JPH08288262A - 半導体基板処理装置 - Google Patents

半導体基板処理装置

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Publication number
JPH08288262A
JPH08288262A JP9525895A JP9525895A JPH08288262A JP H08288262 A JPH08288262 A JP H08288262A JP 9525895 A JP9525895 A JP 9525895A JP 9525895 A JP9525895 A JP 9525895A JP H08288262 A JPH08288262 A JP H08288262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
lock chamber
load lock
semiconductor substrate
substrate processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9525895A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Miura
研 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Hiroshima Ltd
Original Assignee
Hiroshima Nippon Denki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hiroshima Nippon Denki KK filed Critical Hiroshima Nippon Denki KK
Priority to JP9525895A priority Critical patent/JPH08288262A/ja
Publication of JPH08288262A publication Critical patent/JPH08288262A/ja
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロードロック室3を有する半導体基板処理装置
において、ロードロック室3のウェハ12にごみなどの
物質を付着させることなく処理室4にウェハ12を搬入
することのできるように図る 【構成】ウェハ12がロードロック室に搬送された後、
排気口8より真空排気される時に赤外線ランプ1から赤
外線を放射する。これにより、真空排気時の断熱膨張の
温度低下により発生する結露を防止し、結露によりウェ
ハ12に付着するごみを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板であるウェ
ハをエッチングやCVD膜あるいはエピタキシアル成長
膜など処理する半導体基盤処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の一例を示すドライエッチン
グ装置の模式断面図である。従来、この種の半導体基板
処理装置であるドライエッチング装置は、例えば、図2
に示すように、処理ガスを導入するガス導入口11と導
入された処理ガスを一定に圧力に維持するために排気す
る排気口9とを有しウェハを処理する処理室4と、この
処理室4に隣接しゲートバルブ7を介して配設されるロ
ードロック室3とを備えていた。
【0003】このドライエッチング装置へのウェハ12
の流れは、まず、ロードロック室3に空気導入口ス導入
口10より空気を入れてロードロック室3を大気圧にし
た後、開閉弁6を開きロードロック室3をウェハ12を
収納する。次に、ロードロック室3を排気口8から排気
し真空する。そして、ゲートバルブ7を開け処理室4に
ウェハ12を収納する。その後、処理室4でウェハ12
はエッチングされる。そして、エッチング終了後ゲート
バルブ7を開き、処理室4より処理済みのウェハ12は
ロードロック室3へ、未処理のウェハ12はロードロッ
ク室3から処理室4へ移載される。そして、ゲートバル
ブ7を閉じ、処理室4では未処理ウェハはエッチング処
理され、ロードロック室3のウェハ12は大気に戻され
た後、ウェハ12はロードロック室3より引出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のドライ
エッチング装置では、ロードロック室を備えているの
で、ウェハの搬送およびエッチング処理を連続的に行な
えるものの、ウェハを収納したロードロック室を排気す
る時、つまりロードロック室内の気体が断熱膨張作用に
よりロードロック室内の温度が下がり結露が生じる。こ
の結露による水滴がウェハに付着すると、水分は蒸発す
るものの水滴に含まれる物質が付着したままになる。こ
の物質が付着したままウェハをエッチングすると、この
付着物がエッチングすべき場所を覆うことになり、エッ
チングされずに残ってしまい不良品を発生させるという
問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、ロードロック室
のウェハにごみなどの物質を付着させることなく処理室
にウェハを搬入することのできる半導体基板処理装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
基板であるウェハを処理する処理室に隣接して仕切弁を
介して設けられるとともに未処理あるいは処理済みの前
記ウェハを収納するロードロック室を有する半導体基盤
処理装置において、前記ロードロック室内に配設される
熱エネルギー放出手段を備える半導体基板処理装置であ
る。
【0007】また、前記熱エネルギー放出手段が赤外線
ランプであって前記ウェハの上方に配設されているかま
たは前記熱エネルギー放出手段がヒータであって前記ウ
ェハの直下に配設されていることが望ましい。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すドライエッ
チング装置の模式断面図である。このドライエッチング
装置は、図1に示すように、ロードロック室3内に熱エ
ネルギー放出手段である赤外線ランプ1を設けたことで
ある。それ以外は従来例と同じである。
【0010】この赤外線ランプ1が配設されたロードロ
ック室3へのウェハ12の搬送は、まず、大気に戻され
たロードロック室3に搬送された後、ロードロック室3
を真空排気を開始する。これと同時に赤外線ランプ1を
点灯し、ロードロック室3内を加熱する。このことによ
りロードロック室3の内壁およびウェハ12の温度が上
昇し、ロードロック室3の空気中に含む水分は排気口8
より排出される。このことは、真空排気(断熱膨張)時
に赤外線を照射することによって温度低下を防ぎ結露の
発生を防止するものである。
【0011】図2は図1のロードロック室の圧力の時間
の経過に伴ない変化するグラフである。ちなみに、上述
した赤外線1を照射するタイミングを求めるために、結
露の有無を調査しながら種々の点灯開始時間を変えてみ
て実験してみると、図2の真空排気が開始される時間t
1から急激な圧力の変化がある時間t2まで赤外線を照
射するのが最も効果的であった。
【0012】図3は本発明の他の実施例を示すドライエ
ッチング装置の模式断面図である。このドライエッチン
グ装置は、図3に示すように、真空排気時に、ロードロ
ック室3のウェハ12をを温めるヒータ2を設けたもの
である。それ以外は前述の実施例と同じである。
【0013】この実施例も作用としては、上述したもの
と同様に、真空排気(断熱膨張)時に温度低下により発
生する結露を防止している。また、ウェハ12を加熱す
ることで、ロードロック室3の内壁に結露しても、ウェ
ハ12自体に結露することを防止している。ものであ
る。
【0014】ヒータ2による加熱のタイミングとして
は、温度制御装置を用いてある一定の温度に保つ様にす
るのが最も効果的と考える。温度としては、利用するロ
ードロック室の大きさまたは半導体基板処理装置の処理
室の圧力により異なる。
【0015】
【発明の効果】上述したように本発明は、真空排気によ
りロードロック室内の気体の断熱膨張による温度低下を
避けるために熱エネルジー放出手段を設けることによっ
て、温度低下に伴なうウェハへの結露を防止することが
でき、ウェハ全面に一様に処理できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドライエッチング装置
の模式断面図である。
【図2】図1のロードロック室の圧力の時間の経過に伴
ない変化するグラフである。
【図3】本発明の他の実施例を示すドライエッチング装
置の模式断面図である。
【図4】従来の一例を示すドライエチング装置の模式断
面図である。
【符号の説明】
1 赤外線ランプ 2 ヒータ 3 ロードロック室 4 処理室 6 開閉弁 7 ゲートバルブ 8,9 排気口 10 空気導入口 11 ガス導入口 12 ウェハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板であるウェハを処理する処理
    室に隣接して仕切弁を介して設けられるとともに未処理
    あるいは処理済みの前記ウェハを収納するロードロック
    室を有する半導体基盤処理装置において、前記ロードロ
    ック室内に配設され熱エネルギー放出手段を備えること
    を特徴とする半導体基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記熱エネルギー放出手段は赤外線ラン
    プであって前記ウェハの上方に配設されていることとを
    特徴とする請求項1記載の半導体基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記熱エネルギー放出手段がヒータであ
    って前記ウェハの直下に配設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体基板処理装置。
JP9525895A 1995-04-20 1995-04-20 半導体基板処理装置 Pending JPH08288262A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11345771A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Hitachi Ltd 枚葉式真空処理方法及び装置
JP2005299659A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Boc Group Inc:The 組み合わせ式真空ポンプ・ロードロック組立体
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JPH06158314A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Hitachi Ltd 真空処理装置および方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971202