JPH08290745A - 自動車の端部左右確認装置 - Google Patents

自動車の端部左右確認装置

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JPH08290745A
JPH08290745A JP11932295A JP11932295A JPH08290745A JP H08290745 A JPH08290745 A JP H08290745A JP 11932295 A JP11932295 A JP 11932295A JP 11932295 A JP11932295 A JP 11932295A JP H08290745 A JPH08290745 A JP H08290745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
vehicle
road
automobile
mirrors
Prior art date
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Pending
Application number
JP11932295A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sawabe
博 澤部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の端部左右確認装置で、車端部の左右
両側の安全確認を容易、かつ安全にできるようにする。 【構成】 支持台1を、自動車15の前部及び後部にお
いて、ドライバーが運転席から見える位置に装着できる
ように形成する。そして、この支持台1に、2個一対の
ミラー2、3等の映像器を車端の左右両側をドライバー
が確認できる所望の角度をもって取り付けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の前端部や後端
部の左右両側を確認するのに用いて好適である左右確認
装置に関する。
【従来の技術】
【0002】自動車(以下、単に車と云う)を道路に車
庫出しする場合や、図7に示した如く、道路aと道路b
とが交差するT字路等において、車cを道路aから道路
bに出る場合等、隅角部に塀や垣根、建造物等といった
障害物dがあると、これが妨げとなってドライバーは左
右の安全確認ができ難く、ためにドライバーは身を乗り
出したり、または同上図中二点鎖線で示した如く、車c
を道路b上の左右確認可能な位置まで移動させなければ
ならない。しかし、これでは道路b上の他の走行車の妨
げとなるだけでなく、接触や衝突の恐れがあって危険で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもの
で、セダンタイプの乗用車では、前部のボンネット上及
び後部のトランクカバー上等に、またハッチバックタイ
プの車では、ボンネット上と、リヤーウインドーの外側
等に各々装着することによって、ドライバーは運転席に
おいて、車の前端部及び後端部の左右両方向における安
全確認を容易、かつ安全に行ない得ると共に、コストも
安い自動車の端部左右確認装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車の端部左右確認装置は、自動車の前
部及び後部において、ドライバーが運転席から確認でき
る位置に装着される支持台に、ミラー、カメラレンズ等
の映像器を、車端部の左右両側をドライバーが確認でき
る所望の角度をもって取り付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明装置は、センダンタイプの車では、ボン
ネットの前部中央等と、後部トランクのカバーにおける
後端中央等で運転席からドライバーが確認可能な位置に
装着される。
【0006】一方、ハッチバックタイプの車では、ボン
ネットの前部中央等と、取付用アーム等を用いて、屋根
の後端中央部等に装着することで運転席からドライバー
が確認可能な位置に各々配置する。
【0007】このように当該装置を装着した状態にて、
車を道路に車庫出し、または路地等から拡幅道路に、前
進、または後退によって走行移動させて行き、車の前端
部、または後端部が車庫、または路地から道路上へ僅か
に移動することで、当該装置が道路側へ移動されると、
ミラーやカメラレンズ等の映像器に車端部の左右両側に
ある物体がうつし出さる。このことによって、ドライバ
ーは運転席に通常の姿勢で掛けたまゝで、車端部の左右
両方向を安全確認することができる。
【0008】また、車の前端部及び後端部を僅少長さだ
け他方の道路側へ突出させるだけでよいので、他の車の
走行を妨害したり、他の車との衝突のおそれがなく、安
全である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1及び図2は使用状態の斜視図を各々示
し、図3は平面図を示し、図4は図3におけるA−A線
矢視断面図を示し、図5は図3におけるB−B線矢視断
面図を示す。
【0010】本実施例では、映像器として、ミラーを使
用した例を説明する。図1ないし図5において、1はミ
ラー支持台、2、3は左右の2個一対のミラーである。
上記ミラー支持台1は図4に示したように、固定台1a
と、ハウジング1bと、蓋板1cとで形成されている。
即ち、固定台1aの上面と、ハウジング1bの底面は、
略半球状の凹曲面1dと曲凸面1fに対応して形成させ
てあり、該凹曲面1d、曲凸面1fを互いに突き合わせ
た状態で、固定台1aに対してハウジング1bを前方向
へ移動調整自在にビス4・・・止めによって固定させて
ある。
【0011】上記ハウジング1b内の略中央部には、そ
の底壁に設けた軸承部5に下端を軸回り方向へ回転自在
に支承することで回転軸6を垂直に立設させてあり、該
回転軸6の下部にクラッチ板8を固定して、回転軸6に
挿入され自由に回転できるウオームホイール7と突き合
わせてある。
【0012】上記回転軸6には、下部にクラッチ板14
を固定した中空の回転軸10を軸回り方向へ回転自在に
して、かつ軸方向へスライド自在に外装して、該ウオー
ムホイール9と上記ウオームホイール7との間に、2個
一対の皿バネ11、11を突き合わせた状態にて介在さ
せてある。
【0013】上記ハウジング1bの上端開口部を、ビス
12・・・止めすることで閉塞した蓋板1cに上下方向
へ貫通して形成した取付孔13にはクラッチ板14を下
方から上方へ向けて嵌合固定させて上記ウオームホイー
ル9の上面と突き合わせてある。従って、上記両ウオー
ムホイール7、9は、上記皿バネ11、11による軸方
向の弾撥力によって各クラッチ板8、14に弾接されて
いる。
【0014】上記両回転軸6、10は、上記クラッチ板
14の中心孔14aから上方へ突出させてあり、該回転
軸6には、一方のミラー2の一端を、他方の回転軸10
には他方のミラー3の他端を各々同一軸上で固定するこ
とで垂直状態にて図3に示した如く、各々矢印イ、ロ方
向へ回転自在なるよう配設させてある。このことによっ
て、2個一対のミラー2、3の開き角度α、βは任意に
調整可能であると共に、図3中二点鎖線で示した如く、
両ミラー2、3は互いに背面で突き合わせた状態で閉じ
られる。
【0015】上記両ミラー2、3は、ミラーホルダー2
a、3aの表面に凸面鏡2b、3bを装着して形成さ
れ、一方のミラー、図示例では図3のように、ミラー2
のホルダー2aにおける他端に、風防2cを裏側へ直角
に曲成させてあり、上記両ミラー2、3を同上図中二点
鎖線で示したように閉じた状態にて、上記風防2cが他
方のミラー3の端部外側に重なり合って、特に当該装置
を図1に示したように車15前部のボンネット16上に
装着した場合において、走行中両ミラー2、3に風の抵
抗を受け難くしてある。
【0016】図4に示したように、上記回転軸6の、両
ミラー2、3から上方へ突出した、その突出部に刻設の
ネジ部6aには、ワッシャ17を介在してナット18を
螺着させてあり、これによって、上記ミラー2及び3
は、上記回転軸6及び10に対し、上方へ離脱すること
なく各々固定されている。また、上記ネジ部6aの先端
には、ナット19止め等によって赤ランプ等の警告灯2
0を固定してある。
【0017】さらに、上記したミラー支持台1のハウジ
ング1b内には図4及び図5に示したように、2個一対
の可逆モータ21、22を固定させてあり、各々の図示
しないモータ軸と同軸上に固定した各ウオーム23、2
4を、既述ウオームホイール7、9と各々噛合させてあ
る。
【0018】こゝで、上記した2個のウオームホイール
7と9は、各モータ21、22によって夫々別個に回転
されるように上記各ウオーム23、24と噛合させてあ
り、これによって2個のミラー2、3は図3に示した矢
印ロ、イ方向へ任意角度だけ開閉動作される。
【0019】このように構成されている本発明装置をセ
ダンタイプの車15に使用する場合は、図1及び図2に
示したように、ボンネット16の前端中央部と、後部ト
ランクのカバー25における後端中央部に、ミラー支持
台1を図示しないネジやビス、または吸盤等によって装
着する。
【0020】一方、ハッチバックタイプの車15に使用
する場合は、該車15にあって、その前部ではボンネッ
トに、後部では図6に例示したように、側面略逆L字形
状等とした取付けアーム26をミラー支持台1上に固定
し、該取付けアーム26の先端を車15の屋根の後端中
央部に図示しないネジやビス、または吸盤等によって固
定することで、当該装置をリヤーウインドー27の外側
に吊持する。
【0021】上記した何れの場合も、2個一対のミラー
2、3の各凸面鏡2b、3bを運転席において着座した
ままドライバーが見えるように当該装置は装着されるこ
とは、勿論である。
【0022】また、既述のモータ21、22は、車15
の図示しないバッテリー等を電源とし、運転席において
始動、停止及び正転、逆転操作可能に電気系統及び操作
ボタン等を設けておく。
【0023】而して、ドライバーは運転席において、モ
ータ21、22を操作することで、左右の2個一対のミ
ラー2、3における開き角度を任意に調整し、車15の
前端及び後端における左右両側が、一対のミラー2、3
の凸面鏡2b、3bにうつし出され、これが反射してド
ライバーが確認できる状態にセッテングしておく。
【0024】従って、車15を道路に車庫出しする場合
や、路地等から拡幅道路に出る場合等は、図7に実線で
示したように、車15の前部、または後部を僅かに道路
上へ出すことで、車端部の左右両側における安全確認を
行ない得ることになる。
【0025】尚、ハッチバックタイプの車にあって、そ
の後部に図6に示したようにして取り付ける場合は、ミ
ラー支持台1の底面に図示しない凸面鏡を、前方から後
方へ傾斜下降して装着して構成することも可能であり、
このようにすると、車15の後端左右両側の他に、下方
をもドライバーが安全確認することができる。以上の実
施例は、映像器としてミラーを使用したものであるが、
カメラレンズ等を使用してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、例えば、車を道路に車庫出しする場合や、
T字路等で、その隅角部に塀や建造物等の障害物があ
り、車を一方の道路から他方の道路に出す場合等には、
車の前端、または後端を僅かに道路へ出すだけで、ドラ
イバーは車端部の左右両側の安全確認を容易、かつ安全
に行なうことができると共に、従来のように、車端部の
左右確認に際して、車端部を他方の道路側へ長く出す必
要はないので、他の車との接触や衝突といった事故をも
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の端部左右確認装置におけ
る実施例を、セダンタイプ自動車のボンネット上に装着
した使用状態を示す一部切欠した斜視図である。
【図2】同上実施例を、セダンタイプ自動車のトランク
カバー上に装着した使用状態を示す一部切欠した斜視図
である。
【図3】同上実施例を示す平面図である。
【図4】図3におけるA−A線矢視断面図である。
【図5】図4におけるB−B線矢視断面図である。
【図6】同上実施例をハッチバックタイプ自動車の後部
に装着した他の使用状態を示す一部切欠した斜視図であ
る。
【図7】自動車を狭幅道路から拡幅道路へ出す場合の説
明図である。
【符号の説明】
1 ミラー支持台 2、3 2個一対のミラー 2a、3a 凸面鏡 15 自動車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の前部及び後部において、ドライ
    バーが運転席から確認できる位置に装着される支持台
    に、ミラー、カメラレンズ等の映像器を、車端部の左右
    両側をドライバーが確認できる所望の角度をもって取り
    付けたことを特徴とする自動車の端部左右確認装置。
JP11932295A 1995-04-20 1995-04-20 自動車の端部左右確認装置 Pending JPH08290745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11932295A JPH08290745A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 自動車の端部左右確認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11932295A JPH08290745A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 自動車の端部左右確認装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08290745A true JPH08290745A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14758598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11932295A Pending JPH08290745A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 自動車の端部左右確認装置

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JP (1) JPH08290745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102180125A (zh) * 2011-04-11 2011-09-14 吕军 汽车扫盲镜

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102180125A (zh) * 2011-04-11 2011-09-14 吕军 汽车扫盲镜

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