JPH08283178A - 抗掻痒医薬組成物 - Google Patents

抗掻痒医薬組成物

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JPH08283178A
JPH08283178A JP11127095A JP11127095A JPH08283178A JP H08283178 A JPH08283178 A JP H08283178A JP 11127095 A JP11127095 A JP 11127095A JP 11127095 A JP11127095 A JP 11127095A JP H08283178 A JPH08283178 A JP H08283178A
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JP
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pharmaceutical composition
antagonist
pruritus
component
agent
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JP11127095A
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English (en)
Inventor
Nobuo Funayama
宣夫 船山
Hiromichi Sagiya
広道 鷺谷
Masahiro Sato
政博 佐藤
Toshiaki Iso
敏明 磯
Masayuki Endo
正行 遠藤
Naoki Hiyama
直樹 桧山
Minako Umeda
実菜子 梅田
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Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 5−ヒドロキシトリプタミン拮抗剤と抗炎症
剤を含有することを特徴とする掻痒症の治療用の医薬組
成物。 【効果】 本発明の医薬組成物は5−ヒドロキシトリプ
タミン拮抗剤と抗炎症剤の相乗作用によりアトピー性皮
膚炎などの掻痒症を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は5ヒドロキシトリプタミ
ン拮抗剤(5HT拮抗剤)と抗炎症剤を有効成分とする
アトピー性皮膚炎等の抗掻痒症医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】アトピー性皮膚炎に代表される掻痒症
は、その発現機序が複雑で且つまだ解明されていない部
分が多い。しかも、生活パターンの著しい変化の影響を
受けてか、以前に比べて掻痒症の罹患者数は近年著しく
多くなってきている。しかしながら、その治療法に関し
ては、その発症機序が明かでない部分が多いため、確立
していないし、炎症に対して効果の高い抗ヒスタミン剤
やステロイド剤もアトピー性皮膚炎等には殆ど効果がな
い。即ち、アトピー性皮膚炎に代表される掻痒症に有効
な抗掻痒剤の開発が待たれていた。
【0003】一方、5−ヒドロキシトリプタミン拮抗剤
は抗嘔吐作用、抗胃潰瘍作用、抗欝作用、抗偏頭痛作用
を有している事が知られているが、抗掻痒作用を有して
いる事は知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる状況に
鑑みて為されたものであり、アトピー性皮膚炎に代表さ
れる、従来の薬物が有効でなかった、掻痒症に有効な医
薬品を提供する事を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この様な現状を踏まえ
て、本発明者らは掻痒性に有効な化合物を求めて鋭意努
力を重ねた結果、5−ヒドロキシトリプタミン拮抗剤に
その様な作用がある事を見いだした。更に検討を重ねた
結果これらの化合物に掻痒症を抑制する作用があり、更
に抗炎症剤と共に用いるとこの作用を増強することを見
いだし発明を完成させた。即ち、本発明は5−ヒドロキ
シトリプタミン拮抗剤又は生理的に許容されるそれらの
塩から選ばれる1種以上と抗炎症剤を有効成分とする掻
痒症を抑制する医薬組成物に関する。ここで、本発明で
用いる抗炎症剤であるが、従来掻痒症では掻痒症にとも
なう炎症を抑える意味で用いられていたが、本発明に於
いて明かになったことは、炎症を抑えるのではなく、炎
症に起因しない掻痒を5HT拮抗薬と共に用いることに
より、著しく抑制することである。本発明で云う掻痒症
用の医薬組成物とは、掻痒症を治療する目的で用いる医
薬組成物及び予防する目的で用いる医薬組成物の両者を
意味する。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。
【0007】(1)本発明の掻痒症の予防薬の有効成分
としての5HT拮抗剤 本発明の掻痒症用医薬組成物は、5−ヒドロキシトリプ
タミン拮抗剤(5HT拮抗剤)又は生理的に許容される
それらの塩から選ばれる1種以上と抗炎症剤とをを含有
することを特徴とする。5−ヒドキシトリプタミン拮抗
剤は、関与するレセプターの種類により、5HT1、5
HT2、5HT3、5HT4の4種に分類されるが、本発
明の掻痒症容易薬組成物の有効成分としてはこれらの何
れもが用いる事が可能である。これらの5−ヒドロキシ
トリプタミン拮抗剤の内好ましいものは、1,2,3,
4,10,14b−ヘキサヒドロ−2−メチルジベンゾ
[c,f]ピラジノ[1、2−a]アゼピン(5HT拮
抗剤1、構造式1)、1−メチルインドール−3−イル
−カルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロベンズイ
ミダゾール(5HT拮抗剤2、構造式2)、1−メチル
−N−(endo−9−メチル−9−アザビシクロ[3,
3,1]ノン−3−イル)−H−インドール−3−カル
ボキサミド(5HT拮抗剤3、構造式3)、2,3−ジ
ヒドロ−9−メチル−3−[(2−メチルイミダゾール
−1−イル)メチル]−4H−カルバゾール−4−オン
(5HT拮抗剤4、構造式4)、3−[2−[4−(4
−フルオロベンゾイル)−1−ピペラジニル]エチル]
−2,4[1H,3H]キナゾリンジオン(5HT拮抗
剤5、構造式5)である。これらの化合物は何れも既知
の物質であり、1,2,3,4,10,14b−ヘキサ
ヒドロ−2−メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1、
2−a]アゼピン、1−メチル−N−(endo−9−メチ
ル−9−アザビシクロ[3,3,1]ノン−3−イル)
−H−インドール−3−カルボキサミド、2,3−ジヒ
ドロ−9−メチル−3−[(2−メチルイミダゾール−
1−イル)メチル]−4H−カルバゾール−4−オン、
3−[2−[4−(4−フルオロベンゾイル)−1−ピ
ペラジニル]エチル]−2,4[1H,3H]キナゾリ
ンジオンの4化合物は既に抗欝剤や抗嘔吐薬として市販
されている。更にそれらの合成法は既に明らかになって
おり、その入手はたやすい。又、1−メチルインドール
−3−イル−カルボニル−4,5,6,7−テトラヒド
ロベンズイミダゾールの合成法も既に知られている。即
ち、N,Nージエチルー4,5,6,7ーテトラヒドロ
ベンズイミダゾールー5ーカルボキサミド・塩酸塩と、
これと当量の1ーメチルインドール、1.5倍当量のオ
キシ塩化リンを80℃で加熱攪拌し塩基性にした後溶媒
抽出し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びOD
S等の通常のカラムで精製すれば容易に得られる。この
ものはキラルカラムにより光学異性体を分割することも
可能である。本発明では、光学活性体を用いても良い
が、ラセミ体をそのまま用いることも可能である。塩は
極性溶媒乃至は非極性溶媒中で相当する酸の溶液と混合
し、再結晶させればたやすく得られる。ここで、5HT
拮抗剤1は5HT1の拮抗剤であり、5HT拮抗剤2、
3、4は5HT3の拮抗剤であり、5HT拮抗剤5は5
HT2の拮抗剤である。後記に示す如く、これらの化合
物が何れも抗炎症剤とともに用いることにより、掻痒症
の治療・予防に有効である事より、5HTの拮抗剤であ
れば、レセプターの種類を問わない事が判る。従って、
本発明の掻痒症用の医薬組成物の有効成分としては、レ
セプターの種類を問わず、5HT拮抗剤であれば使用が
可能である。
【0008】
【化6】
【0009】
【化7】
【0010】
【化8】
【0011】
【化9】
【0012】
【化10】
【0013】これらの化合物の塩であるが、生理的に許
容されるものであれば特に限定はなく、例えば塩酸、硝
酸、硫酸、燐酸等の鉱酸塩、クエン酸、シュウ酸等の有
機酸塩等が例示できるが、溶解性や安全性の面で鉱酸塩
取り分け塩酸塩がもっとも好ましい。
【0014】これらの化合物又はその塩は、抗ヒスタミ
ン剤やステロイド剤が効きにくいアトピー性皮膚炎など
の掻痒症の治療に有効であるばかりではなく、予防にも
有効である。本発明の医薬組成物に於ける5HT拮抗剤
の好ましい投与量であるが、これは患者の年齢、体格、
症状、性別、疾病の種類などにより異なるが、成人一人
一日当たり、経口投与で1〜1000mg、注射による
投与で0.1〜500mg、経皮投与で0.1〜500
mgを数回に分けて投与するのがよい。本発明の化合物
は何れも抗嘔吐剤として臨床試験以上に進んでいるの
で、安全性については特段の問題はない。
【0015】(2)本発明で用いる抗炎症剤 本発明の掻痒症の治療用の医薬組成物に用いる抗炎症剤
は、一般的に使用されているものであれば、特段の限定
はされず、例えば、ケトプロフェン、ケトチフェン、ブ
フェキサマック、インドメタシン等の非ステロイド系抗
炎症剤、コルチゾン等のステロイド系抗炎症剤等が挙げ
られる。これらは何れも5HT拮抗剤ととともに用いる
と掻痒の抑制について相乗作用を示すので本発明の医薬
組成物の構成成分として用いることが出来る。ここで、
掻痒症に対して抗炎症剤を面散ることは既に行われてい
る公知技術と考えられるかもしれないが、本発明の特徴
は、抗炎症剤と5HT拮抗剤を組み合わせて用いること
により、炎症の有無に係わらず、掻痒に対する、5HT
拮抗剤の抑制作用を著しく抗炎症剤が増強することにあ
る。これは、後記実施例に示したように、炎症を伴わな
い掻痒モデルで掻痒の抑制が見られることからも明かで
ある。本発明の抗炎症剤の好ましい投与量であるが、こ
れも諸条件により異なるが、成人一人一日当たり、経口
投与で0.1〜200mg、注射で0.01〜100m
g、経皮投与で0.01〜100mgを投与するのが好
ましい。本発明は、これらの必須成分以外にも、医薬組
成物で通常用いられている剤形化或いは安定化の為の各
種任意成分を配合することが出来る。剤形化或いは安定
化のための任意成分としては、乳化分散剤、可溶化剤、
動植物油脂、石油性油脂、多価アルコール、水溶性高分
子、紫外線吸収剤、抗酸化剤、防腐剤、結合剤、増量
剤、崩壊剤、被覆剤、滑沢剤、矯味矯臭剤、着色剤、p
H調節剤、等張剤等が例示できる。
【0016】本発明の掻痒症の治療用医薬組成物の投与
経路からの種類であるが、医薬品で一般的に用いられて
いる剤形であれば特段の限定はなく、例えば経口投与
剤、注射剤、経皮投与剤(皮膚外用剤)等が挙げられ、
必要に応じた剤形を選択すれば良い。このうちもっとも
好ましい物は、皮膚外用剤である。これは患部の近傍に
投与でき、副作用の発現を軽減できるからである。皮膚
外用剤に於ける5HT拮抗剤の好ましい含有量は0.0
1〜10重量%である。更に好ましいのは0.1〜5重
量%である。又、抗炎症剤の好適な含有量は0.01〜
10重量%であり、更に好ましいのは、0.1〜5重量
%である。
【0017】5HT拮抗剤と抗炎症剤を注射剤用の医薬
組成物に配合して用いる場合、適応できる注射の経路は
通常医薬品で用いられている経路であれば特に限定はさ
れず、例えば、静脈注射、動脈注射、筋肉内注射、皮下
注射、皮内注射、腹腔内注射等の経路が例示できる。こ
のうちもっとも好ましいのは、患部の近傍に投与できる
皮内注射である。
【0018】5HT拮抗剤と抗炎症剤を経口投与用の医
薬組成物に配合して用いる場合、その製剤としては通常
医薬品で用いられている物であれば特段の限定はされな
いが、生物学的利用率の観点から、腸溶性被覆剤、胃溶
性被覆剤、或いは水溶性被覆剤、非水溶性被覆剤などで
コーティングして徐放剤として用いるのが好ましい。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて更に詳しく本発明につ
いて説明するが、本発明がこれら実施例のみに限定され
ない事は言うまでもない。
【0020】実施例1 掻痒症に対する作用 ddy雄性マウスを用いて、掻痒症に対する作用を検討
した。即ち、マウスの背部に5ーヒドロキシトリプタミ
ン(5HT)を30μg/50μl/site皮内注射
して掻痒を惹起した。薬物投与群は5HT投与1時間前
に抗炎症剤であるインドメタシンを1%分散させたワセ
リンを0.05gを部位に1時間クローズドパッチし、
5HT投与と同時に、薬物の即ち5HT拮抗剤である5
HT拮抗剤1の0.1%生理食塩水溶液を50μl皮内
注射により投与した。コントロール群は抗炎症剤である
インドメタシンの代わりにワセリンをクローズドパッチ
し50μl皮内注射により投与した。5HT拮抗剤コン
トロール群は抗炎症剤であるインドメタシンのクローズ
ドパッチを行わず代わりにワセリンをクローズドパッチ
し、5HT拮抗剤1及び5HTの混液を注射で投与し
た。抗炎症剤コントロール群は5HT拮抗剤1を投与せ
ず、抗炎症剤であるインドメタシンのみをクローズドパ
ッチした。5HTの投与後30分間動物のひっかき行動
の回数を数えた。結果を表1に示す。これを分析とする
と、抗炎症剤のみの投与では、コントロール群と差がな
く、コントロール群と5HT拮抗剤コントロール群、5
HT拮抗剤コントロール群と5HT拮抗剤・抗炎症剤投
与群には有意の差があり、相乗作用が明らかになった。
ここで、本実験系では、炎症の惹起は認められず、抗炎
症剤は5HT拮抗剤の掻痒抑制作用の増強剤として働い
ており、これは従来のアトピー性皮膚炎などの掻痒症に
伴う炎症も抑制とはメカニズムが異なることが明かであ
る。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2〜6 配合例 表2に示す表に基づいて、掻痒症治療のための医薬組成
物(皮膚外用剤)を作成した。即ち、処方成分をニーダ
ーで混練り混合し軟膏を得た。
【0023】
【表2】
【0024】実施例7 使用テスト 実施例2〜6で作成した本発明の軟膏剤形の掻痒症の治
療のための医薬組成物と、このうちの5HT拮抗剤をブ
フェキサマックに置き換えた比較例と、基剤のみのコン
トロールについて、アトピー性皮膚炎に悩むパネラー1
群8名を用いて、2週間の使用テストを行い。アトピー
性皮膚炎に対する抑制作用を調べた。抑制作用被験者に
対するはアンケートの結果から評価した。尚、比較例1
は5HT拮抗剤1を0.5重量%を配合し、抗炎症剤を
配合しないものであり、比較例2は結果を表3に示す。
これより、本発明の掻痒症の治療用の医薬組成物は従来
の鎮痛インドメタシンを0.5重量%配合し5HT拮抗
剤を配合しないものであり、コントロールは基剤のワセ
リンのみの製剤である。結果を表3に示す。この表よ
り、消炎剤が効かなかったアトピー性皮膚炎に於いても
有効である事が判る。更に、掻痒症に対して5HT拮抗
剤と抗炎症剤の併用が相乗的作用を有することが判る。
【0025】
【表3】
【0026】実施例8〜12 製造例 表4の処方に則り錠剤を作成した。即ち、Aをグラッド
混合機で混合した後、一様に溶解したBを徐々に加えな
がら更に混合・造粒し48時間40℃で送風乾燥し、篩
過した後打錠機で打錠して100mgの錠剤を得た。
【0027】
【表4】
【0028】
【発明の効果】本発明の掻痒症の治療用の医薬組成物は
5HT拮抗剤の掻痒作用を抗炎症剤によって相乗的に増
強出来るので、従来の消炎鎮痛剤が効きにくかったアト
ピー性皮膚炎の発症・惹起の抑制に有効であるので大変
有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/55 ADA A61K 31/55 ADA // C07D 401/06 239 C07D 401/06 239 403/06 209 403/06 209 451/00 451/00 487/04 150 9271−4C 487/04 150 (72)発明者 磯 敏明 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内 (72)発明者 遠藤 正行 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内 (72)発明者 桧山 直樹 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内 (72)発明者 梅田 実菜子 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5−ヒドロキシトリプタミン拮抗剤と抗
    炎症剤を有効成分とする抗掻痒医薬組成物。
  2. 【請求項2】 5−ヒドロキシトリプタミン拮抗剤が、
    1,2,3,4,10,14b−ヘキサヒドロ−2−メ
    チルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1、2−a]アゼピ
    ン(構造式1)、1−メチルインドール−3−イル−カ
    ルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダ
    ゾール(構造式2)、1−メチル−N−(endo−9−メ
    チル−9−アザビシクロ[3,3,1]ノン−3−イ
    ル)−H−インドール−3−カルボキサミド(構造式
    3)、2,3−ジヒドロ−9−メチル−3−[(2−メ
    チルイミダゾール−1−イル)メチル]−4H−カルバ
    ゾール−4−オン(構造式4)、3−[2−[4−(4
    −フルオロベンゾイル)−1−ピペラジニル]エチル]
    −2,4[1H,3H]キナゾリンジオン(構造式5)
    又は生理的に許容されるそれらの塩から選ばれる1種以
    上である、請求項1記載の抗掻痒医薬組成物。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】
  3. 【請求項3】 抗炎症剤が非ステロイド系の物質であ
    る、請求項1又は2記載の抗掻痒医薬組成物。
  4. 【請求項4】 非ステロイド系抗炎症剤がインドメタシ
    ンである請求項1〜3の何れか一項記載の抗掻痒医薬組
    成物。
  5. 【請求項5】 掻痒症がアトピー性皮膚炎である請求項
    1〜4の何れか一項記載の記載の抗掻痒医薬組成物。
  6. 【請求項6】 剤形が皮膚外用剤である請求項1〜5の
    何れか一項に記載の抗掻痒医薬組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008524281A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー テトラリン及びインダン誘導体及びその使用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008524281A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー テトラリン及びインダン誘導体及びその使用
US8093424B2 (en) 2004-12-21 2012-01-10 Roche Palo Alto Llc Tetralin and indane derivatives and uses thereof

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