JPH08291248A - フェノール樹脂成形材料及びその成形方法 - Google Patents
フェノール樹脂成形材料及びその成形方法Info
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- JPH08291248A JPH08291248A JP9711095A JP9711095A JPH08291248A JP H08291248 A JPH08291248 A JP H08291248A JP 9711095 A JP9711095 A JP 9711095A JP 9711095 A JP9711095 A JP 9711095A JP H08291248 A JPH08291248 A JP H08291248A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型温度を高くした高速射出成形であって
も、金型のゲートでの発熱等による、その成形品のフク
レ等の不良の発生を低減できるフェノール樹脂成形材料
及びその成形方法を提供する。 【構成】 フェノール樹脂と充填材とを含有するフェノ
ール樹脂成形材料において、メチレン化率50〜80%
のメラミン固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量に対
して、1〜5重量%含有する。前記フェノール樹脂成形
材料を使用して射出成形する。
も、金型のゲートでの発熱等による、その成形品のフク
レ等の不良の発生を低減できるフェノール樹脂成形材料
及びその成形方法を提供する。 【構成】 フェノール樹脂と充填材とを含有するフェノ
ール樹脂成形材料において、メチレン化率50〜80%
のメラミン固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量に対
して、1〜5重量%含有する。前記フェノール樹脂成形
材料を使用して射出成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェノール樹脂成形材
料及びその成形方法に関し、詳しくは、例えば、200
℃程度の高温高速成形にも有用なフェノール樹脂成形材
料及びその成形方法に関する。
料及びその成形方法に関し、詳しくは、例えば、200
℃程度の高温高速成形にも有用なフェノール樹脂成形材
料及びその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フェノール樹脂成形材料は、耐熱性及び
物理特性等に優れているため、機械構造部品、自動車用
部品、電気機器部品、通信機器部品、日用品・雑貨及び
漆器等の素材として広く利用されている。
物理特性等に優れているため、機械構造部品、自動車用
部品、電気機器部品、通信機器部品、日用品・雑貨及び
漆器等の素材として広く利用されている。
【0003】このフェノール樹脂成形材料を射出成形機
等により成形して各種成形品を得る。これらの成形品を
製造する際に要求されることは、成形時間の短縮であ
る。この要求を満足するためには、フェノール樹脂成形
材料にメタノール等のアルコール、水又はスチレン等の
液体を添加する必要があった。ところが、フェノール樹
脂成形材料にメタノール等のアルコール、水又はスチレ
ン等の液体を添加すると、このフェノール樹脂成形材料
がケーキングするという問題があった。したがって、出
来るだけ一般的な配合を用いて、しかも成形時間が短い
フェノール樹脂及びその成形方法が求められていた。そ
こで、フェノール樹脂成形材料を射出成形するときの金
型温度は、一般に160〜180℃程度であるが、この
金型温度をさらに高くして190〜210℃程度にする
ことにより、短い成形時間でフェノール樹脂成形品を得
ることができる。ところが、金型温度を190〜210
℃程度に高くして、高速射出成形する場合であって、特
に、ゲート係数0.1以下のトンネルゲートを備えた金
型を用いるときには、ゲート発熱によるフェノール樹脂
成形材料の劣化が発生し易く、成形品のフクレ、ムラ等
の不良が発生するという問題があった。
等により成形して各種成形品を得る。これらの成形品を
製造する際に要求されることは、成形時間の短縮であ
る。この要求を満足するためには、フェノール樹脂成形
材料にメタノール等のアルコール、水又はスチレン等の
液体を添加する必要があった。ところが、フェノール樹
脂成形材料にメタノール等のアルコール、水又はスチレ
ン等の液体を添加すると、このフェノール樹脂成形材料
がケーキングするという問題があった。したがって、出
来るだけ一般的な配合を用いて、しかも成形時間が短い
フェノール樹脂及びその成形方法が求められていた。そ
こで、フェノール樹脂成形材料を射出成形するときの金
型温度は、一般に160〜180℃程度であるが、この
金型温度をさらに高くして190〜210℃程度にする
ことにより、短い成形時間でフェノール樹脂成形品を得
ることができる。ところが、金型温度を190〜210
℃程度に高くして、高速射出成形する場合であって、特
に、ゲート係数0.1以下のトンネルゲートを備えた金
型を用いるときには、ゲート発熱によるフェノール樹脂
成形材料の劣化が発生し易く、成形品のフクレ、ムラ等
の不良が発生するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の事実に
鑑みて成されたもので、その目的とするところは、金型
温度を高くした高速射出成形であっても、金型のゲート
での発熱等による、その成形品のフクレ等の不良の発生
を低減できるフェノール樹脂成形材料及びその成形方法
を提供することにある。
鑑みて成されたもので、その目的とするところは、金型
温度を高くした高速射出成形であっても、金型のゲート
での発熱等による、その成形品のフクレ等の不良の発生
を低減できるフェノール樹脂成形材料及びその成形方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
フェノール樹脂成形材料は、フェノール樹脂と充填材と
を含有するフェノール樹脂成形材料において、メチレン
化率50〜80%のメラミン固形樹脂をフェノール樹脂
成形材料全量に対して、1〜5重量%含有することを特
徴とする。
フェノール樹脂成形材料は、フェノール樹脂と充填材と
を含有するフェノール樹脂成形材料において、メチレン
化率50〜80%のメラミン固形樹脂をフェノール樹脂
成形材料全量に対して、1〜5重量%含有することを特
徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る成形方法は、請求
項1記載のフェノール樹脂成形材料を使用して射出成形
することを特徴とする。
項1記載のフェノール樹脂成形材料を使用して射出成形
することを特徴とする。
【0007】以下、本発明を詳述する。本発明に用いる
フェノール樹脂は、フェノールとホルムアルデヒドとを
酸触媒下で縮合反応して得られるノボラック樹脂、及び
/又は、フェノールとホルムアルデヒドとをアルカリ触
媒下で縮合反応して得られるレゾール樹脂を使用する。
ノボラック樹脂を硬化させるためには、ヘキサメチレン
テトラミン等の硬化剤が必要であるのに対して、レゾー
ル樹脂を硬化させるきには、硬化剤が不要である。
フェノール樹脂は、フェノールとホルムアルデヒドとを
酸触媒下で縮合反応して得られるノボラック樹脂、及び
/又は、フェノールとホルムアルデヒドとをアルカリ触
媒下で縮合反応して得られるレゾール樹脂を使用する。
ノボラック樹脂を硬化させるためには、ヘキサメチレン
テトラミン等の硬化剤が必要であるのに対して、レゾー
ル樹脂を硬化させるきには、硬化剤が不要である。
【0008】本発明に係るフェノール樹脂成形材料は、
フェノール樹脂と充填材とを含有するフェノール樹脂成
形材料において、メチレン化率50〜80%のメラミン
固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量に対して、1〜
5重量%含有することが必要である。すなわち、メラミ
ン固形樹脂のメチレン化率が50%未満の場合には、メ
ラミン固形樹脂がケーキングし易く、取扱い性が悪い上
に、フェノール樹脂成形材料もケーキングし易くなり、
メチレン化率が80%を越える場合には、メラミン固形
樹脂の反応度が進み過ぎ、劣化する傾向にある。メラミ
ン固形樹脂の含有量が、フェノール樹脂成形材料全量に
対して、1重量%未満の場合には、成形品のフクレ不良
の発生を低減の効果が小さく、5重量%を越える場合に
は、耐熱性等のフェノール樹脂成形材料としての特性が
悪くなる傾向にある。
フェノール樹脂と充填材とを含有するフェノール樹脂成
形材料において、メチレン化率50〜80%のメラミン
固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量に対して、1〜
5重量%含有することが必要である。すなわち、メラミ
ン固形樹脂のメチレン化率が50%未満の場合には、メ
ラミン固形樹脂がケーキングし易く、取扱い性が悪い上
に、フェノール樹脂成形材料もケーキングし易くなり、
メチレン化率が80%を越える場合には、メラミン固形
樹脂の反応度が進み過ぎ、劣化する傾向にある。メラミ
ン固形樹脂の含有量が、フェノール樹脂成形材料全量に
対して、1重量%未満の場合には、成形品のフクレ不良
の発生を低減の効果が小さく、5重量%を越える場合に
は、耐熱性等のフェノール樹脂成形材料としての特性が
悪くなる傾向にある。
【0009】例えば、ノボラック樹脂又はレゾール樹脂
等のフェノール樹脂と、ガラス繊維、消石灰等の充填材
と、メラミン固形樹脂と、ステアリンサン亜鉛等の離型
剤と必要に応じてヘキサメチレンテトラミン等の硬化剤
とを配合した配合品を、混練機等により混合分散及び混
練及び造粒等をして、フェノール樹脂成形材料を得るこ
とができる。
等のフェノール樹脂と、ガラス繊維、消石灰等の充填材
と、メラミン固形樹脂と、ステアリンサン亜鉛等の離型
剤と必要に応じてヘキサメチレンテトラミン等の硬化剤
とを配合した配合品を、混練機等により混合分散及び混
練及び造粒等をして、フェノール樹脂成形材料を得るこ
とができる。
【0010】以上のようにして得られたフェノール樹脂
成形材料を、例えば、射出成形機等の成形機を用いて成
形して成形品を得る。通常フェノール樹脂成形材料を射
出成形するときの金型温度は、160〜180℃程度で
あるが、この金型温度をさらに高くして190〜210
℃程度にすることにより、短い成形時間でフェノール樹
脂成形品を得ることができるようになるとともに、本発
明に係るフェノール樹脂成形材料を用いることにより、
成形品のフクレ、ムラ等の不良の発生を低減できる。特
に、ゲート係数0.1以下のトンネルゲートのように、
ゲート発熱によるフェノール樹脂成形材料の劣化が発生
し易い、成形品の単重に対して、ゲートが極端に小さい
場合であっても、本発明に係るフェノール樹脂成形材料
を用いることにより、成形品のフクレ、ムラ等の不良の
発生を低減できる。
成形材料を、例えば、射出成形機等の成形機を用いて成
形して成形品を得る。通常フェノール樹脂成形材料を射
出成形するときの金型温度は、160〜180℃程度で
あるが、この金型温度をさらに高くして190〜210
℃程度にすることにより、短い成形時間でフェノール樹
脂成形品を得ることができるようになるとともに、本発
明に係るフェノール樹脂成形材料を用いることにより、
成形品のフクレ、ムラ等の不良の発生を低減できる。特
に、ゲート係数0.1以下のトンネルゲートのように、
ゲート発熱によるフェノール樹脂成形材料の劣化が発生
し易い、成形品の単重に対して、ゲートが極端に小さい
場合であっても、本発明に係るフェノール樹脂成形材料
を用いることにより、成形品のフクレ、ムラ等の不良の
発生を低減できる。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に係るフェノール樹脂成形材
料は、メチレン化率50〜80%のメラミン固形樹脂を
フェノール樹脂成形材料全量に対して、1〜5重量%含
有することので、成形品にフクレ、ムラ等が発生し難
い。
料は、メチレン化率50〜80%のメラミン固形樹脂を
フェノール樹脂成形材料全量に対して、1〜5重量%含
有することので、成形品にフクレ、ムラ等が発生し難
い。
【0012】本発明の請求項2に係る成形方法は、請求
項1記載のフェノール樹脂成形材料を使用するので、成
形品にフクレ、ムラ等が発生するのを防止する。
項1記載のフェノール樹脂成形材料を使用するので、成
形品にフクレ、ムラ等が発生するのを防止する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例によって具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0014】(実施例1)フェノール(ノボラック)樹
脂(松下電工社製;商品名PAR)45重量部、ガラス
繊維(日本硝子繊維社製;商品名ECS03B)45重
量部、ウォラストナイト10重量部、消石灰3重量部、
ヘキサメチレンテトラミン5重量部、ステアリン酸亜鉛
1.5重量部の割合で配合し、さらにメチレン化率65
%のメラミン固形樹脂(松下電工社製;商品名CP90
12)をフェノール樹脂成形材料全量に対して、1重量
%添加して得た配合品を回転混合機により、5分間混合
して混合粉末を得た。この混合粉末を2軸ロール混練機
によりフロントロール90℃、バックロール120℃、
ピッチ0.8mmで20回混練して混練品を得た。この
混練品を粉砕機で粉砕造粒して、フェノール樹脂成形材
料を得た。得られたフェノール樹脂成形材料をを75ト
ン射出成形機を用いて射出成形して1個当たりの重量が
約6gで2cm×2cm×2cmの箱状の成形品を得
た。前記射出成形機には、ゲート係数0.09のトンネ
ルゲートを備えた8個取りの金型を取り付け、この金型
温度を200±3℃に設定して、射出時間を2秒と6秒
の2水準で行い、1ショット量約60gで、それぞれ、
100ショットずつの連続成形を行った。この結果、得
られた箱状の成形品の中でフクレ、ムラ等の不良の発生
率は、射出時間が6秒の場合で0%、射出時間が2秒の
高速射出成形の場合で5%であった。成形品のフクレ、
ムラ不良は目視により判定した。
脂(松下電工社製;商品名PAR)45重量部、ガラス
繊維(日本硝子繊維社製;商品名ECS03B)45重
量部、ウォラストナイト10重量部、消石灰3重量部、
ヘキサメチレンテトラミン5重量部、ステアリン酸亜鉛
1.5重量部の割合で配合し、さらにメチレン化率65
%のメラミン固形樹脂(松下電工社製;商品名CP90
12)をフェノール樹脂成形材料全量に対して、1重量
%添加して得た配合品を回転混合機により、5分間混合
して混合粉末を得た。この混合粉末を2軸ロール混練機
によりフロントロール90℃、バックロール120℃、
ピッチ0.8mmで20回混練して混練品を得た。この
混練品を粉砕機で粉砕造粒して、フェノール樹脂成形材
料を得た。得られたフェノール樹脂成形材料をを75ト
ン射出成形機を用いて射出成形して1個当たりの重量が
約6gで2cm×2cm×2cmの箱状の成形品を得
た。前記射出成形機には、ゲート係数0.09のトンネ
ルゲートを備えた8個取りの金型を取り付け、この金型
温度を200±3℃に設定して、射出時間を2秒と6秒
の2水準で行い、1ショット量約60gで、それぞれ、
100ショットずつの連続成形を行った。この結果、得
られた箱状の成形品の中でフクレ、ムラ等の不良の発生
率は、射出時間が6秒の場合で0%、射出時間が2秒の
高速射出成形の場合で5%であった。成形品のフクレ、
ムラ不良は目視により判定した。
【0015】なお、メラミン固形樹脂のメチレン化率
は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)
により測定した。
は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)
により測定した。
【0016】(実施例2)実施例1において、メチレン
化率65%のメラミン固形樹脂(松下電工社製;商品名
CP9012)をフェノール樹脂成形材料全量に対し
て、5重量%添加した以外は、実施例1と同様にしてフ
ェノール樹脂成形材料及び成形品を得た。この結果、得
られた箱状の成形品の中でフクレ、ムラ等の不良の発生
率は、射出時間が2秒と6秒いずれの場合でも0%であ
った。
化率65%のメラミン固形樹脂(松下電工社製;商品名
CP9012)をフェノール樹脂成形材料全量に対し
て、5重量%添加した以外は、実施例1と同様にしてフ
ェノール樹脂成形材料及び成形品を得た。この結果、得
られた箱状の成形品の中でフクレ、ムラ等の不良の発生
率は、射出時間が2秒と6秒いずれの場合でも0%であ
った。
【0017】(実施例3)実施例2において、フェノー
ル(ノボラック)樹脂(松下電工社製;商品名PAR)
に代えて、フェノール(レゾール)樹脂(松下電工社
製;商品名PZR)を用いた以外は、実施例2と同様に
してフェノール樹脂成形材料及び成形品を得た。この結
果、得られた箱状の成形品の中でフクレ、ムラ等の不良
の発生率は、射出時間が2秒と6秒いずれの場合でも0
%であった。
ル(ノボラック)樹脂(松下電工社製;商品名PAR)
に代えて、フェノール(レゾール)樹脂(松下電工社
製;商品名PZR)を用いた以外は、実施例2と同様に
してフェノール樹脂成形材料及び成形品を得た。この結
果、得られた箱状の成形品の中でフクレ、ムラ等の不良
の発生率は、射出時間が2秒と6秒いずれの場合でも0
%であった。
【0018】(比較例1)実施例1において、メラミン
固形樹脂(松下電工社製;商品名CP9012)を用い
なかった以外は、実施例1と同様にしてフェノール樹脂
成形材料及び成形品を得た。この結果、得られた箱状の
成形品の中でフクレ、ムラ等の不良の発生率は、射出時
間が6秒の場合で0%、射出時間が2秒の高速射出成形
の場合で45%であった。
固形樹脂(松下電工社製;商品名CP9012)を用い
なかった以外は、実施例1と同様にしてフェノール樹脂
成形材料及び成形品を得た。この結果、得られた箱状の
成形品の中でフクレ、ムラ等の不良の発生率は、射出時
間が6秒の場合で0%、射出時間が2秒の高速射出成形
の場合で45%であった。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るフェノール樹脂
成形材料によると、メチレン化率50〜80%のメラミ
ン固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量に対して、1
〜5重量%含有するので、成形品のフクレ不良の発生を
低減できるため、高温高速射出成形に有用である。
成形材料によると、メチレン化率50〜80%のメラミ
ン固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量に対して、1
〜5重量%含有するので、成形品のフクレ不良の発生を
低減できるため、高温高速射出成形に有用である。
【0020】本発明の請求項2に係る成形方法による
と、請求項1記載のフェノール樹脂成形材料を使用する
ので、高温高速射出成形であっても、成形品にフクレ、
ムラ等が発生するのを防止する。
と、請求項1記載のフェノール樹脂成形材料を使用する
ので、高温高速射出成形であっても、成形品にフクレ、
ムラ等が発生するのを防止する。
Claims (2)
- 【請求項1】 フェノール樹脂と充填材とを含有するフ
ェノール樹脂成形材料において、メチレン化率50〜8
0%のメラミン固形樹脂をフェノール樹脂成形材料全量
に対して、1〜5重量%含有することを特徴とするフェ
ノール樹脂成形材料。 - 【請求項2】 請求項1記載のフェノール樹脂成形材料
を使用して射出成形することを特徴とする成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9711095A JPH08291248A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | フェノール樹脂成形材料及びその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9711095A JPH08291248A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | フェノール樹脂成形材料及びその成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08291248A true JPH08291248A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14183456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9711095A Withdrawn JPH08291248A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | フェノール樹脂成形材料及びその成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08291248A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104356678A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-02-18 | 绵阳昌隆模塑科技有限公司 | 吸塑树脂模具配方及吸塑树脂模具的制作方法 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP9711095A patent/JPH08291248A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104356678A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-02-18 | 绵阳昌隆模塑科技有限公司 | 吸塑树脂模具配方及吸塑树脂模具的制作方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |