JPH08292828A - インターフェース用雑音防止回路 - Google Patents

インターフェース用雑音防止回路

Info

Publication number
JPH08292828A
JPH08292828A JP7094913A JP9491395A JPH08292828A JP H08292828 A JPH08292828 A JP H08292828A JP 7094913 A JP7094913 A JP 7094913A JP 9491395 A JP9491395 A JP 9491395A JP H08292828 A JPH08292828 A JP H08292828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
interface
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7094913A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Yamashita
富夫 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7094913A priority Critical patent/JPH08292828A/ja
Publication of JPH08292828A publication Critical patent/JPH08292828A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号に現れるノイズ成分を出力信号に重
畳させないインターフェース用雑音防止回路を提供する
ことを目的とする。 【構成】 インターフェース信号の伝送路或はインター
フェース回路に使用されるインターフェース用雑音防止
回路であって、ラッチレジスタ2に所定時間に相当する
数値をセットして記憶しておき、そのレジスタ2に記憶
されている数値に基づいて、カウンタ1によりクロック
信号を計数して、入力信号の信号レベルの保持時間を計
時する。その計時値が所定時間以上になると、入力信号
(data in)の信号レベルに相当する信号レベルの出力信
号(data out)を出力す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ機器と接
続する信号の伝送路やインターフェース回路等で使用さ
れるインターフェース用雑音防止回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のインターフェース回路の雑
音防止回路の構成を示す回路図である。図2(A)は、
信号の受信部にコンデンサC,抵抗rを用いて、抵抗r
とコンデンサCの値で決定される時定数t(t=γ×
c)内のノイズの入力を防止するもので、図2(B)
は、更にインダクタLを接続して、高周波ノイズが伝播
するのを防止している。また図2(C)は、コンデンサ
C1,C2を並列に接続してローパスフィルタを構成
し、その回路の設定数以下のノイズを櫨波している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の回路においては、回路部品の環境温度変化による特性
値の変化、又は許容誤差による遮断周波数の変化、或は
接続ケーブルの変更、接続するホストコンピュータの変
更等により、設定された時定数が変化したり、遮断周波
数が変化するなどにより、設計段階で期待されていた雑
音防止効果が得られなくなるという問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、入力信号に現れるノイズ成分を出力信号に重畳させ
ないインターフェース用雑音防止回路を提供することを
目的とする。
【0005】また本発明の目的は、所定時間以上信号レ
ベルが安定しない信号を出力しないようにしたインター
フェース用雑音防止回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインターフェース回路は以下のような構成を
備える。即ち、インターフェース信号の伝送路或はイン
ターフェース回路に使用されるインターフェース用雑音
防止回路であって、所定時間に相当する数値をセットし
て記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている
数値に基づいて入力信号の信号レベルの保持時間を計時
する計時手段と、前記計時手段による計時値が前記所定
時間以上になると前記入力信号の信号レベルに相当する
信号レベルの出力信号を出力する出力手段とを有する。
【0007】
【作用】以上の構成において、記憶手段に、所定時間に
相当する数値をセットして記憶し、計時手段は、その記
憶手段に記憶されている数値に基づいて入力信号の信号
レベルの保持時間を計時する。この計時手段による計時
値が所定時間以上になると入力信号の信号レベルに相当
する信号レベルの出力信号を出力するように動作する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施例のパラレル・インターフ
ェースの1信号線を抽出して示す回路図である。
【0010】図1において、1は信号幅検出用のプリセ
ット可能な8ビットのカウンタである。2はラッチ・レ
ジスタで、カウンタ1にプリセット値を与えるために、
図示しないCPUよりバス(BUS)を介して入力した
8ビットデータをラッチする。3は信号出力用のフリッ
プフロップで、カウンタ1のキャリイ信号をクロックと
して入力し、AND回路4及び5よりの出力をそれぞれ
J,K端子に入力してラッチしている。6はOR回路
で、この出力がロウレベルからハイレベルに遷移するこ
とにより、カウンタ1によるカウント動作をイネーブル
にしている。7,8は共にAND回路、9はOR回路
で、OR回路9の出力がロウレベル、即ち、AND回路
7と8の両方の出力が共にロウレベルになることによ
り、カウンタ1がリセットされる。AND回路7の出力
は、入力信号(data in)がハイレベルで出力信号(data o
ut)がハイレベルとなっている時間を計測中に、出力信
号(dataout)がロウレベルになった時に、カウンタ1の
リセット信号を出力し、AND回路8は入力データと出
力データが共にロウレベルの時間を計測中に、入力デー
タがハイレベルになったときにカウンタ1をリセットす
る信号を出力する。
【0011】先ず、入力信号(data in)がロウレベルか
らハイレベルに遷移する時と、ハイレベルからロウレベ
ルに遷移する時と、更にはハイレベルからロウレベルに
遷移する時にノイズが重畳した時の状態を図1の回路図
及び図3のタイミング・チャートを用いて説明する。
【0012】最初、フリップフロップ(FF)3がセッ
トされていないため、入力信号(data in)がハイレベル
の状態でAND回路4の出力がハイレベルとなり、接続
されるOR回路6の出力がハイレベルとなり、カウンタ
1の動作がイネーブルになる。これにより、図示しない
発振器よりのクロック信号(CLK)をカウントしはじ
める。しかし図3に示すように、この入力信号がハイレ
ベルの状態の時間(t1)が設定値に満たない場合、即
ちt1<tminの時間しか、入力信号がハイレベル状態
を維持せずにロウレベルに遷移すると、カウンタ1は時
間(t1)だけを計時した状態、即ち、キャリイ信号1
0を出力しない状態で、図3のタイミングt2でAND
回路8の出力がハイレベルになり、カウント1がリセッ
トされる。これら次に、入力信号が時間t3(t3<t
min)の間だけハイレベルになる場合も同様である。
【0013】しかし、図3のt5で示すように、入力信
号(data in)がハイレベルになる時間がtmin以上になる
と、カウンタ1はラッチレジスタ2よりプリセットされ
た値から計数を開始してオーバーフローが発生し、キャ
リイ信号10が出力される。このキャリイ信号10によ
りNAND回路11の出力がハイレベルになり、インバ
ータIV4を通してカウンタ1にロード(Ld)信号が
入力される。これによりラッチレジスタ2にラッチされ
ている8ビットデータがカウンタ1にロードされる。ま
たこの時、フリップフロップ3がセットされ、そのQ出
力がハイレベルになる。これにより、AND回路4の出
力はロウレベルに変化してカウンタ1がデイスイネーブ
ルになり、カウンタ1の計時動作が停止する。このため
出力信号(data out)はハイレベルのままとなる。
【0014】続いて、入力信号(data in)がハイレベル
からロウレベルに遷移する時に、ノイズが重畳された場
合を説明をする。
【0015】フリップフロップ3はセットされているた
め、入力信号がロウレベルの時のカウンタ1のイネーブ
ル信号へはAND回路5の出力が有効となる。
【0016】図3において、入力信号(data in)がタイ
ミングt7でロウレベルになると、AND回路5の出力
がハイレベルになって、カウンタ1による計数がイネー
ブルになる。こうしてカウントされた内容は、次に入力
信号がハイレベルになるタイミングt8でAND回路7
の出力がハイレベルになることによりリセットされる。
同様にして、タイミングt9でカウンタ1が再度イネー
ブルになり、カウンタ1によりカウントされた内容は、
再度タイミングt10でリセットされ、前述したよう
に、入力信号がロウレベルからハイレベルに遷移する時
と同様に、出力信号(data out)は変化しない。
【0017】しかし、図3のタイミングt11で示すよ
うに、入力信号がロウレベルの時間がtminの設定値を
越える、即ち、カウンタ1がオーバーフローするまでロ
ウレベルの状態を持続すると、カウンタ1はキャリイ信
号10を出力する。この時、フリップフロップ3のJ端
子にはロウレベルの信号が、K端子にはハイレベルの信
号が入力されているためフリップフロップ3は反転し、
そのQ出力(出力信号)はロウレベルになる。
【0018】次に図4のタイミング・チャートを用い、
入力信号がハイレベルになっている途中でノイズが重畳
された時の動作説明を行う。
【0019】図4において、入力信号がハイレベルにな
ってから時間t1(t1>tmin)の中で、タイミング
t2,t3,t4で示すように、ロウレベル→ハイレベ
ル→ロウレベル→ハイレベルのノイズが重畳されても、
図3を参照して、入力信号がロウレベルからハイレベ
ル、ハイレベルからロウレベルに遷移する時で説明した
と同様に、カウンタ1がカウント中に、入力信号にノイ
ズが混入しても、カウンタ1がリセットされるだけで、
出力信号は変化しない。即ち、パルス幅が所定値(tmi
n)以下のパルス幅の信号変化に対しては、その出力信
号が変化しないことになり、安定した出力信号を得るこ
とができる。
【0020】このようなインターフェース回路を採用し
た制御回路では、インターフェース回路に電源が投入さ
れると、図示しないCPUは、リセット信号11を出力
して信号幅確認用カウンタ1及び出力信号用フリップフ
ロップ(FF)3をリセットする。次に、バスにカウン
タ1にロードする8ビットデータを出力し、セと信号1
1を出力することにより、信号幅設定用ラッチレジスタ
(LR)2にデフォルト値である最低パルス幅に相当す
る数値をセットする。
【0021】カウンタ1の入力信号(data in)は、信号
出力用フリップフロップ(FF)3の状態により、ゲー
トG1又はインバータIV1を経由して、AND回路4
又はAND回路5により選択され、OR回路6を通して
カウンタ1のカウントイネーブル端子(Enable)
に与えられる。
【0022】この時、初期状態の出力信号(dat out)
は、フリップフロップ(FF)3がリセットされている
ため、入力信号(data in)の状態に拘わらず、少なくと
も最低パルス幅(tmin)の間、ロウレベルとなるが、
初期化の最初の段階で処理することにより出力信号(dat
a out)は、前述のように、初期化時に設定された最低パ
ルス幅を越える時点で直ちに有効となるため、実用上何
等問題はない。
【0023】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0024】以上説明したように本実施例によれば、信
号遷移時又は、安定時の外来ノイズ又はクロストークに
対して、常に安定した出力を保証することが可能とな
り、多数の信号線が混在するパラレル・インターフェー
スには特に有効である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力信号に現れるノイズ成分を出力信号に重畳させないイ
ンターフェース用雑音防止回路を提供できる。
【0026】また本発明によれば、所定時間以上信号レ
ベルが安定しない信号を出力信号として出力しないよう
にしたインターフェース用雑音防止回路を提供できると
いう効果がある。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のパラレル・インターフェースの1信号
線の回路例を示す回路図である。
【図2】従来例のインターフェース回路を説明するため
の回路図である。
【図3】図1の回路の動作タイミング例を示すタイミン
グ・チャートである。
【図4】図1の回路の動作タイミング例を示すタイミン
グ・チャートである。
【符号の説明】
1 カウンタ 2 ラッチレジスタ 3 フリップフロップ(FF) 4,5,7,8 AND回路 6,9 OR回路 10 キャリイ信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターフェース信号の伝送路或はイン
    ターフェース回路に使用されるインターフェース用雑音
    防止回路であって、 所定時間に相当する数値をセットして記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている数値に基づいて入力信号
    の信号レベルの保持時間を計時する計時手段と、 前記計時手段による計時値が前記所定時間以上になると
    前記入力信号の信号レベルに相当する信号レベルの出力
    信号を出力する出力手段と、を有することを特徴とする
    インターフェース用雑音防止回路。
  2. 【請求項2】 前記計時手段はロード端子付きnビット
    カウンタであることを特徴とする請求項1に記載のイン
    ターフェース用雑音防止回路。
  3. 【請求項3】 前記計時手段は、前記所定時間に満たな
    い信号の変化を検出すると、その計時値をリセットする
    ことを特徴とする請求項1に記載のインターフェース用
    雑音防止回路。
  4. 【請求項4】 前記計時手段は、出力信号の信号レベル
    がハイレベルの時に入力信号の信号レベルがロウレベル
    になるか、或は出力信号の信号レベルがロウレベルの時
    に入力信号の信号レベルがハイレベルになるとその計時
    値がリセットされることを特徴とする請求項1に記載の
    インターフェース用雑音防止回路。
  5. 【請求項5】 前記計時手段は、出力信号の信号レベル
    がハイレベルの時に入力信号の信号レベルがロウレベル
    になるか、或は出力信号の信号レベルがロウレベルの時
    に入力信号の信号レベルがハイレベルになると、前記カ
    ウンタがクロックを計数して計時可能になることを特徴
    とする請求項2に記載のインターフェース用雑音防止回
    路。
JP7094913A 1995-04-20 1995-04-20 インターフェース用雑音防止回路 Withdrawn JPH08292828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094913A JPH08292828A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 インターフェース用雑音防止回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094913A JPH08292828A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 インターフェース用雑音防止回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08292828A true JPH08292828A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14123252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7094913A Withdrawn JPH08292828A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 インターフェース用雑音防止回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08292828A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312182B1 (ko) * 1999-10-25 2001-11-03 서평원 디바이스 제어 보드에서 잡음 예방 회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312182B1 (ko) * 1999-10-25 2001-11-03 서평원 디바이스 제어 보드에서 잡음 예방 회로

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002208844A (ja) グリッチ除去回路
JPH08292828A (ja) インターフェース用雑音防止回路
CA2092845C (en) Trigger signal generating circuit
KR19980065071U (ko) 집적 회로가 오류로 검사 모드 동작으로 들어가는 것을방지하는 장치
US6127870A (en) Output delay circuit
US5590371A (en) Serial communication circuit on an LSI chip and communicating with another microcomputer on the chip
US5097158A (en) Digital noise feedthrough reducer and synchronizer for mixed-signal integrated circuit
JPH06197009A (ja) 出力ラッチ機能付カウンタ
KR100338402B1 (ko) 기억장치및그제어방법
JP3456912B2 (ja) データインターフェース回路
KR0120414Y1 (ko) 에지 트리거 lsi 제어장치
KR930002026Y1 (ko) 주변장치의 프로그램을 위한 리세트회로
JP3211971B2 (ja) データ入力および入出力装置
JPS6318223B2 (ja)
JP2864779B2 (ja) パルス入力回路
JPH0546105Y2 (ja)
JPS6395546A (ja) マイクロプロセツサの暴走検出方式
JPH09274523A (ja) リセット装置
JPH04275795A (ja) 通信回路パッケージ
JPH05206795A (ja) チャッタ防止回路
JPH04169429A (ja) 冗長切替禁止装置
JP2000132373A (ja) バッファ状態検出回路
JPH04250366A (ja) 信号断検出装置
JPH1091304A (ja) マイクロコンピュータを有する機器
JPH07129368A (ja) パルスマスク回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702