JPH08288936A - 標本化クロック再生装置 - Google Patents

標本化クロック再生装置

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JPH08288936A
JPH08288936A JP8513095A JP8513095A JPH08288936A JP H08288936 A JPH08288936 A JP H08288936A JP 8513095 A JP8513095 A JP 8513095A JP 8513095 A JP8513095 A JP 8513095A JP H08288936 A JPH08288936 A JP H08288936A
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signal
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clock
frequency
sampling clock
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Hitoshi Maruoka
仁 丸岡
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】送信部62は映像入力信号1をディジタル伝送
する。受信部64で、分離回路16は伝送データ15か
ら符号化信号5bと周波数情報13bとを分離する。復
号回路17は符号化信号5bから復号信号18を出力す
る。伝送路クロック再生回路19は伝送クロック20を
出力する。分周回路21は分周クロック22を出力す
る。周波数情報発生回路25は分周クロック22と標本
化クロック24とから相対情報26を出力する。減算器
27は分離された周波数情報13bと周波数情報26と
の差分をとり差分信号28を出力する。平均算出回路2
9は差分信号28と伝送クロック20とから差分平均値
信号30を出力する。標本化クロック再生回路23は標
本化クロック24を再生する。D/A変換器31は復号
信号18を標本化クロック24によりD/A変換し映像
出力信号32を出力する。 【効果】短かい引込み時間で標本化クロックを再生でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は標本化クロック再生装置
に関し、特に映像信号を非同期の標本化クロックで標本
化し伝送し受信側で標本化クロックを再生する標本化ク
ロック再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビ信号のような映像信号を
ディジタル伝送する場合、映像信号の標本化クロック周
波数は映像同期信号に同期するように定められる。一
方、ディジタル伝送路の伝送クロック周波数は伝送系に
よって予め定められている場合が多く、映像同期信号の
クロック周波数とは無関係である。このように、伝送す
べき映像信号の標本化クロック周波数と伝送クロック周
波数が異なる場合、受信側で映像信号の標本化クロック
周波数を忠実に再生し送信側の映像信号の標本化クロッ
ク周波数と一致させる必要がある。もし、一致しないと
映像信号の再現ができなくなる。
【0003】このため、例えば、昭和54年4月23日
に公開された特開昭54−51305号公報記載の構成
では、送信側において、標本化クロックと伝送クロック
とのクロック周波数の比を周波数情報として伝送し、受
信側において、新たに標本化クロックと伝送クロックと
のクロック周波数の比から周波数情報を生成し、送信側
からの周波数情報と比較してその差分値で標本化クロッ
クの発生を制御し、受信側で再生した標本化クロック周
波数を送信側の標本化クロック周波数と一致させてい
る。
【0004】図5は従来の標本化クロック再生装置を示
すブロック図である。
【0005】図5を参照すると、従来の標本化クロック
再生装置は、送信部62と受信部63とから構成されて
いる。
【0006】送信部62は、映像入力信号1をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器2と、映像入力信号1の
タイミングで標本化クロック7を出力する標本化クロッ
ク発生回路6と、A/D出力3を符号化した符号化信号
5aを出力する符号化回路4と、伝送クロック9を出力
する伝送路クロック発生回路8と、伝送クロック9を分
周し分周クロック11を出力する分周回路10と、標本
化クロック7と分周クロック11とからクロック周波数
比を求め周波数情報13aとして出力する周波数情報発
生回路12と、符号化信号5aと周波数情報13aとを
多重化し伝送データ15を出力する多重化回路14とか
ら構成されている。
【0007】また、受信部63は、伝送データ15から
伝送クロック20を抽出する伝送路クロック再生回路1
9と、伝送データ15から符号化信号5bと周波数情報
13bとに分離する分離回路16と、符号化信号5bを
復号し復号信号18を出力する復号回路17と、伝送ク
ロック20を分周し分周クロック22を出力する分周回
路21と、標本化クロック61を出力する標本化クロッ
ク再生回路60と、標本化クロック61と分周クロック
22とから周波数情報26を出力する周波数情報発生回
路25と、分離回路16で分離された周波数情報13b
と周波数情報発生回路25で出力された周波数情報26
との差分をとり差分信号28を出力する減算器27と、
復号信号18を標本化クロック61によりD/A変換し
映像出力信号32を出力するD/A変換器31とから構
成されている。
【0008】次に、図5を参照して動作を説明する。
【0009】送信部62に入力した映像入力信号1は、
標本化クロック発生回路6から出力される伝送クロック
9と非同期の標本化クロック7によりサンプリングさ
れ、A/D変換器2によりアナログ信号からディジタル
信号に変換されA/D出力3として出力される。A/D
出力3は符号化回路4で符号化される。伝送路クロック
発生回路8が出力する伝送クロック9は分周回路10に
より分周され分周クロック11として出力される。ここ
で、分周とは伝送クロックの周波数をfHzとするとN
を整数として(f/N)Hzの周波数にすることを意味
する。
【0010】周波数情報発生回路12は、分周クロック
11と標本化クロック7とのクロック周波数比を求め周
波数情報13aとして出力する。多重化回路14は、符
号化回路4の出力である符号化信号5aと周波数情報1
3aとを多重化して伝送データ15として送信する。
【0011】受信部63に入力した伝送データ15は、
伝送路クロック再生回路19でクロックが再生され伝送
クロック20として出力される。伝送クロック20は分
周回路21により分周され分周クロック22として周波
数情報発生回路25に出力される。
【0012】一方、伝送データ15は分離回路16で伝
送クロック20を使用して、符号化信号5bと周波数情
報13bとに分離される。分離された符号化信号5bは
復号回路17で復号され復号信号18として出力され
る。
【0013】周波数情報発生回路25は、標本化クロッ
ク再生回路60の出力である標本化クロック61と分周
クロック22とから周波数情報26を出力する。周波数
情報26は伝送データ15から分離された周波数情報1
3bとともに、減算器27で差分がとられ、差分信号2
8として標本化クロック再生回路60に出力される。
【0014】周波数情報は標本化クロックと分周クロッ
クとのクロック周波数比であることから、周波数情報1
3bと周波数情報26との差分信号28の値が最小とな
るように、標本化クロック再生回路60と、周波数情報
発生回路25と、減算器27とでフィードバック制御が
行われるので、送信側の標本化クロック7に同等な標本
化クロック61を再生することができる。
【0015】ディジタル信号である復号信号18は、送
信側の標本化クロック周波数7に等しい標本化クロック
61のタイミングでD/A変換器31によりアナログ信
号に変換され、映像出力信号32として再生される。
【0016】図6は図5の周波数情報発生回路の詳細ブ
ロック図である。周波数情報発生回路12および25
は、微分回路33とカウンタ35とレジスタ37とから
構成されている。
【0017】また、図7は周波数情報発生回路の動作の
一例を示すタイムチャートである。
【0018】次に、図6と図7とを参照して動作を説明
するが、説明は送信側の周波数情報発生回路12につい
て行なう。受信側の周波数情報発生回路25は同じ動作
を行なうので説明を省略する。。
【0019】カウンタ35は標本化クロック7をカウン
トし、カウンタ35の出力であるカウント値36をレジ
スタ37に取込む。このとき、分周クロック11を微分
回路33で微分する。微分動作は、分周クロック11の
LowレベルからHighレベルへの立上がりから標本
化クロック7の最初のクロックの立上がりに同期して、
HighレベルからLowレベルに立下がり、標本化ク
ロック7の1周期分の間Lowレベルになる微分パルス
34を生成することで行われる。
【0020】微分パルス34は分周クロック11の1周
期毎に微分回路33から出力され、カウンタ35のロー
ド信号として使用される。微分パルス34の1周期の
間、標本化クロック7のクロック数をカウントしてい
る。
【0021】また、微分パルス34はレジスタ37のラ
ッチ信号として使用され、微分パルス34がHighレ
ベルからLowレベルになる立下がりの時点でカウント
値36をラッチし、周波数情報13aとして出力する。
【0022】受信側では、受信分離した周波数情報13
bと受信側の周波数情報26との比較を減算器27によ
り分周クロック22の1周期毎に行ない、両者の差分信
号28により標本化クロック再生回路60に内蔵されて
いる電圧制御発振器であるVCO(Voltage C
ontorolled Oscillator)を制御
して標本化クロック61を再生している。
【0023】しかしながら、送信側の周波数情報の精度
が粗い場合、差分信号28も粗い精度となりこの粗さの
ために差分信号28の周波数比の変動が粗くなるので、
周波数の安定度を高めるためにVCOの周波数制御の利
得を小さくする必要がある。
【0024】逆に周波数情報の精度が良くても、差分信
号28の周波数比の変動が大きい場合は追従性を良くす
るために、VCOの周波数制御の利得を大きくする必要
がある。このための一方法として、利得特性を差分信号
28が小さいときは利得を小さくし、差分信号28が大
きくなるにしたがって大きい利得にする非線形の利得特
性を用いて制御することが考えられるが、利得が大きい
ときにオーバーシュートが生じないように周波数の安定
性を図りかつ同期引込み時間を短縮できるような特性を
考慮する必要がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の標本化
クロック再生装置は、送信側周波数情報と受信側周波数
情報との差分値に利得を乗算してから積分してVCOの
制御電圧を求めるときの利得特性を、差分値が小さいと
きは利得を小さく、差分値が大きくなるにしたがって大
きな利得にする非線形の利得特性を用いて制御していた
が、大きな利得にしたときにオーバーシュートが生じな
いようにして周波数の安定性を図りかつ引込み時間を短
縮できるように利得特性を定めなければならない。とこ
ろが、周波数の安定性と引込み時間短縮の両方を満足す
る利得特性が得られないので、安定して早い引込み時間
で標本化クロックを再生することができないという欠点
を有している。
【0026】本発明の目的は、周波数の安定性を図りか
つ早い引込み時間で標本化クロックを再生する標本化ク
ロック再生装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の標本化クロック
再生装置は、映像信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器と、前記映像信号に応答して第1の標本化クロ
ックを発生する標本化クロック発生回路と、前記A/D
変換器の出力を符号化した符号化信号を出力する符号化
回路と、第1の伝送クロックを出力する伝送路クロック
発生回路と、前記第1の伝送クロックを分周し第1の分
周クロックを出力する第1の分周回路と、前記第1の標
本化クロックと前記第1の分周クロックとから第1の周
波数比信号を出力する第1の周波数情報発生回路と、前
記符号化信号と前記第1の周波数比信号とを多重化した
伝送信号を出力する多重化回路とを含む送信手段と;前
記伝送信号から第2の伝送クロックを出力する伝送路ク
ロック再生回路と、前記伝送信号から前記符号化信号と
前記第1の周波数比信号とを分離し出力する分離回路
と、前記符号化信号を復号し復号信号を出力する復号回
路と、前記第2の伝送クロックを分周し第2の分周クロ
ックを再生する第2の分周回路と、第2の標本化クロッ
クを出力する第1の標本化クロック再生回路と、前記第
2の分周クロックと前記第2の標本化クロックとから第
2の周波数比信号を出力する第2の周波数情報発生回路
と、前記分離回路で分離された前記第1の周波数比信号
と前記第2の周波数比信号との差分信号を出力する減算
器と、前記復号信号を前記第2の標本化クロックにより
アナログ信号に変換し前記映像信号を出力するD/A変
換器とを含む受信部と;を備えた標本化クロック再生装
置において、前記受信部が上記構成に加え前記差分信号
と前記第2の伝送クロックとから前記差分信号の平均を
とり差分平均値信号を出力する平均算出回路を備え、前
記第1の標本化クロック再生回路が前記差分平均値信号
と前記差分信号とから第3の標本化クロックを出力する
第2の標本化クロック再生回路から構成されたことを特
徴とする標本化クロック再生装置が得られる。
【0028】また、前記平均算出回路がレジスタとカウ
ンタと加算器とで構成されたことを特徴とする標本化ク
ロック再生装置が得られる。
【0029】さらに、前記第2の標本化クロック再生回
路が前記差分信号の周波数変化を検出する周波数変化検
出回路と、前記周波数変化の大きさにより前記差分信号
または前記差分平均値信号のいずれかを前記周波数変化
検出回路の制御により選択し出力する選択回路と、前記
選択回路の出力信号をアナログ制御信号に変換するD/
A変換器と、前記アナログ制御信号を積分する積分回路
と、前記積分回路の出力信号により発振周波数を制御す
る電圧制御発振器とを備えたことを特徴とする標本化ク
ロック再生装置が得られる。
【0030】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0031】図1は本発明の標本化クロック再生装置の
一実施例を示すブロック図である。
【0032】図1に示す本実施例は、送信部62と受信
部64とから構成されている。
【0033】送信部62は従来の技術で述べた図5に示
される標本化クロック再生装置と同一であるので説明を
省略する。
【0034】受信部64は、伝送データ15から伝送ク
ロック20を抽出する伝送路クロック再生回路19と、
伝送データ15から符号化信号5bと周波数情報13b
とに分離する分離回路16と、符号化信号5bを復号し
復号信号18を出力する復号回路17と、伝送クロック
20を分周し分周クロック22を出力する分周回路21
と、標本化クロック24と分周クロック22とから周波
数情報26を出力する周波数情報発生回路25と、分離
回路16で分離された周波数情報13bと周波数情報発
生回路25で出力された周波数情報26との差分をとり
差分信号28を出力する減算器27と、差分信号28と
伝送クロック20とにより差分信号の平均をとり差分平
均値信号30を出力する平均算出回路29と、差分平均
値信号30と差分信号28とから標本化クロック24を
出力する標本化クロック再生回路23と、復号信号18
を標本化クロック24によりD/A変換し映像出力信号
32を出力するD/A変換器31とから構成されてい
る。
【0035】なお、上記の構成において、分離回路16
と、復号回路17と、D/A変換器31と、伝送路クロ
ック再生回路19と、分周回路21と、周波数情報発生
回路25と、減算器27とは、従来の技術で述べた図5
に示される標本化クロック再生装置と同じである。
【0036】次に、動作を詳細に説明する。
【0037】図1において、受信部64に入力された伝
送データ15は、伝送路クロック再生回路19でクロッ
クが抽出され伝送クロック20を出力する。伝送クロッ
ク20は分周回路21により分周され分周クロック22
を周波数情報発生回路25に出力する。
【0038】一方、伝送データ15は分離回路16で伝
送クロック20を使用して、符号化信号5bと周波数情
報13bとに分離される。分離された符号化信号5bは
復号回路17で復号され復号信号18として出力され
る。
【0039】周波数情報発生回路25は、標本化クロッ
ク再生回路23の出力である標本化クロック24と分周
クロック22とから周波数情報26を出力する。周波数
情報26は伝送データ15から抽出された周波数情報1
3bとともに、減算器27で差分がとられ、差分信号2
8として標本化クロック再生回路23と平均算出回路2
9とに出力される。
【0040】平均算出回路29は、所定期間にわたり差
分信号28の平均をとり差分平均値信号30を出力す
る。差分信号28と差分平均値信号30は標本化クロッ
ク再生回路23に入力される。標本化クロック再生回路
23は、差分信号28から周波数変化を検出し、周波数
変化が大きい場合は差分信号28を、周波数変化が小さ
い場合は差分平均値信号30を選択し、この選択した信
号に対して標本化クロック24を発生する。
【0041】標本化クロック24は周波数情報発生回路
25に入力されるとともに、D/A変換器31に出力さ
れる。復号回路17の出力である復号信号18は、D/
A変換器31によりディジタル信号からアナログ信号に
変換され映像出力信号32として出力される。
【0042】図2は図1の平均算出回路の詳細ブロック
図である。
【0043】図2を参照すると、平均算出回路29は加
算器38と、カウンタ42と、レジスタ40およびレジ
タ44とから構成されている。
【0044】差分信号28はレジスタ40の加算値出力
41と加算器38により加算され、加算器出力39とし
てレジスタ40に再入力される。一方、伝送クロック2
0はカウンタ42をカウントしフルカウント時に制御信
号43を出力する。制御信号43はレジスタ44のクロ
ックとして使用され、加算値出力41の除算回路として
動作する。すなわち、差分信号28が所定期間の伝送ク
ロック20のクロック数に対して除算され平均値がとら
れ差分平均値信号30として出力される。
【0045】図3は図1の標本化クロック再生回路の詳
細ブロック図であり、図4は図3の周波数変化検出回路
の構成図である。
【0046】標本化クロック再生回路23は、選択回路
45と、D/A変換器49と、積分回路51と、VCO
53と、周波数変化検出回路46とから構成されてい
る。
【0047】差分信号28は周波数変化検出回路46に
入力される。周波数変化検出回路46は、差分信号28
の変化が予め定めた値より大きいとき選択回路45が差
分信号28を選択する制御信号47を出力し、差分信号
28の変化が予め定めた値より小さいとき選択回路45
が差分平均値信号30を選択する制御信号47を出力す
る。選択回路45から出力される選択出力信号48は、
D/A変換器49でディジタル信号からアナログ信号に
変換されD/A出力50として積分回路51に出力され
る。
【0048】積分回路51はD/A出力50を積分しV
CO制御信号52としてVCO53に出力する。ここ
で、積分回路51は高周波のノイズ成分除去のために使
用されている。
【0049】VCO53は入力電圧により発振周波数が
変化する自走発振回路であり、VCO制御信号52の値
に基づいて標本化クロック24を出力する。
【0050】ここで図4を参照して、周波数変化検出回
路46の動作を説明する。
【0051】周波数変化検出回路46は、レジスタ54
と、減算器59と、比較器56とから構成されている。
【0052】現在入力される差分信号28とレジスタ5
4にストアされレジスタ出力55として出力される前回
の差分信号28とが減算器59で比較され、減算器出力
57として比較器56に出力される。比較器56は、減
算器出力57が予め定めたしきい値58より大きい場合
は差分信号28を選択する制御信号47を、また、しき
い値58より小さい場合は差分平均値信号30を選択す
る制御信号47を出力する。
【0053】このように、差分信号28の平均をとる操
作を行い、かつ差分信号28の周波数変化の検出を行い
周波数変化の大きさに応じて差分信号28または差分平
均値信号30を選択しVCO53を制御しているので、
最適制御された標本化クロック24を再生できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の標本化ク
ロック再生装置は、周波数変化が小さい場合差分信号の
平均を求めることにより標本化クロックと伝送クロック
とのクロック周波数比を示す周波数情報の差分信号の精
度を高くとることができ周波数の安定化が図れ利得特性
をきめこまかに定めることができるので、オーバーシュ
ートが起らないように周波数の安定性と引込み時間を短
縮する利得特性に構成できる。また、大きな周波数変化
を検出した場合には、差分信号の平均ではなく差分信号
そのもので制御するためVCOの利得特性を大きくする
ことなく引込み時間を短かくできる非線形の特性が構成
できるので、従来と比べて早い引込み時間で周波数の安
定性を図りながら標本化クロックを再生するという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の標本化クロック再生装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の平均算出回路の詳細ブロック図である。
【図3】図1の標本化クロック再生回路の詳細ブロック
図である。
【図4】図3の周波数変化検出回路の構成図である。
【図5】従来の標本化クロック再生装置を示すブロック
図である。
【図6】図5の周波数情報発生回路の詳細ブロック図で
ある。
【図7】周波数情報発生回路の動作の一例を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 映像入力信号 2 A/D変換器 3 A/D出力 4 符号化回路 5a,5b 符号化信号 6 標本化クロック発生回路 7 標本化クロック 8 伝送路クロック発生回路 9 伝送クロック 10 分周回路 11 分周クロック 12 周波数情報発生回路 13a,13b 周波数情報 14 多重化回路 15 伝送データ 16 分離回路 17 復号回路 18 復号信号 19 伝送路クロック再生回路 20 伝送クロック 21 分周回路 22 分周クロック 23 標本化クロック再生回路 24 標本化クロック 25 周波数情報発生回路 26 周波数情報 27 減算器 28 差分信号 29 平均算出回路 30 差分平均値信号 31 D/A変換器 32 映像出力信号 33 微分回路 34 微分パルス 35 カウンタ 36 カウント値 37 レジスタ 38 加算器 39 加算器出力 40 レジスタ 41 加算値出力 42 カウンタ 43 制御信号 44 レジスタ 45 選択回路 46 周波数変化検出回路 47 制御信号 48 選択出力信号 49 D/A変換器 50 D/A出力 51 積分回路 52 VCO制御信号 53 VCO 54 レジスタ 55 レジスタ出力 56 比較器 57 減算器出力 58 しきい値 59 減算器 60 標本化クロック再生回路 61 標本化クロック 62 送信部 63 受信部 64 受信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をディジタル信号に変換するA
    /D変換器と、前記映像信号に応答して第1の標本化ク
    ロックを発生する標本化クロック発生回路と、前記A/
    D変換器の出力を符号化した符号化信号を出力する符号
    化回路と、第1の伝送クロックを出力する伝送路クロッ
    ク発生回路と、前記第1の伝送クロックを分周し第1の
    分周クロックを出力する第1の分周回路と、前記第1の
    標本化クロックと前記第1の分周クロックとから第1の
    周波数比信号を出力する第1の周波数情報発生回路と、
    前記符号化信号と前記第1の周波数比信号とを多重化し
    た伝送信号を出力する多重化回路とを含む送信手段と;
    前記伝送信号から第2の伝送クロックを出力する伝送路
    クロック再生回路と、前記伝送信号から前記符号化信号
    と前記第1の周波数比信号とを分離し出力する分離回路
    と、前記符号化信号を復号し復号信号を出力する復号回
    路と、前記第2の伝送クロックを分周し第2の分周クロ
    ックを再生する第2の分周回路と、第2の標本化クロッ
    クを出力する第1の標本化クロック再生回路と、前記第
    2の分周クロックと前記第2の標本化クロックとから第
    2の周波数比信号を出力する第2の周波数情報発生回路
    と、前記分離回路で分離された前記第1の周波数比信号
    と前記第2の周波数比信号との差分信号を出力する減算
    器と、前記復号信号を前記第2の標本化クロックにより
    アナログ信号に変換し前記映像信号を出力するD/A変
    換器とを含む受信部と;を備えた標本化クロック再生装
    置において、 前記受信部が上記構成に加え前記差分信号と前記第2の
    伝送クロックとから前記差分信号の平均をとり差分平均
    値信号を出力する平均算出回路を備え、前記第1の標本
    化クロック再生回路が前記差分平均値信号と前記差分信
    号とから第3の標本化クロックを出力する第2の標本化
    クロック再生回路から構成されたことを特徴とする標本
    化クロック再生装置。
  2. 【請求項2】 前記平均算出回路がレジスタとカウンタ
    と加算器とで構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の標本化クロック再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の標本化クロック再生回路が前
    記差分信号の周波数変化を検出する周波数変化検出回路
    と、前記周波数変化の大きさにより前記差分信号または
    前記差分平均値信号のいずれかを前記周波数変化検出回
    路の制御により選択し出力する選択回路と、前記選択回
    路の出力信号をアナログ制御信号に変換するD/A変換
    器と、前記アナログ制御信号を積分する積分回路と、前
    記積分回路の出力信号により発振周波数を制御する電圧
    制御発振器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    標本化クロック再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6118317A (en) * 1997-03-12 2000-09-12 Nec Corporation Clock synchronizing system and synchronizing method
US8284148B2 (en) 2007-03-09 2012-10-09 Nec Corporation Clockless transmission system and clockless transmission method

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