JPH08288872A - 車載用fm多重放送受信装置 - Google Patents

車載用fm多重放送受信装置

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JPH08288872A
JPH08288872A JP8400095A JP8400095A JPH08288872A JP H08288872 A JPH08288872 A JP H08288872A JP 8400095 A JP8400095 A JP 8400095A JP 8400095 A JP8400095 A JP 8400095A JP H08288872 A JPH08288872 A JP H08288872A
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JP
Japan
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display
signal
program
vehicle
multiplex
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Pending
Application number
JP8400095A
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English (en)
Inventor
Takahisa Toda
隆久 戸田
Katsuo Matsumoto
勝男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車の運転に支障を期すことのない車載用FM
多重放送受信装置を提供することを目的とする。 【構成】 走行状態検出回路(12)に基づき車が走行
中であると判定したとき、FM多重信号検出回路(9)
の検出信号に基づく表示装置(18)の表示を禁止する
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM多重放送受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】FM多重放送は、文字や図形情報や付加
情報等をFM音声放送の電波の隙間に多重して新しいサ
ービスを提供する放送システムである(特開平3−69
26号公報参照)。このシステムは欧州のRDSや米国
のRBDSで実用化されている。日本においても一部の
放送局が1995年4月のサービス開始を目指して準備
している。これにはニュース,天気予報,補完番組,音
楽番組,交通情報や緊急放送などの表示情報があり、内
容により分類されている。この選択は放送局から送られ
てくるメニューに基づき行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
FM多重放送受信装置は、交通情報等を見ることができ
るので車に搭載されることでその利用価値が高まる。そ
こで、車のダッシュボードに装着できる車載用FM多重
放送受信装置が開発されているが、上記補完番組の様に
放送中の音声に関係する情報を表示(例えば、歌番組に
おける歌詞)する場合は、表示状態が常時変化するので
運転者がその表示に気を取られ、車の運転に支障を来す
恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のFM多重放送受
信装置は、上記点に鑑みてなされたもので、音声信号に
表示情報を重畳したFM多重信号から該表示情報を抽出
する多重信号検出手段と、表示手段と、検出手段の検出
信号に基づき表示手段の表示制御を行う制御手段とを有
するFM多重放送受信装置において、車の走行状態を検
出する走行検出手段を設け、制御手段は、走行検出手段
に基づき車が走行中であると判定したとき、多重信号検
出手段の検出信号が固定表示情報以外である場合は表示
手段の表示を禁止することを特徴とするものである。
【0005】本発明の他のFM多重放送受信装置は、音
声信号に表示情報を重畳したFM多重信号から該表示情
報を抽出する多重信号検出手段と、表示手段と、前記検
出手段の検出信号に基づき前記表示手段の表示制御を行
う制御手段とを有するものにおいて、車の走行状態を検
出する走行検出手段を設け、前記制御手段は、前記走行
検出手段に基づき車が走行中であると判定したとき、前
記多重信号検出手段の検出信号に基づく前記表示手段の
表示を禁止することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記のように構成したものであるか
ら、車の走行中は、補完番組等のように音声に対応して
その表示が変更する番組の表示を行わないことになる。
【0007】また、他の発明にあっては、車の走行中
は、全ての番組の表示を行わないことになる。
【0008】
【実施例】本発明の車載用FM多重放送受信装置の実施
例を図面に基づき説明する。まず、本実施例において受
信するFM多重放送信号の構成について説明する。本F
M多重放送信号は郵政省告示第461号(平成6年8月
25日付)に準拠する。
【0009】FM多重放送の信号はパケット形式であ
り、1フレームは288ビット×272行(ブロック)
のマトリクスで、図1に示す如く、データを伝送する1
90個のブロック(パケット)及び列方向のパリティを
伝送する82個のパリティのブロック(パリティパケッ
ト)からなる。パリティパケットはブロック識別符号
(BIC)とチェック符号(パリティ)とからなる(図
2)。
【0010】文字情報の種類を示す番組番号はパケット
に含まれる。パケット中の番組番号の位置を図3に基づ
き説明する。(a)はパケットの構成、(b)はこのパ
ケットのデータパケットの構成を示す。データパケット
は、プリフィックスとデータブロックからなり、このプ
リフィックスには、送信番組が逐次番組または記録番組
かを示すデータが含まれている。ここで、逐次番組と
は、補完番組の様に、自動的に表示内容が変更されるも
のであり、記録番組とは、天気予報、ニュースの様に、
使用者のキー操作によって表示内容が変更されるものを
いう。データブロックは文字・図形の場合144ビット
であり、付加情報の場合160ビットである。(c)は
文字・図形用のデータグループの構成を示し、1又は複
数のデータブロックからなる。何個のデータブロックか
らなるかは、各データグループ終了符号により判断でき
る。尚、付加情報のデータグループの説明は省略する。
(d)は番組データの構成を示し、1個のデータグルー
プ中の1又は複数のデータグループデータからなる。先
頭は番組管理データで、以降は1又は複数のページデー
タで構成される。(e)は番組管理データ及びページデ
ータの構成、(f)は番組管理データの番組データヘッ
ダ及びページデータのページデータヘッダの構成の先頭
部を示し、番組番号はこの中にある。番組番号は8ビッ
トであり、256種類の文字情報の内容を区別すること
ができる。規格では、番組番号0がメニュー情報、番組
番号254が補完番組と定義されているが、その他の番
号に対する番組は各放送局が自由設定できる。但し、設
定した内容は、メニュー情報にて送信される。
【0011】図4は実施例の要部を示すブロック図であ
る。(1)はFM受信回路であり、FMフロントエンド
(2)、FM−IF検波器(3)及びFMステレオ復調
回路(4)とからなる。FMフロントエンド(2)はア
ンテナ(5)から受信した信号を増幅して高周波信号と
し、高周波信号とPLL回路(6)からの発振信号を混
合して中間周波数信号を出力する。FM−IF検波器
(3)はFMフロントエンド(2)から出力される中間
周波数信号に対してFM検波を行う。FMステレオ復調
回路(4)はFM−IF検波器(3)より入力されたス
テレオ複合信号を用いてLチャンネル及びRチャンネル
信号を再生し、各チャンネル信号を出力する。FMステ
レオ復調回路(4)から出力された信号は増幅回路
(7)で増幅され、スピーカ(8)より音声となって出
力される。
【0012】(9)はFM多重信号検出回路であり、多
重用フィルタ(10)とデータ復調回路(11)とから
なる。多重用フィルタ(10)はFMフロントエンド
(2)の出力信号から音声信号と雑音成分を取り除き、
76kHzに多重されているLMSK(Level controll
ed Minimum Shift Keying)信号を抽出する。LMSK
とはステレオ音声信号の大きさに応じて多重信号の大き
さをコントロールする変調方式である。データ復調回路
(11)はLMSK信号を表示可能なデータ信号に復調
するもので、多重用フィルタ(10)からの信号をブロ
ック単位及びフレーム単位の処理により同期再生や誤り
訂正を行い、ブロック単位及びフレーム単位の同期再生
処理と誤り訂正処理の終了時、これらを通知する信号を
後述の制御回路(15)に送出する。また、データ復調
回路(11)は表示情報の内容を区別する番組番号を検
出し、この信号を制御回路(15)に送出する。
【0013】(12)は車の走行状態を検出する走行状
態検出回路で、車のサイドブレーキに連動して動作し、
パーキングランプ(図示せず)の点灯を制御するスイッ
チ(13)に接続されている。即ち通常、運転者は、停
車中はサイドブレーキを引き、また走行するときはサイ
ドブレーキを元に戻すことから、このスイッチ(13)
の状態を検出することによって車の走行状態を検出する
ことができる。(14)は操作部であり、図5に示す如
く複数のキーを有する。この中で、FM多重キー(K
0)は他のモードからFM多重モードへの切り換え操作
を行うキーであり、選択キー1〜6(K1〜K6)はメ
ニューに表示される文字情報の番組指定を操作するキー
であり、またページキー(K7)(K8)は、ページ送
り、ページ戻しを行うキーである。(15)はマイクロ
プロセッサからなる制御回路で、FM多重信号検出回路
(9)、走行状態検出回路(12)及び操作部(14)
の出力に基づき各部を制御する。(16)はROMであ
り、制御回路(15)を動作させるプログラムや初期値
のデータ等(メニュー情報や各番組情報の番組番号、及
び、特定番組とする番組番号等)を記憶する。(17)
はRAMであり、制御回路(15)の動作に必要なデー
タを記憶する。(18)は液晶表示装置であり、FM多
重放送のメニュー情報(図5の表示装置(18)の表
示)や表示情報の文字あるいはAM/FM放送局の周波
数あるいは時刻等を表示する。表示文字数はFM多重放
送に準拠して15.5文字×2行以上である。
【0014】上記構成における動作を説明する。
【0015】まず、通常のFM受信モード等において、
FM多重キー(K0)が押されると、制御回路(15)
は、データ復調回路(11)からのデータを受信すると
共に走行状態検出回路(12)からの信号に基づき停車
中か否かを判定する。ここで、停車中であれば、データ
復調回路(11)からのデータに基づいて表示装置(1
8)に表示データを転送する。具体的には、まず、制御
回路(15)はメニュー情報を受信してメニューを表示
装置(18)に表示させる。ここで、例えば、図5の如
き表示がなされているとして、キー(K1)を操作して
「天気予報」を選択した場合、制御回路(15)は「天
気予報」に相当する番組番号のデータを受信し、受信次
第その内容を表示装置(18)に表示させる。但し、
「天気予報」は、通常、記録番組に属するので、使用者
がページキー(K8)を操作しない限りその内容を保持
し、もし、ページキー(K8)が操作されれば、例えば
「今日、鳥取県東部は晴れ」から「明日、鳥取県東部は
くもり」なる表示に変更する。ここで、その番組が記録
番組か逐次番組かは前述したプレフィックスにて判定す
る。尚、キー(K5)を操作して「補完番組」を選択し
た場合、制御回路(15)は受信したデータに基づいて
逐次その表示内容を変更させる。
【0016】而して、制御回路(15)は、走行状態検
出回路(12)からの信号から走行中であると判定すれ
ば、それまでに受信していた番組が記録番組か逐次番組
かを判定し、記録番組であればその時の表示内容を保持
する。逐次番組であれば、表示装置(18)に「走行中
ですから表示はできません」なる固定表示をさせる。但
し、この場合にあっても、制御回路(15)はデータ復
調回路(11)からのデータを受信し、順次その内容を
更新しており、停車したときには、即座に走行前に受信
していた逐次番組の表示を再開することができるように
している。
【0017】従って、運転者は、表示装置(18)の表
示内容に気を取られることなく、運転することができ、
またこの運転に支障を来す度合いの小さい記録番組につ
いては常時確認することができる。
【0018】ところで、上記実施例では、走行中におい
て、記録番組か逐次番組かによって、その番組の表示を
するか否かを決定するようにしたが、運転の安全性を更
に期すべく、走行中は全ての番組を表示することなく、
「走行中ですから表示はできません」なる固定表示を行
ってもよい。但し、この場合にあっても、走行中、制御
回路(15)は、データ復調回路(11)からのデータ
を受信し、停車したときは、即座に走行前に受信してい
た番組の表示を再開することができるようにしている。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、車の運転に支障を期すことのない車載用FM
多重放送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM多重放送の1フレームの構造を示す図であ
る。
【図2】FM多重放送のパリティパケットの構造を示す
図である。
【図3】FM多重放送のパケット中の番組番号等を示す
図である。
【図4】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図5】実施例の表示装置と操作部を示す図である。
【符号の説明】
1 FM受信回路 8 スピーカ 9 多重信号検出回路 11 データ復調回路 12 走行状態検出回路 15 制御回路 18 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号に表示情報を重畳したFM多重
    信号から該表示情報を抽出する多重信号検出手段と、表
    示手段と、前記検出手段の検出信号に基づき前記表示手
    段の表示制御を行う制御手段とを有するFM多重放送受
    信装置において、車の走行状態を検出する走行検出手段
    を設け、前記制御手段は、前記走行検出手段に基づき車
    が走行中であると判定したとき、前記多重信号検出手段
    の検出信号が固定表示情報以外である場合は前記表示手
    段の表示を禁止することを特徴とするFM多重放送受信
    装置。
  2. 【請求項2】 音声信号に表示情報を重畳したFM多重
    信号から該表示情報を抽出する多重信号検出手段と、表
    示手段と、前記検出手段の検出信号に基づき前記表示手
    段の表示制御を行う制御手段とを有するFM多重放送受
    信装置において、車の走行状態を検出する走行検出手段
    を設け、前記制御手段は、前記走行検出手段に基づき車
    が走行中であると判定したとき、前記多重信号検出手段
    の検出信号に基づく前記表示手段の表示を禁止すること
    を特徴とするFM多重放送受信装置。
JP8400095A 1995-04-10 1995-04-10 車載用fm多重放送受信装置 Pending JPH08288872A (ja)

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JP8400095A JPH08288872A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 車載用fm多重放送受信装置

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JP8400095A JPH08288872A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 車載用fm多重放送受信装置

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ID=13818270

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JP8400095A Pending JPH08288872A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 車載用fm多重放送受信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100798464B1 (ko) * 2006-10-12 2008-01-28 엘지전자 주식회사 방송수신 단말기 및 그 동작 제어방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100798464B1 (ko) * 2006-10-12 2008-01-28 엘지전자 주식회사 방송수신 단말기 및 그 동작 제어방법

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