JPH0828757B2 - 通信方式 - Google Patents

通信方式

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JPH0828757B2
JPH0828757B2 JP2160493A JP16049390A JPH0828757B2 JP H0828757 B2 JPH0828757 B2 JP H0828757B2 JP 2160493 A JP2160493 A JP 2160493A JP 16049390 A JP16049390 A JP 16049390A JP H0828757 B2 JPH0828757 B2 JP H0828757B2
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正悟 伊藤
正 松本
真人 森
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動通信方式の通信処理装置に利用するに
適する。特に、通信端末の持つ所定の通信速度で端末間
通信を確立するために、通信網、通信網と端末装置との
間、または端末装置に配置される通信処理装置に関する
ものである。
特に、移動通信等の伝送品質が比較的悪い通信網を介
して、G3ファクシミリなどの端末間通信を行う場合に、
接続率を低下させることなく通信を行う方式に関するも
のである。
〔従来の技術〕
自動車電話等の移動通信サービスの進展に伴い、従来
の音声による電話だけでなく、ファクシミリなどの非電
話サービスの要望が強くなりつつある。たとえばハイヤ
ーなどでは他の業者との差別化などのために、すでにフ
ァクシミリが使用されている。
従来、通信方式は、特有のフェージングにより通常の
電話回線に比べてはるかに伝送特性が劣悪であるから、
非電話信号をそのまま伝送したのでは十分な信頼度が得
られない。しかし、非電話信号に誤り訂正符号化を施し
た後に無線伝送することにより良好な信頼度を確保する
ことが可能である。このために、端末装置と無線伝送系
との間に通信処理装置を設け、そこで必要な信号処理を
することが考えられる。
第7図は従来例の通信方式のブロック構成図である。
第8図は従来例の通信方式の動作を示すシーケンスであ
る。第7図および第8図において、移動通信ネットワー
ク1内の移動機2と基地局3とに通信処理装置4、5を
設ける。通信処理装置4、5では端末間の通信信号を取
込み、それを解読して端末間通信プロトコルの進行を監
視して通信に用いるモデルを切替えると共に、無線区間
を介して送受信する信号に誤り訂正符号の符復号を行う
手段を有する。通信処理装置4は、端末6からのアナロ
グ信号をモデムを用いて一旦復調することによりベース
バンドのデータ信号にし、誤り訂正符号化を施す。移動
機2はこの誤り訂正符号化された信号を無線区間伝送用
の信号に変調し送信する。また、基地局3では受信した
信号を復号し、通信処理装置5で誤り訂正復号化した後
にモデムを用いて端末6からの信号と同一形式のアナロ
グ信号とした後に、電話網8を経由して端末7に伝送す
る。
G3ファクシミリ通信では、画信号を伝送する前に、画
信号と同じ伝送速度でTCF信号(トレーニング信号)を
伝送し、伝送路の状態をチェックする。TCF信号中に誤
りを1ビットでも検出したときは、画送信側のファクシ
ミリは伝送速度を低下させ、誤りの発生確率を低下させ
る(フォールバック)。
また、G3ファクシミリ通信を行う場合は、伝送速度を
低下させることにより、さらに無線区間に施す誤り訂正
符号の冗長度をより大きくすることが可能となり、強力
な訂正能力のある誤り訂正符号を施すことが可能とな
る。
G3ファクシミリ通信において、フォールバックが行わ
れる場合の画信号受信までの通常のシーケンスを第8図
に示す。ファクシミリ9からファクシミリ10に移動通信
ネットワーク1を介して画信号を伝送する場合に、まず
ファクシミリ10から受信ファクシミリの標準機能を示す
DIS信号11を送信する。
次に、ファクシミリ9からDIS信号に対する機能の設
定を示すDCS信号12を送信し、続けてTCF信号13を送信す
る。TCF信号13にビットが誤り1ビットでも存在する場
合は再トレーニングの要求を示すFTT信号14を送信す
る。FTT信号14を受信したファクシミリ9は、現在の画
信号通信速度では十分な画品質を確保するのは困難であ
るとし、現在よりも低速で通信を行うことが必要である
ことを認識する。このために、ファクシミリ9はフォー
ルバック時の画信号通信速度の情報を含むDCS信号15を
送信し、続けてこの画信号通信速度でTCF信号16を送信
する。TCF信号16にビット誤りが存在しない場合にはフ
ァクシミリ10より受信準備の完了を示すCFR信号17を送
信する。CFR信号17を受信したファクシミリ9は画信号1
8を送信する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来例の通信方式では、道路に沿
って立ち並ぶ建物の密度、高さ、幅などが大きくなると
受信レベルが低下するために、誤り訂正符号化を施して
も端末に受信される信号をエラーフリーにするのは困難
であり、多少のビット誤りを許容するのが通常である
(端末が提供する最低の通信速度においても伝送品質の
極めて悪い状態は、回線切断により、その状態の保留を
避けることが可能である。)したがって、G3ファクシミ
リ画信号通信の最低の通信速度である2.4kビット/秒の
TCF信号にエラーが発生する可能性がある。最低の通信
速度である2.4kビット/秒のTCF信号16中にビット誤り
が1ビットでも検出された場合には、フォールバックす
る速度が存在しないために、G3ファクシミリは回線を切
断する。このため、受信画に若干のエラーが残っても画
情報を伝送したい場合には、接続率が悪くなる欠点があ
った。
本発明は、端末が持つ所定の通信速度で端末間通信を
確率できる通信方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の端末が通信網により結合され、上記
各端末は、伝送路の状態に応じて複数の通信速度のうち
のひとつを選択する手段と、トレーニング手順に基づき
トレーニング信号の誤り検出により選択された通信速度
で通信が可能か否かを検査する手段とを含む通信方式に
おいて、上記トレーニング手順に基づき到来するトレー
ニング信号のビット誤り数を検出する誤り検出装置と、
選択された通信速度が最低の場合であってこの誤り検出
装置の検出結果がしきい値以下のときには誤りのないト
レーニング信号を発生し、このしきい値を超えるときに
は誤りを付加したトレーニング信号を発生するトレーニ
ング信号発生手段とを含む通信処理装置を備えたことを
特徴とする。
また、本発明は、上記通信処理装置は上記通信網内に
設けられることができる。
さらに、本発明は、上記通信処理装置は上記通信網と
上記各端末との間に設けられることができる。
また、本発明は、上記通信処理装置は上記各端末内に
設けられることができる。
〔作用〕
通信処理装置は誤り検出装置でトレーニング手段に基
づき相手の端末から送信されるトレーニング信号のビッ
ト誤り数を検出する。トレーニング手段は選択された通
信速度が最低の場合に誤り検出装置の検出結果がしきい
値以下のときには誤りのないトレーニング信号を発生
し、このしきい値以下のときには誤りを付加したトレー
ニング信号を発生する。以上の動作により端末が持つ所
定の通信速度で端末間通信を確立できる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
1図は本発明第一実施例通信方式の通信処理装置のブロ
ック構成図である。第2図は本発明の通信方式の動作を
示すシーケンスである。第1図および第2図において、
通信方式は、複数の端末が通信網として移動通信ネット
ワーク1および電話網8により結合され、各端末のファ
クシミリ9、10は、伝送路の状態に応じて複数の通信速
度のうちのひとつを選択する手段と、トレーニング手順
に基づき選択された通信速度で通信が可能か否かを検査
する手段とを含む。
ここで本発明の特徴とするところは、上記トレーニン
グ手順に基づき到来するトレーニング信号のビット誤り
数を検出する誤り検出装置26と、選択された通信速度が
最低の場合であって誤り検出装置26の検出結果がしきい
値以下のときには誤りのないトレーニング信号を発生
し、このしきい値を超えるときには誤りを付加したトレ
ーニング信号を発生するトレーニング信号発生手段とし
て制御装置23およびTCF信号発生装置27とを含む通信処
理装置19、20を備えたことにある。
また、通信処理装置19、20は、従来の端末間通信プロ
トコルを監視し移動通信ネットワーク1内信号に訂正符
号の符号化復号化を施す通信処理手段24を含む。
このような構成の通信方式の動作について説明する。
第2図において、通信処理装置19、20を持つ移動通信
ネットワーク1を介してファクシミリ9からファクシミ
リ10に画信号を伝送する場合に、まずファクシミリ10
は、受信ファクシミリの標準機能を示すDIS信号11を送
信する。DIS信号11を受信したファクシミリ9はDCS信号
12を送信し、続けてTCF信号13を送信する。通信処理装
置20は受信したDCS信号12中の画像信号通信速度の情報
がG3の最低の通信速度である2.4kビット/秒以外のとき
は、TCF信号13をファクシミリ10に従来通り送信する。
ファクシミリ10は、TCF信号13にビット誤りを検出した
場合は再トレーニングの要求を示すFTT信号14を送信す
る。
FTT信号14を受信したファクシミリ9は、フォールバ
ック時の画信号速度の情報を含むDCS信号15を送信し、
続けてこの画信号通信速度でTCF信号16を送信する。
通信処理装置20は、受信したDCS信号15のフォールバ
ック時の画信号通信速度の情報が2.4kビット/秒である
ときは続いて受信されるTCF信号16をファクシミリ10に
送信しないで、通信処理装置20でTCF信号16中のビット
誤り数をカウントし、このビット誤り数があるしきい値
以下ならば受信画の品質は許容できるものと判断して、
エラーを含まないTCF信号21を発生させ、TCF信号21をフ
ァクシミリ10に送信する。
一方、このビット誤り数があるしきい値を越えたとき
は受信画の品質は許容できないものと判断して、エラー
を含むTCF信号をファクシミリ10に送信し、G3ファクシ
ミリに回線を切断させる。
第1図において、通信処理手段24は、制御装置23を通
して入力される接続端子22からのディジタルの入力信号
を取込んで解読し、この入力信号がDCS信号であると共
にこのDCS信号の情報として画信号の通信送度がG3ファ
クシミリの最低の画信号通信速度である2.4kビット/秒
であることを認識したとき、DCS信号に続いて入力され
るTCF信号を検出したら、制御線25を用いてこれを制御
装置23に通知する。制御装置23は、このTCF信号を通信
処理装置24が出力しないようにすると共に、誤り検出装
置26より出力される誤りビットのカウントを開始する。
次に、通信処理手段24がこのTCF信号の終了を検出した
ら、制御線25を用いてこれを制御装置23に通知する。
制御装置23は、誤りビットのカウント値があるしきい
値以下の場合は、TCF信号発生装置27から出力されるエ
ラーフリーのTCF信号に誤りを付加することなく通信処
理手段24に出力し、通信処理手段24はこのTCF信号をフ
ァクシミリ10が受信できるアナログ信号とした後に、接
続端子28に出力する。
一方、誤りビットのカウント値があるしきい値を越え
た場合には、TCF信号発生装置27から出力されるTCF信号
に誤りを付加し通信処理手段24に出力し、通信処理手段
24はこのTCF信号をファクシミリ10が受信できるアナロ
グ信号とした後に接続端子28に出力する。さらに、制御
装置23は、このTCF信号の出力終了後に、接続端子22か
らの入力信号を通信処理手段24にそのまま出力させる。
なお、接続端子28から入力される信号は、すべて通信処
理手段24および制御装置23では通常の機能に伴う処理以
外の処理は行わず、そのまま接続端子22に出力する。
第4図は本発明第二実施例通信方式の動作を示すシー
ケンスであり、本発明の方式を適用したG3ファクシミリ
通信でフォールバックが行われる場合の画信号受信まで
のシーケンスである。
第4図において、通信処理装置29、30を介してファク
シミリ9からファクシミリ10に画信号を伝送する場合
に、まずファクシミリ10は、受信ファクシミリの標準機
能を示すDIS信号11を送信する。DIS信号11を受信したフ
ァクシミリ9は、DIS信号11に対する機能の設定を示すD
CS信号12を送信し、続けてTCF信号13を送信する。
通信処理装置30は、受信したDCS信号12中の画信号通
信速度の情報がG3ファクシミリの最低の通信送度である
2.4kビット/秒以外のときは、TCF信号13をファクシミ
リ10に従来通り送信する。
ファクシミリ10は、TCF信号13にビット誤りを検出し
た場合は再トレーニングの要求を示すFTT信号14を送信
する。FTT信号14を受信したファクシミリ9は、フォー
ルバック時の画信号速度の情報を含むDCS信号15を送信
し、続けてこの画信号通信速度でTCF信号16を送信す
る。
通信処理装置30は、受信したDCS信号15のフォールバ
ック時の画信号通信速度の情報が2.4kビット/秒である
ときは続いて受信されるTCF信号16をファクシミリ10に
送信しないで、通信処理装置30でTCF信号16中のビット
誤り数をカウントし、このビット誤り数あるしきい値以
下ならば受信画の品質は許容できるものと判断して、エ
ラーを含まないTCF信号を発生させ、TCF信号31をファク
シミリ10に送信する。一方、このビット誤り数があるし
きい値を越えたときは受信画の品質は許容できないもの
と判断して、エラーを含むTCF信号をファクシミリ10に
送信し、G3ファクシミリに回線を切断させる。
第3図は本発明第二実施例通信方式の通信処理装置の
ブロック構成図である。
第3図において、23は制御装置、24は従来の端末間通
信プロトコルを監視する手段および誤り訂正符号の符復
号を施す手段を有する通信処理手段、25は制御線、27は
TCF信号発生装置、26は誤り検出装置、32は通信網側の
接続端子、33はモデム、34は端末側の接続端子である。
接続端子32からのアナログ入力信号はモデム33を用い
てディジタル信号に一旦復調し、制御装置23を通して通
信処理手段24に入力される。通信処理手段24は、このデ
ィジタルの入力信号を取込んで解読し、この入力信号が
DCS信号であると共にこの信号の情報として画信号の通
信送度がG3ファクシミリの最低の画信号通信速度である
2.4kビット/秒であることを認識したとき、DCS信号に
続いて入力されるTCF信号を検出したら、制御線25を用
いてこれを制御装置23に通知する。制御装置23はこのTC
F信号を通信処理手段24が出力しないようにすると共
に、誤り検出装置26より出力される誤りビットのカウン
トを開始する。次に、通信処理手段24がこのTCF信号の
終了を検出したら、制御線25を用いてこれを制御装置23
に通知する。
制御装置23は、誤りビットのカウント値があるしきい
値以下の場合は、TCF信号発生装置27から出力されるエ
ラーフリーのTCF信号に誤りを付加することなく通信処
理手段24に出力し、通信処理手段24はこの信号を端末が
受信できるアナログ信号とした後に、接続端子34に出力
する。
一方、誤りビットのカウント値があるしきい値を越え
る場合には、TCF信号発生装置27から出力されるTCF信号
に誤りを付加し通信処理手段24に出力し、通信処理手段
24はこの信号を端末が受信できるアナログ信号とした後
に接続端子34に出力する。さらに、制御装置23はこのTC
F信号の出力終了後に、モデム33からの入力信号を通信
処理手段24にそのまま経由させる。
なお、接続端子34から入力される信号はすべて通信処
理手段24、制御装置23およびモデム33では、通常の機能
に伴う処理以外の処理は行わず、そのまま接続端子34に
出力させる。
第6図は本発明第三実施例通信方式の動作を示すシー
ケンスであり、本発明の方式を適用したG3ファクシミリ
通信でフォールバックが行われる場合の画信号受信まで
のシーケンスである。
第6図において、通信処理装置35、36を持つファクシ
ミリ37、38を用いて、ファクシミリ37からファクシミリ
38に画信号を伝送する場合に、まずファクシミリ38は、
受信ファクシミリの標準機能を示すDIS信号11を送信す
る。DIS信号11を受信したファクシミリ37はDIS信号11に
対する機能の設定を示すDCS信号12を送信し、続けてTCF
信号13を送信する。
通信処理装置36は、受信したDCS信号12中の画信号通
信速度の情報がG3ファクシミリの最低の通信速度である
2.4kビット/秒以外のときは、TCF信号13をファクシミ
リ38に従来通り送信する。
ファクシミリ38は、TCF信号13にビット誤りを検出し
た場合は再トレーニングの要求を示すFTT信号14を送信
する。FTT信号14を受信したファクシミリ37はフォール
バック時の画信号速度の情報を含むDCS信号15を送信
し、続けてこの画信号通信速度でTCF信号16を送信す
る。
通信処理装置36は、受信したDCS信号15のフォールバ
ック時の画信号通信送度の情報が2.4kビット/秒である
ときは続いて受信されるTCF信号16をファクシミリ38に
送信しないで、通信処理装置36でTCF信号16中のビット
誤り数をカウントし、このビット誤り数があるしきい値
以下ならば受信画の品質は許容できるものと判断して、
エラーを含まないTCF信号を発生させ、TCF信号39をファ
クシミリ38に送信する。一方、このビット誤り数がある
しきい値を越えたときは受信画の品質は許容できないも
のと判断して、エラーを含むTCF信号をファクシミリ38
に送信し、G3ファクシミリに回線を切断させる。
第5図は本発明第三実施例通信方式の通信処理装置の
ブロック構成図である。第5図において、23は制御装
置、24は従来の端末間通信プロトコルを監視する手段と
誤り訂正符復号を施す手段を有する通信処理手段、25は
制御線、27はTCF信号発生装置、26は誤り検出装置、40
は通信網側の接続端子、41は端末内の接続端子である。
通信処理手段24は、接続端子40からアナログ入力信号
を取込んで解読し、この入力信号がDCS信号であると共
にこの信号の情報として画信号の通信速度がG3ファクシ
ミリの最低の画信号通信速度である2.4kビット/秒であ
ることを認識したとき、DCS信号に続いて入力されるTCF
信号を検出したら、制御線25を用いてこれを制御装置23
に通知する。制御装置23は、このTCF信号を接続端子41
に出力しないようにすると共に、誤り検出装置26より出
力される誤りビットのカウントを開始する。次に、通信
処理手段24がこのTCF信号の終了を検出したら、制御線2
5を用いてこれを制御装置23に通知する。
制御装置23は、誤りビットのカウント値があるしきい
値以下の場合には、TCF信号発生装置27から出力される
エラーフリーのTCF信号に誤りを付加することなく接続
端子41に出力する。
一方、誤りビットのカウント値があるしきい値を越え
る場合には、TCF信号発生装置27から出力されるTCF信号
に誤りを付加し接続端子41に出力する。さらに、制御装
置23は、このTCF信号の出力終了後に、通信処理手段24
からの入力信号を接続端子41にそのまま経由させる。な
お、接続端子41から入力される信号はすべて、制御装置
23および通信処理手段24では通常の機能に伴う処理以外
の処理は行わず、そのまま接続端子40に出力する。
以上の説明では、ファクシミリをG3型とし最低の画信
号通信速度は2.4kビット/秒としているが、G3以外のフ
ァクシミリ、すなわち、最低の画信号通信速度が2.4kビ
ット/秒以外のファクシミリにも適用できることは明ら
かである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、通信端末の持つ所定
の通信速度で端末間通信を確立できる優れた効果があ
る。特に、移動通信等の伝送品質が比較的悪い通信網を
介して、G3ファクシミリなどの端末間通信を行う場合
に、接続率を低下させることなく通信を確立できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例通信方式の通信処理装置のブ
ロック構成図。 第2図は本発明第一実施例通信方式の動作を示すシーケ
ンス。 第3図は本発明第二実施例通信方式の通信処理装置のブ
ロック構成図。 第4図は本発明第二実施例通信方式の動作を示すシーケ
ンス。 第5図は本発明第三実施例通信方式の通信処理装置のブ
ロック構成図。 第6図は本発明第三実施例通信方式の動作を示すシーケ
ンス。 第7図は従来例の通信方式のブロック構成図。 第8図は従来例の通信方式の動作を示すシーケンス。 1……移動通信ネットワーク、2……移動機、3……基
地局、4、5、19、20、29、30、35、36……通信処理装
置、6、7……端末、8……電話網、9、10、37、38…
…ファクシミリ、11……DIS信号、12、15……DCS信号、
13、16、21、31、39……TCF信号、14……FTT信号、17…
…CFR信号、18……画信号、22、28、32、34、40、41…
…接続端子、23……制御装置、24……通信処理手段、25
……制御線、26……誤り検出装置、27……TCF信号発生
装置。33……モデム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 真人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−127849(JP,A) 特開 昭62−171379(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末が通信網により結合され、 上記各端末は、伝送路の状態に応じて複数の通信速度の
    うちのひとつを選択する手段と、トレーニング手順に基
    づきトレーニング信号の誤り検出により選択された通信
    速度で通信が可能か否かを検査する手段とを含む 通信方式において、 上記トレーニング手順に基づき到来するトレーニング信
    号のビット誤り数を検出する誤り検出装置と、選択され
    た通信速度が最低の場合であってこの誤り検出装置の検
    出結果がしきい値以下のときには誤りのないトレーニン
    グ信号を発生し、このしきい値を超えるときには誤りを
    付加したトレーニング信号を発生するトレーニング信号
    発生手段とを含む通信処理装置を備えた ことを特徴とする通信方式。
  2. 【請求項2】上記通信処理装置は上記通信網内に設けら
    れた請求項1記載の通信方式。
  3. 【請求項3】上記通信処理装置は上記通信網と上記各端
    末との間に設けられた請求項1記載の通信方式。
  4. 【請求項4】上記通信処理装置は上記各端末内に設けら
    れた請求項1記載の通信方式。
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