制御部7bを制御する。
【0017】ここで被写体の上側には青空が入る確率が
高く、この青空のホワイトバランスに与える影響を小さ
くしたいとする。この場合、図5の11bのように領域
1,2を設定し領域1の重みを小さくしておく。画面1
1aのように上部に青空14が入って撮像画面のBの比
率が大きく変わっても領域1内にあればデータ検出部5
から制御部6にはBの比率の変化は小さく伝わりこの結
果、青空のホワイトバランスに与える影響を小さくでき
る。
【0018】第一の実施例と同じく撮像素子1の姿勢が
大きく変わった場合、領域分割と重みを11bのままに
しておくと青空14は領域2に入り初期状態で設定した
通りに青空の影響を少なくできない。そこで姿勢検出部
2で撮像素子1の姿勢が変わった事を検出して領域・重
み設定部3で領域と重みを再配置する。再配置の方法は
第一の実施例と同じく計算でもとめるか、または11
b,12b,13bのようにあらかじめ固定された領域
分割・重みのパターンを用意すればよい。
【0019】本実施例によれば、撮像素子の姿勢が変わ
っても被写体と領域分割・重み付けの関係を保てるため
初期に設定した通り青空の影響を少なくして安定したホ
ワイトバランス制御ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、自動制御をより正確に
おこなうために、撮像した画面を複数個の領域に分割し
各領域内の撮像情報を重み付けして撮像画面の制御に利
用する装置において、撮像素子の姿勢の変化を画面の領
域分割およびその重み付けに反映し被写体の条件との関
係を一定に保つ事ができ、撮像素子の姿勢にかかわらず
撮像画面の制御を正確にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】制御対象を露光制御にしたブロック図。
【図3】露光制御における撮像素子の各姿勢での撮像画
面と領域分割・重み付けの関係を示す説明図。
【図4】制御対象をホワイトバランス制御にしたブロッ
ク図。
【図5】ホワイトバランス制御における撮像素子の各姿
勢での撮像画面と領域分割・重み付けの関係を示す説明
図。
【符号の説明】
1… 撮像素子、2…姿勢検出部、3…領域・重み設定
部、4…信号処理部、5…データ検出部、6…制御部、
7…制御対象。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子と、前記撮像素子の姿勢を検出す
    る手段と、撮像画面を複数個の領域に分割して各領域内
    の撮像情報を重み付けをした上で検出する手段と、検出
    した情報をもとに一定の制御を行う制御手段とを含む撮
    像装置において、 前記撮像素子の姿勢に応じて領域の分割および重み付け
    を変化させる事を特徴とする撮像装置。
JP7094756A 1995-04-20 1995-04-20 撮像装置 Pending JPH08294037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094756A JPH08294037A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094756A JPH08294037A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 撮像装置

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Publication Number Publication Date
JPH08294037A true JPH08294037A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14118954

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JP7094756A Pending JPH08294037A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 撮像装置

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JP (1) JPH08294037A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377302B1 (en) 1996-05-14 2002-04-23 Sony Corporation Image pickup apparatus with adjustable image pickup posture
JP2003046858A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Canon Inc 撮像装置およびその露出制御方法およびその動作処理プログラム
WO2014084199A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 クラリオン株式会社 撮像装置

Cited By (4)

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JP2014107852A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Clarion Co Ltd 撮像装置

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