JPH08289861A - 電気掃除機及び電気掃除機用吸口部 - Google Patents

電気掃除機及び電気掃除機用吸口部

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JPH08289861A
JPH08289861A JP9648995A JP9648995A JPH08289861A JP H08289861 A JPH08289861 A JP H08289861A JP 9648995 A JP9648995 A JP 9648995A JP 9648995 A JP9648995 A JP 9648995A JP H08289861 A JPH08289861 A JP H08289861A
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JP
Japan
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vacuum cleaner
suction port
suction
hinge
electric vacuum
Prior art date
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Application number
JP9648995A
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English (en)
Inventor
Gen Nagai
玄 永井
Morio Ozawa
盛男 小澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無理な姿勢を強いることなく、吸口部を多様
に動かすことができる電気掃除機を提供する。 【構成】 塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気掃
除機本体101と、塵埃吸引口8を備えた吸口部1と、
前記吸口部1を移動するためのハンドル部103と、前
記電気掃除機本体100と吸口部1を連通する連通部
(吸引ホース102、接続管10、連結ホース7)と、
前記吸口部1と前記ハンドル部103に少なくとも水平
方向と垂直方向に回転可能に連結するヒンジ部4を電気
掃除機100に備える。 【効果】 手や腕にかかる負担を軽減して良好な作業姿
勢を得ることができるとともに、直進走行性や横方向へ
の移動及び方向転換もスムースに行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手や腕にかかる負担を
軽減して良好な作業姿勢を得ることができるとともに、
直進走行性や横方向への移動及び方向転換もスムースに
行うことができる電気掃除機及び電気掃除機用吸口部に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床用吸口部においては、特開昭5
9−211421号の公開公報に示されているように、
吸口部本体の後方部に取付けられる吸気通路を形成する
パイプを上下方向に回転可能に連結したものが提案され
ている。また、特開平2−84919号の公開公報で
は、吸口部本体の上部に取付けられる吸気通路を形成す
るパイプを水平方向に回転可能に連結する吸口部が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の従来例で
は、吸口部本体と、この吸口部本体の後方部に取付けら
れるパイプとが、上下方向に回転可能に取付けられるた
め、パイプの上下方向への動き(角度)が良好と成り、
進行方向に対して前後の動きには対応できる。しかし、
この従来例では、吸口部を方向転換する際、例えば、吸
口部が壁面に当って回転しようとするときには吸口部を
持ち上げたりしなければならず、連続した清掃作業が困
難であった。
【0004】一方、前記第2の従来例では、吸口部本体
と、この吸口部本体の上部中央に取付けられるパイプと
が、水平方向に回転可能に取付けられるため、パイプの
水平方向への回転の動き(角度)が良好と成り、吸口部
が壁面に当って回転しようとするときの方向転換が容易
となる。しかし、この従来例では、吸い込み口と床面を
密着させるためには、常に床面とパイプの角度を一定に
しなければならないため、無理な姿勢を強いられたり、
清掃範囲を狭くしていた。
【0005】本発明は、前記の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は無理な姿勢を強いるこ
となく、吸口部を多様に動かすことができる電気掃除機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明では、塵埃を吸い込むための送風機を備
えた電気掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、
前記吸口部を移動するためのハンドル部と、前記電気掃
除機本体と吸口部を連通する連通部と、前記吸口部を前
記ハンドル部に少なくとも水平方向と垂直方向に回転可
能に連結するためのヒンジ部とを設ける。
【0007】また、他の発明では、塵埃を吸い込むため
の送風機を備えた電気掃除機本体と、塵埃吸引口を備え
た吸口部と、一端を前記掃除機本体と取付けられて連通
する柔軟性のある吸引ホースと、前記吸引ホースの他の
一端に取付けられて連通する接続管と、前記接続管と前
記吸口部を連通する柔軟性のある連結ホースと、前記接
続管と前記吸口部を少なくとも水平方向と垂直方向に回
転可能に連結するヒンジ部と、前記接続管に設けられ、
前記接続管を介して前記吸口部を動かすためのハンドル
部とを設ける。
【0008】また、他の発明では、塵埃を吸い込むため
の送風機を備えた電気掃除機本体と、塵埃吸引口を備え
た吸口部と、前記掃除機本体と吸口部を連通する連通部
と、前記掃除機本体に吸口部を少なくとも水平方向と垂
直方向に回転可能に連結するヒンジ部と、前記掃除機本
体に取付けられるハンドル部を設ける。
【0009】また、他の発明では、塵埃を吸い込むため
の送風機を備えた電気掃除機本体と、塵埃吸引口を備え
た吸口部と、前記吸口部を移動するためのハンドル部
と、前記電気掃除機本体と吸口部を連通するとともに、
前記吸口部を前記ハンドル部に少なくとも水平方向と垂
直方向に回転可能に連結するための連通ヒンジ部とを設
ける。
【0010】また、他の発明では、塵埃を吸い込むため
の送風機を備えた電気掃除機本体と、塵埃吸引口を備え
た吸口部と、一端を前記掃除機本体と取付けられて連通
する柔軟性のある吸引ホースと、前記吸引ホースの他の
一端に取付けられて連通する接続管と、前記接続管と前
記吸口部を連通するとともに、少なくとも水平方向と垂
直方向に回転可能に連結する連通ヒンジ部と、前記接続
管に設けられ、前記接続管を介して前記吸口部を動かす
ためのハンドル部とを設ける。
【0011】また、他の発明では、塵埃を吸い込むため
の送風機を備えた電気掃除機本体と、塵埃吸引口を備え
た吸口部と、前記掃除機本体と吸口部を連通し、少なく
とも水平方向と垂直方向に回転自在に連結する連通ヒン
ジ部と、前記掃除機本体に取付けられるハンドル部とを
設ける。
【0012】また、他の発明では、塵埃吸引口を備えた
吸口部本体と、塵埃を吸い込むための送風機を備えた電
気掃除機本体と前記吸口部本体とを連通する連通部と、
前記吸口部本体を移動するためのハンドル部に少なくと
も水平方向と垂直方向に回転可能に連結するためのヒン
ジ部とを設ける。
【0013】また、他の発明では、塵埃吸引口を備えた
吸口部本体と、塵埃を吸い込むための送風機を備えた電
気掃除機本体と前記吸口部本体とを連通するとともに、
前記吸口部本体を移動するためのハンドル部に少なくと
も水平方向と垂直方向に回転可能に連結するための連通
ヒンジ部とを設ける。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、塵埃は塵埃吸引口を備え
た吸口部から連通部を介して電気掃除機本体に収集さ
れ、前記吸口部はヒンジ部を介して前記ハンドル部に少
なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結されるの
で、前記ハンドル部を介して前記吸口部を水平方向と垂
直方向に自在に動かすことができる。
【0015】また、他の発明によれば、塵埃は吸口部か
ら連結ホース、接続管、吸引ホースを介して電気掃除機
本体に収集され、前記吸口部はヒンジ部を介して前記接
続管に少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結
されるので、前記接続管に設けた前記ハンドル部を介し
て前記吸口部を水平方向と垂直方向に自在に動かすこと
ができる。
【0016】また、他の発明によれば、塵埃は吸口部か
ら連通部を介して電気掃除機本体に収集され、前記吸口
部はヒンジ部を介して前記掃除機本体に少なくとも水平
方向と垂直方向に回転可能に連結されるので、前記掃除
機本体に設けた前記ハンドル部を介して前記吸口部を水
平方向と垂直方向に自在に動かすことができる。
【0017】また、他の発明によれば、塵埃は塵埃吸引
口を備えた吸口部から連通ヒンジ部を介して電気掃除機
本体に収集され、連通ヒンジ部は、前記吸口部とハンド
ル部を少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結
するので、前記ハンドル部を介して前記吸口部を水平方
向と垂直方向に自在に動かすることができる。
【0018】また、他の発明によれば、塵埃は吸口部か
ら連通ヒンジ部、接続管、吸引ホースを介して電気掃除
機本体に収集され、前記吸口部は連通ヒンジ部を介して
前記接続管に少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能
に連結されるので、前記接続管に設けた前記ハンドル部
を介して前記吸口部を水平方向と垂直方向に自在に動か
すことができる。
【0019】また、他の発明によれば、塵埃は吸口部か
ら連通ヒンジ部を介して電気掃除機本体に収集され、前
記吸口部は連通ヒンジ部を介して前記掃除機本体に少な
くとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結されるの
で、前記掃除機本体に設けた前記ハンドル部を介して前
記吸口部を水平方向と垂直方向に自在に動かすことがで
きる。
【0020】また、他の発明によれば、塵埃は吸口部本
体から連通部を介して電気掃除機本体に収集され、前記
吸口部本体は、ヒンジ部を介して、少なくとも水平方向
と垂直方向に回転可能に連結されるので、前記ハンドル
部を介して吸口部を水平方向と垂直方向に自在に動かす
ことができる。
【0021】また、他の発明によれば、吸口部本体から
連通ヒンジ部を介して電気掃除機本体に収集され、前記
連通ヒンジ部は、前記吸口部本体とハンドル部を少なく
とも水平方向と垂直方向に回転可能に連結するので、前
記ハンドル部を介して吸口部を水平方向と垂直方向に自
在に動かすることができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図17を参照し
て説明する。なお、同一の部材、部位、矢印等は同一符
号を持って示し、重複した説明は省略する。
【0023】〔第1の実施例〕図1〜図8は本発明に係
る第1の実施例を示す電気掃除機であり、図1は背面方
向から見た吸口部の外観図、図2は吸口部の中央縦断面
図、図3は吸口部のヒンジ部要部外観図、図4は吸口部
のヒンジ部の断面図、図5は吸口部の自在車輪の説明
図、図6〜図8は使用状態図である。
【0024】先ず、図6において、本実施例に係る電気
掃除機100は、図示しない電動送風機を備えた電気掃
除機本体101と、該電気掃除機本体101に連通する
柔軟性のある吸引ホース102と、該吸引ホース102
の先端に取付けられるハンドル部103と、該ハンドル
部103に連結される延長管10と、該延長管10に取
付けられるで床面清掃用の吸口部1とから構成される。
前記吸口部1は、延長管10に対して水平方向と垂直方
向に回転可能に連結される構造を備えている。以下、こ
の吸口部1を図1〜図8を参照して詳細に説明する。
【0025】先ず、図1において、本実施例に係る吸口
部1の概略構造を説明する。図において、符号1で総括
的に示すのは吸口部であり、塵埃吸引口8(図2で図
示)を備えた本体ケース2と、前記本体ケース2と延長
管10とを連通させる接続継手3と、前記本体ケース2
と接続継手3を少なくとも水平方向と垂直方向に回転可
能に連結するヒンジ部4とから構成される。前記本体ケ
ース2は、横長扁平な形態を備え、塵埃吸引口8を備え
た床面との設置面に自在車輪9a、9bが配置されてい
る。接続継手3は延長管10に取付けられる接続部5
と、該接続部5とヒンジ部4を接続する支持体6と、前
記接続部5と本体ケース2とを連通する伸縮ホース7と
から構成される。ヒンジ部4は、本体ケース2の後方に
形成される段差部13の長手方向の中央に配置され、段
差部13の壁面に取付けられるヒンジ雌部17と、支持
体6の先端に形成される鍵型のヒンジ雄部18とから構
成される。鍵型のヒンジ雄部18は先端部にボール21
が形成され、該ボール21がヒンジ雌部17で保持され
ることにより、ヒンジ部4が水平方向と垂直方向に動作
する。
【0026】次に、図2において、本体ケース2の詳細
構造を説明する。本体ケース2は、上部をカバーする合
成樹脂性の上ケース11と、下部をカバーする合成樹脂
性の下ケース12とから構成される。本体ケース2は側
面からみて、前方が先細りのくさび形状としており、後
部上方にはヒンジ部4が取付けられる段差部13が形成
されている。本体ケース2の内部にはタービンブラシ1
4が配置される。このタービンブラシ14は、同軸上に
設けられた図示しないタービン羽により、電気掃除機本
体101の吸引力により回転し、下方の下ケース12に
開口される塵埃吸引口8から露出する床面をブラッシン
グして吸引効率を向上する。上ケース11には、伸縮ホ
ース7の一端が着脱自在に取付けられる開口部15が形
成される。16は伸縮ホース7の着脱を可能にするロッ
クスイッチである。下ケース12の前後両側には大小一
対の回転軸を自在に変えることができる自在車輪9a、
9bが配置されている。後方に取付けられる自在車輪9
bは大車輪であり、主に吸口部1や延長管10及び使用
者の負荷加重を支持する。一方、前方に取付けられる自
在車輪9aは、主に吸口部1の回転性能を向上させる。
【0027】接続部5は、一端5aを延長管10と着脱
自在に取付けられ、他端は2股に形成される。2股に形
成される接続部5の一端5bは支持体6と着脱自在に取
付けられ、延長管10と本体ケース2を構造的に連結支
持する。一方、2股に形成される接続部5の一端5cは
伸縮ホース7が一体に形成され、本体ケース2と延長管
10を連通する吸引通路22を形成する。矢印Aに示す
ように、床面にある塵埃は本体ケース2の底面に設けら
れた塵埃吸引口8から吸い込まれ、伸縮ホース7、接続
部5、延長管10を介して電気掃除機本体101に吸引
される。また、前記接続部5と支持体6は延長管10の
管軸上に取付けられ、ハンドル部を介して延長管10を
支持する使用者に吸口部1が中心位置にくるようにして
いる。また、支持体6を先細り形状に形成することによ
り、ヒンジ部4の動作範囲を確保するとともに、吸口部
1の大形の印象を軽減している。更に、伸縮ホース7と
支持体6を上下(前後)に配置しているため、ハンドル
部を介して延長管10を支持する使用者からみて、延長
管10と接続部5と伸縮ホース7が一直線となり、支持
体6を伸縮ホース7により隠すことができるから、吸口
部1の大形の印象をより軽減することができる。この
際、支持体6は先細り形状であるため、本体ケース2が
多少傾いても支持体6を隠蔽することができる。19は
接続部5の一端5aと延長管10を、20(図1にて図
示)は接続部5の一端5bと支持体6との着脱を可能に
するロックスイッチである。
【0028】次に、図3、図4において、ヒンジ部4の
構造を詳細に説明する。図3中、図aはヒンジ部4の要
部上面図、図bはヒンジ部4の要部側面図、図4中、図
aは図3のA−A’断面図、図bは同B−B’断面図で
ある。ヒンジ雄部18は、先端部を直角に屈折させた支
持体6の先端にボール21が形成されている。一方、ヒ
ンジ雌部17は、ボール21を支持する球体支持面23
と、該球体支持面23と連続して本体ケース2側に形成
される連結棒摺動面24とからなる鍵穴型のヒンジ受部
25が形成されている。球体支持面23の上部は30°
に開いたすり鉢状の傾斜面26を備えている。また、連
結棒摺動面24は長手方向を本体ケース2の長手方向と
直行する姿勢で形成される縦長穴であり、その大きさ
は、横幅を支持体6の先端と同じ横幅とし、奥行きは支
持体6の屈折部からボールまでの長さとほぼ同じになる
ように形成している。この構造をとるヒンジ部4の動き
を図4で説明する。先ず、図aにおいて、支持体6は、
球体支持面23とボール21の摺動により、水平方向の
回転動作と、ボール21の中心を回転軸とする垂直方向
の揺動動作を単独または同時に行うことができる。本実
施例では、球体支持面23の上部の傾斜面26を30°
に設定しているので、支持体6を垂直位置から30°ず
つ合計60°の揺動範囲で動かすことができる。また、
図bに示すように、ヒンジ部4は、支持体6を矢印B方
向、つまり本体ケース2の長手方向に直行する位置で支
持体6を引き上げることにより、連結棒を水平の位置か
ら垂直の位置までボール21の中心を回転軸として90
°回転させることができる。この際、支持体6は、水平
位置から30°まではすり鉢状の傾斜面26により回転
と揺動が自在であるが、30°から垂直位置までの間は
連結棒摺動面24により、回転が抑制され、矢印B方向
の一方向のみ動作させることができる。
【0029】また、本実施例では、回転ロック機構27
によりヒンジ部4を45°と90°の位置で動作を固定
することができる。回転ロック機構27は、支持体6の
屈折部近傍に配置される凹部27aと、凹部27aの回
転軌道の45°と90°の連結棒摺動面24に設けたリ
ブ27b、27cにより構成される。前記リブ27b、
27cは連結棒摺動面24を切り欠いて形成される板バ
ネ27ba、27caの先端に設けられている。この構
造により、支持体6は45°と90°の位置で板バネ2
7ba、27caの弾性によりリブ27b、27cと凹
部27aが勘合して、ヒンジ部4の動作が固定される。
なお、前記ヒンジ部4の固定の強さは、ヒンジ部4に連
結されるハンドル部103で矢印C方向にやや強めに動
かすと固定が解除されるように、板バネ27ba、27
caの弾性及びリブ27b、27cと凹部27aの大き
さを設定するようにする。
【0030】次に、図5において、大小一対の自在車輪
9a、9bの構造を説明する。図中、図aは自在車輪9
a、9bの外観図、図bは断面図を示している。自在車
輪9a、9bは、ソフト材でできたゴムローラー28
と、ゴムローラー28を支持するシャフト29と、シャ
フト29を両側から支持する支持体30と、支持体30
を固定する円形のベース部31と、ベース部31を支持
する回転軸部32とから構成される。そして自在車輪9
a、9bは、下ケース12の所定の位置に形成される円
形の凹部33に回転軸部を介して360°回転自在に取
り付けられる。この際、凹部33の深さはゴムローラー
28が下ケース12から露出するような大きさとする。
また、下ケース12と支持体30及びベース部31の接
する面には、潤滑性の良いプレート34が設けられ、円
滑に回転できるようにしている。
【0031】次に、図6をもとに本実施例に係る電気掃
除機100の操作を説明する。先ず、本実施例に係る電
気掃除機100では、使用者は立ち姿勢でハンドル部1
03を保持することにより、延長管10を介して吸口部
1を操作して床面の掃除を行うことができる。この際、
ホース102を介してハンドル部103に連結される電
気掃除機本体101には一対の大車輪と1個の自在車輪
が備えられているので、移動しながら清掃を行うことが
できる。一般に、日本女性の平均身長は157センチで
あるが、この使用者が自然にハンドル部103を持った
状態で、延長管10を介し吸口部1を前後させて掃除を
しようとした場合には、ハンドル部103と床面との垂
直方向の距離が78センチ以下であれば手や腕に負担を
かけることなく掃除をすることができる。その角度は垂
直方向に45°とする使用者の最も操作される動作範囲
に設定され、45°以上であれば逆に手や腕に負担をか
けることになる。そこで、本実施例では、延長管10の
角度が45°となるように延長管10の長さを設定して
いる。
【0032】さて、本実施例では、延長管10の角度が
45°の状態で、ヒンジ部4が回転ロック機構27によ
り固定されるので、延長管10を介して吸口部1を前後
させる広い床面の清掃作業が楽な姿勢で行える。一方、
床面のコーナや隅の掃除やテーブル等の狭い空間を清掃
する場合には、ハンドル部103を軽く矢印C方向に下
げることでヒンジ部4のロックを解除して本体ケース2
を回転自在にすることができる。つまり、ハンドル部1
03を軽く下げることにより、ハンドル部103に連結
される延長管10を介して支持体6を固定していた回転
ロック機構27が解除される。更に、支持体6の回転角
度をすり鉢状の傾斜面26の傾斜角度30°より小さく
なるまでハンドル部103を矢印C方向に下げると、支
持体6は連結棒摺動面24の一方向の抑制が解除される
ので、図3の矢印Eに示すように、少なくとも水平方向
に180度の範囲で本体ケース2の回転を自由に行うこ
とができる。このため、図7図aに示すように、使用者
は、作業姿勢を大きく変えることなく、ハンドル部10
3を軽く下げるだけで本体ケース2を壁面に沿って回転
させながら移動させることができる。この際、本体ケー
ス2の下面に設けた自在車輪9a、9bは、本体ケース
2の姿勢に関係なく、ハンドル部103の動きに対応し
て車軸方向を変更するから、本体ケース2の動きをスム
ーズにすることができる。また、一般に、使用者はテー
ブル下方や狭い空間の清掃作業では作業姿勢を低くくし
て行っている。したがって、狭い空間の清掃作業に先立
ってハンドル部103を下げる操作は清掃作業のスムー
ズな動きに合った操作である。更に、図7図bに示すよ
うに、本実施例では、すり鉢状の傾斜面26を設けたこ
とにより、左右方向に30°の範囲でハンドル部103
を傾けることもできる。このため、狭い空間等の清掃作
業でハンドル部103をひねりながら清掃操作を行うこ
とができるので、ハンドル部103の保持姿勢を良好に
することができる。このように、本実施例によれば、通
常の床面での清掃では、床面のコーナや隅の掃除やテー
ブル等の狭い空間の清掃性を向上させることができる。
【0033】また、図6において、本実施例では、45
°の姿勢からハンドル部103を矢印D方向に引き上げ
ることでもヒンジ部4のロック状態を解除することがで
きる。この状態では、支持体6が連結棒摺動面24によ
り一方向だけの動きに制限されるため、ハンドル部10
3を前後方向に移動させる操作では、本体ケース2の長
手方向を左右に固定したまま、本体ケース2の底面を床
面に常に接触させることができる。また、本実施例で
は、ハンドル部103を更に引き上げて支持体6の回転
角度を直角にした位置でヒンジ部4をロック状態にでき
る。このため、収納時に、本体ケース2と延長管10と
ハンドル部103を上下に配置した立ち姿勢で安定させ
ることができるから、収納性を向上させることができ
る。
【0034】また、図8に示すように、本実施例の吸口
部1は、ロックスイッチ16、20を介して、支持体6
とヒンジ部4を備えた本体ケース2と、伸縮ホース7を
備えた接続部5に2分割することができる。このため分
解しての収納や梱包が容易となる。
【0035】以上述べたように、本実施例によれば、最
も頻繁に使用される延長管10が床面と45°の角度を
なす姿勢では直進走行性に優れ、かつ安定した清掃姿勢
がとれる一方、ロック状態を解除してハンドル部103
を下方にした姿勢では、横方向への移動及び方向転換も
スムースに容易に動かすことができるから、掃除作業を
連続して行なうことができる。更に、ハンドル部103
を本体ケース2の上方においた姿勢で収納時の安定姿勢
を得ることができる。
【0036】〔第1の実施例の応用例〕図9〜図11は
前記第1の実施例の応用例を示したものであり、図9は
ヒンジ部の他の応用例の断面図、図10はヒンジ部の他
の応用例の平面図と断面図、図11はヒンジ部の他の応
用例の断面図である。
【0037】図9において、前記実施例では、球体支持
面23の上部に30°に開いたすり鉢状の傾斜面26を
備えたが、この実施例に係るヒンジ部35は傾斜面26
を傾斜角度をなくして、球体支持面23の上部に更に連
結棒摺動面24を連続形成したものである。この実施例
によれば、図4で説明した支持体6の垂直方向の揺動動
作が前記球体支持面23の上部に設けた連結棒摺動面2
4によって抑制される。このため、支持体6は、水平状
態では回転のみ可能であり、水平状態から垂直状態では
図4で示した矢印B方向の一方向だけ支持体6を動かす
ことができる。図10において、前記図3、4で示した
ヒンジ部4では、本体ケース2を回転させた状態で支持
体6を引き上げると傾斜面26に支持体6の屈折部がぶ
つかり30°以上引き上げることができないが、この実
施例に係るヒンジ部36は連結棒摺動面24側の傾斜面
26をゆるやかに連結棒摺動面24に連続させたもので
ある。この実施例のヒンジ部36によれば、傾斜面26
にぶつかった屈折部は連結棒摺動面24に連続する傾斜
面26により連結棒摺動面24に導かれるので、回転し
た本体ケース2をもとの水平状態に戻しやすくすること
ができる。
【0038】図11において、前記図3、4で示したヒ
ンジ部4では、支持体6を下方に引き下げる動作で回転
と揺動の動きを得る構造としたが、この実施例に係るヒ
ンジ部37では、例えば、本体ケース2が壁面にあたる
等して得られる力を利用して回転と揺動の動きを得るも
のである。
【0039】図において、先端部を直角に屈折させた支
持体6の先端にボール21が形成されている。一方、ヒ
ンジ受部25は、トラック状の球体支持面38と、球体
支持面38の上方の本体ケース2側に形成される傾斜角
30°の傾斜面39と、球体支持面38の上方の本体ケ
ース2と反対側に形成される連結棒摺動面40とから構
成される。そして、本体ケース2側の球体支持面38に
は、ボール21を常に本体ケース2と反対側に押し出そ
うとするバネ41を備えた支持棒42が配置されてい
る。さて、本実施例では、図aに示すように、前記支持
棒42によりボール21が常に球体支持面38の本体ケ
ース2と反対側に位置している。この状態では、支持体
6は、連結棒摺動面40により、回転が阻止され、矢印
B方向で示す引き上げ、または引き下げる方向にしか動
作することができない。一方、本体ケース2が壁面にあ
たり、ハンドル部103を介して支持体6を押すと、支
持体6に取付けられたボール21は支持棒42を押し
て、図aの状態から図bに示すように、ボール21が球
体支持面38の本体ケース2側に移動する。この状態で
は、支持体6は連結棒摺動面40からの制約を受けない
ので回転及び垂直方向の揺動動作を行うことができる。
なお、この実施例では、傾斜面39を30°とし、更に
支持体6を15°上方に屈折させることにより、延長管
10と床面との角度を良好な45°にしている。また、
回転と揺動を得る力の度合いは、バネ41の力を調節し
て任意に設定する。ここで、図bで示す状態は、本体ケ
ース2が受ける力を取り除き、本体ケース2の長手方向
を左右にすることにより、図aに示す状態にすることが
できる。このように、本実施例によれば、通常の床面の
掃除においては、常に本体ケース2を左右にする姿勢に
固定され、ハンドル部103を上下しても、本体ケース
の下面を床面に接触させることができるので直進性に優
れた清掃姿勢を得ることができる。一方、本体ケース2
に力が加えられると、本体ケース2の回転が可能とな
り、更にハンドル部103のひねり動作や上下動も可能
となるので、横方向への移動及び方向転換もスムースに
容易に動かすことができ、しかも、掃除作業を連続して
行なうことができる。
【0040】〔第2の実施例〕図12〜図16は本発明
に係る第2の実施例を示す吸口部を示すものであり、図
12は吸口部の中央縦断面図、図13はヒンジ部の外観
図、図14はヒンジ部の水平断面図、図15はヒンジ部
の縦断面図、図16は自在車輪の動作概念図である。
【0041】先ず、図12において、本実施例に係る吸
口部の概略構造を説明する。なお、本実施例に係る吸口
部は図6で説明した掃除機100に使用される。
【0042】図において、先ず、符号43で総括的に示
すのは吸口部であり、塵埃吸引口8を備えた本体ケース
44と、前記本体ケース44と延長管10とを連通させ
る接続継手45と、前記本体ケース44と接続継手45
を少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結する
ヒンジ部46とから構成される。前記本体ケース44
は、横長扁平な形態を備え、塵埃吸引口8を備えた床面
との設置面に昇降機構59(図16で図示)を備えた自
在車輪47a、47bが配置されている。ヒンジ部46
は、連通部48と、該連通部48の上下に配置される第
1の可動部49と第2の可動部50とから構成される。
第1の可動部49は、連通部48と本体ケース44の水
平方向の回転を可能とし、第2の可動部50は連通部4
8と接続継手45の垂直方向の回転を可能にする。そし
て、前記ヒンジ部46は、本体ケース44と接続継手4
5を連通させ吸引通路22を形成する。このため、矢印
Aに示すように、床面にある塵埃は本体ケース44の底
面に設けられた塵埃吸引口8から吸い込まれ、タービン
ブラシ14、エアータービン51、第1の可動部49、
連通部48、第2の可動部50、接続継手45、延長管
10を介して電気掃除機本体101に吸引される。ま
た、前記ヒンジ部46は、本体ケース44と接続継手4
5を少なくとも水平方向と垂直方向の回転を可能にす
る。
【0043】次に、図13〜図15を参照してヒンジ部
46を詳細に説明する。図13、図14において、連通
部48は筒状の形態をしており、その下部周囲に形成さ
れる凸リング52a、52bで本体ケース44の段差部
13に形成される円形の接続穴53を挾むことで連通部
48が本体ケース44に回転可能に取付けられる。つま
り、前記凸リング52a、52bと接続穴53で第1の
可動部49を構成する。また、連通部48の上部は、両
側に回転軸穴54を備えた支持体55が形成され、該支
持体55の間に回転軸56を備えた接続継手45の一端
が前記回転軸54、56を中心に回転自在に取付けられ
る。つまり、回転軸穴54と回転軸56と支持体55で
第2の可動部50を構成する。また、本実施例では、図
示しないが、支持体55と接続継手45が接する摺動面
57に、図4で説明した回転ロック機構27と同様なも
のを設け、接続継手45が水平状態から45°と90°
に引き上げた状態で第2の可動部50の回転を固定する
ようにしている。
【0044】さて、本実施例では、第1の可動部49に
より、本体ケース44の長手方向に直行する位置を基準
に左右90°ずつ合計180°回転可能にしている。ま
た、第2の可動部50により、接続継手45と延長管1
0を介して取付けられる図示しないハンドル部103を
水平位置から垂直位置までの90°の動作範囲で引き上
げたり引き下したりすることができる。更に、ハンドル
部103は45°と90°の位置で回転を固定すること
ができる。
【0045】また、図15において、接続継手45の第
2の可動部50の端部には開口部58が形成され、該開
口部58は接続継手45が水平な位置から直角の位置ま
での範囲で連通部48と接続継手45を連通するように
形成している。図aは接続継手45が45°の状態を示
し、図bは接続継手45が水平な状態を示している。な
お、本実施例では、最も使用頻度のある接続継手45が
45°の状態で連通部48と接続継手45を連通の程度
(開口率)を最大になるようにしている。
【0046】次に、図16において、昇降機構59を備
えた自在車輪47a、47bを詳細に説明する。図にお
いて、自在車輪47a、47bは、ゴムローラー28
と、ゴムローラー28を支持するシャフト29と、シャ
フト29を両側から支持する支持体30と、支持体30
を固定する円形のベース部31と、ベース部31を支持
する回転軸部32とから構成される。そして自在車輪4
7a、47bは、下ケース12の所定の位置に形成され
る円形の凹部33に回転軸部32を介して360°回転
自在に取り付けられる。60はベース部31と凹部33
の間に配置されるコイルバネであり、常に自在車輪47
aを凹部33から押し出そうとする応力が働いている。
61は回転軸部32の端部に設けられ、自在車輪47a
の飛び出しを防止する止め具である。62は、前記止め
具61と下ケース12の間に出し入れされるくさび型の
可動ブロックである。前記可動ブロック62は連結棒6
3を介して上ケース11の上面に配置される可動レバー
64に連結される。
【0047】さて、本実施例の自在車輪47a、47b
によれば、図aに示すように、可動レバー64を操作し
て可動ブロック62を前記止め具61と下ケース12に
挿入すると、自在車輪47a、47bを凹部33内に収
納して、自在車輪47a、47bの下ケース12からの
突出量を小さくすることができる。一方、図bに示すよ
うに、可動レバー64を操作して可動ブロック62を前
記止め具61と下ケース12の間から引き出せば、コイ
ルバネ60により自在車輪47a、47bを下ケース1
2から突出させることができる。このように、本自在車
輪47a、47bによれば、例えば、畳や床面では自在
車輪47a、47bの突出量を少なく、毛脚の長い絨毯
等は突出量を多くすることで使用者の負荷加重を軽減す
ることができる。更に、可動レバー64を絨毯と畳の切
り替えレバーと兼用すれば、1つの操作で床面に適した
自在車輪47a、47bに変化させることができる。
【0048】以上述べたように、本実施例の吸口部43
によれば、ヒンジ部46を介して、吸込通路22と回転
動作(水平方向と垂直方向)を行うことができるので、
部品点数を少なくして構造を簡単にすることができる。
しかも、ヒンジ部46は、本体ケース44と接続継手4
5を、水平方向に180°の動作範囲で常に回転自在に
動かすことができ、垂直方向については、接続継手45
を水平状態から直角状態の90°の動作範囲で回転自在
に動かすことができる。しかも、前記垂直方向では、最
も使用者が利用する45°の状態で、垂直方向の回転を
固定することができるので安定した清掃姿勢が得られ
る。また、垂直方向が90°でも回転を固定することが
できるので、収納性を向上させることができる。また、
垂直方向と水平方向の回転は単独方向または同時に動作
させることができるので、ハンドル部103のねじり動
作でも対応させることができる。更に、本実施例では、
床面に対応して自在車輪47a、47bを突出量を調整
することができるから、床面によって発生する回転性能
の低下を軽減することができる。
【0049】なお、本実施例では、収納性を考慮して垂
直方向の動作範囲を90°としたが、清掃を主体にすれ
ば少なくとも水平状態から45°の動作範囲に設定すれ
ばよい。 また、前記第2の実施例では、ヒンジ部46
を、連通部48と、該連通部48の上下に配置される第
1の可動部49と第2の可動部50とから構成したが、
本発明では、水平方向と垂直方向に動作可能なヒンジ部
であればよく、例えば、球体部と該球体受部とでヒンジ
部を構成し、球体部と球体受部の連結動作状態で両部を
連通する開口部を備えることでもよい。
【0050】また、前記実施例では、吸口部の自在車輪
をシャフトを回転するローラで説明したが、ボール状の
回転車輪でもよい。
【0051】〔第3の実施例〕図17は本発明に係る第
3の実施例を示す吸口部を示す側面図である。前記第1
の実施例と第2の実施例では、電気掃除機100を電気
掃除機本体101と吸引ホース102とハンドル部10
3と接続管10と吸口部1とで構成したが、本発明では
これに限るものではなく、前記吸口部1と前記ハンドル
部103を実質的に連結させて、前記ハンドル部103
を動かすことにより吸口部1、または吸口部43を少な
くとも水平方向と垂直方向に回転可能に動かすことがで
きればよい。
【0052】例えば、図17は、スティク型と呼ばれる
電気掃除機に吸口部1、または吸口部43を採用したも
のである。図aは、内部に塵埃を吸い込むための送風機
を備えた断面が円形の縦長の電気掃除機本体65と、該
電気掃除機本体65の長手方向の上部に設けられるハン
ドル部66と、電気掃除機本体65の長手方向の下部に
着脱自在に取付けられる吸口部1とから構成したもので
あり、図bは前記電気掃除機本体65とハンドル部66
と吸口部43とから構成したものである。図において、
電気掃除機本体65は、吸口部1側の内部に図示しない
送風機を設け、ハンドル部66側の内部に図示しない集
塵部を設けている。67は、電気掃除機本体65の正面
に設けた第2のハンドル部で、該第2のハンドル部67
で本体を手で持って持ち運ぶことができる。68は、前
記第2のハンドル部67の周囲に取付けられる柔軟性の
ある連通ホースで、該連通ホース68の一端は前記集塵
部に連通して取付けられ、他の一端は、電気掃除機本体
65の最下端部の連結口69aに着脱自在に取付けられ
る。電気掃除機本体65の底面部には、吸口部1または
吸口部43が取付けられ連結口69bが設けられ、該連
結口69bと連結口69aは内部で連通されている。こ
の実施例では、塵埃は、吸口部1または吸口部43から
連結口69b、連結口69a、連通ホース68を介して
集塵室に取り込まれ、図示しない使い捨ての紙フイルタ
に収集され、空気流は排気口70から排気される。ま
た、電気掃除機本体65と吸口部1または吸口部43
は、水平方向と垂直方向に回転可能に連結しているの
で、操作スイッチを備えたハンドル部66を支持/操作
しながら吸口部1または吸口部43を自在に動かすこと
ができるから、手や腕にかかる負担を軽減して良好な作
業姿勢を得ることができるとともに、直進走行性や横方
向への移動及び方向転換もスムースに行うことができ
る。特に、この実施例では、重い送風機を下部に配置し
た電気掃除機本体65の殆どの重量を吸口部1または吸
口部43で支持するするので、手にかかる負担を軽減で
きる。また、連通ホース68の一端を取り外してテーブ
ル上の掃除を行うこともできる。
【0053】更に、前記スティク型の他の例として、ハ
ンディー型の掃除機において、前記吸口部を少なくとも
水平方向と垂直方向に可動自在なヒンジ部で連結しても
よい。更に、吸引ホースを建物に埋設したセントラルク
リーナーと呼ばれる電気掃除機において、図6に示す吸
引ホース102の一端を電気掃除機本体101の替わり
に建物の吸引口に取付けてもよい。
【0054】また、前記吸口部1は床用吸口部で説明し
たが、これに限るものではなく、例えば、ブラシを備え
た円形状の補助吸口部としてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドル部を介して吸
口部を少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に動か
すことができるから、手や腕にかかる負担を軽減して良
好な作業姿勢を得ることができるとともに、直進走行性
や横方向への移動及び方向転換もスムースに行うことが
できる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の背面方向から見た
吸口部の外観図。
【図2】本発明に係る第1の実施例の吸口部の中央縦断
面図。
【図3】本発明に係る第1の実施例の吸口部のヒンジ部
要部外観図。
【図4】本発明に係る第1の実施例の吸口部のヒンジ部
の断面図。
【図5】本発明に係る第1の実施例の吸口部の自在車輪
の説明図。
【図6】本発明に係る第1の実施例の使用状態の説明
図。
【図7】本発明に係る第1の実施例の使用状態の説明
図。
【図8】本発明に係る第1の実施例の使用状態の説明
図。
【図9】本発明に係る第1の実施例の他の応用例を示す
断面図。
【図10】本発明に係る第1の実施例の他の応用例を示
す平面図と断面図。
【図11】本発明に係る第1の実施例の他の応用例を示
す断面図。
【図12】本発明に係る第2の実施例の吸口部の中央縦
断面図。
【図13】本発明に係る第2の実施例のヒンジ部の外観
図。
【図14】本発明に係る第2の実施例のヒンジ部の水平
断面図。
【図15】本発明に係る第2の実施例のヒンジ部の縦断
面図。
【図16】本発明に係る第2の実施例の自在車輪の動作
概念図。
【図17】本発明に係る第3の実施例の側面図。
【符号の説明】
1…吸口部、2…本体ケース、3…接続継手、4…ヒン
ジ部、5…接続部、5a、5b、5c…接続部の一端、
6…支持体、7…伸縮ホース、8…塵埃吸引口、9a、
9b…自在車輪、10…延長管、11…上ケース、12
…下ケース、13…段差部、14…タービンブラシ、1
5…開口部、16…ロックスイッチ、17…ヒンジ雌
部、18…ヒンジ雄部、19、20…ロックスイッチ、
21…ボール、22…吸引通路、23…球体支持面、2
4…連結棒摺動面、25…ヒンジ受部、26…傾斜面、
27…回転ロック機構、27a…凹部、27b、27c
…リブ、27ba、27ca…板バネ、100…電気掃
除機、101…電気掃除機本体、102…吸引ホース、
103…ハンドル部。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気
    掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、前記吸口
    部を移動するためのハンドル部と、前記電気掃除機本体
    と吸口部を連通する連通部と、前記吸口部を前記ハンド
    ル部に少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結
    するためのヒンジ部とを設けたことを特徴とする電気掃
    除機。
  2. 【請求項2】塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気
    掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、一端を前
    記掃除機本体と取付けられて連通する柔軟性のある吸引
    ホースと、前記吸引ホースの他の一端に取付けられて連
    通する接続管と、前記接続管と前記吸口部を連通する柔
    軟性のある連結ホースと、前記接続管と前記吸口部を少
    なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結するヒン
    ジ部と、前記接続管に設けられ、前記接続管を介して前
    記吸口部を動かすためのハンドル部とを設けたことを特
    徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気
    掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、前記掃除
    機本体と吸口部を連通する連通部と、前記掃除機本体に
    吸口部を少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連
    結するヒンジ部と、前記掃除機本体に設けられるハンド
    ル部とを設けたことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】ヒンジ部の動作範囲は、少なくとも水平方
    向に180度、垂直方向に45度であることを特徴とす
    る請求項1〜3の電気掃除機。
  5. 【請求項5】ヒンジ部は動作範囲の所定の位置で動作を
    固定するロック手段を備えていることを特徴とする請求
    項1〜4の電気掃除機。
  6. 【請求項6】ヒンジ部はボールジョントであることを特
    徴とする請求項1〜5の電気掃除機。
  7. 【請求項7】塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気
    掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、前記吸口
    部を移動するためのハンドル部と、前記電気掃除機本体
    と吸口部を連通するとともに、前記吸口部を前記ハンド
    ル部に少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連結
    するための連通ヒンジ部とを設けたことを特徴とする電
    気掃除機。
  8. 【請求項8】塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気
    掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、一端を前
    記掃除機本体と取付けられて連通する柔軟性のある吸引
    ホースと、前記吸引ホースの他の一端に取付けられて連
    通する接続管と、前記接続管と前記吸口部を連通すると
    ともに、少なくとも水平方向と垂直方向に回転可能に連
    結する連通ヒンジ部と、前記接続管に設けられ、前記接
    続管を介して前記吸口部を動かすためのハンドル部とを
    設けたことを特徴とする電気掃除機。
  9. 【請求項9】塵埃を吸い込むための送風機を備えた電気
    掃除機本体と、塵埃吸引口を備えた吸口部と、前記掃除
    機本体と吸口部を連通し、少なくとも水平方向と垂直方
    向に回転自在に連結する連通ヒンジ部と、前記掃除機本
    体に設けられるハンドル部とを設けたことを特徴とする
    電気掃除機。
  10. 【請求項10】連通ヒンジ部の動作範囲は、少なくとも
    水平方向に180度、垂直方向に45度であることを特
    徴とする請求項7〜9の電気掃除機。
  11. 【請求項11】連通ヒンジ部は動作範囲の所定の位置で
    動作を固定するロック手段を備えていることを特徴とす
    る請求項7〜10の電気掃除機。
  12. 【請求項12】連通ヒンジ部は連通する開口部を備えた
    ボールジョントであることを特徴とする請求項7〜11
    の電気掃除機。
  13. 【請求項13】吸口部は水平方向に回転自在な自在車輪
    を備えていることを特徴とする請求項1〜12の電気掃
    除機。
  14. 【請求項14】自在車輪はボール車輪であることを特徴
    とする請求項13の電気掃除機。
  15. 【請求項15】自在車輪は吸口部に出没自在に取付けら
    れていることを特徴とする請求項13、14の電気掃除
    機。
  16. 【請求項16】塵埃吸引口を備えた吸口部本体と、塵埃
    を吸い込むための送風機を備えた電気掃除機本体と前記
    吸口部本体とを連通する連通部と、前記吸口部本体を移
    動するためのハンドル部に少なくとも水平方向と垂直方
    向に回転可能に連結するためのヒンジ部とを設けたこと
    を特徴とする電気掃除機用吸口部。
  17. 【請求項17】ヒンジ部の動作範囲は、少なくとも水平
    方向に180度、垂直方向に45度であることを特徴と
    する請求項16の電気掃除機用吸口部。
  18. 【請求項18】ヒンジ部は動作範囲の所定の位置で動作
    を固定するロック手段を備えていることを特徴とする請
    求項16、17の電気掃除機用吸口部。
  19. 【請求項19】ヒンジ部はボールジョントであることを
    特徴とする請求項16〜18の電気掃除機用吸口部。
  20. 【請求項20】塵埃吸引口を備えた吸口部本体と、塵埃
    を吸い込むための送風機を備えた電気掃除機本体と前記
    吸口部本体とを連通するとともに、前記吸口部本体を移
    動するためのハンドル部に少なくとも水平方向と垂直方
    向に回転可能に連結するための連通ヒンジ部とを設けた
    ことを特徴とする電気掃除機用吸口部。
  21. 【請求項21】連通ヒンジ部の動作範囲は、少なくとも
    水平方向に180度、垂直方向に45度であることを特
    徴とする請求項20の電気掃除機用吸口部。
  22. 【請求項22】連通ヒンジ部は動作範囲の所定の位置で
    動作を固定するロック手段を備えていることを特徴とす
    る請求項20、21の電気掃除機用吸口部。
  23. 【請求項23】連通ヒンジ部は連通する開口部を備えた
    ボールジョントであることを特徴とする請求項20〜2
    2の電気掃除機用吸口部。
  24. 【請求項24】水平方向に回転自在な自在車輪を備えて
    いることを特徴とする請求項16〜23の電気掃除機用
    吸口部。
  25. 【請求項25】自在車輪はボール車輪であることを特徴
    とする請求項24の電気掃除機用吸口部。
  26. 【請求項26】自在車輪は吸口部に出没自在に取付けら
    れていることを特徴とする請求項24、25の電気掃除
    機用吸口部。
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