JPH08282723A - 結束バンド用留具及び結束装置 - Google Patents

結束バンド用留具及び結束装置

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JPH08282723A
JPH08282723A JP8390095A JP8390095A JPH08282723A JP H08282723 A JPH08282723 A JP H08282723A JP 8390095 A JP8390095 A JP 8390095A JP 8390095 A JP8390095 A JP 8390095A JP H08282723 A JPH08282723 A JP H08282723A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば複数の電線を簡単確実に結束すること
ができると共に、その結束状態を容易に解除すること。 【構成】 留具本体14内に仕切壁15で仕切られた一
対の結束バンド挿通孔16が設けられ、各結束バンド挿
通孔16内に結束バンド係合片17が結束バンド挿通方
向Eに向かって外広がりに配置され、結束バンド係合片
17は、ヒンジ部18を介して仕切壁15に連結され、
その先端部外側の爪17aが結束バンド10aの凹凸状
側面12に係合するように構成されており、結束バンド
係合片17の裏面に形成した工具係合凹部25aに工具
26の先端部26aを係合させて押すだけで、結束バン
ド係合片17が弾性変位され、爪17aが結束バンドの
凹部12a係合箇所から離脱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数の電線を結
束するための結束バンド用留具とその結束バンド用留具
を用いた結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の結束装置の一例として実
開平2−97258号公報に記載のものが提案されてい
る。これは、図10(a)に示すように、弯曲可能な結
束バンド1aと、該結束バンド1aの両側部を留めるた
めの結束バンド用留具1bとを備えた結束装置1であっ
て、前記結束バンド用留具1bは、筒状に形成された合
成樹脂製留具本体2を有し、該留具本体2内の中央部に
仕切壁3を一体形成することにより、その留具本体2内
に仕切壁3で仕切られた一対の結束バンド挿通孔4,4
が設けられ、該各結束バンド挿通孔4,4内に結束バン
ド係合片5,5が結束バンド挿通方向Eに向かって外広
がりの略ハ字状にそれぞれ配置され、該各結束バンド係
合片5,5は、その基端部が前記仕切壁3に弾性変位可
能に一体突設されると共に、その先端部が各結束バンド
挿通孔4,4に挿通された結束バンド1aの凹凸状側面
6に係合するように構成されている。
【0003】上記構成において、例えば複数の電線Fを
結束する場合には、まず、結束バンド1aの一側部を留
具本体2の一方の結束バンド挿通孔4内に押し込む。こ
れによって、前記一方の結束バンド挿通孔4内の一方の
結束バンド係合片5が結束バンド1aの一側部により押
されてその基端部を中心に弾性変位されて、その結束バ
ンド1aの一側部の押し込みを許容すると共に、その押
し込みを停止することにより、その一側部の凹凸状側面
6に一方の結束バンド係合片5の先端部が係合して、前
記結束バンド1aの一側部を一方の結束バンド挿通孔4
から抜けないようにロックすることができる。次に、前
記凹凸状側面6を内側にして結束バンド1aを略U字状
に弯曲させて電線Fに外嵌させた後、その結束バンド1
aの他側部を留具本体2の他方の結束バンド挿通孔4内
に押し込む。これによって、前記と同様の作用が生じ、
前記結束バンド1aの他側部を他方の結束バンド挿通孔
4から抜けないようにロックすることができる。そし
て、この結束装置1による結束作業を同図(b)実線に
示すように電線Fに沿って所定間隔ごとに行なうことに
より、複数の電線Fを一つにまとめて結束することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
複数の電線Fを結束装置1で結束した後、図10(b)
仮想線に示すように、その電線Fが弛んでいることが判
った場合、その他、結束をやり直す必要が生じた場合
に、結束を解除しようとしても、各結束バンド係合片
5,5の先端部が結束バンド1aの凹凸状側面6の凹部
6aに嵌まり込んでおり、その嵌まり込み状態を解除す
ることができない。
【0005】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、例えば
複数の電線を簡単確実に結束することができると共に、
その結束状態を容易に解除することができる結束バンド
用留具及び結束装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、筒状に形成された合成樹脂
製留具本体内の中央部に仕切壁を一体形成することによ
り、その留具本体内に仕切壁で仕切られた一対の結束バ
ンド挿通孔が設けられ、該各結束バンド挿通孔内に結束
バンド挿通方向に向かって前記仕切壁から離間する外広
がりの結束バンド係合片が前記仕切壁に連結され、各結
束バンド係合片の外広がりの先端部外側に、各結束バン
ド挿通孔に挿通された結束バンドの凹凸状側面に係合す
る爪が形成され、前記少なくとも一方の結束バンド係合
片に工具係合部が形成され、該工具係合部に工具を係合
させて押すことにより結束バンド係合片を弾性変位させ
て前記爪を結束バンドの凹部係合箇所から離脱させるよ
うに構成したことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、長手方向に沿って
多数の凹部と凸部とが交互に連続的に形成された凹凸状
側面を有する弯曲可能な結束バンドと、前記凹凸状側面
を内側にして略U字状に弯曲させた結束バンドの両側部
を留めるための結束バンド用留具とを備え、該結束バン
ド用留具は、筒状に形成された合成樹脂製留具本体を有
し、該留具本体内の中央部に仕切壁を一体形成すること
により、その留具本体内に仕切壁で仕切られた一対の結
束バンド挿通孔が設けられ、該各結束バンド挿通孔内に
結束バンド挿通方向に向かって前記仕切壁から離間する
外広がりの結束バンド係合片が前記仕切壁に連結され、
各結束バンド係合片の外広がりの先端部外側に、各結束
バンド挿通孔に挿通された結束バンドの凹凸状側面に係
合する爪が形成され、前記少なくとも一方の結束バンド
係合片に工具係合部が形成され、該工具係合部に工具を
係合させて押すことにより結束バンド係合片を弾性変位
させて前記爪を結束バンドの凹部係合箇所から離脱させ
るように構成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、例えば複数の電線を結束す
る場合には、まず、結束バンドの一側部を留具本体の一
方の結束バンド挿通孔内に押し込む。これによって、前
記一方の結束バンド挿通孔内の一方の結束バンド係合片
が結束バンドの一側部により押されて弾性変位され、そ
の結束バンドの一側部の押し込みを許容すると共に、そ
の押し込みを停止することにより、その一側部の凹凸状
側面に一方の結束バンド係合片の先端部外側に形成され
た爪が係合して、前記結束バンドの一側部を一方の結束
バンド挿通孔から抜けないようにロックすることができ
る。次に、前記凹凸状側面を内側にして結束バンドを略
U字状に弯曲させて電線に外嵌させた後、その結束バン
ドの他側部を留具本体の他方の結束バンド挿通孔内に押
し込む。これによって、前記と同様の作用が生じ、前記
結束バンドの他側部を他方の結束バンド挿通孔から抜け
ないようにロックすることができる。そして、この結束
装置による結束作業を電線に沿って所定間隔ごとに行な
うことにより、複数の電線を一つにまとめて結束するこ
とができる。
【0009】上記のように複数の電線を結束装置で一つ
にまとめて結束した後、その電線が弛んでいることが判
った場合、その他、結束をやり直す必要が生じた場合に
は、少なくとも結束バンド係合片に形成した工具係合部
に工具の先端部を係合し、その工具を仕切壁側に押せば
よい。これによって、結束バンド係合片が弾性変位さ
れ、該結束バンド係合片の先端部外側に形成した爪が結
束バンドの凹凸状側面の凹部係合箇所から離脱され、結
束状態を解除することができる。次に、電線を引っ張っ
てその弛みを取り除くなどした後、再び上記と同様の操
作を行なうことにより、結束バンド係合片の爪が結束バ
ンドの凹凸状側面に再係合して、結束バンドの両側部が
結束バンド挿通孔から抜けないようにロックすることが
できる。
【0010】この場合、工具の先端部を工具係合部に係
合させて押すだけで、その結束状態を容易に解除するこ
とができ、その結束状態を解除するために、結束装置を
破断して取り除く必要がないから、その結束装置を必要
数以上に余分に用意する必要がなく、配線工事費を安く
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1の実施例である結束装
置10により複数本の電線Fを結束している状態を示す
ものであって、結束バンド10aと、略U字状に弯曲さ
せた結束バンド10aの両側部を留めるための樹脂一体
成形品でなる結束バンド用留具10bとを備えている。
【0012】前記結束バンド10aは、弯曲可能な合成
樹脂材からなり、図4に示すように、その内部に例えば
ケブラー(登録商標)と称されるアラミド繊維からなる
複数本の芯材11が長手方向に沿って埋設されており、
耐久性及び耐候性に優れている。また、その一方側面に
長手方向に沿って多数の凹部12aと凸部12bとが交
互に連続的に形成された凹凸状側面12が設けられてい
る。具体的寸法の一例を示すと、その幅Lが7mm,そ
の厚さTが1.5mmである。
【0013】前記結束バンド用留具10bは、図1〜図
4に示すように、角筒状に形成された留具本体14を有
し、該留具本体14内の中央部に仕切壁15を一体形成
することにより、その留具本体14内に仕切壁15で仕
切られた一対の結束バンド挿通孔16,16が設けら
れ、該各結束バンド挿通孔16,16内に結束バンド係
合片17,17が結束バンド挿通方向Eに向かって外広
がりの略ハ字状にそれぞれ配置され、該各結束バンド係
合片17,17は、その基端部が薄肉状ヒンジ部18を
介して前記仕切壁15に弾性変位可能に一体突設される
と共に、その先端部外側に形成した爪17aが各結束バ
ンド挿通孔16,16に挿通された結束バンド10aの
凹凸状側面12に係合するように構成されている。具体
的寸法の一例を示すと、留具本体14の縦方向の長さM
が10mm、その横方向の長さWが12mm、その高さ
Hが14.4mmである。
【0014】図1に示すように、前記留具本体14の仕
切壁15に対向する天板部14a及び底板部14bの前
側部分20,21が結束バンド挿通方向Eとは逆方向に
向かって外広がり状に傾斜されると共に、その両前側部
分20,21の前端部分を切欠いて凹部20a,21a
が形成されており、これによって、結束バンド10aの
両側部を各結束バンド挿通孔16,16に挿通し易くし
ている。また、留具本体14の電線当接面22が凹面状
に形成されており、これによって、その電線当接面22
と電線Fとの接触面積を拡大して、その電線Fを確実に
結束することができるようにしている。更に、前記留具
本体14の外周面に鍔部23が一体突設されおり、結束
バンド用留具10bを把持し易くしている。
【0015】前記各結束バンド係合片17,17の裏面
中央部に結束バンド挿通方向Eに沿って一体突設した突
条部25の端面に工具係合凹部(工具係合部)25aが
形成されており、図1に仮想線で示すように、工具26
の先端部26aを各工具係合凹部25aに係合させて仕
切壁15に向けて押すことにより、各結束バンド係合片
17,17がヒンジ部18、18を中心に弾性変位さ
れ、その各結束バンド係合片17,17の爪17a、1
7aが結束バンド10aの凹凸状側面12の凹部12a
から引き出され、結束状態を解除することができる。
【0016】上記構成において、電線Fを一つにまとめ
て結束する場合には、予め、図5(a)に実線で示すよ
うに、多数の結束バンド用留具10bの一方の結束バン
ド挿通孔16に長尺な結束バンド10aを挿通すること
により、その長尺な結束バンド10aの一側部側に多数
の結束バンド用留具10bを数珠つなぎ状に係止してお
く。この場合、各結束バンド用留具10bの一方の結束
バンド係合片17の爪17aが凹凸状側面12の凹部1
2aに係合しているため、その各結束バンド用留具10
bを結束バンド10aに沿って図上左方向に移動させる
ことはできない。次に、作業現場で、図5(a)に仮想
線に示すように、結束バンド10aに係止されている多
数の結束バンド用留具10bを端から順番に図上右方向
に移動させた後、結束バンド10aの他側部側を一点鎖
線Gで示すように切断して、図5(b)の実線に示すよ
うに、一側部側に結束バンド用留具10bを係止した所
定長さの結束バンド10aを形成する。
【0017】次に、図5(b)の仮想線に示すように、
前記結束バンド10aの他側部を略U字状に弯曲させて
複数の電線Fに外嵌させると共に、該結束バンド10a
の他側部を結束バンド用留具10bの他方の結束バンド
挿通孔16に挿通するだけでよい。これによって、その
他方の結束バンド挿通孔16に配置されている結束バン
ド係合片17が結束バンド10aの他側部に押されて弾
性変位され、該結束バンド10aの他側部の押し込みを
許容すると共に、その押し込みを停止することにより、
前記結束バンド係合片17の爪17aがその弾性力によ
り結束バンド10aの凹凸状側面12に係合して、図5
(c)に示すように、結束バンド10aの両側部が結束
バンド挿通孔16,16から抜けないようにロックする
ことができる。なお、図5(b)に仮想線で示すよう
に、結束バンド10aの他側部が余分に突出している場
合には、その余分に突出している部分を一点鎖線Iで示
すように切断すればよい。上記の手順で結束作業を電線
Fに沿って所定間隔ごとに行なうことにより、複数の電
線Fを一つにまとめて結束することができる。
【0018】上記のように、複数の電線Fを結束装置1
0で結束した後、その電線Fが弛んでいることが判った
場合〔図10(b)仮想線参照〕、その他、結束をやり
直したい場合には、図1に仮想線で示すように、工具2
6の先端部26aを工具係合凹部25aに係合させて仕
切壁15に向けて押せばよい。これによって、結束バン
ド係合片17が仕切壁15側に弾性変位されて、該結束
バンド係合片17の爪17aが結束バンド10aの凹凸
状側面12の凹部12aから離脱され、結束状態を解除
することができる。
【0019】次に、電線Fを引っ張ってその弛みを取り
除くなどした後、再び結束バンド10aの端部を結束バ
ンド用留具10bの結束バンド挿通孔16に押し込むだ
けでよい。これによって、結束バンド係合片17の爪1
7aがその弾性力により結束バンド10aの凹凸状側面
12に再係合され、結束バンド10aの両側部が結束バ
ンド挿通孔16,16から抜けないようにロックするこ
とができる。
【0020】図6〜図8は本発明の第2の実施例である
結束装置10により複数本の電線Fを結束している状態
を示すものであって、樹脂一体成形品でなる結束バンド
用留具10bの各結束バンド係合片17,17を仕切壁
15に連結する薄肉状ヒンジ部18が該各結束バンド係
合片17,17の基端部よりの中間部に設けられると共
に、該各ヒンジ部18の中央部に工具挿通部(工具係合
部)25bが貫設されており、図6に仮想線で示すよう
に、工具26の二股状先端部26b,26bを各工具挿
通部25b、25bに挿通するだけで、その二股状先端
部26b,26bにより各結束バンド係合片17,17
の基端部が押されて該各結束バンド係合片17,17が
ヒンジ部18、18を中心に弾性変位され、その各結束
バンド係合片17,17の爪17a、17aが結束バン
ド10aの凹凸状側面12の凹部12aから引き出さ
れ、結束状態を解除することができるようになってい
る。上記以外の構成及び作用効果は第1の実施例とほぼ
同じであるので、同一部分に同一符号を付してその説明
を省略する。
【0021】上記第2の実施例では、工具挿通部25b
を各ヒンジ部18の中央部に設けたが、図9に示すよう
に、工具挿通部25bを各ヒンジ部18の両側部に設け
てもよい(第3の実施例)。また、工具26に設けた二
つの先端部26b,26bにより両結束バンド係合片1
7,17を同時に弾性変位させて結束状態を解除するよ
うにしたが、工具26に一つの先端部26bだけを設
け、その一つの先端部26bにより両結束バンド係合片
17,17を別個に弾性変位させて結束状態を解除する
ようにしてもよい。更に、両ヒンジ部18に工具挿通孔
25bを形成したが、少なくともその一方のヒンジ部1
8に工具挿通孔25bが形成されてあればよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、結束バン
ドの一側部を留具本体の一方の結束バンド挿通孔に押し
込むと共に、その結束バンドの他側部を略U字状に弯曲
させて例えば複数の電線に外嵌させて留具本体の他方の
結束バンド挿通孔に押し込むだけで、各結束バンド係合
片の爪がその弾性力により結束バンドの凹凸状側面に係
合して、結束バンドの両側部が結束バンド挿通孔から抜
けないようにロックし、その複数の電線を簡単確実に結
束することができることは勿論のこと、工具の先端部を
工具係合部に係合させて押すだけで、結束バンド係合片
の爪が結束バンドの凹凸状側面の凹部係合箇所から離脱
され、結束状態を容易に解除することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を得ることができると共に、結束
バンドと結束バンド用留具とを備えており、冒頭に述べ
た従来の結束装置と同数の部品点数でありながら、結束
状態を容易に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である結束装置により複
数本の電線を結束している状態を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】(a)〜(c)は同結束手順を示す概略側面で
ある。
【図6】第2の実施例である結束装置により複数本の電
線を結束している状態を示す縦断面図である。
【図7】図6のC−C矢視図である。
【図8】図6のD−D矢視図である。
【図9】第3の実施例を示す横断面図である。
【図10】(a)は従来の結束装置により複数本の電線
を結束している状態を示す側面図、(b)は複数の結束
装置により複数本の電線を一つにまとめて結束した状態
を示す概略正面図である。
【符号の説明】
10 結束装置 10a 結束バンド 10b 結束バンド用留具 12 凹凸状側面 12a 凹部 14 留具本体 15 仕切壁 16 結束バンド挿通孔 17 結束バンド係合片 17a 爪 18 ヒンジ部 25a 工具係合凹部(工具係合部) 25b 工具挿通部(工具係合部) 26 工具 F 電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成された合成樹脂製留具本体内
    の中央部に仕切壁を一体形成することにより、その留具
    本体内に仕切壁で仕切られた一対の結束バンド挿通孔が
    設けられ、該各結束バンド挿通孔内に結束バンド挿通方
    向に向かって前記仕切壁から離間する外広がりの結束バ
    ンド係合片が前記仕切壁に連結され、各結束バンド係合
    片の外広がりの先端部外側に、各結束バンド挿通孔に挿
    通された結束バンドの凹凸状側面に係合する爪が形成さ
    れ、前記少なくとも一方の結束バンド係合片に工具係合
    部が形成され、該工具係合部に工具を係合させて押すこ
    とにより結束バンド係合片を弾性変位させて前記爪を結
    束バンドの凹部係合箇所から離脱させるように構成した
    ことを特徴とする結束バンド用留具。
  2. 【請求項2】 長手方向に沿って多数の凹部と凸部とが
    交互に連続的に形成された凹凸状側面を有する弯曲可能
    な結束バンドと、前記凹凸状側面を内側にして略U字状
    に弯曲させた結束バンドの両側部を留めるための結束バ
    ンド用留具とを備え、該結束バンド用留具は、筒状に形
    成された合成樹脂製留具本体を有し、該留具本体内の中
    央部に仕切壁を一体形成することにより、その留具本体
    内に仕切壁で仕切られた一対の結束バンド挿通孔が設け
    られ、該各結束バンド挿通孔内に結束バンド挿通方向に
    向かって前記仕切壁から離間する外広がりの結束バンド
    係合片が前記仕切壁に連結され、各結束バンド係合片の
    外広がりの先端部外側に、各結束バンド挿通孔に挿通さ
    れた結束バンドの凹凸状側面に係合する爪が形成され、
    前記少なくとも一方の結束バンド係合片に工具係合部が
    形成され、該工具係合部に工具を係合させて押すことに
    より結束バンド係合片を弾性変位させて前記爪を結束バ
    ンドの凹部係合箇所から離脱させるように構成したこと
    を特徴とする結束装置。
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