JPH08290369A - 圧搾空気式釘打ち機の安全装置付解除装置 - Google Patents

圧搾空気式釘打ち機の安全装置付解除装置

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Publication number
JPH08290369A
JPH08290369A JP8039848A JP3984896A JPH08290369A JP H08290369 A JPH08290369 A JP H08290369A JP 8039848 A JP8039848 A JP 8039848A JP 3984896 A JP3984896 A JP 3984896A JP H08290369 A JPH08290369 A JP H08290369A
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JP
Japan
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shaft
lever
probe
slider
shutter
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Application number
JP8039848A
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English (en)
Inventor
Marco Ronconi
マルコ・ロンコーニ
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Fasco SpA
Original Assignee
Fasco SpA
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Filing date
Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引金のストロークを調整することにより単発
打ちと反復打ちとを切り替える方法では、誤って、釘を
反復して発射してしまう不都合があった。 【解決手段】 釘打ち機を作動させるパイロットバルブ
のシャッタ(2)に作用する引金(4)を具備する圧搾
空気式釘打ち機の解除装置において、前記引金(4)に
据え付けられ、釘を打つべき場所における釘打ち機の載
置位置を検出するプローブに関連させられるレバー(1
1)と、プローブに軸支され、そこに取り付けられるキ
ャップと協働する軸(21)とを設け、レバーに対する
軸(21)の方向により、釘打ち機の単発打ち動作また
は反復打ち動作を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧搾空気式釘打
ち機の解除装置に関し、特に、ヘッドバルブを有する釘
打ち機に適用されるものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属製の釘あるいはステープルを打つた
めに使用される従来の釘打ち機は、ハンドルとヘッドと
を有する中空体を具備している。ヘッドには、シリンダ
が形成され、該ヘッド内をピストンがスライドさせられ
る一方、ピストンはシリンダと同軸の溝内を走行させら
れるブレードを具備している。固定部材(金属製のステ
ープルまたは釘)は、ハンドルの下に横たえられるマガ
ジン内に装填されており、側部開口から前記溝内に供給
されるようになっている。この釘打ち機を操作するため
に、シリンダは、ヘッド内に配置される主バルブを介し
て圧搾空気源に接続され、引金のような解除装置によっ
て駆動されるパイロットバルブにより制御されている。
引金は、概して、主バルブを開いてシリンダを圧搾空気
源に接続し、それによって、ピストンにストロークを生
じさせ、その結果、溝内に配置されていた固定部材を溝
内から発射するように、パイロットバルブのシャッタに
作用する。
【0003】釘打ち機には、釘を打つべき場所に接触し
ているときにのみ、釘を打つことが可能となるように、
安全性に対する思慮が必要であることが知られている。
このことは、通常、釘打ち機、さらに詳細には、発射溝
の出口が、釘を打つべき場所に配置されているときに、
引金およびパイロットバルブのシャッタと協働するレバ
ーに作用するプローブによって達成される。プローブが
その場所に接触するまでは、レバーは動かず、引金の動
作は無効である。
【0004】引金を引くことにより生ずるストロークに
応じて、選択的に、単発または複数回の連発(反復動
作)で、釘を打つことができる釘打ち機も知られてい
る。他の釘打ち機には、引金が連続的に作動させられか
つプローブが釘を打つべき場所に対して繰り返し押し当
てられたときに、連続して複数回釘を打つことができる
ものもある。熟練オペレータによれば、まるで自動釘打
ち機のように使用され得るこのシステムは、通常、「ハ
ンマ打ち」と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】釘打ち機が、単発動作
に設定されているときには、前記場所における跳ね返り
による反発現象によって、釘打ち機の偶発的な反復動作
が生じ、近くにいる人に対して大変危険である。
【0006】さらに、釘打ち機が反復動作に設定されて
いるときには、特に、未経験者により操作される場合
に、きわめて危険な状態となることがある。実際に、経
験したことがない場合には、多くの者は、これらの釘打
ち機がどの程度の能力を有しているのかを正確に把握す
ることができない。そのような者にとっては、もし、ハ
ンマ動作が可能であるならば、その動作の間に釘打ち機
の前記場所に対する跳ね返りおよび反発をなくすこと
は、多くの場合困難であり、その結果、使用者は、釘打
ち機を制御することができなくなり、不本意ながら複数
の固定部材を打ってしまうことになる。
【0007】そのような場合、釘打ち機の操作に2つの
安全レベルを設定することが望ましい。このため、単発
打ちに使用されるときには、ハンマー動作が確実に無効
にされ、それを復旧するためには、さらに作業を行う準
備のあるユーザが意識的に介入する必要がある。
【0008】したがって、この発明の主な目的は、引金
のストロークを調整するという単純な操作に限定される
ことなく、ユーザの自発的な行為を必要とする機構によ
り、釘打ち機を単発打ちからハンマ動作に切り替えるこ
とのできる解除装置を提供することである。
【0009】この発明の具体的な目的は、取り外された
場合に、最も安全な操作態様、すなわち、単発打ちを保
証する形態において釘打ち機を販売することのできる追
加の取外し可能な機構部部材によって、釘打ち機を単発
打ちからハンマ動作に変換する解除装置を提供すること
である。
【0010】この発明の他の目的は、概念において簡易
であり、かつ、使用に際して手荒な取扱いを受けやすい
という見地においてさえも、安全性に優れた解除装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る1つの好
ましい実施形態によれば、釘打ち無効位置と、釘を打つ
べき場所に配置されているときの釘打ち有効位置との間
で往復移動させられるプローブと、該プローブが釘打ち
有効位置に配置されているときに、釘打ち機を起動する
ためにパイロットバルブのシャッタに作用する引金とを
有する圧搾空気式釘打ち機の解除装置が提供される。こ
の解除装置は、プローブに取り付けられ、前記釘打ち機
が釘を打つべき場所に配置されているときにプローブの
動作に追随して案内されるスライダ部材と、前記引金に
軸支されかつプローブの無効位置に配されているスライ
ダ上に載置される一端を有するレバーとを具備してい
る。このレバーは、プローブが無効位置にあるときに引
金を動作させても、パイロットバルブを起動する位置に
レバーが移動されないように、シャッタと機能的に組み
合わせられている。これに対して、プローブが有効位置
に移動され、続いて引金が作動させられたときには、前
記レバーは、パイロットバルブのシャッタに動作ストロ
ークを生ずるように、スライダ部材により部分的に揺動
させられ、その揺動の一端において、釘打ち機を無効位
置に戻すために、スライダおよびシャッタから外れる。
解除装置は、さらに、スライダ部材に軸支された軸と、
該軸に取付られる延長キャップとを具備している。該延
長キャップは、釘打ち機の単発打ち位置に対応する受動
位置と、プローブが有効位置に配されかつ引金が釘打ち
機の反復動作を許容するように引かれたときに、前記レ
バーが、絶えずシャッタに機能的に係合状態に維持され
るように、軸がそれに取り付けられるキャップによって
レバーに当接する作動位置との間で移動可能とされてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の特別な特徴および利点
は、単に非限定的な例として記載されかつ添付された図
面に示されている以下の好ましい実施形態の詳細な記載
により明らかになる。ここで、図1は、この発明に係る
解除装置の単発打ち状態における好ましい実施形態の背
面を示している。図2は、図1の装置の側面を示してい
る。図3は、図1の装置の側面であって、単発打ち動作
直前の状態を示している。図4は、図1の装置の側面で
あって、発射中の状態を示している。図5は、図1の装
置の側面であって、単発打ち動作直後の状態を示してい
る。図6は、図1の装置の単発打ち直後の復帰位置を示
している。図7は、上記図面の解除装置であって、ハン
マ動作状態の背面を示している。図8は、図7の装置の
側面を示している。図9は、図7および図8の装置であ
って、釘を打つべき場所にプローブを押し当てたハンマ
打ち直前の状態を示している。図10は、図7の装置で
あって、ハンマ打ち途中の状態を示している。図11
は、図7の解除装置であって、ハンマ打ち直後の状態を
示している。図12は、図7から図11の解除装置であ
って、単発打ち位置における背面を示している。
【0013】これら各図において、符号1は、上述した
従来の釘打ち機のハンドルを示している。この釘打ち機
は、ヘッドの後方に配置されるハンドルの座に設けられ
るパイロットバルブの位置に応じて単発打ちまたは反復
打ちにより動作させられる。前記釘打ち機のヘッドは、
打撃ブレードを有するピストンを内部にスライドさせる
シリンダを具備するものである。釘打ち機のパイロット
バルブに関しては、きわめてありきたりであるために詳
細には示されていないが、シャッタ2の端部だけが図示
されている。固定部材、例えば、釘の発射を操作する解
除装置3は、シャッタ2の端部に作用する。さらに詳細
には、解除装置がシャッタに瞬間的に作用した場合に
は、一本の釘が発射される。引金が作動位置に維持され
ている場合には、プローブの微少動作がシャッタの反復
動作を生じさせ、複数の固定部材が発射されることにな
る。
【0014】解除装置3は、軸5によってハンドル1の
下に軸支された引金を具備している。この引金は、2つ
の平行な羽根部6をこれらにほぼ垂直な部分7により連
結し、U字状に形成されている。前記羽根部6には、引
金がユーザによって引かれたときにハンドルの下面に当
接させられる突起8が設けられている。バネ9は、羽根
部6に作用し、釘打ち機の本体に固定されていて、引金
がユーザによって引かれていないときには、該引金をシ
ャッタ2から離間状態に保持するように付勢している。
【0015】引金は、操作中にユーザの指が引っ掛かり
易くするために湾曲した端部を有しており、前記羽根部
6および引金4の前記端部の反対側に配される前記部分
7の縁の間に形成される凹所10を具備している。
【0016】レバー11は、前記部分7の上方の羽根部
6の間に配置され、軸5に平行に延びる軸12回りに羽
根部6に軸支されている。釘打ち機が使用されていない
ときには、レバー11は、凹所10の上に突出させられ
て、コイルバネ10aによって前記部分7上に載置状態
に保持されている。レバー11の自由端は、打撃ブレー
ドのスライド軸に平行な軸Aに沿って、ハンドル1から
突出するシャフト14に沿って案内されるスライダ13
の頂部に当接させられるようになっている。
【0017】スライダ13は、シャフト14の拡径部上
をスライド可能に設けられ、かつ、ブリッジ17によっ
て相互に堅固に連結された2つのスリーブ部15,16
を具備している。このスライダ13は、凹所10と並ん
だ状態に保持されるように、シャフト14回りの回転を
制限されかつ引金4の下方に角度をなして配列されてい
る。前記ブリッジ17には、溝18が形成されており、
これによって、放射状の軸21を備えたカム板20がピ
ン19により軸支される座が構成されている。
【0018】カム20は、引金4の揺動面に対して直角
となる平面内において、90゜ずれた2つの位置の間で
回転可能とされている。図1から図6に示されるよう
に、これらの位置の内の一方において、軸21は、シャ
フト14に平行であり、その頂部はスリーブ15の上端
位置より下方に配されている。他の位置においては、軸
21は、シャフト14に対して直角に横方向に傾けられ
ている。
【0019】この軸21は、カム20の側面に形成さ
れ、ピン19に関して90゜ずれた2つの溝23,24
の内の1つにボール22が係合されることによって、こ
れら2つの位置のいずれかに保持される。ボール22
は、溝18の下方のブリッジ17に形成された盲孔26
内にバネ25とともに収容され、該バネ5によって荷重
されている。ボール22は、軸21を単に弾性的に保持
するとともに、該軸21をシャフト14に対して直角に
あるいは平行に方向付けるように、バネ25によってカ
ム20の周面に作用して溝23または溝24に係合す
る。
【0020】ボルト27は、ピン19に直角に配される
孔26の下方において、ブリッジ17を貫通して、ナッ
ト28により固定されている。このボルト27は、ネジ
加工されたタングを具備しており、そこにナット30に
よってロッド31が固定されている。該ロッドは、シャ
フト14に平行に延びており、その端部に従来のプロー
ブが設けられている。釘打ち機が非作動状態にあるとき
には、プローブは釘放出溝の下方に配置されており、釘
打ち機を釘を打つべき場所に載せることによって、プロ
ーブが動いて、スライダ13がハンドル1の方向に移動
するようになっている。
【0021】キャップ32(図7および図8参照)は、
軸21に着脱可能に取り付けられ、軸21を受け入れる
軸方向の貫通孔34が形成されたブッシュ33を具備し
ている。
【0022】ブッシュ33は、軸21が貫通孔34内に
挿入される側に、フランジ35を具備している。このフ
ランジ35は、キャップ32を軸21に取り付ける操作
および軸から取り外す操作の際に、片手の指に確実に引
っ掛かるように、少なくともブリッジ17の厚さ寸法と
同等の直径寸法を有している。キャップ32を軸21上
に保持するために、弾性リング36が、ブッシュ33内
に設けられ、かつ、軸21の周溝37に係合されてい
る。
【0023】キャップ32は、フランジ35に平坦領域
38を有しており、該平坦領域38が軸21の回転面に
平行なときにのみ、シャフト14に平行な位置において
軸21を回転することができるようになっている。
【0024】キャップ32が他の全ての角度位置にある
ときには、フラン35ジはスリーブ15に当接して軸2
1の回転を妨害するようになっている。この解除装置1
の操作は以下の通りである。
【0025】キャップが軸に取り付けられていない状態
での単発打ちにおいては、軸21の方向は無関係であ
る。例えば、図1および図2に示されるように、軸21
がシャフト14に対して平行に方向付けられたと仮定す
る。この状況において、ガンが釘を打つべき場所に配置
されると(図3)、プローブは、ロッド31およびシャ
フト14上のスライダ13をスライドさせるように移動
させられる。スリーブ15は、シャフト14上をスライ
ドさせられることによって、レバー11の下面に作用
し、バネ10aの作用に抗して、レバー11を上方に押
し上げる。
【0026】この時点において、引金4を作動させるこ
とにより、レバー11は、シャッタ2を押し(図4)、
圧搾空気がシリンダ内に導入されて釘を発射するために
ピストンを駆動する位置に移動させられる。しかしなが
ら、歯8がハンドル1に当接する直前には、レバー11
は、バネ10aの付勢力によって、スリーブ15上への
載置状態を終了し、シャッタ2をハンドルから突出させ
かつパイロットバルブを圧搾空気遮断位置に戻すことを
可能とする。そして、プローブが釘を打つべき場所に押
圧状態に維持された場合(図5参照)あるいは引金が繰
り返し引かれた場合であっても、追加の釘打ちが制限さ
れることになる。
【0027】この発明の利点は、不十分な長さの軸21
によって、該軸がレバー11と接触して釘打ち機の反復
動作を許容してしまうことが回避されることである。前
記反復動作を設定するためには、キャップ32を取り付
けることによって軸21を延長することが必要である。
これによって、釘打ち機がより高い注意を要する種類の
操作に設定されているという事実がユーザに知らしめら
れることになる。キャップ32は、軸をシャフト14に
対して直角の位置に保持することにより、さらに容易に
取り付けることができる。それから、溝23内のボール
の保持力に打ち勝つことにより、軸21はシャフトと平
行な位置に回転させられ(図7および図8)、この位置
は、ボールの溝24内への係合によって維持される。釘
打ち機を釘を打つべき場所(図9)に配置することによ
り、スライダが持ち上げられたときには、レバー11
は、キャップ32の頂点に載置され続ける。この状態
で、引金が引かれると(図10)、レバー11は、キャ
ップの頂点に継続的に載置されるので、もはや降りるこ
とはできず、シャッタ2が反復打ち位置に保持されるこ
とになる。釘の発射は、引金を解除することにより妨げ
られ、その結果、シャッタ2は、元の非作動位置に復帰
させられることになる(図11)。
【0028】解除装置が単発打ち位置に設定され、か
つ、キャップ32を取り外すことにより固定されている
ときには、使用の際に発生しやすい跳ね返り現象やユー
ザにより生じる不本意な釘打ちの両方の場合において、
軸21はもはやレバー11と協働しないので、反復した
釘打ちを行うことは不可能である。したがって、操作の
安全性がきわめて高いことが本発明の利点であることは
明白である。
【0029】キャップ32を軸21に残したまま、軸2
1をシャフト14に対して直角の位置に回転させること
により(図12)、同様の結果が得られる。この場合、
キャップが軸21上において適当に回転させられること
により、平坦部38は、もはやスリーブ15に接しない
こととなる。したがって、この場合には、フランジ35
がスリーブ15に干渉して、キャップが偶発的にレバー
11の下方の反復動作位置に回転してしまうことが防止
されることになる。
【0030】このように把握される発明は、この発明の
概念の範囲に含まれる種々の修正および変形が可能であ
る。さらに、本発明の全ての詳細構成は、技術的に等価
な他のものに置き換えることが可能である。実際問題と
して、使用される材料のみならず、形状および寸法は、
特許請求の範囲を逸脱しない範囲で必要に応じて任意の
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る解除装置の単発打撃状態にお
ける好ましい実施形態を示す背面図である。
【図2】 図1の装置を示す側面図である。
【図3】 単発打撃動作直前の状態を示す図1の装置の
側面図である。
【図4】 打撃途中の状態を示す図1の装置の側面図で
ある。
【図5】 単発打撃動作直後の状態を示す図1の装置の
側面図である。
【図6】 図1の装置の単発打撃直後の再起位置を示す
図である。
【図7】 ハンマ動作状態における上記各図の解除装置
の背面図である。
【図8】 図7の装置の側面図である。
【図9】 処理されるべき場所にプローブを押し当てた
ハンマ打撃直前の状態を示す図7および図8の装置の側
面図である。
【図10】 ハンマ打撃途中の状態を示す図7の装置の
側面図である。
【図11】 ハンマ打撃直後の状態を示す図7の解除装
置の側面図である。
【図12】 単一打撃位置における図7から図11の解
除装置の背面図である。
【符号の説明】 2 シャッタ 3 解除装置 4 引金 11 レバー 13 スライダ部材 15 スリーブ部(部分) 17 ブリッジ状部 20 カム 21 軸 22 ボール 23,24 溝 31 プローブ 32 キャップ 33 ブッシュ 35 フランジ 36 弾性リング 37 溝 38 平坦部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理されるべき場所に配置されたとき
    に、釘打ち機無効位置と釘打ち機有効位置との間で往復
    移動させられるプローブ(31)と、該プローブが釘打
    ち機有効位置に配されているときに釘打ち機を作動させ
    るパイロットバルブのシャッタ(2)に作用する引金
    (4)とが設けられた圧搾空気式釘打ち機の解除装置
    (3)であって、 前記プローブ(31)に関連し、釘打ち機が処理される
    べき場所に配置されているときに前記プローブの移動に
    追従するように案内されるスライダ部材(13)と、 前記引金(4)に軸支され、かつ、前記プローブ(3
    1)が無効位置にあるときに、前記スライダ(13)上
    に配置される一端を有するレバー(11)と、 前記スライダ部材(13)に軸支される軸(21)と、 該軸(21)に取付可能な延長キャップ(32)とを具
    備し、 前記レバー(11)は、前記プローブ(31)が無効位
    置にあるときには、引金(4)の作動によってパイロッ
    トバルブを作動させる位置に該レバー(11)を移動さ
    せるには十分でない一方、前記プローブ(31)が可能
    位置にあるときには、その後に引金(4)が作動させら
    れたときに、パイロットバルブのシャッタ(2)に動作
    ストロークを生じさせるように、前記スライダ部材(1
    3)が前記レバー(11)を部分的に揺動させ、その揺
    動端において前記釘打ち機を非作動位置に戻すために、
    前記レバー(11)が前記スライダ(13)およびシャ
    ッタ(2)から外れるように前記シャッタ(2)と機能
    的に関連させられ、 前記延長キャップ(32)は、釘打ち機の単発打ち位置
    に相当する受動位置と、プローブ(31)が可能位置に
    配置されかつ前記引金(4)が釘打ち機の反復動作を許
    容するように引かれるときに、前記軸(21)がそれに
    取り付けられる前記キャップ(32)によって前記シャ
    ッタへの継続的かつ効果的な係合状態を保持させるよう
    に前記レバー(11)に当接する作動位置との間でユー
    ザにより移動可能とされていることを特徴とする釘打ち
    機の解除装置。
  2. 【請求項2】 前記スライダ(13)が、前記軸(2
    1)を放射状に固定してなるカム(20)を取り付ける
    ための座を形成したブリッジ状部(17)を具備し、 前記カム(20)に、弾性的に荷重されたボール(2
    2)に係合する2つの周辺溝(23,24)が設けら
    れ、 前記溝(23,24)が、前記軸(21)を前記作動位
    置または前記受動位置に保持するように角度方向にずれ
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の解除
    装置。
  3. 【請求項3】 前記キャップ(32)が、前記軸(2
    1)上に被せられ、かつ、該軸の溝(37)に係合され
    る内部弾性リング(36)によって、軸(21)上に保
    持されるように設けられているブッシュ(33)を具備
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の解
    除装置。
  4. 【請求項4】 前記ブッシュ(33)が、平坦部(3
    8)を有しかつ前記スライダ(13)の部分(15)に
    当接するように用いられるとともに、前記平坦部が前記
    軸(21)の回転平面と同一平面に配されているときを
    除き、前記作動位置に前記軸(21)が方向付けられる
    ことを防止するフランジ(35)を具備することを特徴
    とする請求項3記載の解除装置。
  5. 【請求項5】 パイロットバルブのシャッタ(2)を作
    動させる揺動引金(4)と、作動形態において釘打ち機
    により処理されるべき場所に接触させられたときに前記
    引金にシャッタを作動させるためのスライドプローブ
    (31)とを具備する圧搾空気式釘打ち機の解除装置で
    あって、 前記スライドプローブ(31)に接続されたスライダ
    (13)と、 前記シャッタとの活性化係合のために前記引金(4)に
    軸支され、かつ、前記スライダ(13)と接触する方向
    にバネにより付勢されたレバー(11)と、 前記スライダ(13)により回転可能に支持され、か
    つ、少なくとも2つの解除可能に固定された位置に移動
    可能な軸(21)と、 前記プローブが前記作動形態にあって、前記軸が前記固
    定された位置の内の一方に配されているときには、前記
    スライダ(13)の代わりに前記レバー(11)に接触
    し、前記軸が前記固定された位置の内の他方に配され、
    かつ、前記プローブが前記作動形態に配されているとき
    には、前記スライダ(13)が前記レバー(11)に接
    触させられるように、前記軸に連結されるキャップ部
    (32)とを具備することを特徴とする解除装置。
  6. 【請求項6】 前記キャップ部(32)が、前記軸(2
    1)に回転可能に接続されるとともに、該キャップ部の
    回転位置に応じて前記スライダ(13)の対応する平坦
    面に一致させられる平坦部を有することを特徴とする請
    求項5記載の解除装置。
  7. 【請求項7】 前記キャップ部(32)が、前記軸に着
    脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項6
    記載の解除装置。
  8. 【請求項8】 前記レバー(11)の一面が前記パイロ
    ットバルブのシャッタ(2)に係合するために用いら
    れ、かつ、該レバー(11)の他の面が、前記軸(2
    1)の回転位置に応じて、前記キャップ部(32)およ
    び前記スライダ(13)に係合するために用いられるこ
    とを特徴とする請求項5記載の解除装置。
JP8039848A 1995-04-19 1996-02-27 圧搾空気式釘打ち機の安全装置付解除装置 Pending JPH08290369A (ja)

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