JPH08292502A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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Publication number
JPH08292502A
JPH08292502A JP10099295A JP10099295A JPH08292502A JP H08292502 A JPH08292502 A JP H08292502A JP 10099295 A JP10099295 A JP 10099295A JP 10099295 A JP10099295 A JP 10099295A JP H08292502 A JPH08292502 A JP H08292502A
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JP
Japan
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film
window
mask plate
photographic
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10099295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tamugi
努 田麦
武和 ▲柳▼本
Takekazu Yanagimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10099295A priority Critical patent/JPH08292502A/ja
Publication of JPH08292502A publication Critical patent/JPH08292502A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規格のパトローネに格納されたロール状の
写真フィルムに基づいて焼付処理を実行する写真焼付装
置を提供する。 【構成】 写真焼付装置は、写真フィルムをロール状に
巻装するパトローネと、パトローネに対して写真フィル
ムを繰り出させるとともに巻き取らせるフィルムキャリ
アと、写真フィルムを走行させる搬送路を接続するとと
もに当該搬送路の長手方向と交差して変位するフィルム
マスク板100とを備える。このフィルムマスク板10
0は、(a)写真フィルムの長手方向に配列された複数
個の駒の少なくとも一つに対応する第1の駒サイズに一
致する第1の窓112bと、(b)第1の窓112bに
対してその変位方向に沿って配列された少なくとも一つ
の固定窓103aと、(c)第1の駒サイズとは異なる
複数種類の第2の駒サイズに一致する第2の窓108a
をそれぞれ含み、固定窓103aに対して着脱自在にそ
れぞれ嵌合される複数個の交換板107aとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像処理済みの写真フ
ィルムから感光材料(印画紙)に画像の焼付(プリン
ト)処理を行う写真焼付装置に関し、特に、新たな規格
のパトローネに格納されたロール状の写真フィルムに基
づいてプリント処理を実行する新規な写真焼付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から広く知られているパトローネに
格納されたロール状の写真フィルムにあっては、パトロ
ーネに格納済みの状態でカメラの内部に装着するだけ
で、ほぼ自動的に写真フィルムの繰り出しと巻き取りと
が行われる。そのため、例えば、全てのコマ数分の撮影
が完了した後にパトローネをカメラの内部から着脱して
も、写真フィルムはパトローネの筐体によって遮光され
ている。すなわち、このパトローネは、写真フィルムに
対して洩れ光による不慮の感光を防止することができる
構造となっている。
【0003】また、暗室内や自動現像装置などでロール
状の写真フィルムがパトローネから取出されて現像等の
処理を施された場合、一般的には、現像処理済みの仕上
がった写真フィルムは、再びパトローネに格納されるの
ではなく、適宜の長さ(適宜のコマ数ずつ)に裁断され
た後、シート状のホルダ等に保存されたり、裁断された
形状のフィルム片に基づいて感光材料に画像をプリント
させたりしていた。そして、再利用される場合は別とし
て、現像処理の完了後には、パトローネは不要となって
いた。
【0004】ところで、近年の電子映像機器の普及等に
伴い、現像処理済みの写真フィルム等の画像を読み取っ
た電気信号に基づいて、被写体映像をモニタに再生表示
したりプリンタに印刷する等の技術が開発されるように
なっている。そのため、このような電子映像機器と従来
の写真焼付装置とからなる両者への対応を可能とする、
新規格のパトローネに格納されたロール状の写真フィル
ムが開発されるに至った。
【0005】ここで、ロール状の写真フィルムを格納す
る新規なパトローネの外観構造について、図1を参照し
て説明する。なお、図1(a)は、パトローネの一方の
側端を斜め上方向から見た場合の構成を示す斜視図であ
る。図1(b)は、図1(a)のパトローネの他方の側
端を斜め下方向から見た場合の構成を示す斜視図であ
る。
【0006】パトローネ1は、略円筒状のハウジング2
の両側端にフランジ状の2個の側板3a,3bをそれぞ
れ密封固着することによって構成されている。これら2
個の側板3a,3bの中央部には、略円筒状の内壁に囲
まれた2個の支持孔4a,4bがそれぞれ形成されてい
る。これら2個の支持孔4a,4bの内側には、略円筒
状のスプールコア5が回動可能に装着されている。この
スプールコア5の周囲にロール状に巻装された写真フィ
ルム(図示しない)は、ハウジング2と2個の側板3
a,3bとによって画成された暗室内に格納されてい
る。
【0007】ハウジング2の一方の先端には、写真フィ
ルムを出し入れするための開口6aが形成されている。
すなわち、この開口6aの周縁に位置するハウジング2
の先端には、略平板状の扉6bが設置されている。開口
6aの近傍に位置する2個の側板3a,3bの一端に
は、略円筒状の内壁に囲まれた2個の支持孔7a,7b
がそれぞれ形成されている。これら2個の支持孔7a,
7bの内側には、略円環板状の2個の開閉軸受8a,8
bが回動可能にそれぞれ支持され、扉6bの両端にそれ
ぞれ連結されている。
【0008】このように構成されたパトローネ1におい
ては、2個の軸受8a,8bの貫通孔に所定の回動軸を
嵌挿して所定方向へ回転させた場合、扉6bが回転して
開口6aを開く(図1(b)参照)。一方、逆方向へ回
転させた場合、扉6bが逆回転して開口6aを閉じる
(図1(a)参照)。そのため、扉6bが閉じた状態で
は、パトローネ1に内蔵されている写真フィルムを外光
から遮断することができる。撮影時等においては、扉6
bを開くことにより、開口6aを介して写真フィルムを
繰り出したり巻き取ったりすることができる。
【0009】なお、スプールコア5の貫通孔に駆動モー
タ等の駆動軸を嵌挿してスプールコア5を回動させるこ
とにより、上述したように写真フィルムを繰り出したり
巻き取ったりすることができる。また、開口6aから離
隔された側板3bの他端には、写真焼付装置に対するパ
トローネ1の設置状態を検知するために、凹欠部9が形
成されている。
【0010】さらに、このようなパトローネに格納され
たロールの状写真フィルムにあっては、従来と同様にパ
トローネから繰出された後に現像処理が実行される。し
かしながら、このロールの状写真フィルムは、従来のよ
うな裁断を施されることなく、再び上述した構造のパト
ローネ(フィルムケースとも呼ばれる)の内部に巻き取
られて保存され、また、プリント時にはパトローネから
繰り出すものの再びパトローネ内に巻き取られて保存さ
れ、更にまた、パトローネの内部に格納された状態のま
まで種々の電子映像機器に装着されることによって所望
の映像を自動的に再生等することを可能にする、いわゆ
るマルチメディア態様を企図した規格となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
新規格のパトローネに格納されたロール状の写真フィル
ムに基づいて焼付処理を実行する写真焼付装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の写真焼付装置
は、上記の目的を達成するために、現像処理に基づいて
写真フィルムに定着された画像を透過した焼付光を感光
部材に投射することにより、当該感光部材に対する当該
画像の焼付処理を行う写真焼付装置であって、(a)写
真フィルムをロール状に巻装するパトローネと、(b)
焼付光を通過させる入射窓と、この入射窓を挟んで対向
して形成されて写真フィルムを走行させる搬送路とを有
し、着脱自在に装着されたパトローネから現像処理済み
の写真フィルムを繰り出させるとともに、当該パトロー
ネに焼付処理済みの写真フィルムを巻き取らせるフィル
ムキャリアと、(c)このフィルムキャリアの表面領域
に装着され、搬送路を接続するとともに当該搬送路の長
手方向と交差して変位するフィルムマスク板とを備え
る。
【0013】ここで、フィルムマスク板は、(c−1)
写真フィルムの長手方向に配列された複数個の駒の少な
くとも一つに対応する第1の駒サイズに一致した開口と
して形成された第1の窓と、(c−2)この第1の窓に
対してその変位方向に沿って配列され、所定の開口とし
て形成された少なくとも一つの固定窓と、(c−3)第
1の駒サイズとは異なる複数種類の第2の駒サイズに一
致した開口として形成された第2の窓をそれぞれ含み、
固定窓に対して着脱自在にそれぞれ嵌合される複数個の
交換板とを有することを特徴とする。
【0014】なお、固定窓は、フィルムマスク板の表面
領域から窪んで形成されてその底面領域を部分的に貫通
した凹部と、この凹部の底面領域から突出した凸部とで
構成されており、複数個の交換板は、固定窓の凸部を挿
嵌する孔をそれぞれ有し、固定窓の凹部にそれぞれ嵌合
されることを特徴としてもよい。また、フィルムマスク
板は、固定窓に対してその変位方向に沿って配列されて
所定の開口として形成された基準窓と、第1の窓を含ん
で基準窓に対して着脱自在に嵌合される基準板とをさら
に有することが好適である。
【0015】
【作用】本発明の写真焼付装置においては、フィルムマ
スク板が、写真フィルムの搬送面を接続するとともに当
該搬送路の長手方向と交差して変位する状態で、フィル
ムキャリアの表面領域に装着されている。このフィルム
マスク板の第1の窓は、焼付光を通過させるフィルムキ
ャリアの入射窓に対向して配置されている。一方、フィ
ルムマスク板の固定窓には第2の窓を含む交換板が嵌合
され、その第2の窓はフィルムキャリアの入射窓の外側
に配置されている。
【0016】ここで、パトローネがフィルムキャリアに
対して着脱自在に装着されると、フィルムキャリアはパ
トローネから現像処理済みの写真フィルムを繰り出し、
その写真フィルムをフィルムマスク板の上方または下方
に搬送する。そして、写真フィルムの一つの駒がフィル
ムマスク板の第1の窓に対向して配置されると、フィル
ムキャリアは写真フィルムの搬送を停止する。
【0017】このとき、フィルムマスク板の第1の窓に
対向して配置された駒が第1の駒サイズを有する場合、
当該駒に定着された画像は焼付光の投射によって感光部
材に焼き付けられる。一方、当該駒が第1の駒サイズを
有しない場合、フィルムマスク板がフィルムキャリアに
対して写真フィルムの搬送路の長手方向と交差する方向
に沿って変位されることにより、交換板の第2の窓がフ
ィルムキャリアの入射窓に対向して配置され、フィルム
マスク板の第1の窓はフィルムキャリアの入射窓の外側
に配置される。
【0018】そして、交換板の第2の窓に対向して配置
された駒がその第2の窓に対応する第2の駒サイズを有
する場合、当該駒に定着された画像は焼付光の投射によ
って感光部材に焼き付けられる。一方、当該駒がその第
2の窓に対応する第2の駒サイズを有しない場合、フィ
ルムマスク板の固定窓から交換板が取り外され、この交
換板とは異なる種類の第2の窓を含む交換板がフィルム
マスク板の固定窓に嵌合されることにより、新たな交換
板の第2の窓がフィルムキャリアの入射窓に対向して配
置される。
【0019】さらに、新たな交換板の第2の窓に対向し
て配置された駒がその第2の窓に対応する第2の駒サイ
ズを有する場合、当該駒に定着された画像は焼付光の投
射によって感光部材に焼き付けられる。なお、当該駒が
全ての交換板の第2の窓に対応する第2の駒サイズを有
しない場合、当該駒に定着された画像は焼付光の投射に
よって感光部材に焼き付けられない。
【0020】このように焼付処理が完了すると、フィル
ムキャリアは焼付処理済みの写真フィルムをパトローネ
に巻き戻して格納させる。この後、パトローネはフィル
ムキャリアから取り外される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の写真焼付装置に係る一実施例
の構成及び作用について、図1ないし図15を参照して
詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素
には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0022】本実施例は、本発明の写真焼付装置に含ま
れたフィルムキャリアとして、図1に示すパトローネ1
の装着に基づいて、現像処理済みの写真フィルムを繰り
出させ、焼付処理済みの写真フィルムを巻き取らせるも
のの構成及び作用のみを詳細に開示するものである。そ
のため、本実施例は、焼付光を投射する光学系や印画紙
を転送する駆動系などを開示するものではない。
【0023】まず、フィルムキャリアの全体構成につい
て図2及び図3及び図4を参照して説明する。なお、図
2及び図3及び図4は、フィルムキャリア10の構成を
示す上面図である。図4(a)は、図2及び図3及び図
4のX−X線に沿ったフィルムキャリア10の構造を示
す断面図である。図4(b)は、図2及び図3及び図4
のY−Y線に沿ったフィルムキャリア10の構造を示す
断面図である。
【0024】このフィルムキャリア10は、略円環板状
の可回転ステージ20と、略矩形板状の可並進ステージ
30と、略矩形板状の移動ステージ50とを順次積み重
ねることにより、これら3種類のステージの表面側及び
裏面側に各種部品をそれぞれ設置して構成されている。
以下には、3種類のステージの形状及び組立状態や、こ
れらのステージにおける各種部品の設置状態などを順次
説明する。
【0025】続いて、可回転ステージ20について図2
及び図3及び図4ないし図5を参照して説明する。な
お、図5(a)は、可回転ステージ20の構成を示す上
面図である。図5(b)は、図5(a)のX−X線に沿
った可回転ステージ20の構造を示す断面図である。図
5(c)は、図5(a)のXY−XY線に沿った可回転
ステージ20の構造を示す断面図である。
【0026】可回転ステージ20の外周縁領域には、略
円板状の回転レール21が、可回転ステージ20の外壁
上部でZ軸方向に延びる回転軸Rを中心とする同心円状
に突出して形成されている。回転軸Rを中心に配置する
可回転ステージ20の内側領域には、略円筒状の内壁に
囲まれた焼付光入射窓22が、可回転ステージ20をZ
軸方向に貫通して形成されている。これにより、可回転
ステージ20は、焼付光入射窓22の下方に設置された
光源(図示しない)から焼付光を採光することができ
る。
【0027】この焼付光入射窓22を囲む可回転ステー
ジ20の内周縁領域には、略円筒状の内壁に囲まれた4
個のステージ固定孔23a〜23dが、可回転ステージ
20をZ軸方向に貫通してそれぞれ形成されている。2
個のステージ固定孔23a,23cは、焼付光入射窓2
2を挟んでX軸方向に沿って回転軸Rに対して点対称な
位置に配列されている。2個のステージ固定孔23b,
23dは、焼付光入射窓22を挟んで2個のステージ固
定孔23a,23cの配列方向で、回転軸Rに対して2
個のステージ固定孔23a,23cよりも離れた点対称
な位置に配列されている。これにより、可回転ステージ
20は、固定ステージ(図示しない)から突出した4個
の凸部を4個の固定用孔23a〜23dの内側にそれぞ
れ嵌合して支持されることになる。
【0028】可回転ステージ20の外周縁領域には、略
円形状の下底部を有する4個のボール保持凹部24a〜
24dが、可回転ステージ20をZ軸方向に貫通してそ
れぞれ形成されている。2個のボール保持凹部24a,
24cは、焼付光入射窓22を挟んで回転軸Rに対して
点対称な位置に配列されている。2個のボール保持凹部
24b,24dは、焼付光入射窓22を挟んで2個のボ
ール保持凹部24a,24cの配列方向に直交する方向
で、回転軸Rに対して2個のボール保持凹部24a,2
4cと同一距離だけ離れた点対称な位置に配列されてい
る。2個のボール保持凹部24a,24cの配列方向
と、2個のボール保持凹部24b,24dの配列方向と
は、4個のステージ固定孔23a〜23dの配列方向に
対して角度45°で交差している。
【0029】このような4個のボール保持凹部24a〜
24dの内側には、略球状の4個のボール25a〜25
dが、回転可能にそれぞれ格納されている。これら4個
のボール25a〜25dの上部は、可回転ステージ20
の表面レベルよりも突出して配置されている。
【0030】続いて、可並進ステージ30について図2
及び図3及び図4ないし図7を参照して説明する。な
お、図6は、可並進ステージ30の構成を示す上面図で
ある。図7(a)は、図6のX−X線に沿った可並進ス
テージ30の構造を示す断面図である。図7(b)は、
図6のY−Y線に沿った可並進ステージ30の構造を示
す断面図である。
【0031】可並進ステージ30は、Y軸方向の負側に
位置する外壁の両端を略矩形状に切欠いた形状を有す
る。回転軸Rを中心に配置する可並進ステージ30の内
側領域には、略円形状の上底部を有するステージ格納凹
部31が、可並進ステージ20の裏面側からZ軸方向に
それぞれ窪んで形成されている。このステージ格納凹部
31は、回転レール21のサイズよりも若干大きいサイ
ズを有する。回転軸Rを中心に配置するステージ格納凹
部31の内側領域には、略円筒状の内壁に囲まれた焼付
光入射窓32が、可並進ステージ20をZ軸方向に貫通
して形成されている。この焼付光入射窓32は、さらに
X軸方向の負側とY軸方向の正側とで可並進ステージ3
0を略矩形状に切り欠いた形状を有し、焼付光入射窓2
2のサイズと部分的に一致するサイズを有する。
【0032】可並進ステージ30の外側領域には、略円
形状の上底部を有する4個のボール保持凹部33a〜3
3dが、可並進ステージ30の裏面側からZ軸方向に窪
んでそれぞれ形成されている。2個のボール保持凹部3
3a,33cは、焼付光入射窓32を挟んで回転軸Rに
対して点対称な位置に配列されている。2個の保持用凹
部33b,33dは、光入射窓32を挟んで2個の保持
用凹部33a,33cの配列方向と直交する方向で、回
転軸Rに対して2個のボール保持凹部33a,33cと
同一距離だけ離れた点対称な位置に配列されている。2
個のボール保持用凹部33a,33cの配列方向と、2
個のボール保持用凹部33b,33dの配列方向とは、
X軸方向及びY軸方向に対して角度45°で交差してい
る。
【0033】回転軸Rに対して4個のボール保持凹部3
3a〜33dよりも若干離れた可並進ステージ30の外
側領域には、略平板状の4個のレール支持部材34a〜
34dが、ステージ格納凸部31の内側に可回転ステー
ジ20を収容した状態で、可並進ステージ30の裏面側
にそれぞれ設置されている。これら4個のレール支持部
材34a〜34dは、回転軸Rを中心とする同心円弧状
にその下部を回転軸Rに対向して突出させた形状を有
し、回転用レール21と係合することによって可回転ス
テージ20を回転可能に支持している。
【0034】2個のレール支持部材34a,23cは、
焼付光入射窓32を挟んで回転軸Rに対して点対称な位
置に配列されており、2個のネジ35a,35bと2個
のネジ35e,35fとをそれぞれ用いて可並進ステー
ジ30に固定されている。2個のレール支持部材34
b,34dは、焼付光入射窓32を挟んで2個のレール
支持部材34a,34cの配列方向と直交する方向で、
回転軸Rに対して2個のレール支持部材34a,34c
と同一距離だけ離れた点対称な位置に配列されており、
2個のネジ35c,35dと2個のネジ35g,35h
とをそれぞれ用いて可並進ステージ30に固定されてい
る。2個のレール支持部材34a,34cの配列方向
と、2個のレール支持部材34b,34dの配列方向と
は、X軸方向及びY軸方向に対して角度45°で交差し
ている。
【0035】ここで、可並進ステージ30は、4個のボ
ール25a〜25dの上部を4個の保持用凹部33a〜
33dの内側にそれぞれ格納することにより、焼付光入
射窓22の上方に焼付光入射窓32を配置して可回転ス
テージ20に対して保持されている。これにより、可並
進ステージ30は、2個の焼付光入射窓22,32の下
方に設置された光源(図示しない)から焼付光を採光す
ることができる。また、可並進ステージ30は、回転レ
ール21に接触しながら4個のレール支持部材34a〜
34dを回転軸Rの周りに移動させることにより、可回
転ステージ20に対して回転することができる。これに
より、可並進ステージ30は、4個のボール25a〜2
5dの配置と4個のボール保持凹部33a〜33dの配
置とに対応して、回転軸Rの周りに角度約90°単位で
回転可能である。
【0036】Y軸方向に沿った可並進ステージ30の外
周縁領域には、略長方形状の下底部を有する2個の並進
軸設置凹部36a,36bが、可並進ステージ30の表
面側からZ軸方向に窪んでそれぞれ形成されている。こ
れら2個の並進軸設置凹部36a,36bの内側には、
略直方体状の2個の並進軸支持部材37a,37bが、
Y軸方向に沿ってそれぞれ設置されている。並進軸支持
部材37aは、2個のネジ38a,38bと2個のピン
38e,38fとを用いて可並進ステージ30に固定さ
れている。並進軸支持部材37bは、2個のネジ38
c,38dを用いて可並進ステージ30に固定されてい
る。これら2個の並進軸支持部材37a,37bは、Y
軸方向に延びる略円筒状の内壁に囲まれた貫通孔を有す
る。
【0037】焼付光入射窓32と並進軸設置凹部36a
との間に位置する可並進ステージ30の外側領域には、
略直方体状の2個の雄ネジ支持部材39a,39bが、
可並進ステージ30の表面側にそれぞれ設置されてい
る。これら2個の雄ネジ支持部材39a,39bは、Y
軸方向に配列されており、2個のネジ40a,40bと
2個のネジ40c,40dとをそれぞれ用いて可並進ス
テージ30に固定されている。なお、2個の雄ネジ支持
部材39a,39bは、Y軸方向に延びる略円筒状の内
壁に囲まれた貫通孔を有する。
【0038】可並進ステージ30の内側領域には、略円
筒状の内壁に囲まれた2個のマスク板固定孔41a,4
1bが、可並進ステージ30をZ軸方向に貫通してそれ
ぞれ形成されている。これら2個のマスク板固定孔41
a,41bは、回転軸RからY軸方向の負側に延びる方
向に順次配列されている。また、Y軸方向の正側でX軸
方向に沿った可並進ステージ30の外周縁領域には、略
四角筒状の内壁に囲まれた開口42aが、可並進ステー
ジ30をZ軸方向に貫通して形成されている。焼付光入
射窓32を囲む可並進ステージ30の内周縁領域には、
略四角筒状の内壁に囲まれた2個の開口42b,42c
が、可並進ステージ30をZ軸方向に貫通してそれぞれ
形成されている。Y軸方向の負側でX軸方向に沿った可
並進ステージ30の外周縁領域には、X軸方向に延びた
略四角筒状の開口42dが、可並進ステージ30をZ軸
方向に貫通して形成されている。これら4個の開口42
a〜42dは、部分的にY軸方向の正側から負側に向か
って順次配列されている。
【0039】続いて、移動ステージ50について図2及
び図3及び図4ないし図11を参照し、フィルムマスク
板100aについて図12及び図13をさらに参照して
説明する。なお、図8は、移動ステージ50の構成を示
す上面図である。図9(a)は、図8のX−X線に沿っ
た移動ステージ50の構造を示す断面図である。図9
(b)は、図8のY−Y線に沿った移動ステージ50の
構造を示す断面図である。図10は、パトローネ1を設
置しない状態でフィルムキャリア10の部分構造を抜粋
して示す上面図である。図11は、パトローネ1を設置
した状態でフィルムキャリア10の部分構造を抜粋して
示す上面図である。図12は、フィルムマスク板100
aの構成を分解して示す斜視図である。図13(a)及
び図13(b)は、フィルムマスク板100aの構成を
それぞれ示す上面図及び下面図である。
【0040】回転軸Rを中心に配置する移動ステージ5
0の内側領域には、略円形状の上底部を有する採光凹部
51が、移動ステージ50の裏面側からZ軸方向に窪ん
で形成されている。この採光凹部51は、焼付光入射窓
32のサイズよりも若干小さいサイズを有する。回転軸
Rを中心に配置する採光凹部51の内側領域には、略四
角筒状の内壁に囲まれた焼付光入射窓52が、移動ステ
ージ50をZ軸方向に貫通して形成されている。この焼
付光入射窓52は、採光凹部51のサイズよりも小さい
サイズを有する。
【0041】Y軸方向に沿った移動ステージ50の外周
縁領域には、略長方形状の上底部を有する2個の並進軸
設置凹部53a,53dが、移動ステージ50の裏面側
からZ軸方向に窪んでそれぞれ形成されている。並進軸
設置凹部53aの両端には、略円形状の底部を有する2
個の並進軸設置凹部53b,53cが、並進軸設置凹部
53aの内側からY軸方向に窪んでそれぞれ形成されて
いる。並進軸設置凹部53dの両端には、略円形状の底
部を有する2個の並進軸設置凹部53e,53fが、並
進軸設置凹部53dの内側からY軸方向に窪んでそれぞ
れ形成されている。
【0042】3個の並進軸設置凹部53a〜53cの内
側には、略円柱状の並進軸54aが、Y軸方向に沿って
設置されている。3個の並進軸設置凹部53d〜53f
の内側には、略円柱状の並進軸54bが、Y軸方向に沿
って設置されている。これら2個の並進軸54a,54
bは、2個の並進軸支持部材37a,37bの貫通孔を
それぞれ挿通した状態で、2個のピン55a,55bと
2個のピン55c,55dとをそれぞれ用いて移動ステ
ージ50に固定されている。
【0043】焼付光入射窓52と並進軸設置凹部53a
との間に位置する移動ステージ50の外側領域には、略
四角筒状の内壁に囲まれた2個の雄ネジ挿通孔56a,
56bが、移動ステージ50をZ軸方向に貫通してそれ
ぞれ形成されている。これら2個の雄ネジ挿通孔56
a,56bは、Y軸方向に沿って配列されている。これ
ら2個の雄ネジ挿通孔56a,56bの内側には、2個
の雄ネジ39a,39bが挿通されている。
【0044】2個の雄ネジ挿通孔56a,56bに隣接
する移動ステージ50の外側領域には、略長方形状の下
底部を有する3個の雌ネジ設置凹部57a〜57cが、
移動ステージ50の表面側からZ軸方向に窪んでそれぞ
れ形成されている。雌ネジ設置凹部57aは、2個の雄
ネジ挿通孔56a,56bの間に配置されている。2個
の雌ネジ設置凹部57b,57cは、2個の雄ネジ設置
孔56a,56bをそれぞれ挟んで雌ネジ設置凹部57
aと反対側に配置されている。
【0045】この雌ネジ設置凹部57aの内側には、略
直方体状の雌ネジ58が、2個のネジ59a,59bを
用いて移動ステージ50に固定されている。雌ネジ58
は、Y軸方向に沿って上方に突出させた中央部に、略円
筒状の内壁に囲まれたネジ孔を有する。この雌ネジ58
のネジ孔には、略円柱状の雄ネジ60が、Y軸方向に沿
って捩じり込まれている。この雄ネジ60は、雌ネジ5
8のネジ孔に係合するネジとして加工され、その両端を
2個の雄ネジ支持部材39a,39bの貫通孔に挿通す
ることによって可並進ステージ20に固定されている。
雄ネジ支持部材39bの貫通孔から突出した雄ネジ60
の先端には、略円環板状のネジノブ61が、雄ネジ60
と一体に固定して設置されている。
【0046】ここで、移動ステージ50は、2個の並進
軸支持部材37a,37bを2個の並進軸54a,54
bにそれぞれ挿通させることにより、可並進ステージ3
0に対して保持されている。これにより、可並進ステー
ジ30は、3個の焼付光入射窓22,32,52の下方
に設置された光源(図示しない)から焼付光を採光する
ことができる。また、移動ステージ50は、ネジノブ6
1の回転に連動して雌ネジ58に対する雄ネジ60の移
動に伴い、2個の並進軸支持部材37a,37bに沿っ
て2個の並進軸54a,54bをそれぞれ移動させるこ
とにより、可並進ステージ30に対してY軸方向に並進
することができる。
【0047】焼付光入射窓52を囲む移動ステージ50
の内周縁領域からY軸方向の負側に位置する外側領域に
は、略長方形の下底部を有する3個のマスク板設置凹部
62a〜62cが、移動ステージ50の表面側からZ軸
方向に窪んでそれぞれ形成されている。このマスク板設
置凹部62aは、焼付光入射窓52の周囲にY軸方向に
延びて形成されている。2箇所のマスク板設置凹部62
b,62cは、マスク板設置凹部62aの両側でY軸方
向に延びて形成されており、マスク板設置凹部62aの
表面レベルよりも若干高い表面レベルを有する。回転軸
Rに対してY軸方向の負側に位置するマスク板設置凹部
62aの外側領域には、Y軸方向に延びた略矩形筒状の
内壁に囲まれたマスク板スライド孔63が、移動ステー
ジ50をZ軸方向に貫通して形成されている。
【0048】2個のマスク板設置凹部62b,62cに
それぞれ隣接する移動ステージの内側領域には、ともに
略長方形の下底部を有する2個のガイド設置凹部68
a,68bが、移動ステージ50の表面側から窪んでそ
れぞれ形成されている。これら2個のガイド設置凹部6
8a,68bは、Y軸方向に延びて形成されており、3
個のマスク板設置凹部62a〜62cの表面レベルとほ
とんど一致した表面レベルを有する。ガイド設置凹部6
8aの内側には、略平板状のマスク板ガイド150aが
設置されている。このマスク板ガイド150aは、2個
のネジ151a,151bを用いて移動ステージ50に
固定されている。X軸方向の負側に位置するマスク板ガ
イド150aの周縁は、X軸方向の正側に位置するマス
ク位置設置凹部62bの周縁の上方に配置されている。
【0049】ガイド設置凹部68bの内側にさらに形成
された2箇所の凹部には、ともに略平板状の2個のマス
ク板ガイド150b,150cがそれぞれ設置されてい
る。これら2個のマスク板ガイド150b,150c
は、Y軸方向に配列されており、2個のネジ151c,
151dをそれぞれ用いて移動ステージ50に固定され
ている。なお、X軸方向の正側に位置する2個のマスク
板ガイド150b,150cの周縁は、X軸方向の負側
に位置するマスク位置設置凹部62cの周縁の上方に配
置されている。
【0050】2個のマスク板設置凹部62b,62cの
底面を渡る平面上には、略長矩形板状のフィルムマスク
板100aが設置されている。フィルムマスク板100
aの後端領域には、略円柱状のマスク板ガイド101
が、フィルムマスク板100aの裏面側から下方に突出
して形成されている。このマスク板ガイド101は、マ
スク板スライド孔63を挿通して2個のマスク板固定孔
41a,41bのいずれか一つに嵌合されている。フィ
ルムマスク板100aの後端領域には、略四角柱状のマ
スク板ノブ102が、フィルムマスク板100aの表面
側から上方に突出して形成されている。
【0051】フィルムマスク板100aの先端領域に
は、略長方形状の底部を有する交換板固定窓103a
が、フィルムマスク板100aの表面側から窪んで部分
的に貫通して形成されている。すなわち、格納上窓10
3a内側には、略四角筒状の画像プリント下窓104a
が、フィルムマスク板100aを貫通して形成されてい
る。この交換板固定窓103aの内側でフィルムマスク
板100aの先端領域には、略四角筒状の識別記号読取
下窓105aが、フィルムマスク板100aを貫通して
形成され、画像プリント下窓104aに近接して配置さ
れている。交換板固定窓103aの内側でフィルムマス
ク板100aの後端領域には、略円柱状の2個の交換板
固定凸部106a,106bが、交換板固定窓103a
の底面から突出して形成されている。
【0052】交換板固定窓103aの内側には、略平板
状の交換板107aが着脱自在に嵌合されている。この
交換板107aの中央領域には、略四角筒状の画像プリ
ント上窓108aが、交換板107aを貫通して形成さ
れており、画像プリント下窓104aに対向して配置さ
れている。画像プリント窓108aに近接する交換板1
07aの先端領域には、略四角筒状の識別記号読取上窓
109aが、交換板107aを貫通して形成され、識別
記号読取下窓105aに対向して配置されている。交換
板107aの後端領域には、略円筒状の2個の交換板挿
通孔110a,110bが、交換板107aを貫通して
形成され、2個の交換板固定凸部106a,106bに
よって挿嵌されている。なお、画像プリント上窓108
aは画像プリント下窓104aよりも小さいサイズを有
し、識別記号読取上窓109aは識別記号読取下窓10
5aよりも小さいサイズを有している。
【0053】フィルムマスク板100aの中央領域に
は、略四角筒状の画像プリント下窓111aが、フィル
ムマスク板100aの裏面側から窪んで形成されてい
る。画像プリント下窓111aの上方には、略四角筒状
の画像プリント上窓111bが、フィルムマスク板10
0aの表面側から窪んで形成され、画像プリント下窓1
11aと連通している。また、画像プリント下窓111
aに近接するフィルムマスク板100aの中央領域に
は、略四角筒状の認識記号読取下窓112aが、フィル
ムマスク板100aの裏面側から窪んで形成されてい
る。認識記号読取下窓112aの上方には、略四角筒状
の認識記号読取上窓112bがフィルムマスク板100
aの表面側から窪んで形成され、認識記号読取下窓11
2aと連通している。なお、画像プリント上窓111b
は画像プリント下窓111aよりも小さいサイズを有
し、識別記号読取上窓112bは識別記号読取下窓11
2aよりも小さいサイズを有している。
【0054】なお、画像プリント上窓111bは、写真
フィルム(図示しない)の長手方向に配列された複数個
の駒の少なくとも一つに対応する第1の駒サイズに一致
した開口として形成されている。また、画像プリント上
窓108aは、第1の駒サイズとは異なる第2の駒サイ
ズに一致した開口として形成されている。これら2個の
画像プリント上窓108a,111bは、写真フィルム
の駒に対応する駒サイズに基づいた画面サイズとして、
当該駒に定着された画像を印画紙(図示しない)に焼き
付けるために形成され、フィルムマスク板100aの長
手方向に配列されている。ただし、写真フィルムの駒サ
イズとしては、その写真フィルムの型式に対応したフル
サイズ、ハーフサイズ及びパノラマサイズからなる群か
ら選択されたものである。さらに、2個の認識記号読取
上窓109a,112bは、写真フィルム(図示しな
い)の長手方向に配列された複数個の駒にそれぞれ近接
して書き込まれた相互に異なる識別記号のサイズに一致
して形成され、フィルムマスク板100aの長手方向に
配列されている。
【0055】ここで、フィルムマスク板100aは、マ
スク板ノブ102の移動に対応するマスク板スライド孔
63に沿ったマスク板ガイド101のスライドに伴い、
2個のマスク板固定孔41a,41bのいずれか一つに
マスク板ガイド101を嵌合させることにより、画像プ
リント上窓108aと識別記号読取上窓109aとから
なる1組と、画像プリント上窓111bと識別記号読取
窓112bとからなる1組とのいずれかを、焼付光入射
窓52の上方に交互に配置させることができる。なお、
交換板107aとしては相互に異なる複数種類の開口と
して画像プリント窓108aをそれぞれ含む複数個の交
換板が用意されている。そのため、フィルムマスク板1
00aは、相互に異なる交換板107aを交換板固定窓
103aに順次設置させることにより、相互に異なる開
口サイズを有する画像プリント窓108aを設定させる
ことができる。
【0056】回転軸Rに対してY軸方向の正側に位置す
る移動ステージ50の外周縁領域には、略長方形状の下
底部を有するバネ設置凹部64が、移動ステージ50の
表面側からZ軸方向に窪んで形成されている。このバネ
設置凹部64の内側には、略平板状のバネ台110が、
3個のネジ111a〜111cを用いて移動ステージ5
0に固定されている。バネ台110の表面領域には、略
円柱状のバネ支持軸112が、X軸方向に延びて固定さ
れている。このバネ支持軸112の周囲には、略コイル
状のバネ113が巻装されている。
【0057】焼付光入射窓52とバネ設置凹部64との
間に位置する移動ステージ50の外側領域には、略正方
形状の上底部及び下底部をそれぞれ有する2個のストッ
パ・ソレノイド設置凹部65a,65bが、移動ステー
ジ50の裏面側及び表面側からZ軸方向にそれぞれ窪ん
で形成されている。2個のストッパ・ソレノイド設置凹
部65a,65bの内側には、ともに略円筒状の内壁に
囲まれたストッパ支持孔66及びソレノイド支持孔67
が、移動ステージ50をZ軸方向に貫通してそれぞれ形
成されている。これらストッパ支持孔66及びソレノイ
ド支持孔67は、回転軸Rに対してY軸方向の正側に順
次配列されている。
【0058】ストッパ支持孔66の内側には、略円柱状
のストッパ120が設置されている。このストッパ12
0の下端は、雄ネジ状に加工されており、ストッパ支持
孔66を囲む内壁に固定された雌ネジ状のストッパ支持
部材121に捩じ込まれている。このように移動ステー
ジ50に固定されたストッパ120の中央部は、その上
端及び下端の直径よりも小さい直径を有する細径部とし
て形成されている。ストッパ120の細径部の周囲に
は、略コイル状のスプリング122が巻装されている。
このスプリング121の上端には、略円環板状のスプリ
ング止部材123が、その貫通孔をストッパ120の上
端に挿通させて設置されている。ストッパ120の上端
には、略六角柱状のストッパ・ノブ124が、回動可能
に設置されている。このストッパ・ノブ124の下端
は、XY平面に沿って拡がる略平板状に加工されてい
る。
【0059】ソレノイド支持孔67の内側には、略円柱
状のソレノイド130が設置されている。このソレノイ
ド130は、2個のネジ131a,131bを用いて移
動ステージ50に装着されている。ソレノイド130の
表面側には、略円板状の金属製の圧着板着脱部材132
が、移動ステージ50の最表面レベルに合致して設置さ
れている。なお、ソレノイド130は、外部電源及び制
御装置(図示しない)に接続されており、電力の供給に
基づいて圧着板着脱部材132を介して磁界を発生する
ことができる。
【0060】バネ113の上部には、Y軸方向に延びる
略平板状のフィルム圧着板140aが固定されている。
この金属製のフィルム圧着板140aは、バネ設置凹部
64とストッパ・ソレノイド設置凹部65bとの境界領
域の上方で1段折り曲げられて加工されている。バネ設
置凹部64の上方に位置するフィルム圧着板140aの
部分は、移動ステージ50の最表面レベルよりも下方に
配置され、ストッパ・ソレノイド設置凹部65bの上方
に位置するフィルム圧着板140aの部分は、移動ステ
ージ50の最表面レベルとほとんど合致して配置されて
いる。片持梁状に支持されたフィルム圧着板140aの
先端には、略平板状のフィルム圧着板140bが、3個
のピン141a〜141bを用いて固定されており、Y
軸方向の負側にフィルム圧着板140aを延長してい
る。フィルム圧着板140bの下方には、略平板状のフ
ィルム圧着板140cが、4個のピン142a〜140
dを用いてフィルム圧着板140bに固定されている。
【0061】ストッパ120の上方に位置するフィルム
圧着板140aの内側領域には、略四角筒状の内壁に囲
まれたストッパ挿通孔143が、フィルム圧着板140
aを貫通して形成されている。このストッパ挿通孔14
3は、ストッパ・ノブ124の下端のサイズよりも若干
大きいサイズを有する。ソレノイド130の上方に位置
するフィルム圧着板140aの内側領域には、略円柱状
のポール144が固定されている。このポール144の
上端には、略円環板状のストッパ・ノブ145が固定さ
れている。回転軸Rを中心に配置する2個のフィルム圧
着板140c,140bの内側領域には、ともに略四角
筒状の内壁に囲まれた2個の焼付光出射窓146a,1
46bが、2個のフィルム圧着板140c,140bを
それぞれ貫通して形成されている。2個の焼付光出射窓
146a,146bにそれぞれ隣接する2個のフィルム
圧着板140c,140bの内側領域には、ともに略四
角筒状の内壁に囲まれた2個の識別記号読取窓147
a,147bが、2個のフィルム圧着板140c,14
0bをそれぞれ貫通して形成されている。
【0062】ここで、フィルム圧着板140aは、スト
ッパ挿通孔143にストッパ120を挿通した後に回動
されたストッパ・ノブ124によって固定されており、
スプリング122の復元力に起因してスプリング止部材
123のZ軸方向の正側に向かう圧力を受けている。一
方、フィルム圧着板140aは、ソレノイド130に対
する電力の供給に基づいて圧着板着脱部材132に接合
されることにより、スプリング122の復元力に釣合っ
たソレノイド130の磁力によってZ軸方向の負側に向
かう圧力を受けている。これにより、フィルム圧着板1
40aは、ほとんどXY平面上に保持されている。この
とき、2個の焼付光出射窓146a,146bは、焼付
光出射窓52の上方に配列されている。2個の識別記号
読取窓147a,147bは、焼付光出射窓52の上方
に順次配列されている。なお、2個の焼付光出射窓14
6a,146bは、上述したプリントサイズよりも十分
に大きいサイズを有する。2個の識別記号読取装置14
7a,147bは、上述した識別記号サイズに一致した
サイズを有する。
【0063】2個のマスク板設置凹部62b,62cに
隣接する移動ステージ50の内側領域には、略長方形状
の下底部を有する2個のフィルム走行凹部69a,69
bが、移動ステージ50の表面側から窪んでそれぞれ形
成されている。これら2個のフィルム走行凹部69a,
69bは、焼付光入射窓52を挟んで対向してX軸方向
に延びてそれぞれ形成されており、マスク板設置凹部6
2b,62cの表面レベルよりも高い同一の表面レベル
をともに有する。
【0064】フィルム走行凹部69aに隣接する移動ス
テージ50の内側領域には、略細長方形状の下底部を有
する2個のフィルム支持凹部70a,70bが、移動ス
テージ50の表面側から窪んでそれぞれ形成されてい
る。これら2個のフィルム支持凹部70a,70bは、
フィルム走行凹部69aを挟んで対向してそれぞれ形成
されており、フィルム走行凹部69aの表面レベルより
も若干高い同一の表面レベルをともに有する。また、フ
ィルム走行凹部69bに隣接する移動ステージ50の内
側領域には、略細長方形状の下底部を有する2個のフィ
ルム支持凹部70c,70dが、移動ステージ50の表
面側から窪んでそれぞれ形成されている。これら2個の
フィルム支持凹部70c,70dは、フィルム走行凹部
69bを挟んで対向してそれぞれ形成されており、2個
のフィルム支持凹部70a,70bの表面レベルと一致
した同一の表面レベルをともに有する。
【0065】4個のフィルム支持凹部70a〜70dに
隣接する移動ステージ50の内側領域には、略細長方形
状の下底部を有する4個のフィルム走行凹部71a〜7
1dが、移動ステージ50の表面側から窪んでそれぞれ
形成されている。2個のフィルム走行凹部71a,71
bは、2個のフィルム支持凹部70a,70bに沿って
それぞれ形成されており、フィルム走行凹部69aの表
面レベルと一致した同一の表面レベルをともに有する。
2個のフィルム走行凹部71c,71dは、2個のフィ
ルム支持凹部70c,70dに沿ってそれぞれ形成され
ており、2個のフィルム走行凹部71a,71bの表面
レベルと一致した同一の表面レベルをともに有する。
【0066】2個のフィルム走行凹部71a,71bに
隣接する移動ステージ50の内側領域には、略長方形状
の下底部を有する2個のセンサ設置凹部72a,72b
が、移動ステージ50の表面側から窪んでそれぞれ形成
されている。2個のセンサ設置凹部72a,72bは、
2個のフィルム走行凹部71a,71bに沿ってそれぞ
れ形成されており、2個のフィルム走行凹部71a,7
1bの表面レベルよりも若干高い同一の表面レベルをと
もに有する。また、2個のフィルム走行凹部71c,7
1dに隣接する移動ステージ50の内側領域には、略長
方形状の下底部を有する2個のガイド板設置凹部73
a,73bが、移動ステージ50の表面側から窪んでそ
れぞれ形成されている。2個のガイド板設置凹部73
a,73bは、2個のフィルム走行凹部71c,71d
に沿ってそれぞれ形成されており、2個のフィルム走行
凹部71c,71dの表面レベルよりも若干高い同一の
表面レベルをともに有する。
【0067】フィルム支持凹部70a及びフィルム走行
凹部71aの中央領域には、略四角筒状のローラ収容孔
74aが、移動ステージ50をZ軸方向に貫通して形成
されている。また、フィルム支持凹部70b及びフィル
ム走行凹部71bの中央領域には、略四角筒状のローラ
収容孔74bが、移動ステージ50をZ軸方向に貫通し
て形成されている。ローラ収容孔74bのX軸方向の負
側に位置するフィルム走行凹部69aからセンサ設置凹
部72bに至る領域には、略円形状の下底部を有するセ
ンサ収容凹部75aが、移動ステージ50の表面側から
窪んで形成されている。一方、ローラ収容孔74aを挟
んで対向するフィルム走行凹部69aからセンサ設置凹
部72bに至る領域には、略円形状の下底部を有する2
個のセンサ収容凹部75b,75cが、移動ステージ5
0の表面側から窪んでそれぞれ形成されている。
【0068】フィルム走行凹部69bに隣接する移動ス
テージ50の外側領域には、略長方形状の下底部を有す
る巻取機構設置凹部76が、移動ステージ50の表面側
からZ軸方向に窪んで形成されている。この巻取機構設
置凹部76の内側には、略円筒状の内壁に囲まれた2個
の開口77a,77bが、移動ステージ50をZ軸方向
に貫通してそれぞれ形成されている。これら2個の開口
77a,77bは、Y軸方向に沿って配列されている。
【0069】2個のガイド板設置凹部72a,72bの
表面上には、略長方形状の2個のフィルムガイド板16
0a,160bが、2個のネジ161a,161bと2
個のネジ161c,161dとをそれぞれ用いて移動ス
テージ50に固定されている。これら2個のフィルムガ
イド板160a,160bは、X軸方向に沿ったフィル
ム走行凹部69bの中心軸の上方で相互に間隙を保持す
るとともに、X軸方向の負側に位置する先端を巻取機構
設置凹部76の上方に到達させている。
【0070】フィルム走行凹部69aのX軸方向の負側
に位置する移動ステージ50の外側領域には、略矩形状
の下底部を有するパトローネ設置凹部78が、移動ステ
ージ50の表面側からZ軸方向に窪んで形成されてい
る。このパトローネ設置凹部78は、フィルム走行凹部
69aの表面レベルよりも低い表面レベルを有する。パ
トローネ設置凹部78のX軸方向の正側に位置する領域
には、略四角柱状の内壁に囲まれたドアノブ収容孔79
が、移動ステージ50をZ軸方向に貫通して形成されて
いる。センサ設置凹部72a及びパトローネ設置凹部7
8に隣接する移動ステージ50の外側領域には、略矩形
状の下底部を有する駆動機構設置凹部80が、移動ステ
ージ50の表面側からZ軸方向に窪んで形成されてい
る。この駆動機構設置凹部80の一部分は、フィルム走
行凹部69aに隣接してY軸方向に延びることにより、
ドアノブ収容孔79を囲む内壁に到達して形成されてい
る。この駆動機構設置凹部80は、パトローネ設置凹部
78の表面レベルよりも低い表面レベルを有する。駆動
機構設置凹部80の内側には、略四角筒状の内壁に囲ま
れたモータ収容孔81が、移動ステージ50をZ軸方向
に貫通して形成されている。
【0071】パトローネ設置凹部78のX軸方向の負側
に位置する領域には、略平板状のパトローネ固定部材1
70が、2個のネジ171a,171bを用いて移動ス
テージ50に固定されている。このパトローネ固定部材
170は、2箇所で上方に向けて折り曲げて加工されて
いる。パトローネ固定部材170の上方に向けて折り曲
げられた一方の部分には、平板を2段に折り曲げて加工
されたクランク172が、略平板状の可撓性部材173
を介して固定されている。このクランク172の先端に
は、略円柱状のパトローネ固定ピン174が固定されて
いる。このパトローネ固定ピン174は、クランク17
2の表面から垂直に突出している。また、パトローネ1
70の上方に向けて折り曲げられた他方の部分には、平
板を一段折り曲げて加工されたクランク止具175が固
定されている。このクランク止具175の先端は、可撓
性部材173の曲げによって接触するクランク172を
保持するために、略鉤状に加工されている。
【0072】パトローネ設置凹部78の内側でパトロー
ネ固定部材170と扉ノブ収容孔79との間に位置する
領域には、略平板状のパトローネ台180が設置されて
いる。このパトローネ台180は、フィルム走行凹部6
9aのX軸方向の負側に配置されており、2個のネジ1
81a,181bを用いて移動ステージ50に固定され
ている。また、駆動機構設置凹部80の内側でパトロー
ネ設置凹部78に隣接する領域には、略直方体状の軸受
ブロック190が、3個のネジ191a〜191cを用
いて移動ステージ50に固定されている。
【0073】軸受ブロック190のX軸方向の負側に位
置する部分には、略円筒状のプラグ支持孔192が、軸
受ブロック190をY軸方向に貫通して形成されてい
る。このプラグ支持孔192の一端には、略円環板状の
プラグ軸受193が固定されている。プラグ支持孔19
2の内側には、略円柱状のプラグ200が、プラグ軸受
193の貫通孔を挿通して設置されている。このプラグ
200の周囲には、コイル状のスプリング194が、そ
の両端をプラグ軸受193とプラグ200の側壁とにそ
れぞれ固定して設置されている。
【0074】駆動機構設置凹部80の内側で軸受ブロッ
ク190に隣接する領域には、平板を1段折り曲げて加
工されたセンサ設置部材210が、2個のネジ211
a,211bを用いて移動ステージ50に固定されてい
る。センサ設置部材210の上方に向けて折り曲げられ
た部分には、通常のフォトインタラプタ212が固定さ
れている。このフォトインタラプタ212は、制御装置
(図示しない)に接続されており、相互に対向して配置
された発光素子及び受光素子で構成されている。なお、
これら発光素子及び受光素子の間隙は、プラグ支持孔1
92から突出したプラグ200の変位範囲に配置されて
いる。
【0075】軸受ブロック190のX軸方向の正側に位
置する部分には、略円筒状の内壁に囲まれた2個の開閉
軸支持孔195a,195bが、軸受ブロック190を
Y軸方向に貫通してそれぞれ形成されている。これら2
個の開閉軸支持孔195a,195bは、Z軸方向の正
側に向かって順次重なって配置されている。なお、2個
の開閉軸支持孔195a,195bの一端には、略円環
板状の2個の開閉軸受196a,196bがそれぞれ固
定されている。一方、扉ノブ収容孔79の周縁領域に
は、略直方体状の開閉軸支持部材220が設置されてい
る。この下軸支持部材220は、X軸方向に沿って扉ノ
ブ収容孔79を横断して配置されており、2個のネジ2
21a,221bを用いて移動ステージ50に固定され
ている。なお、開閉軸支持部材220は、Y軸方向に延
びる略円筒状の内壁に囲まれた貫通孔を有する。
【0076】開閉軸支持部材220の貫通孔と開閉軸支
持孔195aとの内側には、略円柱状の扉開閉軸222
aが挿通されている。開閉軸支持部材220の貫通孔か
ら突出した扉開閉軸222aの一端には、略円環板状の
扉開閉ノブ223が、開閉軸支持部材220を挟んで扉
開閉ノブ223と反対側から扉開閉軸222aに挿通さ
れたナット224を用いて固定されている。また、開閉
軸支持孔195aから突出した扉開閉軸222aの他端
には、略円環板状の光スイッチ225が、ネジ226を
用いて固定されている。この光スイッチ225は、全体
に遮光性部材で形成されており、部分的に透光部または
凹欠部を配置して形成されている。なお、軸受ブロック
190と光スイッチ225との間に位置する扉開閉軸2
22aの他端には、略円環板状のギア227aが固定さ
れている。
【0077】駆動機構設置凹部80の内側でフォトイン
タラプタ212に対向して軸受ブロック190に隣接す
る領域には、平板を1段折り曲げて加工されたセンサ設
置部材230が、2個のネジ231a,231bを用い
て移動ステージ50に固定されている。センサ設置部材
230の上方に向けて折り曲げられた部分には、通常の
フォトインタラプタ232が設置されている。このフォ
トインタラプタ232は、制御装置(図示しない)に接
続されており、相互に対向して配置された発光素子及び
受光素子で構成されている。なお、これら発光素子及び
受光素子の間隙は、光スイッチ225を挿通させて配置
されている。一方、開閉軸支持孔195bの内側には、
略円柱状の扉開閉軸222bが挿通されている。開閉軸
支持孔195bから突出した扉開閉軸222bの一端に
は、略円環板状のギア227bが固定されている。この
ギア227bは、ギア227aと係合して配置されてい
る。
【0078】プラグ支持孔192と開閉軸支持孔195
a,195bとの間に位置する軸受ブロック190の部
分には、略円筒状の転送軸支持孔197が、軸受ブロッ
ク190をY軸方向に貫通してそれぞれ形成されてい
る。転送軸支持孔197の一端には、略円環板状の転送
軸受198が固定されている。一方、駆動機構設置凹部
80の内側で軸受ブロック190に対向する領域には、
略直方体状の転送軸支持部材240が設置されている。
この転送軸支持部材240は、2個のネジ241a,2
41bを用いて移動ステージ50に固定されている。な
お、転送軸支持部材240は、Y軸方向に延びる略円筒
状の内壁に囲まれた貫通孔を有する。転送軸支持部材2
40の貫通孔と転送軸支持孔195aとの内側には、略
円柱状のフィルム転送軸250が挿通されている。軸受
ブロック190と転送軸支持部材240との間に位置す
るフィルム転送軸250の周囲には、通常のクラッチ2
50が設置されている。このクラッチ250の先端に
は、略円環板状のギア251が、回動可能に設置されて
いる。
【0079】2個のセンサ収容凹部261a,261b
の周縁にそれぞれ位置する2個のセンサ設置凹部72
b,72aの内側には、略直方体状の2個のセンサ支持
部材260a,260bがそれぞれ設置されている。ま
た、センサ収容凹部261cの周縁に位置するフィルム
走行凹部69aの領域には、略直方体状のセンサ支持部
材260cが設置されている。これら3個のセンサ支持
部材260a〜260cは、3個のネジ261a〜26
1cを用いて移動ステージ50にそれぞれ固定されてい
る。3個のセンサ支持部材260a〜260cの内側に
は、通常の3個のフォトリフレクタ262a〜262c
が固定されている。これら3個のフォトリフレクタ26
2a〜262cは、制御装置(図示しない)に接続され
ており、相互に併置された発光素子及び受光素子で構成
されている。なお、回転軸Rに対するフォトリフレクタ
263cの位置は、パトローネ1に巻装される写真フィ
ルムに配列された駒の中心に対し、その駒の位置を判定
させるために当該写真フィルムを貫通した駒位置判定孔
の位置と略一致している。
【0080】2個のセンサ設置凹部72a,72bに隣
接する移動ステージ50の内側領域には、略長方形状の
下底部を有する2個のフィード軸設置凹部81a,81
bが、移動ステージ50の表面側からZ軸方向に窪んで
それぞれ形成されている。これら2個のフィード軸設置
凹部81a,81bは、2個のセンサ設置凹部72a,
72bの表面レベルと略一致した表面レベルを有してお
り、2個のローラ収容孔74a,74bの配列方向に沿
って配列されている。また、ローラ設置凹部81bの周
縁に位置する移動ステージ50の内側領域には、略円形
状の下底部を有するフィードノブ収容凹部82が、移動
ステージ50の表面側からZ軸方向に窪んで形成されて
いる。このフィードノブ収容凹部82は、ローラ収容孔
74bの表面レベルよりも若干高い表面レベルを有す
る。
【0081】2個のフィード軸設置凹部81a,81b
の内側には、略直方体状の2個のフィード軸支持部材2
70a,270bが、2個のネジ271a,271bと
2個のネジ271c,271dとをそれぞれ用いて移動
ステージ50に固定されている。これら2個のフィード
軸支持部材270a,270bは、略円筒状の内壁に囲
まれてY軸方向に延びる貫通孔をそれぞれ有する。2個
のフィード軸支持部材270a,270bの貫通孔の内
側には、略円柱状のフィード軸272が挿通されてい
る。2個のローラ収容孔74a,74bの内側には、略
タイヤ状の2個のフィードローラ273a,273bが
それぞれ設置されている。これら2個のフィードローラ
273a,273bは、2個のローラ収容孔74a,7
4bを囲む内壁に支持されたフィード軸(図示しない)
に挿通されている。なお、フィードローラ273a,2
73bの上端は、フィルム走行凹部69aの表面レベル
に一致して配置されている。
【0082】一方、2個のフィード軸設置凹部81a,
81bの間に位置するフィード軸272の部分には、略
タイヤ状の2個のフィードローラ273c,273dが
それぞれ挿通されている。これら2個のフィードローラ
273c,273dは、2個のフィードローラ273
a,273bの直上にそれぞれ配置されている。なお、
フィードローラ273c,273dの下端は、フィルム
走行凹部69aの表面レベルよりも若干高く位置してい
る。また、フィード軸支持部材271bから突出したフ
ィード軸272の一端には、略球状のフィードノブ27
4が固定されている。フィード軸支持部材271aから
突出したフィード軸272の他端には、略円環板状のギ
ア275が固定されている。
【0083】駆動機構設置凹部80の内側でフォトイン
タラプタ232及びクラッチ250に隣接する領域に
は、略四角筒状の内壁に囲まれたモータ収容孔83が、
移動ステージ50をZ軸方向に貫通して形成されてい
る。このモータ収容孔83の周縁に位置する駆動機構設
置凹部80の領域には、平板を一段折り曲げて加工され
たモータ支持部材280が、2個のネジ281a,28
1bを用いて移動ステージ50に固定されている。モー
タ支持部材280の上方に向って折り曲げられた部分に
は、通常の駆動モータ282が、2個のネジ283a,
283bを用いて固定されている。なお、この駆動モー
タ282は、制御装置(図示しない)に接続されてい
る。
【0084】この駆動モータ282の一方の端面には、
略円柱状の駆動軸284が、モータ支持部材280の上
方に向って折り曲げられた部分を挿通して突出してい
る。この駆動軸284の先端には、略円環板状のギア2
85が固定されている。また、モータ支持部材280の
上方に向って折り曲げられた部分には、略円柱状の従動
軸286が突出して設置されている。この従動軸285
の先端には、略円環板状のギア287が固定されてい
る。このギア287は、駆動モータ282の回転力を伝
達するギア285と、2個のフィードローラ273c,
273dを一体に回転させるギア275とに係合してい
る。
【0085】駆動機構設置凹部80とセンサ設置凹部8
1aとに隣接する移動ステージ50の内側領域には、略
矩形状の下底部を有するソレノイド設置凹部84が、移
動ステージ50の表面側からZ軸方向に窪んで形成され
ている。このソレノイド設置凹部84は、駆動機構設置
凹部80の表面レベルよりも低い表面レベルを有する。
ソレノイド設置凹部84の内側には、略円筒状のソレノ
イド支持部材290が、2個のネジ291a,291b
を用いて移動ステージ50に固定されている。ソレノイ
ド支持部材290の内側には、略円柱状のソレノイド2
92が固定されている。このソレノイド292の一端に
は、略円柱状のドライバ293が、Y軸方向に沿って変
位可能に固定されている。なお、このソレノイド292
は、制御装置(図示しない)に接続されている。
【0086】駆動機構設置凹部80の内側でフォトイン
タラプタ212及びクラッチ250に隣接する領域に
は、略四角筒状のモータ支持部材300が、2個のネジ
301a,301bを用いて移動ステージ50に固定さ
れている。モータ支持部材300の内側には、通常の駆
動モータ302が固定されている。なお、この駆動モー
タ282は、制御装置(図示しない)に接続されてい
る。駆動モータ302の一方の端面には、略円柱状の駆
動軸303が、モータ支持部材300の上方に向って折
り曲げられた部分を挿通して配置されている。この駆動
軸303の先端には、略円環板状のギア304が固定さ
れている。また、モータ支持部材30280の上方に向
って折り曲げられた部分には、略円柱状の従動軸305
が突出して設置されている。この従動軸305の先端に
は、略円環板状のギア306が固定されている。このギ
ア306は、駆動モータ302の回転力を伝達するギア
304と、クラッチ250を回転させるギア251とに
係合している。
【0087】駆動機構設置凹部80の内側でモータ28
2に隣接する領域には、略平板状のクランク支持部材3
10が、2個のネジ311a,311bを用いて移動ス
テージ50に固定されている。クランク支持部材310
の先端には、平板を断面U字型に折り曲げた回動部材3
12が、XY平面内で回動可能に設置されている。この
回動部材312は、略円筒状の内壁に囲まれた2個の貫
通孔を有し、移動ステージ50に固定されてZ軸方向に
延びる略円柱状のピン313によって挿通されている。
回動部材312の内側には、平板を2段に折り曲げて加
工されたクランク314が固定されている。なお、クラ
ンク314の一端は、ソレノイド292によってY軸方
向に変位するドライバ293に接触している。クランク
314の他端は、クラッチ250と一体に設置されたギ
ア251に固定されている。
【0088】巻取機構設置凹部76の内側には、平板を
一段折り曲げて加工された2個の巻取支持部材320
a,320が、2個のネジ321a,321bをそれぞ
れ用いて移動ステージ50に固定されている。これら2
個の巻取支持部材320a,320の上方に向けて折り
曲げられた部分の下端には、平板を断面略U字型に折り
曲げて加工されたフィルムガイド322が、2個のネジ
323a,323bを用いて固定されているとともに、
平板を2段に折り曲げて加工されたフィルムガイド32
4が、フィルムガイド322の下端に部分的に密着して
2個のネジ325a,325bを用いて固定されてい
る。なお、これら2個のフィルムガイド322の上端
は、フィルム走行凹部69bの表面レベルにほとんど一
致した表面レベルを有している。フィルムガイド324
の下端には、箔板の内側領域を矩形状に切り欠いて加工
されたフィルム巻取機構326が固定されている。この
フィルム巻取機構326は、フィルムガイド322の上
方でロール状に丸められている。なお、フィルム巻取機
構326は、フィルムガイド324の上端と円滑に接続
されている。
【0089】ガイド設置凹部68bとパトローネ設置凹
部78とに隣接する移動ステージ50の外周縁領域に
は、略長方形状の下底部を有する転送スイッチ設置凹部
85が、移動ステージ50の表面側からZ軸方向に窪ん
で形成されている。この転送スイッチ設置凹部85は、
移動ステージ50の表面レベルよりも若干低い表面レベ
ルを有する。転送スイッチ設置凹部85の内側には、略
四角筒状の内壁に囲まれた転送スイッチ収納孔86が、
移動ステージ50をZ軸方向に貫通して形成されている
とともに、略矩形状の下底部を有する2個の転送スイッ
チ支持凹部87a,87bが、転送スイッチ収納孔86
を挟んで対向して移動ステージ50の表面側からZ軸方
向に窪んでそれぞれ形成されている。これら2個の転送
スイッチ支持凹部87a,87bは、転送スイッチ設置
凹部85の表面レベルよりも低い表面レベルを有する。
【0090】2個の転送スイッチ支持凹部87a,87
bの内側には、略平板状のスイッチパネル330が、転
送スイッチ収納孔86を被覆した上で2個のネジ331
a,331bを用いて移動ステージ50に固定されてい
る。このスイッチパネル330の内側には、略平板状の
4個の転送スイッチ332a〜332dが、Z軸方向に
沿って変位可能に固定されている。これら4個の転送ス
イッチ332a〜332dは、早巻戻スイッチ、巻戻ス
イッチ、繰出スイッチ及び早繰出スイッチとして順次設
定されている。
【0091】Y軸方向に沿った移動ステージ50の外周
縁領域には、略直方体状の下底部を有する2個の凹欠部
88a,88bが、移動ステージ50の表面側からZ軸
方向に窪んでそれぞれ形成されている。これら2個の凹
欠部88a,88bは、2個の並進軸設置凹部53b,
53eにそれぞれ隣接している。
【0092】このように構成されたフィルムキャリア1
0においては、2個のフィルム支持凹部70a,70b
が、2個のフィルム走行凹部69a,71aと2個のフ
ィルム走行凹部69a,71bとに対して突出し、焼付
光入射窓52に近接して形成されている。これにより、
2個のフィルム支持凹部70a,70bの上端を跨ぐ平
面が、パトローネ1から送出された写真フィルムを走行
させる搬送路として、移動ステージ50の表面領域に構
成されている。
【0093】また、2個のフィルム支持凹部70c,7
0dが、2個のフィルム走行凹部69b,71cと2個
のフィルム走行凹部69b,71dとに対してそれぞれ
突出し、焼付光入射窓52に近接して形成されている。
これにより、2個のフィルム支持凹部70c,70dの
上端を跨ぐ平面が、パトローネ1から送出された写真フ
ィルムを走行させる搬送路として、移動ステージ50の
表面領域に構成されている。
【0094】さらに、3個のマスク板設置凹部62a〜
62cが、焼付光入射窓52を挟んで対向して2個のフ
ィルム走行凹部69a,69bの長手方向と直交する方
向に延びて、移動ステージ50の表面領域に形成されて
いる。マスク板設置凹部62aの底面領域には、マスク
板スライド孔63が、マスク板設置凹部62aの長手方
向に延びて形成されている。マスク板スライド孔63の
下方に位置する可並進ステージ30には、2個のマスク
板固定孔41a,41bが、マスク板設置凹部62aの
長手方向に配列されてそれぞれ形成されている。
【0095】そして、フィルムマスク板100aが、3
個のマスク板設置凹部62a〜62cの内側に収容され
る基板として構成されており、上述した2個の搬送路を
接続する表面レベルを有するとともに、これら2個の搬
送路の長手方向と直交する方向に沿って変位する状態
で、2個のマスク板設置凹部62b,62cの表面上に
設置されている。フィルムマスク板100aの裏面領域
には、マスク板ガイド101が、マスク板スライド孔6
3を挿通した上で2個のマスク板固定孔41a,41b
のいずれかに挿嵌されるために形成されている。フィル
ムマスク板100aの表面領域には、マスク板ノブ10
2が、マスク板ガイド101に対向して配置されて形成
されている。
【0096】このようなフィルムマスク板100aに
は、画像プリント上窓111bが、写真フィルムに含ま
れた複数個の駒の少なくとも一つに対応した第1の駒サ
イズに一致した第1の窓として形成されている。また、
フィルムマスク板100aには、交換板固定窓103a
が、フィルムマスク板100aの表面側から窪んで形成
されてその底面領域を部分的に貫通した凹部として、画
像プリント上窓111bに対してフィルムマスク板10
0aの変位方向に沿って配列され、その凹部の底面領域
から突出した凸部として2個の交換板固定凸部106
a,106bを有している。さらに、複数個の交換板1
07aが、第1の駒サイズとは異なる第2の駒サイズに
一致した画像プリント上窓108aを第2の窓として含
み、2個の交換板固定凸部106a,106bを挿嵌さ
せる孔として2個の交換板挿通孔110a,110bを
有し、交換板固定窓103aに嵌合されている。
【0097】なお、2個のマスク板固定孔41a,41
bの中心間隔と、2個の画像プリント窓111b,10
8aの中心間隔とは、同一の距離に設定されている。焼
付光入射窓52及びマスク板固定孔41aの中心間隔
と、画像プリント窓111b及びマスク板ガイド101
の中心間隔とは、同一の距離に設定されている。焼付光
入射窓52及びマスク板固定孔41bの中心間隔と、画
像プリント窓108a及びマスク板ガイド101の中心
間隔とは、同一の距離に設定されている。
【0098】次に、本実施例の作用について説明する。
【0099】フィルムキャリア10においては、フィル
ムマスク板100が、写真フィルムを走行させる搬送面
を接続するとともに、当該搬送面と直交する方向に変位
可能な状態で装着されている。このフィルムマスク板1
00aの画像プリント上窓111bは、移動ステージ5
0の焼付光入射窓52に対向して配置されている。一
方、フィルムマスク板100aの交換板固定窓103a
に嵌合された交換板107aの画像プリント上窓108
aは、移動ステージ50の焼付光入射窓52の外側に配
置されている。
【0100】まず、現像処理済みの写真フィルムをロー
ル状に巻装したパトローネ1が、フィルムキャリア10
に対して着脱自在に装着される。すなわち、操作者はパ
トローネ1をパトローネ台180の表面上に設置し、ス
プールコア5の両端にフィルム転送軸240及びパトロ
ーネ固定ピン172を挿嵌させる。これにより、パトロ
ーネ1は移動ステージ50に固定される。
【0101】ここで、パトローネ1がパトローネ台18
0の表面上で正常な位置に設置されると、プラグ200
がパトローネ1の筐体に形成された凹欠部9に差し込ま
れるとともに、パトローネ1の筐体に露出した軸受8b
には扉開閉軸202bが挿嵌される。プラグ200は、
フォトインタラプタ212に内蔵された発光素子及び受
光素子の間隙に変位していない状態で、スプリング19
4の復元力に基づいて軸受ブロック190に保持され
る。これにより、その受光素子はこれに対向して配置さ
れた発光素子から出射されて受光している光の遮断を検
出しないので、操作者はパトローネ1の装着完了を感知
することになる。
【0102】さらに、パトローネ1の扉6bが開口6a
を閉塞していると、扉開閉軸202bに固定された光ス
イッチ225は、フォトインタラプタ232に内蔵され
た発光素子から受光素子に進行する光を遮断する状態に
設定される。これにより、操作者はパトローネ1の開口
6aの閉塞を感知する。そこで、操作者が扉ノブ223
を捻ることによって扉開閉軸222aを逆順の方向に回
動させると、扉開閉軸222bは2個のギア227a,
227bの係合によって正順の方向に回動する。これに
より、光スイッチ225はフォトインタラプタ232に
内蔵された発光素子及び受光素子の間隙で回動するの
で、その受光素子はこれに対向して配置された発光素子
から出射されて受光している光の遮断を検出しなくな
る。そのため、操作者はパトローネ1の開口6aの開放
を感知する。
【0103】ここで、操作者が繰出スイッチ332cを
ON状態に設定すると、制御装置は駆動モータ302の
駆動軸303を正順の方向に回動させる。この駆動軸3
03は3個のギア304,306,251を介してクラ
ッチ250を正順の方向に回動させるので、クラッチ2
50を挿通するフィールム転送軸242はスプールコア
5を一体にして回動させる。これにより、現像処理済み
の写真フィルムは、パトローネ1の開口6aから繰り出
され、フィルム走行凹部69aの上方を走行する。
【0104】そして、写真フィルムの先端がフォトリフ
レクタ262aとして併置された発光素子及び受光素子
の間に到達すると、この受光素子が発光素子から出射さ
れて写真フィルムで反射された光を検出する。このと
き、制御装置は駆動モータ282の駆動軸284を正順
の方向に回動させる。この駆動軸284は3個のギア2
85,287,275を介してフィード軸272を正順
の方向に回動させることにより、フィード軸272に固
定された2個のフィードローラ273c,273dを一
体にして回動させる。
【0105】続いて、写真フィルムが2個のフィードロ
ーラ273a,273cの間と2個のフィードローラ2
73b,273dの間とに挟まれて繰り出された後、こ
の写真フィルムの先端がフォトリフレクタ262cとし
て併置された発光素子及び受光素子の間に到達すると、
この受光素子が発光素子から出射されて写真フィルムで
反射された光を検出する。このとき、制御装置は駆動モ
ータ302を停止させる。
【0106】さらに、写真フィルムの第1の駒がフィル
ムマスク板100aの画像プリント窓111bとフィル
ム圧着板140cの焼付光出射窓146aとの間に到達
すると、その駒に対応する駒位置判定孔がフォトリフレ
クタ262bとして併置された発光素子及び受光素子の
間に到達するので、この受光素子が発光素子から出射さ
れて写真フィルムで反射された光を検出しなくなる。こ
のとき、制御装置は駆動モータ282を停止させる。
【0107】ここで、フィルムマスク板100aの画像
プリント窓111bに対向して配置された駒が第1の駒
サイズを有する場合、操作者は制御装置に対して焼付処
理の実行を指示する。一方、フィルムマスク板100a
の画像プリント窓111bに対向して配置された駒が第
1の駒サイズを有しない場合、操作者はマスク板ノブ1
04を把んで3個のマスク板設置凹部62a〜62cに
沿ってフィルムマスク板100aをスライドさせる。こ
のとき、フィルムマスク板100aの画像プリント窓1
08aは移動ステージ50の焼付光入射窓52に対向し
て配置され、フィルムマスク板100aの画像プリント
窓111bは移動ステージ50の焼付光入射窓52の外
側に配置される。
【0108】そして、フィルムマスク板100aの画像
プリント窓108aに対向して配置された駒が第2の駒
サイズを有する場合、操作者は制御装置に対して焼付処
理の実行を指示する。一方、フィルムマスク板100a
の画像プリント窓108aに対向して配置された駒が第
2の駒サイズを有しない場合、操作者はフィルムマスク
板100の交換板固定窓103aから交換板107aを
取り外し、この交換板107aとは異なる形状サイズの
画像プリント108aを含む交換板107aをフィルム
マスク板100の交換板固定窓103aに嵌合させる。
このとき、フィルムマスク板100aの画像プリント窓
108aとして、新たな交換板107aの画像プリント
窓108aが移動ステージ50の焼付光入射窓52に対
向して配置される。
【0109】さらに、新たな交換板107aの画像プリ
ント窓108aに対向して配置された駒が第2の駒サイ
ズを有する場合、操作者は制御装置に対して焼付処理の
実行を指示する。一方、新たな交換板107aの画像プ
リント窓108aに対向して配置された駒が第2の駒サ
イズを有しない場合、操作者は全ての交換板107aを
フィルムマスク板100の交換板固定窓103aに嵌合
させた上で、当該駒がこれら交換板107aの画像プリ
ント窓108aに対応する第2の駒サイズを有しなけれ
ば、操作者は制御装置に対して焼付処理の不実行を指示
する。
【0110】このように焼付処理の実行を指示された制
御装置は、ソレノイド130の圧着板着脱部材132と
フィルム圧着板140aとを接合させる。このフィルム
圧着板140aはフィルム圧着板140bを介してフィ
ルム圧着板140cを押圧するので、写真フィルムはフ
ィルムマスク板100a及びフィルム圧着板140cの
挾持によって固定される。そして、制御装置は可回転ス
テージ20の下方に設置された光源から所定波長の焼付
光を出射させる。フィルムマスク板100aの画像プリ
ント窓101aまたは101bを通過した焼付光は、第
1の駒に定着された画像を透過した後、フィルム圧着板
140c,140bの各焼付光出射窓146a,146
bを順次通過することにより、移動ステージ50の上方
に設置された印画紙に当該画像の焼付を行う。この後、
制御装置はソレノイド130の圧着板着脱部材132と
フィルム圧着板140aとを引き離させる。
【0111】続いて、制御装置は、駆動モータ282の
駆動軸303を正順の方向に回動させる。これにより、
写真フィルムの第2のコマがフィルムマスク板100a
の画像プリント窓101aとフィルム圧着板140cの
焼付光出射窓146aとの間に到達すると、その駒に対
応する駒位置判定孔がフォトリフレクタ262bとして
併置された発光素子及び受光素子の間に到達するので、
この受光素子が発光素子から出射されて写真フィルムで
反射された光を検出しなくなる。このとき、制御装置は
駆動モータ282を停止させる。
【0112】ここで、写真フィルムの第1の駒に対する
場合と同様にして、操作者は第2の駒に対して焼付処理
の実行を選択し、制御装置は操作者による指示に基づい
て焼付処理の実行するか、あるいは実行しないことにな
る。このような焼付処理の実行または不実行は、写真フ
ィルムの全ての駒について同様にして選択的に順次施さ
れる。この過程においては、写真フィルムはフィルム走
行凹部69bの上方を走行した後に、フィルム巻取機構
326の内側に次第に巻装されていく。
【0113】続いて、操作者が巻戻スイッチ332bを
ON状態に設定すると、制御装置はソレノイド292の
ドライバ293を引き出させる。このドライバ293は
クランク314を介してクラッチ250を移動させるの
で、クラッチ250のギア251はギア305と係合す
る部分を正順ギアから逆順ギアに切り替える。
【0114】この後、制御装置は駆動モータ302の駆
動軸303を正順の方向に回動させる。この駆動軸30
3は3個のギア304,306,251を介してクラッ
チ250を逆順の方向に回動させるので、クラッチ25
0を挿通するフィールム転送軸242はスプールコア5
を一体にして回動させる。これにより、焼付処理済みの
写真フィルムは、2個のフィルム走行凹部69b,69
aの表面上を順次走行した後、パトローネ1の開口6a
から巻き取られる。
【0115】そして、パトローネ1は写真フィルムを完
全に収容した後、操作者が巻戻スイッチ332bをOF
F状態に設定すると、制御装置は駆動モータ302を停
止させる。このとき、パトローネ1はフィルムキャリア
10から取り外される。すなわち、操作者がスプールコ
ア5の両端からフィルム転送軸240及びパトローネ固
定ピン172を引き抜き、パトローネ1をパトローネ台
180の表面上から取り出される。
【0116】なお、本発明の写真焼付装置は、上記実施
例に限られるものではなく、種々の変形を行うことが可
能である。例えば、上記実施例においては、写真フィル
ムの駒に対応した第1の駒サイズに一致した開口とし
て、画像プリント窓111bがフィルムマスク板100
aに直接形成されており、第1の駒サイズとは異なる第
2の駒サイズに一致した開口として、交換板107aに
形成された画像プリント窓108aが、フィルムマスク
板100aの交換板固定窓103aに装着されている。
しかしながら、第1の駒サイズ群に含まれた相互に異な
る複数種類のサイズに一致した開口として複数個の画像
プリント窓111bを、フィルムマスク板100aにそ
のスライド方向に沿って配列してそれぞれ形成してもよ
い。また、複数個の交換板固定窓103aをフィルムマ
スク板100aにそのスライド方向に沿って配列してそ
れぞれ形成した上で、第2の駒サイズ群に含まれた相互
に異なる複数種類のサイズに一致した開口として複数個
の画像プリント窓108aが形成された複数個の交換板
107aを、フィルムマスク板100aの複数個の交換
板固定窓103aに装着してもよい。これらの場合、マ
スク板スライド孔63の下方に位置する可並進ステージ
30には、さらに複数個のマスク板固定孔を、マスク板
ガイド103を挿嵌する孔として、2個のマスク板固定
孔41a,41bの配列方向に沿ってそれぞれ形成する
ことが必要である。
【0117】また、上記実施例においては、一方の画像
プリント上窓108aは交換板107aに形成されてお
り、他方の画像プリント上窓111bはフィルムマスク
板100aに形成されている。しかしながら、このよう
な2個の画像プリント上窓を2個の交換板にそれぞれ形
成した上で、これら2個の交換板をフィルムマスク板に
ともに装着してもよい。このようなフィルムマスク板1
00bについて、図14及び図15を参照して説明す
る。なお、図14は、フィルムマスク板100aとは異
なる態様のフィルムマスク板100bの構成を分解して
示す斜視図である。図15(a)及び図15(b)は、
フィルムマスク板100bの構成をそれぞれ示す上面図
及び下面図である。
【0118】このフィルムマスク100bの先端領域及
び後端領域は、上述したフィルムマスク100aとほと
んど同様にして形成されている。ただし、フィルムマス
ク100bの中央領域は、上述したフィルムマスク10
0aと異なって形成されている。
【0119】フィルムマスク板100aの中央領域に
は、略長方形状の底部を有する交換板固定窓(補助交換
板固定窓)103bが、フィルムマスク板100bの表
面側から窪んで部分的に貫通して形成されている。すな
わち、交換板固定窓103bの内側には、略四角筒状の
画像プリント下窓104bが、フィルムマスク板100
bを貫通して形成されている。また、交換板固定窓10
3bの内側でフィルムマスク板100bの先端側に位置
する領域には、略四角筒状の識別記号読取下窓105b
が、フィルムマスク板100bを貫通して形成され、画
像プリント下窓104bに近接して配置されている。交
換板固定窓103bの内側でフィルムマスク板100a
の後端側に位置する領域には、略円柱状の2個の交換板
固定凸部106c,106dが、交換板固定窓103b
の底面から突出して形成されている。
【0120】交換板固定窓103bの内側には、略平板
状の交換板(補助交換板)107bが着脱自在に嵌合さ
れている。この交換板107bの中央領域には、略四角
筒状の画像プリント上窓108bが、交換板107bを
貫通して形成されており、画像プリント下窓104bに
対向して配置されている。画像プリント窓108bに近
接する交換板107bの先端領域には、略四角筒状の識
別記号読取上窓109bが、交換板107bを貫通して
形成され、識別記号読取下窓105bに対向して配置さ
れている。交換板107bの後端領域には、略円筒状の
2個の交換板挿通孔110c,110dが、交換板10
7bを貫通して形成され、2個の交換板固定凸部106
c,106dによって挿嵌されている。なお、画像プリ
ント上窓108bは画像プリント下窓104bよりも小
さいサイズを有し、識別記号読取上窓109bは識別記
号読取下窓105bよりも小さいサイズを有している。
【0121】なお、画像プリント上窓108bは、写真
フィルムの長手方向に配列された複数個の駒の少なくと
も一つに対応する第1の駒サイズに一致した開口として
形成されている。この画像プリント上窓108bは、写
真フィルムの駒に対応する駒サイズに基づいた画面サイ
ズとして、当該駒に定着された画像を印画紙に焼き付け
るために形成され、画像プリント上窓108aに対して
フィルムマスク板100aの長手方向に配列されてい
る。また、認識記号読取上窓109bは、写真フィルム
の長手方向に配列された複数個の駒にそれぞれ近接して
書き込まれた相互に異なる識別記号のサイズに一致して
形成され、認識記号読取上窓109aに対してフィルム
マスク板100aの長手方向に配列されている。
【0122】さらに、2個のマスク板固定孔41a,4
1bの中心間隔と、2個の画像プリント窓108b,1
08aの中心間隔とは、同一の距離に設定されている。
焼付光入射窓52及びマスク板固定孔41aの中心間隔
と、画像プリント窓108b及びマスク板ガイド101
の中心間隔とは、同一の距離に設定されている。焼付光
入射窓52及びマスク板固定孔41bの中心間隔と、画
像プリント窓108a及びマスク板ガイド101の中心
間隔とは、同一の距離に設定されている。
【0123】ここで、交換板107bとしては相互に異
なる複数種類の開口として画像プリント窓108bをそ
れぞれ含む複数個の交換板が用意されている。そのた
め、フィルムマスク板100bは、相互に異なる交換板
107bを交換板固定窓103bに順次設置させること
により、相互に異なる開口サイズを有する画像プリント
窓108bを設定させることができる。
【0124】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の写
真焼付装置においては、フィルムマスク板が、写真フィ
ルムの搬送面を接続するとともに当該搬送路の長手方向
と交差して変位する状態で、フィルムキャリアの表面領
域に装着されている。このフィルムマスク板の第1の窓
は、フィルムキャリアの入射窓に対向して配置されてい
る。一方、フィルムマスク板の固定窓には第2の窓を含
む交換板が嵌合されている。ここで、パトローネがフィ
ルムキャリアに対して着脱自在に装着されると、フィル
ムキャリアはパトローネから現像処理済みの写真フィル
ムを繰り出し、その写真フィルムの一つの駒をフィルム
マスク板の第1の窓に対向して配置させる。
【0125】このとき、フィルムマスク板の第1の窓に
対向して配置された駒が第1の駒サイズを有する場合、
当該駒に定着された画像は焼付光の投射によって感光部
材に焼き付けられる。一方、当該駒が第1の駒サイズを
有しない場合、フィルムマスク板がフィルムキャリアに
対して写真フィルムの搬送路の長手方向と交差する方向
に沿って変位されることにより、交換板の第2の窓がフ
ィルムキャリアの入射窓に対向して配置される。
【0126】そして、交換板の第2の窓に対向して配置
された駒がその第2の窓に対応する第2の駒サイズを有
する場合、当該駒に定着された画像は焼付光の投射によ
って感光部材に焼き付けられる。一方、当該駒がその第
2の窓に対応する第2の駒サイズを有しない場合、フィ
ルムマスク板の固定窓から交換板が取り外され、この交
換板とは異なる種類の第2の窓を含む交換板がフィルム
マスク板の固定窓に嵌合されることにより、新たな交換
板の第2の窓がフィルムキャリアの入射窓に対向して配
置される。さらに、新たな交換板の第2の窓に対向して
配置された駒がその第2の窓に対応する第2の駒サイズ
を有する場合、当該駒に定着された画像は焼付光の投射
によって感光部材に焼き付けられる。
【0127】したがって、本発明の写真焼付装置によれ
ば、フィルムマスク板をフィルムキャリアに対して変位
させるか、あるいは、複数個の交換板を交互に第2の窓
に嵌合させることにより、入射窓に対向して配置された
写真フィルムの駒に対応する駒サイズに基づいた画面サ
イズとして、当該駒に定着された画像を感光部材に対し
て焼き付けることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はロール状の写真フィルムを格納する新
規なパトローネの一方の側端を斜め上方向から見た場合
の構成を示す斜視図であり、(b)は(a)のパトロー
ネの他方の側端を斜め下方向から見た場合の構成を示す
斜視図である。
【図2】本発明の写真焼付装置に係る一実施例としてフ
ィルムキャリアの部分構成を示す上面図である。
【図3】本発明の写真焼付装置に係る一実施例として図
2で除いた部分を含むフィルムキャリアの部分構成を示
す上面図である。
【図4】(a)は図2及び図3のX−X線に沿ったフィ
ルムキャリアの構造を示す断面図であり、(b)は図2
及び図3のY−Y線に沿ったフィルムキャリアの構造を
示す断面図である。
【図5】(a)は図2及び図3のフィルムキャリアに含
まれた可回転ステージの構成を示す上面図であり、
(b)は(a)のX−X線に沿った可回転ステージの構
造を示す断面図であり、(c)は(a)のXY−XY線
に沿った可回転ステージの構造を示す断面図である。
【図6】図2及び図3のフィルムキャリアに含まれた可
並進ステージの構成を示す上面図である。
【図7】(a)は図6のX−X線に沿った可並進ステー
ジの構造を示す断面図であり、(b)は図6のY−Y線
に沿った可並進ステージの構造を示す断面図である。
【図8】図2及び図3のフィルムキャリアに含まれた移
動ステージの構成を示す上面図である。
【図9】(a)は図8のX−X線に沿った移動ステージ
の構造を示す断面図であり、(b)は図8のY−Y線に
沿った移動ステージの構造を示す断面図である。
【図10】図1のパトローネを設置しない状態で図2及
び図3のフィルムキャリアの部分構造を抜粋して示す上
面図である。
【図11】図1のパトローネを設置した状態で図2及び
図3のフィルムキャリアの部分構造を抜粋して示す上面
図である。
【図12】図2及び図3のフィルムキャリアに含まれた
フィルムマスク板の構成を分解して示す斜視図である。
【図13】(a)は図12のフィルムマスク板の構成を
示す上面図であり、(b)は図12のフィルムマスク板
の構成を示す下面図である。
【図14】図13のフィルムマスク板とは異なる態様の
フィルムマスク板の構成を分解して示す斜視図である。
【図15】(a)は図14のフィルムマスク板の構成を
示す上面図であり、(b)は図14のフィルムマスク板
の構成を示す下面図である。
【符号の説明】
1…パトローネ、10…フィルムキャリア、100…フ
ィルムマスク板、111b…第1の窓、103a…固定
窓、107a…交換板、108a…第2の窓。
フロントページの続き (72)発明者 ▲柳▼本 武和 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理に基づいて写真フィルムに定着
    された画像を透過した焼付光を感光部材に投射すること
    により、当該感光部材に対する当該画像の焼付処理を行
    う写真焼付装置において、 前記写真フィルムをロール状に巻装するパトローネと、 前記焼付光を通過させる入射窓と、この入射窓を挟んで
    対向して形成されて前記写真フィルムを走行させる搬送
    路とを有し、着脱自在に装着された前記パトローネから
    現像処理済みの前記写真フィルムを繰り出させるととも
    に、当該パトローネに焼付処理済みの前記写真フィルム
    を巻き取らせるフィルムキャリアと、 このフィルムキャリアの表面領域に装着され、前記搬送
    路を接続するとともに当該搬送路の長手方向と交差して
    変位するフィルムマスク板とを備え、 前記フィルムマスク板は、 前記写真フィルムの長手方向に配列された複数個の駒の
    少なくとも一つに対応する第1の駒サイズに一致した開
    口として形成された第1の窓と、 この第1の窓に対してその変位方向に沿って配列され、
    所定の開口として形成された少なくとも一つの固定窓
    と、 前記第1の駒サイズとは異なる複数種類の第2の駒サイ
    ズに一致した開口として形成された第2の窓をそれぞれ
    含み、前記固定窓に対して着脱自在にそれぞれ嵌合され
    る複数個の交換板とを有することを特徴とする写真焼付
    装置。
  2. 【請求項2】 前記固定窓は、前記フィルムマスク板の
    表面領域から窪んで形成されてその底面領域を部分的に
    貫通した凹部と、この凹部の底面領域から突出した凸部
    とで構成されており、前記複数個の交換板は、前記固定
    窓の凸部を挿嵌する孔をそれぞれ有し、前記凹部にそれ
    ぞれ嵌合されることを特徴とする請求項1記載の写真焼
    付装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルムマスク板は、前記固定窓に
    対してその変位方向に沿って配列されて所定の開口とし
    て形成された補助固定窓と、前記第1の窓を含んで前記
    補助固定窓に対して着脱自在に嵌合される補助交換板と
    をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の写真焼付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1168058A1 (de) * 2000-06-23 2002-01-02 GRETAG IMAGING Trading AG Schärfenkontrolle in einer fotografischen Reproduktionsvorrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1168058A1 (de) * 2000-06-23 2002-01-02 GRETAG IMAGING Trading AG Schärfenkontrolle in einer fotografischen Reproduktionsvorrichtung
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