JPH08284422A - 建築用パネルの段差矯正具および段差矯正方法 - Google Patents

建築用パネルの段差矯正具および段差矯正方法

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JPH08284422A
JPH08284422A JP13984995A JP13984995A JPH08284422A JP H08284422 A JPH08284422 A JP H08284422A JP 13984995 A JP13984995 A JP 13984995A JP 13984995 A JP13984995 A JP 13984995A JP H08284422 A JPH08284422 A JP H08284422A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築用パネルを設置する際に生じるパネル間
の段差を矯正する矯正具および矯正方法を提供する。 【構成】 端部が嵌め合い構造になっている、段差が生
じている1対の建築用パネルA、BのAに、この段差矯
正具50の第1の吸着パッド部14と接触支持板131
を固定する。接触支持板131は若干パネルB側へ突出
させる。そして、第2の吸着パッド部15をパネルBに
吸着固定し、ハンドル17を操作してパネルBを接触支
持板131と同じ高さまで引き上げる。そして、伸縮部
19を伸縮させてパネルBを矢印方向に移動させる。こ
うして、パネルA、Bを正確に係合させる。両端部が係
合したら操作を終了し、端部をタッピングスクリュー等
で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層の共同住宅やホテ
ル等の室内で間仕切壁等に使用される建築用パネルを設
置する際に生じる、パネル間の段差を矯正し、パネルの
位置合わせを正確に行うための器具およびパネル間の段
差を矯正する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物が高層化するのに伴い、ス
タッドを必要としない軽量パネルによる壁面の構築が広
く行われるようになっている。この軽量パネルを用いた
場合、製造上壁面を完全な同一平面に仕上げるのが非常
に困難で、通常は使用上許容される範囲内で若干反った
り、湾曲しているのが実情である。これらの軽量パネル
の施工では、パネルは上下スラブに固定されたパネル支
持金具によって、上下部で支持される。そこで、互いに
隣接するパネルは、上部、下部では壁面端部はすっきり
と平面接合されるが、パネルの上下方向の中央部分で
は、接合端部にどうしても多少の段差が生じてしまうこ
とがあった。
【0003】このような段差を解消する為の装置及び方
法として、例えば特開平5−202617号公報に記載
された建築用パネルの段差矯正具および段差矯正方法が
提案されている。この公報に記載された建築用パネルの
段差矯正具は、段差の生じた1対のパネルそれぞれに吸
引パッドを吸いつけて支持部材を支点にして窪んだパネ
ルを引き上げて、または突出したパネルを押しつけて段
差を解消するものである。この技術では、図7に示す様
な、パネル接合部の端面形状が平面状になっている建築
用パネルを対象としていた。
【0004】一方、間仕切りや外壁等に使用される建築
用パネルには、図6に示す様に、接合部の端面形状が互
いに嵌め合い構造になっているパネルが使用される場合
も多く、その場合実用上は許されるが若干反ったり湾曲
したりしているパネルでは、段差を矯正した状態を保持
しながら片側のパネルを水平方向に移動し、互いに隣接
するパネルの嵌め合い部分を嵌め込んで施工する必要が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す従来の段差矯正具100では、第1・第2の吸着部
材は一体のフレーム101で保持されているので、吸着
した状態ではパネルBを水平方向に移動する事は出来な
い。そのため歪んだパネルを施工する場合は、複数の人
手で表面や裏面からパネルを押して段差を矯正しながら
パネルの嵌め合い部分を嵌め込んでいた。さらに、二重
壁構造の様に、片面の施行が終了した後に残りの片面の
施工を行う場合は、表面側から押して矯正出来るものは
よいが、裏面側から押さなければならない場合には、既
に片面の施行が終了しているため裏面側からは押すこと
ができない。そこで、図9に示すように凸面側に当て板
を固定して、その当て板121を基準に凹面側をタッピ
ングスクリュウ120で引き上げる方法も考えられる
が、この方法でも引上げられた状態を保持しながらパネ
ルを水平方向に移動させることは出来ない。そのため、
このような段差矯正作業を行わずに済ます為に、パネル
自体の精度を著しく向上させることが必要となり、その
結果、歩留まりが低下し、且つコストアップの原因とな
っていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、接合部に嵌め合
い構造を有する建築用パネルを施工する際に、若干反っ
たり湾曲したりしている互いに隣接しているパネルの段
差を矯正し接合する建築用パネルの段差矯正具および段
差矯正方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明で
は、設置時に段差が生じている1対の建築用パネルの一
方の突出しているパネルに吸着する第1の吸着手段と、
この第1の吸着手段が吸着していない他のパネルに吸着
し、このパネルを段差が解消するように引き上げる第2
の吸着手段と、第1の吸着手段と第2の吸着手段との間
に配置され、第2の吸着手段がパネルを引き上げる際に
支点となる支持手段と、第1の吸着手段、第2の吸着手
段および支持手段とを一体に保持する保持手段とを具備
し、この保持手段の第2の吸着手段と支持手段の間が前
記1対の建築用パネルに対して水平方向に移動可能な伸
縮構造である建築用パネルの段差矯正具により前記目的
を達成する。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
建築用パネルの段差矯正具において、第2の吸着手段が
段差を解消するために前記1対の建築用パネルの一方に
吸着し、かつこのパネルを引き上げることができるよう
に前記1対の建築用パネルに対して垂直方向に移動操作
可能であり、加えて前記保持手段の伸縮構造を利用して
引き上げたパネルを水平方向に移動させて前記1対の建
築用パネルの位置合わせをすることにより前記目的を達
成する。請求項3記載の発明では、請求項1記載の建築
用パネルの段差矯正具において、前記支持手段がパネル
に対して垂直方向に移動操作可能であり、この支持手段
を移動させて段差を解消し、かつ前記保持手段の伸縮構
造を利用して第2の吸引手段で吸引されたパネルを水平
方向に移動させて前記1対の建築用パネルの位置合わせ
をすることにより前記目的を達成する。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2または請求項3記載の建築用パネルの段差矯正具を
用いて、段差が生じている1対のパネルの窪んでいる方
のパネルを吸引して引き上げて、または突出ている方の
パネルを押しさげて段差を解消し、かつ、保持手段の第
2の吸着手段と支持手段の間の伸縮構造を利用してパネ
ルを水平方向に移動させてパネルの両端の位置合わせを
行うことにより前記目的を達成する。
【0010】
【作用】請求項1記載の建築用パネルの段差矯正具で
は、段差が生じている嵌め合わせ構造の1対の建築用パ
ネルのうち、第1の吸着手段を、突出したパネルに吸着
させ、第2の吸着手段を窪んでいる方のパネルに吸着さ
せる。そして、突出しているパネルの端部に支持手段を
配置して、ここを支点として双方のパネルが同じ高さに
なるように調整する。その後、保持手段の伸縮構造を利
用してパネルを水平移動させて1対のパネルを正確に係
合させる。
【0011】請求項2記載の建築用パネルの段差矯正具
では、段差が生じている嵌め合わせ構造の1対の建築用
パネルのうち、第1の吸着手段を、突出してパネルに吸
着させ、第2の吸着手段を窪んでいる方のパネルに吸着
させる。そして、突出しているパネルの端部に支持手段
を配置して、ここを支点として第2の吸着手段でパネル
を突出しているパネルと同じ高さまで垂直方向に引き上
げる。その後、保持手段の伸縮構造を利用して引き上げ
たパネルを水平移動させて1対のパネルを正確に係合さ
せる。請求項3記載の建築用パネルの段差矯正具では、
段差が生じている嵌め合わせ構造の1対の建築用パネル
のうち、第1の吸着手段を、突出してパネルに吸着さ
せ、第2の吸着手段が窪んでいる方のパネルに吸着させ
る。そして、突出しているパネルの端部にに支持手段を
配置して、この支持手段が突出してパネルを押さえつけ
て双方のパネルの高さを同一にする。その後、保持手段
の伸縮構造を利用して、パネルを水平移動させて1対の
パネルを係合させる。
【0012】請求項4記載の建築用パネルの段差矯正方
では、請求項1、請求項2または請求項3記載の建築用
パネルの段差矯正具を用いて、段差が生じている1対の
パネルの窪んでいる方のパネルを吸引して引き上げて、
または突出ている方のパネル支持手段でを押しさげて段
差を解消する。そして、保持手段の第2の吸着手段と支
持手段の間の伸縮構造を利用してパネルを水平方向に移
動させてパネルの両端の位置合わせを行い、1対のパネ
ルを正確に係合させる。
【0013】
【実施例】本発明の好適な実施例を図1ないし図5を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に係る
段差矯正具50の斜視図を表した図であり、図2ないし
図4は、この段差矯正具50を用いて段差を矯正してい
るところ示す図である。図中10は、アルミ合金からな
るこの装置のフレームを表している。このフレーム10
には、この段差矯正具50を使用する際に支点となる支
持部材13と、壁面に吸着してこの段差矯正具50を保
持しつつ、かつ段差を矯正する第1の吸着パッド部1
4、第2の吸着パッド部15とを具備している。
【0014】支持部材13の先端には、壁面と接触し、
かつこの接触面が平面状に形成されている接触支持板1
31が設けられている。この接触支持板131は、中央
部にネジ穴のある凸部132に連結して固定されてい
る。この支持部材13は、凸部132と連結されている
スクリューボルト133と他端にあるナット134とに
よってフレーム10に固定されている。そして、壁面と
接触支持板131との間隔は、スクリューボルト133
とナット134とにより調整できるようになっている。
符号14は、1対のパネルの一方に吸着してこの段差矯
正具50を保持、固定する第1の吸着パッド部である。
この第1の吸着パッド部14には、吸着パッド16が取
り付けられたおり、この吸着パッド16は、特殊なもの
でなく一般汎用品で適性なサイズのものを使用してい
る。吸着パッド16には、内部の空気を吸い出すための
吸引口161が設けられており、図示していない吸引ホ
ース等で図示していない吸引機に接続されている。
【0015】符号15は、第2の吸着パッド部を示して
おり、吸着パッド16およびこの吸着パッド16を前後
に移動させるハンドル17を具備するスクリューボルト
(取付け軸)18から構成されている。この第2の吸着
パッド部15は、フレーム10の第1の吸着パッド部1
4の反対の端部に設けられており、1対の壁面の一方を
吸着パッド16で吸着して、これを壁面に対して垂直方
向に引き上げる働きをする。フレーム10の第2の吸着
パッド部15と支持部材13の間には、伸縮部19が設
けられている。この伸縮部19は、第2の吸着パッド部
15を水平方向(図中の矢印方向)に移動させる。この
伸縮部19により第2の吸着パッド部15の移動する距
離は、およそ20mmであり、この実施例では、作業者
が手動で動かすようになっているが、例えば、油圧で動
かしたり、メカニカルな機構によりハンドル等により動
作させるようにしてもよい。このように、伸縮部19に
よる第2の吸着パッド部15の移動方法は、各種の移動
機構の中から適切なものを選択して用いればよい。
【0016】つぎに、図2ないし図4を参照してこの段
差矯正具50による段差矯正方法について説明する。図
2では、建築用パネルA、Bが段差22を生じる位置で
端部を突き合わせて設置されている。この両パネルの端
部は、パネルA側には凹部、パネルB側には、凸部が形
成されており、これらを嵌め合わせて、互いに強固に連
結できるようになっている。
【0017】ここで、段差矯正具50の第1の吸着パッ
ド部14をパネルAに、支持部材13をパネルAの端部
(段差が生じているパネルBとの境界)付近に位置する
ように配置する。そして、図示していないスイッチをO
Nして第1の吸着パッド部14の吸着パッド16でパネ
ルAを吸着させて、この段差矯正具50を保持する。こ
のとき支持部材13の接触支持板131がパネルAの端
部から若干パネルB側に突出するようにする。窪んだ側
のパネルBを引き上げるとき、この接触支持板131に
引っ掛かるまで引き上げれば両パネルが平合するからで
ある。これは、両パネルA、Bの端部が平坦なときに特
に有効である。
【0018】次に、第2の吸着パッド部15のハンドル
17を操作して、これに連動する吸着パッド16をパネ
ルBに押し当て、図示しないスイッチをONして吸着さ
せる。そして、ハンドル17の操作により、吸着パッド
16をフレーム10側に引き上げることによりパネルB
を引き上げる。この引き上げ操作は、パネルBが接触支
持板131に当接するか、これと同じ高さになるまで行
う。このパネルBを引き上げた状態を図3に示す。その
後、第2の吸着パッド部15を支持部材13方向に押し
て、伸縮部19を収縮させることにより、パネルAの凹
部とパネルBの凸部を図4に示すように正確に係合させ
ることができる。
【0019】そして、パネルA、Bの接合面にタッピン
グスクリューを螺入して固定する。このとき、パネルA
側からパネルB方向に斜めにタッピングスクリューを螺
入して固定してもよい。そして、最後に図示していない
段差矯正具50のスイッチをOFFして両吸着パッド1
6の吸引を開放して、この段差矯正具50をパネルA、
Bから取り外して作業を終了する。この第1の実施例に
よれば、段差矯正具50を保持したまま、パネルBを水
平に移動できるので、一連の作業で段差22を矯正で
き、かつパネルA,Bを正確に係合させることができ
る。
【0020】図5は、本発明の第2の実施例における段
差矯正具70の使用方法を説明するためものである。な
お、第1の実施例と重複する箇所は適宜省略して説明す
る。この段差矯正具70は、フレーム10のほぼ中央が
ねじ切りされており、フレーム10に対して支点となる
支持部材80のスクリューボルト801がねじ込みされ
ている。このスクリューボルト801の上端にはハンド
ル802が連結されており、一方、下端は、凸部803
内に回転自在に嵌入保持されている。この凸部803に
接触支持板804が取り付けられている。従って、ハン
ドル802を操作して接触支持板804をスクリューボ
ルト801の方向に上下動させることができる。
【0021】吸着パッド16を具備する第1の吸着パッ
ド部81は、フレーム10の孔を通して、この孔径より
若干小さい外径の軸811で軸止されている。この吸着
パッド16は、軸181方向に上下動が可能である。一
方、第2の吸着パッド部82は、その軸821によりフ
レーム10に固定されている。このような構成の段差矯
正具70を用いて、段差22のある隣接したパネルA、
Bを矯正して係合させるには、まず、ハンドル802を
回転させて接触支持板804をフレーム10側に引き上
げて、第1の吸着パッド部81をパネルAに、第2の吸
着パッド部82をパネルBに当接するように段差矯正具
70を設置する。
【0022】そして、図示していないスイッチをONに
し両吸着パッド16を吸引させて段差矯正具70をパネ
ルに固定する。その後、再びハンドル802を操作して
接触支持板804を押し下げてパネルAの壁面端部を押
し下げてパネルBの壁面と同じ高さの面とする。その
後、第2の吸着パッド部82を支持部材80方向に押し
て、伸縮部19を収縮させることにより、パネルAの凹
部とパネルBの凸部を正確に係合させることができる。
この第2の実施例でも、一人の作業者で、かつ一連の作
業でパネルの段差を解消でき、パネルを正確に係合させ
ることができる。
【0023】この実施例に使用する吸着パッド16の口
径は、30mm〜300mmであり、望ましくは、10
0mm〜150mmである。必要とするパッドの数は、
充分な吸着力を得るために使用する吸着パッド16の口
径のサイズによって変化する。しかし、段差矯正具70
の操作上の便宜を考慮すると、各々1個づつであること
が望ましい。吸引する吸引圧力も吸引する吸着パッド1
6の口径のサイズによって変化するが、10mmAq〜
1000mmAqの負圧力、特に望ましくは、100m
mAq〜600mmAqの負圧力である。この負圧力を
得るには、真空ポンプや負圧ブロアー及びエジェクター
等を用いるのが一般的である。
【0024】
【発明の効果】請求項1、請求項2および請求項3記載
の建築用パネルの段差矯正具を用いれば、一人の作業者
で、かつ一連の作業で、嵌め込み構造になっている1対
の建築用パネルの段差を矯正し、加えて両パネルを正確
に係合させることができる。また、また多少の歪みまた
は湾曲のある建築用パネルでも使用が可能となるので、
歩留まりの向上が図れ、コストを削減することができ
る。請求項4記載の建築用パネルの段差矯正方法を用い
れば、一人の作業者で、かつ一連の作業で、嵌め込み構
造になっている1対の建築用パネルの段差を矯正し、加
えて両パネルを正確に係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る建築用パネルの段
差矯正具の斜視図である。
【図2】図1に示す建築用パネルの段差矯正具を用いて
段差を矯正しているところを示す図である。
【図3】図1に示す建築用パネルの段差矯正具を用いて
段差を矯正しているところを示す図である。
【図4】図1に示す建築用パネルの段差矯正具を用いて
段差を矯正したところを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る建築用パネルの段
差矯正具を用いて段差を矯正しているところ示す図であ
る。
【図6】両端が凹凸になっている建築用パネルの斜視図
である。
【図7】従来の建築用パネルの斜視図である。
【図8】従来の段差矯正具を用いて段差を矯正したとこ
ろを示す図である。
【図9】当て板を当てて段差を矯正しているところ示す
図である。
【符号の説明】
10 フレーム 13 支持部材 131 接触支持板 132 凸部 133 スクリューボルト 134 ナット 14 第1の吸着パッド部 15 第2の吸着パッド部 16 吸着パッド 161 吸引口 17 ハンドル 18 軸 19 伸縮部 22 段差 50 段差矯正具(第1の実施例) 70 段差矯正具(第2の実施例) 80 支持部材 801 スクリューボルト 802 ハンドル 803 凸部 804 接触支持板 81 第1の吸着パッド部 811 軸 82 第2の吸着パッド部 821 軸 100 従来の段差矯正具 101 フレーム 120 タッピングスクリュー 121 当て板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置時に段差が生じている1対の建築用
    パネルの一方の突出しているパネルに吸着する第1の吸
    着手段と、 この第1の吸着手段が吸着していない他のパネルに吸着
    し、このパネルを段差が解消するように引き上げる第2
    の吸着手段と、 第1の吸着手段と第2の吸着手段との間に配置され、第
    2の吸着手段がパネルを引き上げる際に支点となる支持
    手段と、 第1の吸着手段、第2の吸着手段および支持手段とを一
    体に保持する保持手段とを具備し、 この保持手段の第2の吸着手段と支持手段の間が前記1
    対の建築用パネルに対して水平方向に移動可能な伸縮構
    造であることを特徴とした建築用パネルの段差矯正具。
  2. 【請求項2】 第2の吸着手段が段差を解消するために
    前記1対の建築用パネルの一方に吸着し、かつこのパネ
    ルを引き上げることができるように前記1対の建築用パ
    ネルに対して垂直方向に移動操作可能であり、加えて前
    記保持手段の伸縮構造を利用して引き上げたパネルを水
    平方向に移動させて前記1対の建築用パネルの位置合わ
    せをすることを特徴とした請求請1記載の建築用パネル
    の段差矯正具。
  3. 【請求項3】 前記支持手段がパネルに対して垂直方向
    に移動操作可能であり、この支持手段を移動させて段差
    を解消し、かつ前記保持手段の伸縮構造を利用して第2
    の吸引手段で吸引されたパネルを水平方向に移動させて
    前記1対の建築用パネルの位置合わせをすることを特徴
    とする請求項1記載の建築用パネルの段差矯正具。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の建築用パネルの段差矯正具を用いて、段差が生じてい
    る1対のパネルの窪んでいる方のパネルを吸引して引き
    上げて、または突出ている方のパネルを押しさげて段差
    を解消し、かつ、保持手段の第2の吸着手段と支持手段
    の間の伸縮構造を利用してパネルを水平方向に移動させ
    てパネルの両端の位置合わせを行うことを特徴とする建
    築用パネルの段差矯正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03241171A (ja) * 1990-02-16 1991-10-28 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 外装パネルの幅寄せ装置
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