JPH08287998A - 出力端子 - Google Patents

出力端子

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JPH08287998A
JPH08287998A JP11031095A JP11031095A JPH08287998A JP H08287998 A JPH08287998 A JP H08287998A JP 11031095 A JP11031095 A JP 11031095A JP 11031095 A JP11031095 A JP 11031095A JP H08287998 A JPH08287998 A JP H08287998A
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JP
Japan
Prior art keywords
output terminal
cap
case body
terminal
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP11031095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sakuma
茂 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップを出力端子に直接取り付けることに
より、出力端子が取り付けられるケース体にキャップを
取り付けるための取付部を必要としない。 【構成】 基部2に段差面5aを形成し、該段差面から
立ち上がる部分をキャップ15が取着される取付部6と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な出力端子に関す
る。詳しくは、キャップを出力端子に直接取り付けるこ
とにより、出力端子が取り付けられるケース体にキャッ
プを取り付けるための取付部を必要としないようにしよ
うとするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ケース体に取り着けられて、該
ケース体内部に位置する回路とアンテナ線の一端に設け
られたコネクタが接続される出力端子がある。
【0003】図6はそのような従来の出力端子aを示す
ものであり、衛星放送用アンテナのコンバーターに取り
付けられるものである。
【0004】出力端子aは略円柱状を為しその両端部が
端子部b、bに、また、中央部が基部cとされており、
基部cはフランジ部dと端子部b、bと同径の挿通部e
とから成る。
【0005】ケース体fには出力端子aを取着するため
の取付孔gが形成され、該取付孔gを稍離れて囲むよう
に円筒状の取付部hが外方へ突設されている。
【0006】そして、上記出力端子aの挿通部eが上記
取付孔gに外側から挿通されて、挿通部e側に形成され
た端子部b側、即ち、ケース体f内側からナットiを前
記端子部bに螺合することによって、ケース体fに出力
端子aが取着されている。
【0007】アンテナ線jの一端に一体的に設けられた
コネクタkがケース体fの外側からフランジ部d側に形
成された端子部bに結合されている。そして、コネクタ
kを覆うようにしてアンテナ線jにその一端部が取着さ
れたゴム製の防水キャップlの他端部が上記取付部hに
外嵌され、これにより端子部bとコネクタkとが結合さ
れた箇所から雨水等が入りこまないようにされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した出
力端子aにあっては、上記の通り雨水等の侵入を防ぐた
めの防水キャップlを取着する取付部hをケース体fに
一体に設ける必要がある。そして、通常、衛星放送用ア
ンテナにおいてはアンテナ本体にコンバーターを支持す
るための斜め方向に延びる支持部材が形成されており、
出力端子を取り付ける箇所を斜面部とすることにより、
該斜面部からアンテナ線を引くようにしてアンテナ線を
前記支持部材に沿わせて見栄えを良くする等の観点か
ら、ケース体に斜面部を形成し、該斜面部に出力端子が
取り付けられることが多い(図6参照)。
【0009】ところが、ケース体fの成型は成型用金型
を用いて行われるのが通常であり、ケース体fの斜面部
に一体に取付部hを形成するのは金型の抜きの関係上困
難なため、取付部hを形成するために切削加工による後
加工工程が必要とされ、該加工は大変手間がかかる等コ
ストの増大を来すという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明出力端子は上記し
た課題を解決するために、基部に段差面を形成し、該段
差面から立ち上がる部分をキャップが取着される取付部
としたものである。
【0011】
【作用】従って、本発明出力端子にあっては、出力端子
にキャップを直接取り付けるようにしたため、ケース体
にキャップ取付用の取付部を形成する必要がなく、ま
た、ケース体の斜面部にも容易にキャップを取り付ける
ことが出来る。
【0012】
【実施例】以下に、本発明出力端子の詳細を図示した実
施例に従って説明する。
【0013】尚、図示した出力端子1は衛星放送用アン
テナのコンバーターに取り付けられる所謂F型出力端子
である。
【0014】出力端子1は全体が略円柱状を為し基部2
の両端部が端子部3、4とされている。
【0015】基部2の軸方向における略中央にはフラン
ジ部5が設けられており、該フランジ部5の一端面から
取付部6が、また、他端面から前記取付部6より小径の
挿通部7が突設され、これによりフランジ部5の両端面
にはそれぞれ端子部3側を向く段差面5a及び端子部4
側を向く段差面5bが形成されている。
【0016】端子部3は上記取付部6より小径にされて
おり、その外周面には環状の突条8、8、・・・が形成
されている。
【0017】挿通部7はフランジ部5側の略半分の部分
7aは円柱状を為しているが、その余の部分7bは円筒
状を為している(図2参照)。そして、端子部4はピン
状を為しており、端子部3と反対方向に突出するように
されている。
【0018】コンバーターのケース体9は金属材料によ
り形成され、その下端部に斜面部10が形成されてい
る。
【0019】尚、ケース体9に斜面部10を設けたの
は、通常、衛星放送用アンテナにおいてはアンテナ本体
にコンバーターを支持するための斜め方向に延びる後述
する支持部材が形成されており、出力端子を取り付ける
箇所を斜面部とすることにより、該斜面部から後述する
アンテナ線を引くようにしてアンテナ線を前記支持部材
に沿わせて見栄えを良くする等のためである(図1参
照)。
【0020】ケース体9の斜面部10は出力端子1が取
り付けられる部分であり、斜面部10の外面には凹部1
1が形成され、該凹部11の深さは上記出力端子1のフ
ランジ部5の厚みと略同じにされている。また、凹部1
1の底面の中央には出力端子1が挿通される出力端子1
の挿通部7より稍径の大きな挿通孔12が形成されてい
る。
【0021】出力端子1の端子部3に外嵌されるコネク
タ13はアンテナ線14の一端に設けられており、既知
のものである。
【0022】キャップ15は軟質のゴム材料から成る防
水用のキャップであり、上端部略3分の2の大径部15
aが円筒状を為し、その内径は出力端子1の取付部6の
外径と同じか僅かに小さくされている。そして、下端部
略3分の1は下端に向かうに従ってしだいにその径が小
さくなるようにされた小径部15bであり、該小径部1
5bの下端の内径はアンテナ線14の外径より稍小さく
されている。
【0023】しかして、出力端子1のケース体9への取
付等各部材の取付は以下のようにして為される。
【0024】まず、出力端子1の挿通部7をケース体9
の外側から挿通孔12に挿通し、これによりフランジ部
5の段差面5bがケース体9の凹部11の底面に当接さ
れる。
【0025】次に、この状態で挿通部7の円筒状の部分
7bをケース体9の内部から加締め、フランジ部5と挿
通部7の加締められた部分7bとにより挿通孔12の開
口縁が挟持されるようにする。これにより出力端子1が
ケース体9の斜面部10に取り付けられる。
【0026】そして、予め大径部15aがコネクタ13
の方向を向き、かつ、大径部15aの開口部がコネクタ
13の稍下側、即ち、アンテナ線14側に位置するよう
にしてゴム製のキャップ15の小径部15bの下端部を
アンテナ線14に外嵌させておく。
【0027】次に、この状態でコネクタ13を出力端子
1の端子部3に嵌合させ、その後キャップ15の大径部
15bを出力端子1の取付部6に外嵌する。
【0028】そして、ケース体9全体を覆うためのプラ
スチックカバー16を取り付ける(図4参照)。
【0029】尚、出力端子1の端子部4はケース体9内
に位置する図示しない回路に接続されている。
【0030】支持部材17は上記の通りコンバーターを
支持するためのものであり、図示しない衛星放送用アン
テナが家屋の屋根等に取り付けられた際に、アンテナ本
体から斜め方向に延びるようにして突設されている。
【0031】図5に出力端子1の変形例1Aを示す。
【0032】この変形例1Aは上記出力端子1と比較し
て、取付部6の形状が異なるだけで、その他の部分は上
記出力端子1におけると同様であるので、取付部6につ
いてのみ詳細に説明をし、その他の部分については上記
出力端子1における同様の部分に付した符号と同じ符号
を付して説明は省略する。
【0033】出力端子1Aの取付部6Aの外周面には環
状に延びるV溝18が形成されている。
【0034】キャップ15Aには、キャップ15Aが取
付部6Aに取り付けられた時に、取付部6AのV溝18
に対応する位置に突条19が形成されている。突条19
はキャップ15Aの内方に突出し環状に形成されてお
り、これにより突条19が形成された箇所におけるキャ
ップ15Aの外周面にもV溝が形成された如くにされて
いる。そして、突条19がV溝18に嵌合され、出力端
子1Aからキャップ15Aが脱落しないようにされてい
る。
【0035】しかして、出力端子1Aは出力端子1に比
べて、取付部6AのV溝18にキャップ15Aの突条1
9が嵌合されるため、キャップ15Aが取付部6Aから
脱落しにくい。
【0036】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明出力端子は、基部に段差面を形成し、該段差
面から立ち上がる部分をキャップが取着される取付部と
したものである。
【0037】従って、本発明出力端子にあっては、出力
端子にキャップを直接取り付けるようにしたため、ケー
ス体にキャップ取付用の取付部を形成する必要がない。
これにより、取付部の成型のための切削加工による後加
工工程を必要とせず、ケース体製造時のコストの低減及
び製造時間の短縮化に寄与する。
【0038】また、ケース体の斜面部にも容易にキャッ
プを取り付けることが出来るため、出力端子にコネクタ
を介して連結されるアンテナ線をアンテナ本体に斜め方
向に延びるようにして設けられた支持部材に沿わせて見
栄えを良くすることが可能である。
【0039】尚、上記した実施例に示した各部の形状及
び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化の
ほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはな
らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明出力端子の実施の一
例を示すものであり、本図は出力端子が取り付けられた
コンバーターを示す斜視図である。
【図2】ケース体に取り付けられる前の状態を示す拡大
斜視図である。
【図3】出力端子がケース体に取り付けられ、キャップ
及びコネクタが出力端子に嵌合される前の状態を示す拡
大図である。
【図4】出力端子がケース体に取り付けられ、キャップ
及びコネクタが出力端子に嵌合された状態を示す拡大断
面図である。
【図5】出力端子の変形例を示す拡大断面図である。
【図6】従来の出力端子の一例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】 1、1A 出力端子 2 基部 3 端子部 5a 段差面 6、6A 取付部 15、15A キャップ 18 V溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と該基部の端面から突出する端子部
    を有する出力端子であって、 上記基部に段差面を形成し、 該段差面から立ち上がる部分をキャップが取着される取
    付部としたことを特徴とする出力端子。
  2. 【請求項2】 上記取付部の外周に溝を形成したことを
    特徴とする請求項1に記載の出力端子。
JP11031095A 1995-04-12 1995-04-12 出力端子 Pending JPH08287998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031095A JPH08287998A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 出力端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031095A JPH08287998A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 出力端子

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Publication Number Publication Date
JPH08287998A true JPH08287998A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14532474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11031095A Pending JPH08287998A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 出力端子

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JP (1) JPH08287998A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153225A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Hispano Suiza 汚染に対する保護装置を有する電気コネクタアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153225A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Hispano Suiza 汚染に対する保護装置を有する電気コネクタアセンブリ

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