JPH08285313A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH08285313A JPH08285313A JP7084122A JP8412295A JPH08285313A JP H08285313 A JPH08285313 A JP H08285313A JP 7084122 A JP7084122 A JP 7084122A JP 8412295 A JP8412295 A JP 8412295A JP H08285313 A JPH08285313 A JP H08285313A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- outlet
- partition
- holding
- air
- Prior art date
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- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出口に取り付ける左右風向板およびガード
ワイヤの取付構造を改善して、作業性を向上させた空気
調和機を提供することを目的とする。 【構成】 本体１に形成した吸込口２と吹出口５とを結
ぶ空気通路に、熱交換器３と送風ファン４とを設け、前
記吹出口５にその後方から左右風向板群６と上下風向板
10とを回動自在に軸支し、前記左右風向板群６に上下方
向に複数の挿通孔９を設け、同挿通孔９にガードワイヤ
８を挿通し、同ガードワイヤ８の両端を前記吹出口５の
両側壁5aに備えた保持具14，15で保持してなる空気調和
機において、前記吹出口５に前記左右風向板群６を軸支
する取付板12を付設すると共に、前記吹出口５を左右に
区画する仕切部13を設け、同仕切部13に対応して前記ガ
ードワイヤ８を分割する一方、前記仕切部13に、前記保
持具14，15に相対向して前記ガードワイヤ８の一端を保
持する保持部14a ，15a を備えた保持部材14，15を設け
た。
ワイヤの取付構造を改善して、作業性を向上させた空気
調和機を提供することを目的とする。 【構成】 本体１に形成した吸込口２と吹出口５とを結
ぶ空気通路に、熱交換器３と送風ファン４とを設け、前
記吹出口５にその後方から左右風向板群６と上下風向板
10とを回動自在に軸支し、前記左右風向板群６に上下方
向に複数の挿通孔９を設け、同挿通孔９にガードワイヤ
８を挿通し、同ガードワイヤ８の両端を前記吹出口５の
両側壁5aに備えた保持具14，15で保持してなる空気調和
機において、前記吹出口５に前記左右風向板群６を軸支
する取付板12を付設すると共に、前記吹出口５を左右に
区画する仕切部13を設け、同仕切部13に対応して前記ガ
ードワイヤ８を分割する一方、前記仕切部13に、前記保
持具14，15に相対向して前記ガードワイヤ８の一端を保
持する保持部14a ，15a を備えた保持部材14，15を設け
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室内機に
係わり、より詳細には、吹出口に取り付けた左右風向板
およびガードワイヤを保持する保持部材の取付構造に関
する。
係わり、より詳細には、吹出口に取り付けた左右風向板
およびガードワイヤを保持する保持部材の取付構造に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の室内機は、例えば図
４，図５で示すように、本体１に形成した吸込口２と吹
出口５とを結ぶ空気通路に、熱交換器３と送風ファン４
とを設け、前記吹出口５にその後方から支軸７を備えた
左右風向板群６と、支軸11を備えた上下風向板10とを設
け、前記左右風向板群６に上下方向に複数の挿通孔９を
設け、同挿通孔９に連ねて設けたガイド部13にガイド孔
を設け、これら挿通孔９とガイド孔とにガードワイヤ８
を挿通し、前記吹出口５の両側壁5aまたは背面に前記ガ
ードワイヤ８に対応する保持部14a ，15a を備えた略Ｌ
字状または略コ字状の保持具14，15を接着剤により接着
し、前記保持部14a ，15a で前記ガードワイヤ８の両端
を保持することにより、前記吹出口５内に手指を挿入で
きないよう保護してなる構成であった。前記構成で、前
記挿通孔９に前記ガードワイヤ８を挿通して、前記左右
風向板群６の前記支軸７を前記吹出口５の後方底面に軸
支するという作業手順により取付作業を行っていたが、
前記ガードワイヤ８が邪魔になることから、前記支軸７
を前記吹出口５の後方底面に軸支するための作業性が低
下してしまうという問題を有していた。
４，図５で示すように、本体１に形成した吸込口２と吹
出口５とを結ぶ空気通路に、熱交換器３と送風ファン４
とを設け、前記吹出口５にその後方から支軸７を備えた
左右風向板群６と、支軸11を備えた上下風向板10とを設
け、前記左右風向板群６に上下方向に複数の挿通孔９を
設け、同挿通孔９に連ねて設けたガイド部13にガイド孔
を設け、これら挿通孔９とガイド孔とにガードワイヤ８
を挿通し、前記吹出口５の両側壁5aまたは背面に前記ガ
ードワイヤ８に対応する保持部14a ，15a を備えた略Ｌ
字状または略コ字状の保持具14，15を接着剤により接着
し、前記保持部14a ，15a で前記ガードワイヤ８の両端
を保持することにより、前記吹出口５内に手指を挿入で
きないよう保護してなる構成であった。前記構成で、前
記挿通孔９に前記ガードワイヤ８を挿通して、前記左右
風向板群６の前記支軸７を前記吹出口５の後方底面に軸
支するという作業手順により取付作業を行っていたが、
前記ガードワイヤ８が邪魔になることから、前記支軸７
を前記吹出口５の後方底面に軸支するための作業性が低
下してしまうという問題を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、吹出口に取り付ける左右風向板およ
びガードワイヤの取付構造を改善して、作業性を向上さ
せた空気調和機を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、吹出口に取り付ける左右風向板およ
びガードワイヤの取付構造を改善して、作業性を向上さ
せた空気調和機を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本体に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口にその
後方から左右風向板群と上下風向板とを回動自在に軸支
し、前記左右風向板群に上下方向に複数の挿通孔を設
け、同挿通孔にガードワイヤを挿通し、同ガードワイヤ
の両端を前記吹出口の両側壁に設けた保持具で保持して
なる空気調和機において、前記吹出口に前記左右風向板
群を軸支する取付板を付設すると共に、前記吹出口を左
右に区画する仕切部を設け、同仕切部に対応して前記ガ
ードワイヤを分割する一方、前記仕切部に、前記保持具
に相対向して前記ガードワイヤの一端を保持する保持部
を備えた保持部材を設けたことを特徴とする。また、前
記仕切部を複数設け、同複数の仕切部に対応して前記ガ
ードワイヤを分割する一方、前記仕切部に、同仕切板相
互に相対向して前記ガードワイヤの両端を保持する保持
部材を設けると共に、前記保持具に相対向して前記ガー
ドワイヤの一端を保持する保持部を備えた保持部材を設
けたことを特徴とする。また、前記取付板を、前記吹出
口の両側壁と前記仕切部間および、または前記仕切部相
互の間で、同吹出口上下の一方に付設したことを特徴と
する。また、前記取付板を、前記吹出口の両側壁と前記
仕切部間および、または前記仕切部相互の間に、その両
側をほぼ隙間なく付設したことを特徴とする。また、前
記仕切部を、前記吹出口と一体的に形成したことを特徴
とする。また、前記保持部材の上下寸法を、前記吹出口
の上下寸法とほぼ同一に形成したことを特徴とする。ま
た、前記保持部材の保持部を、有底筒状に形成したこと
を特徴とする。また、前記保持部を、前記保持部材と一
体的に形成したことを特徴とする。また、前記保持部材
の前後の少なくとも一端に、略Ｌ字状のフランジを設け
たことを特徴とする。更に、前記フランジを、前記保持
部材と一体的に形成したことを特徴とする。
め、本体に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口にその
後方から左右風向板群と上下風向板とを回動自在に軸支
し、前記左右風向板群に上下方向に複数の挿通孔を設
け、同挿通孔にガードワイヤを挿通し、同ガードワイヤ
の両端を前記吹出口の両側壁に設けた保持具で保持して
なる空気調和機において、前記吹出口に前記左右風向板
群を軸支する取付板を付設すると共に、前記吹出口を左
右に区画する仕切部を設け、同仕切部に対応して前記ガ
ードワイヤを分割する一方、前記仕切部に、前記保持具
に相対向して前記ガードワイヤの一端を保持する保持部
を備えた保持部材を設けたことを特徴とする。また、前
記仕切部を複数設け、同複数の仕切部に対応して前記ガ
ードワイヤを分割する一方、前記仕切部に、同仕切板相
互に相対向して前記ガードワイヤの両端を保持する保持
部材を設けると共に、前記保持具に相対向して前記ガー
ドワイヤの一端を保持する保持部を備えた保持部材を設
けたことを特徴とする。また、前記取付板を、前記吹出
口の両側壁と前記仕切部間および、または前記仕切部相
互の間で、同吹出口上下の一方に付設したことを特徴と
する。また、前記取付板を、前記吹出口の両側壁と前記
仕切部間および、または前記仕切部相互の間に、その両
側をほぼ隙間なく付設したことを特徴とする。また、前
記仕切部を、前記吹出口と一体的に形成したことを特徴
とする。また、前記保持部材の上下寸法を、前記吹出口
の上下寸法とほぼ同一に形成したことを特徴とする。ま
た、前記保持部材の保持部を、有底筒状に形成したこと
を特徴とする。また、前記保持部を、前記保持部材と一
体的に形成したことを特徴とする。また、前記保持部材
の前後の少なくとも一端に、略Ｌ字状のフランジを設け
たことを特徴とする。更に、前記フランジを、前記保持
部材と一体的に形成したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】前記構成により、ガードワイヤに邪魔されるこ
となく左右風向板を取り付けることができ、ガードワイ
ヤも容易に取り付けることができるので、作業性を向上
させた空気調和機となる。
となく左右風向板を取り付けることができ、ガードワイ
ヤも容易に取り付けることができるので、作業性を向上
させた空気調和機となる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１，図２（Ａ）（Ｂ），図３（Ａ）
（Ｂ）（Ｃ）において、１は空気調和機の室内機本体，
２はこの本体１に着脱可能に被せられた前面カバーと同
本体１の上面部とに設けられた吸込口，３は同本体１内
に設けられ同吸込口２から吸い込まれた空気を熱交換す
る熱交換器，４は空気通路に設けられ熱交換された空気
を後述する吹出口に送出する送風ファン，５は熱交換さ
れた空気を室内に向けて吹き出すための吹出口である。
前記吹出口５の両側壁5aの上下に、後述する保持具を保
持するための凹状の固定部5bが一体的に形成されてい
る。前記固定部5bは、前記両側壁5aに一体的に形成され
たことにより、寸法形状が精度よく仕上げられている。
６は前記吹出口５後方の底面に支軸７で回動自在に軸支
され、部屋の左右方向に向けて風向を調節するための左
右風向板群である。前記左右風向板群６は、後述するガ
ードワイヤを挿通するため、上下方向に後述する複数の
挿通孔を設けた構成となっている。８は前記吹出口５か
ら手指を挿入できないよう防止するためのガードワイヤ
でである。９は前記ガードワイヤ８を挿通するため、前
記左右風向板群６の上下方向に設けた複数の挿通孔であ
る。10は前記左右風向板群６の前方に、前記両側壁5aに
支軸11で回動自在に軸支され、部屋の上下方向に向けて
風向を調節するための上下風向板である。12は前記左右
風向板群６の前記支軸７を回動自在に軸支したのちに、
前記吹出口５の両側壁5aと後述する仕切部との間およ
び、または同仕切部相互の間で、前記吹出口５の上下の
どちらか一方に付設した合成樹脂製の取付板である。前
記取付板12を前記吹出口５の上下のどちらか一方に付設
する構成としたことにより、同取付板12で前記左右風向
板群６を回動自在に軸支したのちに、同左右風向板群６
に前記ガードワイヤ８を挿通し、同ガードワイヤ８の両
端を後述する保持部材および、または前記両側壁5aに設
けた後述する保持具で保持すると共に、前記取付板12を
前記風向板５に付設する作業手順となることから、前記
左右風向板群６を前記取付板12で回動自在に軸支して同
取付板12を前記吹出口５に付設する際、前記ガードワイ
ヤ８に組立作業の邪魔をされない作業手順となって作業
性を向上させることができる。また、前記取付板12は、
前記吹出口５の両側壁5aと前記仕切部13間および、また
は前記仕切部13相互の間に、その両側にほぼ隙間がない
ようにして付設したことにより、前記吹出口５の外観性
を損なわない構成となっている。13は前記吹出口５を左
右に区画するため、同吹出口５と一体的に形成された仕
切部である。前記仕切部13は、前記吹出口５と一体的に
形成されたことにより、寸法形状が精度よく仕上げられ
て後述する保持部材を正確に付設できると共に、コスト
的に有利な構成となっている。また、前記仕切部13は、
一実施例として図２（Ａ）で示すように、前記吹出口５
の略中央に形成して同吹出口５を左右に区画したことに
より、左右に区画された同吹出口５に前記ガードワイヤ
８を挿通した前記左右風向板群６を夫々取り付けること
によって、左右方向の風向を効果的に調節できると共
に、前記吹出口５の内方に手指を挿入できないよう保護
できる構成となる。更に、前記仕切部13は、他の実施例
として図２（Ｂ）で示すように、前記吹出口５に複数形
成して同吹出口５を左右に複数区画したことにより、左
右に複数区画された同吹出口５に前記ガードワイヤ８を
挿通した前記左右風向板群６を夫々取り付けることによ
って、左右方向の風向を更に効果的に調節できると共
に、前記吹出口５の内方に手指を挿入できないよう保護
できる構成となる。14および15は、前記ガードワイヤ８
の両端を保持するため、後述する有底筒状による保持部
を備え、前記両側壁5aの上下に設けられた前記固定部5b
により同両側壁5aに固定される保持具、および前記仕切
部13に後述する係止爪を備えて係止される合成樹脂製の
保持部材である。14a および15a は前記ガードワイヤ８
の両端を保持するために前記保持部材14および15と一体
的に形成した保持部で、14b および15b は同ガードワイ
ヤ８の両端を保持するために同保持部14a および15a に
形成した有底筒状部である。前記保持部14a および15a
は、前記ガードワイヤ８の両端に対応して前記有底筒状
部14b および15b を前記保持部材14および15と一体的に
形成したことにより、寸法形状が精度よく仕上げられて
前記ガードワイヤ８の両端を確実に保持できると共に、
コスト的に有利な構成となっている。また、前記保持部
14a および15a は、前記吹出口５の上下寸法とほぼ同一
の寸法で形成したことにより、同吹出口５の上下端にほ
ぼ隙間なく位置決めされて取り付けられる構成となっ
て、前記ガードワイヤ８が前記挿通孔９を円滑に挿通で
きることから、前記左右風向板群６の円滑な回動を損な
うことがなく、併せて、前記吹出口５の外観性を損なわ
ない構成となっている。14c および15c は、図３（Ｃ）
で示すように、前記保持部材14および15の前後の少なく
とも一端に、同保持部材14および15と一体的に形成した
略Ｌ字状のフランジである。前記フランジ14c および15
c は、前記保持部材14および15と一体的に形成したこと
により、寸法形状が精度よく仕上げられると共に、コス
ト的に有利な構成となっている。また、前記フランジ14
c および15c は、前記仕切部13の前後の少なくとも一端
に当接することにより、前記保持部材14および15を正確
に位置決めして取り付けることができる構成となってい
る。
に説明する。図１，図２（Ａ）（Ｂ），図３（Ａ）
（Ｂ）（Ｃ）において、１は空気調和機の室内機本体，
２はこの本体１に着脱可能に被せられた前面カバーと同
本体１の上面部とに設けられた吸込口，３は同本体１内
に設けられ同吸込口２から吸い込まれた空気を熱交換す
る熱交換器，４は空気通路に設けられ熱交換された空気
を後述する吹出口に送出する送風ファン，５は熱交換さ
れた空気を室内に向けて吹き出すための吹出口である。
前記吹出口５の両側壁5aの上下に、後述する保持具を保
持するための凹状の固定部5bが一体的に形成されてい
る。前記固定部5bは、前記両側壁5aに一体的に形成され
たことにより、寸法形状が精度よく仕上げられている。
６は前記吹出口５後方の底面に支軸７で回動自在に軸支
され、部屋の左右方向に向けて風向を調節するための左
右風向板群である。前記左右風向板群６は、後述するガ
ードワイヤを挿通するため、上下方向に後述する複数の
挿通孔を設けた構成となっている。８は前記吹出口５か
ら手指を挿入できないよう防止するためのガードワイヤ
でである。９は前記ガードワイヤ８を挿通するため、前
記左右風向板群６の上下方向に設けた複数の挿通孔であ
る。10は前記左右風向板群６の前方に、前記両側壁5aに
支軸11で回動自在に軸支され、部屋の上下方向に向けて
風向を調節するための上下風向板である。12は前記左右
風向板群６の前記支軸７を回動自在に軸支したのちに、
前記吹出口５の両側壁5aと後述する仕切部との間およ
び、または同仕切部相互の間で、前記吹出口５の上下の
どちらか一方に付設した合成樹脂製の取付板である。前
記取付板12を前記吹出口５の上下のどちらか一方に付設
する構成としたことにより、同取付板12で前記左右風向
板群６を回動自在に軸支したのちに、同左右風向板群６
に前記ガードワイヤ８を挿通し、同ガードワイヤ８の両
端を後述する保持部材および、または前記両側壁5aに設
けた後述する保持具で保持すると共に、前記取付板12を
前記風向板５に付設する作業手順となることから、前記
左右風向板群６を前記取付板12で回動自在に軸支して同
取付板12を前記吹出口５に付設する際、前記ガードワイ
ヤ８に組立作業の邪魔をされない作業手順となって作業
性を向上させることができる。また、前記取付板12は、
前記吹出口５の両側壁5aと前記仕切部13間および、また
は前記仕切部13相互の間に、その両側にほぼ隙間がない
ようにして付設したことにより、前記吹出口５の外観性
を損なわない構成となっている。13は前記吹出口５を左
右に区画するため、同吹出口５と一体的に形成された仕
切部である。前記仕切部13は、前記吹出口５と一体的に
形成されたことにより、寸法形状が精度よく仕上げられ
て後述する保持部材を正確に付設できると共に、コスト
的に有利な構成となっている。また、前記仕切部13は、
一実施例として図２（Ａ）で示すように、前記吹出口５
の略中央に形成して同吹出口５を左右に区画したことに
より、左右に区画された同吹出口５に前記ガードワイヤ
８を挿通した前記左右風向板群６を夫々取り付けること
によって、左右方向の風向を効果的に調節できると共
に、前記吹出口５の内方に手指を挿入できないよう保護
できる構成となる。更に、前記仕切部13は、他の実施例
として図２（Ｂ）で示すように、前記吹出口５に複数形
成して同吹出口５を左右に複数区画したことにより、左
右に複数区画された同吹出口５に前記ガードワイヤ８を
挿通した前記左右風向板群６を夫々取り付けることによ
って、左右方向の風向を更に効果的に調節できると共
に、前記吹出口５の内方に手指を挿入できないよう保護
できる構成となる。14および15は、前記ガードワイヤ８
の両端を保持するため、後述する有底筒状による保持部
を備え、前記両側壁5aの上下に設けられた前記固定部5b
により同両側壁5aに固定される保持具、および前記仕切
部13に後述する係止爪を備えて係止される合成樹脂製の
保持部材である。14a および15a は前記ガードワイヤ８
の両端を保持するために前記保持部材14および15と一体
的に形成した保持部で、14b および15b は同ガードワイ
ヤ８の両端を保持するために同保持部14a および15a に
形成した有底筒状部である。前記保持部14a および15a
は、前記ガードワイヤ８の両端に対応して前記有底筒状
部14b および15b を前記保持部材14および15と一体的に
形成したことにより、寸法形状が精度よく仕上げられて
前記ガードワイヤ８の両端を確実に保持できると共に、
コスト的に有利な構成となっている。また、前記保持部
14a および15a は、前記吹出口５の上下寸法とほぼ同一
の寸法で形成したことにより、同吹出口５の上下端にほ
ぼ隙間なく位置決めされて取り付けられる構成となっ
て、前記ガードワイヤ８が前記挿通孔９を円滑に挿通で
きることから、前記左右風向板群６の円滑な回動を損な
うことがなく、併せて、前記吹出口５の外観性を損なわ
ない構成となっている。14c および15c は、図３（Ｃ）
で示すように、前記保持部材14および15の前後の少なく
とも一端に、同保持部材14および15と一体的に形成した
略Ｌ字状のフランジである。前記フランジ14c および15
c は、前記保持部材14および15と一体的に形成したこと
により、寸法形状が精度よく仕上げられると共に、コス
ト的に有利な構成となっている。また、前記フランジ14
c および15c は、前記仕切部13の前後の少なくとも一端
に当接することにより、前記保持部材14および15を正確
に位置決めして取り付けることができる構成となってい
る。
【０００７】前記構成により、一実施例として図１，図
２（Ａ），図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）で示すように、前記
左右風向板群６の前記支軸７を前記取付板12で回動自在
に軸支し、前記左右風向板群６の前記複数の挿入孔９に
前記ガードワイヤ８を挿通し、前記保持部材14および15
でその両端を保持した状態にして、前記取付板12を前記
風向板５の上下のどちらか一方に取り付けると共に、前
記保持部材14および15を前記風向板５の側壁面5aおよび
前記仕切部13に固定する。これにより、前記ガードワイ
ヤ８に邪魔されることなく、前記取付板12で回動自在に
軸支した前記左右風向板６を容易に前記吹出口５に取り
付けることができるようになって作業性を向上させると
共に、左右方向の風向を効果的に調節でき、且つ前記吹
出口５の内方に手指が挿入できないよう保護できる空気
調和機となる。また、前記構成で、他の実施例として図
１，図２（Ｂ），図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）で示すよう
に、前記左右風向板群６の前記支軸７を前記取付板12で
回動自在に軸支し、前記左右風向板群６の前記複数の挿
入孔９に前記ガードワイヤ８を挿通し、前記保持部材14
および15でその両端を保持した状態にして、前記取付板
12を前記風向板５の上下のどちらか一方に取り付けると
共に、前記保持部材14および15を前記風向板５の側壁面
5aおよび前記仕切部13に固定する。これにより、前記ガ
ードワイヤ８に邪魔されることなく、前記取付板12で回
動自在に軸支した前記左右風向板６を容易に前記吹出口
５に取り付けることができるようになって作業性を向上
させると共に、左右方向の風向を更に効果的に調節で
き、且つ前記吹出口５の内方に手指を挿入できないよう
保護できる空気調和機となる。
２（Ａ），図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）で示すように、前記
左右風向板群６の前記支軸７を前記取付板12で回動自在
に軸支し、前記左右風向板群６の前記複数の挿入孔９に
前記ガードワイヤ８を挿通し、前記保持部材14および15
でその両端を保持した状態にして、前記取付板12を前記
風向板５の上下のどちらか一方に取り付けると共に、前
記保持部材14および15を前記風向板５の側壁面5aおよび
前記仕切部13に固定する。これにより、前記ガードワイ
ヤ８に邪魔されることなく、前記取付板12で回動自在に
軸支した前記左右風向板６を容易に前記吹出口５に取り
付けることができるようになって作業性を向上させると
共に、左右方向の風向を効果的に調節でき、且つ前記吹
出口５の内方に手指が挿入できないよう保護できる空気
調和機となる。また、前記構成で、他の実施例として図
１，図２（Ｂ），図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）で示すよう
に、前記左右風向板群６の前記支軸７を前記取付板12で
回動自在に軸支し、前記左右風向板群６の前記複数の挿
入孔９に前記ガードワイヤ８を挿通し、前記保持部材14
および15でその両端を保持した状態にして、前記取付板
12を前記風向板５の上下のどちらか一方に取り付けると
共に、前記保持部材14および15を前記風向板５の側壁面
5aおよび前記仕切部13に固定する。これにより、前記ガ
ードワイヤ８に邪魔されることなく、前記取付板12で回
動自在に軸支した前記左右風向板６を容易に前記吹出口
５に取り付けることができるようになって作業性を向上
させると共に、左右方向の風向を更に効果的に調節で
き、且つ前記吹出口５の内方に手指を挿入できないよう
保護できる空気調和機となる。
【０００８】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ガードワ
イヤに邪魔されることなく、左右風向板を取付板に軸支
して吹出口に容易に取り付けることができると共に、ガ
ードワイヤも容易に取り付けることができるので、作業
性を向上させた空気調和機となる。
イヤに邪魔されることなく、左右風向板を取付板に軸支
して吹出口に容易に取り付けることができると共に、ガ
ードワイヤも容易に取り付けることができるので、作業
性を向上させた空気調和機となる。
【図１】本発明による空気調和機の室内機を示す断面図
である。
である。
【図２】図１で示すＡ矢視図で、（Ａ）は一実施例を示
す説明図であり、（Ｂ）は他の実施例を示す説明図であ
る。
す説明図であり、（Ｂ）は他の実施例を示す説明図であ
る。
【図３】本発明による空気調和機の要部説明図で、
（Ａ）は図２（Ａ）（Ｂ）で示すＡ矢視図であり、
（Ｂ）は図２（Ａ）（Ｂ）で示すＢ矢視図であり、
（Ｂ）は図２（Ａ）（Ｂ）で示すＣ矢視図である。
（Ａ）は図２（Ａ）（Ｂ）で示すＡ矢視図であり、
（Ｂ）は図２（Ａ）（Ｂ）で示すＢ矢視図であり、
（Ｂ）は図２（Ａ）（Ｂ）で示すＣ矢視図である。
【図４】従来例による空気調和機の室内機を示す断面図
である。
である。
【図５】図４で示すＡ矢視図である。
１ 室内機本体 ２ 吸込口 ３ 熱交換器 ４ 送風ファン ５ 吹出口 5a 吹出口の両側壁 5b 固定部 ６ 左右風向板群 ７ 左右風向板の支軸 ８ ガードワイヤ ９ 挿通孔 10 上下風向板 11 上下風向板の支軸 12 取付板 13 仕切部 14，15 保持具，保持部材 14a ，15a 保持部 14b ，15b 有底筒状部 14c ，15c フランジ
Claims (10)
- 【請求項１】 本体に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ
空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出
口にその後方から左右風向板群と上下風向板とを回動自
在に軸支し、前記左右風向板群に上下方向に複数の挿通
孔を設け、同挿通孔にガードワイヤを挿通し、同ガード
ワイヤの両端を前記吹出口の両側壁に設けた保持具で保
持してなる空気調和機において、前記吹出口に前記左右
風向板群を軸支する取付板を付設すると共に、前記吹出
口を左右に区画する仕切部を設け、同仕切部に対応して
前記ガードワイヤを分割する一方、前記仕切部に、前記
保持具に相対向して前記ガードワイヤの一端を保持する
保持部を備えた保持部材を設けたことを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項２】 前記仕切部を複数設け、同複数の仕切部
に対応して前記ガードワイヤを分割する一方、前記仕切
部に、同仕切板相互に相対向して前記ガードワイヤの両
端を保持する保持部材を設けると共に、前記保持具に相
対向して前記ガードワイヤの一端を保持する保持部を備
えた保持部材を設けたことを特徴とする請求項１記載の
空気調和機。 - 【請求項３】 前記取付板を、前記吹出口の両側壁と前
記仕切部間および、または前記仕切部相互の間で、同吹
出口上下の一方に付設したことを特徴とする請求項１，
２記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記取付板を、前記吹出口の両側壁と前
記仕切部間および、または前記仕切部相互の間に、その
両側をほぼ隙間なく付設したことを特徴とする請求項
１，２，３記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記仕切部を、前記吹出口と一体的に形
成したことを特徴とする請求項１，２記載の空気調和
機。 - 【請求項６】 前記保持部材の上下寸法を、前記吹出口
の上下寸法とほぼ同一に形成したことを特徴とする請求
項１，２記載の空気調和機。 - 【請求項７】 前記保持部材の保持部を、有底筒状に形
成したことを特徴とする請求項１，２，６記載の空気調
和機。 - 【請求項８】 前記保持部を、前記保持部材と一体的に
形成したことを特徴とする請求項７記載の空気調和機。 - 【請求項９】 前記保持部材の前後の少なくとも一端
に、略Ｌ字状のフランジを設けたことを特徴とする請求
項１，２，６記載の空気調和機。 - 【請求項１０】 前記フランジを、前記保持部材と一体
的に形成したことを特徴とする請求項９記載の空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7084122A JPH08285313A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7084122A JPH08285313A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285313A true JPH08285313A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13821721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7084122A Pending JPH08285313A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08285313A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005265400A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の室内機 |
-
1995
- 1995-04-10 JP JP7084122A patent/JPH08285313A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005265400A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の室内機 |
| CN1294387C (zh) * | 2004-02-20 | 2007-01-10 | 三洋电机株式会社 | 空调机的室内机 |
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