JPH08284845A - 歯車ポンプ - Google Patents
歯車ポンプInfo
- Publication number
- JPH08284845A JPH08284845A JP8500395A JP8500395A JPH08284845A JP H08284845 A JPH08284845 A JP H08284845A JP 8500395 A JP8500395 A JP 8500395A JP 8500395 A JP8500395 A JP 8500395A JP H08284845 A JPH08284845 A JP H08284845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear pump
- inlet passage
- fluid
- inlet
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C13/00—Adaptations of machines or pumps for special use, e.g. for extremely high pressures
- F04C13/001—Pumps for particular liquids
- F04C13/002—Pumps for particular liquids for homogeneous viscous liquids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯車ポンプ本体の入口流路内を通過する流体
の乱流をなくし、流体の劣化を防止するようにした歯車
ポンプを提供する。 【構成】 歯車ポンプ本体1に、吸入口2を有する入口
流路3と該入口流路3に連通されている歯車ポンプ穴4
が設けられている歯車ポンプにおいて、前記入口流路3
の壁面は、前記吸入口2から歯車ポンプ穴4まで曲面部
3aのみで構成されている。
の乱流をなくし、流体の劣化を防止するようにした歯車
ポンプを提供する。 【構成】 歯車ポンプ本体1に、吸入口2を有する入口
流路3と該入口流路3に連通されている歯車ポンプ穴4
が設けられている歯車ポンプにおいて、前記入口流路3
の壁面は、前記吸入口2から歯車ポンプ穴4まで曲面部
3aのみで構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融樹脂等の高温・高
粘度流体を移送するのに用いられる歯車ポンプに関する
ものである。
粘度流体を移送するのに用いられる歯車ポンプに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の歯車ポンプとしては、
図4〜図5または図7に示す構成のものが用いられてい
る。
図4〜図5または図7に示す構成のものが用いられてい
る。
【0003】すなわち、図4〜図5において、符号11
で示されるものは、歯車ポンプ本体であり、その上流部
には溶融樹脂等の流体を受け入れる吸入口12を有する
入口流路13が設けられ、その入口流路13に連通して
歯車ポンプ穴4が設けられている。また、歯車ポンプ本
体11の下流部には前記歯車ポンプ穴4と連通する出口
流路5が設けられている。そして、前記歯車ポンプ穴4
には、一対の歯車6が互いに噛み合されて設けられてい
る。
で示されるものは、歯車ポンプ本体であり、その上流部
には溶融樹脂等の流体を受け入れる吸入口12を有する
入口流路13が設けられ、その入口流路13に連通して
歯車ポンプ穴4が設けられている。また、歯車ポンプ本
体11の下流部には前記歯車ポンプ穴4と連通する出口
流路5が設けられている。そして、前記歯車ポンプ穴4
には、一対の歯車6が互いに噛み合されて設けられてい
る。
【0004】前記入口流路13の壁面は、吸入口12か
ら内側に傾斜するテーパ面を有すテーパ部13aとスト
レート部13bとから構成されている。このような壁面
形状にすると、吸入口12を大きくでき、また、歯車6
の上流部分を真円にできるという利点がある。
ら内側に傾斜するテーパ面を有すテーパ部13aとスト
レート部13bとから構成されている。このような壁面
形状にすると、吸入口12を大きくでき、また、歯車6
の上流部分を真円にできるという利点がある。
【0005】また、図7に示めす従来例では、歯車ポン
プ本体21に設けられた吸入口22を有する入口流路2
3の壁面は、前記吸入口22から歯車ポンプ穴4までテ
ーパ部23aのみで構成されている。
プ本体21に設けられた吸入口22を有する入口流路2
3の壁面は、前記吸入口22から歯車ポンプ穴4までテ
ーパ部23aのみで構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の歯車ポンプは、
以上のように構成されているため、次のような問題点が
あった。すなわち、図4〜図5に示した従来例では、入
口流路の壁面を構成するテーパ部とストレート部の接合
部には角部13cが形成され、その部分を通過する流体
には、図6に示すような渦巻き状の乱流Bが発生する。
この乱流Bは、急激な形状変化に伴い流速が変化して発
生するもので、乱流Bが発生するとそこに流体が滞留す
る。例えば、流体が高温・高粘度樹脂の場合、歯車ポン
プは、200℃〜300℃の高温状態とされているの
で、滞留すると樹脂が劣化するという問題があった。ま
た、図7に示した従来例では、図中左右の歯車ポンプ穴
の接合部に角部23bが形成され、上述した従来例と同
様な問題があった。
以上のように構成されているため、次のような問題点が
あった。すなわち、図4〜図5に示した従来例では、入
口流路の壁面を構成するテーパ部とストレート部の接合
部には角部13cが形成され、その部分を通過する流体
には、図6に示すような渦巻き状の乱流Bが発生する。
この乱流Bは、急激な形状変化に伴い流速が変化して発
生するもので、乱流Bが発生するとそこに流体が滞留す
る。例えば、流体が高温・高粘度樹脂の場合、歯車ポン
プは、200℃〜300℃の高温状態とされているの
で、滞留すると樹脂が劣化するという問題があった。ま
た、図7に示した従来例では、図中左右の歯車ポンプ穴
の接合部に角部23bが形成され、上述した従来例と同
様な問題があった。
【0007】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたものであって、歯車ポンプ本体の入口流路
内を通過する流体の乱流をなくし、流体の劣化を防止す
るようにした歯車ポンプを提供することを目的とする。
めになされたものであって、歯車ポンプ本体の入口流路
内を通過する流体の乱流をなくし、流体の劣化を防止す
るようにした歯車ポンプを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による歯車ポンプ
は、歯車ポンプ本体と、その内部に互いに噛み合わされ
て設けられている一対の歯車とからなり、前記歯車ポン
プ本体には、吸入口を有する入口流路と該入口流路に連
通されている歯車ポンプ穴とが設けられている歯車ポン
プにおいて、前記入口流路の壁面は、前記吸入口から歯
車ポンプ穴まで曲面部のみで構成されていることを特徴
とする。
は、歯車ポンプ本体と、その内部に互いに噛み合わされ
て設けられている一対の歯車とからなり、前記歯車ポン
プ本体には、吸入口を有する入口流路と該入口流路に連
通されている歯車ポンプ穴とが設けられている歯車ポン
プにおいて、前記入口流路の壁面は、前記吸入口から歯
車ポンプ穴まで曲面部のみで構成されていることを特徴
とする。
【0009】
【作用】入口流路の壁面が、吸入口から歯車ポンプ穴ま
で、曲面部のみで構成されているので、吸入口から受け
入れられた溶融樹脂等の流体は、入口流路において、乱
流が全く発生しない状態で、一対の歯車に供給され、出
口流路から排出される。
で、曲面部のみで構成されているので、吸入口から受け
入れられた溶融樹脂等の流体は、入口流路において、乱
流が全く発生しない状態で、一対の歯車に供給され、出
口流路から排出される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1および図2において、符号1で示され
るものは、歯車ポンプ本体であり、その上流部には溶融
樹脂等を受け入れる吸入口2を有する入口流路3が設け
られ、その入口流路3に連通して歯車ポンプ穴4が設け
られている。また、歯車ポンプ本体1の下流部には前記
歯車ポンプ穴4と連通する出口流路5が設けられてい
る。そして、前記歯車ポンプ穴4には、一対の歯車6が
互いに噛み合わされて設けられている。
て説明する。図1および図2において、符号1で示され
るものは、歯車ポンプ本体であり、その上流部には溶融
樹脂等を受け入れる吸入口2を有する入口流路3が設け
られ、その入口流路3に連通して歯車ポンプ穴4が設け
られている。また、歯車ポンプ本体1の下流部には前記
歯車ポンプ穴4と連通する出口流路5が設けられてい
る。そして、前記歯車ポンプ穴4には、一対の歯車6が
互いに噛み合わされて設けられている。
【0011】前記入口流路3の壁部は、前記吸入口2か
ら歯車ポンプ穴4まで、所定Rの曲面を有する曲面部3
aのみで構成されている。なお、この曲面部3aには、
複数のテーパ面により略曲面とされているものも含む。
ら歯車ポンプ穴4まで、所定Rの曲面を有する曲面部3
aのみで構成されている。なお、この曲面部3aには、
複数のテーパ面により略曲面とされているものも含む。
【0012】従って、上述した構成においては、吸入口
2から受け入れられた溶融樹脂等の流体は、入口流路3
において、図3に示めすように、整流Aの状態で、一対
の歯車6に供給され、出口流路5から排出される。
2から受け入れられた溶融樹脂等の流体は、入口流路3
において、図3に示めすように、整流Aの状態で、一対
の歯車6に供給され、出口流路5から排出される。
【0013】
【発明の効果】本発明による歯車ポンプは、以上説明し
たように構成されているので、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、歯車ポンプの吸入口から受け入
れられた溶融樹脂等は、入口流路において乱流が全く発
生しないので、従来のような、乱流の発生による流体の
滞留がなく、樹脂の劣化を防止することができる。
たように構成されているので、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、歯車ポンプの吸入口から受け入
れられた溶融樹脂等は、入口流路において乱流が全く発
生しないので、従来のような、乱流の発生による流体の
滞留がなく、樹脂の劣化を防止することができる。
【図1】本発明による歯車ポンプを示す断面図である。
【図2】図2の要部破砕斜視図である。
【図3】本発明による入口流路における流体の流れ状態
を示す図である。
を示す図である。
【図4】従来例の歯車ポンプを示す断面図である。
【図5】図4の要部破砕斜視図である。
【図6】従来例の入口流路における流体の流れ状態を示
す図である。
す図である。
【図7】他の従来例の歯車ポンプを示す要部平面図であ
る。
る。
1、11、21 歯車ポンプ本体 2、12、22 吸入口 3、13、23 入口流路 3a 曲面部 4 歯車ポンプ穴 5 出口流路 6 歯車 13a、23a テーパ部 13b ストレート部 13c、23b 角部 A 整流 B 乱流
Claims (1)
- 【請求項1】 歯車ポンプ本体(1)と、その内部に互
いに噛み合わされて設けられている一対の歯車(6)と
からなり、前記歯車ポンプ本体(1)には、吸入口
(2)を有する入口流路(3)と該入口流路(3)に連
通されている歯車ポンプ穴(4)とが設けられている歯
車ポンプにおいて、前記入口流路(3)の壁面は、前記
吸入口(2)から歯車ポンプ穴(4)まで曲面部(3
a)のみで構成されていることを特徴とする歯車ポン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8500395A JPH08284845A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 歯車ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8500395A JPH08284845A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 歯車ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08284845A true JPH08284845A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13846529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8500395A Pending JPH08284845A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 歯車ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08284845A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100439978B1 (ko) * | 2002-04-09 | 2004-07-19 | 대성산업펌프 주식회사 | 기어펌프의 케이싱 구조 |
CN102633123A (zh) * | 2012-05-03 | 2012-08-15 | 东南大学 | 一种变压输送干粉的齿轮泵 |
CN103738683A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-23 | 喻成进 | 一种密封阀门排料方法及使用该方法的排料装置 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP8500395A patent/JPH08284845A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100439978B1 (ko) * | 2002-04-09 | 2004-07-19 | 대성산업펌프 주식회사 | 기어펌프의 케이싱 구조 |
CN102633123A (zh) * | 2012-05-03 | 2012-08-15 | 东南大学 | 一种变压输送干粉的齿轮泵 |
CN103738683A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-23 | 喻成进 | 一种密封阀门排料方法及使用该方法的排料装置 |
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