JPH08289249A - 記録媒体及びその同期信号配置装置及び再生装置及び方法 - Google Patents

記録媒体及びその同期信号配置装置及び再生装置及び方法

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JPH08289249A
JPH08289249A JP7086872A JP8687295A JPH08289249A JP H08289249 A JPH08289249 A JP H08289249A JP 7086872 A JP7086872 A JP 7086872A JP 8687295 A JP8687295 A JP 8687295A JP H08289249 A JPH08289249 A JP H08289249A
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odd
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synchronization
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充夫 山崎
Tadashi Kojima
正 小島
Shinichi Tanaka
伸一 田中
Toshiyuki Shimada
敏幸 島田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ディスクの再生位置の認識をフレーム単位で
確実に得られるようにする。 【構成】1フレームが同期信号とデータ領域からなり、
1行が先行する奇数フレームと偶数フレームからなり、
1セクタが複数行からなるデータを記録した媒体であ
り、連続した2個の同期信号番号を加算したときであっ
て、同じ行の同期信号番号を加算した場合は偶数(また
は奇数)となり、隣り合う異なる行の同期信号番号を加
算した場合は奇数(または偶数)となるように、上記フ
レームの同期信号の番号が取決めて記録するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク等の記録
媒体に映像や音声あるいは各種の情報を記録する場合、
データ管理上必要な同期信号を記録しまた再生するのに
好適する同期信号配置装置及び再生装置及び方法またそ
の記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザ光を媒体として情報の記
録、再生を行える光ディスクが開発されている。ここで
光ディスクに情報を記録するフォーマットとしては、各
種の提案が成されているが、いずれのケースでも同期信
号は不可欠である。このような光ディスクを再生する場
合は、同期信号を再生して、同期信号をカウントし、カ
ウント値により、フレームを判定している。つまり同期
信号を計数することによりフレームを検出するようにし
ている。しかしながら、ディスクが異常な回転をした場
合は、フレームの長さが長くなったり短くなったりす
る。すると、同期信号のカウントミス等が生じセクタ内
のどのフレームを再生しているのかが不明となり、ここ
で再生されるデータがすべてエラーとなってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、同期
信号を検出することによりフレームを検出するが、ディ
スクが異常な回転をした場合、フレームの長さが長くな
ったり短くなったりしたときに同期信号のカウントミス
が生じる。すると、セクタ内のどのフレームを再生して
いるのか不明となる場合があり、このような場合は、こ
こで再生したすべてのデータがエラーとなる。
【0004】そこでこの発明は、再生位置の認識をフレ
ーム単位で確実に得られるようにした同期信号配置装置
及び再生装置及び方法またその記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、1フレーム
が同期信号とデータ領域からなり、1行が奇数フレーム
と偶数フレームからなり、1セクタが複数行からなるデ
ータを記録した媒体であり、連続した2個の同期信号番
号を加算したときであって、同じ行の同期信号番号を加
算した場合は偶数(または奇数)となり、隣り合う異な
る行の同期信号番号を加算した場合は奇数(または偶
数)となるように、上記フレームの同期信号の番号が取
決めされて記録する。
【0006】またこの発明は、1フレームが同期信号と
データ領域からなり、1行が奇数フレームと偶数フレー
ムからなり、1セクタが複数行からなるデータを記録し
た媒体であり、連続した3個の同期信号番号の組み合わ
せにおいて、その組み合わせと1フレームずれた連続し
た3個の同期信号番号の組み合わせでは、同一のものが
存在しない同期信号番号の組み合わせが存在するよう
に、各同期信号番号を割り振って記録するようにしてい
る。
【0007】
【作用】上記の手段により、偶数奇数の判定により、デ
ィスクの再生位置をフレーム単位で確実に認識すること
ができる。また、連続した3個の同期信号番号の組み合
わせにおいて、その組み合わせと1フレームずれた連続
した3個の同期信号番号の組み合わせを監視することに
よりディスクの再生位置をフレーム単位で確実に認識す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例に係わる記録媒体
(光ディスク)における同期信号の配列例である。S0
〜S5は、各フレームの先頭に配置されている同期信号
であるり番号も意味している。この光ディスクのデータ
配置は、奇数フレームと偶数フレームがペアとなり、1
行を構成している。そして複数行(図の例では13行)
が1セクタを構成している。そして複数セクタが、1ブ
ロックを構成するように設定されている。
【0009】ここで、ブロックを識別するために、ブロ
ックの先頭のセクタであり、かつこのセクタの先頭の行
(第1行)には、S0が奇数、偶数フレームの同期信号
位置に同期信号を兼ねて配置されている。そして次のセ
クタの先頭の行(第1行)には、セクタ識別用としてS
1が記録されている。セクタ識別用の同期信号S1がセ
クタ毎に配置され、複数続くとまた先頭の行にブロック
識別のためのS0が配列されている。
【0010】次に、各セクタの第2行以降の同期信号番
号の割り当てであるが、次のように割り当て配置され
る。即ち、奇数フレームに関しては、S2、S3、S
4、S5、S4、S5、S2、S3、S2、S5、S
4、S3である。また偶数フレームに関しては、S2、
S5、S4、S3、S2、S3、S4、S5、S4、S
5、S2、S3である。次のセクタに関しても先頭の行
のS1を除けば同様な配置である。
【0011】ここで、この配列の規則性を見ると以下の
ようになっている。即ち、連続した2個の同期信号番号
を加算したときであって、同じ行の同期信号番号を加算
した場合は偶数(または奇数)となり、隣り合う異なる
行の同期信号番号を加算した場合は奇数(または偶数)
となる。
【0012】さらにまた、連続した3個の同期信号番号
の組み合わが、どの組み合わせであっても、前記セクタ
内ならば同一ものが存在しないように各同期信号番号が
割り振られている。即ち、第2行から見ると、「S2、
S2、S3」、「S2、S3、S5」、「S5、S4、
S4」、「S4、S4、S5」、「S4、S5、S
3」、「S5、S3、S4」、…というふうになる。
【0013】図2には、第1のセクタにおける行番号
と、同期信号番号と、3フレーム連続したときに同期信
号番号の組み合わせをまとめて示している。さらに、連
続した3個の同期信号番号の組み合わせにおいて、その
組み合わせと1フレームずれた連続した3個の同期信号
番号の組み合わせでは、同一のものが存在しない同期信
号番号の組み合わせが、存在するように各同期信号番号
を割り振られた場合の実施例としては、「S2、S2、
S2」、「S2、S2、S3」、「S2、S3、S
2」、「S3、S2、S3」、「S2、S3、S2」と
いう、1フレームずれた連続した3個の同期信号番号の
組み合わせで同一でない組み合わせが存在する。
【0014】次に、上記のような第2行以降の同期信号
を図1に示すような順序で発生する原理について説明す
る。図3には、その原理を示している。
【0015】10進では0〜11に相当する2進のデー
タ「0000」〜「1011」を16進カウンタで発生
し、このデータを利用して同期信号を作成する。まず、
図示の領域A1、A2、A3のように、カウント値が分
類される。A1の下位の2ビットを見ると、0〜3を現
している。一方、奇数フレーム(ODD)の番号は2〜
5であり、両者の関係を見ると、0、1、2、3にそれ
ぞれ+2を行えば、目的のフレーム同期番号を得ること
ができる。
【0016】次にA2の領域に着目してみる。この領域
A2の奇数フレーム同期番号は、4、5、2、3となっ
ている。この数値から−2を行うと、2、3、0、1が
得られる。ここでカウント値の下位2ビットに着目し、
そのLSB+1のビット(2ビット目)を反転すると、
「10」=2、「11」=3、「00」=0、「01」
=1を得ることができる。
【0017】次にA3の領域に着目してみる。この領域
A3の奇数フレーム同期番号は、2、5、4、3となっ
ている。この数値から−2を行うと、0、3、2、1が
得られる。ここでカウント値の下位2ビットに着目し、
そのLSBが1のときのみLSB+1ビット(2ビット
目)を反転すると、「00」=0、「11」=3、「1
0」=2、「01」=1を得ることができる。
【0018】偶数フレーム(EVEN)の番号は、奇数
フレーム(ODD)の番号と図に矢印で示すような関係
となっている。したがって、奇数フレームの番号に比べ
て偶数フレームの番号の発生順序を修正してやればよ
い。
【0019】図4は、具体的に、上述したフレーム同期
番号の発生回路を示している。この回路は、12進カウ
ンタ11を動作させながら、そのカウント出力を用い
て、先の図3で示したような処理を行い、奇数フレーム
及び偶数フレームの同期信号(フレーム同期番号=SY
NC番号)を発生する。カウンタ11のカウント出力
(A〜D)の4ビットにおいて、AをLSB、DをMS
Bとする。このカウンタ出力(A〜D)は、論理判定回
路12、13、14、15に入力される。
【0020】論理判定回路12、13の判定出力は、オ
ア回路16を介してイクスクルーシブオア回路17の一
方に入力される。このイクスクルーシブオア回路17の
他方には出力Bが供給されている。このイクスクルーシ
ブオア回路17の出力ビットは、上位ビットEとして用
いられ、下位ビットとしてカウンタ出力Aが用いられ、
このEAが加算器18に入力される。そしてこの加算器
18でさらに+2の処理が行われ、この出力が奇数フレ
ーム同期番号出力として用いられる。
【0021】論理判定回路14、15の判定出力は、オ
ア回路19を介してイクスクルーシブオア回路20の一
方に入力される。このイクスクルーシブオア回路20の
他方には出力Bが供給されている。このイクスクルーシ
ブオア回路20の出力ビットは、上位ビットFとして用
いられ、下位ビットとしてカウンタ出力Aが用いられ、
このFAが加算器21に入力される。そしてこの加算器
21でさらに+2の処理が行われ、この出力が偶数フレ
ーム同期番号出力として用いられる。
【0022】次に、動作を説明する。論理判定回路12
は、D=0、C=1のときにハイレベル出力を得る。つ
まり図3の領域A2を判定し、カウンタ出力がこの領域
A2のときは論理“1”を出力する。また、論理判定回
路13は、D=1、C=0、A=1のときハイレベル出
力を得る。つまり図3の領域A3であって、カウンタ出
力のLSBが1のときに論理“1”を出力する。またこ
れ以外の論理のときは、オア回路16の出力は“0”
(領域A1の判定状態)であり、イクスクル−シブオア
回路17の出力は出力Bの論理と同じである。これによ
りイクスクルーシブオア回路17の出力EとLSB出力
Aを組み合わせることにより、図3のデータA4を図に
示す順番に得ることができる。
【0023】論理判定回路14は、D=0、C=0、A
=1のときにハイレベル出力を得る。つまり図3の領域
A1であって、カウンタ出力のLSBが1のときに論理
“1”を出力する。また、論理判定回路15は、D=
1、C=0のときハイレベル出力を得る。つまり図3の
カウンタ領域A3のときに論理“1”を出力する。これ
以外の論理状態のときはオア回路19の出力は“0”
(領域A2)の判定状態であり、イクスクルーシブオア
回路19の出力は出力Bの論理と同じである。カウンタ
領域A1の状態にあるときは、論理判定回路14の判定
により、イクスクルーシブオア回路20の出力側では、
図3のデータA5が作成され、またカウンタ領域A2に
あるときは、出力Bがそのままイクスクルーシブオア回
路20から出力されるので、図3のデータA6が作成さ
れる。また、カウンタ領域A3にあるときは、論理判定
回路15の判定により、イクスクルーシブオア回路20
の出力側では、図3のデータA7が作成される。
【0024】したがって、カウンタ11のカウント動作
が進むにつれて、奇数フレーム同期番号も、偶数フレー
ム同期番号も図3に示した順番で発生される。上記の実
施例は、ハードウエアによりフレーム同期番号を発生さ
せた。しかしこれに限らずソフトウエアにより発生させ
てもよい。
【0025】図5は、そのための実施例である。ステッ
プT1で16進カウンタがスタートさせられる。カウン
トが進み(ステップT2)、MSB=0、MSB−1=
0であるかどうかの判定が行われる。つまり上位2ビッ
トが00であるかどうかの判定であり図3のカウンタ領
域A1を判定することである(ステップT3)。ここで
カウンタ領域A1であれば、下位2ビットに+2を行う
ことで(ステップT4)、奇数フレームの番号を得るこ
とができる。次に、LSB=1かどうかを判定し(ステ
ップT5)、NOであれば下位2ビット+2を実行し、
YESであれば、LSB+1ビット目を反転して、下位
2ビット+2を実行すれば、偶数フレームの番号を得る
ことができ、カウントアップステップにリターンする。
【0026】MSB=0、MSB−1=0でない場合
は、ステップT8に移行し、MSB=0、MSB−1=
1であるかどうかの判定が行われる。つまり上位2ビッ
トが01であるかどうかの判定であり図3のカウンタ領
域A2を判定することである。ここでカウンタ領域A2
であれば、そのカウンタ出力の(LSB+1)を反転し
て下位2ビット+2を実行すれば(ステップT9)、奇
数フレーム同期番号を得ることができ、また、カウンタ
出力の下位2ビットに+2を実行すれば、偶数フレーム
同期番号を得ることができる(ステップT10)。
【0027】MSB=0、MSB−1=1でない場合
は、ステップT11に移行し、MSB=1、MSB−1
=0であるかどうかの判定が行われる。つまり上位2ビ
ットが10であるかどうかの判定であり図3のカウンタ
領域A3を判定することである。ここでカウンタ領域A
3であれば、LSB=1であるかどうかの判定が行われ
る(ステップT12)。LSB=1であれば、(LSB
+1)ビット目を反転して、下位2ビット+2を実行
し、LSB=0のときは下位2ビット+2を実行するこ
とにより、奇数フレーム同期番号を得ることができる
(ステップT13、T14)。またLSB=1、LSB
=0であっても、カウンタ出力の下位2ビット+2を実
行すれば、偶数フレーム同期番号を得ることでき(ステ
ップT15)。次にカウンタ出力が11であるかどうか
の判定が行われ、11の場合は、カウンタクリアが行わ
れ、11でない場合は、カウントアップステップに戻
る。
【0028】図6は、上記の如く、奇数、偶数のフレー
ム同期番号が設定された記録媒体が再生された場合に、
現在認識しているフレーム同期番号が正常なものかどう
かを判定する判定論理フローチャートである。
【0029】同期信号が再生されるとその同期(SYN
C)番号の判定が行われる(ステップT21、T2
2)。ステップT23では2連続周期の同期番号の加算
が行われ、またこれと平行してステップT24では連続
3周期の同期番号の取得が行われる。2連続周期の同期
番号の加算結果が、偶数であれば、同一行、つまり偶数
フレームの同期番号が直前に取得されたことであり、奇
数であれば異なる行、つまり奇数フレームの同期番号が
直前に取得されたことである(ステップT26、T2
7)ことを認識する。この判定で、偶数・奇数の検出が
交互に検出できなくなった場合に、例えば、偶数、奇
数、奇数、偶数と検出された場合には、再生に異常が発
生したと認識する(ステップT28)。そしてこの認識
が、例えば2回連続した場合は、現在認識している行番
号、偶数/奇数認識は修正する必要があると判定してス
タートに戻る。この場合は、T30にて再生した行番
号、偶数/奇数データが保存され、現在認識してるフレ
ームの行番号、偶数/奇数データを修正する(ステップ
T29、T30)。
【0030】一方、先のステップT24においては、連
続3周期の同期信号番号の取得が行われる。これらの組
み合わせは、1フレームずれた連続した3個の同期信号
番号の組み合わせでは、同一のものが存在しないように
各同期信号暗号が割り振られているのであれば、容易に
その3フレーム分の番号をROM等で参照することによ
って、1フレームずれている場合には、そのずれを検出
することができる(ステップS31)。例えばS2、S
2、S2、S3、S2、S3、S2のような同期信号番
号の構成が存在しているとすると、この構成において、
「S2、S2、S2」、「S2、S2、S3」、「S
2、S3、S2」、「S3、S2、S3」、「S2、S
3、S2」という組み合わせが存在することになる。こ
の3個の同期信号の組み合わせの違いにより、1フレー
ムのずれを検出することができるので、これにより、フ
レームの再生異常を知ることが可能である。異常を検出
した場合には、T30にて行番号、偶数/奇数データが
保存され、現在認識しているフレームの行番号、偶数/
奇数データを修正する。1フレームずれた連続した3個
の同期信号番号の組み合わせにおいて、同一のものが存
在しない同期信号番号の組み合わせとなるように各同期
信号番号を割り振られているのであれば、上記のよう
に、最低限1フレームのずれを検出することができる。
【0031】しかし1フレーム以上、Nフレーム以内ず
れた連続した3個の同期信号の組み合わせにおいて、同
一のものが存在しないように各同期信号番号を割り振ら
れているのであれば、最低Nフレームのずれを検出し
て、フレームの行番号、偶数/奇数データを修正するこ
とができる。よって連続した3個の同期信号番号の組み
合わせがどの組み合わせであっても、セクタ内及びセク
タ境界でも同一のものが存在しないように各同期信号を
割り振って構成されているのであれば1セクタ以内のフ
レームずれを修正することが可能である。
【0032】図7には、上記のフローチャートと同じ処
理を実現する同期信号再生回路を示している。光ディス
クから再生された信号は、同期検出回路31に入力され
る。ここで検出された同期信号は、次の同期信号番号検
出回路32に入力される。ここでは、図1に示したよう
な同期信号S0〜S5の同期信号番号が検出される。こ
の番号を示すデータは、3連続周期の同期信号番号取得
回路33と、2連続周期の同期信号番号加算回路35に
供給される。3連続周期の同期信号番号取得回路33で
は、連続3周期の同期番号の組み合わせを作る。この組
み合わせは、1つのセクタ内及びセクタ境界では、すべ
て異なることから、判定回路34において、容易にその
3フレーム分の同期信号番号を参照することにより、現
在の行位置を確認し判定することができる。
【0033】また、2連続周期の同期信号番号加算回路
35においては、2連続周期の同期番号の加算が行われ
る。そして判定回路36では、2連続周期の同期番号の
加算結果が、偶数であれば、同一行、つまり偶数フレー
ムの同期番号が直前に取得されたことであり、奇数であ
れば異なる行、つまり奇数フレームの同期番号が直前に
取得されたことであることを認識する。判定回路34、
36の出力は、異常判定回路37に入力される。
【0034】判定回路34から出力された行番号と、奇
数/偶数判定結果及び、判定回路36から得られた奇数
/偶数判定結果が異常判定回路37を介してデータ発生
回路38に入力され行番号、偶数/奇数データが保存さ
れる。このラッチタイミングは同期検出回路31で同期
信号が検出されるタイミングである。ここで、異常判定
回路37が異常状態を検出すると、例えばデータ発生回
路38以前の状態を保持したままとなる。異常検出とし
ては、先に説明したように偶数、奇数、奇数、偶数と検
出された場合、さらには、3連続する同期信号番号の組
み合わせにおいてその組み合わせが存在しないような場
合である。
【0035】
【発明の効果】上記したようにこの発明によれば、再生
位置の認識をフレーム単位で確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による同期信号配列例を示
す図。
【図2】この発明の一実施例の同期信号配列の特性を示
す説明図。
【図3】この発明の一実施例の同期信号配列の原理を示
す説明図。
【図4】この発明の一実施例による同期信号発生回路を
示す図。
【図5】この発明の他の実施例による同期信号発生手順
を示す図。
【図6】この発明の一実施例による同期信号再生及び判
定手順を示す図。
【図7】この発明の一実施例による同期信号再生装置を
示す図。
【符号の説明】
11…カウンタ、12〜15…論理判定回路、16、1
9…オア回路、17、20…イクスクルーシブオア回
路、18、21…加算器、31…同期検出回路、32…
同期信号番号検出回路、33…3連続周期の同期信号番
号取得回路、34…判定回路、35…2連続周期の同期
信号番号加算回路、36…判定回路、37…異常判定回
路、38…データ発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 伸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 島田 敏幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるデータを記録した媒体であり、連
    続した2個の同期信号番号を加算したときであって、同
    じ行の同期信号番号を加算した場合は偶数(または奇
    数)となり、隣り合う異なる行の同期信号番号を加算し
    た場合は奇数(または偶数)となるように、上記フレー
    ムの同期信号の番号が取決めされて記録されていること
    を特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるデータを記録した媒体であり、連
    続した3個の同期信号番号の組み合わせにおいて、その
    組み合わせと1フレームずれた連続した3個の同期信号
    番号の組み合わせでは、同一のものが存在しない同期信
    号番号の組み合わせが存在するように、各同期信号番号
    を割り振って記録されていることを特徴とする記録媒
    体。
  3. 【請求項3】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるデータを記録した媒体であり、連
    続した3個の同期信号番号の組み合わせが、どの組み合
    わせであっても、前記セクタ内及び、セクタの境界にお
    いても、同一のものが存在しないように、各同期信号番
    号を割り振って記録されていることを特徴とする記録媒
    体。
  4. 【請求項4】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるデータを記録した媒体であり、連
    続した2個の同期信号番号を加算したときであって、同
    じ行の同期信号番号を加算した場合は偶数(または奇
    数)となり、隣り合う異なる行の同期信号番号を加算し
    た場合は奇数(または偶数)となるように、上記フレー
    ムの同期信号の番号が取決めされ、また、連続した3個
    の同期信号番号の組み合わせが、どの組み合わせであっ
    ても、前記セクタ内ならば同一ものが存在しないように
    各同期信号番号を割り振って記録されていることを特徴
    とする記録媒体。
  5. 【請求項5】カウンタのカウント出力の内、上位側から
    D、Cの2ビットの変化に応じて、最下位+1、最下位
    側であるB、Aの2ビットの処理内容が異なるもので、 上位の2ビットが00のときは、下位の2ビットに+2
    を施して奇数(または偶数)フレームの同期番号とし、
    上位の2ビットが01のとき及び10であって最下位ビ
    ットが1のときは、下位から第2ビット目を反転し、こ
    のビットと前記最下位ビットで現される数値に+2を施
    して奇数(または偶数)フレームの同期番号とする手段
    と、 上位の2ビットが00で、最下位ビットが1のとき及び
    上位の2ビットが10のときは、下位から第2ビット目
    を反転し、このビットと前記最下位ビットで現される数
    値に+2を施して偶数(または奇数)フレームの同期番
    号とし、上位の2ビットが01であるときは、下位の2
    ビットに+2を施して偶数(または奇数)フレームの同
    期番号とする手段とを具備したことを特徴とする同期信
    号配置装置。
  6. 【請求項6】カウンタのカウント出力の内、上位側から
    D、Cの2ビットの変化に応じて、最下位+1、最下位
    側であるB、Aの2ビットの処理内容が異なるもので、 上位の2ビットが00のときは、下位の2ビットに+2
    を施して奇数(または偶数)フレームの同期番号とし、
    上位の2ビットが01のとき及び10であって最下位ビ
    ットが1のときは、下位から第2ビット目を反転し、こ
    のビットと前記最下位ビットで現される数値に+2を施
    して奇数(または偶数)フレームの同期番号とし、 上位の2ビットが00で、最下位ビットが1のとき及び
    上位の2ビットが10のときは、下位から第2ビット目
    を反転し、このビットと前記最下位ビットで現される数
    値に+2を施して偶数(または奇数)フレームの同期番
    号とし、上位の2ビットが01であるときは、下位の2
    ビットに+2を施して偶数(または奇数)フレームの同
    期番号とすることを特徴とする同期信号配置方法。
  7. 【請求項7】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるデータを記録した媒体を再生し、
    連続した2個の同期信号番号を加算したときであって、
    同じ行の同期信号番号を加算した場合は偶数(または奇
    数)となり、隣り合う異なる行の同期信号番号を加算し
    た場合は奇数(または偶数)となるかどうかを判別し、
    再生中のフレーム位置を認識する手段を有したことを特
    徴とする同期信号再生装置。
  8. 【請求項8】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるデータを記録した媒体を再生し、
    連続した3個の同期信号番号の組み合わ内容から、再生
    中のフレーム位置と再生行を認識する手段を有したこと
    を特徴とする同期信号再生装置。
  9. 【請求項9】1フレームが同期信号とデータ領域からな
    り、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1セ
    クタが複数行からなるフォーマットであり、連続した2
    個の同期信号番号を加算したとき、同じ行の同期信号番
    号を加算した場合は偶数(又は奇数)となり、隣り合う
    異なる行の同期信号番号を加算した場合は奇数(または
    偶数)となるように、上記フレームの同期信号の番号を
    取決め、また連続した3個の同期信号番号の組み合わせ
    において、その組み合わせと1フレームずれた連続した
    3個の同期信号番号の組み合わせでは、同一のものが存
    在しない同期信号番号の組み合わせが、存在するように
    各同期信号番号を割り振って構成された同期信号の配置
    方法。
  10. 【請求項10】1フレームが同期信号とデータ領域から
    なり、1行が奇数フレームと偶数フレームからなり、1
    セクタが複数行からなるフォーマットであり、連続した
    2個の同期信号番号を加算したときであって、同じ行の
    同期信号番号を加算した場合は偶数(または奇数)とな
    り、隣り合う異なる行の同期信号番号を加算した場合は
    奇数(または偶数)となるように、上記フレームの同期
    信号の番号が取決めされ、また、連続した3個の同期信
    号番号の組み合わせが、どの組み合わせであっても、前
    記セクタ内ならば同一ものが存在しないように各同期信
    号番号を割り振って構成された同期信号の配置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6259660B1 (en) 1998-04-27 2001-07-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical disk apparatus having error correction circuit
US6339627B1 (en) 1997-06-13 2002-01-15 Nec Corporation Synchronization detector capable of detecting location of frame without synchronization signal included in the frame
WO2004081925A1 (en) * 2003-03-13 2004-09-23 Samsung Electronics Co. Ltd. Recording method, protecting method, information storage medium, and reproducing apparatus

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