JPH08289314A - オートホワイトバランス調整装置 - Google Patents
オートホワイトバランス調整装置Info
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- JPH08289314A JPH08289314A JP7087846A JP8784695A JPH08289314A JP H08289314 A JPH08289314 A JP H08289314A JP 7087846 A JP7087846 A JP 7087846A JP 8784695 A JP8784695 A JP 8784695A JP H08289314 A JPH08289314 A JP H08289314A
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Abstract
イトバランス調整を行うことができるオートホワイトバ
ランス調整装置を提供する。 【構成】 最明ブロック探索回路8によって、ブロック
代表値のR,G,B成分がそれぞれ所定の閾値以上の値
を有し、かつ最も輝度が高い最明ブロックを求める。そ
して、最明ブロック平均値計算回路9にて、この最明ブ
ロックに色相が近い信号領域内のブロック代表値の平均
値を求める。この最明ブロック平均値は、撮影時におけ
る支配的な光源の影響を強く受けていると考えられるの
で、この値をホワイトバランス調整に反映させることに
より、光源の種類にかかわりなく、適切なホワイトバラ
ンス調整を行うことができる。
Description
オカメラ等に使用されるオートホワイトバランス調整装
置に関する。
ては、白い被写体を白く再現するためにオートホワイト
バランス調整が行なわれている。従来のオートホワイト
バランス方式としては、映像信号全体の平均が無彩色と
なるように各画素の信号のRGB成分のバランスを調整
する方式がよく知られている。しかしながら、この方式
においては、有彩色が画面の大部分を占める画像を取り
扱う場合に誤ったホワイトバランス調整が行われやすい
という欠点があった。
カラーフェイリアと呼ばれ、このカラーフェイリアを防
ぐためにいくつかのホワイトバランス調整方式が提案さ
れている。
開示されるホワイトバランス調整方式では、画面を複数
のブロックに分割し、各ブロック毎に映像信号の代表値
を求め、画面上の予め定められた領域に属するブロック
の代表値の平均が無彩色となるようにホワイトバランス
調整信号を求め、このホワイトバランス調整信号に基づ
いてホワイトバランス調整を行うことにより、カラーフ
ェイリアを防止している。また、特開平5−7369号
公報に開示されたホワイトバランス調整方式では、ホワ
イトバランス調整信号のとり得る値の範囲を制限し、限
定された狭い範囲でホワイトバランス調整を行うことに
より、過度のホワイトバランス調整を防止している。
い物体の画像は通常緑がかった色となるので、屋外にお
いて太陽光下に存在する緑色の芝生の画像との間で区別
が難しく、これらの画像ではカラーフェイリアが起こり
やすい。ビデオカメラや電子スチルカメラは、蛍光灯下
のシーンの撮影や、行楽時などにおける芝生のシーンの
撮影などに利用されることも多いと考えられるので、こ
のようなカラーフェイリアは問題となる。そこで、前述
の特開平5−7369号公報に開示されたホワイトバラ
ンス調整方式では、被写体輝度により屋外の画像か屋内
の画像かを判定し、屋外・屋内それぞれの場合に応じた
ホワイトバランス調整範囲を設定することにより、カラ
ーフェイリアの発生を低減していた。
た従来のホワイトバランス調整方式は、予め想定されて
いる光源(太陽光、蛍光灯光、タングステン光など)で
照明されている被写体については適切にホワイトバラン
ス調整を行うことができるが、太陽光と蛍光灯など複数
の光源により同時に照明されている被写体や、想定され
ていない光源によって照明されている被写体について
は、適切なホワイトバランス調整が行えないという問題
があった。
フェイリア防止のための種々の工夫がなされていたもの
の、それでもなお、有彩色の物体が大きな領域を占める
画像のホワイトバランス調整を行う際にはカラーフェイ
リアが起こる場合があった。
調整が必要な場合、不要な場合がある。例えば、夕焼け
シーンの撮影において、夕焼け空自体が主たる撮影対象
である場合にはホワイトバランス調整を行わない方が撮
影意図に適し、夕焼けシーン中の人物撮影のように夕焼
け空以外の物体が撮影対象である場合にはホワイトバラ
ンス調整を行う方が撮影意図に適すると考えられる。と
ころが、従来方式では、撮影対象が何であるかにかかわ
らず、自動的にホワイトバランス調整されてしまいやす
いという問題があった。
たものであり、複数種類の光源による同時照明や想定外
の様々な光源による照明の場合にも適切なホワイトバラ
ンス調整を行うことができるオートホワイトバランス調
整装置を提供することを目的とする。
域を占める画像についても適切なホワイトバランス調整
を行うことができるオートホワイトバランス調整装置を
提供することを目的とする。
画像において、撮影意図に合ったホワイトバランス調整
を行うことができるオートホワイトバランス調整装置を
提供することを目的とする。
に、本発明に係るオートホワイトバランス調整装置は、
入力される映像信号をブロック単位に分割するとともに
これら分割された各ブロック毎について前記映像信号の
代表値であるブロック代表値を求めるブロック代表値計
算回路と、前記各ブロックの中から前記ブロック代表値
のR、G、B成分がそれぞれ所定の閾値より大きいブロ
ックを求め、これら求められたブロックの中から輝度が
最も高いブロックを探索する最明ブロック探索回路と、
前記最明ブロック探索回路で得られた最明ブロックのブ
ロック代表値に基づき最明ブロック信号領域を求め、前
記各ブロックのブロック代表値の中から前記最明ブロッ
ク信号領域に属するブロック代表値を抽出し、これら抽
出されたブロック代表値の数を最明ブロック数として求
めるとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均を
最明ブロック平均値として求める最明ブロック平均値計
算回路と、前記各ブロックのブロック代表値の中から蛍
光灯白色信号領域に属するブロック代表値を抽出し、こ
れら抽出されたブロック代表値の数を蛍光灯ブロック数
として求めるとともに、前記抽出されたブロック代表値
の平均を蛍光灯ブロック平均値として求める蛍光灯ブロ
ック平均値計算回路と、前記各ブロックのブロック代表
値の中から太陽光・タングステン光白色信号領域に属す
るブロック代表値を抽出し、これら抽出されたブロック
代表値の数を太陽光・タングステン光ブロック数として
求めるとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均
を太陽光・タングステン光ブロック平均値として求める
太陽光・タングステン光ブロック平均値計算回路と、前
記最明ブロック平均値に基づき所定の方法によって最明
ブロック重みづけ係数を決定し、この最明ブロック重み
づけ係数を前記最明ブロック平均値に乗ずることにより
最明ブロック重みづけ平均値を求める最明ブロック重み
づけ回路と、前記蛍光灯ブロック平均値又は被写体輝度
のうち少なくとも一方に基づき所定の方法によって蛍光
灯ブロック重みづけ係数を決定し、この蛍光灯ブロック
重みづけ係数を前記蛍光灯ブロック平均値に乗ずること
により蛍光灯ブロック重みづけ平均値を求める蛍光灯ブ
ロック重みづけ回路と、前記太陽光・タングステン光平
均値に基づき所定の方法によって太陽光・タングステン
光ブロック重みづけ係数を決定し、この太陽光・タング
ステン光ブロック重みづけ係数を前記太陽光・タングス
テン光ブロック平均値に乗ずることにより太陽光・タン
グステン光ブロック重みづけ平均値を求める太陽光・タ
ングステン光ブロック重みづけ回路と、前記最明ブロッ
ク重みづけ平均値と前記蛍光灯ブロック重みづけ平均値
と前記太陽光・タングステン光ブロック重みづけ平均値
とを、前記各重みづけ係数でそれぞれ重みづけされた前
記各ブロック数の比で混合することによりホワイトバラ
ンス調整信号を生成するホワイトバランス調整信号計算
回路と、前記ホワイトバランス調整信号に基づき前記映
像信号のホワイトバランス調整を行うホワイトバランス
調整回路と、を有することを特徴とする。
ス調整装置は、各ブロックを複数のグループにグループ
分けし、各グループ毎に所属ブロックのブロック代表値
に基づきそのグループの均質度を求める均質度計算回路
と、前記均質度計算回路から出力される各グループの均
質度を所定の閾値と比較することにより実質的に均質な
グループを求め、この実質的に均質なグループに属する
ブロックのブロック代表値が前記ブロック代表値計算回
路から前記各ブロック平均値計算回路へ入力されるのを
阻止する均質ブロック除去回路と、を有し、前記実質的
に均質なグループ以外のグループに属するブロックのブ
ロック代表値に基づきホワイトバランス調整信号を求め
ることを特徴とする。
ス調整装置は、各ブロックを複数のグループにグループ
分けし、各グループ毎に所属ブロックのブロック代表値
に基づきそのグループの均質度を求める均質度計算回路
と、前記ブロック代表値計算回路から出力される各ブロ
ック代表値を、前記均質度に応じて所定の方法によって
決定される最明均質ブロック重みづけ係数により重みづ
けして前記最明ブロック平均値計算回路に対して出力す
る最明均質ブロック重みづけ回路と、前記ブロック代表
値計算回路から出力される各ブロック代表値を、前記均
質度に応じて所定の方法によって決定される蛍光灯均質
ブロック重みづけ係数により重みづけして前記蛍光灯ブ
ロック平均値計算回路に対して出力する蛍光灯均質ブロ
ック重みづけ回路と、前記ブロック代表値計算回路から
出力される各ブロック代表値を、前記均質度に応じて所
定の方法によって決定される太陽光・タングステン光均
質ブロック重みづけ係数により重みづけして前記太陽光
・タングステン光ブロック平均値計算回路に対して出力
する太陽光・タングステン光均質ブロック重みづけ回路
と、を有し、前記各ブロック平均値計算回路において、
前記各均質ブロック重みづけ回路から出力される重みづ
けされたブロック代表値を用いて前記各ブロック平均値
を求めることを特徴とする。
ス調整装置は、各ブロックのブロック代表値のうち太陽
光白色信号領域に属するブロック代表値の数を太陽光ブ
ロック数として求める太陽光ブロック数カウント回路
と、前記各ブロックのブロック代表値のうちタングステ
ン光白色信号領域に属するブロック代表値の数をタング
ステン光ブロック数として求めるタングステン光ブロッ
ク数カウント回路と、前記映像信号が夕焼けの画像を示
す映像信号であるか否かを判定する夕焼け判定回路と、
を有し、前記夕焼け判定回路は、前記均質度計算回路か
ら各グループの均質度を受け取り、予め定められた画面
上方領域に含まれる各グループの均質度に基づき上方均
質度を求め、予め定められた画面右方領域に含まれる各
グループの均質度に基づき右方均質度を求め、予め定め
られた画面左方領域に含まれる各グループの均質度に基
づき左方均質度を求める領域均質度計算部と、前記上方
均質度、右方均質度及び左方均質度を所定の閾値と比較
し、この比較に基づき前記各画面領域のうち少なくとも
一つが実質的に均質である場合に、入力映像信号の示す
画像は空が多く写っている画像であると判定する空画像
判定部と、前記太陽光・タングステン光平均値計算回路
から受け取った太陽光・タングステン光ブロック数と前
記蛍光灯ブロック平均値計算回路から受け取った蛍光灯
ブロック数とを比較する第1ブロック数比較部と、前記
太陽光ブロック数と前記タングステン光ブロック数とを
比較する第2ブロック数比較部と、前記空画像判定部で
空画像であると判定され、かつ前記第1ブロック数比較
部での比較の結果太陽光・タングステン光ブロック数の
方が多く、かつ前記第2ブロック数比較部での比較の結
果太陽光ブロック数の方が多い場合に、前記映像信号は
夕焼け空を撮影対象とする画像を示していると判定し、
前記太陽光・タングステン光重みづけ回路および最明ブ
ロック重みづけ回路に対して夕焼け判定信号を出力する
夕焼け画像判定部と、を有し、前記太陽光・タングステ
ン光ブロック重みづけ回路は、前記夕焼け判定信号を受
け取った場合、前記太陽光・タングステン光ブロック重
みづけ係数を所定の規則に従って変更し、前記最明ブロ
ック重みづけ回路は、前記夕焼け判定信号を受け取った
場合、前記最明ブロック平均値が前記蛍光灯白色信号領
域に近い場合と前記太陽光・タングステン光白色信号領
域に近い場合とで異なった重みづけ係数に変更すること
を特徴とする。
ス調整装置は、前記夕焼け判定回路が、前記各画面領域
に含まれる各グループの均質度の和からそれぞれ前記上
方均質度、右方均質度及び左方均質度を求めることを特
徴とする。
ス調整装置は、前記夕焼け判定回路が、前記各画面領域
に含まれる各グループの均質度の最大値からそれぞれ上
方均質度、右方均質度及び左方均質度を求めることを特
徴とする。
ス調整装置は、前記太陽光・タングステン光ブロック重
みづけ回路が、前記夕焼け判定信号を受け取った場合、
前記太陽光・タングステン光ブロック重みづけ係数を0
に変更することを特徴とする。
ス調整装置は、前記最明ブロック重みづけ回路が、前記
最明ブロック平均値が前記蛍光灯白色信号領域よりも前
記太陽光・タングステン光白色信号領域に近いほど前記
最明ブロック重みづけ係数の値を小さくすることを特徴
とする。
ス調整装置は、画面における地面方向を入力する地面方
向入力手段を有し、前記夕焼け判定回路の空画像判定部
は、前記各画面領域のうち前記地面方向入力手段から入
力された地面方向と反対側の画面領域のみが実質的に均
質である場合に入力映像信号の示す画像は空が多く写っ
ている画像であると判定することを特徴とする。
においては、R,G,B値が所定閾値より大きいブロッ
クの中で最も輝度の高いブロックを最明ブロックとして
抽出し、この最明ブロックの情報をホワイトバランス調
整において用いる。
的な光源の影響を反映していると考えられる。そこで、
本発明では、最明ブロック平均値計算回路によってこの
ような最明ブロックのブロック代表値に近い色相を持つ
映像信号の領域(すなわち最明ブロック信号領域)に含
まれるブロック代表値の平均値(すなわち最明ブロック
平均値)を求め、これらをホワイトバランス調整におい
て使用する。また、本発明では、蛍光灯照明の影響や、
太陽光やタングステン光による照明の影響を考慮したホ
ワイトバランス調整を行うために、蛍光灯ブロック平均
値や太陽光・タングステン光ブロック平均値を求める。
そして、各ブロック重みづけ回路で各ブロック平均値の
重みづけ係数を求め、これら重みづけ係数を用いて各ブ
ロック重みづけ平均値を算出する。そして、ホワイトバ
ランス調整信号生成回路は、各ブロック重みづけ平均値
と、それぞれに対応する信号領域に含まれるブロックの
数とに基づき、ホワイトバランス調整信号を求める。
ス調整信号を求める計算の際に最明ブロック平均値を1
つのパラメータとして用いることにより、蛍光灯や太陽
光によって照明されている場合のみならず、それら複数
光源により同時に照明されている場合や、予め想定して
いる光源(蛍光灯や太陽光など)以外の光源によって照
明されている場合にも、光源の性質を反映した適切なホ
ワイトバランス調整が可能となる。
映像信号の各ブロックを複数のグループにグループ分け
し、各グループの均質度を求める。この均質度に基づ
き、グループ内の画像が均質に近いのかあるいは不均質
であるのかを判定する。そして、均質度に基づき実質的
に均質であると判定されるグループについては、均質ブ
ロック除去回路によって、そのグループに属する各ブロ
ックのブロック代表値が各ブロック平均値計算回路に入
力されるのを阻止する。これにより、有彩色の物体の画
像が画面上の大きな領域を占める場合などには、その有
彩色の物体の部分がホワイトバランス調整信号を求める
演算から外されるため、当該有彩色物体によるカラーフ
ェイリアが防止される。
構成としては、各ブロック代表値が各ブロック平均値計
算回路に入力される前に、当該ブロック代表値が属する
グループの均質度に応じて決定される均質ブロック重み
づけ係数にてブロック代表値を重みづけする構成があ
る。この構成によれば、例えば均質なグループほど均質
ブロック重みづけ係数を小さくするなどという方法によ
り、均質なグループほどホワイトバランス調整信号に対
する寄与を小さくすることができるため、前記有彩色物
体によるカラーフェイリアを防止しつつ、画像によりき
め細かく適応したホワイトバランス調整を行うことがで
きる。
回路によって、映像信号が夕焼け空を主たる撮影対象と
したものであるか否かを判定し、その判定に従ってホワ
イトバランス調整の方法を変更する。すなわち、この構
成では、空画像判定部、第1ブロック数比較部及び第2
ブロック数比較部から出力される判定、比較結果に基づ
き、夕焼け画像判定部にて当該映像信号が夕焼けを主た
る撮影対象としたものであるかを判定する。すなわち、
夕焼け画像判定部では、画面の大部分の領域が均質に近
く、しかも太陽光下での白色に近い映像信号の分布領域
(太陽光白色領域)に属するブロックの数が多い場合
に、当該映像信号が夕焼け空を撮影対象とした画像であ
ると判定する。そして、夕焼け空が主たる撮影対象であ
ると判定された映像信号については、太陽光・タングス
テン光ブロック重みづけ回路における重みづけ係数を変
更し、太陽光の影響を低減させるようなホワイトバラン
ス調整を行わないようにする。また、夕焼け空を対象と
する映像信号については、最明ブロック重みづけ回路に
おける重みづけ係数についても、太陽光の影響を低減さ
せるようなホワイトバランス調整を行わないように調節
される。
向入力手段から地面の方向を入力し、空画像判定部では
この地面方向に基づき空の方向を特定し、空の方向にあ
る画面領域についてのみ、画像が実質的に均質であるか
判定する。これにより、映像信号が空の占める領域が大
きい画像を示しているか否かの判定を、より適切かつ高
速に行うことが可能となる。
る。
実施例の構成を示すブロック図である。
では、ます映像信号入力端子から入力された映像信号が
複数のブロックに分割される。このブロック分割の方法
としては、例えば、図2に示すように画面を碁盤目状に
分割して各正方形領域を一つのブロックにするという方
法がある。そして、ブロック代表値計算回路1は、分割
された各ブロック毎に、そのブロックに含まれる映像信
号の代表値、すなわちブロック代表値を求める。なお、
このブロック代表値の求め方については、後に詳しく説
明する。
は、前記ブロック代表値計算回路1で求められる各ブロ
ックのブロック代表値の中から蛍光灯白色信号領域に属
するブロック代表値が抽出され、それら抽出されたブロ
ック代表値の平均値である蛍光灯ブロック平均値が求め
られる。なお、蛍光灯白色信号領域とは、蛍光灯照明下
において白色物体を撮影した場合において、その白色部
分について得られる映像信号に色彩的に近いと感じられ
る映像信号の分布領域のことである。この信号領域は、
例えば色差信号平面上に表現することができる。蛍光灯
白色信号領域の具体例については、後に本実施例の動作
を説明する際に詳述する。なお、蛍光灯ブロック平均値
計算回路2では、蛍光灯ブロック平均値のほかに、前記
抽出されたブロック代表値の数をカウントすることによ
り、蛍光灯白色信号領域に含まれるブロック数(蛍光灯
ブロック数)が求められる。
算回路3では、各ブロックのブロック代表値の中から太
陽光・タングステン光白色信号領域に属するブロック代
表値が抽出され、それら抽出されたブロック代表値の平
均値である大陽光・タングステン光ブロック平均値と、
抽出されたブロック数(太陽光・タングステン光ブロッ
ク数)とが求められる。なお、太陽光・タングステン光
白色信号領域とは、太陽光又はタングステン光の照明下
において白色物体を撮影した場合において、その白色部
分について得られる映像信号に色彩的に近いと感じられ
る映像信号の分布領域のことである。この信号領域の具
体例については、後に本実施例の動作を説明する際に詳
述する。
灯ブロック平均値計算回路2から蛍光灯ブロック平均値
及び蛍光灯ブロック数が入力されるとともに、被写体輝
度入力端子から被写体輝度が入力される。そして、蛍光
灯ブロック重みづけ回路4では、これら入力データに基
づき蛍光灯ブロック重みづけ係数が算出され、この重み
づけ係数を前記蛍光灯ブロック平均値及び蛍光灯ブロッ
ク数に乗じることにより、蛍光灯ブロック重みづけ平均
値及び重みづけされた蛍光灯ブロック数が算出される。
回路5では、太陽光・タングステン光ブロック平均値計
算回路3からが入力された太陽光・タングステン光ブロ
ック平均値に基づき予め定められた方法により太陽光・
タングステン光ブロック重みづけ係数が決定される。そ
して、太陽光・タングステン光ブロック重みづけ回路5
では、この重みづけ係数を前記太陽光・タングステン光
ブロック平均値及び太陽光・タングステン光ブロック数
に乗じることにより、太陽光・タングステン光ブロック
重みづけ平均値及び重みづけされた太陽光・タングステ
ン光ブロック数が算出される。
及び3、各ブロック重みづけ回路4及び5は、蛍光灯の
影響及び太陽光・タングステン光の影響をホワイトバラ
ンス調整に反映させるための構成である。
蛍光灯等に限定されない様々な光源(照明)の影響をホ
ワイトバランス調整に反映させるための構成、すなわち
最明ブロック探索回路8、最明ブロック平均値計算回路
9及び最明ブロック重みづけ回路10を備えている。
値計算回路1から入力される各ブロック代表値に基づ
き、映像信号中の全ブロックの中の最明ブロックを選び
出す。最明ブロックとは、ブロック代表値のR,G,B
の各成分がそれぞれ所定の閾値以上の値を有するブロッ
クの中で最も輝度の高いブロックのことを指す。最明ブ
ロック探索回路8からは、この最明ブロックのブロック
代表値(最明ブロック代表値)が出力される。
明ブロック探索回路8から入力される最明ブロック代表
値に基づき最明ブロック信号領域を求める。最明ブロッ
ク信号領域とは、前記最明ブロック代表値が示す色に色
相が近いと感じられる映像信号の分布領域のことであ
る。この最明ブロック信号領域の具体例については、後
に詳述する。そして、最明ブロック平均値計算回路9
は、ブロック代表値計算回路1から入力される各ブロッ
ク代表値の中から、その最明ブロック信号領域に属する
ブロック代表値を抽出し、これら抽出されたブロック代
表値の平均値である最明ブロック平均値と、これら抽出
されたブロックの数(最明ブロック数)とを求める。
ブロック平均値計算回路9から最明ブロック平均値及び
最明ブロック数が入力される。そして、最明ブロック重
みづけ回路10は、最明ブロック平均値に基づき最明ブ
ロック重みづけ係数を求め、この重みづけ係数を前記最
明ブロック平均値及び最明ブロック数に乗じることによ
り、最明ブロック重みづけ平均値及び重みづけされた最
明ブロック数を求める。
4、5及び10で各ブロック重みづけ平均値及び各重み
づけブロック数が求められると、ホワイトバランス調整
信号計算回路6は、これらの値に基づきホワイトバラン
ス調整信号を求める。
回路6は、前記各重みづけブロック平均値を前記各重み
づけブロック数の比により混合し、この混合された信号
からホワイトバランス調整信号を求める。
ワイトバランス調整信号により、映像信号についてのホ
ワイトバランス調整が行われる。ホワイトバランス調整
回路7によってホワイトバランス調整がなされた映像信
号は、映像信号出力端子から出力される。
ンス調整装置においては以下の処理手順でホワイトバラ
ンス調整が行われる。
ブロック代表値計算回路1に映像信号(赤色R,緑色
G,青色B)が入力される。ブロック代表値計算回路1
においては、図2に示すように映像信号が複数のブロッ
クに分割され、各ブロック毎の映像信号の代表値である
ブロック代表値が求められる。ブロックの代表値として
は、例えばブロック内の全画素についての映像信号
(R,G,B)の平均値が使用される。なお、ブロック
の代表値としては、前記平均値に限らず、ブロック内の
画素からサンプリングされた画素についての平均値、ブ
ロック内の一部の領域内の画素についての平均値、ブロ
ック内の映像信号の中央値又は最頻値、などのいずれを
採用してもよい。
計算回路1で求められた各ブロックのブロック代表値
は、蛍光灯ブロック平均値計算回路2、太陽光・タング
ステン光ブロック平均値計算回路3、最明ブロック探索
回路8及び最明ブロック平均値計算回路9に入力され、
それら各回路にて所定の計算処理がなされる。
2においては、映像信号の各ブロックのブロック代表値
に基づき蛍光灯白色信号領域に属するブロックが抽出さ
れ、この抽出されたブロックの数が蛍光灯ブロック数と
して、また抽出されたブロック代表値の平均が蛍光灯ブ
ロック平均値として、それぞれ求められる。図3は、D
G−DI平面(色差信号平面)において蛍光灯白色信号
領域の一例を示した図である。なお、同図において縦軸
DG、横軸DIは各々次式で表されるものとする。
B)から上記式に基づき求められる座標(DG,DI)
が図3に図示された長方形領域内に含まれる場合に、当
該ブロックが蛍光灯白色信号領域に属するブロックとし
て抽出される。なお、図3に示した蛍光灯白色信号領域
はあくまで一例であり、このような蛍光灯白色信号領域
としては、撮影・再生装置や撮影対象の特性に適合した
形のものを用いるのが望ましい。また、この信号領域を
定義するための色差信号平面の座標軸の取り方は、上記
(a)式、(b)式に限定されず、異なった座標軸を採
用してもよい。
均値計算回路3においては、映像信号の各ブロックのブ
ロック代表値に基づき太陽光・タングステン光白色信号
領域に属するブロックが抽出され、この抽出されたブロ
ックの数が太陽光・タングステン光ブロック数として、
また抽出されたブロック代表値の平均が太陽光・タング
ステン光ブロック平均値として、それぞれ求められる。
図4は、DG−DI平面における太陽光・タングステン
光白色信号領域の一例を示した図である。この図4にお
ける縦軸DG及び横軸DIは、それぞれ前記図3の場合
と同様、(a)式及び(b)式で定義される。そして、
ブロックの抽出においては、図3の場合と同様、ブロッ
ク代表値に対応する座標が図4の長方形領域内に含まれ
る場合に、当該ブロックが抽出される。
入力された各ブロック代表値の中からR,G,Bの各成
分がそれぞれ所定の閾値よりも大きいものを選出し、こ
れら選出されたブロックの中から輝度Lが最も高いブロ
ックを探索する。ここで、輝度Lとしては、例えば次式
で表される信号を用いることができる。
あり、本実施例ではこれら以外の式で定義される輝度を
用いることもできる。
められたブロック(最明ブロック)のブロック代表値、
すなわち最明ブロック代表値を、最明ブロック平均値計
算回路9に出力する。
明ブロック探索回路8から入力された最明ブロック代表
値に基づき、最明ブロック信号領域を求める。
を、図5を参照して説明する。まず、入力された最明ブ
ロック代表値を、図3及び図4と同様のDG−DI平面
上にプロットする。すなわち、最明ブロック代表値の
R,G,B各成分から、上記(a)式及び(b)式に従
って座標(DI_BR,DG_BR)を算出する。そし
て、DG−DI平面において、この(DI_BR,DG
_BR)と座標原点とを結んだ直線を設定し、この直線
を内部に含みこの直線と平行な辺を持つ長方形の領域
(図5参照)を最明ブロック信号領域として採用する。
なお、この例では、この長方形の辺のうち前記(DI_
BR,DG_BR)と原点とを結んだ線分に平行な辺の
長さは、当該線分を所定の倍率で定数倍した長さであ
り、それと垂直な辺の長さは、予め定められた長さであ
る。
域の決定方法はあくまで一例であり、最明ブロック信号
領域はこれ以外の方法で求めてもよい。
ブロック代表値計算回路1から順次入力される各ブロッ
ク代表値に基づき、最明ブロック信号領域に属するブロ
ックを抽出し、抽出されたブロックの数を最明ブロック
数として、また抽出されたブロック代表値の平均を最明
ブロック平均値として、それぞれ求める。
段階で求められた各ブロック平均値及び各ブロック数な
どの信号データを用いて、更なる演算処理が行われる。
以下、この第3段階の処理について説明する。
は、前記蛍光灯ブロック平均値計算回路2から蛍光灯ブ
ロック平均値及びブロック数が入力されるとともに、被
写体輝度入力端子から被写体輝度が入力される。蛍光灯
ブロック重みづけ回路4では、それら入力データに基づ
き、予め定められた方法に従って蛍光灯ブロック重みづ
け係数が求められる。この重みづけ係数の計算方法の一
例を以下において説明する。
V、蛍光灯ブロック平均値を(R_F,G_F,B_
F)、蛍光灯ブロック平均値の飽和度をS_Fとする。
ここで、飽和度Sは次式で与えられる。
光灯ブロック平均値(R_F,G_F,B_F)を代入
してDI及びDGをそれぞれ求め、このDI及びDGを
上記(c)式に代入することによって求めることができ
る。
光灯下の白色物体と太陽光下の緑色の芝生とに関するカ
ラーフェイリアを防ぐために、被写体輝度BVが高い場
合には蛍光灯ブロック重みづけ係数W_Fを小さな値に
設定する。すなわち、被写体輝度が高いと被写体は明る
いことになり、被写体は蛍光灯下よりも太陽光下にある
可能性が高い。従って、この場合に、蛍光灯白色信号領
域に含まれるのは、蛍光灯下の白色物体の映像信号より
も、むしろ太陽光下の芝生の緑色の信号である可能性が
高い。そこで、被写体輝度が高い場合には、蛍光灯照明
についてのホワイトバランス調整の度合いを少なくする
必要があり、蛍光灯ブロック平均値に対する重みづけ係
数を小さい値(0に近い値)に設定する必要がある。こ
のような方法としては、具体的には、例えば次の規則に
基づく決定方法が使用できる。
れた閾値とし、BV0<BV1<BV2<BV3の順に
大きさが設定されているものとする。
に基づいて重みづけ係数W_Fを定める方式であった
が、この他の例としては、さらに蛍光灯ブロック平均値
の飽和度S_Fもパラメータに採用し、飽和度が十分小
さいときは被写体輝度に関係なく重みづけ係数が1に設
定するという規則を採用することもできる。このような
規則の具体例としては、次に示す規則が挙げられる。
F=1.0 (3)S_F≧S0_FかつBV0≦BV<BV1なら
ば、W_F=0.75 (4)S_F≧S0_FかつBV1≦BV<BV2なら
ば、W_F=0.5 (5)S_F≧S0_FかつBV2≦BV<BV3なら
W_F=0.25 (6)S_F≧S0_FかつBV3≦BVならW_F=
0.0 なお、以上の規則において、S0_Fは予め定められた
閾値とする。
方法の具体例を説明したが、これら決定方法における根
本的な戦略は、被写体輝度BVが明るい場合には蛍光灯
ブロック重みづけ係数W_Fを小さな値に設定するとい
う戦略、及び飽和度が十分小さいときは被写体輝度に関
係なく重みづけ係数を1に設定するという戦略である。
さらに、このような戦略に加えて、飽和度S_Fが非常
に大きい場合には、BVに関わりなく重みづけ係数を小
さく設定するという戦略を採用することもできる。な
お、上述した規則に代えて、蛍光灯ブロック平均値(R
_F,G_F,B_F)及び被写体輝度BVを変数とす
る特定の関数f(R_F,G_F,B_F,BV)を使
用してS_Fを求める構成としてもよい。
みづけ係数W_Fを求めることにより、被写体輝度BV
が低い場合には、被写体は蛍光灯下にある可能性が高い
ので蛍光灯の照明による影響を取り除くようにホワイト
バランス調整ができ、被写体輝度BVが高い場合には、
被写体は太陽光下の緑の芝生である可能性が高いので、
蛍光灯照明についてホワイトバランス調整の度合いを低
減することができる。
このようにして決定された重みづけ係数を前記蛍光灯ブ
ロック平均値及び蛍光灯ブロック数に乗じる。
みづけ回路5には、太陽光・タングステン光ブロック平
均値が入力される。太陽光・タングステン光ブロック重
みづけ回路5では、これら入力データに基づき、予め定
められた方法に従って太陽光・タングステン光ブロック
重みづけ係数が決定される。この重みづけ係数の決定方
法の一例について以下に説明する。
ブロック平均値を(R_D,G_D,B_D)、太陽光
・タングステン光ブロック平均値の飽和度をS_Dとす
る。飽和度S_Dは、前述のS_Fと同様、前記(c)
式によって求められる。
飽和度S_Dが大きい場合には太陽光・タングステン光
ブロック重みづけ係数W_Dが小さい値に設定される。
具体的には、例えば、以下の規則に基づく決定方法が使
用できる。
り、重みづけ係数W_Dの決定手法は上記規則に限られ
るものではない。例えば、飽和度S_Dは使用せず、上
述した規則に代えて太陽光・タングステン光ブロック平
均値(R_D,G_D,B_D)を変数とする特定の関
数f(R_D,G_D,B_D)を使用してS_Dを求
める構成としてもよい。
テン光ブロック重みづけ係数W_Dを求めることによ
り、夕焼けなどのように人間の目が完全に順応しないよ
うな場合にはホワイトバランス調整が過度に行われない
ように調節することができる。
みづけ回路5は、このようにして決定された重みづけ係
数を前記太陽光・タングステン光ブロック平均値及び太
陽光タングステン光ブロック数に乗じる。
には、前記最明ブロック平均値計算回路9から最明ブロ
ック平均値及びブロック数が入力される。最明ブロック
重みづけ回路10では、これら入力データに基づき、予
め定められた方法に従って最明ブロック重みづけ係数が
求められる。この重みづけ係数の計算方法の一例を説明
する。
B,G_B,B_B)、最明ブロック平均値の飽和度を
S_Bとする。飽和度S_Bは、前述のS_Fと同様
に、前記(c)式によって求められる。
下に示すような規則が用いられる。
*G_B−R_B−B_B≦0)ならば、W_B=0.
0 (3)S0_B<S_B≦S1_Bかつ(B_B<R_
Bかつ2*G_B−R_B−B_B>0)ならば、W_
B=1.0 (4)S1_B<S_Bかつ(B_B<R_Bかつ2*
G_B−R_B−B_B>0)ならば、W_B=0.7
5 なお、以上の規則において、S0_B、S1_Bは予め
定められた閾値であり、S0_B<S1_Bである。
2*G_B−R_B−B_B≦0のときに重みづけ係数
を0に設定するのは、最明ブロック代表値がそのような
条件を満たす場合は、その画像の示すシーンが例えば青
空である可能性があり、このような場合に最明ブロック
重みづけ係数を1にして最明ブロックの状態を強く反映
させたホワイトバランス調整を行うと、カラーフェイリ
アが生じやすいからである。なお、このような規則は、
あくまで一例に過ぎない。最明ブロック重みづけ係数
は、本実施例の装置を利用した撮影・再生システムが、
主としてどのような光源下で用いられることが想定され
ているか、あるいは何を主たる撮影対象としているかな
どの設定条件によって適宜定めればよい。
このようにして決定された重みづけ係数を前記最明ブロ
ック平均値及び最明ブロック数に乗じる。
け回路4、5及び10から入力される各重みづけ係数、
各重みづけ平均値及び各重みづけブロック数に基づき、
ホワイトバランス調整信号計算回路6にて、ホワイトバ
ランス調整信号を求める計算が行われる。
回路6では、上記入力データに基づき、各重みづけ平均
値を各重みづけブロック数の比によって混合し、ホワイ
トバランス調整信号を求める。この演算においては、ま
ず以下に示す式に従って、生成されるべきホワイトバラ
ンス調整信号に対する蛍光灯ブロック、太陽光・タング
ステン光ブロック及び最明ブロックの寄与比率、すなわ
ち混合率、が求められる。
れぞれ、蛍光灯ブロック、太陽光・タングステン光ブロ
ック及び最明ブロックの混合率を示す。また、CNT_
F、CNT_D及びCNT_Bは、それぞれ蛍光灯ブロ
ック数、太陽光・タングステン光ブロック数及び最明ブ
ロック数を示す。すなわち、上記各式において、W*C
NTは、蛍光灯ブロック数などのブロック数に重みづけ
を行った重みづけブロック数を示している。従って、各
混合率は、各光源(蛍光灯、太陽光・タングステン光、
最明光源)のブロック数を重みづけした上で、それら各
ブロック数が全体に対してどのような比率になるかを求
めたものだといえる。
ると、これら混合率に基づき、以下の式を用いて混合信
号(Rmix,Gmix,Bmix)が求められる。
jは、この混合信号の各成分に基づき、次式によって求
められる。
整回路7では、入力される映像信号に対して、前記ホワ
イトバランス調整信号を用いて、入力される映像信号に
対するホワイトバランス調整が行われる。すなわち、オ
ートホワイトバランス調整回路7は、すべての画素の信
号のR成分及びB成分に、ホワイトバランス調整信号R
adj及びBadjをそれぞれ加算することにより、ホ
ワイトバランス調整を行う。
代わりに、MAX=max(Rmix,Gmix,Bm
ix)を求め、MAX−Rmix,MAX一Gmix及
びMAX一Bmixをそれぞれホワイトバランス調整信
号として、すべての画素のR,G,B成分にそれぞれ加
算することによっても、ホワイトバランス調整を行うこ
とができる。なお、max(a,b,…)は、a,b,
…の中から最大値を選びだす演算子である。
ブロックの映像信号情報をホワイトバランス調整に反映
させることができるので、蛍光灯や太陽光などの予め想
定されている光源以外の光源によって照明されている被
写体についても、適切なホワイトバランス調整を行うこ
とが可能となる。
る画像のホワイトバランス調整において、その有彩色物
体の映像信号の影響によるカラーフェイリアを低減する
ために、画像の均質度という概念を採用する。そして、
画面をいくつかの領域に分割し、映像信号の各ブロック
をそれら各領域に含まれるもの毎にグループ分けする。
そして、各グループごとに均質度を求め、グループの画
像が実質的に均質である場合には、有彩色物体の画像が
大きな部分を占めているグループである可能性が高いと
判断して、そのグループはホワイトバランス調整に反映
させないようにする。
けの一例を示している。図に示すように、本実施例で
は、1つの画面を複数の領域100,110,120,
130及び140に分ける。そして、それぞれの領域を
1つのグループにそれぞれ対応づける。なお、グループ
の分け方はこの例に限られない。
る。例えば、p番目のグループの均質度U(p)は、以
下の式で定義される。
は、図7に示すブロック分けを行った場合に、各ブロッ
クの位置を(i,j)のマトリクス(i及びjは整数)
で表現した場合において、位置(i,j)にあるブロッ
クのDI値及びDG値を示している。また、Umax
は、予め定められた定数である。そして、min(a,
b,…)は、a,b,…の中から最小値を選びだす演算
子である。
は、(i,j)、(i+1,j)のブロックがp番目の
グループに含まれるようなすべてのi,jについての和
をとる演算を示す。また、上記Uy(p)の式における
Σは、(i,j)、(i,j+1)のブロックがp番目
のグループに含まれるようなすべてのi,jについての
和をとる演算を示す。
なわち隣り合うブロック同士の間の差が少ないグルー
プ、すなわち均質なグループほど、均質度Uの値が小さ
くなる。
と比較し、Uがその閾値よりも小さい場合にそのグルー
プが実質的に均質なグループであると判断し、均質と判
断されたグループに含まれるブロックのブロック代表値
がホワイトバランス調整信号の計算において用いられな
いようにすることにより、均質な画像部分の影響を低減
したホワイトバランス調整を行うことができる。
すブロック図である。図6において、図1に示した第1
実施例の構成要素と同等の構成要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。
均質度計算回路11及び均質ブロック除去回路12を有
している。均質度計算回路11には、ブロック代表値計
算回路1から映像信号の各ブロックのブロック代表値が
入力される。均質度計算回路11は、それらグループ代
表値を、予め設定された複数のグループにグループ分け
し、各グループ毎に前記式(j),(k)及び(l)を
用いて均質度Uを算出する。そして、均質度計算回路1
1は、各グループの均質度Uを所定の閾値と比較し、均
質度Uがその閾値よりも小さいグループがあれば、その
グループの番号又はそのグループに属するブロックの情
報を均質ブロック除去回路12に対して出力する。
から出力される各ブロック代表値は、均質ブロック除去
回路12を介して、各ブロック平均値計算回路2、3及
び9に入力される。均質ブロック除去回路12では、均
質度計算回路11からの情報に基づき、ブロック代表値
計算回路1から出力される各ブロック代表値のうち実質
的に均質なグループに属するブロックのブロック代表値
を除去し、後段の各ブロック平均値計算回路に入力され
ないようにする。そして、以下の回路では、実質的に均
質なグループのブロック代表値を除いたブロック代表値
のみを用いて前記第1実施例と同様の演算が行われ、こ
の演算に基づいてホワイトバランス調整がなされる。
式(j)、(k)及び(l)で定義される値を用いた
が、本実施例ではこれ以外の式で定義した均質度を用い
てもよい。例えば、以下に示すようなものは、均質度と
して用いることができる。
(i+1,j) )2 +(DG(i,j) −DG(i+1,j) )2 } Uy(p) = Σ{(DI(i,j) −DI(i,j+1) )2
+(DG(i,j) −DG(i,j+1) )2 } U(p) = Ux(p)+Uy(p) また、次式に示すものも均質度に採用できる。
j) −DI(i+1,j) )2 +(DG(i,j) −DG(i+1,j)
)2 } Uy(p) = Σsqrt{(DI(i,j) −DI(i,j
+1) )2 +(DG(i,j) −DG(i,j+1) )2 } U(p) = Ux(p)+Uy(p) また、次式に示すものも均質度に採用できる。
(i+1,j) |+|DG(i,j) −DG(i+1,j) |} Uy(p) = Σ{|DI(i,j) −DI(i,j+1) |+
|DG(i,j) −DG(i,j+1) |} U(p) = Ux(p)+Uy(p)第3実施例 この第3実施例でも、前記第2実施例と同様、グループ
の均質度を用いる。第2実施例は、均質度に基づき実質
的に均質なグループを求め、このようなグループのブロ
ック代表値はホワイトバランス調整信号の演算において
用いないという構成であった。これに対して本実施例
は、均質度に基づき各グループをランク付けし、そのラ
ンクに応じてホワイトバランス調整信号への寄与割合を
調整する構成をとる。
すブロック図である。図8において、図6に示した第2
実施例の構成要素と同等の構成要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。
グループの均質度Uを求め、その各グループ毎に均質度
Uを、蛍光灯均質ブロック重みづけ回路13、太陽光・
タングステン光均質ブロック重みづけ回路14及び最明
均質ブロック重みづけ回路15に対して出力する。
び15は、ブロック代表値計算回路1から入力された各
ブロック代表値を均質度計算回路11で求められた均質
度Uに基づいて重みづけする。この重みづけでは、均質
なグループほど、すなわち均質度の低いグループほど、
重みづけ係数を小さく設定する。具体的には、例えば以
下に示す規則に従って均質ブロック重みづけ係数WUを
決定する。
ぞれ予め定められた閾値であり、U0<U1<U2<U
3を満たす。
各均質ブロック重みづけ回路13、14及び15におい
て同一の規則で重みづけ係数を定める構成としてもよい
し、またそれぞれ異なった規則で重みづけ係数を求める
構成としてもよい。
各均質ブロック重みづけ回路13、14及び15は、ブ
ロック代表値計算回路1から入力されるすべてのブロッ
ク代表値に対してその重みづけ係数を乗じ、その乗算結
果をそれぞれ各ブロック平均値計算回路2、3及び9に
対して出力する。
は、このような重みづけされたブロック代表値に基づ
き、前記第1実施例等と同様にして各ブロック平均値を
算出する。ただし、各ブロック平均値計算回路では、各
ブロック平均値を求めるに当たって蛍光灯白色信号領域
や最明ブロック信号領域等の各信号領域に含まれるブロ
ックを抽出する必要があるが、このブロック抽出につい
ては重みづけされていないブロック代表値を用いる必要
がある。従って、本実施例は、各ブロック平均値計算回
路にはブロック代表値計算回路1からブロック代表値が
入力される構成となっている。
ック代表値に基づいて求められた各ブロック平均値に基
づき、前記第1実施例と同様にしてホワイトバランス調
整信号が求められる。
が均質なほど均質ブロック重みづけ係数を小さくすると
いう方法により、均質なグループほどホワイトバランス
調整信号に対する寄与を小さくすることができるため、
有彩色物体によるカラーフェイリアを防止しつつも、画
像によりきめ細かく適応したホワイトバランス調整を行
うことができる。
バランス調整を適正化するための構成である。本実施例
は、前記第3実施例の構成に対して、画像が夕焼けを撮
影対象としたものであるかを判定するための手段を付加
し、この判定に従ってホワイトバランス調整信号を調節
するものである。
すブロック図である。図8において、図6に示した第3
実施例の構成要素と同等の構成要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。
均質度計算回路11、蛍光灯ブロック平均値計算回路
2、太陽光・タングステン光平均値計算回路3、太陽光
ブロック数カウント回路16及びタングステン光ブロッ
クカウント回路17から信号が入力される。
6及びタングステン光ブロックカウント回路17は、ブ
ロック代表値計算回路1から入力される各ブロック代表
値のうち、それぞれ太陽光白色信号領域及びタングステ
ン光白色信号領域に含まれるものの数をカウントする回
路である。なお、太陽光白色信号領域とは、太陽光照明
下で白色物体を撮影したときの映像信号に対して色彩的
に近いと感じられる映像信号の分布領域のことであり、
タングステン光白色信号領域とは、タングステン光照明
下で白色物体を撮影したときの映像信号に対して色彩的
に近いと感じられる映像信号の分布領域のことである。
これら各信号領域の一例をDG−DI平面上に表したの
が図11である。なお、これら太陽光白色信号領域及び
タングステン光白色信号領域の設定においては、必ずし
もそれら信号領域の和が前記太陽光・タングステン光白
色信号ブロックに一致するように考慮する必要はない。
すように、領域均質度計算部20、空画像判定部21、
第1ブロック数比較部22、第2ブロック数比較部23
及び夕焼け画像判定部24から構成される。
回路11から入力される各グループの均質度に基づき、
上方均質度、右方均質度及び左方均質度を算出する。上
方均質度とは、画面を上方領域、右方領域、左方領域に
分割した場合に、その上方領域に含まれる各グループの
均質度に基づき所定の方法で算出される値である。右方
均質度及び左方均質度も、これと同様の方法で算出され
る。これら各領域均質度としては、例えば、その領域に
属するグループの均質度の和や、その領域に属するグル
ープの均質度の最大値などを採用することができる。
21に入力される。空画像判定部21は、前記各領域均
質度に基づいて、映像信号が示す画像が空を撮影対象に
したものであるか否かを判定する。すなわち、上方、右
方、左方の各領域のうち、もし一つでも領域均質度が所
定の閾値より低い領域があれば、その領域は画像的に均
質であり、その領域には「空」が写っている可能性が高
い。そこで、空画像判定部21は、各領域均質度のうち
少なくとも一つでも前記閾値より小さいものがあれば、
その画像には空が多く写っているものと判断し、入力映
像信号が空を主たる撮影対象にしたものであることを示
す信号を出力する。
映像信号が蛍光灯と太陽光系照明のうちどちらの影響が
大きいかを判定する。すなわち、第1ブロック数比較部
22は、蛍光灯ブロック平均値回路2から入力される蛍
光灯ブロック数と、太陽光・タングステン光ブロック平
均値回路3から入力される太陽光・タングステン光ブロ
ック数とを比較し、その比較結果を出力する。
光系照明のうちでも太陽光の影響とタングステン光の影
響とのいずれが大きいかを判定する。すなわち、第2ブ
ロック数比較部23は、太陽光ブロック数カウント回路
16から入力される太陽光ブロック数と、タングステン
光ブロック数カウント回路17から入力されるタングス
テン光ブロック数とを比較し、その比較結果を出力す
る。
判定部21、第1ブロック数比較部22及び第2ブロッ
ク数比較部23からの信号に基づき、入力映像信号が夕
焼け空を主たる撮影対象にしたものであるか否かを判定
する。すなわち、夕焼け画像判定部24は、空画像判定
部21にて入力映像信号に空が多く写っていると判定さ
れ、かつ第1ブロック数比較部22での比較の結果太陽
光・タングステン光ブロック数の方が多く、かつ前記第
2ブロック数比較部での比較の結果太陽光ブロック数の
方が多い場合に、入力映像信号は夕焼け空を撮影対象と
する画像を示していると判定し、夕焼け判定信号を出力
する。
テン光ブロック重みづけ回路5及び最明ブロック重みづ
け回路10に入力される。
回路5及び最明ブロック重みづけ回路10は、基本的に
は前記第1実施例で説明した手順により各重みづけ係数
を算出するが、本実施例ではさらに、入力される夕焼け
判定信号に応じてその重みづけ係数を変更する機能を有
する。
ク重みづけ回路5は、夕焼け空である旨を示す夕焼け判
定信号を受け取ると、その夕焼けに関する画像部分をホ
ワイトバランス調整に反映させないようにするために、
太陽光・タングステン光ブロック重みづけ係数W_Dを
0に、または0に近い小さい値に、変更する。この結
果、以降の計算では、太陽光・タングステン光ブロック
平均値については、この変更された重みづけ係数を用い
てホワイトバランス調整信号の計算が行われる。
夕焼け空である旨を示す夕焼け判定信号を受け取ると、
それに応じて最明ブロック重みづけ係数W_Bを変更す
る機能を有する。この場合、本実施例では、最明ブロッ
ク平均値計算回路9から入力された最明ブロック平均値
が、蛍光灯白色信号領域と太陽光・タングステン光白色
信号領域とのどちらに近いかによって、最明ブロック重
みづけ係数を変化させる。より具体的にいえば、例え
ば、最明ブロック平均値が太陽光・タングステン光白色
信号領域に近いほど最明ブロック重みづけ係数の値を小
さくする。
近いかの判定は、例えば以下のようにして行う。すなわ
ち、最明ブロック平均値(R_B,G_B,B_B)を
前記式(a)及び(b)に代入してDI_B及びDG_
Bを求め、DI_B<0かつDG_B<−DI_Bとな
った場合に、最明ブロック平均値が蛍光灯白色信号領域
に近いと判定する。これ以外の場合には、最明ブロック
平均値が太陽光・タングステン光白色信号領域に近いと
判定する。
は、最明ブロック平均値が蛍光灯白色信号領域に近いと
判定された場合は、最明ブロック重みづけ係数をあまり
小さくない値とし、最明ブロック平均値が太陽光・タン
グステン光白色信号領域に近いと判定された場合は、最
明ブロック重みづけ係数を0に近い小さい値に変更す
る。
を対象とした映像信号については、最明ブロックが太陽
光に近い色調を有している場合に、その最明ブロックに
近い色相を有したブロックをホワイトバランス調整にあ
まり反映させないようにできるので、より撮影目的に適
合したホワイトバランス調整を行うことが可能になる。
なお、図9に示した構成は、夕焼け判定回路18を前
記第3実施例(図8)の装置に適用したものであった
が、本実施例は、これに限らず、前記第1及び第2実施
例にも適用可能である。
す構成がある。図12の構成は、画面における地面方向
を入力できるようにし、この地面方向のデータを用いて
空画像判定部における判定を高速化・精密化するもので
ある。図12において、図9と同様の構成要素には同一
の符号を付してその説明を省略する。
子から入力される地面方向信号が夕焼け判定回路18に
与えられる。すなわち、図示しない地面方向入力手段か
らユーザが画面における地面方向を入力すると、その地
面方向を示す信号が地面方向入力端子を介して夕焼け判
定回路18に入力される。
す地面方向と反対側の画面領域(画面上方領域、画面右
方領域など)を空の方向と判定する。より詳しくは、地
面方向信号は空画像判定部21に入力され、空画像判定
部21は、地面方向信号に基づいて空と判定された方向
の画像領域のみについて、その領域の領域均質度を所定
閾値と比較し、空が多く写っているか否か判定する。こ
の変形例は、この他の計算処理については、図9の構成
と同様の動作を行う。
を付加したことにより、映像信号が空の占める領域が大
きい画像を示しているか否かの判定を、より適切かつ高
速に行うことが可能となる。
て照明されている場合のみならず、それら複数光源によ
り同時に照明されている場合や、予め想定している光源
以外の光源によって照明されている場合にも、光源の性
質を反映した適切なホワイトバランス調整が可能とな
る。
どホワイトバランス調整における寄与を小さくする構成
としたことにより、有彩色物体が画像の大きな部分を占
めるような場合においても、カラーフェイリアを低減し
て適切なホワイトバランス調整を行うことができる。
設けることにより、夕焼け空が主たる撮影対象である場
合には、その夕焼けの色の部分がホワイトバランス調整
に反映しないようにすることができるので、夕焼けの画
像の過度のホワイトバランス調整を防止し、鮮やかな夕
焼けの画像を得ることができる。
面方向を用いることにより、空の占める領域が大きい画
像か否かの判定の高速化・精密化することができるの
で、夕焼けの判定をより高速かつ適切に行うことが可能
になる。
置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
例を説明するための図である。
号領域を示す図である。
グステン光白色信号領域を示す図である。
信号領域を示す図である。
置の第2実施例の構成を示すブロック図である。
を説明するための図である。
置の第3実施例の構成を示すブロック図である。
置の第4実施例の構成を示すブロック図である。
内部構造を示すブロック図である。
信号領域及びタングステン光白色信号領域の一例を示す
図である。
図である。
値計算回路、3 太陽光・タングステン光ブロック平均
値計算回路、4 蛍光灯ブロック重みづけ回路、5 太
陽光・タングステン光ブロック重みづけ回路、6 ホワ
イトバランス調整信号計算回路、7 ホワイトバランス
調整回路、8 最明ブロック探索回路、9 最明ブロッ
ク平均値計算回路、10 最明ブロック重みづけ回路、
11 均質度計算回路、12 均質ブロック除去回路、
13 蛍光灯均質ブロック重みづけ回路、14 太陽光
・タングステン光均質ブロック重みづけ回路、15 最
明均質ブロック重みづけ回路、16 太陽光ブロック数
カウント回路、17 タングステン光ブロック数カウン
ト回路、18 夕焼け判定回路、20 領域均質度計算
部、21 空画像判定部、22 第1ブロック数比較
部、23 第2ブロック数比較部、24 夕焼け画像判
定部。
Claims (9)
- 【請求項1】 入力される映像信号をブロック単位に分
割するとともに、これら分割された各ブロック毎につい
て前記映像信号の代表値であるブロック代表値を求める
ブロック代表値計算回路と、 前記各ブロックの中から、前記ブロック代表値のR、
G、B成分がそれぞれ所定の閾値より大きいブロックを
求め、これら求められたブロックの中から輝度が最も高
いブロックを探索する最明ブロック探索回路と、 前記最明ブロック探索回路で得られた最明ブロックのブ
ロック代表値に基づき最明ブロック信号領域を求め、前
記各ブロックのブロック代表値の中から前記最明ブロッ
ク信号領域に属するブロック代表値を抽出し、これら抽
出されたブロック代表値の数を最明ブロック数として求
めるとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均を
最明ブロック平均値として求める最明ブロック平均値計
算回路と、 前記各ブロックのブロック代表値の中から蛍光灯白色信
号領域に属するブロック代表値を抽出し、これら抽出さ
れたブロック代表値の数を蛍光灯ブロック数として求め
るとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均を蛍
光灯ブロック平均値として求める蛍光灯ブロック平均値
計算回路と、 前記各ブロックのブロック代表値の中から太陽光・タン
グステン光白色信号領域に属するブロック代表値を抽出
し、これら抽出されたブロック代表値の数を太陽光・タ
ングステン光ブロック数として求めるとともに、前記抽
出されたブロック代表値の平均を太陽光・タングステン
光ブロック平均値として求める太陽光・タングステン光
ブロック平均値計算回路と、 前記最明ブロック平均値に基づき所定の方法によって最
明ブロック重みづけ係数を決定し、この最明ブロック重
みづけ係数を前記最明ブロック平均値に乗ずることによ
り最明ブロック重みづけ平均値を求める最明ブロック重
みづけ回路と、 前記蛍光灯ブロック平均値又は被写体輝度のうち少なく
とも一方に基づき所定の方法によって蛍光灯ブロック重
みづけ係数を決定し、この蛍光灯ブロック重みづけ係数
を前記蛍光灯ブロック平均値に乗ずることにより蛍光灯
ブロック重みづけ平均値を求める蛍光灯ブロック重みづ
け回路と、 前記太陽光・タングステン光平均値に基づき所定の方法
によって太陽光・タングステン光ブロック重みづけ係数
を決定し、この太陽光・タングステン光ブロック重みづ
け係数を前記太陽光・タングステン光ブロック平均値に
乗ずることにより太陽光・タングステン光ブロック重み
づけ平均値を求める太陽光・タングステン光ブロック重
みづけ回路と、 前記最明ブロック重みづけ平均値と前記蛍光灯ブロック
重みづけ平均値と前記太陽光・タングステン光ブロック
重みづけ平均値とを、前記各重みづけ係数でそれぞれ重
みづけされた前記各ブロック数の比で混合することによ
りホワイトバランス調整信号を生成するホワイトバラン
ス調整信号計算回路と、 前記ホワイトバランス調整信号に基づき前記映像信号の
ホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整回路
と、 を有することを特徴とするオートホワイトバランス調整
装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のオートホワイトバランス
調整装置であって、 前記各ブロックを複数のグループにグループ分けし、各
グループ毎に所属ブロックのブロック代表値に基づきそ
のグループの均質度を求める均質度計算回路と、 前記均質度計算回路から出力される各グループの均質度
を所定の閾値と比較することにより実質的に均質なグル
ープを求め、この実質的に均質なグループに属するブロ
ックのブロック代表値が前記ブロック代表値計算回路か
ら前記各ブロック平均値計算回路へ入力されるのを阻止
する均質ブロック除去回路と、 を有し、前記実質的に均質なグループ以外のグループに
属するブロックのブロック代表値に基づきホワイトバラ
ンス調整信号を求めることを特徴とするオートホワイト
バランス調整装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のオートホワイトバランス
調整装置であって、 前記各ブロックを複数のグループにグループ分けし、各
グループ毎に所属ブロックのブロック代表値に基づきそ
のグループの均質度を求める均質度計算回路と、 前記ブロック代表値計算回路から出力される各ブロック
代表値を、前記均質度に応じて所定の方法によって決定
される最明均質ブロック重みづけ係数により重みづけし
て前記最明ブロック平均値計算回路に対して出力する最
明均質ブロック重みづけ回路と、 前記ブロック代表値計算回路から出力される各ブロック
代表値を、前記均質度に応じて所定の方法によって決定
される蛍光灯均質ブロック重みづけ係数により重みづけ
して前記蛍光灯ブロック平均値計算回路に対して出力す
る蛍光灯均質ブロック重みづけ回路と、 前記ブロック代表値計算回路から出力される各ブロック
代表値を、前記均質度に応じて所定の方法によって決定
される太陽光・タングステン光均質ブロック重みづけ係
数により重みづけして前記太陽光・タングステン光ブロ
ック平均値計算回路に対して出力する太陽光・タングス
テン光均質ブロック重みづけ回路と、 を有し、 前記各ブロック平均値計算回路において、前記各均質ブ
ロック重みづけ回路から出力される重みづけされたブロ
ック代表値を用いて前記各ブロック平均値を求めること
を特徴とするオートホワイトバランス調整装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
オートホワイトバランス調整装置であって、 前記各ブロックのブロック代表値のうち太陽光白色信号
領域に属するブロック代表値の数を太陽光ブロック数と
して求める太陽光ブロック数カウント回路と、 前記各ブロックのブロック代表値のうちタングステン光
白色信号領域に属するブロック代表値の数をタングステ
ン光ブロック数として求めるタングステン光ブロック数
カウント回路と、 前記映像信号が夕焼けの画像を示す映像信号であるか否
かを判定する夕焼け判定回路と、 を有し、 前記夕焼け判定回路は、 前記均質度計算回路から各グループの均質度を受け取
り、予め定められた画面上方領域に含まれる各グループ
の均質度に基づき上方均質度を求め、予め定められた画
面右方領域に含まれる各グループの均質度に基づき右方
均質度を求め、予め定められた画面左方領域に含まれる
各グループの均質度に基づき左方均質度を求める領域均
質度計算部と、 前記上方均質度、右方均質度及び左方均質度を所定の閾
値と比較し、この比較に基づき前記各画面領域のうち少
なくとも一つが実質的に均質である場合に、入力映像信
号の示す画像は空が多く写っている画像であると判定す
る空画像判定部と、 前記太陽光・タングステン光平均値計算回路から受け取
った太陽光・タングステン光ブロック数と前記蛍光灯ブ
ロック平均値計算回路から受け取った蛍光灯ブロック数
とを比較する第1ブロック数比較部と、 前記太陽光ブロック数と前記タングステン光ブロック数
とを比較する第2ブロック数比較部と、 前記空画像判定部で空画像であると判定され、かつ前記
第1ブロック数比較部での比較の結果太陽光・タングス
テン光ブロック数の方が多く、かつ前記第2ブロック数
比較部での比較の結果太陽光ブロック数の方が多い場合
に、前記映像信号は夕焼け空を撮影対象とする画像を示
していると判定し、前記太陽光・タングステン光重みづ
け回路および最明ブロック重みづけ回路に対して夕焼け
判定信号を出力する夕焼け画像判定部と、 を有し、 前記太陽光・タングステン光ブロック重みづけ回路は、
前記夕焼け判定信号を受け取った場合、前記太陽光・タ
ングステン光ブロック重みづけ係数を所定の規則に従っ
て変更し、 前記最明ブロック重みづけ回路は、前記夕焼け判定信号
を受け取った場合、前記最明ブロック平均値が前記蛍光
灯白色信号領域に近い場合と前記太陽光・タングステン
光白色信号領域に近い場合とで異なった重みづけ係数に
変更することを特徴とするオートホワイトバランス調整
装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のオートホワイトバランス
調整装置であって、 前記夕焼け判定回路は、前記各画面領域に含まれる各グ
ループの均質度の和からそれぞれ前記上方均質度、右方
均質度及び左方均質度を求めることを特徴とするオート
ホワイトバランス調整装置。 - 【請求項6】 請求項4記載のオートホワイトバランス
調整装置であって、 前記夕焼け判定回路は、前記各画面領域に含まれる各グ
ループの均質度の最大値からそれぞれ上方均質度、右方
均質度及び左方均質度を求めることを特徴とするオート
ホワイトバランス調整装置。 - 【請求項7】 請求項4〜請求項6のいずれかに記載の
オートホワイトバランス調整装置であって、 前記太陽光・タングステン光ブロック重みづけ回路は、
前記夕焼け判定信号を受け取った場合、前記太陽光・タ
ングステン光ブロック重みづけ係数を0に変更すること
を特徴とするオートホワイトバランス調整装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のオートホワイトバランス
調整装置であって、 前記最明ブロック重みづけ回路は、前記最明ブロック平
均値が前記蛍光灯白色信号領域よりも前記太陽光・タン
グステン光白色信号領域に近いほど前記最明ブロック重
みづけ係数の値を小さくすることを特徴とするオートホ
ワイトバランス調整装置。 - 【請求項9】 請求項4〜請求項8のいずれかに記載の
オートホワイトバランス調整装置であって、 画面における地面方向を入力する地面方向入力手段を有
し、 前記夕焼け判定回路の空画像判定部は、前記各画面領域
のうち前記地面方向入力手段から入力された地面方向と
反対側の画面領域のみが実質的に均質である場合に入力
映像信号の示す画像は空が多く写っている画像であると
判定することを特徴とするオートホワイトバランス調整
装置。
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