JPH082850Y2 - ディスクドライブのターンテーブル - Google Patents

ディスクドライブのターンテーブル

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JPH082850Y2
JPH082850Y2 JP1990003613U JP361390U JPH082850Y2 JP H082850 Y2 JPH082850 Y2 JP H082850Y2 JP 1990003613 U JP1990003613 U JP 1990003613U JP 361390 U JP361390 U JP 361390U JP H082850 Y2 JPH082850 Y2 JP H082850Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序で本考案を説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来の技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.ディスクドライブの概略構成 G2.ターンテーブルの構成 G3.カートリッジホルダの構成 G4.シャッタ開閉アームの構成 G5.スライドプレートの構成 G6.ヘッドキャリッジ、キャリッジ駆動機構、その他の
構成 G7.実施例の作用 H.考案の効果 A.産業上の利用分野 本考案は、回転むらの発生を抑制することができるよ
うにしたディスクドライブのターンテーブルに関するも
のである。
B.考案の概要 本考案は、チャックヨークと、該チャックヨークのイ
ナーシャを増加させるイナーシャ増加用のリング体とで
ターンテーブルを構成し、 前記チャックヨークの外周に、イナーシャ増加用のリ
ング体を着脱自在に取付けることにより、 チャックヨークのイナーシャを増加させて、ジッター
(回転むら)の発生を抑制することにより、ジッター値
等の規制の厳しい高容量タイプのディスクにも対応でき
るようにすると共に、ジッタースペック等に応じて重量
の異なるリング体を容易につけ変え使用できるようにし
たものである。
また本考案は、前記イナーシャ増加用のリング体を利
用することによりPG検出部を簡単容易に形成することが
できるようにしたものである。
C.従来の技術 ディスクドライブのターンテーブルとは文字通り、デ
ィスクを載置して、これを回転させるためのものであ
り、一般に第10図に示したようにプラマグ(フェライト
等を混入して着磁したプラスチック)等によりディスク
201のハブ202と略同じ大きさに形成されたチャックヨー
ク203の中央に回転軸204を設けると共に、該回転軸204
のオフセット位置に駆動ピン205を設けることにより形
成されている。
そして、ディスク201がチャックヨーク203に向かって
下降して、ハブ202に設けた軸受孔206とピン受孔207
に、それぞれ回転軸204と駆動ピン205が嵌まり込むと、
ハブ202がチャックヨーク203上に位置決め固定される。
そしてチャックヨーク203の回転が駆動ピン205等を介
してハブ202に伝達され、ディスク201はチャックヨーク
203と一体に回転するようになっている。
ターンテーブルの駆動方式には回転軸204をスピンド
ルモータ等で直接回転させる直接駆動方式と、ベルト等
を介してチャックヨーク203を回転させる間接駆動方式
がある。
D.考案が解決しようとする課題 ところで上記従来のターンテーブルには次に述べるよ
うな問題点があった。
(1)同一イナーシャのターンテーブルを直接駆動方式
で駆動する場合と間接駆動方式で駆動する場合とではジ
ッター値に差異が生じてしまう。(間接駆動方式の場合
には直接駆動方式の場合に較べてターンテーブルの振れ
が大きくなるからである)。
(2)間接駆動方式のジッター値を、直接駆動方式の場
合のジッター値にするにはターンテーブルのイナーシャ
に差異を持たせ、間接駆動方式に使用するターンテーブ
ルの重量を、直接駆動方式に使用するターンテーブルの
重量よりも重くすることが考えられるが、このようにす
るとターンテーブルを使い分けなければならず、コスト
が高くなる。また同様の理由でジッタースペックに応じ
て重量の異なるターンテーブルを使い分けなければなら
ない。
(3)チャックヨークの直径がハブの直径と略同じであ
るため、チャックヨークにPG検出部を設けるのがスペー
ス的に難しい。
本考案は上記従来の問題点を解決し、直接駆動方式や
間接駆動方式の双方に使用でき、またジッタースペック
の異なる場合でも共通して使用することのできるターン
テーブルを提供することを目的として為されたものであ
る。
E.課題を解決するための手段 ターンテーブルを、チャックヨークと、該チャックヨ
ークの外周に着脱自在に取付けられるイナーシャ増加用
のリング体で構成した。
また前記リング体にPG検出部を設けた。
F.作用 チャックヨークにイナーシャ増加用のリング体を取付
けることによりターンテーンブルの重量を増やしてジッ
ターの発生を抑制することができる。
またジッタースペックに応じて、重量の異なるリング
体をつけ変えることができる。
またリング体の表面スペースを利用してPG検出部を形
成することができる。
G.実施例 G1.ディスクドライブの概略構成 第1図はプリント基板を取外した状態のディスクドラ
イブの斜視図、第2図は同平面図である。このディスク
ドライブ1はディスクカートリッジ2をフロントパネル
3のカートリッジ挿入口4からカートリッジホルダ5内
に挿入すると、該カートリッジホルダ5に取付けられた
シャッタ開閉アーム6が回動しながらディスクカートリ
ッジ2のシャッタ7を開くと共に、ディスクカートリッ
ジ2の挿入方向の先端面でスライドプレートロックレバ
ー8が押圧され、該ロックレバー8によるロックを解除
されたスライドプレート9がスライドプレート戻しばね
10のばね力によりホルダローディング方向にスライドし
て、該スライドプレート9の左右の側部に設けたホルダ
昇降用の傾斜状のカム溝11…11に沿ってカム溝係合突起
12…12及びこれら係合突起12…12を設けたカートリッジ
ホルダ5が垂直方向に下降し、該カートリッジホルダ5
に挿入されているディスクカートリッジ2内のディスク
13のハブ14がシャーシ側に設けたターンテーブル15上に
装着されると共に、該ターンテーブル15上に装着された
ディスク13にヘッド16が接触するようになっている。
そして、前記ターンテーブル15及びディスク13を回転
駆動操作機構17で回転させながら、前記ヘッド16を取付
けたヘッドキャリッジ18をキャリッジ駆動機構19でディ
スク13の半径方向に移動させることにより記録・再生を
行なうようになっている。
G2.ターンテーブルの構成 ターンテーブル15は第3〜5図に示すようにディスク
13のハブ14を載置するチャックヨーク81と、該チャック
ヨーク81の外周部に取付けられたイナーシャ増加用のリ
ング体82とからなっている。
前記チャックヨーク81はフェライト等を混入して着磁
したプラスチック、所謂プラマグにより作られていて、
その中央部には回転軸83が取付けられていると共に、そ
の偏心位置には駆動ピン84が設けられていて、前記回転
軸(スピンドル軸)83の下端部が軸受85を介してシャー
シ28に回転自在に取付けられている。そして前述したよ
うにディスクカートリッジ2を挿入したカートリッジホ
ルダ5が下降つまりローディングされると、前記カート
リッジホルダ2内のディスク13のハブ14がチャックヨー
ク81に吸着され、前記回転軸83と駆動ピン84の上端が、
それぞれハブ14に設けた軸受穴とピン受穴とに嵌合し
て、ハブ14はチャックヨーク81上に位置決め固定され
て、該チャックヨーク81の回転が前記駆動ピン84を介し
てハブ14に伝達されるようになっている。
また前記イナーシャ増加用のリング体82は金属板によ
ってリング状に作られていると共に、その内周側と外周
側に、それぞれプラスチックにより内周側のリング部材
86と外周側のリング部材87とがアウトサート成形されて
いて、前記内周側のリング部材86はチャックヨーク嵌着
部材としてその内周にチャックヨーク81を軽く圧入する
ことにより、イナーシャ増加用のリング体82は着脱自在
にチャックヨーク81の外周に取付けられるようになって
いる。
また前記リング体82の外周側の表面は前記外周側のリ
ング部材87と連続するプラスチックシート88でリング状
に覆われていると共に、その一部が切欠されて、前記金
属製のリング体82の地肌が露出したPG検出部89になって
いて、該PG検出部89と前記プラスチックシート88の反射
率の差異を利用して、シャーシ28側に取付けたPG検出用
のセンサ90でPGを検出するようになっている。
そして重量やリング幅の異なる数種類のイナーシャ増
加用のリング体82を予め用意しておくことにより所謂ジ
ッタースペックやモータトルク等に応じて、自由に選択
使用することができるようになっている。
なおPG検出部89はリング体82の一部を切欠したり、或
は他部材を貼着する等により形成してもよい。
そして、前記内周側のリング部材86の外周のギヤ面に
懸架されたギャードベルト91及び該ギャードベルト駆動
用のモータ92とからなる回転駆動操作機構17から外部回
転力を得て、イナーシャ増加用のリング体82及びチャッ
クヨーク81が回転すると共に、前記外周側のリング部材
87を介して、図示を省略したオートイジェクト機構の操
作力を得るようになっている。93はギャードベルト91の
所定のテンションを付与するためのテンションレバーで
ある。
G3.カートリッジホルダの構成 カートリッジホルダ5は第3図に示したように、金属
板により平面凹形に形成された上面板21と、該上面板21
の左右両側に連設された左右一対の側板面22,23と、こ
れら左右一対の側面板22,23の下端側に連設された一対
の下面板24,25により正面形に形成されていて、正面
側の開口部からディスクカートリッジ2を挿入するよう
になっていると共に、前記左右一対の側面板22,23の
前、後の両端部には、それぞれ平板状のカム溝係合突起
12,12が水平方向に切起し形成されていると共に、中央
部にはローラ取付片26が垂直方向に切起し形成されてい
る。
そして、前記ローラ取付片26にはローラ27が取付けら
れていて、これらローラ27,27をシャーシ28の左右の側
壁29,30に設けた昇降ガイド孔31に取付けることにより
カートリッジホルダ5はシャーシ28上に垂直方向に昇降
可能に取付けられていると共に、前記左右の側面板22,2
3の前後の端部に設けたカム溝係合突起12,12を、前記ス
ライドプレート9に設けたカム溝11,11に嵌合し、前記
スライドプレート9を往復移動させることにより、カー
トリッジホルダ5は垂直方向に昇降するようになってい
る。
そして、カートリッジホルダ5を上昇させると、該ホ
ルダ5の上面板21に形成されているヘッド操作部32によ
り、ホルダ当接片33を介して、ヘッドアーム34が持上げ
られるようにして回動し、該ヘッドアーム34の先端側
(自由端側)の下面に設けられているヘッド16がアンロ
ーディングされた状態になる。
またカートリッジホルダ5を下降させると、該カート
リッジホルダ5と共にヘッドアーム34も下降し、該ヘッ
ドアーム34の先端側の下面に取付けられているヘッド16
がターンテーブル15上に装着されているディスク13の上
面に接触する。ヘッド16がディスク13の上面に接触する
とヘッドアーム34はそれ以上、下降せず、カートリッジ
ホルダ5のみが更に僅かに下降するので、前記カートリ
ッジホルダ5の上面板21に形成したヘッド操作部32と、
ヘッドアーム34に設けたホルダ当接片33とが非接触状に
なって、両者間の接触抵抗を無くした状態でヘッドキャ
リッジ18を走行させることができるようになっている。
G4.シャッタ開閉アームの構成 シャッタ開閉アーム6は第6図に示したように平面S
字状のアーム本体部41と、該アーム本体部41の一端部に
設けられたシャッタ開閉操作部42と、前記アーム本体部
41の他端部に設けられた回転中心軸形成部43と、該回転
中心軸形成部43の上、下面に突設された上下一対の回転
中心軸44,45と、前記回転中心軸形成部43の一側部に前
記アーム本体部41と略直角に形成されたスプリング係止
部46とからなっていて、これらアーム本体部41、シャッ
タ開閉操作部42、回転中心軸形成部43、回転中心軸44,4
5、スプリング係止部46はプラスチックで一体形成され
ている。
前記アーム本体部41と回転中心軸形成部43、スプリン
グ係止部46の肉厚はカートリッジホルダ5の上面板21と
下面板22,23の間の間隙よりもやや小さ目に形成されて
いる一方、シャッタ開閉操作部42と回転中心軸44,45の
長さは前記カートリッジホルダ5の上面側21と下面板2
2,23の間の間隙よりもやや大き目に形成されていると共
に、前記回転中心軸44,45は幅wと長さlに差異をもた
せた所謂矩形状に形成されていて、長さ方向をシャッタ
開閉操作部42の方向に向けた状態で形成されている。
そして、第7図に示したように、前記シャッタ開閉ア
ーム6の矩形状の上、下一対の回転中心軸44,45の長さ
方向をカートリッジホルダ5の側板23と略平行に並べた
状態で、これら上、下一対の回転中心軸44,45をカート
リッジホルダ5の上面板21と下面板25の対向部にそれぞ
れ設けた前記回転中心軸44,45の幅wよりもやや大き目
の幅の軸導入孔47から回転中心軸44,45の長さlよりも
やや大き目の直径の軸受孔48に挿入したのち、第7図反
時計方向に所定の角度回転させれば、前記シャッタ開閉
操作部42の上端部が第8図に示すようにカートリッジホ
ルダ5の上面板21に設けたシャッタ開閉アーム回動範囲
規制用の切欠窓49に嵌まり込むようになっている。
そして、前記シャッタ開閉操作部42の上端部が前記切
欠窓49に嵌まり込んだ状態の下では、前記回転中心軸4
4,45と前記軸導入孔47の位置がズレて、これら軸導入孔
47から回転中心軸44,45が抜け出るのを防止するように
なっている。
上記のようにしてカートリッジホルダ5内に取付けら
れたシャッタ開閉アーム6は前記スプリング係止部46に
一端側を係止され、他端側をカートリッジホルダ5の上
面板21に設けたスプリング係止部50に係止されたコイル
スプリング51のばね力により第8図時計方向に回動力が
付与されていて、前記シャッタ開閉操作部42の上端部が
前記切欠窓49の一側部に当接している。
そして、この状態でディスクカートリッジ2をカート
リッジホルダ5に挿入すれば、ディスクカートリッジ2
に設けたシャッタ開閉ピン受用の凹部52に前記シャッタ
開閉操作部42が嵌合し、更にディスクカートリッジ2を
挿入すれば、シャッタ開閉アーム6は前記回転中心軸4
4,45を中心にして、第8図反時計方向に回動しながら前
記シャッタ開閉操作部42でシャッタ7を開いていくので
ある。
G5.スライドプレートの構成 スライドプレート9はカートリッジホルダ5を垂直方
向に下降・上昇つまりローディング・アンローディング
させるためのものであり、シャーシ28上にスライド可能
に取付けられていて、ディスクカートリッジ排出方向に
スライドさせることによりカートリッジホルダ5をロー
ディングさせ、ディスクカートリッジ挿入方向にスライ
ドさせることによりカートリッジホルダ5をアンローデ
ィングさせるようになっている。そして前記スライドプ
レート9はスライドプレート戻しばね10の牽引力によっ
てローディング方向に戻し移動された状態になってい
る。
前記スライドプレート9は第3図に示したように金属
製の底板61と、該底板61の左右の両側を略直角に折曲げ
ることにより形成された左右の側板62,63とによって正
面形に作られていて、これら左右の側板62,63の前、
後の端部に、それぞれ、前記ホルダ昇降用の傾斜状のカ
ム溝11,11が形成されている。そしてこれらカム溝11,11
に前記カートリッジホルダ5の左右の側面板22,23の
前、後の端部に形成したカム溝係合突起12,12が嵌合さ
れ、これらカム溝係合突起12,12がカム溝11,11の下端側
に位置しているときはカートリッジホルダ5はローディ
ング状態になり、カム溝係合突起12,12がカム溝11,11の
上端側に位置しているときはカートリッジホルダ5はア
ンローディング状態になる。
前記スライドプレート9はスライドプレート戻しばね
10のばね力で通常はローディング方向に移動され、カー
トリッジホルダ5はローディング状態になっている。
従って、前記カートリッジホルダ5のローディング状
態において、スライドプレート9の一端面に取付けたイ
ジェクト釦64を押圧し、前記スライドプレート9をスラ
イドプレート戻しばね10のばね力に抗してアンローディ
ング方向にスライドさせれば、カム溝11,11の下端側の
傾斜面に沿ってカム溝係合突起12,12が上昇し、カート
リッジホルダ5はアンローディング状態になると共に、
スライドプレート9はスライドプレートロックレバー8
のロックプレート係止片65によってロックされ、戻り移
動を阻止された状態になる。
そして、前記カートリッジホルダ5のアンローディン
グ状態において、該カートリッジホルダ5内のディスク
カートリッジ2を挿入すれば、該ディスクカートリッジ
2のシャッタ7がシャッタ開閉アーム6によって開か
れ、更にディスクカートリッジ2が挿入されると、ディ
スクカートリッジ2の挿入方向の先端面でスライドプレ
ートロックレバー8の被押圧部66を押圧し、スライドプ
レートロックレバー8がシャーシ28上に立設した枢支軸
67を中心にして第3図時計方向に回動して、前記ロック
プレート係止片65によるスライドプレート9のロックを
解除される。ロックを解除されたスライドプレート9は
スライドプレート戻しばね10のばね力でローディング方
向にスライドして、カム溝11,11の上端側の傾斜面に沿
ってカム溝係合突起12,12を下降させ、カートリッジホ
ルダ5をローディング状態にするのである。
なおスライドプレートロックレバー8は前記シャーシ
28上に立設した枢支軸67を挿入する軸受部68を中心にし
て、その外側に略90°の間隔をもって前記スライドプレ
ート係止片65、被押圧部66、スプリング係止片69が設け
られていて、該スプリング係止片69の一端側を係止し、
他端側をシャーシ28側に係止したコイルスプリング70で
時計方向及び反時計方向に回動可能及び自動復帰可能な
状態に取付けられている。
そして、スライドプレート9がローディング方向にス
ライドしてくると、該スライドプレート9に設けた被係
止部71の前面で前記スライドプレート係止片65の前端面
72が押されて、スライドプレートロックレバー8はコイ
ルスプリング70のばね力に抗して先ず時計方向に逃げ回
動し、前記被係止部71による押圧が解除されると、スラ
イドプレートロックレバー8がコイルスプリング70のば
ね力で戻り回動し、スライドプレート係止片が前記被係
止部71の背面側に係合して、スライドプレート戻しばね
10によるスライドプレート9のローディング方向へのス
ライドを阻止するようになっている。そして、この状態
でディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ5に挿
入すれば前述したようにディスクカートリッジ2の先端
面で被押圧部66が押圧され、スライドプレートロックレ
バー8が回動して、スライドプレート9のロックを解除
することになるのである。
G6.ヘッドキャリッジ、キャリッジ駆動機構、その他
の構成 ヘッドキャリッジ18はガイド軸94にスライド可能に取
付けられていると共に、前記ガイド軸94はガイド軸ホル
ダ95によりシャーシ28上に取付けられている。そして、
前記ヘッドキャリッジ18はガイド軸94に沿って、前記チ
ャックヨーク81上に載置されているディスク13の半径方
向に移動するようになっている。
またキャリッジ駆動機構19はモータ96と、該モータ96
により回転されるボール軸(螺旋軸)97と、該ボール軸
97を回転可能に支持している支持フレーム98とからなっ
ている。
そして、前記ボール軸97にヘッドキャリッジ18に設け
たボール軸係合部99を噛合させた状態で、前記モータ96
によりボール軸97を回転させることにより、ボール軸97
の回転運動をヘッドキャリッジ18の直進運動に変えて、
該ヘッドキャリッジ18をガイド軸94に沿ってスライドさ
せるようになっている。
また前記ヘッドキャリッジ18にはヘッドアーム34を支
持するためのヘッドアーム支持台100が設けられてい
て、該ヘッドアーム支持台100に湾曲可能な板ばね製の
枢支板101を介して、ヘッドアーム34の一端側が取付け
られていると共に、他端側(自由端側)の下面にはヘッ
ド16が取付けられている。
そして前記ヘッドアーム34には前述したようにホルダ
当接片33が設けられていて、該ホルダ当接片33がカート
リッジホルダ5のヘッド操作部32に当接しているので、
カートリッジホルダ5がアンローディング位置まで上昇
すると、前記板ばね製の枢支板101が上方に向かって撓
んでヘッドアーム34がアップ状態になり、その先端部が
カートリッジホルダ5の上面板21よりも上方に突出する
ようになっている。
そして前記回転駆動操作機構17のモータ92やヘッドキ
ャリッジ駆動機構19のモータ96の制御を行なうためのプ
リント基板102を前記アンローディング位置まで上昇し
たカートリッジホルダ5の上面板21よりも上方で、かつ
アップ状態におけるヘッドアーム34の先端部よりも下方
で、従来はデェッドスペースとして有効に利用されてい
なかった位置に配置することによりディスクドライブの
薄形化を図っている。
なお103は金属板製のシールドケースである。
G7.実施例の作用 実施例のディスクカートリッジは以上説明したような
構成であるから、カートリッジホルダ5がアンローディ
ング位置にある状態において、カートリッジホルダ5に
ディスクカートリッジ2を挿入すると、該ディスクカー
トリッジ2の挿入方向の先端面に設けたシャッタ開閉操
作部嵌合用の凹部52にシャッタ開閉アーム6のシャッタ
開閉操作部42に嵌まり込んでシャッタ開閉アーム6が
上、下一対の回転中心軸44,45を中心に回転しながらデ
ィスクカートリッジ2のシャッタ7を開いていく。そし
てディスクカートリッジ2が所定位置まで挿入される
と、該ディスクカートリッジ2の挿入方向の先端面がス
ライドプレートロックレバー8の被押圧部66に当接し
て、該被押圧部66を押圧するのでスライドプレートロッ
クレバー8は枢支軸67を中心にして回動してロックプレ
ート係止片65によるスライドプレート9のロックを解除
する。
スライドプレートロックレバー8によるロックを解除
されたスライドプレート9はスライドプレート戻しばね
10のばね力でローディング方向にスライドして、カム溝
11の上端側の傾斜面でカートリッジホルダ5を垂直に下
降させて、該カートリッジホルダ5に挿入されたディス
クカートリッジ2内のディスク13のハブ14をターンテー
ブル15のチャックヨーク81上に吸着固定させる。一方、
カートリッジホルダ5の下降に伴ってヘッドアーム34も
枢支板101を支点にして回動しながら下方に向かって傾
斜し、ディスク13のハブ14がチャックヨーク81上に吸着
固定された状態において、ディスク面にヘッド16を所定
の圧力で接触させる。
そして、回転駆動操作機構17のスイッチが入り、モー
タ92が回転し始めると、該モータ92の回転はギャードベ
ルト91を介してイナーシャ増加用のリング状の円板82に
伝達され、該リング状の円板82の内周側に圧入されてい
るチャックヨーク81及び該チャックヨーク81上に載置さ
れているディスク13を回転させ、かつヘッドキャリッジ
18を走行させながら記録再生を行なうのである。
そして記録再生終了後にイジェクト釦64を押圧してス
ライドプレート9をアンロディング方向にスライドさせ
ると今度はカム溝11の下端側の傾斜面でカートリッジホ
ルダ5が垂直方向に上昇して、アンロディング状態にな
ると共に、スライドプレート9はスライドプレートロッ
クレバー8によりロックされて、カートリッジホルダ5
はアンロディング状態に維持されることになるのであ
る。
H.考案の効果 本考案のディスクドライブのターンテーブルには次に
述べるような効果がある。
(1)チャックヨークの外周にイナーシャ増加用のリン
グ体を着脱自在に取付ける構成としたので、チャックヨ
ークにリング体を取付けることによりターンテーブルの
イナーシャを増加させてジッターの発生を抑制すること
ができる。
またジッタースペックやモータトルク等を勘案して重
量の異なるリング体をつけ変えることができる。
またリング体を取外すことによりチャックヨーク単体
でも使用できる。
(2)チャックヨークの外周に取付けたリング体を利用
し、その一部を切欠して他の部分との反射率を変えた
り、その一部にシールを貼着けたり、或はその一部を除
いて他の部分をシールして反射率を変えたりすることに
よりPG検出部を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカートリッジホルダの上面からプリント基板を
取外した状態の本考案のディスクドライブの斜視図、第
2図は平面図、第3図は分解斜視図、第4図はターンテ
ーブルの斜視図、第5図はターンテーブルの断面図、第
6図はシャッタ開閉アームの斜視図、第7図はシャッタ
開閉アームの取付方向を示す底面図、第8図はシャッタ
開閉アームを取付けた状態の底面図、第9図は同断面
図、第10図は従来例の斜視図である。 1……ディスクドライブ、15……ターンテーブル、81…
…チャックヨーク、82……イナーシャ増加用のリング
体、89……PG検出部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクに設けられたハブが吸着されるチ
    ャックヨークと、 内周側にプラスチック製のリング部材が設けられたイナ
    ーシャ増加用のリング体とを備え、 上記チャックヨークの外周部に、上記リング部材を嵌着
    させることによって、上記リング体が上記チャックヨー
    クに対して着脱自在に取付けられるようになされたディ
    スクドライブのターンテーブル。
  2. 【請求項2】イナーシャ増加用のリング体にPG検出部を
    設けた第1項記載のディスクドライブのターンテーブ
    ル。
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