JPH08289367A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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Publication number
JPH08289367A
JPH08289367A JP7089146A JP8914695A JPH08289367A JP H08289367 A JPH08289367 A JP H08289367A JP 7089146 A JP7089146 A JP 7089146A JP 8914695 A JP8914695 A JP 8914695A JP H08289367 A JPH08289367 A JP H08289367A
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JP
Japan
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communication
base station
signal
mobile station
circuit
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Application number
JP7089146A
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English (en)
Inventor
Takao Suzuki
孝夫 鈴木
Kouji Takeo
幸次 武尾
Taiji Amazawa
泰治 雨澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信トラヒック量が大きい、過密度状態でも
移動局からの優先度の高い発呼要求が発生した場合に、
基地局は移動局との通信チャネルを確保する。 【構成】 基地局1と移動局MS1〜MSnとの間の通
信トラヒック量が大きく、過密度の状況で、移動局MS
nが緊急通信を発呼したい場合、先ず制御信号送信回路
47は緊急通信要請のための発呼信号を送信し、可変増
幅回路42で電力制御した後、基地局1の信号分配回路
30に与える。制御信号受信回路33は緊急要請の発呼
信号を認識すると、優先順位割り当て回路22に通知す
る。優先順位割り当て回路22は移動局MSnからの緊
急要請通信の発呼信号が優先順位を判断し、優先度の高
いものと判断すると、セル内の移動局MS1〜MSnと
の通信速度を低下するための制御信号を制御信号送信回
路25に与える。制御信号送信回路25は、通信速度を
低下させるための制御信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基地局がカバーするセル
内の複数の移動局が基地局との間で符号分割多元接続
(CDMA)方式で無線通信を行う移動通信システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムの研究・開発が
行われている。従来の移動通信システムにおいては、移
動局と基地局との間に設定された無線回線を介して音声
やデータ等の伝送が行われている。
【0003】また、移動通信システムにおいては、移動
局からの要請によって緊急通信の要求が発生した場合
に、基地局は最優先でその移動局との通信チャネルを割
り当てる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基地局
が管轄するセル内の通信チャネルが全て使用中の場合に
は、新たに発生した通信の要求は、セル内の移動局と基
地局との間のトラフィックが大きくなっている場合に
は、容易に受け付けられないことがあり、特に緊急通信
の要請に対しては要求が受け付けられない場合には、重
大な問題になることがある。
【0005】従って、CDMAによる通信トラヒック量
が大きい、過密度状態で移動局からの要請によって緊急
通信などの発呼要求が発生した場合に、基地局は何等か
の方法でその移動局との通信チャネルを確保することが
できる移動通信システムの提供が要請されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、基地
局がカバーするセル内に複数の移動局が存在し、これら
の移動局が基地局との間で符号分割多元接続方式で無線
通信を行う移動通信システムにおいて、以下の特徴的な
構成で上述の課題を解決するものである。
【0007】つまり、本発明の移動通信システムは、移
動局に、基地局に発呼するときに通信の優先種別を表す
通信優先種別情報を発呼要求信号に含めて送信する移動
局送信手段を備え、基地局に、セル内の移動局との間の
通信トラヒック量を管理すると共に、通信トラヒック量
が大きいときに、優先度の高い発呼要求信号が発生した
場合に、セル内の移動局との間の信号伝送速度を所定速
度よりも遅くするための制御信号を移動局に送信し、優
先度の高い発呼要求信号が無くなると信号伝送速度を所
定速度に戻すための制御信号を移動局に送信する基地局
送信手段を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の移動通信システムの構成によれば、優
先度の高い発呼要求をある移動局から受信すると、その
移動局との通信を確保するために、セル内の移動局全部
に対する信号伝送速度を低下させることによって、収容
し得る移動局数を増加させ、優先度の高い発呼要求を出
した移動局との通信を確実に確保するようにすることが
できる。即ち、従来の符号分割多元接続方式による通信
システムでは、通信トラヒック量が大きく、過密度にな
っている状態では優先度の高い発呼要求信号を移動局が
基地局に与えられても、容易に基地局がその移動局との
通信を確保することは困難であったが、このような問題
を解決できる。
【0009】上述のように、各移動局の信号伝送速度を
低下させることで、希望移動局のキャリア電力と他の移
動局から信号(干渉雑音電力)との差を大きくすること
ができ、収容局数を増すことができる。また、優先度の
高い発呼要求信号が無くなれば、各移動局の信号伝送速
度を所定速度に戻すことで、伝送品質を元に戻すことが
できる。
【0010】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面を用いて説
明する。そこで、本実施例では、セル内の基地局と通信
している移動局の数が時間的に増減することによって、
通信のトラヒック量が変動する。そこで、一時的なトラ
ヒック量の増加に対して通信の重要度による優先順位
(例えば、順位1〜3、…)に基づいた、信号伝送速度
の制御、送信電力制御などを行うことによって、一時的
に又は部分的な通信品質(音声品質)の劣化を許容しつ
つ、過負荷のトラヒック状態における通信を確保するよ
うに構成するものである。
【0011】また、本実施例では、優先順位の高い方
(例えば、順位1)に高いレベルの所定CIRTGを対
応させることによって、優先順位1(緊急要請通信)に
対する最終的な送信電力が高く設定できるため、順位1
に相当する緊急通信を確保できるように構成するもので
ある。
【0012】(システム構成): 図2は一実施例の
移動通信システムの構成図である。この図2において、
移動通信システムは、一つのセル内に基地局1と、交換
局2と、移動局MS1〜MSnとから構成されている。
基地局1と移動局MS1〜MSnとの間は下り回線DL
と、上り回線ULとが設けられている。この下り回線D
Lは基地局1から移動局MS1〜MSnへの通信に使用
される回線であり、基準チャネルと、通話チャネルと、
制御チャネルとから構成される。
【0013】下り回線DLの基準チャネルは、常時、基
地局1から移動局MS1〜MSnに対して基準信号を送
出して、通話可能な範囲を確保するためのチャネルであ
る。また、通話チャネルはユーザ情報(例えば、音声信
号、データなど)を転送するためのチャネルである。更
に、制御チャネルは通話チャネルの呼設定や呼解放等の
制御信号を転送するためのチャネルである。
【0014】また、上り回線ULは移動局MS1〜MS
nから基地局1への通信に使用される回線であり、基準
チャネルと、通話チャネルと、制御チャネルとから構成
される。この上り回線ULの基準チャネルは、移動局M
S1〜MSnから基地局1へ応答する信号として基準信
号を送出するために使用するチャネルである。通話チャ
ネルは移動局MS1〜MSnから基地局1へ応答する信
号として、ユーザ情報信号を転送するために使用するチ
ャネルである。制御チャネルは移動局MS1〜MSnか
ら基地局1へ応答する信号として、制御信号を転送する
ために使用するチャネルである。
【0015】(基地局1): 図3は基地局1の機能
構成図である。この図3において、基地局1は、スペク
トル拡散変調回路141と、送信電力増幅回路142
と、送信アンテナ143と、受信アンテナ144と、ス
プクトル拡散復調回路145と、CIR測定回路146
と、送信レベル制御回路147と、交換局インタフェー
ス回路148とから構成されている。
【0016】情報信号はスペクトル拡散変調回路141
で直接拡散によってスペクトル拡散変調して送信電力増
幅回路142に与える。また、交換局からの信号が交換
局インタフェース回路148に与えられると、スペクト
ル拡散変調回路141でスペクトル拡散変調されて送信
電力増幅回路142に与えられる。送信電力増幅回路1
42は送信レベル制御回路147からの制御を受けてス
ペクトル拡散変調送信信号を送信アンテナ143から移
動局MSに向けて輻射出力させる。
【0017】移動局MSからの信号は受信アンテナ14
4で受信されると、スペクトル拡散復調回路145で相
関演算を行い、スペクトル拡散復調を行い、CIR測定
回路146又は交換局インタフェース回路146に与え
る。CIR測定回路146は受信信号からCIRを求
め、送信レベル制御回路147に与える。送信レベル制
御回路147は、CIRの値から所定CIRとの比較を
行い、複数の移動局からのCIRが一定になるように送
信電力増幅回路142に制御信号を与える。また、緊急
通信要請を出した移動局に対しては受信感度を良好に確
保するために必要な送信電力になるように送信電力増幅
回路142を制御するものである。
【0018】(移動局MS): 図4は移動局MSの
機能構成図である。この図4において、移動局MSは、
スペクトル拡散変調回路151と、送信電力増幅回路1
52と、送信アンテナ153と、受信アンテナ154
と、スペクトル拡散復調回路155と、CIR測定回路
156と、優先通信設定回路157と、送信レベル制御
回路158とから構成されている。
【0019】情報信号はスペクトル拡散変調回路151
で直接拡散によるスペクトル拡散変調されて送信電力増
幅回路152に与えられる。送信電力増幅回路152は
送信電力制御信号によって送信電力制御されて、スペク
トル拡散変調送信信号として送信アンテナ153から基
地局1に対して輻射出力されるのである。
【0020】一方、基地局1からの信号は受信アンテナ
154で捕捉されると、スペクトル拡散復調回路155
で相関演算によって復調信号が得られ、CIR測定回路
156に与えられる。CIR測定回路156は、復調信
号からCIRを求め、送信レベル制御回路158に与え
る。また、移動局MSが緊急通信などの優先通信を要請
する場合には、CIR測定回路156から要請のための
制御信号を送信レベル制御回路158に与える。送信レ
ベル制御回路158は、制御信号を基地局1で充分な感
度で受信されるようにCIRから必要な送信電力制御を
行い、緊急通信の要請のための制御信号を送信電力増幅
回路152に与え、送信アンテナ153から輻射出力さ
せるものである。
【0021】((高密度トラヒック通信と伝送容量・伝
送フォーマット)): 交換機2aと基地局1との間
が、デジタル網の1次群の伝送速度1.544Mbit
/sを持つ伝送回線の場合、1チャネル当りのPCMの
64kbit/sによって、全部で24チャネル確保す
ることができる。また、高能率音声符号化方式ADPC
Mの32kbit/sを用いると、2倍となり全部で4
8チャネルを確保することができる。このような伝送容
量(1536kbit/s=64kbit/s×24チ
ャネル)が、一つの基地局において管理できるセル当り
の全伝送容量とする。そこで、今、基準信号の伝送容量
を4kbit/s、制御信号の伝送容量を4kbit/
sとして、ユーザ信号を32kbit/s、24kbi
t/s、16kbit/sの順にビット低減できる可変
符号化によるADPCM等を用いる。
【0022】尚、32kbit/sのADPCMは、6
4kbit/sのPCMと同等の有線通信の音声品質レ
ベルを有するが、24kbit/s、16kbit/s
へのビット低減に伴い音声品質が低下する。
【0023】図8は伝送フォーマットを示すものであ
る。図8(a)は、ユーザ信号の伝送容量が32kbi
t/sのときのフォーマットであり、基準信号Rが4k
bit/sで、制御信号Cが4kbit/sで、ユーザ
信号Uが32kbit/sで、全容量R+C+U=40
kbit/sである。
【0024】また、図8(b)は、ユーザ信号の伝送容
量が24kbit/sのときのフォーマットであり、基
準信号Rが4kbit/sで、制御信号Cが4kbit
/sで、ユーザ信号Uが24kbit/sで、全容量R
+C+U=32kbit/sである。更に、図8(c)
は、ユーザ信号の伝送容量が16kbit/sのときの
フォーマットであり、基準信号Rが4kbit/sで、
制御信号Cが4kbit/sで、ユーザ信号Uが16k
bit/sで、全容量R+C+U=24kbit/sで
ある。
【0025】以上のような3種類の伝送容量から、セル
当りのチャネル数を求めると、 (1)全て図8(a)のフォーマットのときは、153
6/40=38.4で38チャネル (2)全て図8(b)のフォーマットのときは、153
6/32=48で48チャネル (3)全て図8(c)のフォーマットのときは、153
6/24=64で64チャネルである。
【0026】例えば、上述の図8(a)、(b)の組み
合わせを構成した場合、図8(a)の40kbit/s
を30チャネル(1200kbit/s)、図8(b)
の32kbit/sを10チャネル(320kbit/
s)を確保することができるのである。
【0027】この他に、上述の図8(a)、(b)、
(c)を種々組み合わせることによって、チャネル数を
可変することができる。
【0028】(無線回線DL、ULの条件): 基地
局1と移動局MS1〜MSnとの間に設定される無線回
線DL、ULの通信品質は、受信レベルの変動や他局か
らの干渉雑音によって影響を受ける。所望の通信品質を
確保するためには、送信電力制御として、無線送信機の
送信出力を適切に制御する必要がある。
【0029】移動通信では無線伝搬特性が時間的にも、
場所的にも変動する、いわゆるフェージング環境下での
無線回線を考慮する必要がある。そこで、熱雑音を無視
すると、干渉雑音に対する所要通信品質の規定には、C
IR(キャリア電力対干渉雑音電力比)という技術要素
がある。ここで、CIRは、次の式(1) CIR=(Eb/Io)・(Rb/Bc) =(Eb/Io)/(Bc/Rb) …(1) によって定義することができる。上記式(1)におい
て、Ebは1ビット当りのエネルギー、Ioは1ヘルツ
Hz当りの干渉電力、Bcは無線チャネル信号帯域幅H
z、Rbは信号伝送速度bit/sである。
【0030】(CIR測定の具体的な構成): CDM
Aシステムの場合、全ての符号シーケンスMは一つの無
線チャネルを共有する、BcはRbに比べて非常に大き
い。例えば、情報ビットRb=32kbit/s、拡散
帯域幅5MHzのときに、 Bc/Rb=(5×10)/(32×10)=156.25 となる。即ち、「一つの符号シーケンス」は、「他の
(M−1)の符号シーケンス」によって干渉を受けるの
で、前者と後者との比は、「目的信号」と「それ以外の
信号の総和」との比をとれば、CIRを求めることがで
きるのである。
【0031】CDMAシステムでは基地局1において、
受信した各移動局MS1〜MSnからの受信信号につい
て、符号シーケンスMのときに、目的の信号以外のM−
1の符号シーケンスは干渉雑音となる。
【0032】図1は本実施例の移動通信システムの緊急
通信受け付け確保機能と送信電力制御機能を主体とした
システム全体の機能構成図である。この図1において、
移動通信システムは、基地局1と移動局MSnとが下り
回線DLと、上り回線ULとで通信接続できるように構
成されている。基地局1は基準信号送信回路21と、優
先順位割り当て回路22と、CIR算出回路23と、ユ
ーザ信号送信回路23と、制御信号送信回路25と、基
地局送信電力制御回路26と、可変増幅回路27〜2
8、34と、合成回路29と、分配回路30と、基準信
号受信回路31と、ユーザ信号受信回路32と、制御信
号受信回路33とから構成されている。
【0033】移動局MSnは、信号分配回路35と、基
準信号受信回路36と、ユーザ信号受信回路37と、制
御信号受信回路38と、受信電力算出回路39と、可変
増幅回路40〜42と、合成回路43と、伝送速度制御
回路44と、基準信号送信回路45と、ユーザ信号送信
回路46と、制御信号送信回路47と、移動局送信電力
制御回路48とから構成されている。
【0034】基地局1と移動局MS1〜MSnとの間の
通信トラヒック量が大きく、過密度になっている状況
で、移動局MSnが緊急通信を発呼したい場合には、先
ず制御信号送信回路47は緊急通信要請のための発呼信
号を送信し、可変増幅回路42で電力制御した後、合成
回路43を通して上り回線ULで基地局1の信号分配回
路30に与えられる。
【0035】信号分配回路30は受信した緊急要請の発
呼信号を制御信号受信回路33に与える。制御信号受信
回路33は緊急要請の発呼信号を認識すると、優先順位
割り当て回路22に通知する。優先順位割り当て回路2
2は移動局MSnからの緊急要請通信の発呼信号が優先
順位を判断し、優先度の高いものと判断すると、セル内
の移動局MS1〜MSnとの通信速度を低下するための
制御信号を制御信号送信回路25に与える。
【0036】制御信号送信回路25は、通信速度を低下
させるための制御信号を生成して、可変増幅回路34で
送信電力制御がされて合成回路29に与えられる。合成
回路34は通信速度を低下させるための制御信号を下り
回線DLを通じて移動局MS1〜MSnに送信する。こ
の通信速度を低下させるための制御信号を受けた移動局
MS1〜MSnの信号分配回路35は受信した制御信号
を制御信号受信回路38に与える。
【0037】制御信号受信回路38は、通信速度を低下
させるための制御信号を受けると伝送速度制御回路44
に低下後の伝送速度を指定する信号をユーザ信号送信回
路46に与えると共に、移動局送信電力制御回路48に
は緊急要請通信を行うために送信電力の上昇を制御する
信号が与えられる。移動局送信電力制御回路48は可変
増幅回路42〜40を送信電力を上昇させるように制御
する。ユーザ信号送信回路46は伝送速度を低くく設定
された伝送速度で緊急通信の内容情報を送信し、混合回
路43から上り回線ULを使用して基地局1に伝送され
る。
【0038】また、基地局1は移動局MS1〜MSnか
らの基準信号送信回路45からの基準信号を基準信号受
信回路31で受信して受信信号をCIR算出回路23に
与える。CIR算出回路23は受信した基準信号からC
IRを算出して優先順位割り当て回路22に与える。優
先順位割り当て回路22は優先順位を判定する他、CI
Rの値が所定の値に維持し得るように基地局送信電力制
御回路26を制御する。基地局送信電力制御回路26は
CIRが指定の値になるように可変増幅回路27、2
8、34を制御する。また、緊急通信要請を出した移動
局MSnに対しては受信感度が良好になるように送信電
力を制御する。
【0039】更に、移動局MSnは基準信号受信回路3
6で受信した基準信号から受信電力算出回路39で受信
電力を求め、移動局送信電力制御回路48に与える。移
動局送信電力制御回路48は、基地局1との受信感度が
良好に確保できるように可変増幅回路40〜42を制御
するものである。
【0040】(優先順位割付け): セル内における
通信品質と、加入者容量(ユーザ数)は相反する関係に
ある。即ち、通信品質を高く保つとき、加入者容量は少
ないが、逆に通信品質の劣化を許容すれば加入者容量は
増大することができる。
【0041】送信電力制御の動作を述べるために、基地
局1と移動局MS1〜MSnとによる図1の全体構成に
おいて、基地局1の基準信号は常時セル内の範囲をカバ
ーすべく送信されており、下り回線DLを介して移動局
MSnにおいて基準信号を受信する。この基準信号の受
信電力を算出した値に基づいて、所定の送信レベルを決
めて移動局送信電力制御によって移動局MSnは送信電
力制御後のレベルで送信するものである。
【0042】一方、移動局MSnから上り回線ULを通
じて受信した基地局1における基準信号nに基づいてセ
ル内の総ユーザ数nに対応するCIR〜CIRを算
出する。これらのCIR〜CIRの算出結果が、全
ての均一化された所定の値となるように基地局送信電力
制御によって、ユーザ1〜nにそれぞれ対応させた基地
局1の送信電力で送信するものである。
【0043】ここで、今移動局MS1から発呼の要求が
あった場合、上り回線ULの制御信号パケットの優先順
位に基づいて、優先順位割り当て方法によって割り当て
動作を行い、基地局送信電力制御の状態を更新するもの
である。
【0044】(優先順位割り当てフロー): ((優
先順位割り当ての流れ)): 図7は優先順位割り当
ての処理フローチャートである。この図7において、受
信された通信要請が優先順位1に当たるものであるか否
かを判断し(ステップS71)、優先順位1である場合
は次に品質閾値1の設定を行う(ステップS72)。次
に優先順位割り当て更新を行う(ステップS73)。次
にユーザ信号ビットの低減1を行う(ステップS7
4)。次に基地局の送信電力制御の更新を行う(ステッ
プS75)。
【0045】一方、受信された通信要請が優先順位1で
ない(ステップS71)ならば、優先順位2に当たるも
のであるかを判断し(ステップS76)、優先順位2に
当たるものであれば、この通信要請を品質閾値2に設定
する(ステップS77)。次に優先順位割り当ての更新
を行う(ステップS78)。次にユーザ信号ビットの低
減2を行う(ステップS79)。次に基地局の送信電力
制御の更新を行う(ステップS75)。
【0046】また、一方、受信された通信要請が優先順
位2のものでない(ステップS76)ならば、優先順位
3に当たるものであるかを判断し(ステップS80)、
優先順位2に当たるものであれば、この通信要請を品質
閾値3に設定する(ステップS81)。次に優先順位割
り当ての更新を行う(ステップS82)。次にユーザ信
号ビットの低減3を行う(ステップS83)。次に基地
局の送信電力制御の更新を行い(ステップS75)、処
理を終了するものである。
【0047】図5は優先順位表の一例である。この図5
(a)において、優先順位1として緊急通信を品質閾値
1とし、優先順位2として非常通信を品質閾値2とし、
優先順位3として高密度トラヒック通信を品質閾値3と
し、優先順位4として中密度トラヒック通信を品質閾値
4とし、優先順位5として低密度トラヒック通信を品質
閾値5とするのである。尚、品質は閾値1〜5の順に品
質が低い〜高いを表すものである。
【0048】図5(b)においては、優先順位1とし
て、緊急通信を品質閾値1とし、優先順位2として高密
度トラヒック通信を品質閾値2とし、優先順位3として
低密度トラヒック通信を品質閾値3とするものである。
【0049】図5の優先順位表においては、「順位1〜
5」と「順位1〜3」の場合を示したが、ここで説明を
簡略化するために、「優先順位1〜3」の場合について
詳述する。そこで先ず、品質閾値は、セル当りの音声品
質としての音声符号化速度32kbit/s、24kb
it/s、16kbit/sの内、いずれの程度のチャ
ネル数を確保できるかを述べる。
【0050】品質閾値1(QTH1): 全て32kb
it/sのチャネルを38チャネル確保、 品質閾値2(QTH2): 全て24kbit/sのチ
ャネルを48チャネル確保、 品質閾値3(QTH3): 全て16kbit/sのチ
ャネルを64チャネル確保とすると、 低密度トラヒックの品質QLは、38チャネル以下で、
QL≧QTH1 高密度トラヒックの品質QHは、39〜48チャネル
で、QTH1>QH≧QTH2 過密度トラヒックの品質QEは、49〜64チャネルで
TH2>QE≧Q H3となり、これらをまとめると
図9のように表すことができるのである。
【0051】次に、通信の呼設定に伴う基地局における
チャネル割り当て方法について述べる。(1)通常通信
要求の場合: セル当り38チャネル以下の低い密度
トラヒックでは呼設定を要求している全てのチャネルに
32kbit/sを割り当てる。39チャネル以上から
48チャネルまでの高密度トラヒックでは新しく呼設定
を要求しているチャネルに24kbit/sを割り当て
るため、既に通信中の呼の伝送容量を逐次32kbit
/sから24kbit/sへ低減させていき、上限の4
8チャネルになったときは、全てのチャネルに24kb
it/sを割り当てる。
【0052】音声品質は32kbit/sのときに有線
網レベルであるが、24kbit/sのときは、品質が
低下するものの通話内容は充分に伝達できるのである。
【0053】(2)緊急通信要求の場合: 上記
(1)の通常通信要求の場合のように、上限48チャネ
ルまでのトラヒックで通常通信の運用をしているとき、
上限を越える呼設定要求には呼設定が不可として、チャ
ネル割り当てを行わない。
【0054】しかしながら、「110番」、「119
番」等に代表される緊急通信による呼設定要求が発生し
た場合には、過密度トラヒックの49〜64チャネルま
での範囲で、呼設定要求を受け付けて24kbit/s
から16kbit/sへ低減させて、緊急要求通信の呼
設定を確保できるようにチャネル割り当てが行われる。
【0055】以上のチャネル割り当ての方法をまとめる
と図10のように表すことができる。この図10におい
て、通常通信要求の場合、低密度トラヒックでは1〜3
8チャネル、高密度トラヒックでは39〜48チャネ
ル、過密度トラヒックではチャネル割り当てなしであ
る。更に、緊急通信要求が割り込まれた時、低密度トラ
ヒックで1〜38チャネルを割り当て、高密度トラヒッ
クでは39〜48チャネルを割り当て、過密度トラヒッ
クでは49〜64チャネルを割り当てるものである。
【0056】尚、音声品質は16kbit/sのとき品
質が低下するが、通話内容は了解できるレベルである。
特に過密度トラヒックの状態は、該当セル内で緊急通信
が発生している場合であるので、セル内の全ユーザに対
して緊急通信要求の発生を報知する信号を基地局から移
動局へ送信しておくのである。
【0057】図6は下り回線DLと上り回線ULとの制
御信号パケットの例である。この図6において、下り回
線DLの制御信号パケットは、ユーザ信号n(=1〜
N)と、初期値と、更新値Δ=0、±1、±2,…とか
ら構成されている。上り回線ULの制御信号パケット
は、ユーザ信号nと、優先順位の表示信号Pと、初期値
と、更新値Δ=0、±1、±2、…とから構成されてい
る。
【0058】(CIRと優先順位、基地局送信電力制
御): 基地局では全ユーザnに対応するCIRnを
算出しておく。このCIRnの値と、所定のCIRTG
の値とを比較して、基地局での送信電力Pを更新してい
く。即ち、時刻tの基地局送信電力Ptは、次の式 Pt=α・CIRTG・Pt−1(n)/CIRn …(2.1) ここで、ユーザ数n=1、2、…、N、αは定数であ
る。これに従って、逐次Pnを更新することによって、
全ユーザ移動局からのCIRnの値が所定の値になるよ
うに電力制御されるのである。
【0059】優先順位については、通信の重要度に対応
して電力制御を行う。今、通常通信要求と、緊急通信要
求に大別して、図11のように順位付けする。即ち、図
11において、優先順位1は、緊急通信(例えば、11
0番、119番など)、優先順位2は通常通信(例え
ば、重要加入者番号など)、優先順位3は、通常通信
(例えば、普通加入者番号など)である。
【0060】このような優先順位1〜3に対応して、所
定のCIRTGの代わりに、次の式で定義する値を新た
な所定CIRTGとする。
【0061】 優先順位1のとき:CIRTG(P1)=CIRTG+a …(2.2) 優先順位2のとき:CIRTG(P2)=CIRTG+b …(2.3) 優先順位3のとき:CIRTG(P3)=CIRTG …(2.4) ここで、a、bは定数であり、a>b>0である。
【0062】上述の(2.1)式での更新値β=α・C
IRTG/CIRnは、基地局から移動局MSnへの制
御信号の伝送フォーマットに乗って下り回線DLを介し
て移動局MSnで受信する。移動局MSnでは基準信号
の受信電力Rを加味して、更新値βに基づき移動局M
Sの送信電力Sを更新していく。即ち、時刻tの移動局
送信電力Stは、 St=β・St−1−γ・Rt−1/Rt−2 …(2.5) となり、γは定数である。
【0063】以上のようにして、優先順位1の緊急通信
には、他の通信に比べて送信電力が大きくなるように設
定して、確実に通信路が確保できるように制御するので
ある。
【0064】(基地局における送信電力制御フロー):
図12は基地局における送信電力制御の処理フロー
チャートである。この図12において、先ず移動局から
通信の要求が優先順位1であるか否かを確認し(ステッ
プS121)、優先順位1であれば、CIR
TG(P1)式(2.2)の設定を行い(ステップS1
22)、基地局送信電力Pt(n)の更新を行う(ステ
ップS123)。
【0065】一方、上記優先順位1の判断(ステップS
121)で、優先順位1でない場合は、次に優先順位2
であるか否かを確認し(ステップS124)、優先順位
2であれば、CIRTG(P2)式(2.3)の設定を
行い(ステップS125)、基地局送信電力Pt(n)
の更新を、式(2.1)で行う(ステップS126)。
【0066】また、上記優先順位2の判断(ステップS
124)で、優先順位2でない場合は、次に優先順位3
であるか否かを確認し(ステップS127)、優先順位
3であれば、CIRTG(P3)式(2.4)の設定を
行い(ステップS128)、基地局送信電力Pt(n)
の更新を、式(2.1)で行う(ステップS129)の
である。
【0067】(CIR算出の構成): 図13は基地
局で移動局MS1〜MSnからの基準信号を相関検出を
行うためn個の基準信号相関検出回路131〜13n
と、CIR算出回路161とを備えている。n個の基準
信号相関検出回路131〜13nは、図1の基準信号受
信回路31、36に対応するもので、受信した基準信号
に対する相関検出を行い、相関出力S1〜Snを得てC
IR算出回路161に与える。具体的にはこれらの基準
信号相関検出回路131〜13nは、受信した基準信号
と予め各チャネルに割り当てられた既設定の符号コード
との相関をとったときの出力レベルに相当するものを相
関出力として出力するものである。
【0068】CIR算出回路141は、図1のCIR算
出回路23に対応するもので、相関出力S1〜Snから
それぞれCIR算出を行い、CIR算出信号CIR1〜
CIRnを出力するものである。具体的には例えば、相
関出力S1/相関出力(S2+S3+…Sn)=CIR
1として求めることができる。同じようにして、相関出
力Sn/(S1+S2+…S(n−1))=CIRnと
して求めることができる。
【0069】(実施例の効果): 以上の実施例によ
れば、セル内で基地局と通信を行っている移動局の数が
時間的に増減することによって、通信のトラヒック量が
変動するので、一時的なトラヒック量の増加に対して、
信号伝送速度の変更と、通信の重要度による優先順位
(例えば、順位1〜3)に基づいた送信電力制御を行う
ことによって、一時的又は部分的な通信品質(音声品
質)の劣化を許容しつつ、過負荷のトラヒック状態にお
ける通信を確保できるようになる。
【0070】また、優先順位の高い方に高いレベルの所
定CIRTGを対応させることによって、優先順位1の
最終的な送信電力を高く設定できるため、順位1に相当
する例えば、緊急通信を確保することができるのであ
る。
【0071】更に、移動局との信号伝送速度を変更する
ための制御と共に、信号伝送速度を変更することを報知
する報知信号も移動局に対して送信することで、セル内
の全ての移動局が基地局からの制御で変更されることを
明確に知ることができる。更にまた、情報符号化をAD
PCMで行うことで、簡単な構成で容易に符号化速度を
変更することができる。
【0072】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例において、信号伝送速度を変更するときに、情報符
号化・復号化方式を変更することで実現ことも好まし
い。例えば、ADPCM(例えば、Em−ADPCM、
APC−AB)方式からCELP(例えば、RPE−L
TP、LD−CELP、CS−CELP、VSELP、
PSI−CELP)へ変更することで、例えば、32k
bit/sから16kbit/sへ変更することも容易
にできるのである。
【0073】(2)また、CDMAのスペクトル拡散変
調方式として、直接拡散方式(DS)の他、周波数ホッ
ピング(FH)方式、又はDSとFHのハイブリッド方
式にも適用することができる。
【0074】(3)更に、優先通信設定回路は、移動局
に備えるだけでなく、基地局から特定の移動局を緊急に
呼び出す場合の回路として移動局と同じように基地局に
設定することも好ましい。これによって、過密度状態で
も基地局からセル内の特定の移動局を緊急に良好な通信
チャネルで確保することができる。
【0075】
【発明の効果】以上述べた様に本発明の構成によれば、
移動局が、基地局に発呼するときに通信の優先種別を表
す通信優先種別情報を発呼要求信号に含めて送信する移
動局送信手段を備え、基地局が、セル内の移動局との間
の通信トラヒック量を管理すると共に、通信トラヒック
量が大きいときに、優先度の高い発呼要求信号が発生し
た場合に、セル内の移動局との間の信号伝送速度を所定
速度よりも遅くするための制御信号を移動局に送信し、
優先度の高い発呼要求信号が無くなると信号伝送速度を
所定速度に戻すための制御信号を移動局に送信する基地
局送信手段を備えたことで、通信トラヒック量が大き
い、過密度状態でも移動局からの優先度の高い発呼要求
が発生した場合に、基地局は移動局との通信チャネルを
確保する移動通信システムを実現することができるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の移動通信システムの機能構成
図である。
【図2】実施例の移動通信システムの全体概略構成図で
ある。
【図3】実施例の基地局装置の機能構成図である。
【図4】実施例の移動局装置の機能構成図である。
【図5】実施例の優先順位例の説明図である。
【図6】実施例の制御信号パケットの説明図である。
【図7】実施例の優先順位割り当てのフローチャートで
ある。
【図8】実施例のユーザ信号の伝送容量の説明図であ
る。
【図9】実施例の品質閾値とチャネル数との関係説明図
である。
【図10】実施例の呼設定可能チャネル数の説明図であ
る。
【図11】実施例の優先順位の割り当て説明図である。
【図12】実施例の基地局における送信制御フローチャ
ートである。
【図13】実施例のCIR算出の機能構成図である。
【符号の説明】
1…基地局、21、45…基準信号送信回路、22…優
先順位割り当て回路、23…CIR算出回路、24、4
6…ユーザ信号送信回路、25、47…制御信号送信回
路、26…基地局送信電力制御回路、27〜28、3
4、40〜42…可変増幅回路、29、43…合成回
路、30、35…信号分配回路、31、36…基準信号
受信回路、32、37…ユーザ信号受信回路、33、3
8…制御信号受信回路、39…受信電力算出回路、44
…伝送速度制御回路、48…移動局送信電力制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局がカバーするセル内に複数の移動
    局が存在し、これらの移動局が基地局との間で符号分割
    多元接続方式で無線通信を行う移動通信システムにおい
    て、 移動局は、基地局に発呼するときに通信の優先種別を表
    す通信優先種別情報を発呼要求信号に含めて送信する移
    動局送信手段を備え、 基地局は、セル内の移動局との間の通信トラヒック量を
    管理すると共に、通信トラヒック量が大きいときに、優
    先度の高い発呼要求信号が発生した場合に、セル内の移
    動局との間の信号伝送速度を所定速度よりも遅くするた
    めの制御信号を移動局に送信し、優先度の高い発呼要求
    信号が無くなると信号伝送速度を所定速度に戻すための
    制御信号を移動局に送信する基地局送信手段を備えたこ
    とを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 基地局は、移動局に発呼するときに通信
    の優先種別を表す通信優先種別情報を発呼要求信号に含
    めて送信する基地局送信手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 基地局は、 各移動局からの受信信号のキャリア電力と干渉雑音電力
    の比CIRを監視し、各移動局からの受信信号のCIR
    を一定に制御する第1の通信電力制御手段と、 セル内のある移動局Aにおいて優先度の高い発呼要求が
    発生すると、この移動局Aとの受信感度を良好に確保す
    るための移動局Aとの間の通信電力制御を行う第2の通
    信電力制御手段とを備えることを特徴とする請求項1又
    は2記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局は、移動局との信号伝送速度を変
    更するための制御と共に、信号伝送速度を変更すること
    を報知する報知信号も移動局に対して送信することを特
    徴とする請求項1〜3記載のいずれかに記載の移動通信
    システム。
  5. 【請求項5】 基地局と移動局とは、信号伝送速度の変
    更を行う場合に、情報符号化・復号化方式を変更するこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通
    信システム。
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