JPH08293811A - カーラジオ受信機 - Google Patents

カーラジオ受信機

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JPH08293811A
JPH08293811A JP8090933A JP9093396A JPH08293811A JP H08293811 A JPH08293811 A JP H08293811A JP 8090933 A JP8090933 A JP 8090933A JP 9093396 A JP9093396 A JP 9093396A JP H08293811 A JPH08293811 A JP H08293811A
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car radio
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ゾレ ジャン−ルイ
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04H20/53Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers
    • H04H20/55Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers for traffic information

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  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル情報信号を処理し得るカーラジオ
受信機における語彙メモリの容量を小さくし、語彙要素
をできるだけ速くアクセスできるようにする。 【解決手段】 語彙要素の記述を包含する語彙メモリ
は、語彙要素を指定する番号によって形成されるコード
によりアドレスすることできるが、或る所定のユーザに
とって有効なコードの組は、セグメント(24〜31)
と称する連続番号のグループ間に切り目(32〜38)
を有する。本発明によれば、語彙メモリが、端と端をつ
ないで配置されるセグメントを包含し、且つ受信機が補
助メモリを備え、該補助メモリが、所定のセグメント
(27)に対して、該セグメントの最小と最大のコード
値と、語彙メモリ内における前記セグメント中に含まれ
るコードに対応する上述の位置データと、補助メモリ内
における前記所定のセグメント以上の複数のセグメント
と前記所定のセグメント以下の複数のセグメントとのセ
グメント系列の他の2つのセグメント(25,30)の
データのアドレスとを包含して、トリー形態での類別を
行なうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、語彙要素の記述を
包含している語彙メモリを備え、該メモリ内の語彙要素
記述の各々は語彙要素を指定する番号によって形成され
るコードによりアドレス可能であり、或る所定のユーザ
にとって有効な語彙要素を指定する番号の組が、セグメ
ントと称する連続番号のグループ間に切れ目をもつ番号
の系列を構成するようにしたカーラジオ受信機に関する
ものである。
【0002】斯種のカーラジオ受信機は特に、所謂RD
S/TMC信号を受信して役立たせるものである。この
受信機は交通量に関するか、又は車両を案内するための
情報メッセージをスクリーン上に表示するか、及び/又
はこれらのメッセージを音声合成により再生して取出す
ことができる。
【0003】
【従来の技術】ディジタルの交通情報信号を処理し、デ
ィジタル信号を理解し易い情報に変換するメモリを備え
ている無線放送受信機は欧州特許EP−A0263,3
32号から既知である。この欧州特許によれば、メモリ
を幾つかのサブアセンブリに分けて、これらの各サブア
センブリが或るルート(道)の一部分のデータ、つまり
そのルートの前記一部分に沿って出くわす町に相当する
データを包含するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、語彙要素のコ
ードと定義の組が当今定義されているデータベースを構
成しており、このデータベースの語彙要素は変更できな
い方法にてグループ分けされている。
【0005】本発明の目的は受信機の語彙メモリの大き
さを小さくし、且つ語彙要素をその語彙のコードによっ
てできる限り速くアクセスできるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このための本発明による
カーラジオ受信機は、様々なセグメントに包含されるコ
ードに対応する前記記述が、前記語彙メモリ内にて端と
端をつないで配置され、且つ前記受信機が補助メモリを
備え、該補助メモリが前記語彙メモリ内の各コードに対
する対応する記述の位置を特定し得るディジタルデータ
を包含するようにしたことを特徴とする。
【0007】従って、本発明は語彙メモリ内の1つのグ
ループをアクセスするのに間接的なアドレス指定を用い
る必要性によって複雑となるにも拘らず、語彙メモリ内
のそれぞれのグループをできるだけ密にパックする概念
に基いて成したものである。
【0008】語彙メモリを制御する第1の方法は、この
語彙メモリ内の所定ユーザ用の各有効コードに対する対
応する記述の位置データを包含している補助メモリを用
いることにある。
【0009】語彙メモリを制御する第2の方法は、或る
所定のセグメントに対して、このセグメント内に包含さ
れる最小のコード値と、該セグメント内に包含される最
大のコード値と、語彙メモリ内における前記セグメント
の一方の境界に位置するコードに対応する記述の位置デ
ータとを包含する補助メモリを用いることにある。
【0010】斯かる補助メモリの使用は、或る所定のコ
ード値に対して、このコード値を補助メモリ内にて見つ
けられる連続セグメントの極限値と順次比較して、斯か
るコードに対応する語彙要素の記述を包含しているセグ
メントを見つけ、従って語彙メモリ内における前記語彙
要素記述の位置データを得るのに十分である。
【0011】好ましくは、或る所定のセグメントに対し
て、所謂“トリー”メモリが、補助メモリ内における前
記所定のセグメント以下のセグメント系列のほぼまん中
に位置する他のセグメントのデータのアドレスと、補助
メモリ内における前記所定のセグメント以上のセグメン
ト系列のほぼまん中に位置する他のセグメントのデータ
のアドレスとを包含するようにする。
【0012】このようにすることにより、或るセグメン
トを探索するのにトリープロセスを用いることができ、
又探索操作を速くすることができる。
【0013】所定セグメント以上又は以下に考慮すべき
セグメントがない場合のために、トリー状のメモリがそ
の旨を示す特殊な信号を含むようにする。好ましくは、
補助メモリとトリー状メモリが同一のメモリを構成する
ようにする。
【0014】受信機にはカード読取器を設け、語彙メモ
リ及び補助メモリを取外し可能なカードに適合させる。
従って、カードを取り換えることによって装置を様々な
地域に簡単に適合させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明によるカーラジ
オ受信機はアンテナ1の後に、同調回路及び周波数制御
回路を含むデバイス(チューナ)2と、これに後続する
中間周波増幅器及び復調器を含むデバイス3とを備えて
いる。
【0016】所謂RDS(無線データシステム)プロセ
スでは、同じチェーンの様々な局の信号を受信するため
にFM副搬送波をディジタルデータ信号によって変調す
る。RDSメッセージ用の既知のデコーダ13も設け
る。
【0017】所謂TMC(交通量メッセージチャネル)
プロセスの場合には、RDS信号の所定のディジタルフ
ィールド内に交通量に関する情報メッセージ、例えば
「パリの入口手前3キロメートル交通渋滞」のようなメ
ッセージを入れる。
【0018】TMCメッセージを処理するために、受信
機はデコーダ13からのRDSデータを受取って分析
し、且つ場合によっては記憶させるようにするモジュー
ル14を備えている。メッセージを音声形態にて出力し
得るようにするために、モジュール14は可聴周波増幅
器4にも接続し、これにスピーカ5を後続させる。モジ
ュール14は入/出力インタフェースデバイス18を介
して制御キーボード12及び例えば液晶表示スクリーン
のような表示スクリーン10にも接続する。
【0019】図2に示すように、モジュール14は制御
信号を発生すると共に様々なデバイスによって供給され
る信号を処理するマイクロコントローラ7を備えてお
り、これはアドレスバス15及びデータバス21を介し
て様々なデバイスに接続する。マイクロコントローラは
音声合成モジュール20用の音声要素を規定するディジ
タルデータの選択及び用立てもする。音声合成モジュー
ル20は本来既知のものであり、これはスピーカ5が後
続している可聴周波増幅器4に所望なアナログ信号を既
知の方法にて供給する。モジュール14はさらに、所定
瞬時にマイクロコントローラ7によって用いられるソフ
トウェア層を格納すると共に処理すべきTMCフィール
ドの内容も暫定的に格納するための揮発性メモリ8、所
謂RAMと、確実に固定される語彙の記述を格納するた
めの固定メモリ9、所謂ROMと、メモリカード読取器
22及び例えばPCMCAタイプの取外し可能なメモリ
カード23により形成されるメモリ(22,23)も備
えており、メモリカード23には特に、所定のユーザ及
び/又はは所定の地域に対応する特定の語彙要素の記述
を格納させる。
【0020】標準のTMCメッセージは、RDSデータ
内にて受信されて、それぞれのコードによって語彙要素
を指定する次のような幾つかのディジタルデータフィー
ルドによって形成される。即ち、 − 或る事象を記述する語彙要素のコードを包含する1
1ビットから成る第1フィールド、 − 当該事象が関連する位置を規定する語彙要素のコー
ドを包含する16ビットから成る第2フィールド、 − 関連する位置の拡がりを記述する語彙要素のコード
を包含する3ビットから成る第3フィールド、 − 関連するルートの方向を記述する1ビットから成る
第4フィールド、 − メッセージの有効期間を与える3ビットから成る第
5フィールド、 − 迂回路をとることを勧めるか、否かを示す1ビット
から成る第6フィールド。
【0021】各フィールドの内容は何に関するものであ
るかを判り易く表現するように処理する必要がある。こ
のために、固定メモリを設けて、各フィールドの種々の
内容に対応するアドレスに情報を普通の形態(例えば、
表示すべきメッセージの文字のASCIIコードとし
て)で格納させて、その情報をフィールドの内容に基い
て検索し得るようにする。
【0022】例えば、11ビットから成る(或る事象を
記述する)第1フィールドは、2048個の語彙要素
(従って211個の語彙要素)を普通の形態で包含するこ
とができて、各語彙がフィールドの内容によって規定さ
れるアドレスに見つけられるメモリに関連させる。こう
した語彙要素は、例えば「交通渋滞」、「この先道路工
事中」、「事故」等のようなものとする。これらはメモ
リ9に格納させる。
【0023】16ビットから成る(位置を記述する)第
2フィールドは、位置点のメモリと称するメモリに関連
させ、このメモリは、特に地名や、それらのタイプや、
その場所が位置する地域や、次の地点や、前の地点等に
関する完全なデータを含んでおり、各語彙要素が原則と
してフィールドの内容によって指定されるアドレスにて
見つけられる65,536個のような多数の語彙要素
(従って、216個の語彙要素)を普通の形態で包含する
ことができる。これらの語彙要素は、例えば「パリ」、
「リール」又は「出口21」等のようなものとする。こ
れらの語彙はメモリ23に格納させる。
【0024】第3フィールドでは様々なタイプの拡がり
を規定する。なお、「拡がり」とは、例えば当面の事象
が例えば次の場所にまで達すると言うようなことを意味
する。
【0025】第4フィールドにおける0ビットは、例え
ば「パリ→リール方向」を意味するのに対し、1ビット
は「リール→パリ方向」を意味する(フィールド2の内
容はパリとリールとの関連を明らかにするが、方向性に
ついては欠けている)。
【0026】或る問題の特徴はフィールド1に含まれる
コードに対応する共通の形態の情報によって規定され、
その問題が生じている位置はフィールド2のコードに対
応する情報によって規定される。このフィールド2に含
まれるコードを“PL”(位置点)(Point of Locatio
n) と称する。これらのコードを番号によって表わし、
こうした番号の系列に切れ目を設けるようにする。例え
ば、ライン川流域の多数の位置点を規定するために、番
号PLが258〜264まで続き、次に930から98
3まで続くようにする。
【0027】各位置点(各地名)を記述するために17
0のデータバイトを設ける。ライン川流域の場合、最大
番号PLが50004となるため、或る位置点を記述す
るデータのアドレスをコードそのものとする位置点メモ
リは50004×170バイト、従って8500680
バイトの容量を必要とすることになる。
【0028】様々な地点の記述を包含している語彙メモ
リの大きさを小さくすることが考えられている。このた
めに、正規化したデータベースでは、所定の地域内で有
効で、しかも番号PLが連続する位置点のみを考慮する
ようにしている。こうした連続番号は“セグメント”と
称するグループを形成する。受信機の位置点メモリ内に
は、これらのセグメントを連結させ、即ちセグメントを
切れ目なく端と端をつないで配置する。このような編制
とすることにより、限られた大きさのメモリでも十分使
用することができる。セグメントをこのように連結する
場合には、或るコードと所定のセグメントとの関係を確
認するのに、50004個の有り得る各コード(ライン
川流域の場合)に対して、語彙メモリにおける各位置点
を記述するデータの位置を直接示すデータを包含する補
助メモリを使用することができる。この場合、メモリ
(それぞれの位置点の記述+補助メモリ)の総容量は、
それぞれの位置点の記述に対するものと、補助メモリに
対するものとで、1285×170バイト、従って21
8450バイトとなり:全範囲の番号PLの各番号PL
に対しては2バイトとするため、50004×2バイト
=100008バイトとなり、従って全部で85006
80バイトの代りに僅か318458バイトとなる。
【0029】コードとセグメントとの関係は、各セグメ
ントの最小と最大の番号PLを包含しており、且つその
セグメントに対応する記述の実際の位置が、語彙メモリ
におけるこのセグメントに対応する一方の境界の位置デ
ータ、例えば“オフセット”と称するセグメントの低い
方の限定値の位置データを与えることによって指定され
る補助メモリを用いることにより検索することもでき
る。
【0030】従って、所定の番号PLが位置するセグメ
ントを検索するためには、その所定の番号を包含してい
るセグメントが見つかるまで、この所定の番号PLを
(補助メモリ内にて見つけられる)各セグメントの最小
と最大の番号PLと比較する必要がる。この場合、語彙
メモリにおける番号PLに対応する位置点の記述のアド
レスを得るためには、前記オフセットに所定の番号PL
とセグメント内に含まれる最小番号との差であるシフト
量を加えるだけで済む。ライン川流域の上述した例は1
96個のセグメントを伴ない、従って196×6バイト
(最小番号用に2バイト、最大番号用に2バイト、セグ
メントの位置用に2バイト)、即ち1176バイトを補
助メモリに必要とし、さらに位置点メモリ用に2184
50バイトを必要とし、上述した318458バイトの
代わりに全部で219626バイトを必要とする。しか
し、アドレスを求めるには多少時間を要する。
【0031】それにも拘らず、或る地点の記述をアクセ
スするのに必要な時間をかなり短くすることもできる。
このためには、語彙メモリ内にセグメントを配置する順
序を考えて、この順序をセグメント内に含まれる番号P
Lの値に基いて決定する。第2セグメントの最小番号が
第1セグメントの最大番号よりも大きい場合には、第2
セグメントの方が第1セグメントよりも高いものとす
る。
【0032】従って、それぞれのセグメントをアクセス
するトリーを表わすデータは“トリー状メモリ”と称す
るメモリ素子に格納させる。実際上、このことはノード
と称するデータブロックが前記メモリ素子に格納される
ことを意味し、各ノードは1つのセグメントを規定する
と共に同じトリー状メモリにおける2つの他のノードの
アドレスを示す。例えば、ルートノード(レベル“0”
を有するものとする)は中間のセグメント、即ちセグメ
ント系列のほぼまん中に位置するセグメントを規定する
と共に次のような他の2つのノードを示す。即ち −第1ノード:これはレベル“−1”を有し、 −前記中間セグメントの下方に位置する複数のセグメン
トのほぼまん中に位置するセグメントを規定し、 −且つレベル“−2”を有する他の2つのノードを示
す。 −第2ノード:これもレベル“−1”を有し、 −前記中間セグメントの上方に位置する複数のセグメン
トのほぼまん中に位置するセグメントを規定し、 −且つレベル“−2”を有する他の2つのノードを示
す。 なお、“ほぼまん中”と云うのは、セグメントの番号が
偶数の場合には、厳密にまん中に位置するセグメントは
ないからである。
【0033】コードをその番号PLに基いて検索する場
合には、その番号PLを含んでいるセグメントが見つか
るまでトリーをたどりさえすもればよい。トリーの深
度、即ち或る所定の番号PLを含んでいるセグメントを
見つけるのに必要とされる探索ステップの最大数は、語
彙メモリ内に含まれる総セグメント数の2を底とする自
然対数に高々等しい。各セグメントの最小と最大の番号
PL及びセグメントの実際の位置データを格納する補助
メモリは常に2つの他のノードのアドレスを加えること
によってトリー状メモリを形成するようにするのが好適
である。
【0034】トリーの探索を編制するのに好適な方法を
説明するために、番号PLの系列を図3に細長い長方形
39の形態で記号的に示してある。これは考えられうる
全ての位置点を正規化することによって得られる全部の
番号系列に関するものである。従って、これは6553
6個の位置データを含んでいる。しかし、或る地方に関
するデータベースでは、所定の位置点のみに限定され
る。こうした多数の位置点をセグメント24,25,2
6,27,28,29,30,31(ハッチを付して示
してある)にグループ分けする。これらの各セグメント
はそれぞれ定められた位置点を指定するコードを含んで
おり、これらのセグメント間には切れ目32,33,3
4,35,36,37,38がある。参照番号227に
て示す点に対応するトリーのルートノード(深度0)は
特に、セグメント27の最小と最大の番号を含んでい
る。所定の番号PLと、セグメント27のこれら2つの
番号との比較は、次のような3通りのことを示す。即
ち、番号PLがセグメント27内にあり、上述したよう
な位置点の記述のアドレスを計算する必要があるだけ
か、その番号が図面の右側(大きな番号)に位置する
か、或いは左側(小さい番号)に位置するかである。ル
ートノード227のレベルでは補助メモリ内における2
25以下及び230以上の中間ノードのアドレスも示さ
れるため、比較結果に応じてこうしたアドレスの1つを
選定することによりトリーをたどることができる。
【0035】番号PLがセグメント27の最大番号より
も大きい場合には、深度−1を有する次のノードは参照
番号230に対応するノードとなり、これはセグメント
30の最小番号及び最大番号を含んでいる。番号PLが
セグメント27の最小番号よりも小さい場合には、深度
−1を有する次のノードは参照番号225に対応するノ
ードとなり、これはセグメント25の最小番号及び最大
番号を含んでいる。所定の番号とこれら2つの番号を比
較すれば、再び次の3通りのことがわかる。即ち、この
所定の番号がセグメント25内にあり、上述したような
位置点の記述のアドレスを計算する必要があるだけか、
その番号が図の右か、左側に位置するかである。例え
ば、ノード225がたどる中央ノードとして示されるア
ドレスはセグメント26の最小番号及び最大番号と、ト
リーの終点に達したことを示すコードとを包含する。こ
れと同様なことが他のセグメント24,28,31につ
いても云える。場合によっては、トリーを複数のブラン
チに分けると、少なくとも1つの末端ノードがセグメン
トに対応しなくなることがある。これはノード229の
右側の「擬似セグメント」250に対する場合であり、
この場合のコードは、斯かるレベル、或いは上流ノード
(229)のレベルのセグメントは無効とする旨を示す
ようにする。
【0036】図4はトリーの探索編制の他の例を示す。
これはセグメントの代わりにセグメント間の切れ目に基
づくものである。しかし、この方法は前述した例の場合
よりも実施が困難である。参照番号135に対応するト
リーのルートノード(深度0)は切れ目35の両側に位
置するセグメント28の最小番号とセグメント27の最
大番号とを包含する。所定の番号PLと、これら2つの
番号との比較は、図面の右側にその所定の番号が位置す
るのか(大きな番号)、或いは左側(小さい番号)に位
置するかを示す。ルートノード135のレベルでは、補
助メモリにおける低い及び高い中間ノード133及び1
37のアドレスも示されるため、トリーの探索をするこ
とができる。番号PLがセグメント27の最大番号より
も小さい場合には深度“−1” の参照番号133に対
応すに次のノードがセグメント26の最小番号とセグメ
ント25の最大番号を包含する。番号PLがセグメント
28の最小番号よりも大きい場合には、深度−1の参照
番号137に対応する次のノードがセグメント30の最
小番号とセグメント29の最大番号とを包含する。ノー
ド133での所定の番号PLと、セグメント26の最小
番号及びセグメント25の最大番号との比較は、その所
定の番号が図面の右にあるのか、左に位置するのかを示
し、このようにして深度−1の参照番号132,13
4,136に対するノードについて各セグメントを調べ
て、最終的に1つのセグメントを探索する。
【0037】セグメントの特徴(セグメントに含まれる
最小及び最大コードと、オフセット)及び同じメモリ内
にてトリーの次のノードを見つけられるようにするデー
タは同じメモリ内にスタックすることでき、このメモリ
はトリー状メモリ及び補助メモリと同じように形成す
る。補助メモリ内に各セグメントを規定するには10デー
タバイト、即ちセグメントの最小番号PLを示す2バイ
トと、最大番号PLを示す2バイトと、オフセット用の
2バイトと、トリーの次のセグメントの2つの各アドレ
ス用のそれぞれ2バイトを必要とする。従って、196
個のセグメントを伴なうライン川流域の上述した例の場
合には補助メモリに196×10バイト=1960バイ
トを、位置点メモリ用に218450バイトを必要と
し、全部で220410バイトを必要とする。トリーは
8の深度を有する。斯かる220410バイトは、トリ
ーを利用しない上述した219626バイトよりも僅か
に多いが、トリープロセスの利用はアクセス速度を極め
て速くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカーラジオ受信機の一例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明によるカーラジオ受信機の一部を詳細に
示したブロック図である。
【図3】語彙要素を指定する番号系列のセグメントを検
索し得るようにするトリー探索編制の一例を示す説明図
である。
【図4】図3の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 中間周波増幅器兼復調器 4 可聴周波増幅器 5 スピーカ 7 マイクロコントローラ 8 揮発性メモリ 9 固定メモリ 10 表示スクリーン 12 制御キーボード 14 モジュール 15 アドレスバス 18 入/出力インタフェース 20 音声合成モジュール 21 データバス 22 メモリカード読取器 23 メモリカード 24〜31 セグメント 32〜38 切れ目 225,227,229,230,250 ノード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 語彙要素の記述を包含している語彙メモ
    リを備え、該メモリ内の語彙要素記述の各々は語彙要素
    を指定する番号によって形成されるコードによりアドレ
    ス可能であり、或る所定のユーザにとって有効な語彙要
    素を指定する番号の組が、セグメントと称する連続番号
    のグループ間に切れ目をもつ番号の系列を構成するよう
    にしたカーラジオ受信機において、様々なセグメントに
    包含されるコードに対応する前記記述が、前記語彙メモ
    リ内にて端と端をつないで配置され、且つ前記受信機が
    補助メモリを備え、該補助メモリが前記語彙メモリ内の
    各コードに対する対応する記述の位置を特定し得るディ
    ジタルデータを包含するようにしたことを特徴とするカ
    ーラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 前記補助メモリが、前記語彙メモリ内の
    或る所定のユーザにとって有効な各コードに対する対応
    する記述の位置データを包含するようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のカーラジオ受信機。
  3. 【請求項3】 前記補助メモリが或る所定のセグメント
    に対し、該セグメント内に包含される最小のコード値
    と、前記セグメント内に包含される最大のコード値と、
    語彙メモリ内における前記セグメントの一方の境界に位
    置するコードに対応する記述の位置データとを包含する
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    一項に記載のカーラジオ受信機。
  4. 【請求項4】 所謂“トリー”メモリが、或る所定のセ
    グメントに対応して、補助メモリ内における前記所定の
    セグメント以下の複数の他のセグメントに関するデータ
    のアドレス及び前記所定のセグメント以上の複数の他の
    セグメントに関するデータのアドレスを包含するように
    したことを特徴とする請求項3に記載のカーラジオ受信
    機。
  5. 【請求項5】 或る所定のセグメントに対して、前記ト
    リー状のメモリが、補助メモリ内における前記所定のセ
    グメント以下のセグメント系列のほぼまん中に位置する
    他のセグメントのデータのアドレスと、補助メモリ内に
    おける前記所定のセグメント以上のセグメント系列のほ
    ぼまん中に位置する他のセグメントのデータのアドレス
    とを包含するようにしたことを特徴とする請求項4に記
    載のカーラジオ受信機。
  6. 【請求項6】 所定セグメントの上方又は下方に考慮す
    べきセグメントがない場合のために、トリー状のメモリ
    がその旨を示す特殊な符号を含むようにしたことを特徴
    とする請求項5に記載のカーラジオ受信機。
  7. 【請求項7】 前記補助メモリとトリー状メモリが同一
    のメモリを形成するようにしたことを特徴とする請求項
    4〜6のいずれか一項に記載のカーラジオ受信機。
  8. 【請求項8】 前記受信機がカード読取器を備え、前記
    語彙メモリ及び補助メモリを取外し可能なカードに適合
    させるようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか一項に記載のカーラジオ受信機。
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