JPH0829344B2 - 板金用引出し具 - Google Patents

板金用引出し具

Info

Publication number
JPH0829344B2
JPH0829344B2 JP7166809A JP16680995A JPH0829344B2 JP H0829344 B2 JPH0829344 B2 JP H0829344B2 JP 7166809 A JP7166809 A JP 7166809A JP 16680995 A JP16680995 A JP 16680995A JP H0829344 B2 JPH0829344 B2 JP H0829344B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
sheet metal
operating means
shaft
drawer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7166809A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07303920A (ja
Inventor
光政 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7166809A priority Critical patent/JPH0829344B2/ja
Publication of JPH07303920A publication Critical patent/JPH07303920A/ja
Publication of JPH0829344B2 publication Critical patent/JPH0829344B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板金用引出し具に関する
ものであり、板金面に溶着するビット先端に細やかな力
を加えながら引き出し作業を行なえる板金用引出し具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、板金時に引き出そうとする凹部
を、該凹部に溶着した金具を介して引き出すのに好都合
な板金用引出し具として、溶着した金具500(図17
及び図18参照)に一端フックを掛止めしてショックで
引き出すスライドハンマー式の板金用引出し具や、本願
出願人により提案された実公昭62−27290号の板
金用引出し具が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたもの
のうち前者においては、 打撃時のショックで溶着部から金具が外れ易い; 個々の金具にショックによる引き出し力を加えながら
作業を進めるため、引き出し後の引き出し面に凹凸起伏
が生じ易い; 引き出し時に加える力の調整が難しく引き出し過ぎる
傾向がある; 短時間のうちに平滑な引き出しを行うことが難しい; などの問題点があった。
【0004】また後者においては、板金面に溶着した金
具500(図17及び図18参照)を介して引き出し力
を板金面に伝え比較的広領域を一度に引き出す荒出し作
業には極めて好都合であるが、その後に更に細部の引き
出しを必要とする場合、板金面が小領域凹部である場
合、あるいは引き出し箇所が極めて特殊な場所である場
合に、細やかな(微妙な)力を加えながら引き出すこと
には必ずしも適していなかった。
【0005】従って本発明の目的は、板金作業を熟練を
要することなく迅速かつ確実に行うことができ、しかも
板金面の平滑化を容易に達成できる板金用引出し具を提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、荒出し作業を終えた
後に更に細部の引き出しを必要とする場合、引き出し箇
所が比較的小領域凹部である場合、あるいは引き出し箇
所が極めて特殊な場所である場合に、その板金面を引き
出すのに便利な板金用引出し具を提供することにある。
【0007】本発明のもう一つ他の目的は、板金面の凹
部の具合に最適な引き出し加減をあらかじめセットで
き、しかも作業者が引き出し状態を目視にて確認しなが
ら板金作業を行える板金用引出し具を提供することにあ
る。
【0008】本発明のもう一つ他の目的は、板金を必要
とする箇所の金属疲労が少ない板金用引出し具を提供す
ることにある。
【0009】本発明の更にもう一つ他の目的は、操作手
段を構成するメインレバーとセカンドレバーの握り幅を
作業者に適する握り幅に調整する握り幅調整手段を備え
た板金用引出し具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、ねじ部が刻設されたシャフトと、該シャフトの一
端に設けたシャフト回動用のハンドルと、前記シャフト
の先端部に配設し板金面に溶着可能なビットを備えた第
1の操作手段と、該第1の操作手段のシャフトのねじ部
が螺合し前記第1の操作手段を回動自在に支持する支持
部を備え、手動操作により前記第1の操作手段を引き上
げる第2の操作手段と、前記第2の操作手段を支承する
脚体とを具備し、前記第2の操作手段が、メインレバー
と、セカンドレバーと、このメインレバーとセカンドレ
バーとを連結する連結アームとより構成され、該連結ア
ームと前記セカンドレバーとの間に、前記メインレバー
と前記セカンドレバーとの握り幅を調整する握り幅調整
手段を配設し、前記シャフトに圧縮コイルばねを巻装し
かつこの圧縮コイルばねを前記メインレバーとセカンド
レバー間に介在させて前記セカンドレバーを付勢させ、
前記セカンドレバーを前記圧縮コイルばねに抗しながら
引き上げて板金面の引き出しを行うことを特徴とする板
金用引出し具である。
【0011】本願の請求項2に係る発明は、上記握り幅
調整手段が、上記連結アームに設けたねじ穴と、このね
じ穴に螺合し、その一端が上記セカンドレバーに当接す
るボルトから構成されている板金用引出し具である。
【0012】本願の請求項3に係る発明は、上記メイン
レバーには、上記セカンドレバーの移動を規制するスト
ッパが配設されている板金用引出し具である。
【0013】本願の請求項4に係る発明は、上記ストッ
パが、上記メインレバーに設けたねじ穴と、このねじ穴
に螺合し、その一端が上記セカンドレバーに当接するボ
ルトから構成されている板金用引出し具である。
【0014】
【作 用】握り幅調整手段を構成するボルトの螺合の進
め具合(深浅)を加減すると、操作手段を構成するメイ
ンレバーとセカンドレバー間の握り幅(スパン)は作業
者に適する握り幅に調整される。
【0015】ビットの先端を板金面に溶着し、第2の操
作手段を手に把持してセカンドレバーを圧縮コイルばね
に抗しながら引き上げ可動させる。板金面はゆっくりと
引き上げられ平滑化する。そして、板金面が平滑化した
ことを確認し、ハンドルを回動させるとビット先端と板
金面の溶着が解かれる。
【0016】ストッパは、セカンドレバーを手動操作に
より引き上げたときに、セカンドレバーの上面部と当接
し、セカンドレバーが必要以上に上方へ動くのを規制す
る。
【0017】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の板金用引出し具を示す斜視図、図2は板金
用引出し具のコード接続部に電源コード(溶接機の出力
コード)一端のクランプ手段を取り付けた状態を示す斜
視図、図3は板金用引出し具の側面図、図4は板金用引
出し具の正面図、図5は板金用引出し具の各構成部品を
示す分解斜視図である。
【0018】これらの図において、板金用引出し具1
は、板金面に溶着可能なビット15を先端部に備えた第
1の操作手段10と、この第1の操作手段10を回動自
在に支持する支持部50を備え手動操作により前記第1
の操作手段10を引き上げる第2の操作手段20と、該
第2の操作手段20を支承する脚体90を具備してい
る。
【0019】このうち、前記第1の操作手段10は、シ
ャフト12と、このシャフト12の一端に設けたシャフ
ト回動用のハンドル11を具備し、前記シャフト12の
先端部に前記ビット15が配設されている。即ち、前記
第1の操作手段10を構成する前記シャフト12の一端
部12Aは、前記ハンドル11に連設して形成したコー
ド接続部11Bのねじ穴に螺着し、一方前記シャフト1
2の先端部12Bは前記ビット15の基端部に設けたね
じ穴に螺着する。又このシャフト12の略中央部から基
端部にかけてねじ部13が刻設され、このねじ部13が
後述する第2の操作手段20の支持部50に螺合し、前
記第1の操作手段10は前記第2の操作手段20に回動
自在に支持される。また前記シャフト12には圧縮コイ
ルばね14が巻装している。更に、前記ハンドル11の
把持部11Aには絶縁部材を被覆してある。
【0020】前記第2の操作手段20は、メインレバー
30と、セカンドレバー40と、このメインレバー30
とセカンドレバー40を連結する連結アーム60とを具
備している。
【0021】前記メインレバー30は、絶縁部材を被覆
して形成した取手部31と、前記取手部31の配設方向
と直交する方向に延出し前記脚体90によって支承され
る左右一対の腕杆33A,33Bと、この腕杆中央部を
穿設して形成した、前記シャフト12が挿通する前記シ
ャフト案内用の貫通孔34(図5参照)と、腕杆中央よ
り外方に突出し中央に溝部35Cを持って形成した左右
一対の突出部35A,35Bを備えている。
【0022】一方、前記セカンドレバー40は、前記取
手部31と同様に絶縁部材を被覆して形成した取手部4
1と、この取手部41の先端部側に形成したくり抜き部
42に配設し前記第1の操作手段10を支持する支持部
50と、前記取手部41の側端面43より外方に突出し
中央に溝部44Cを持って形成した左右一対の突出部4
4A,44Bを備えている。前記支持部50は、中央貫
通孔52にめねじ部を形成した支持部材51を前記くり
抜き部42内に収容しねじ48,49により前記セカン
ドレバー40に固定して構成される。かくして、前記支
持部材51の貫通孔52と前記シャフト12のねじ部1
3が螺合し、前記第1の操作手段10は前記第2の操作
手段に20に回動自在に支持される。
【0023】更に、前記連結アーム60の上部側と下部
側にはボルト挿通孔61,62が穿設されている。前記
連結アーム60の上部側は、前記メインレバー30の溝
部35Cに前記連結アーム60の上腕部を挿入してボル
ト挿通孔35D,61にボルト37を挿通しナット38
にて固定される。一方、前記連結アーム60の下部側
は、前記セカンドレバー40の溝部44Cに前記連結ア
ーム60の下腕部を挿入してボルト挿通孔44D,62
にボルト46を挿通しナット38にて取り付ける。
【0024】かくして、前記メインレバー30と前記セ
カンドレバー40とは連結アーム60を介して連結して
いる。この場合、前記セカンドレバー40は、前記連結
アーム60のボルト挿通孔62に挿通されたボルト46
を短軸として前記連結アーム60に枢支される。また前
記圧縮コイルばね14が、前記メインレバー30と前記
支持部50の頂面間に前記シャフト12を巻装した状態
で介在しているため、前記セカンドレバー40は図1乃
至図3の下方向に常時付勢している。
【0025】符号70は、前記セカンドレバー40を手
動操作により引き上げたときに、前記セカンドレバー4
0の上面部と当接して前記セカンドレバー40が必要以
上に上方へ動くのを規制するストッパである。このスト
ッパ70は、前記メインレバー30の取手部31の近傍
に設けたねじ穴36と、このねじ穴36に螺合し、その
一端が前記セカンドレバー40に当接するボルト70A
から構成されている。このボルト70Aにコイルばね7
1を巻装した状態で前記ボルト70Aを前記メインレバ
ー30のねじ穴に36に螺合させる。
【0026】符号80は、前記連結アーム60と前記セ
カンドレバー40との間に配設した、前記メインレバー
30と前記セカンドレバー40との握り幅を調整する握
り幅調整手段である。この握り幅調整手段80は、前記
連結アーム60の下部に設けたねじ穴63と、このねじ
穴63に螺合し、その一端が前記セカンドレバー40に
当接するボルト80Aから構成されている。このボルト
80Aにコイルばね81を巻装した状態で前記ボルト8
0Aを前記連結アーム60のねじ穴63へ螺合させ、前
記ボルト80Aの先端を前記セカンドレバー40の側端
面43に当接させる。この握り幅調整用のボルト80A
の螺合の進め具合(深浅)を加減することにより、前記
メインレバー30とセカンドレバー40間の握り幅L
(スパンL;図3参照)を作業者に適する握り幅に調整
する。
【0027】前記脚体90は、接面部材93と、この接
面部材上に立設した左右一対の脚部91、92と、前記
接面部材93を囲成する皿状に形成されたクッション9
8とより構成され、前記接面部材93とクッション98
とで板金面に当接する接面部99を形成する。前記脚体
91,92の各上部には、案内溝94,95が形成さ
れ、この案内溝94,95に前記メインレバー30の腕
杆33A,33Bを挿入し、ねじ96,97にて固定す
る。
【0028】本発明は以上のごとく構成され、板金用引
出し具1の前記コード接続部11Bに、電源コード10
0のクランプ手段を取付け、電源コード100の他端側
を溶接機(図示せず)に接続して使用する(図2参
照)。電源コード100は図8に示しように、メインク
ランプ101、セカンドクランプ102、シャフト10
3、スプリング104、ターミナルコード105、パイ
プ106、ねじ107、108を組立てることにより構
成される。
【0029】(板金用引出し具の使用方法)ここで、本
発明に係る板金用引出し具1の使用方法を説明する。先
ず、ストッパ70のボルト70A、握り幅調整用手段8
0のボルト80Aの螺合状態の深浅を加減し、メインレ
バー30とセカンドレバー40との握り幅Lを作業者に
とって最適の状態にセットする。次に、ハンドル11を
回動させて、引き出しを必要とする凹部の深さ(例え
ば、図4の深さM)に達するまでビット15の先端を下
降させる。そして、ビットの先端15Aを凹部に溶着す
る。次に、第2の操作手段20を手に把持し、セカンド
レバー40を圧縮コイルばね14に抗しながら引き上げ
可動させて凹部をゆっくりと引き上げる。板金面が平滑
化したことを確認し、その後ハンドル11を回動させビ
ット先端と板金面の溶着を解く(図12、図13、図1
4)。
【0030】本発明に係る板金用引出し具1を自動溶着
機能付スタッド溶接機と組み合わせることでビットの溶
着、引き出しを連続して行うことができる。従って、例
えば板金作業面が自動車のボディである場合に、あらゆ
る場所(図15及び図16の401乃至図412で示す
各部)を引き出すことが可能となる。即ち、 修理する機会の比較的多いフェンダーも早くきれいに
直る(図15の401の場所); ボンネットなどの直しずらい平面部もきれいに直る
(図15の402の場所); 天井部などの内張りがある場所も焦がさずに直せる
(図15の403); 固いステップなどは荒出しを済ませた後に使用するこ
とにより平滑化できる(図15の404); ドアのライン出しのときに、内側からたたかないでよ
いので内張りをはがさずに直せる(図15の405); 袋状で固いフェンダーアーチも楽に直せる(図15の
406); コーナー部の様に手の入れずらい場所も外側から直せ
る(図15の407); キャブタイプのフロントパネルもダッシュボードなど
の内装品をはずさずに直せる(図16の408); 軽量コンパクトなので高い場所での作業も楽に行なえ
る((図16の409); その他に、図16の符号410乃至412の場所も同様
に直すことができる;
【0031】尚、上記の実施例においては脚体の接面部
材及びクッションを角形に形成したものを示したが、図
9のように丸形の接面部材193、クッション198と
してもよい。更に、図10に示すように、脚体290の
脚部291,292を独立させ、接面部材293A,2
93Bを直線上に形成し、クッション298A,298
Bを同様に形成してもよいこと勿論である。図10の脚
体を用いた場合には、図11に示すように左右の脚部の
位置を移動させて使用することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、本発明に
よれば次の効果を奏する。ビットの溶着、引き上げ、取
り外しという一連の作業により板金面の引き出し作業を
行なえるため、板金作業を熟練を要することなく迅速か
つ確実にして効率よく行うことができ、しかも板金面の
平滑化を容易に達成できる。また、シャフト先端部に設
けたビットの先端を板金面に溶着させた状態で第2の操
作手段を手動操作することにより、引き出し箇所(例え
ば、細部や比較的小領域の凹部や特殊な場所)に細やか
な力を加えながら引き出すことが可能である。更に、第
2の操作手段の支持部に第1の操作手段が回動自在に支
持され、第1の操作手段のハンドルを回動してビットを
昇降させることにより、板金面の凹部の深さに応じてビ
ットの位置を自由に調節し得る構成となっているため、
最適な引き出し加減を板金前にあらかじめセットでき、
板金作業を極めて的確に行なうことができる。しかも、
作業者が第2の操作手段を手動操作するとき、目視にて
確認しながら板金作業を行うことが可能であり操作も容
易である。そして、ビットを板金面へ溶着する際に弱い
溶着でよくビット溶着時に板金面裏面へのこげつきがほ
とんど生じないとともに板金を行う凹部をゆっくりと引
き出すことが可能なため板金箇所の金属疲労が少ない。
加うるに、連結アームに設けたねじ穴と、このねじ穴に
螺合し、その一端がセカンドレバーに当接するボルトか
ら構成される握り幅調整手段を連結アームとセカンドレ
バーとの間に配設してあるので、この握り幅調整用のボ
ルトの螺合の進め具合(深浅)を加減することにより、
操作手段を構成するメインレバーとセカンドレバー間の
握り幅(スパン)を、予めあるいは作業中であっても、
作業者に適する握り幅に調整することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る板金用引出し具を示す斜視図で
ある。
【図 2】板金用引出し具に電源コードのクランプ手段
を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図 3】板金用引出し具の側面図である。
【図 4】板金用引出し具の正面図である。
【図 5】板金用引出し具の各構成部品を示す分解斜視
図である。
【図 6】本発明に係る板金用引出し具を構成している
ビットの正面図である。
【図 7】本発明に係る板金用引出し具を構成している
ビットの底面図である。
【図 8】板金用引出し具に取り付ける電源コードのク
ランプ手段の各構成部品を示す分解斜視図である。
【図 9】本発明に係る板金用引出し具を構成している
脚体の他の例を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る板金用引出し具を構成している
脚体のもう一つ他の例を示す斜視図である。
【図11】板金用引出し具の使用状態を示す正面図であ
る。
【図12】ビット溶着時のビットの正面図である。
【図13】ビット溶着時のビット先端部を示す正面図で
ある。
【図14】板金時のビットの溶着、引上げ、離脱の各状
態を示すビット正面図である。
【図15】自動車ボディを示す斜視図である。
【図16】他の自動車ボディを示す斜視図である。
【図17】従来の板金用引出し具を使用する場合に用い
る金具の板金時の状態を示す正面図である。
【図18】従来の板金用引出し具を使用する場合に用い
る金具を板金面に溶着した時の金具先端を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 板金用引出し具 10 第1の操作手段 11 ハンドル 12 シャフト 13 ねじ部 14 圧縮コイルばね 15 ビット 20 第2の操作手段 30 メインレバー 40 セカンドレバー 50 支持部 60 連結アーム 70 ストッパ 80 握り幅調整手段 90 脚体 99 接面部 190 脚体 290 脚体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ部が刻設されたシャフトと、該シャフ
    トの一端に設けたシャフト回動用のハンドルと、前記シ
    ャフトの先端部に配設し板金面に溶着可能なビットを備
    えた第1の操作手段と、 該第1の操作手段のシャフトのねじ部が螺合し前記第1
    の操作手段を回動自在に支持する支持部を備え、手動操
    作により前記第1の操作手段を引き上げる第2の操作手
    段と、 前記第2の操作手段を支承する脚体とを具備し、 前記第2の操作手段が、メインレバーと、セカンドレバ
    ーと、このメインレバーとセカンドレバーとを連結する
    連結アームとより構成され、 該連結アームと前記セカンドレバーとの間に、前記メイ
    ンレバーと前記セカンドレバーとの握り幅を調整する握
    り幅調整手段を配設し、 前記シャフトに圧縮コイルばねを巻装しかつこの圧縮コ
    イルばねを前記メインレバーとセカンドレバー間に介在
    させて前記セカンドレバーを付勢させ、前記セカンドレ
    バーを前記圧縮コイルばねに抗しながら引き上げて板金
    面の引き出しを行うことを特徴とする板金用引出し具。
  2. 【請求項2】前記握り幅調整手段が、前記連結アームに
    設けたねじ穴と、このねじ穴に螺合し、その一端が前記
    セカンドレバーに当接するボルトから構成されている請
    求項1記載の板金用引出し具。
  3. 【請求項3】前記メインレバーには、前記セカンドレバ
    ーの移動を規制するストッパが配設されている請求項2
    記載の板金用引出し具。
  4. 【請求項4】前記ストッパが、前記メインレバーに設け
    たねじ穴と、このねじ穴に螺合し、その一端が前記セカ
    ンドレバーに当接するボルトから構成されている請求項
    3記載の板金用引出し具。
JP7166809A 1995-06-08 1995-06-08 板金用引出し具 Expired - Lifetime JPH0829344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7166809A JPH0829344B2 (ja) 1995-06-08 1995-06-08 板金用引出し具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7166809A JPH0829344B2 (ja) 1995-06-08 1995-06-08 板金用引出し具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07303920A JPH07303920A (ja) 1995-11-21
JPH0829344B2 true JPH0829344B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=15838079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7166809A Expired - Lifetime JPH0829344B2 (ja) 1995-06-08 1995-06-08 板金用引出し具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829344B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5295545B2 (ja) * 2007-05-23 2013-09-18 カーコンビニ倶楽部株式会社 板金引出具用当て座部材モジュール及びこれを用いた板金引出具
US9826577B2 (en) * 2014-08-08 2017-11-21 Ralph Meichtry Method and device for removing dents
CN106881558A (zh) * 2017-03-06 2017-06-23 上海钜轩汽车用品有限公司 一种铝车身的修复工艺
EP3552727A1 (en) 2018-04-08 2019-10-16 Star Co., Ltd. Drawing-out tool for sheet metal
CN111283018B (zh) * 2020-03-07 2021-02-26 镒铭晟(佛山)汽车部件有限公司 一种汽车钣金修复方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07303920A (ja) 1995-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0750010Y2 (ja) 板金用引出し具
US5174004A (en) Radiator clamping jig
CA2298026C (en) Slide hammer
CA2293982C (en) Support for mounting a tool on a pipe
JPH0829344B2 (ja) 板金用引出し具
JP2876402B2 (ja) 板金用引出し具
US5918501A (en) Sheet metal drawing tool and method for repairing sheet metal
US6363768B1 (en) Precision bucking bar
JPH0829343B2 (ja) 板金用引出し具
JP3604038B2 (ja) 成形装置
JPH065718U (ja) クランプ式接続具
JPH09206833A (ja) 自動車修理用パネル板金引出し工具並びに金属ピン及びそれを使用したパネル板金引出し方法
AU593426B2 (en) A radiator clamping jig
US6539770B2 (en) Dent pulling apparatus and system
JP3170676B2 (ja) 金属板材の凹み修復用プーラー
JP2002205115A (ja) 板金用引出装置とそれに使用する引出補助具及び板金面の凹部補修方法
CN111589900A (zh) 一种自锁紧式焊钉拉拔器
JP3124363U (ja) 長柄先端部への操作ハンドル
US7069824B2 (en) Leverage handle
CN214518098U (zh) 一种用于小孔径工件内壁钨极氩弧焊堆焊的焊枪及辅助机械
JP3189631U (ja) アルミパネル修正専用ビット
US7017385B2 (en) Automated pneumatic door skin hammer
US4488424A (en) Puller and cable bender employing socket wrench means
CN212384316U (zh) 一种自锁紧式焊钉拉拔器
JP3002121U (ja) ねじ切機用パイプレンチ受け具

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 16