JPH08290368A - 締付トルク調節回路 - Google Patents

締付トルク調節回路

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JPH08290368A
JPH08290368A JP7093728A JP9372895A JPH08290368A JP H08290368 A JPH08290368 A JP H08290368A JP 7093728 A JP7093728 A JP 7093728A JP 9372895 A JP9372895 A JP 9372895A JP H08290368 A JPH08290368 A JP H08290368A
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JP
Japan
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screw
motor
tightening
rotation
tightening torque
Prior art date
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JP7093728A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kubota
好幸 久保田
Toshio Matsumoto
敏男 松本
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジ締付電動工具でネジ締付を行う場合に、
それぞれのネジに対する締付トルクを一定にすることを
目的とする。 【構成】 上記目的を達成するネジ締付電動工具の締付
トルク調節回路は、回転部RGの回転数を検出する回転
検出部6と、ネジ締付のほぼ終了状態で回転部RGの回
転数が所定値まで低下したタイミングから設定時限後に
モ−タ4を停止させるように駆動部8を制御するワンシ
ョットマルチバイブレ−タIC2を有するタイマ部7と
を備えた構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モ−タの駆動により締
付トルクを発生させ、ネジ締付を行うインパクトレンチ
等の電動工具の締付トルク調節回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インパクトレンチ等の電動工具でネジ締
めを行う場合、それぞれの被締付ネジに対する締付トル
クを一定に保つことが、製品等の品質の確保のために極
めて重要である。そのため、従来は、それぞれの被締付
ネジに対する締付開始から締付完了までの運転時間を一
定にすることにより、それぞれの被締付ネジの締付トル
クを一定にするという手段が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それぞれの被締付ネジ
に対する締付開始から締付完了までの電動工具の運転時
間を一定にすることにより、それぞれの被締付ネジの締
付トルクを一定にするという上記従来の手段は、それぞ
れの被締付ネジのネジ送りのかたさ、ネジ長さ等のバラ
ツキがある場合、それぞれの被締付ネジの締付トルクに
バラツキが生じるという問題がある。そこで本発明で
は、被締付ネジにおける締付がほぼ終了して回転部の回
転数が所定の回転数まで低下したタイミングから、一定
時限、締付動作を継続することにより、それぞれの被締
付ネジのネジ送りのかたさ、ネジ長さ等のバラツキがあ
る場合でも、それぞれの被締付ネジの締付トルクを一定
に保つことが出来るようにすることを解決すべき課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため、駆動部による駆動制御によりモ−タを駆
動して回転部を回転させ、ネジ締付を行う電動工具の締
付トルク調節回路を、前記回転部の回転数を検出する回
転検出部と、ネジ締付のほぼ終了状態で前記回転部の回
転数が所定値まで低下したタイミングから設定時限後に
前記モ−タの駆動を停止させるように前記駆動部を制御
するタイマ部とを備えた構成にすることである。
【0005】
【作用】請求項1の構成の締付トルク調節回路によれ
ば、インパクトレンチ等のネジ締付電動工具のスイッチ
がオンされ、モ−タが駆動されると、アンビル等の回転
部が回転されてネジに対する締付が行われ、ネジ締付の
ほぼ終了状態で回転部の回転数が所定値まで低下すると
タイマ部はそのタイミングから設定時限後にモ−タの駆
動を停止させるように駆動部を制御する。
【0006】また、請求項2の構成の締付トルク調節回
路によれば、モ−タを逆転してネジを緩めるような場合
に、タイマ動作無効制御部により、タイマ部の動作が無
効にされるため、ネジ締付電動工具の使い勝手が良くな
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はインパクトレンチ等のネジ締付電動工具の
締付トルク調節回路であり、図2は、締付トルク調節回
路の各ポイントA〜Jにおけるタイミングチャ−トであ
る。図1において、電動工具には12ボルトのバッテリ
1が内蔵されており、バッテリ1にはスイッチ10A,
10Bが接続されている。このスイッチ10A,10B
には、バッテリ1からモ−タ4に対して正回転、逆回転
用の駆動電力を供給する主回路3が接続されている。ま
た、バッテリ1から電源部5には直接、12ボルトの電
源電圧が印加されている。上記スイッチ10A,10B
は、モ−タ4を正回転させるとき、モ−タ4を逆回転さ
せるとき、及びモ−タ4に対する駆動電力の供給を停止
するとき、それぞれの接点a,bが次のように切替接続
される。
【0008】モ−タ4を正回転させるとき、スイッチ1
0A、スイッチ10B共、接点a側に接続される。ま
た、モ−タ4を逆回転させるとき、スイッチ10A、ス
イッチ10B共、接点b側に接続される。また、モ−タ
4に対する駆動電力の供給を停止するとき、即ち、後述
するメインスイッチ2(図3参照)がオフの停止状態で
はスイッチ10Aは、接点b側に接続され、スイッチ1
0Bは接点a側に接続される。尚、スイッチ10A、ス
イッチ10Bは、後述の切替スイッチ10(図3参照)
の切替操作により接点a,bが設定される。
【0009】主回路3には、モ−タ4が停止状態になっ
たときにモ−タ4をダイナミック制動するための制動ス
イッチ11が接続されている。この制動スイッチ11
は、リレ−x1の接点が用いられ、リレ−x1のコイル
に励磁電流が通電されたとき、モ−タ4は接点a側に接
続され、モ−タ4に駆動電流が通電される。一方、リレ
−x1のコイルに励磁電流が通電されないとき、モ−タ
4は接点b側に接続され、モ−タ4がダイナミック制動
される。
【0010】電源部5は、バッテリ1からの12ボルト
の電圧を、抵抗R1を介したツェナ−ダイオ−ドZD1
により定電圧化し、キャパシタC1にその定電圧を蓄電
したうえ、各回路部に供給する。
【0011】回転検出部6は、モ−タ4の回転に伴って
回転する回転部(図3に示したアンビル26を主とす
る)RGに取り付けられた磁石12のそれぞれが近接す
る毎に論理「H」信号を出力する回転センサIC1を設
けた構成になっている。従って、回転センサIC1は、
回転部RGが半回転する毎に論理「H」のパルス信号を
1個出力する(回転部RGが1回転する毎に論理「H」
のパルス信号を2個出力する)ようになっている。尚、
実際には、上記回転センサIC1は、オ−プンコレクタ
接点を内蔵しており、磁石12を検出する毎にオ−プン
コレクタがオフの状態になり、抵抗R2によりプルアッ
プされている出力端子が論理「H」になる一方、磁石1
2を検出しない状態では、オ−プンコレクタが閉じるた
め、同出力端子がア−スに導通されることから、論理
「L」になるが、説明の都合上、回転センサIC1は回
転部RGが半回転する毎に論理「H」のパルス信号を1
個出力すると、記載している。
【0012】タイマ部7は、トランジスタTR1、ワン
ショットマルチバイブレ−タIC2、4個の2入力ナン
ドゲ−トIC3〜IC6、抵抗R2〜R11、及びキャ
パシタC2〜C6などで構成されている。抵抗R2によ
りプルアップされた回転センサIC1の出力端子には抵
抗R3が接続されており、モ−タ4の回転による回転部
RGの回転に伴って回転センサIC1が論理「H」のパ
ルス信号を出力すると、抵抗R4を介した2入力ナンド
ゲ−トIC3の入力端子(ポイントF)は、図2のFに
示すように、そのパルス幅だけ論理「H」となる。
【0013】一方、前述のスイッチ10Aが正回転側に
設定されている状態で、バッテリ1からの12ボルトの
電圧が印加される抵抗5とア−ス間にはキャパシタC3
が接続され、このキャパシタC3にバッテリ1からの1
2ボルトの電圧が充電される。一方の端部がキャパシタ
C3に接続された抵抗R6の他方の端部は、NPN型の
トランジスタTR1のベ−スに接続されており、図2の
Aに示すように、キャパシタC3の充電電圧が閾値を越
えると、トランジスタTR1がオンにスイッチする。そ
の結果、ポイントBは図2のBに示すように論理「H」
から論理「L」となって、ポイントBに接続された2入
力ナンドゲ−トIC5の入力端子は論理「L」となり、
その出力端子は論理「L」から論理「H」に変化する。
そのため、2入力ナンドゲ−トIC6の一方の入力端子
(ポイントC)も、図2のCに示すように論理「L」か
ら論理「H」に変化する。
【0014】上記トランジスタTR1がオンにスイッチ
するのに伴い、キャパシタC4の充電電荷は抵抗R9と
トランジスタTR1を介して放電されるため、2入力ナ
ンドゲ−トIC6の他方の入力端子(ポイントD)に印
加される電圧が図2のDに示すように閾値より低下する
と、2入力ナンドゲ−トIC6の出力端子(ポイント
E)からは、図2のEに示すような、キャパシタC4と
抵抗R9の時定数に対応した時間幅の論理「L」信号が
出力される。
【0015】2入力ナンドゲ−トIC6の出力端子は、
2入力ナンドゲ−トIC4の一方の入力端子と接続さ
れ、この2入力ナンドゲ−トIC4の他方の入力端子
は、前述の2入力ナンドゲ−トIC3の出力端子(ポイ
ントG)と接続されている。従って、2入力ナンドゲ−
トIC4の出力端子からは、ポイントEとポイントGに
おける論理信号に基づいた論理信号が出力される。
【0016】2入力ナンドゲ−トIC4の出力端子は、
ワンショットマルチバイブレ−タIC2の入力端子(ポ
イントH)と接続されている。ワンショットマルチバイ
ブレ−タIC2は、2入力ナンドゲ−トIC4の出力端
子から出力される図2のHに示すようなパルス信号の立
ち上がりに同期して、キャパシタC5と抵抗R11の時
定数に基づく時間幅のパルス信号を出力端子(ポイント
I)から出力する。従って、2入力ナンドゲ−トIC4
の出力端子から出力されるパルス信号が、キャパシタC
5と抵抗R11の時定数に基づくパルス信号のパルス幅
より短い周期でワンショットマルチバイブレ−タIC2
の入力端子に入力されている限り、ワンショットマルチ
バイブレ−タIC2の出力端子から出力される信号は、
図2のIに示すように論理「H」となる。
【0017】ワンショットマルチバイブレ−タIC2の
出力端子から論理「H」信号が出力されると、この信号
は駆動部8を構成するダイオ−ドD2、抵抗R13を介
してNPN型のトランジスタTR2のベ−スに印加され
るため、トランジスタTR2はオンにスイッチングされ
る。その結果、前述のリレ−x1のコイルに励磁電流が
通電され、制動スイッチ11が接点a側に接続されるた
め、モ−タ4に正転駆動用の電流が通電される。
【0018】一方、ネジ締付電動工具によるネジ締付が
ほぼ終了してアンビル26(図3参照)の回転数が所定
速度以下に低下すると、2入力ナンドゲ−トIC4の出
力端子から出力されるパルス信号が、キャパシタC5と
抵抗R11の時定数に基づくパルス信号のパルス幅より
長い周期でワンショットマルチバイブレ−タIC2の入
力端子に入力される。そのため、ワンショットマルチバ
イブレ−タIC2の出力端子から出力される信号が論理
「H」から論理「L」となり、トランジスタTR2はオ
フの状態になる。その状態ではリレ−x1のコイルに励
磁電流が通電されなくなるため、制動スイッチ11は接
点b側に切り替えられ、モ−タ4に対する駆動電流の通
電が停止されるとともに、モ−タ4にダイナミック制動
が掛けられる。
【0019】以上のように、ネジ締付電動工具によるネ
ジ締付がほぼ終了してアンビル26の回転数が所定速度
以下に低下し、回転センサIC1から出力されるパルス
信号の出力間隔が長くなって、2入力ナンドゲ−トIC
4の出力端子から出力されるパルス信号の出力間隔が、
ワンショットマルチバイブレ−タIC2の出力パルス信
号のパルス幅より長くなると、ワンショットマルチバイ
ブレ−タIC2から出力されるパルス信号は論理「H」
から論理「L」となる。即ち、アンビル26の回転数が
所定速度以下になったとき、回転センサIC1から出力
される最後のパルス信号の立ち上がりに同期してワンシ
ョットマルチバイブレ−タIC2から出力されたパルス
信号の立ち下がりタイミングで、モ−タ4に対する駆動
電流の通電が停止されるため、ネジ締付のほぼ終了タイ
ミングからモ−タ4に対する駆動電流の通電停止タイミ
ングまでの時間が一定になり、それぞれのネジの締付ト
ルクが一定になる。更に、ワンショットマルチバイブレ
−タIC2から出力されるパルス信号が論理「L」であ
るため、2入力ナンドゲ−トIC3の出力Gは常に論理
「H」となり、回転検出部6からの出力信号をワンショ
ットマルチバイブレ−タIC2に伝えない。従って、一
旦、モ−タ4が停止したあと、外力でこの電動工具の回
転部RG(アンビル26)が回された場合でも、再度、
モ−タ4が起動することはない。そして、次のネジの締
付作業を開始するために後述のメインスイッチ2(図3
参照)をオンするまでモ−タ4は停止する。
【0020】従って、ワンショットマルチバイブレ−タ
IC2に接続されたキャパシタC5、抵抗R11の一
方、又は両方の値を変えることにより、ワンショットマ
ルチバイブレ−タIC2から出力されるパルス信号のパ
ルス幅を任意に変えることができるため、ネジ締付のほ
ぼ終了タイミングからモ−タ4に対する駆動電流の通電
停止タイミングまでの時間を自由に設定することができ
る。そのため、被締付ネジに応じた締付トルクを現場的
に調整するためには、抵抗R11を可変抵抗器に置き換
えれば良い。
【0021】次に、ネジを緩めるような作業をする場
合、切替スイッチ10(図3参照)を逆回転側に切替操
作すると、それぞれのスイッチ10A,10Bは、接点
b側に接続される。その結果、バッテリ1からモ−タ4
に対する駆動電流の通電方向が正回転と反対の方向にな
り、モ−タ4は逆転駆動される。この際、タイマ動作無
効制御部9を構成する抵抗R12に対してバッテリ1か
ら12ボルトのプラス電圧が印加されるため、この抵抗
R12に直列に接続されたダイオ−ドD3と抵抗R13
とを介してトランジスタTR2のベ−スに、同トランジ
スタTR2をオンにスイッチングする電圧が印加される
ことから、前述のタイマ部7の動作に無関係に前述のリ
レ−x1のコイルに励磁電流が通電され、制動スイッチ
11が接点a側に接続されるため、モ−タ4に逆回転駆
動用の電流が通電される。
【0022】図3は、ネジ締付電動工具Tの一部破断側
面図である。ネジ締付電動工具Tは、握り部21に前述
のバッテリ1を内蔵するとともに、握り部21の上部に
は前述のメインスイッチ2が取り付けられている。ま
た、前述の電源部5、回転検出部6、タイマ部7、駆動
部8及びタイマ動作無効制御部9などの電子回路が構成
されたプリント基板22が本体23後方部に内蔵されて
いる。
【0023】上記プリント基板22の前方には、前述の
モ−タ4が取り付けられており、モ−タ4の出力軸は減
速機24の入力部に接続されている。そして減速機24
の出力部は打撃機構部25と接続されており、更に、図
示していないドライバあるいはソケット等を装着するア
ンビル26が、打撃機構部25に接続されている。
【0024】上記アンビル26の軸には円板26Aが取
り付けられており、その円板26Aには、前述の2個の
磁石12が取り付けられている。この磁石12は、アン
ビル26の回転に伴って回転する。そして前述の回転セ
ンサIC1が磁石12の磁気を検知できる位置に固定さ
れている。
【0025】また、モ−タ4の正回転及び逆回転設定の
ための前述の切替スイッチ10は、メインスイッチ2の
近くに取り付けられており、押し込み操作により正転又
は逆転が設定される。
【0026】以上のように構成されたネジ締付電動工具
Tにより、ネジの締付をする場合、切替スイッチ10を
正転に切替えた状態で、メインスイッチ2をオンにする
と、前述のスイッチ10A,10Bの接点a,bが停止
接続の状態から正回転側に接続され、モ−タ4の始動と
ともにネジの締付が開始され、回転センサIC1から図
2のFに示すようなパルス信号が出力される。モ−タ4
は加速、定速、減速の過程を経てネジ締付が行われてい
る状態では、前述のワンショットマルチバイブレ−タI
C2から出力される信号は図2のIに示すように論理
「H」の信号が出力されるが、ネジ締付のほぼ終了状態
で最後のパルス信号が回転センサIC1から出力される
と、前述したように、ワンショットマルチバイブレ−タ
IC2から出力される信号は論理「H」から論理「L」
に変化する。即ち、ネジ締付のほぼ終了状態で最後のパ
ルス信号が回転センサIC1から出力されると、そのパ
ルス信号の立ち上がりタイミングからワンショットマル
チバイブレ−タIC2の出力信号が論理「L」に変化す
るまでのタイミングは一定時間になるため、ネジ締付ト
ルクを一定にすることができる。一方、モ−タ4の逆転
時には、一般にネジを緩めるための作業となるため、前
述したように上記ネジ締付トルク一定保持制御が解除さ
れる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の構成の締付トルク調節回路に
よれば、インパクトレンチ等の電動工具のモ−タが駆動
されて、被締付ネジに対する締付が行われ、ネジ締付の
ほぼ終了状態で回転部の回転数が所定回転数まで低下す
ると、タイマ部は設定時限後、停止信号を出力し、駆動
部はモ−タの回転を停止させるため、ネジ締付のほぼ終
了状態から所定時間、ネジ締付が継続されることから、
それぞれのネジに対する締付トルクを一定に保つことが
出来るという効果がある。
【0028】また、請求項2の構成の締付トルク調節回
路によれば、タイマ動作無効制御部により、モ−タの逆
転時にはタイマ部の動作が無効にされるため、ネジの緩
め作業等を円滑に進めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付トルク調節回路図である。
【図2】締付トルク調節回路のタイミングチャ−ト図で
ある。
【図3】ネジ締付電動工具の一部破断側面図である。
【符号の説明】 1 バッテリ 4 モ−タ 5 電源部 6 回転検出部 7 タイマ部 8 駆動部 9 タイマ動作無効制御部 10 切替スイッチ 10A スイッチ 10B スイッチ 12 磁石 IC1 回転センサ IC2 ワンショットマルチバイブレ−タ RG 回転部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部による駆動制御によりモ−タを駆
    動して回転部を回転させ、ネジ締付を行う電動工具の締
    付トルク調節回路であって、前記回転部の回転数を検出
    する回転検出部と、ネジ締付のほぼ終了状態で前記回転
    部の回転数が所定値まで低下したタイミングから設定時
    限後に前記モ−タの駆動を停止させるように前記駆動部
    を制御するタイマ部とを備えたことを特徴とする締付ト
    ルク調節回路。
  2. 【請求項2】 モ−タの逆回転時にタイマ部の動作を無
    効にするタイマ動作無効制御部を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の締付トルク調節回路。
JP7093728A 1995-04-19 1995-04-19 締付トルク調節回路 Pending JPH08290368A (ja)

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