JPH0828116A - 車両用バックドアハンドル - Google Patents
車両用バックドアハンドルInfo
- Publication number
- JPH0828116A JPH0828116A JP15975294A JP15975294A JPH0828116A JP H0828116 A JPH0828116 A JP H0828116A JP 15975294 A JP15975294 A JP 15975294A JP 15975294 A JP15975294 A JP 15975294A JP H0828116 A JPH0828116 A JP H0828116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- rib
- back door
- mounting bracket
- grease
- Prior art date
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取っ手を握った際に、グリース等が手に付着
することがない車両用バックドアハンドルを提供する。 【構成】 略平板状の取付ブラケット4をバックドア2
のハンドル取付面2aに取り付け、この取付ブラケット
4に車幅方向に沿った支軸7が設けられ、この支軸7に
回動可能に取っ手6が取り付けられ、この取っ手6に、
取付ブラケット4の第2貫通孔4a(開口)を貫通して
車室側に向かう連接棒8が突設され、取っ手6を上方に
回動させることによって、連結棒8の車室側に連接され
たロッド12を介してバックドア2のロック装置が解除
されるバックドアハンドル1において、取っ手6の内側
で、把手面6aと支軸7との間に、車幅方向に沿ったリ
ブ15を設け、かつ、このリブ15の少なくとも一方の
側縁部に、リブ15上のグリース13(液体)を下方に
逃す逃し口15bを設ける。
することがない車両用バックドアハンドルを提供する。 【構成】 略平板状の取付ブラケット4をバックドア2
のハンドル取付面2aに取り付け、この取付ブラケット
4に車幅方向に沿った支軸7が設けられ、この支軸7に
回動可能に取っ手6が取り付けられ、この取っ手6に、
取付ブラケット4の第2貫通孔4a(開口)を貫通して
車室側に向かう連接棒8が突設され、取っ手6を上方に
回動させることによって、連結棒8の車室側に連接され
たロッド12を介してバックドア2のロック装置が解除
されるバックドアハンドル1において、取っ手6の内側
で、把手面6aと支軸7との間に、車幅方向に沿ったリ
ブ15を設け、かつ、このリブ15の少なくとも一方の
側縁部に、リブ15上のグリース13(液体)を下方に
逃す逃し口15bを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のバックドアを
開閉する際に把手する、バックドアハンドルに関するも
のである。
開閉する際に把手する、バックドアハンドルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして、例えば、図
4乃至図6に示すようなバックドアハンドルがある。な
お、実開平1−109563号公報に、このバックドア
ハンドルと類似構造のものが開示されている。
4乃至図6に示すようなバックドアハンドルがある。な
お、実開平1−109563号公報に、このバックドア
ハンドルと類似構造のものが開示されている。
【0003】図中符号2は、車両のバックドアであり、
このバックドア2のハンドル取付面2aに、以下のよう
な構成のバックドアハンドルが取り付けられている。
このバックドア2のハンドル取付面2aに、以下のよう
な構成のバックドアハンドルが取り付けられている。
【0004】即ち、ハンドル取付面2aに、平板状の取
付ブラケット4が防水シート3を介在させて、ボルト1
0及びナット11によって取り付けられ、さらに、この
取付ブラケット4に、車幅方向に沿った支軸7が設けら
れている。そして、この支軸7に、回動可能に断面がコ
字状を呈する取っ手6が配設され、この取っ手6が捻り
コイルバネ9によって、図5中時計回りに付勢されてい
る。
付ブラケット4が防水シート3を介在させて、ボルト1
0及びナット11によって取り付けられ、さらに、この
取付ブラケット4に、車幅方向に沿った支軸7が設けら
れている。そして、この支軸7に、回動可能に断面がコ
字状を呈する取っ手6が配設され、この取っ手6が捻り
コイルバネ9によって、図5中時計回りに付勢されてい
る。
【0005】この取っ手6には、支軸7が貫通された状
態で連接棒8が突設され、この連接棒8が防水パッキン
5の第3貫通孔5aにシール状態で貫通されて、防水パ
ッキン5が連接棒8に取り付けられている。さらに、こ
の連接棒8は、取付ブラケット4の第2貫通孔4a、防
水シート3の第1貫通孔3a及び、バックドア2の挿通
孔2cに挿通され、この連接棒8の先端部には、ロッド
12が取り付けられ、このロッド12の下端部がバック
ドア2のロック装置(図示せず)に連結されている。そ
して、取っ手6を上方に回動させることによって、連接
棒8を介してロッド12が下動し、ロック装置が解除さ
れるようになっている。
態で連接棒8が突設され、この連接棒8が防水パッキン
5の第3貫通孔5aにシール状態で貫通されて、防水パ
ッキン5が連接棒8に取り付けられている。さらに、こ
の連接棒8は、取付ブラケット4の第2貫通孔4a、防
水シート3の第1貫通孔3a及び、バックドア2の挿通
孔2cに挿通され、この連接棒8の先端部には、ロッド
12が取り付けられ、このロッド12の下端部がバック
ドア2のロック装置(図示せず)に連結されている。そ
して、取っ手6を上方に回動させることによって、連接
棒8を介してロッド12が下動し、ロック装置が解除さ
れるようになっている。
【0006】第2貫通孔4a、第1貫通孔3a及び、挿
通孔2cは、連接棒8が可動する範囲を確保するため、
連接棒8が遊挿される大きさに形成されていることか
ら、バックドアハンドル非操作状態で、これら第2貫通
孔4a、第1貫通孔3a及び、挿通孔2cから水等の侵
入を防止すべく、前記防水パッキン5が配設されてい
る。従って、連接棒8に取り付けられたこの防水パッキ
ン5は、第2貫通孔4aの周縁部に当接する大きさに形
成され、バックドアハンドル非操作状態で、連接棒8に
設けられた突起8aが第3貫通孔5aの下辺5bに当接
して、防水パッキン5を第2貫通部4aの下辺4bに押
圧するように設定されている。
通孔2cは、連接棒8が可動する範囲を確保するため、
連接棒8が遊挿される大きさに形成されていることか
ら、バックドアハンドル非操作状態で、これら第2貫通
孔4a、第1貫通孔3a及び、挿通孔2cから水等の侵
入を防止すべく、前記防水パッキン5が配設されてい
る。従って、連接棒8に取り付けられたこの防水パッキ
ン5は、第2貫通孔4aの周縁部に当接する大きさに形
成され、バックドアハンドル非操作状態で、連接棒8に
設けられた突起8aが第3貫通孔5aの下辺5bに当接
して、防水パッキン5を第2貫通部4aの下辺4bに押
圧するように設定されている。
【0007】なお、図中符号14は、バックドアハンド
ルを覆うフィニッシャーである。
ルを覆うフィニッシャーである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、支軸7に
は、連接棒8と取っ手6の回動を潤滑にするために、グ
リース13が塗られているが、このグリース13が雨水
等と混合して流動性を生じ、支軸7から取っ手6の把手
面6aへ垂れ落ちることがあった。このため、バックド
ア2を開閉するために取っ手6を握った際に、グリース
13等が手20に付着することがあった。
は、連接棒8と取っ手6の回動を潤滑にするために、グ
リース13が塗られているが、このグリース13が雨水
等と混合して流動性を生じ、支軸7から取っ手6の把手
面6aへ垂れ落ちることがあった。このため、バックド
ア2を開閉するために取っ手6を握った際に、グリース
13等が手20に付着することがあった。
【0009】一方、連接棒8の突起8aが防水パッキン
5に当接する範囲は、図6中二点鎖線Bに示す範囲であ
り、第2貫通孔4aの大きさを示す二点鎖線Cに示す範
囲より小さいため、突起8aによる押圧力が有効に伝達
されず、取付ブラケット4と防水パッキン5とのシール
性を十分に確保できなかった。このため、バックドア2
を上方に回動させた際に、バックドア2の下部面2bに
付着していた水滴等が、連接棒8と第2貫通孔4aとの
隙間から車室内へ漏れることがあった。
5に当接する範囲は、図6中二点鎖線Bに示す範囲であ
り、第2貫通孔4aの大きさを示す二点鎖線Cに示す範
囲より小さいため、突起8aによる押圧力が有効に伝達
されず、取付ブラケット4と防水パッキン5とのシール
性を十分に確保できなかった。このため、バックドア2
を上方に回動させた際に、バックドア2の下部面2bに
付着していた水滴等が、連接棒8と第2貫通孔4aとの
隙間から車室内へ漏れることがあった。
【0010】そこで、この発明は、取っ手を握った際
に、グリース等が手に付着することがなく、かつ、水滴
等が車室内へ漏れることがない、車両用バックドアハン
ドルを提供することを課題とする。
に、グリース等が手に付着することがなく、かつ、水滴
等が車室内へ漏れることがない、車両用バックドアハン
ドルを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題に着目してなされたもので、請求項1に記載された
発明は、略平板状の取付ブラケットを車体パネルに取り
付け、該取付ブラケットに車幅方向に沿った支軸が設け
られ、該支軸に回動可能に略断面コ字状の取っ手が取り
付けられ、該取っ手に、前記取付ブラケットの開口を貫
通して車室側に向かう連接棒が突設され、前記取っ手を
上方に回動させることによって、前記連結棒の車室側に
連接されたロッドを介して前記バックドアのロック装置
が解除される車両用バックドアハンドルにおいて、前記
取っ手のコ字の内側で、把手面と前記支軸との間に、該
支軸からの液体を受ける車幅方向に沿ったリブを設け、
かつ、該リブの少なくとも一方の側縁部側で、前記取っ
手の側面部の内面近傍に、リブ上の液体を下方に逃す逃
し口を設けたことを特徴としている。
課題に着目してなされたもので、請求項1に記載された
発明は、略平板状の取付ブラケットを車体パネルに取り
付け、該取付ブラケットに車幅方向に沿った支軸が設け
られ、該支軸に回動可能に略断面コ字状の取っ手が取り
付けられ、該取っ手に、前記取付ブラケットの開口を貫
通して車室側に向かう連接棒が突設され、前記取っ手を
上方に回動させることによって、前記連結棒の車室側に
連接されたロッドを介して前記バックドアのロック装置
が解除される車両用バックドアハンドルにおいて、前記
取っ手のコ字の内側で、把手面と前記支軸との間に、該
支軸からの液体を受ける車幅方向に沿ったリブを設け、
かつ、該リブの少なくとも一方の側縁部側で、前記取っ
手の側面部の内面近傍に、リブ上の液体を下方に逃す逃
し口を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項2に記載された発明は、前記取付ブ
ラケットの開口周縁部と前記連接棒との間をシールする
環状の防水パッキンを設け、該防水パッキンを前記取付
ブラケットに押圧する押当て部を前記リブに設け、該押
当て部は、前記取付ブラケットの開口周縁部に対応した
位置に形成されていることを特徴としている。
ラケットの開口周縁部と前記連接棒との間をシールする
環状の防水パッキンを設け、該防水パッキンを前記取付
ブラケットに押圧する押当て部を前記リブに設け、該押
当て部は、前記取付ブラケットの開口周縁部に対応した
位置に形成されていることを特徴としている。
【0013】請求項3に記載された発明は、前記リブを
前記取っ手の両側面部にわたって設けたことを特徴とし
ている。
前記取っ手の両側面部にわたって設けたことを特徴とし
ている。
【0014】請求項4に記載された発明は、前記リブ
を、両側縁部に対して中央部が山なりになるように形成
したことを特徴としている。
を、両側縁部に対して中央部が山なりになるように形成
したことを特徴としている。
【0015】
【作 用】請求項1に記載された発明によれば、取っ手
の刃手面と支軸との間に、車幅方向に沿ったリブが形成
されているため、支軸側からグリース等が垂れ落ちた場
合でも、このリブによってグリース等の流れがせき止め
られ、把手面まで垂れ落ちることがない。このため、バ
ックドアを開閉するために取っ手を握った際に、グリー
ス等が手に付着することがない。
の刃手面と支軸との間に、車幅方向に沿ったリブが形成
されているため、支軸側からグリース等が垂れ落ちた場
合でも、このリブによってグリース等の流れがせき止め
られ、把手面まで垂れ落ちることがない。このため、バ
ックドアを開閉するために取っ手を握った際に、グリー
ス等が手に付着することがない。
【0016】また、このリブの取っ手側面近傍に、逃し
口が設けられているため、リブにせき止められたグリー
ス等が、この逃し口から地面に垂れ落ち、リブにグリー
ス等が溜ることがない。従って、バックドアを開成した
場合でも、グリース等がリブから流れ出て、把手面にグ
リース等が付着することがない。しかも、逃し口が取っ
手側面近傍に設けられているため、この逃し口から垂れ
落ちるグリース等が手に付着することもない。
口が設けられているため、リブにせき止められたグリー
ス等が、この逃し口から地面に垂れ落ち、リブにグリー
ス等が溜ることがない。従って、バックドアを開成した
場合でも、グリース等がリブから流れ出て、把手面にグ
リース等が付着することがない。しかも、逃し口が取っ
手側面近傍に設けられているため、この逃し口から垂れ
落ちるグリース等が手に付着することもない。
【0017】請求項2に記載された発明によれば、取付
ブラケットの開口周縁部と連接棒との間をシールする環
状の防水パッキンを設け、この防水パッキンを取付ブラ
ケットに押圧する押当て部がリブに設けられ、この押当
て部は、取付ブラケットの開口周縁部に対応した位置に
形成されているため、従来のように、連接棒に形成され
た突起のみによって、防水パッキンを押すものと比べ、
防水パッキンが押当て部により取付ブラケットの開口周
縁部に強い力で押し付けられ、取付ブラケットと防水パ
ッキンとの密封性が高められる。
ブラケットの開口周縁部と連接棒との間をシールする環
状の防水パッキンを設け、この防水パッキンを取付ブラ
ケットに押圧する押当て部がリブに設けられ、この押当
て部は、取付ブラケットの開口周縁部に対応した位置に
形成されているため、従来のように、連接棒に形成され
た突起のみによって、防水パッキンを押すものと比べ、
防水パッキンが押当て部により取付ブラケットの開口周
縁部に強い力で押し付けられ、取付ブラケットと防水パ
ッキンとの密封性が高められる。
【0018】請求項3に記載された発明によれば、リブ
が取っ手の両側面部にわたって設けられているため、こ
のリブと両側面部とによって、取っ手の強度が高められ
る。
が取っ手の両側面部にわたって設けられているため、こ
のリブと両側面部とによって、取っ手の強度が高められ
る。
【0019】請求項4に記載された発明によれば、リブ
の中央部が高くなっているので、リブ上に溜るグリース
等を側縁部に導き、さらには、手の中指等、比較的長い
指がかかる部分の高さ方向の余裕を与え、設計上の自由
度が増大する。
の中央部が高くなっているので、リブ上に溜るグリース
等を側縁部に導き、さらには、手の中指等、比較的長い
指がかかる部分の高さ方向の余裕を与え、設計上の自由
度が増大する。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0021】図1乃至図3は、この発明の一実施例を示
すものである。なお、従来と同一、ないしは、均等の部
材については、同一符号を付して説明する。
すものである。なお、従来と同一、ないしは、均等の部
材については、同一符号を付して説明する。
【0022】まず、構成を説明すると、図中符号2は、
車両のバックドアであり、このバックドア2のハンドル
取付面2aに、以下のような構成のバックドアハンドル
1が取り付けられている。
車両のバックドアであり、このバックドア2のハンドル
取付面2aに、以下のような構成のバックドアハンドル
1が取り付けられている。
【0023】即ち、ハンドル取付面2aに、平板状の取
付ブラケット4が防水シート3を介在させて、ボルト1
0及びナット11によって取り付けられ、さらに、この
取付ブラケット4に、車幅方向に沿った支軸7が設けら
れている。そして、この支軸7に、回動可能に断面がコ
字状を呈する取っ手6が配設され、この取っ手6が捻り
コイルバネ9によって、図1中時計回りに付勢されてい
る。
付ブラケット4が防水シート3を介在させて、ボルト1
0及びナット11によって取り付けられ、さらに、この
取付ブラケット4に、車幅方向に沿った支軸7が設けら
れている。そして、この支軸7に、回動可能に断面がコ
字状を呈する取っ手6が配設され、この取っ手6が捻り
コイルバネ9によって、図1中時計回りに付勢されてい
る。
【0024】この取っ手6には、支軸7が貫通された状
態で連接棒8が突設され、この連接棒8が防水パッキン
5の第3貫通孔5aにシール状態で貫通されて、防水パ
ッキン5が連接棒8に取り付けられている。さらに、こ
の連接棒8は、取付ブラケット4の第2貫通孔4a、防
水シート3の第1貫通孔3a及び、バックドア2の挿通
孔2cに挿通され、この連接棒8の先端部には、ロッド
12が取り付けられ、このロッド12の下端部がバック
ドア2のロック装置(図示せず)に連結されている。そ
して、取っ手6を上方に回動させることによって、連接
棒8を介してロッド12が下動し、ロック装置が解除さ
れるようになっている。
態で連接棒8が突設され、この連接棒8が防水パッキン
5の第3貫通孔5aにシール状態で貫通されて、防水パ
ッキン5が連接棒8に取り付けられている。さらに、こ
の連接棒8は、取付ブラケット4の第2貫通孔4a、防
水シート3の第1貫通孔3a及び、バックドア2の挿通
孔2cに挿通され、この連接棒8の先端部には、ロッド
12が取り付けられ、このロッド12の下端部がバック
ドア2のロック装置(図示せず)に連結されている。そ
して、取っ手6を上方に回動させることによって、連接
棒8を介してロッド12が下動し、ロック装置が解除さ
れるようになっている。
【0025】また、図3に示すように、第2貫通孔4
a、第1貫通孔3a及び、挿通孔2cは、連接棒8が可
動する範囲を確保するため、連接棒8が遊挿される大き
さに形成されていることから、バックドアハンドル1非
操作状態で、これら第2貫通孔4a、第1貫通孔3a及
び、挿通孔2cから水等の侵入を防止すべく、前記防水
パッキン5が配設されている。従って、連接棒8に取り
付けられたこの防水パッキン5は、第2貫通孔4aの周
縁部に当接する大きさに形成され、バックドアハンドル
1非操作状態で、連接棒8に設けられた突起8aが第3
貫通孔5aの下辺5bに当接して、防水パッキン5を第
2貫通部4aの下辺4bに押圧するように設定されてい
る。なお、図中二点鎖線Bは、連接棒8の突起8aが防
水パッキン5に当接する範囲を示し、図中二点鎖線C
は、第2貫通孔4aの大きさを示している。
a、第1貫通孔3a及び、挿通孔2cは、連接棒8が可
動する範囲を確保するため、連接棒8が遊挿される大き
さに形成されていることから、バックドアハンドル1非
操作状態で、これら第2貫通孔4a、第1貫通孔3a及
び、挿通孔2cから水等の侵入を防止すべく、前記防水
パッキン5が配設されている。従って、連接棒8に取り
付けられたこの防水パッキン5は、第2貫通孔4aの周
縁部に当接する大きさに形成され、バックドアハンドル
1非操作状態で、連接棒8に設けられた突起8aが第3
貫通孔5aの下辺5bに当接して、防水パッキン5を第
2貫通部4aの下辺4bに押圧するように設定されてい
る。なお、図中二点鎖線Bは、連接棒8の突起8aが防
水パッキン5に当接する範囲を示し、図中二点鎖線C
は、第2貫通孔4aの大きさを示している。
【0026】一方、取っ手6のコ字の内側には、人が手
20をかける把手面6aと支軸7との間に、車幅方向に
沿ったリブ15が形成されている。このリブ15は、取
っ手6の両側面部6b,6bにわたって形成され、図3
に示すように、両側縁部に対して中央部が山なりになる
ように形成されている。これによって、リブ15上に溜
ったグリース13等が、リブ15の両側縁部側に流れる
ようになっており、さらに、手の中指等、比較的長い指
がかかる部分の高さ方向の余裕を与え、設計上の自由度
が高められる。
20をかける把手面6aと支軸7との間に、車幅方向に
沿ったリブ15が形成されている。このリブ15は、取
っ手6の両側面部6b,6bにわたって形成され、図3
に示すように、両側縁部に対して中央部が山なりになる
ように形成されている。これによって、リブ15上に溜
ったグリース13等が、リブ15の両側縁部側に流れる
ようになっており、さらに、手の中指等、比較的長い指
がかかる部分の高さ方向の余裕を与え、設計上の自由度
が高められる。
【0027】また、このリブ15の両側縁部の取っ手6
隅部の近傍には、リブ15上のグリース13等の液体を
下方に逃す、逃し口15bが設けられている。さらに、
リブ15には、取付ブラケット4の第2貫通孔4aに対
応した位置に押当て部15aが形成され、図3中二点鎖
線Dに示すように、捻りコイルバネ9によって、この押
当て部15aが防水パッキン5の下部5cを取付ブラケ
ット4へ押圧するようになっている。
隅部の近傍には、リブ15上のグリース13等の液体を
下方に逃す、逃し口15bが設けられている。さらに、
リブ15には、取付ブラケット4の第2貫通孔4aに対
応した位置に押当て部15aが形成され、図3中二点鎖
線Dに示すように、捻りコイルバネ9によって、この押
当て部15aが防水パッキン5の下部5cを取付ブラケ
ット4へ押圧するようになっている。
【0028】なお、図中符号14は、バックドアハンド
ル1を覆うフィニッシャーである。
ル1を覆うフィニッシャーである。
【0029】このように、この実施例における車両用バ
ックドアハンドル1にあっては、取っ手6の刃手面6a
と支軸7との間に、車幅方向に沿ったリブ15が形成さ
れているため、支軸7側からグリース13等が垂れ落ち
た場合でも、このリブ15によってグリース13等の流
れがせき止められ、把手面6aまで垂れ落ちることがな
い。このため、バックドア2を開閉するために取っ手6
を握った際に、グリース13等が手20に付着すること
がない。
ックドアハンドル1にあっては、取っ手6の刃手面6a
と支軸7との間に、車幅方向に沿ったリブ15が形成さ
れているため、支軸7側からグリース13等が垂れ落ち
た場合でも、このリブ15によってグリース13等の流
れがせき止められ、把手面6aまで垂れ落ちることがな
い。このため、バックドア2を開閉するために取っ手6
を握った際に、グリース13等が手20に付着すること
がない。
【0030】また、このリブ15に逃し口15bが設け
られているため、リブ15にせき止められたグリース1
3等が、この逃し口15bから地面に垂れ落ち、リブ1
5にグリース13等が溜ることがない。従って、バック
ドア2を開成した場合でも、グリース13等がリブ15
から流れ出て、把手面6aにグリース13等が付着する
ことがない。しかも、逃し口15bが側縁部に設けられ
ているため、この逃し口15bから垂れ落ちるグリース
13等が手に付着することもない。
られているため、リブ15にせき止められたグリース1
3等が、この逃し口15bから地面に垂れ落ち、リブ1
5にグリース13等が溜ることがない。従って、バック
ドア2を開成した場合でも、グリース13等がリブ15
から流れ出て、把手面6aにグリース13等が付着する
ことがない。しかも、逃し口15bが側縁部に設けられ
ているため、この逃し口15bから垂れ落ちるグリース
13等が手に付着することもない。
【0031】さらに、連接棒8に突起8aが形成されて
いるとともに、リブ15に押当て部15aが形成され、
捻りコイルバネ9によって、この押当て部15aが防水
パッキン5の下部5cを取付ブラケット4へ押圧するよ
うになっているため、従来のように、連接棒8の突起8
aのみによって、防水パッキン5の第3貫通孔5aの下
辺5bを、第2貫通部4aの下辺4b上方に押え付ける
場合と比べ、取付ブラケット4と防水パッキン5との密
封性が高められる。このため、バックドア2を上方に回
動させた際に、バックドア2の下部面2bに付着してい
た水滴等が、連接棒8と取付ブラケット4の第2貫通孔
4aとの隙間から、車室内へ漏れるのを防止することが
できる。
いるとともに、リブ15に押当て部15aが形成され、
捻りコイルバネ9によって、この押当て部15aが防水
パッキン5の下部5cを取付ブラケット4へ押圧するよ
うになっているため、従来のように、連接棒8の突起8
aのみによって、防水パッキン5の第3貫通孔5aの下
辺5bを、第2貫通部4aの下辺4b上方に押え付ける
場合と比べ、取付ブラケット4と防水パッキン5との密
封性が高められる。このため、バックドア2を上方に回
動させた際に、バックドア2の下部面2bに付着してい
た水滴等が、連接棒8と取付ブラケット4の第2貫通孔
4aとの隙間から、車室内へ漏れるのを防止することが
できる。
【0032】また、リブ15が取っ手6の両側面部6
b,6bにわたって設けられているため、このリブ15
と両側面部6b,6bとによって、取っ手6の強度が高
められる。
b,6bにわたって設けられているため、このリブ15
と両側面部6b,6bとによって、取っ手6の強度が高
められる。
【0033】なお、この実施例では、リブ15の隅部に
逃し口15bが設けられているが、リブ15の側縁部と
取っ手6の側面部6bとの間に隙間を設けるようにして
もよく、また、図2に二点鎖線で示すように、取っ手6
の側面部6bの内面に、リブ15上面から取っ手6の側
面部6bを外側に抜ける貫通孔6cを設けてもよい。
逃し口15bが設けられているが、リブ15の側縁部と
取っ手6の側面部6bとの間に隙間を設けるようにして
もよく、また、図2に二点鎖線で示すように、取っ手6
の側面部6bの内面に、リブ15上面から取っ手6の側
面部6bを外側に抜ける貫通孔6cを設けてもよい。
【0034】また、この実施例では、リブ15を、その
両側縁部に対して中央部が山なりになるように形成して
いるが、リブ15を車幅方向に対して斜めに一直線状に
設けてもよい。
両側縁部に対して中央部が山なりになるように形成して
いるが、リブ15を車幅方向に対して斜めに一直線状に
設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、取っ手の刃手面と支軸との間
に、車幅方向に沿ったリブが形成されているため、支軸
側からグリース等が垂れ落ちた場合でも、このリブによ
ってグリース等の流れがせき止められ、把手面まで垂れ
落ちることがない。このため、バックドアを開閉するた
めに取っ手を握った際に、グリース等が手に付着するこ
とがない。
載された発明によれば、取っ手の刃手面と支軸との間
に、車幅方向に沿ったリブが形成されているため、支軸
側からグリース等が垂れ落ちた場合でも、このリブによ
ってグリース等の流れがせき止められ、把手面まで垂れ
落ちることがない。このため、バックドアを開閉するた
めに取っ手を握った際に、グリース等が手に付着するこ
とがない。
【0036】また、このリブの取っ手側面近傍に、逃し
口が設けられているため、リブにせき止められたグリー
ス等が、この逃し口から地面に垂れ落ち、リブにグリー
ス等が溜ることがない。従って、バックドアを開成した
場合でも、グリース等がリブから流れ出て、把手面にグ
リース等が付着することがない。しかも、逃し口が取っ
手側面近傍に設けられているため、この逃し口から垂れ
落ちるグリース等が手に付着することもない。
口が設けられているため、リブにせき止められたグリー
ス等が、この逃し口から地面に垂れ落ち、リブにグリー
ス等が溜ることがない。従って、バックドアを開成した
場合でも、グリース等がリブから流れ出て、把手面にグ
リース等が付着することがない。しかも、逃し口が取っ
手側面近傍に設けられているため、この逃し口から垂れ
落ちるグリース等が手に付着することもない。
【0037】請求項2に記載された発明によれば、取付
ブラケットの開口周縁部と連接棒との間をシールする環
状の防水パッキンを設け、この防水パッキンを取付ブラ
ケットに押圧する押当て部がリブに設けられ、この押当
て部は、取付ブラケットの開口周縁部に対応した位置に
形成されているため、従来のように、連接棒に形成され
た突起のみによって、防水パッキンを押すものと比べ、
防水パッキンが押当て部により取付ブラケットの開口周
縁部に強い力で押し付けられ、取付ブラケットと防水パ
ッキンとの密封性が高められる。
ブラケットの開口周縁部と連接棒との間をシールする環
状の防水パッキンを設け、この防水パッキンを取付ブラ
ケットに押圧する押当て部がリブに設けられ、この押当
て部は、取付ブラケットの開口周縁部に対応した位置に
形成されているため、従来のように、連接棒に形成され
た突起のみによって、防水パッキンを押すものと比べ、
防水パッキンが押当て部により取付ブラケットの開口周
縁部に強い力で押し付けられ、取付ブラケットと防水パ
ッキンとの密封性が高められる。
【0038】請求項3に記載された発明によれば、リブ
が取っ手の両側面部にわたって設けられているため、こ
のリブと両側面部とによって、取っ手の強度が高められ
る。
が取っ手の両側面部にわたって設けられているため、こ
のリブと両側面部とによって、取っ手の強度が高められ
る。
【0039】請求項4に記載された発明によれば、リブ
の中央部が高くなっているので、リブ上に溜るグリース
等を側縁部に導き、さらには、手の中指等、比較的長い
指がかかる部分の高さ方向の余裕を与え、設計上の自由
度が増大する。
の中央部が高くなっているので、リブ上に溜るグリース
等を側縁部に導き、さらには、手の中指等、比較的長い
指がかかる部分の高さ方向の余裕を与え、設計上の自由
度が増大する。
【図1】この発明の一実施例を示す、図5に相当する縦
断面図である。
断面図である。
【図2】同一実施例を示す、車両用バックドアハンドル
の一部断面を含む斜視図である。
の一部断面を含む斜視図である。
【図3】同一実施例における車両用バックドアハンドル
の、連接棒貫通部の分解斜視図である。
の、連接棒貫通部の分解斜視図である。
【図4】車両後方を示す、斜視図である。
【図5】従来例を示す、図4中のA−A線に沿う断面図
である。
である。
【図6】従来例における車両用バックドアハンドルの、
連接棒貫通部の分解斜視図である。
連接棒貫通部の分解斜視図である。
1 バックドアハンドル 2 バックドア 2a ハンドル取付面 4 取付ブラケット 4a 第2貫通孔(開口) 6 取っ手 6a 把手面 7 支軸 8 連接棒 12 ロッド 13 グリース 15 リブ 15a 押当て部 15b 逃し口
Claims (4)
- 【請求項1】 略平板状の取付ブラケットを車体パネル
に取り付け、該取付ブラケットに車幅方向に沿った支軸
が設けられ、該支軸に回動可能に略断面コ字状の取っ手
が取り付けられ、該取っ手に、前記取付ブラケットの開
口を貫通して車室側に向かう連接棒が突設され、前記取
っ手を上方に回動させることによって、前記連結棒の車
室側に連接されたロッドを介して前記バックドアのロッ
ク装置が解除される車両用バックドアハンドルにおい
て、 前記取っ手のコ字の内側で、把手面と前記支軸との間
に、該支軸からの液体を受ける車幅方向に沿ったリブを
設け、かつ、該リブの少なくとも一方の側縁部側で、前
記取っ手の側面部の内面近傍に、リブ上の液体を下方に
逃す逃し口を設けたことを特徴とする車両用バックドア
ハンドル。 - 【請求項2】 前記取付ブラケットの開口周縁部と前記
連接棒との間をシールする環状の防水パッキンを設け、
該防水パッキンを前記取付ブラケットに押圧する押当て
部を前記リブに設け、該押当て部は、前記取付ブラケッ
トの開口周縁部に対応した位置に形成されていることを
特徴とする請求項1記載の車両用バックドアハンドル。 - 【請求項3】 前記リブを前記取っ手の両側面部にわた
って設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用バッ
クドアハンドル。 - 【請求項4】 前記リブを、両側縁部に対して中央部が
山なりになるように形成したことを特徴とする請求項1
乃至請求項3記載の車両用バックドアハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15975294A JP3196511B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 車両用バックドアハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15975294A JP3196511B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 車両用バックドアハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828116A true JPH0828116A (ja) | 1996-01-30 |
JP3196511B2 JP3196511B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=15700493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15975294A Expired - Fee Related JP3196511B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 車両用バックドアハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196511B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010066529A (ko) * | 1999-12-31 | 2001-07-11 | 이계안 | 자동차의 후방문 개방 조작장치 및 그 설치방법 |
KR100475933B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2005-03-10 | 현대자동차주식회사 | 일체형 테일게이트 외측 핸들 구조 |
KR200476700Y1 (ko) * | 2013-08-16 | 2015-03-23 | 주식회사 아이레보 | 도어락 본체의 방수구조체 |
WO2020144452A1 (en) * | 2019-01-09 | 2020-07-16 | Dyson Technology Limited | A vehicle door |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP15975294A patent/JP3196511B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010066529A (ko) * | 1999-12-31 | 2001-07-11 | 이계안 | 자동차의 후방문 개방 조작장치 및 그 설치방법 |
KR100475933B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2005-03-10 | 현대자동차주식회사 | 일체형 테일게이트 외측 핸들 구조 |
KR200476700Y1 (ko) * | 2013-08-16 | 2015-03-23 | 주식회사 아이레보 | 도어락 본체의 방수구조체 |
WO2020144452A1 (en) * | 2019-01-09 | 2020-07-16 | Dyson Technology Limited | A vehicle door |
GB2580394A (en) * | 2019-01-09 | 2020-07-22 | Dyson Technology Ltd | A vehicle door |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3196511B2 (ja) | 2001-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |