JPH0828083B2 - サーボトラックライタの記録位置補正方法 - Google Patents
サーボトラックライタの記録位置補正方法Info
- Publication number
- JPH0828083B2 JPH0828083B2 JP63126512A JP12651288A JPH0828083B2 JP H0828083 B2 JPH0828083 B2 JP H0828083B2 JP 63126512 A JP63126512 A JP 63126512A JP 12651288 A JP12651288 A JP 12651288A JP H0828083 B2 JPH0828083 B2 JP H0828083B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば固定ディスク装置(HDD)に収納さ
れた磁気ディスクに磁気ヘッドの位置決め用のサーボ信
号を記録するサーボトラックライタの記録位置補正方法
に関する。
れた磁気ディスクに磁気ヘッドの位置決め用のサーボ信
号を記録するサーボトラックライタの記録位置補正方法
に関する。
(従来の技術) 第4図はサーボトラックライタの構成図であって、ボ
イスコイルモータアクチュエータ(以下、アクチュエー
タと省略する)1の回動に応動する如くサーボ磁気ヘッ
ド2が設けられるとともにアクチュエータ1に対して一
体的に設けられたキャリッジ3にレーザ反射鏡4が設け
られている。そして、サーボ磁気ヘッド2の位置はレー
ザ光Lをレーザ反射鏡4に照射してその反射レーザ光を
図示しないレーザ測長器の干渉計に入射させ、この干渉
計での干渉光を光電変換して位置検出を行い、フィード
バック制御している。しかるに、サーボ信号を磁気ディ
スク5に記録する際は、トラックピッチ、記録領域,サ
ーボトラックライタの幾何学寸法例えばアクチュエータ
1の回転軸中心とレーザ反射鏡4の中心位置との間隔R
等に基づいてサーボ信号ライト位置データを作成し、こ
のサーボ信号ライト位置データに従ってサーボ磁気ヘッ
ド2の位置決めを行なってサーボ信号を記録している。
イスコイルモータアクチュエータ(以下、アクチュエー
タと省略する)1の回動に応動する如くサーボ磁気ヘッ
ド2が設けられるとともにアクチュエータ1に対して一
体的に設けられたキャリッジ3にレーザ反射鏡4が設け
られている。そして、サーボ磁気ヘッド2の位置はレー
ザ光Lをレーザ反射鏡4に照射してその反射レーザ光を
図示しないレーザ測長器の干渉計に入射させ、この干渉
計での干渉光を光電変換して位置検出を行い、フィード
バック制御している。しかるに、サーボ信号を磁気ディ
スク5に記録する際は、トラックピッチ、記録領域,サ
ーボトラックライタの幾何学寸法例えばアクチュエータ
1の回転軸中心とレーザ反射鏡4の中心位置との間隔R
等に基づいてサーボ信号ライト位置データを作成し、こ
のサーボ信号ライト位置データに従ってサーボ磁気ヘッ
ド2の位置決めを行なってサーボ信号を記録している。
ところが、以上の構成のライタでは、アクチュエータ
1の回転軸中心とレーザ反射鏡4の中心位置との間隔が
正確にRに設定され、かつレーザ光Lがレーザ反射鏡4
に対して誤差角度無く入射すれば、サーボ信号を各トラ
ックに高精度に記録することができるが、上記間隔R及
びレーザ光の入射角度に誤差が生じると高精度にサーボ
信号を記録することができなくなる。第5図はこのとき
の磁気ディスク5の外周から内周に亙っての誤差値を示
している。同図から分かるように間隔Rに対するずれ量
ΔRが大きくかつレーザ光の入射角のずれΔθが大きく
なるに従ってトラックピッチ誤差は大きくなる。そこ
で、このトラックピッチ誤差を無くすために前記ずれ量
ΔR,Δθを機械的に修正したり、或いは各トラック別に
補正値を求めてサーボ信号ライトデータの内容を変更し
再設定することが行われている。しかし、このようにし
てトラックピッチ誤差を無くそうとしてもずれ量ΔR,Δ
θの修正及びサーボ信号ライト位置データの変更には時
間が掛かって能率が悪く、かつ他のサーボトラックライ
タに対しては別途上記修正及び変更を行なわなければな
らず、互換性が全く無いものとなっている。
1の回転軸中心とレーザ反射鏡4の中心位置との間隔が
正確にRに設定され、かつレーザ光Lがレーザ反射鏡4
に対して誤差角度無く入射すれば、サーボ信号を各トラ
ックに高精度に記録することができるが、上記間隔R及
びレーザ光の入射角度に誤差が生じると高精度にサーボ
信号を記録することができなくなる。第5図はこのとき
の磁気ディスク5の外周から内周に亙っての誤差値を示
している。同図から分かるように間隔Rに対するずれ量
ΔRが大きくかつレーザ光の入射角のずれΔθが大きく
なるに従ってトラックピッチ誤差は大きくなる。そこ
で、このトラックピッチ誤差を無くすために前記ずれ量
ΔR,Δθを機械的に修正したり、或いは各トラック別に
補正値を求めてサーボ信号ライトデータの内容を変更し
再設定することが行われている。しかし、このようにし
てトラックピッチ誤差を無くそうとしてもずれ量ΔR,Δ
θの修正及びサーボ信号ライト位置データの変更には時
間が掛かって能率が悪く、かつ他のサーボトラックライ
タに対しては別途上記修正及び変更を行なわなければな
らず、互換性が全く無いものとなっている。
(発明が解決しようとする課題) 以上のようにトラックピッチ誤差を無くすためにずれ
量ΔR,Δθの修正及びサーボ信号ライト位置データの変
更を行なっても、この方法では時間が掛かって能率が悪
く、かつ他のサーボトラックライタに対して別途上記修
正及び変更を行なっても互換性の全く無いものとなる。
量ΔR,Δθの修正及びサーボ信号ライト位置データの変
更を行なっても、この方法では時間が掛かって能率が悪
く、かつ他のサーボトラックライタに対して別途上記修
正及び変更を行なっても互換性の全く無いものとなる。
そこで本発明は、簡単にかつ能率良くトラックピッチ
誤差を無くすことができるサーボトラックライタの記録
位置補正方法を提供することを目的とする。
誤差を無くすことができるサーボトラックライタの記録
位置補正方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段と作用) 本発明は、書き込み及び読み出し用のサーボ磁気ヘッ
ドを磁気ディスクに対して位置決めするためのサーボ信
号をサーボトラックライタのサーボ信号ライトデータに
従った動作によって磁気ディスクに書き込むサーボトラ
ックライタの記録位置補正方法において、 サーボ信号が各トラックに予め記憶されたマスタ磁気
ディスクをサーボトラックライタにセットするマスタ磁
気ディスクセット工程と、 このマスタ磁気ディスクセット工程にてセットされた
マスク磁気ディスクの径方向にサーボ磁気ヘッドを移動
させ各トラックのサーボ信号を逐次読み取るサーボ信号
読み取り工程と、 このサーボ信号読み取り工程中に各トラックに対応す
るサーボ磁気ヘッド位置を測定する磁気ヘッド位置測定
工程と、 この磁気ヘッド位置測定工程にて測定された磁気ヘッ
ド位置とサーボ信号ライトデータに基づく各トラック別
の磁気ヘッドの位置とを比較し、サーボトラックライタ
で生じるサーボ磁気ヘッドの位置誤差を各トラック別に
算出するサーボ磁気ヘッド位置誤差算出工程と、 このサーボ磁気ヘッド位置誤差算出工程にて求められ
た位置誤差に基づいてサーボライトデータを補正するサ
ーボライトデータ補正工程と、 を有して上記目的を達成しようとするサーボトラックラ
イタの記録位置補正方法である。
ドを磁気ディスクに対して位置決めするためのサーボ信
号をサーボトラックライタのサーボ信号ライトデータに
従った動作によって磁気ディスクに書き込むサーボトラ
ックライタの記録位置補正方法において、 サーボ信号が各トラックに予め記憶されたマスタ磁気
ディスクをサーボトラックライタにセットするマスタ磁
気ディスクセット工程と、 このマスタ磁気ディスクセット工程にてセットされた
マスク磁気ディスクの径方向にサーボ磁気ヘッドを移動
させ各トラックのサーボ信号を逐次読み取るサーボ信号
読み取り工程と、 このサーボ信号読み取り工程中に各トラックに対応す
るサーボ磁気ヘッド位置を測定する磁気ヘッド位置測定
工程と、 この磁気ヘッド位置測定工程にて測定された磁気ヘッ
ド位置とサーボ信号ライトデータに基づく各トラック別
の磁気ヘッドの位置とを比較し、サーボトラックライタ
で生じるサーボ磁気ヘッドの位置誤差を各トラック別に
算出するサーボ磁気ヘッド位置誤差算出工程と、 このサーボ磁気ヘッド位置誤差算出工程にて求められ
た位置誤差に基づいてサーボライトデータを補正するサ
ーボライトデータ補正工程と、 を有して上記目的を達成しようとするサーボトラックラ
イタの記録位置補正方法である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本発明のサーボトラックライタの記録位置補
正方法を適用したサーボトラックライタの構成図であ
る。定盤20上には第4図と同様のアクチュエータ21、こ
のアクチュエータ21の回動に応動して移動するサーボ磁
気ヘッド22、アクチュエータ21に一体的に形成されたキ
ャリッジ23に設けられたレーザ反射鏡24が備えられてい
る。そして、サーボ磁気ヘッド22の下方に固定ディスク
装置25が取り付けられるようになっている。なお、取り
付けられる固定ディスク装置25はロータリボイスコイル
モータ14が備えられる前のものとなっている。又、定盤
20上にはレーザ測長器のレーザ発振器26が設けられ、こ
のレーザ発振器26から出力されたレーザ光Lが各反射鏡
27,28で反射し、さらにレーザ干渉計29を通って前記レ
ーザ反射鏡24に照射されるようになっている。レーザ干
渉計29はレーザ反射鏡24からの反射レーザ光とレーザ発
振器26からのレーザ光との干渉からレーザ反射鏡24の位
置を検出してこれをレシーバ30に送出して光電変換し位
置信号とする機能を有するものである。このレシーバ30
の出力はサーボ信号書き込み制御部31に送られるように
なっている。このサーボ信号書き込み制御部31はサーボ
信号ライト位置データに従ってサーボ磁気ヘッド22の位
置を制御して固定ディスク装置25の磁気ディスク25aの
各トラックにサーボ信号を書き込む制御機能を有するも
ので、具体的な構成は次の通りとなっている。すなわ
ち、CPU(中央処理装置)32が設けられ、このCPU32にバ
ス33を介してレシーバ30と接続された位置カウンタ34,
カウンタの内容をフィードバックして図示しないVCMを
制御するサーボコントローラ35及びメモリ36が接続され
ている。なお、メモリ36には誤差メモリ36a及びサーボ
信号ライトデータが記憶されたレーザデータテーブル36
bが形成されている。ところで、前記CPU32は次のような
機能を有している。すなわち、マスタ磁気ディスク37を
有する固定ディスク装置37がサーボトラックライタにセ
ットされたときにこの固定ディスク装置38を駆動し、こ
の状態にサーボ磁気ヘッド22によってサーボ信号をベリ
ファイしトラッキングサーボをかけたときの干渉計29の
出力を受けてサーボ磁気ヘッド22の位置を求める機能
と、このサーボ磁気ヘッド22の位置とサーボ信号ライト
データに基づくサーボ磁気ヘッド22の位置とからサーボ
トラックライタで生じるサーボ磁気ヘッド22の位置誤差
を求める機能と、このサーボ磁気ヘッド22の位置誤差か
らサーボ信号ライトデータに対するサーボ磁気ヘッド22
の位置の補正データを求る機能とである。ところで、前
記マスタ磁気ディスク37を有する固定ディスク装置37は
マスタ磁気ディスク37の各トラックにそれぞれ記録され
たサーボ信号の記録精度が予め既知のものである。
正方法を適用したサーボトラックライタの構成図であ
る。定盤20上には第4図と同様のアクチュエータ21、こ
のアクチュエータ21の回動に応動して移動するサーボ磁
気ヘッド22、アクチュエータ21に一体的に形成されたキ
ャリッジ23に設けられたレーザ反射鏡24が備えられてい
る。そして、サーボ磁気ヘッド22の下方に固定ディスク
装置25が取り付けられるようになっている。なお、取り
付けられる固定ディスク装置25はロータリボイスコイル
モータ14が備えられる前のものとなっている。又、定盤
20上にはレーザ測長器のレーザ発振器26が設けられ、こ
のレーザ発振器26から出力されたレーザ光Lが各反射鏡
27,28で反射し、さらにレーザ干渉計29を通って前記レ
ーザ反射鏡24に照射されるようになっている。レーザ干
渉計29はレーザ反射鏡24からの反射レーザ光とレーザ発
振器26からのレーザ光との干渉からレーザ反射鏡24の位
置を検出してこれをレシーバ30に送出して光電変換し位
置信号とする機能を有するものである。このレシーバ30
の出力はサーボ信号書き込み制御部31に送られるように
なっている。このサーボ信号書き込み制御部31はサーボ
信号ライト位置データに従ってサーボ磁気ヘッド22の位
置を制御して固定ディスク装置25の磁気ディスク25aの
各トラックにサーボ信号を書き込む制御機能を有するも
ので、具体的な構成は次の通りとなっている。すなわ
ち、CPU(中央処理装置)32が設けられ、このCPU32にバ
ス33を介してレシーバ30と接続された位置カウンタ34,
カウンタの内容をフィードバックして図示しないVCMを
制御するサーボコントローラ35及びメモリ36が接続され
ている。なお、メモリ36には誤差メモリ36a及びサーボ
信号ライトデータが記憶されたレーザデータテーブル36
bが形成されている。ところで、前記CPU32は次のような
機能を有している。すなわち、マスタ磁気ディスク37を
有する固定ディスク装置37がサーボトラックライタにセ
ットされたときにこの固定ディスク装置38を駆動し、こ
の状態にサーボ磁気ヘッド22によってサーボ信号をベリ
ファイしトラッキングサーボをかけたときの干渉計29の
出力を受けてサーボ磁気ヘッド22の位置を求める機能
と、このサーボ磁気ヘッド22の位置とサーボ信号ライト
データに基づくサーボ磁気ヘッド22の位置とからサーボ
トラックライタで生じるサーボ磁気ヘッド22の位置誤差
を求める機能と、このサーボ磁気ヘッド22の位置誤差か
らサーボ信号ライトデータに対するサーボ磁気ヘッド22
の位置の補正データを求る機能とである。ところで、前
記マスタ磁気ディスク37を有する固定ディスク装置37は
マスタ磁気ディスク37の各トラックにそれぞれ記録され
たサーボ信号の記録精度が予め既知のものである。
次に上記の如く構成されたサーボトラックライタでの
記録補正方法について第2図に示す補正流れ図に従って
説明する。先ず、マスタ磁気ディスク37を収納した固定
ディスク装置38がサーボトラックライタに取り付けられ
る。この状態にCPU32はステップs1において固定ディス
ク装置38のスピンドル39を回転させる指令をサーボトラ
ックライタに送出するとともにサーボ磁気ディスク37の
各トラックの各サーボ信号を読み取る指令を送出する。
これにより、アクチュエータ21は回動して例えばサーボ
磁気ヘッド22をサーボ磁気ディスク25aの外周位置から
内周位置の径方向に向かって移動させる。レーザ干渉計
29は反射レーザ光とレーザ発振器26からのレーザ光との
干渉からレーザ反射鏡24の位置つまりサーボ磁気ヘッド
22の位置を検出する。又、これと同時にサーボ磁気ヘッ
ド22は各トラックのサーボ信号をベリファイし、この位
置信号よりサーボ制御される。このとき、CPU32はレシ
ーバ30からの信号を取り込む。従って、サーボ磁気ヘッ
ド22がサーボ磁気ディスク25aの外周から内周に向かっ
て移動して各トラックに位置決めされる。このとき各ト
ラック別にサーボ磁気ヘッド22の位置がレーザ測長器に
より検出されて誤差メモリ36aに一時記憶される。
記録補正方法について第2図に示す補正流れ図に従って
説明する。先ず、マスタ磁気ディスク37を収納した固定
ディスク装置38がサーボトラックライタに取り付けられ
る。この状態にCPU32はステップs1において固定ディス
ク装置38のスピンドル39を回転させる指令をサーボトラ
ックライタに送出するとともにサーボ磁気ディスク37の
各トラックの各サーボ信号を読み取る指令を送出する。
これにより、アクチュエータ21は回動して例えばサーボ
磁気ヘッド22をサーボ磁気ディスク25aの外周位置から
内周位置の径方向に向かって移動させる。レーザ干渉計
29は反射レーザ光とレーザ発振器26からのレーザ光との
干渉からレーザ反射鏡24の位置つまりサーボ磁気ヘッド
22の位置を検出する。又、これと同時にサーボ磁気ヘッ
ド22は各トラックのサーボ信号をベリファイし、この位
置信号よりサーボ制御される。このとき、CPU32はレシ
ーバ30からの信号を取り込む。従って、サーボ磁気ヘッ
ド22がサーボ磁気ディスク25aの外周から内周に向かっ
て移動して各トラックに位置決めされる。このとき各ト
ラック別にサーボ磁気ヘッド22の位置がレーザ測長器に
より検出されて誤差メモリ36aに一時記憶される。
このようにして各トラック別にサーボ磁気ヘッド22の
位置が検出されると、CPU32はステップs3においてレー
ザデータテーブル36bに記憶されているサーボ信号ライ
トデータの各トラック別のサーボ磁気ヘッド22の位置と
今検出した各トラック別のサーボ磁気ヘッド22の位置と
を比較してその誤差を各トラック別に求める。第3図は
このようにして最小2乗法により求められた回帰直線H
である。しかるに、CPU32はこの回帰直線Hのサーボ磁
気ディスク37の中央位置における誤差からアクチュエー
タ21の中心軸からレーザ反射ミラー24の中心位置までの
間隔のずれ量ΔRを求めるとともに回帰直線Hの傾きか
らレーザ光Lのレーザ反射鏡24への入射角のずれΔθを
求め、これらずれ量ΔR、Δθを位置の補正データとす
る。かくして、このように補正データが求められると、
CPU32はステップs5においてレーザデータテーブル36bに
記憶されているサーボ信号ライトデータを補正データに
基づいて作成し直し、レーザデータテーブル36bに格納
する。
位置が検出されると、CPU32はステップs3においてレー
ザデータテーブル36bに記憶されているサーボ信号ライ
トデータの各トラック別のサーボ磁気ヘッド22の位置と
今検出した各トラック別のサーボ磁気ヘッド22の位置と
を比較してその誤差を各トラック別に求める。第3図は
このようにして最小2乗法により求められた回帰直線H
である。しかるに、CPU32はこの回帰直線Hのサーボ磁
気ディスク37の中央位置における誤差からアクチュエー
タ21の中心軸からレーザ反射ミラー24の中心位置までの
間隔のずれ量ΔRを求めるとともに回帰直線Hの傾きか
らレーザ光Lのレーザ反射鏡24への入射角のずれΔθを
求め、これらずれ量ΔR、Δθを位置の補正データとす
る。かくして、このように補正データが求められると、
CPU32はステップs5においてレーザデータテーブル36bに
記憶されているサーボ信号ライトデータを補正データに
基づいて作成し直し、レーザデータテーブル36bに格納
する。
この後、固定ディスク装置38は取り外されてサーボ信
号を記録すべき固定ディスク装置が取り付けられる。そ
して、サーボトラックライタは位置補正されてサーボ信
号ライト位置データに従ってサーボ磁気ヘッド22の位置
が制御されてサーボ信号が各トラックに記録される。
号を記録すべき固定ディスク装置が取り付けられる。そ
して、サーボトラックライタは位置補正されてサーボ信
号ライト位置データに従ってサーボ磁気ヘッド22の位置
が制御されてサーボ信号が各トラックに記録される。
このように上記一実施例においては、マスタ磁気ディ
スク37を用いて各トラックのサーボ磁気ヘッド22の位置
を求め、このサーボ磁気ヘッド2の位置とサーボ信号ラ
イトデータに基づくサーボ磁気ヘッド22の位置とからサ
ーボトラックライタで生じるサーボ磁気ヘッド22の位置
誤差を求めて補正データを得るようにしたので、サーボ
トラックライタで生じる機械的誤差を容易に補正でき、
この補正されたサーボ信号ライト位置データに基づいて
サーボ信号を高精度に記録できる。従って、補正の能率
も向上できる。又、マスタ磁気ディスク37を各サーボト
ラックライタ間で使用すれば、各サーボトラックライタ
間での互換性も確保できる。さらに、上記装置では他の
誤差、例えばサーボ磁気ヘッド22の取付け誤差,固定デ
ィスク装置25を取り付けるときの基準面の誤差も無くす
ことができる。
スク37を用いて各トラックのサーボ磁気ヘッド22の位置
を求め、このサーボ磁気ヘッド2の位置とサーボ信号ラ
イトデータに基づくサーボ磁気ヘッド22の位置とからサ
ーボトラックライタで生じるサーボ磁気ヘッド22の位置
誤差を求めて補正データを得るようにしたので、サーボ
トラックライタで生じる機械的誤差を容易に補正でき、
この補正されたサーボ信号ライト位置データに基づいて
サーボ信号を高精度に記録できる。従って、補正の能率
も向上できる。又、マスタ磁気ディスク37を各サーボト
ラックライタ間で使用すれば、各サーボトラックライタ
間での互換性も確保できる。さらに、上記装置では他の
誤差、例えばサーボ磁気ヘッド22の取付け誤差,固定デ
ィスク装置25を取り付けるときの基準面の誤差も無くす
ことができる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、簡単にかつ能率
良くトラックピック誤差を無くすことができ、特に各ト
ラックに対応するサーボ磁気ヘッド位置を測定し、この
測定された磁気ヘッド位置とサーボ信号ライトデータに
基づく各トラック別の磁気ヘッドの位置とを比較し、サ
ーボトラックライタで生じるサーボ磁気ヘッドの位置誤
差を各トラック別に算出し、この算出結果に基づいてサ
ーボトラックデータを補正するようにしたので、各トラ
ックごとにそれぞれ補正が可能であり、極めて高精度な
補正ができるサーボトラックライタの記録位置補正方法
を提供できる。
良くトラックピック誤差を無くすことができ、特に各ト
ラックに対応するサーボ磁気ヘッド位置を測定し、この
測定された磁気ヘッド位置とサーボ信号ライトデータに
基づく各トラック別の磁気ヘッドの位置とを比較し、サ
ーボトラックライタで生じるサーボ磁気ヘッドの位置誤
差を各トラック別に算出し、この算出結果に基づいてサ
ーボトラックデータを補正するようにしたので、各トラ
ックごとにそれぞれ補正が可能であり、極めて高精度な
補正ができるサーボトラックライタの記録位置補正方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図は本発明に係わるサーボトラックライ
タの記録位置補正方法を説明するための図であって、第
1図はサーボトラックライタの構成図、第2図は補正流
れ図、第3図は誤差曲線を示す図、第4図はサーボトラ
ックライタの構成図、第5図は従来のサーボトラックラ
イタで生じるトラックピッチ誤差を示す図である。 20……定盤、21……アクチュエータ、22……サーボ磁気
ヘッド、23……キャリッジ、24……レーザ反射鏡、25…
…固定ディスク装置、26……レーザ発振器、29……レー
ザ干渉計、30……レシーバ、31……サーボ信号書き込み
制御部、32……CPU、34……位置カウンタ、35……サー
ボコントローラ、36……メモリ、36a……誤差メモリ、3
6b……レーザデータテーブル、37……マスタ磁気ディス
ク、38……固定ディスク装置。
タの記録位置補正方法を説明するための図であって、第
1図はサーボトラックライタの構成図、第2図は補正流
れ図、第3図は誤差曲線を示す図、第4図はサーボトラ
ックライタの構成図、第5図は従来のサーボトラックラ
イタで生じるトラックピッチ誤差を示す図である。 20……定盤、21……アクチュエータ、22……サーボ磁気
ヘッド、23……キャリッジ、24……レーザ反射鏡、25…
…固定ディスク装置、26……レーザ発振器、29……レー
ザ干渉計、30……レシーバ、31……サーボ信号書き込み
制御部、32……CPU、34……位置カウンタ、35……サー
ボコントローラ、36……メモリ、36a……誤差メモリ、3
6b……レーザデータテーブル、37……マスタ磁気ディス
ク、38……固定ディスク装置。
Claims (1)
- 【請求項1】書き込み及び読み出し用のサーボ磁気ヘッ
ドを磁気ディスクに対して位置決めするためのサーボ信
号をサーボトラックライタのサーボ信号ライトデータに
従った動作によって前記磁気ディスクに書き込むサーボ
トラックライタの記録位置補正方法において、 前記サーボ信号が各トラックに予め記憶されたマスタ磁
気ディスクを前記サーボトラックライタにセットするマ
スタ磁気ディスクセット工程と、 このマスタ磁気ディスクセット工程にてセットされたマ
スク磁気ディスクの径方向に前記サーボ磁気ヘッドを移
動させ前記各トラックのサーボ信号を逐次読み取るサー
ボ信号読み取り工程と、 このサーボ信号読み取り工程中に前記各トラックに対応
する前記サーボ磁気ヘッド位置を測定する磁気ヘッド位
置測定工程と、 この磁気ヘッド位置測定工程にて測定された前記磁気ヘ
ッド位置と前記サーボ信号ライトデータに基づく前記各
トラック別の前記磁気ヘッドの位置とを比較し、前記サ
ーボトラックライタで生じる前記サーボ磁気ヘッドの位
置誤差を前記各トラック別に算出するサーボ磁気ヘッド
位置誤差算出工程と、 このサーボ磁気ヘッド位置誤差算出工程にて求められた
位置誤差に基づいて前記サーボライトデータを補正する
サーボライトデータ補正工程と、 を有することを特徴とするサーボトラックライタの記録
位置補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126512A JPH0828083B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | サーボトラックライタの記録位置補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126512A JPH0828083B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | サーボトラックライタの記録位置補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01296473A JPH01296473A (ja) | 1989-11-29 |
JPH0828083B2 true JPH0828083B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=14937042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63126512A Expired - Lifetime JPH0828083B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | サーボトラックライタの記録位置補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828083B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5812266A (en) * | 1995-12-15 | 1998-09-22 | Hewlett-Packard Company | Non-contact position sensor |
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Family Cites Families (1)
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JPH0632177B2 (ja) * | 1986-05-01 | 1994-04-27 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | サ−ボトラツクライタにおけるサ−ボヘツドのオフセツト方法 |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP63126512A patent/JPH0828083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01296473A (ja) | 1989-11-29 |
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