JP2776550B2 - マイクロフイルム検索装置 - Google Patents

マイクロフイルム検索装置

Info

Publication number
JP2776550B2
JP2776550B2 JP1100807A JP10080789A JP2776550B2 JP 2776550 B2 JP2776550 B2 JP 2776550B2 JP 1100807 A JP1100807 A JP 1100807A JP 10080789 A JP10080789 A JP 10080789A JP 2776550 B2 JP2776550 B2 JP 2776550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microfilm
reel
cassette
shaft
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1100807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02278240A (ja
Inventor
顕 栗栖
亮 須藤
昭弘 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1100807A priority Critical patent/JP2776550B2/ja
Publication of JPH02278240A publication Critical patent/JPH02278240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2776550B2 publication Critical patent/JP2776550B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マイクロフイルムに記録された画像の中か
ら所望の画像を検索するマイクロフイルム検索装置に係
り、詳細にはカセツトリールを駆動するリール軸に関す
る。
[従来の技術] マイクロフイルムに記録された画像の中から所望の画
像を検索し、表示すると共に必要に応じて画像を複写す
ることが出来るリーダプリンタが提案されている。
マイクロフイルムはカセツトリールに巻取られてお
り、このカセツトリールは樹脂製のカートリツジ内に収
容されている。カートリツジには円孔が形成されて、カ
セツトリールの軸部側面が外部へ露出されている。この
カートリツジを装填部へ挿入し、装填部へ設けられて駆
動手段によって回転するリール軸の軸部と係合させるこ
とによって装填される。
上記リール軸とカセツトリール軸部との係合構造に
は、断面が矩形状のリール軸がカセツトリール軸部の矩
形状の孔内へ挿入されて係合される構造や、リール軸の
先端部分がカセツトリールの軸部に設けられたリール孔
内へ挿入された後に軸直角方向へリール軸から突起が突
出して係合される構造のものが提案されている。
ところで、上記樹脂製カートリツジの外形寸法及びマ
イクロフイルムの寸法は規格で定められており、製造会
社が異なっても、外形寸法が異なってリーダプリンタの
装填部へ挿入することが出来ないということはない。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記カートリツジ内に収容されたカセ
ツトリールの軸部の形状はカートリツジの製造会社によ
ってそれぞれ異なる。このためカートリツジをリーダプ
リンタの装填部へ挿入することは出来るが、リール軸と
カセツトリールの軸部の係合が確実に出来ない場合が生
じる。この場合には、カセツトリールをリール軸によっ
て駆動することが出来ない また、リーダプリンタには一種類のカートリツジ内に
収容されたカセツトリールしか装填することが出来ない
ので、他の種類(カセツトリールの軸部の形状が異な
る)のカートリツジ内のマイクロフイルムを検索するこ
とが出来なかった。
本発明は上記事実を考慮し、複数種のカセツトリール
の軸部と係合することが出来、カセツトリールを確実に
駆動することが出来るリール軸を有したマイクロフイル
ム検索装置を提供することが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明では、リール軸の先端部にリール軸の軸方向に
沿って移動可能に支持されてカセツトリールの軸部と当
接するカセツトリール当接部材と、このカセツトリール
当接部材をカセツトリールの軸部へ付勢する付勢手段
と、カセツトリール当接部材の先端部からカセツトリー
ルの軸方向に沿って出没可能に設けられた装填部に装填
されたカセツトリールの凹部内へ挿入される係合ピン
と、この係合ピンを前記軸部の凹部内へ付勢する係合ピ
ン付勢手段と、を設けたことを特徴とした構成としてい
る。
[作用] 上記構成の本発明ではマイクロフイルム検索装置の装
填部にカセツトリールが挿入されると、カセツトリール
当接部材が付勢手段の付勢力によってカセツトリールへ
の押圧されて当接する。
この状態から駆動手段によってリール軸が若干回転す
ると、カセツトリール当接部材に設けられた係合ピンが
係合ピン付勢手段によって付勢されて、確実にカセツト
リールの凹部内へ挿入される。これによってリール軸と
カセツトリールが係合し、リール軸によってカセツトリ
ールを駆動することが出来る。
この場合、カセツトリールの軸部の形状が異なって
も、カセツトリール当接部材は付勢手段によって付勢さ
れてカセツトリールの軸部へ押圧当接し、係合ピンがカ
セツトリールの凹部内へ挿入するので、複数種のカセツ
トリールの軸部と係合することが出来、カセツトリール
を確実に駆動することが出来る。
ここで言うカセツトリールの凹部とは単に軸方向へ凹
みが設けられたもの、若しくは軸部に設けられた貫通孔
のことを言い、これらは複数個設けられていなくても少
なくとも一箇所設けられていればよい。
さらに係合ピンが複数個設けられて、カセツトリール
軸部の凹部が一箇所の場合、凹部に挿入されない係合ピ
ンはカセツトリール当接部材内へ埋没し、少なくとも一
箇所の凹部へ係合ピンが挿入されていればカセツトリー
ルをリール軸で駆動することが出来る。
[発明の効果] 上記構成とした本発明によれば、カセツトリール当接
部材を付勢手段によってカセツトリールの軸部へ押圧当
接し、係合ピンを軸部の凹部へ挿入して係合するので、
複数種のカセツトリールの軸部と係合することが出来、
カセツトリールを確実に駆動することが出来るという優
れた効果が得られる。
[実施例] 第1図乃至第12図を用いて、本発明に係るマイクロフ
イルム検索装置が適用されたリーダプリンタ20の実施例
を説明する。第1図はリーダプリンタ20の概略構成図で
ある。
〈リーダプリンタの全体構造〉 第1図に示されるようにリーダプリンタ20は、樹脂性
のカートリツジ22内に巻取られて収容されているマイク
ロフイルム24を、装填部26へ装填し、巻取りリール28へ
先端部分を巻取った後に、巻取りリール28へ巻取る操作
と、カートリツジ22内のカセツトリール30へ巻戻す操作
によって、マイクロフイルムに記録されている画像の中
から所望の画像を検査することが出来る。また複数の反
射ミラー32とレンズ34及び光源36からなる光学系で、マ
イクロフイルム24に記録されている画像をスクリーン37
へ投影することが出来る。また必要に応じてマイクロフ
イルム24からの画像光の光軸Lを切り換えミラー38によ
って変更し、下部に配設された複写装置40へ案内して複
写することが出来る。
このリーダプリンタ20では、カートリツジ22として第
2図及び第3図に示される二種類のカートリツジ22A、2
2Bを共用できるように装填部26及びマイクロフイルム24
の駆動系が構成されている。
また第11図に示されるようにリーダプリンタ20には、
制御装置242が備えられており、装填部26の上部に配設
されたコントロールキーボード27と接続されている。し
たがってコントロールキーボード27からの入力で、各部
の作動が制御装置242によって制御される。
〈カートリツジ〉 第2図に示されるようにカートリツジ22Aは2分割さ
れたケース42の内側に設けられた円形のカセツトリール
支持部42Aが形成されている。このカセツトリール支持
部42A内にはカセツトリール30が装着されている(図示
矢印Pの順序で装着される)。ケース42内に収容された
カセツトリール30からはケース42に形成された開口44を
通してマイクロフイルム24の先端部が引き出し可能とな
っている。このカートリツジ22Aでは、カセツトリール3
0の軸心部に金属性の円板46が取り付けられている。こ
の円板46の中心には円孔48が設けられている。さらに円
孔48の周囲には軸心回りに略等間隔で4個の小径孔50が
形成されている。またケース42の一方には中心部に円孔
52が形成されている。ケース42内へカセツトリール30が
収容された状態では、円板46に設けられた円孔48及び小
径孔50が外部へ露出し、後述するリール軸74と係合す
る。なお、この種のカートリツジとしては、3M社製のも
のがある。
一方、カートリツジ22Bは第3図に示されるようにケ
ース56内にカセツトリール60が収容されて形成されてい
る。ケース56の内側にはカセツトリール支持部56Aが設
けられており、このカセツトリール支持部56A内にカセ
ツトリール60が装着されている。カセツトリール60にマ
イクロフイルム24が巻取られ、ケース56に形成された開
口62を通してカセツトリール60からマイクロフイルム24
の先端部が引出し可能となっている点は、カートリツジ
22Aと共通する。しかし、カートリツジ22Bは、カセツト
リール60の軸心部の構造と、ケース56の側壁にスリツト
64が形成されている点及び開口62の形状がカートリツジ
22Aの開口44と異なる点においてカートリツジ22Aと相違
する。カセツトリール60の軸心部には仕切板で仕切られ
て2個の有底半円孔66、68が形成されている。また仕切
板の中央部には軸直角断面が略菱形の軸孔70が形成され
ている。これらに有底半円孔66、68、軸孔70はカセツト
リール60がケース56内に収容された状態でリール軸74と
係合する。さらに菱形の軸孔70を形成する仕切板は有底
半円孔68内へ向けて突起部72が設けられている。なお、
この種のカートリツジとしてはANSI規格のものがある。
〈マイクロフイルムの駆動系〉 マイクロフイルム24を駆動する駆動系76は、ローデイ
ング駆動系と検索駆動系とで構成されている。ローデイ
ング駆動系により、マイクロフイルム24に記録された画
像の中から所望の画像を検索する検索可能な状態にし、
検索駆動系によりマイクロフイルムに記録された画像の
中から所望の画像を検索する。
ローデイング駆動系は、カートリツジ22B(本実施例
はカートリツジ22Bが装填部26へ装填される場合につい
て説明する。)を装填部26へ挿入した後にカートリツジ
22B内からマイクロフイルム24の先端部分を送り出して
巻取りリール28へ巻付かせる。また検索駆動系は、マイ
クロフイルム24を巻取りリール28へ巻取ったり、カセツ
トリール60へ巻戻したりすることによってマイクロフイ
ルム24に記録された画像の中から所望の画像を検索す
る。
次にローデイング駆動系について説明する。
カートリツジ22Bが装填される装填部26は第5図乃至
第7図に示されるように、ベースプレート77から立設さ
れた側板78と、この側板78へ取付けられた側板80で形成
されている。側板78の裏面側(第7図紙面上方側)には
ベースプレート77から側板82が立設され、さらに側板82
の裏面側にはベースプレート77から側板84が立設されて
いる。
〈リール軸〉 第7図及び第8図に示されるように側板82、84には、
スライド軸受86の両端部がそれぞれ軸受88で回転可能に
支持されている。このスライド軸受86の軸受部86A内に
リール軸74が軸方向へスライド可能に挿入支持されてい
る。リール軸74からは半径方向へピン73が突出してお
り、その先端部はスライド軸受86に設けられた長孔86B
を貫通して、スライド軸受86の外周に挿入されたフラン
ジ90へ固定されている。またフランジ90の凹部90A内へ
はレバー92の一端に取り付けられたローラ91が挿入され
ている(第5図参照)。レバー92の他端はモータ94の駆
動軸94Aに支持されている。したがってモータ94の作動
で、レバー92が揺動し、フランジ90をスライド軸受86の
軸方向へ移動させる。このフランジ90の移動によってリ
ール軸74はスライド軸受88に案内されて軸方向へ移動す
る。
このリール軸74は図示しない伝達手段によって、側板
84に支持されたサプライモータ172(第7図参照)の駆
動軸172Aと連結され、サプライモータ172の駆動力が伝
達されて回転する。この回転は正転方向(第6図、第6A
図矢印A方向)、逆転方向(第6図、第6A図矢印B方
向)へ回転する。
また第8図に示されるようにリール軸74の先端は側板
78に設けられた貫通孔78Aを貫通して突出しており、そ
の先端部には、当接部材96がリール軸74の軸方向に移動
可能に取付けられている。当接部材96の首部96Aには2
つの長孔96Bが軸方向に沿うと共に周方向等間隔に形成
されている。この長孔96B内にはリール軸74の外周から
互いに離間する方向へ突出したピン98が挿入されてい
る。
またリール軸74の中間部にはフランジ100が固定され
ており、このフランジ100と当接部材96との間には圧縮
コイルスプリング102が配置されている。従って当接部
材96は圧縮コイルスプリング102の付勢力によって、リ
ール軸74の先端部へ付勢されている(第8図実線で示す
位置)。
当接部材96の頭部96Cは円板状で、カートリツジ22Bの
有底半円孔66、68の端縁と当接するように、その外形形
状が形成されている。また頭部96Cの前面に磁石104が取
り付けられている。この磁石104はカートリツジ22Aを装
填部26へ装填した場合に金属性の円板46との当接時に円
板46を吸着して、リール軸74を確実にカートリツジ22A
と連結する。
また頭部96Cの前面には、頭部96Cに対して出没可能な
2本の係合ピン106が頭部96Cの周方向等間隔に設けられ
ている。これらの係合ピン106はカートリツジ22Bの有底
半円孔66、68内へ挿入される。
この当接部材96は、カートリツジ22Bと形状が異なる
カートリツジ22Aの場合にも使用することが出来る。す
なわち当接部材96はカートリツジ22Aのカセツトリール3
0に設けられた金属製の円板46と当接し、小径孔50内へ
係合ピン106が挿入する。これによりカセツトリール30
はリール軸74と連結されて、リール軸74へ伝達されたサ
プライモータ172の駆動力が伝達される。
また第7図に示されるように装填部26を形成する側板
80の中間部には、リール軸74の先端部に対応してカート
リツジ支持部108が設けられている。このカートリツジ
支持部108は装填部26に挿入され、当接部材96と当接し
たカセツトリール60の裏面側を支持する。カートリツジ
支持部108はカセツトリール60の裏面側と当接する裏面
当接部材110と、この裏面当接部材110を軸支するシャフ
ト112と、シャフト112を支持するプレート114と、裏面
当接部材110とプレート114との間に配設される圧縮コイ
ルスプリング116とで構成され、裏面当接部材110は圧縮
コイルスプリング116によって、カセツトリール30の裏
面側へ付勢される。
したがって、装填部26へ挿入されたカートリツジ22B
内のカセツトリール60はリール軸74の先端の当接部材96
と裏面当接部材110とで挟持される。
〈補助アーム〉 また第7図に示されるようにリール軸74の側方には側
板84、82に支持され、側板78を貫通するシャフト118が
配置されている。このシヤフト118は図示しない伝達手
段によってサプライモータ172の駆動軸172Aと連結され
ており、サプライモータ172の駆動力が伝達される。
シヤフト118の側板78を貫通した先端部にはローラ120
と、このローラ120と若干の隙間を開けてローラ122が設
けられている。この隙間内にはプーリ123が配置され
て、シヤフト118へ固定されている。このプーリ123には
無端ベルト124が巻掛けられている。ローラ120はシャフ
ト118に固定されており、ローラ122がシャフト118に対
して回転可能になっている。
ローラ122のプーリ123よりには補助アーム126一端が
支持されている。したがって補助アーム126はシャフト1
18を中心に回転可能になっている。補助アーム126の他
端には第5図及び第6図に示されるように軸方向中間部
に溝が設けられたローラ128がピン127で軸支されてい
る。ローラ128の溝内には、プーリ123との間に巻掛けら
れた無端ベルト124が収容されている。これによって、
シャフト118へ伝達されたサプライモータ172の回転駆動
力が無端ベルト124を介してローラ128へ伝達されて、ロ
ーラ128がピン127を中心に第6図反時計方向(第6図図
示矢印C方向)へ回転する。
また補助アーム126の上部先端部は引張コイルスプリ
ング130の一端が止着されている。引張コイルスプリン
グ130の他端は補助アーム126の側方(第6図紙面左側)
で、側板78から立設されたピン132へ止着されている。
この為補助アーム126はシャフト118を中心に第6図反時
計方向へ付勢されて、第6図実線で示されるように垂直
方向に対して傾斜している。
また第6図に示されるように補助アーム126の中間部
には凸部126Aが設けられている。この凸部126Aからはピ
ン134が側板78へ向けて立設されておりピン134の先端部
は移動プレート156(第6A図参照)の当接部156Cに当接
されている。この移動プレート156の第6A図紙面左側へ
の移動によって補助アーム126は第6図実線で示される
垂直方向に対して傾斜した状態から、二点鎖線で示され
る略垂直状態になる。
補助アーム126は、装填部26へ挿入されるカートリツ
ジ22の種類によってその位置が異なる。例えばカートリ
ツジ22Bが装填部26へ挿入される場合には補助アーム126
はカートリツジ22Bのスリツト64からカートリツジ22B内
へ挿入され、先端部のローラ128がカセットリール60に
巻取られたマイクロフイルム24の最外層へ当接する。
またカートリツジ22Aが装填部26へ挿入されるとカー
トリツジ22Aの側壁へ補助アーム126の当接部126Bとが当
接し、第6図二点鎖線で示されるように略垂直な状態と
なる。この状態ではローラ128が、カートリツジ22Aの側
壁へ当接しないように、補助アーム126に設けられた当
接部126Bがローラ122とローラ128間の接線位置より装填
部26側へ突出している。
〈駆動アーム〉 第6図に示されるように補助アーム126の側部には駆
動アーム136が配置されている。この駆動アーム136は略
L字状で、L字の一方の端部が側板78にピン138で軸支
されている。また他方の先端部はさらに上方へ折り曲げ
られて、駆動ローラ140と、プーリ142と、剥離爪144と
が取り付けられている。
第6図及び第7A図に示されるようにピン138と駆動ア
ーム136との間にねじりコイルスプリング146が介在され
ている。ねじりコイルスプリング146の一端は駆動アー
ム136の中間部から側板78へ向けて立設されたピン150へ
当接しており、他端は側板78上に設けられた図示しない
ピンによって止着されている。これにより、駆動アーム
136はピン138を中心に第6図反時計方向へ付勢されてい
る。このため、駆動アーム136の先端部分は装填部26内
へ挿入されている。カートリツジ22Bが装填部26へ挿入
されると、ローラ140は開口62内からカートリツジ22B内
へ挿入され、カートリツジ22B内のマイクロフイルム24
の最外層へ当接する。
ピン150は第6A図及び第7A図に示されるように側板78
に設けられた貫通孔78C内を貫通して突出し、側板78の
裏面側に側板78と平行に配置されている移動プレート15
6の矩形貫通孔156A(第5図参照)内へ挿入されてい
る。
駆動アーム136の中間部には円弧状に形成された長孔1
36Aが設けられている。この長孔136A内には、側板78か
ら駆動アーム136へ向けて立設されたピン148が挿入され
ている。このピン148は、駆動アーム136のピン138を中
心に揺動すると、長孔136A内を相対移動する。
また側板78の裏面側(第7A図紙面上方側)に配置され
ている移動プレート156には長孔156B(第5図参照)が
3箇所設けられている。これらの長孔156B内には側板78
から立設される案内ピン151が挿入されている。この案
内ピン151によって移動プレート156は第6A図紙面左右方
向へ案内される。
また第7A図に示されるように側板78からは回転支軸15
3が側板78の裏面側へ向けて立設されている。この回転
支軸153の先端部には揺動レバー152の一端が固定されて
いる。揺動レバー152の他端は円板カム154へ偏心して設
けられたピン157へ支持されている。円板カム154はステ
ツピングモータ155の駆動軸155Aに固定されている。揺
動レバー152は中間部に溝152Aが形成されており。この
溝152A内には移動プレート156から立設されたピン159が
挿入されている。したがってステツピングモータ155の
作動により円板カム154を介して揺動レバー152が回転支
持軸153を中心に第6A図反時計方向へ回転すると、ピン1
59を介して移動プート156が第6A図紙面左側へ移動す
る。移動プレート156の移動によって、ピン150を介して
駆動アーム136がねじりコイルスプリング146の付勢力に
抗してピン138を中心に時計方向へ揺動する。これによ
って、駆動ローラ140はカートリツジ22B内のマイクロフ
イルム24の最外層から離間する。
この場合駆動アーム136はねじりコイルスプリング146
によってピン138を中心に反時計方向へ付勢されている
ので、ステツピングモータ155が作動しない時には駆動
アーム136は第6図実線で示される位置すなわ装填部26
内へその先端部分が挿入されており、移動プレート156
は第6A図鎖線で示される位置へ移動している。この状態
では装填部26へ装填されるカートリツジ22Bの開口部62
から駆動ローラ140が挿入可能となっている。
また駆動アーム136の駆動ローラ140に隣接するプーリ
142から駆動アーム136の長手方向に所定距離離れた位置
にプーリ164が設けられ、これらの各プーリ142、164に
は無端ベルト166が巻掛けられている。
プーリ142は図示しない歯車を介して駆動ローラ140と
連結されており、プーリ140へ回転駆動力を伝達して、
プーリ142と逆方向へ回転させる。無端ベルト166はプー
リ142とプーリ164との間で駆動プーリ168に巻掛けられ
ている。
〈駆動ローラ〉 駆動プーリ168は第9図に示されるように側板78に軸
支された駆動軸170に固定されている。駆動軸170はサプ
ライモータ172の駆動軸172Aと図示しない連結手段によ
って連結されている。またサプライモータ172(第6図
及び第7図参照)と図示しない連結手段との間にはワン
ウエイクラツチが配設されて必要に応じて作動し、サプ
ライモータ172の回転駆動力を駆動軸へ伝達したり、遮
断したりする。サプライモータ172の駆動力が駆動軸170
へ伝達されて駆動軸170が第6図時計方向(図示矢印D
方向)へ回転すると、駆動プーリ168は第6図時計方向
へ回転する。駆動プーリ168の回転によって無端ベルト1
66が搬送され、プーリ164、142を第6図時計方向へ回転
する。プーリ142の回転は図示しない歯車を介して駆動
ローラ140へ伝達されて駆動ローラ140が第6図反時計方
向へ回転する。
〈剥離爪〉 駆動ローラ140の上部にその先端部分が位置する剥離
爪144は第6図、第6A図に示されるように駆動アーム136
に固定ピン143を介して回転可能に軸支されている。こ
の剥離爪144には、固定ピン143廻りにねじりコイルスプ
リング145が装着され、駆動ローラ140がカセツトリール
60へのマイクロフイルム24の最外層に当接する位置で先
端がねじりコイルスプリング145の付勢力によりカセツ
トリール60のマイクロフイルム24の巻取部最外層に押し
付けられ、カセツトリール60へのマイクロフイルム24の
巻取部からのマイクロフイルム24の先端部剥離用として
用いられる。なお、剥離爪144の回転中心はカセツトリ
ール60へのマイクロフイルム24の巻取部の巻径の大きさ
にかかわらず、剥離爪144がカセツトリール60へのマイ
クロフイルム24の巻取部に当接する位置でその接線方向
に対して常に略一定の角度となるように設定されてい
る。
また、剥離爪144はカセツトリール60へ巻取られたマ
イクロフイルム24の先端部を剥離した後にマイクロフイ
ルム24の先端部が当接して、下方へ案内する。
この剥離爪144は、中間部を境としてマイクロフイル
ム24の先端を剥離する剥離部144Aとマイクロフイルム24
の先端を剥離後に下方へ案内する案内部144Bとの幅寸法
が異なり、剥離部144Aが案内部144Bよりも幅狭となって
おり、本実施例では剥離部144Aが2mm、案内部144Bが5mm
となっている。また、剥離爪144の剥離部144Aは先端が
マイクロフイルム24の厚さの1/2以下の曲率半径で円弧
に形成され、本実施例ではマイクロフイルム24の厚さ60
μmに対して30μmの曲率半径でマイクロフイルム24の
先端が円弧に形成されている。
〈搬送アーム〉 一方、第9図に示されるように駆動軸170には駆動プ
ーリ168を挟んでフリーローラ174、176が軸支されてい
る。これらのフリーローラ174、176の直径は、駆動プー
リ168に巻掛けられた無端ベルト166がフリーローラ17
4、176の外周より突出しない寸法に設定されている。さ
らに駆動軸170の先端部には歯車178が固定されている。
この歯車178は、歯車180と噛み合う。
歯車180は移動軸182の先端部に固定されている。移動
軸182は側板78に設けられた長孔78Bを貫通し、先端部に
搬送アーム184が軸支されている(第5図参照)。
搬送アーム184は第5図及び第6図に示されるように
側板82へピン186で一端が軸支され揺動可能となってい
る。移動軸182の下部には長孔184Aが形成されており、
側板78の裏面側に突出したガイドピン188が挿入されて
いる。また長孔184Aの下部はソレノイド190の駆動軸190
Aとシヤフト192で連結されている。シヤフト192の先端
部は側板78に設けられた長孔78C内へ挿入されている。
また搬送アームの中間部には引張コイルスプリング194
の一端が止着されている。この引張コイルスプリング19
4の他端は側板82から立設された図示しないピンへ止着
されている。
したがってソレノイド190が作動しない時には引張コ
イルスプリング194の付勢力で搬送アーム184は第6図反
時計方向へ付勢され、長孔78C内の端部へシヤフト192が
当接している。またソレノイド190が作動すると駆動軸1
90Aが引張コイルスプリング194の付勢力に抗して移動
し、搬送アーム184がピン186を中心に6図時計方向へ揺
動する。これによって、歯車180が歯車178へ噛み合う。
移動軸182の側板78と歯車180との間には、第9図に示
されるように、中間部分に溝が設けられた搬送ローラ19
6が固定されている。この搬送ローラ196は歯車178と歯
車180が噛み合った時には、第9図に示されるようにフ
リーローラ174、176の外周と当接する。この際移動軸18
2は回転力が伝達されて回転し搬送ローラ196もフリーロ
ーラ174、176と当接した状態で回転する。フリーローラ
174、176と搬送ローラ196との間には、剥離爪144によっ
て案内されたマイクロフイルム24が挿入され、挟持搬送
される。
〈共用ガイド〉 搬送ローラ196の中間部に設けられた溝内には無端ベ
ルト198が、挿入されており、この無端ベルト198は搬送
ローラ196の上部に配置されたフイルム傷つき防止ロー
ラ200(第5図参照)に巻掛けられている。このフイル
ム傷つき防止ローラ200は、共用ガイド202から突出した
シヤフト204で軸支されている。これにより搬送ローラ
の回転力が無端ベルト198によって、フイルム傷つき防
止ローラ200へ伝達され回転する。
また共用ガイド202には第5図、第6図に示されるよ
うにフイルム傷つき防止ローラ200と、装填部26に装填
されたカートリツジ22Bの下面との間を塞ぐように屈曲
されて形成されたガイド部202Aが設けられている。さら
にフイルム傷つき防止ローラ200の側部にはフイルムの
搬送路の幅方向を規制するガイド206が共用ガイド202へ
取り付けられている。
したがってフイルム傷つき防止ローラ200と共用ガイ
ド202に案内されて、無端ベルト166及びフリーローラ17
4、176と搬送ローラ196との間へカセツトリール30から
送り出されたマイクロフイルム24が挿入される。
またカートリツジ22Aが装填部26へ装填される場合に
は、フイルム傷つき防止ローラ200とカートリツジ22Aの
底部との間に隙間が生じないが、カートリツジ22Bを装
填すると隙間が生じる。この隙間へマイクロフイルムの
先端部が挿入する虞があるが、この共用ガイド202のガ
イド部202Aによって塞ぐことが出来るのでマイクロフイ
ルム24の先端部分の隙間への挿入がない。
〈フランジローラ〉 また、第5図及び第6図に示されるように駆動アーム
136の下部には、フランジローラ208が配設されている。
このフランジローラ208とフリーローラ174、176の下部
にはガイドプレート210が配置されている。このガイド
プレート210上へカセツトリールから送り出されたマイ
クロフイルム24が案内搬送される。
フランジローラ208の巻取りリール側にはフランジロ
ーラ208より小径のフランジローラ214が配設されてい
る。このフランジローラ214は、ガイドプレート210の先
端部より上方に上部が位置している。このためガイドプ
レート210に案内されたマイクロフイルム24はフランジ
ローラ214上へ送られる。このマイクロフイルム24の搬
送では、フランジローラ208、214に形成されているフラ
ンジ208A、214Aによって、マイクロフイルム24の幅方向
の移動が規制されている。したがって、フランジローラ
214から送り出されたマイクロフイルム24は幅方向への
移動がない。
またフランジローラ214のマイクロフイルム24の搬送
方向下流側には案内ローラ216が配設されている。この
案内ローラ216は小径のフランジローラ214と同じ高さに
設けられており、フランジローラ214と案内ローラ216に
支持された状態ではマイクロフイルム24は略水平に搬送
される。また案内ローラ216の上部にも案内ローラ216よ
り大径の案内ローラ220が配置されている。
またフランジローラ208、214のマイクロフイルム24の
巻付け角は少なくとも10゜以上になるように設定されて
いる。
〈巻取りリール〉 巻取リール28は第4図に示されるようにマイクロフイ
ルム巻取部に無端ベルト222の外周が接触されて、無端
ベルト222の搬送によって回転する。無端ベルト222とマ
イクロフイルム巻取部との間にマイクロフイルム24が巻
取られる。無端ベルト222はテークアツプモータ224の駆
動力で回転される駆動ローラ226に巻付けられ、テーク
アツプモータ224の駆動力で搬送され巻取リール28を回
転させる。この場合巻取りリール28は無端ベルト222に
よって常に軸中心へ押圧されている。
第10図に示されるように巻取りリール28は、2枚の円
板228、230が回転軸232へ対向して軸支されている。こ
の回転軸232は側板231及び図示しない側板へ軸支されて
おり、中央部の回転軸232Aには巻取り部材234が軸受236
で支持されている。また両端部の回転軸232Bは軸受236
を介して円板支持部材238が支持されている。この円板
支持部材238には互いに対向して円板228、230がそれぞ
れ支持されている。円板228、230の互いに対向する側に
はそれぞれ突出部228A、230Aが設けられ、弾性を有して
いる。この突出部228A、230Aの下部に円板支持部材238
の外周部が対応しており、若干の隙間Sが設けられてい
る。この隙間Sはマイクロフイルム24の厚みと略同寸法
に設定されている。さらに回転軸232Bは外方へ向けてテ
ーパが設けられている。このため円板228、230は回転軸
232Bに対して揺動可能となっている。
円板228、230は圧縮コイルスプリング240によって、
互いに接する方向へ付勢されている。したがって円板22
8、230間へ挿入されたマイクロフイルム24は円板228、2
30に設けられた突出部228A、230Aと両側部が当接し、さ
らに巻取り部材234側へマイクロフイルム24が無端ベル
ト222によって押圧されると円板228、230が圧縮コイル
スプリング240の付勢力に抗して互いに離間する方向へ
移動する。この移動によって、マイクロフイルム24の幅
方向両端部はは円板支持部材238と突出部228A、230Aと
の間に挿入され、幅方向中間部は巻取り部材234へ当接
してマクロフイルム24が巻取り部材234へ巻付けられ
る。
〈検出器〉 このように構成されるマイクロフイルム24のローデイ
ング駆動系ではフランジローラ208とフリーローラ174、
176との間に、第6図に示されるように第1の検出器212
が配設されている。この第1の検出器212はマイクロフ
イルム24の通過を検出する。
また案内ローラ216とフランジローラ214の間の下部に
は、マイクロフイルム24に記録された画像へ光を照射す
る光源36が配置され、上部にはレンズ34が配置される。
この案内ローラ216とフランジローラ214の間にはマイク
ロフイルム24の幅方向両端部に対応して、第2の検出器
218が配設されている。この第2の検出器218はマイクロ
フイルム24の幅方向両端部に設けられて、マイクロフイ
ルム24の画像位置と対応したブリツプマークを検出し、
所望の画像を検索する際に画像の位置を検索する。また
マイクロフイルム24の幅方向の位置がフランジローラ20
8、214によって規制されているので、確実に検出するこ
とが出来る。さらにフランジローラ208とフランジロー
ラ214及び案内ローラ216の配置によって、マイクロフイ
ルム24は、第2の検出器218に対して常に同距離の位置
を搬送されるので、確実にマイクロフイルム24のブリツ
プマークを検出することが出来る。第1の検出器212、
第2の検出器218は制御装置242へ接続されている。
制御装置242には第11図に示されるようにサプライモ
ータ172、ソレノイド190、ステツプモータ155、モータ9
4、テイクアツプモータ224が接続されており、それぞれ
その作動が制御される。
次に検索駆動系について説明する。
巻取りリール28は上述したようにテイクアツプモータ
224で搬送される無端ベルト222によって回転し無端ベル
ト222と巻取り部材234との間にマイクロフイルム24を巻
取る。
一方カセツトリール60にはサプライモータ172の駆動
力が伝達されて、カセツトリール60へマイクロフイルム
24を巻付ける方向へ付勢される。したがってマイクロフ
イルム24はサプライモータ172とテイクアツプモータ224
によってテンシヨンが付与された状態で維持される。
この状態から、マイクロフイルム24を巻取りリール28
側へ巻取ったり、カセツトリール30へマイクロフイルム
24を巻戻すことによってマイクロフイルム24に記録され
た画像の中から所望の画像を検索することが出来る。
次に本実施例の作用について第12図に示すタイミング
チヤートを用いて説明する。
先ず装填部26にカートリツジ22Bが装填される場合に
ついて説明し、次にカートリツジ22Aが装填される場合
について説明する。
カートリツジ22Bが装填される装填部26は第6図実線
で示されるように、補助アーム126は引張コイルスプリ
ング130の付勢力で垂直に対して傾斜して装填部26内へ
挿入されている。さらに駆動アーム136はねじりコイル
スプリング146の付勢力でその先端部が装填部26内へ挿
入されている。
この状態からカートリツジ22Bを装填部26内へ第6図
上方から挿入すると、カートリツジ22Bの側壁に設けら
れたスリツト64からカートリツジ22B内へ補助アーム126
が挿入されると共に駆動アーム136が開口62内から駆動
アーム136が挿入される。さらに装填部26内へカートリ
ツジ22Bを挿入すると、カセツトリール60に巻取られた
マイクロフイルムの最外層へローラ128が当接すると共
に駆動ローラ140が当接する。さらに剥離爪144もマイク
ロフイルムの最外層へ当接する。
この状態では、カートリツジ22Bは圧縮コイルスプリ
ング116の付勢力によって裏面当接部材110が当接し、側
板78側へ押圧されている。側板78側へ押圧されている状
態から、モータ94が作動しリール軸74を側板78の貫通孔
78Aから突出させる(第12図A位置)。貫通孔78Aから突
出したリール軸74の当接部材96の頭部106が有底半円孔6
6、68の端縁部と当接する。
所定時間が経過すると、サプライモータ172が逆回転
駆動され、この駆動力が図示しない伝達手段によってリ
ール軸74へ伝達される(第12図B位置)。リール軸74は
この駆動力で第6図反時計方向へ回転し、カセツトリー
ル60を同方向へ回転させて、マイクロフイルム24を巻締
める。
またこの回転によって係合ピン106がそれぞれ有底半
円孔66、68内へ確実に挿入する。係合ピン106がそれぞ
れ有底半円孔66、68内へ挿入した係合状態ではカートリ
ツジ22Bは圧縮コイルスプリング102と圧縮コイルスプリ
ング116の付勢力によって裏面当接部材110と当接部材96
によって挟持される。
マイクロフイルム24を巻締めた後に、シヤフト118へ
サプライモータ172の駆動力を図示しない伝達手段によ
って伝達して、プーリ123を回転させ、無端ベルト124を
搬送させて、ローラ128を第6図反時計方向(図示矢印
C方向)へ回転させる。これと同時に駆動軸170へサプ
ライモータ172の駆動を図示しない伝達手段によって伝
達して回転させ、駆動プーリ168を第6図時計方向(図
示矢印D方向)へ回転し、無端ベルト166を搬送させて
プーリ142を回転させる。プーリ142が回転すると図示し
ない歯車によって駆動ローラ140が第6図反時計方向へ
回転する(第12図C位置)。これによってマイクロフイ
ルム24は図示矢印A方向へ向けて送り出される。
一方、カセツトリール60へ巻取られたマイクロフイル
ム24の先端部は最外層へ静電気によって密着している。
この状態で、マイクロフイルム24はローラ128と駆動ロ
ーラ140の回転によって先端部が剥離爪144先端部分に当
接する。さらにマイクロフイルム24がローラ128と駆動
ローラ140によって送り出されるとマイクロフイルム24
の先端部は剥離爪144によって最外層から剥離される。
剥離された先端部は剥離爪144の案内部144Bによって下
方へ案内され、フイルム傷つき防止ローラ200と共用ガ
イド202によってさらに案内されて、フリーローラ174、
176と搬送ローラ196間へ挿入される。
マイクロフイルム24の先端部分がフリーローラ174、1
76と搬送ローラとの間を通過すると、ソレノイド190が
作動して搬送アーム184をピン186を中心に時計方向へ回
転して歯車180と歯車178とを噛み合わせると共にフリロ
ーラ174、176と搬送ローラ196によってマイクロフイル
ム24の中間部を挟持する。これによって駆動軸170の駆
動が移動軸182へ伝達されて回転し、搬送ローラ196が回
転して、マイクロフイルム24を210上へ送り出す。ソレ
ノイド190が作動するのと同時に、サプライモータ172の
駆動が停止する(第12図D位置)。
この状態ではマイクロフイルム24は搬送ローラ196に
よってカートリツジ22B内から送り出されている。さら
に所定時間経過するとサプライモータ172が正転駆動さ
れ(第12図E位置)、図示矢印A方向へリール軸が回転
しマイクロフイルム24を送り出す。サプライモータ172
の駆動と搬送ローラ196によって所定時間マイクロフイ
ルム24が送り出されると、送り出されるマイクロフイル
ム24の先端部分が第1の検出器212によって、検出され
る(第12図F位置)。
第1の検出器212によってマイクロフイルムを検出す
ると、ステツピングモータ155が作動して、移動プレー
ト156を第6図紙面右側へ移動させる。この移動によっ
て駆動アーム136及び補助アーム126がカートリツジ22B
内から抜き出される。ついで、巻取りリール28がテイク
アツプモータ224で搬送する無端ベルトによって駆動さ
れる(第12図G位置)。
第1の検出器212によって通過が確認されたマイクロ
フイルム24は巻取りリール28へ巻付けられて保持され、
順次巻取られていく。第2の検出器218によって画像位
置に対応したブリツプマークを検出すると(第12図H位
置)所定時間経過後ソレノイド190の作動が停止され、
サプライモータ172の正転駆動が停止する。
この状態では巻取リール28がテイクアツプモータ224
の駆動力で回転しようとしているが、カセツトリール60
側が送り出しを停止しているので、マイクロフイルム24
は静止している。所定時間経過後にはテイクアツプモー
タ224が停止して、マイクロフイルム24は検索可能な状
態となっている。
第1の検出器212によってカートリツジ22Bからの送り
出しが確認されたマイクロフイルム24の先端部分がガイ
ド210に案内されてフランジローラ208へ巻付けられる。
フランジローラ208へ巻付けられた後にマイクロフイル
ム24の先端部分は小径のフランジローラ214へ巻付けら
れた後に案内ローラ216へ巻付けられる。案内ローラ216
へ巻付けられた後にマイクロフイルム24の先端部分は大
径の案内ローラ220へ巻付けられる。さらに案内ローラ2
16によって案内された後のマイクロフイルム24の先端部
分は巻取りリール28の巻取り部材234の外周上へ送ら
れ、無端ベルト22によって、押圧されて突出部228A、23
0Aと巻取り部材234との間に挟持されて保持され、順次
巻取り部材234へ巻取られる。
巻取りリール28へ巻取られるマイクロフイルム24は第
2の検出器218によって画像位置と対応して設けられた
ブリツプマークが検出されると(第12図H位置)、所定
時間後にサプライモータ172の作動が停止される。さら
にソレノイド190の作動が停止して搬送アーム184が回転
し歯車180が歯車178から離間する。これによって搬送ロ
ーラ196に回転が停止すると共にフリーローラ174、176
から離間してマイクロフイルム24の送り出しを停止す
る。さらにまた巻取りリール28を回転するテイクアツプ
モータ224の作動が停止する。
以上の作動によって、ローデイングが終了する。この
状態ではマイクロフイルム24の検索が可能となってい
る。
次にカートリツジ22Aを装填部26へ装填する場合につ
いて説明する。
カートリツジ22Aの側壁にはスリツトが設けられてい
ないので、補助アーム126はカートリツジ22Aの側壁によ
って押圧されて第6図時計方向へ回転し略垂直状態にな
る。この時当接部126Bがカートリツジ22Aの側壁へ当接
するので、ローラ128がカートリツジ22Aの側壁と当接す
ることがない。
駆動アーム136はカートリツジ22Bの装填時と同様に作
動し開口44からカートリツジ22A内へ挿入され作動す
る。
したがって、カートリツジ22Aの場合には、マイクロ
フイルム24の先端部の送り出しは、駆動ローラ140と搬
送ローラ196とで行われる。
次にマイクロフイルムに記録された画像の中から所望
の画像を検索する場合について説明する。
所望の画像に対応したブリツプマークの順番を指定す
ると、サプライモータ172の駆動によってカセツトリー
ル60を回転してマイクロフイルム24を巻戻したり、テイ
クアツプモータ224の駆動によって巻取りリール28を回
転し、巻取りリール28へマイクロフイルム24を巻取るこ
とによって所望の画像に対応したブリツプマークを第2
の検出部218で検出し、所望の画像を検索する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明が適用されたリーダプリンタの実施例を
示す概略構成図、第2図及び第3図はマイクロフイルム
が収容されたカートリツジを示す分解斜視図、第4図は
ローデイング駆動系と検索駆動系を示す斜視図、第5図
は装填部を示す分解斜視図、第6図は装填部を示す側面
図、第6A図は装填部特に駆動アームと補助アームとの関
係を示す側面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿って
切断した断面図、第7A図は第6A図のVII A−VII A線に沿
って切断した断面図、第8図はリール軸を示す断面図、
第9図は第6図のIX−IX線に沿って切断した断面図、第
10図は巻取りリールを示す断面図、第11図は制御装置と
他の機器との関係を示すブロツク図、第12図は各機器の
作動タイミングを示すタイムチヤートである。 20……リーダプリンタ、 24……マイクロフイルム、 26……装填部、 28……巻取りリール、 30、60……カセツトリール、 48……円孔、 50……小径孔、 66、68……有底半円孔、 74……リール軸、 98……当接部材、 102……圧縮コイルスプリング、 106……係合ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 21/11 G03B 21/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロフイルムが巻取られ、軸部に凹部
    が設けられたカセツトリールを装填部に装填し、装填部
    に設けられたリール軸と係合させてカセツトリールを駆
    動し、カセツトリールからマイクロフイルムの先端部を
    巻取りリールへ送り出して先端部を巻取りリールへ巻付
    けた後に保持し、マイクロフイルムを巻取りリールへ巻
    取る操作とカセツトリールへ巻戻す操作によってマイク
    ロフイルムに記録されている画像の中から所望の画像を
    検索するマイクロフイルム検索装置であって、前記リー
    ル軸の先端部に前記リール軸の軸方向に沿って移動可能
    に支持されてカセツトリールの軸部と当接するカセツト
    リール当接部材と、このカセツトリール当接部材を前記
    カセツトリールの軸部へ付勢する付勢手段と、カセツト
    リール当接部材の先端部からカセツトリールの軸方向に
    沿って出没可能に設けられて装填部に装填されたカセツ
    トリールの凹部内へ挿入される係合ピンと、この係合ピ
    ンを前記軸部の凹部内へ付勢する係合ピン付勢手段と、
    を設けたことを特徴とするマイクロフイルム検索装置。
JP1100807A 1989-04-20 1989-04-20 マイクロフイルム検索装置 Expired - Fee Related JP2776550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1100807A JP2776550B2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 マイクロフイルム検索装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1100807A JP2776550B2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 マイクロフイルム検索装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02278240A JPH02278240A (ja) 1990-11-14
JP2776550B2 true JP2776550B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=14283648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1100807A Expired - Fee Related JP2776550B2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 マイクロフイルム検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2776550B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547924B2 (ja) * 1992-05-21 1996-10-30 キヤノン株式会社 フィルム搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02278240A (ja) 1990-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3704836A (en) Automatic cartridge tape threading device
JPH11316991A (ja) テ―プドライブ
US5647113A (en) Method for assembling photo film cassette
JP2776550B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
US3807840A (en) Film handling cassette having reel locking means
US3539257A (en) Document photographing machine
JP2783419B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
JP2826340B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
JP2554767B2 (ja) マイクロフイルム検索装置及びマイクロフイルム検索装置用巻取りリール
JP2547848B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
US3951357A (en) Automatic cartridge tape draw-out device
US5718393A (en) Film carrier
US3870246A (en) Automatic cartridge tape draw-out device
US4432509A (en) Apparatus for feeding film
US3937567A (en) Continuous motion picture projector apparatus
JPH0427145B2 (ja)
US3908931A (en) Tape and film cartridge drive means
JPS6056761A (ja) シ−ト巻取装置
JPS62148938A (ja) 撮影投影装置
JP2732658B2 (ja) マイクロフイルムリーダ
US3726490A (en) Film guiding and threading mechanism for cinematographic apparatus
JPS58140723A (ja) フイルム送給装置
JP2547924B2 (ja) フィルム搬送装置
JP2538076B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
JPH0223140A (ja) 長尺記録媒体の巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees