JPH08290103A - 塗装外壁パネルの製造方法 - Google Patents

塗装外壁パネルの製造方法

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JPH08290103A
JPH08290103A JP10098395A JP10098395A JPH08290103A JP H08290103 A JPH08290103 A JP H08290103A JP 10098395 A JP10098395 A JP 10098395A JP 10098395 A JP10098395 A JP 10098395A JP H08290103 A JPH08290103 A JP H08290103A
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JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
paint
panel
side face
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP10098395A
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English (en)
Inventor
Osamu Asano
治 浅野
Kenichi Morikawa
賢一 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外壁パネル1の表面に塗料を塗布した後、こ
の外壁パネル1の側面に圧縮空気と微細水滴の混合物を
吹き付けて、側面に付着した塗料を洗い流す。 【効果】 未だ塗布して充分硬化してない側面に付着し
ている塗料を圧縮空気と微細な水滴の混合物によって洗
い流すから、側面に殆ど塗料が付着してない外壁パネル
が製造できる。従って、この塗装外壁パネルを建物に取
り付けた後、塗装外壁パネル1と隣の外壁パネル1との
間にシール材を挿入すると、シール材と外壁パネル1の
側面とが密着して雨水が洩れないので価値ある発明であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装外壁パネルの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土等を水で捏ねて、これを建物の
外壁部分に塗り付けて外壁としていたが、水で捏ねた外
壁部分が乾燥するまで次の工程が出来ないので、施工期
間が長くなるという問題があるし、この水で捏ねたもの
を外壁部分に塗り付けるには熟練した人が必要である等
の問題があるから、最近では、工場で、外壁パネルを製
造し、この外壁パネルを施工現場で取り付ける工法が多
く用いられている。この工法に使用する外壁パネルとし
ては、種々知られている。例えば、実公昭50−705
3号公報には、芯材の両面に板体が取り付けられている
パネルが記載されている。
【0003】この外壁パネルを外壁として使用するとき
には、外観をよくするために表面を塗装することが行わ
れている。特公平1−50468号公報には、かかる外
壁の塗装する一方法が記載されている。即ち、この公報
記載にも記載されているように、外壁の塗装方法として
は、スプレーの先端から外壁表面に塗料を吹き付けて塗
装するスプレー塗装、膜状にして塗料を外壁表面に落下
させて塗装するフロートコート、塗料が付着したロール
を外壁表面に接触させて塗装するロールコート等があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、外壁パネルは
これを建物の外壁部分に取り付けて使用するのである
が、多くの場合、この取り付けた外壁パネルの間から雨
水が洩れないように、外壁パネルと外壁パネルとの間に
ゴム弾性を有するシール材を挿入している。しかし、上
記外壁パネルの表面を公知の塗装方法、例えば、上記公
報に記載されている塗装方法で塗装すると、塗料が側面
に付着する。そして、この側面に付着する量が部分的に
多くなったり少なくなったりして凹凸が生ずる結果、側
面にシール材が水密に密着し難い。従って、この外壁パ
ネルと外壁パネルとの間から雨水が洩れるという問題が
発生する。そこで、本発明の目的は、外壁パネルの端面
に塗料が殆ど付着しない塗装外壁パネルの製造の製造方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、外壁パネルの表面に塗料を塗布した後、この外壁パ
ネルの側面に圧縮空気と微細水滴の混合物を吹き付け
て、側面に付着した塗料を洗い流すものである。
【0006】又、請求項2記載の発明は、外壁パネルの
表面を上にしてコンベアーで搬送している間に、この外
壁パネルの表面に塗料を塗布し、このコンベアーの上に
載っている外壁パネルの位置を検出し、この検出した結
果に基づいて洗浄装置を自動的に最適位置に移動させた
後、側面に付着した塗料を洗浄するものである。
【0007】請求項1記載の発明では外壁パネルの側面
に圧縮空気と微細水滴の混合物を吹きつけるのである
が、このように圧縮空気と微細水滴の混合物を吹き付け
る方法は適宜でよい。例えば、ホースの先端にノズルを
取り付け、このノズルを手で持って外壁パネルの側面に
向け、このノズルの先端から圧縮空気と微細水滴の混合
物を吹き付けてもよいし、コンベアーで搬送されている
外壁パネルの側面から所定距離だけ離れた最適位置にこ
のノズルを取り付けて、このノズルの先端から外壁パネ
ルの側面に圧縮空気と微細水滴の混合物を吹き付けても
よい。
【0008】しかし、通常、建物の外壁部分は種々な形
状になっているから、この建物の外壁部分に取り付けら
れる外壁パネルとしては、種々異なる大きさのものがあ
る。しかも、外壁パネルの側面に吹き付けるノズルの先
端と外壁パネルの側面との間の距離は離れ過ぎると塗料
を洗い流すことができず、又、近すぎると、外壁パネル
の側面がノズルの先端に衝突するから、上記のように大
きさの異なる外壁パネルの場合には、ノズルを固定して
いると不都合である。かかる場合には、請求項2記載の
発明のように、このコンベアーの上に載っている外壁パ
ネルの位置を検出し、この検出した結果に基づいて洗浄
ノズルを自動的に最適位置に移動させ、この洗浄ノズル
から外壁パネルの側面に圧縮空気と微細水滴の混合物を
吹き付けることが好ましい。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明は、外壁パネルの表面に塗
料を塗布した後、この外壁パネルの側面に圧縮空気と微
細水滴の混合物を吹き付ける。すると、塗装時に側面に
付着した塗料は、未だ塗装して充分硬化してないから、
この側面に吹き付けられた圧縮空気と微細水滴の混合物
によって洗い流される。従って、この方法では側面には
殆ど塗料が付着してない外壁パネルが製造できる。
【0010】請求項2記載の発明では、外壁パネルの表
面を上にしてコンベアーで搬送している間に、この外壁
パネルの表面に塗料を塗布し、このコンベアーの上に載
っている外壁パネルの位置を検出し、この検出した結果
に基づいて洗浄ノズルを自動的に最適位置に移動させた
後、この洗浄ノズルから外壁パネルの側面に圧縮空気と
微細水滴の混合物を吹き付けるから、種々な大きさの異
なる外壁パネルをコンベアーで搬送している間に洗浄ノ
ズルが自動的に最適位置に移動して、この外壁パネルの
側面に付着している塗料を洗い流す。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明塗装外壁パネルの製造方法の一実施例を示す説明図
である。
【0012】図において、1は塗装装置であり、この塗
装装置1は塗料溜11とロールコンベアー12と塗料受
け13とからなる。そして、塗料溜11には入口15か
ら塗料が一定速度で入り、塗料溜11の側縁16から膜
状に流れ出てロールコンベアー12の下側にある塗料受
け13に流れ落ち、出口14から出て行くようになって
いる。2はロールコンベアーであり、このロールコンベ
アー2は塗装装置1の前後に据え付けられている。
【0013】3は外壁パネルがあり、この外壁パネル3
はロールコンベアー2の上に表面を上にして載せられ
る。すると、ロールコンベアー2は図示されない駆動装
置で回転していて、このロールコンベアー2に載せられ
た外壁パネル3が、図の左から右に移動するようになっ
ている。又、この外壁パネル3は図示しないガイドによ
って、上方に設けられているストッパーに押し付けられ
て、ガイドロール2上を図の上側の一定位置に沿って移
動するようになっている。従って、外壁パネル3の大き
さがことなっていても、外壁パネル3の上側の位置は一
定となる。
【0014】4はロールコンベアー12の上方に設けら
れた検出装置であって、この検出装置4はパネル検出用
光電スイッチ41と、パネル幅検出用光電スイッチ42
と、レール43とからなる。そして、ロールコンベアー
12に載せられて外壁パネル3が検出装置4の下を通過
すると、パネル検出用光電スイッチ41が働き、パネル
幅検出用光電スイッチ42がレール43に沿って移動
し、このパネル幅検出用光電スイッチ42がロールコン
ベアー12に載せられた外壁パネル3の端部の上方で停
止するようになっている。即ち、このパネル幅検出用光
電スイッチ42の止まった位置により外壁パネル3の幅
が検出できるのである。
【0015】5はノズルであり、このノズル5は固定ノ
ズル51と、移動ノズル52と、レール53とからな
り、この固定ノズル51と移動ノズル52の先端から図
示されてない供給装置により圧縮空気と微細水滴の混合
物が吹き出すようになっている。固定ノズル51は、一
定位置に沿って移動する外壁パネル3の上方の側面に圧
縮空気と微細水滴の混合物を吹き付けるのに最も適した
位置に固定されている。又、移動ノズル52は、外壁パ
ネル幅検出光電スイッチ42で外壁パネル3の幅を検出
し、この検出した結果に基づいて、外壁パネル3の図の
下方の側面に圧縮空気と微細水滴の混合物を吹き付ける
のに適した位置に、ロール53に沿って移動するように
なっている。
【0016】次に、この塗装外壁パネルの製造方法につ
いて説明する。ロールコンベアー2の上に外壁パネル3
を載せると、この外壁パネル3は図示されないガイドと
ストッパーによってロールコンベアー2の上を一定位置
に沿って移動する。この外壁パネル3が検出装置4の下
を通過すると、パネル検出用光電スイッチ41がこの外
壁パネル3を感知し、パネル幅検出用光電スイッチ42
がレール43に沿って移動し、外壁パネル3の幅を検出
する。
【0017】すると、この外壁パネル3の幅の検出に基
づいて移動ノズル52が外壁パネル3の側面を洗い出す
のに最も適した位置に自動的に移動する。この外壁パネ
ル3が塗装装置1の中を通過すると、上方の塗料溜11
から膜状になって落下する塗料の中を通過することによ
って塗料が外壁パネル3の表面に一様に塗布される。更
に、余った塗料が外壁パネルの側面に沿って流れ落ち
て、この外壁パネル3の側面に塗料が付着する。
【0018】次に、この外壁パネル3が固定ノズル51
と移動ノズル52の間を通過するときに、この固定ノズ
ル51と移動ノズル52から、この外壁パネル3の両側
の端面に圧縮空気と微細水滴の混合物で吹き付けられ
て、この外壁パネル3の側面に付着している塗料が洗い
流れれる。このように、移動ノズル52が外壁パネル3
の大きさによって移動するようになっているから、大き
さの異なる外壁パネル3の側面に圧縮空気と微細水滴の
混合物を良好に吹き付けることができる。このようにし
て側面に付着している塗料が洗い流された外壁パネル3
はロールコンベアー2で図示されてない乾燥装置に移動
して、塗料が乾燥される。すると、側面に塗料が付着さ
れてない塗装外壁パネルが製造できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、外壁パネルの表
面に塗料を塗布した後、この外壁パネルの側面に圧縮空
気と微細水滴の混合物を吹き付けるから、未だ塗装して
充分硬化してない側面に付着している塗料は、この側面
に吹き付けられた圧縮空気と微細水滴の混合物によって
洗い流される。このように、この方法では側面には殆ど
塗料が付着してない外壁パネルが製造できるので、この
外壁パネルを建物に取り付け、外壁パネルと隣の外壁パ
ネルとの間にシール材を挿入すると、外壁パネルとシー
ル材とが密着して雨水が洩れない建物とすることができ
る。
【0020】請求項2記載の発明では、外壁パネルをコ
ンベアーで搬送している間に、この外壁パネルの表面に
塗料を塗布し、このコンベアーの上に載っている外壁パ
ネルの位置を検出し、この検出した結果に基づいて洗浄
装置を自動的に最適位置に移動させた後、側面に付着し
た塗料を洗浄するから、種々な大きさの異なる外壁パネ
ルの側面に付着している塗料を洗い流すことができ便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塗装外壁パネルの製造方法の一実施例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 塗装装置 2 コンベアー(ロールコンベアー) 3 外壁パネル 4 検出装置 5 ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁パネルの表面に塗料を塗布した後、
    この外壁パネルの側面に圧縮空気と微細水滴の混合物を
    吹き付けて、側面に付着した塗料を洗い流すことを特徴
    とする塗装外壁パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 外壁パネルの表面を上にしてコンベアー
    で搬送している間に、この外壁パネルの表面に塗料を塗
    布し、このコンベアーの上に載っている外壁パネルの位
    置を検出し、この検出した結果に基づいて洗浄装置を自
    動的に最適位置に移動させた後、側面に付着した塗料を
    洗浄することを特徴とする塗装外壁パネルの製造方法。
JP10098395A 1995-04-25 1995-04-25 塗装外壁パネルの製造方法 Pending JPH08290103A (ja)

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