JPH08293696A - 実装機の部品供給装置 - Google Patents

実装機の部品供給装置

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JPH08293696A
JPH08293696A JP7100997A JP10099795A JPH08293696A JP H08293696 A JPH08293696 A JP H08293696A JP 7100997 A JP7100997 A JP 7100997A JP 10099795 A JP10099795 A JP 10099795A JP H08293696 A JPH08293696 A JP H08293696A
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tray
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装機本体に対して給送フィーダーを合理的
にレイアウトすることができるとともに、設置状態が異
なる場合に対して給送フィーダーを共通化することがで
きるようにする。 【構成】 実装機本体60に外部から部品を供給する給
送フィーダー1を備え、この給送フィーダーは上下複数
段のトレーを収納したトレー収納部5と、トレー引出装
置10と、引出装置昇降機構11と、トレー引出装置1
0の前方に位置する部品搬送部12と、部品移載装置1
3とを有している。上記引出装置昇降機構11はトレー
引出装置10のトレー引出方向と直交する方向の一側方
部に配置され、上記部品搬送部12は給送フィーダー1
のトレー引出方向前方側の端部付近に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下複数段のトレーを
収納したトレー収納部からトレーを引出してこのトレー
から取出した部品を実装機本体に送るようになっている
給送フィーダーを備えた実装機の部品供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平6−177584号
公報に示されるように、部品を配列した上下複数段のト
レーを収納したトレー収納部と、このトレー収納部の前
方に位置してトレー収納部内のトレーを引き出すトレー
引出装置と、このトレー引出装置を昇降させる引出装置
昇降機構と、トレー引出位置の前方に配置されてトレー
引出方向と直交する方向に延びる部品搬送部と、部品吸
着ヘッド及びロボット部等からなる部品移載装置とを有
する給送フィーダーにより、部品を実装機本体に供給す
るようにした実装機の部品供給装置が知られている。
【0003】この部品供給装置は、実装機本体への部品
供給の際に、上記給送フィーダーにおいて、先ず上記引
出装置昇降機構によりトレー引出装置をトレー収納部の
対象トレー(供給すべき部品が置かれているトレー)に
対応する高さ位置まで昇降させてから、トレー引出装置
によりトレーを引出し、さらに上記部品移載装置により
トレー上の部品を吸着して部品搬送部へ移載した後、部
品搬送装置により部品を実装機本体に送るようにしたも
のである。そして、実装機本体は、上記給送フィーダー
から送られた部品を実装用ヘッドにより吸着し、この実
装用ヘッドがプリント基板上に移動して、部品をプリン
ト基板に実装するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の部品供給装置
においては、上記給送フィーダーが実装機本体の外部
に、実装機本体の構造に応じたレイアウトで設置され、
例えば、図6(a)に示すような設置状態あるいは図6
(b)に示すような設置状態とされる。つまり、図6
(a)に示す例では、基板搬送コンベア161、テープ
フィーダー162、実装用ヘッド(図示せず)等を具備
した実装機本体160に対し、基板搬送コンベア161
と直交する方向の外方に給送フィーダー101が位置
し、部品搬送部112が基板搬送コンベア161と直交
する方向で実装機本体160に向かうように配置され
る。また、図6(b)に示す例では、実装機本体160
に対し、基板搬送コンベア161に沿った方向の側方に
給送フィーダー101′が位置し、かつ、上記部品搬送
部112が基板搬送コンベア161と平行に実装機本体
160に向かうように配置される。
【0005】ところで、上記給送フィーダー101,1
01′において、トレー引出装置110を昇降させるた
めの引出装置昇降機構111は、ボールねじ軸126と
これを駆動するモータ124等によって構成されるが、
そのモータ124等をトレー引出装置110と干渉しな
いように配置する必要があることから、従来の給送フィ
ーダーではトレー引出装置110のトレー引出方向前方
側に上記引出装置昇降機構111が配置されている。つ
まり、図6中に示すように、給送フィーダーのハウジン
グ102内のトレー収納部105の前方にトレー引出装
置110が位置し、その上方に部品移載装置113が配
置されるとともに、トレー引出装置110の前方におけ
る所定高さ位置に部品搬送部112が配置され、さらに
その前方におけるハウジング102の下部に、搬送装置
昇降機構111が配置されている。従って、給送フィー
ダーのハウジング102は、搬送装置昇降機構111を
配置するためのスペースをとるために部品搬送部110
よりも前方に比較的大きく張り出した部分Aを有してい
る。
【0006】しかし、このような構造によると、実装機
本体160に対する給送フィーダーのレイアウトの合理
化等を図る上で次のような不都合がある。
【0007】すなわち、図6(a)のように実装機本体
160の外方に給送フィーダー101を位置させる場合
に、上記部品搬送部112が上記テープフィーダー16
2の近辺を通って実装機本体160の所定部品供給位置
に向かうように配置する必要があるが、給送フィーダー
101の部品搬送部112よりも前方部分Aが比較的大
きく張り出していると、部品搬送部112を上記配置と
しつつ前方部分Aがテープフィーダー162と干渉しな
いようにするためには、実装機本体160の外側に突出
するテープフィーダー162よりさらに外方に給送フィ
ーダー101を設置しなければならない。従って、レイ
アウトのコンパクト化が充分に図れない上に、給送フィ
ーダー101が実装機本体160から遠ざかるため上記
部品搬送部112を長くしなければならず、それに伴
い、部品搬送に要する時間が長くなって、能率向上の妨
げとなるという問題がある。
【0008】また、図6(b)のように実装機本体16
0の側方に給送フィーダー101′を位置させて、部品
搬送部112を基板搬送コンベア161に沿うように配
置する場合には、給送フィーダー101′の部品搬送部
112より前方側の部分が基板搬送ラインと交錯する状
態となるので、実装機本体160に対する基板の搬入、
搬出を可能にするためには、実装機本体160の基板搬
送コンベア160に対応する補助コンベア170を給送
フィーダー101′に組み込んでおく必要があり、その
構造が複雑化する。
【0009】しかも、上記のように図6(b)の設置状
態とする場合は補助コンベア170を組み込んだ給送フ
ィーダー101′を用いる必要があって、この場合と図
6(a)に示すような設置状態とする場合とに対して給
送フィーダーを共通化することができないため、給送フ
ィーダーの製造の合理化を図る上でも問題があった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑み、実装機本体
に対して給送フィーダーを合理的にレイアウトすること
ができるとともに、設置状態が異なる場合に対して給送
フィーダーを共通化することができる実装機の部品供給
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基板搬送ライン上に位置するプリント基板に部品を実装
する実装機本体と、この実装機本体に外部から部品を供
給する給送フィーダーとを備え、上記給送フィーダー
は、部品を配列した上下複数段のトレーを収納したトレ
ー収納部と、このトレー収納部内のトレーを引き出すト
レー引出装置と、このトレー引出装置を昇降させる引出
装置昇降機構と、トレー引出方向と直交する方向に延び
て実装機本体に部品を搬送する部品搬送部と、上記引出
装置により引き出されたトレー上の部品を上記部品搬送
部に移載する部品移載装置とを有している実装機の部品
供給装置であって、上記給送フィーダーの引出装置昇降
機構を、上記トレー引出装置のトレー引出方向と直交す
る方向の一側方部に配置するとともに、上記部品搬送部
を、給送フィーダーにおけるトレー引出方向前方側の端
部付近に配置したものである。
【0012】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の実装機の部品供給装置において、上記給送フィーダ
ーを、上記部品搬送部が基板搬送ラインと直交する方向
となる配置で実装機本体の外方に位置させる第1の設置
状態と、上記部品搬送部が基板搬送ラインと平行となる
配置で実装機本体の側方に位置させる第2の設置状態と
に選択的に設置可能とし、上記第1の設置状態では実装
機本体のテープフィーダー配設箇所に隣接する位置に給
送フィーダーを設置し、上記第2の設置状態では基板搬
送ラインに沿った位置に給送フィーダーを設置するよう
にしたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によると、上記給送フィー
ダーにおける引出装置昇降機構がトレー引出方向と直交
する方向の一側方部に配置されていることにより、従来
のように引出装置昇降機構がトレー引出方向の前方側に
配置されているものと比べ、給送フィーダーの部品搬送
部より前方側の部分の張出し量が小さくなる。
【0014】そして、請求項2記載のように、上記給送
フィーダーを上記第1の設置状態と上記第2の設置状態
とに選択的に設置可能とし、上記第1の設置状態では実
装機本体のテープフィーダー配設箇所に隣接する位置に
給送フィーダーを設置し、上記第2の設置状態では基板
搬送ラインに沿った位置に給送フィーダーを設置するこ
とにより、第1の設置状態とする場合と第2設置状態と
する場合とで給送フィーダーの構造を変える必要がな
く、かつ、それぞれの場合に合理的なレイアウトが得ら
れる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3は給送フィーダーを示すもので
あり、図1は平面図、図2は一側方から見た立面図、図
3は後方(図1,図2の右側)から見た立面図(トレー
収納部は断面で示す)である。
【0017】これらの図において、給送フィーダー1の
ハウジング2の下端部にはキャスタ3及びレベリングボ
ルト4が設けられており、上記レベリングボルト4を上
げた状態でキャスタ3によって給送フィーダー1を任意
の位置に移動でき、移動後はレベリングボルト4を下げ
ることによって位置規制することができるようになって
いる。
【0018】上記ハウジング2内の後方部(図1,図2
で右方部)には、トレー収納部5が設けられている。こ
のトレー収納部5は、ハウジング2に固定された枠体6
を有し、この枠体6内に上下多数段のトレー7を収納し
ており、各トレー7上にIC等の部品(図示せず)が配
列されている。上記トレー7は前方(矢印a方向)に引
出し可能とされ、その前面には被把持部8が設けられて
いる。
【0019】さらに給送フィーダー1には、トレー引出
装置10、引出装置昇降機構11、部品搬送部12及び
部品移載装置13が設けられている。
【0020】上記トレー引出装置10は、上記トレー7
の被把持部8を把持するためのチャック機構15と、こ
のチャック機構15をトレー出入方向に移動させるため
のシリンダ16と、一対のトレーガイド17と、これら
を支持する支持台18とを備え、トレー引出装置10全
体がハウジング2に対して昇降可能となっている。具体
的に説明すると、上記支持台18は、ハウジング2内の
複数箇所に配設されたガイド柱19に昇降自在に支持さ
れており、この支持台18上に上記シリンダ16が設け
られ、このシリンダ16により作動されてトレー出入方
向に移動する可動部20に上記チャック機構15が取り
付けられている。このチャック機構15は、互いに近
接、離間可能な一対のチャックアーム21と、この一対
のチャックアーム21を作動するチャックシリンダ22
とを有している。また、上記一対のトレーガイド17
は、上記支持台18の上方に所定間隔をおいて互いに平
行に配置されている。
【0021】また、上記引出装置昇降機構11は、昇降
用モータ24と、このモータ24により駆動されるボー
ルねじ軸25とを有し、上記ハウジング2内におけるト
レー収納部5の近傍で、トレー引出方向と直交する方向
の一側方部に配置されている。上記ボールねじ軸25
は、垂直方向に延び、ハウジング2内のフレーム2aに
回転自在に支承され、プーリ26,27及びベルト28
を介して上記昇降用モータ24に連結される一方、上記
トレー引出装置10の支持台18の一側方部延出部分1
8aに設けられたナット29に螺合している。
【0022】また、上記部品搬送部12は、トレー引出
装置10の前方の所定高さ位置においてトレー引出方向
と直交する方向に延びるガイドレール31と、このガイ
ドレール31に沿って配置された送りベルト32と、上
記ガイドレール31にスライド自在に支持されるととも
に上記送りベルト32に止着された部品載置台33とを
有している。上記送りベルト32は、ガイドレール31
の長手方向両端部に軸支された一対のプーリ34,35
に掛け渡され、その一方のプーリ34はベルト伝動手段
36を介してモータ37により駆動されるようになって
いる。
【0023】なお、上記部品搬送部12は、給送フィー
ダー1のハウジング2に対して着脱可能に取り付けられ
ている。そして、図1中に示す部品搬送部12は、給送
フィーダー1の前端近傍部において片側の側方(同図に
おける下方)へ突出した状態に取り付けられているが、
部品搬送部12を図示のものとは対称形状のものに取り
替えることにより、反対側の側方(同図における上方)
へ突出する状態に取り付けることもできるようになって
いる。
【0024】また、上記部品移載装置13は、X方向
(トレー引出方向)に移動可能な基台41と、この基台
41に対してY方向(トレー引出方向と直交する方向)
に移動可能なヘッド保持台42と、このヘッド保持台4
2に取り付けられた部品吸着ヘッド43と、上記基台4
1をX方向に移動させる機構と、上記ヘッド保持台42
をY方向に移動させる機構とを有している。
【0025】具体的には、ハウジング内の上方両側部に
一対のX方向ガイドレール44が配設され、このガイド
レール44に上記基台41の両端部がスライド自在に支
持されるとともに、片側のX方向ガイドレール44の近
傍にX方向送りベルト45が設けられ、上記基台41の
一端部が上記X方向送りベルト45に止着されている。
上記X方向送りベルト45は一対のプーリ46,47に
掛け渡され、その一方のプーリ45が、ベルト伝動手段
48を介してX軸モータ49により駆動されるようにな
っている。また、上記基台41には、Y方向ガイド51
と、このガイド51と平行に配置されて一対のプーリ5
3,54に掛け渡されたY方向送りベルト52と、ベル
ト伝動手段55を介して一方のプーリ53を駆動するY
軸モータ56とが装備されており、上記ヘッド保持台4
2が、Y方向ガイド51にスライド自在に支持されると
ともにY方向送りベルト52に止着されている。そし
て、このヘッド保持台42にブラケット57を介して部
品吸着ヘッド43が取り付けられている。部品吸着ヘッ
ド43には、吸着用ノズル58と、これを所定ストロー
クだけ昇降させるシリンダ59とが設けられている。
【0026】図4は、実装機本体60に対して上記給送
フィーダー1を第1の設置状態とした場合の配置構成を
概略的に示している。
【0027】同図において、実装機本体60には、一定
方向(図の左右方向)にプリント基板を搬送する基板搬
送コンベア61と、多数列のテープフィーダー62と、
プリント基板への部品の実装を行う実装用ヘッド(図示
せず)等を備えている。上記テープフィーダー62は、
一般に知られているように、部品を所定間隔おきに収
納、保持したテープがリールから導出され、繰出機構に
よってテープが間欠的に繰り出されるとともに、テープ
導出側端部で部品のピックアップが可能となるように構
成されたものである。そして、多数列のテープフィーダ
ー62が、実装機本体60の外側に突出する状態で、実
装機本体1に取り付けられている。
【0028】一方、上記給送フィーダー1は、先にも述
べたように、ハウジング2内の後方部に位置するトレー
収納部5と、その前方に位置するトレー引出装置10
と、引出装置昇降機構11と、部品搬送部12と、部品
移載装置13とを備えており、上記引出装置昇降機構1
1がハウジング2内の一側方部に配置され、部品搬送部
12が給送フィーダー1の前端部付近に位置するように
構成されている。
【0029】そして、同図に示す第1の設置状態では、
部品搬送部12が基板搬送ラインと直交する方向となる
配置で給送フィーダー1が実装機本体60の外方に設置
されている。上記部品搬送部12は、テープフィーダー
62の近辺に位置してテープフィーダー62と平行に実
装機本体60内にまで延び、実装用ヘッドによるピック
アップに適した所定位置に達している。
【0030】とくに、この第1の設置状態において、上
記給送フィーダー1は実装機本体60のテープフィーダ
ー配設箇所に隣接する位置に設置されている。つまり、
給送フィーダー1は、実装機本体60からテープフィー
ダー62が外側に突出している部分の側方で、実装機本
体60の外側部に近接した位置に設置されている。
【0031】なお、実装機本体60においては、上記実
装用ヘッドにより、選択的にテープフィーダー62の部
品もしくは給送フィーダー1から供給される部品がピッ
クアップされ、つまり、実装すべき部品がテープフィー
ダー62に存在する場合はこのテープフィーダー62か
ら部品がピックアップされ、実装すべき部品が給送フィ
ーダー1に存在する場合は給送フィーダー1の部品搬送
部12により実装機本体60内に送り込まれた部品がピ
ックアップされるようになっている。
【0032】また、図5は、実装機本体60に対して上
記給送フィーダー1を第2の設置状態とした場合の配置
構成を概略的に示している。同図において、実装機本体
1の基板搬送コンベア61の側方には、延長コンベア6
1aが設けられている。この延長コンベア91aは、給
送フィーダー1とは別体のもので、実装機本体1の基板
搬送コンベア61に連なっている。
【0033】そして、第2の設置状態では、部品搬送部
12が基板搬送ラインと平行となる配置で、給送フィー
ダー1が実装機本体60の側方に設置されている。より
具体的には、上記部品搬送部12が基板搬送コンベア6
1及び延長コンベア61aの近辺に位置してこれらと平
行に実装機本体60内にまで延び、給送フィーダー1の
前端部が延長コンベア61aが沿った状態に、給送フィ
ーダー1が設置されている。
【0034】以上のような部品供給装置によると、上記
給送フィーダー1から実装機本体60へ部品を供給する
ときには、先ず上記引出装置昇降機構11の昇降用モー
タ24でボールねじ軸25が駆動されることにより、供
給すべき部品が置かれているトレー7に対応する高さ位
置までトレー引出装置10が昇降され、次いでトレー引
出装置10のシリンダ16及びチャックシリンダ22が
順次作動されることにより、チャック機構15によって
トレー7の被把持部8が把持された後、トレー7が所定
の引出位置まで引出される。
【0035】次に、上記トレー引出装置10が所定上昇
端位置まで上昇され、この状態で部品移載装置13が作
動され、部品吸着用ヘッド43が所定引出位置にあるト
レー7上の部品を吸着して、部品搬送部12の部品設置
台33上へ移載する。それから、部品搬送部12の送り
ベルト32がモータ37によって作動されることによ
り、上記部品設置台33がガイドレール31に沿って移
動し、実装機本体60へ部品が搬送される。
【0036】ところで、上記給送フィーダー1は、引出
装置昇降機構11がトレー引出方向と直交する方向の一
側方部に配置されているため、従来のように部品搬送部
112の前方に引出装置昇降機構111のモータ124
等が配置されているもの(図6参照)と比べ、給送フィ
ーダー1の部品搬送部12より前方側の部分の張出し量
が小さくなっている。これにより、この給送フィーダー
1は実装機本体60に対して前記の第1の設置状態(図
4)と第2の設置状態(図5)とのいずれの状態にも設
置可能となるとともに、各設置状態において合理的にレ
イアウトすることができる。
【0037】すなわち、上記第1の設置状態では、給送
フィーダー1が実装機本体60の外方に位置し、上記部
品搬送部12がテープフィーダー62の近辺を通って実
装機本体60内の所定位置に達するように配置される。
この場合に、上記給送フィーダー1の部品搬送部12よ
り前方側の部分の張出し量が小さいため、テープフィー
ダー配設箇所に隣接する位置に、テープフィーダー62
と干渉することなく給送フィーダー1を設置することが
できる。そして、このようなレイアウトとすることによ
り、従来の図6(a)に示すレイアウトと比べて給送フ
ィーダー1が実装機本体60に近付くため、全体がコン
パクトになるとともに、部品搬送部12が短くなって、
部品搬送に要する時間を短縮することができる。
【0038】また、上記第2の設置状態では、給送フィ
ーダー1が実装機本体60の側方に位置し、上記部品搬
送部12が基板搬送コンベア61及び延長コンベア61
aに近接してこれらと平行に実装機本体60へ向けて延
びるように配置される。この場合に、上記給送フィーダ
ー1の部品搬送部12より前方側の部分の張出し量が小
さいため、給送フィーダー1と上記延長コンベア61a
とを別体として、給送フィーダー1が延長コンベア61
aに沿うように配置することができ、従来の図6(b)
に示すもののように給送フィーダー101′に補助コン
ベア170を一体に設けておく必要がない。従って、上
記第1の設置状態とする場合と第2の設置状態とする場
合とに対して給送フィーダー1を共通化することができ
る。
【0039】なお、前述のように上記給送フィーダー1
における部品搬送部12の突出方向はこの部品搬送部1
2を取替えることで逆方向に変更可能である。従って、
給送フィーダー1の設置状態を替える場合に必要に応じ
て部品搬送部12の突出方向を変更すればよく、また、
上記第1の設置状態とする場合の実装機本体60、テー
プフィーダー62、給送フィーダー1の位置関係の変更
(図4における上下、左右の位置関係の変更)や上記第
2の設置状態とする場合の実装機本体60、延長コンベ
ア61a、給送フィーダー1の位置関係の変更(図5に
おける上下、左右の位置関係の変更)等も、部品搬送部
12の突出方向を変更することで可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、トレー
収納部、トレー引出装置、引出装置昇降機構、部品搬送
部及び部品移載装置を有する給送フィーダーにより、実
装機本体に外部から部品を供給するようにした部品供給
装置において、上記給送フィーダーにおける引出装置昇
降機構をトレー引出方向と直交する方向の一側方部に配
置し、上記部品搬送部を給送フィーダーのトレー引出方
向前方側の端部付近に配置しているため、給送フィーダ
ーの部品搬送部より前方側の部分の張出し量を小さくす
ることができ、これにより、給送フィーダーの前方側部
分が実装機本体に付属する部品と干渉することを避けつ
つ、実装機本体に対して給送フィーダーを合理的にレイ
アウトすることができる。
【0041】具体的には、上記部品搬送部が基板搬送ラ
インと直交する方向となる配置で給送フィーダーが実装
機本体の外方に位置するような第1の設置状態とする場
合に、実装機本体のテープフィーダー配設箇所に隣接す
る位置に給送フィーダーを設置することができ、これに
より、従来と比べ、レイアウトをコンパクト化すること
ができるとともに、部品搬送時間を短縮することができ
る。また、上記部品搬送部が基板搬送ラインと平行とな
る配置で給送フィーダーが実装機本体の側方に位置する
ような第2の設置状態とする場合に、基板搬送ラインを
構成するコンベアと給送フィーダーとを別体としても、
基板搬送ラインに沿った位置に給送フィーダーを設置す
ることができる。従って、上記第1の設置状態とする場
合と第2の設置状態とする場合とに給送フィーダーを共
通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による給送フィーダーの平面
図である。
【図2】上記給送フィーダーを一側方から見た立面図で
ある。
【図3】上記給送フィーダーを後方から見た立面図であ
る。
【図4】実装機本体に対して給送フィーダーを第1の設
置状態とした場合のレイアウトを示す概略図である。
【図5】実装機本体に対して給送フィーダーを第2の設
置状態とした場合のレイアウトを示す概略図である。
【図6】(a)(b)は従来の給送フィーダーを実装機
本体に対して第1の設置状態及び第2の設置状態とした
場合のレイアウトを示す概略図である。
【符号の説明】
1 給送フィーダー 2 ハウジング 5 トレー収納部 7 トレー 10 トレー引出装置 11 引出装置昇降機構 12 部品搬送部 13 部品移載装置 60 実装機本体 61 基板搬送コンベア 62 テープフィーダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板搬送ライン上に位置するプリント基
    板に部品を実装する実装機本体と、この実装機本体に外
    部から部品を供給する給送フィーダーとを備え、上記給
    送フィーダーは、部品を配列した上下複数段のトレーを
    収納したトレー収納部と、このトレー収納部内のトレー
    を引き出すトレー引出装置と、このトレー引出装置を昇
    降させる引出装置昇降機構と、トレー引出方向と直交す
    る方向に延びて実装機本体に部品を搬送する部品搬送部
    と、上記引出装置により引き出されたトレー上の部品を
    上記部品搬送部に移載する部品移載装置とを有している
    実装機の部品供給装置であって、上記給送フィーダーの
    引出装置昇降機構を、上記トレー引出装置のトレー引出
    方向と直交する方向の一側方部に配置するとともに、上
    記部品搬送部を、給送フィーダーにおけるトレー引出方
    向前方側の端部付近に配置したことを特徴とする実装機
    の部品供給装置。
  2. 【請求項2】 上記給送フィーダーを、上記部品搬送部
    が基板搬送ラインと直交する方向となる配置で実装機本
    体の外方に位置させる第1の設置状態と、上記部品搬送
    部が基板搬送ラインと平行となる配置で実装機本体の側
    方に位置させる第2の設置状態とに選択的に設置可能と
    し、上記第1の設置状態では実装機本体のテープフィー
    ダー配設箇所に隣接する位置に給送フィーダーを設置
    し、上記第2の設置状態では基板搬送ラインに沿った位
    置に給送フィーダーを設置するようにしたことを特徴と
    する実装機の部品供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100495587B1 (ko) * 1997-02-28 2005-09-08 가부시끼가이샤 히다찌 하이테크 인스트루먼츠 전자부품장착장치
CN114762471A (zh) * 2020-01-14 2022-07-15 株式会社富士 元件供给单元的入库出库系统

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