JPH08280441A - 棒状化粧料繰り出し容器 - Google Patents

棒状化粧料繰り出し容器

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JPH08280441A
JPH08280441A JP9212695A JP9212695A JPH08280441A JP H08280441 A JPH08280441 A JP H08280441A JP 9212695 A JP9212695 A JP 9212695A JP 9212695 A JP9212695 A JP 9212695A JP H08280441 A JPH08280441 A JP H08280441A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産数の大きい底充填型繰り出し容器を上充
填型繰り出し容器としても利用できるようにすることを
技術的課題とし、繰り出し容器の製造単価の大幅な低減
を達成し、化粧料生産側での取扱いを簡便化する。 【構成】 容器本体1の内筒体10の収納筒部11と受
皿体17とを成形型面の一部として、容器本体1内に注
入充填した溶融化粧料Aを冷却固化して、化粧料Aの成
形と受皿体17への組付けとを同時に達成する棒状化粧
料繰り出し容器において、円筒形状の受皿体17の下部
内に密嵌可能な底部材25の着脱により、単一構造の容
器本体1を底充填型と上充填型とに切替え使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器本体の内筒体の収
納筒部と受皿体とを成形型面の一部として、容器本体内
に注入充填した溶融化粧料を冷却固化して、化粧料の成
形と受皿体への組付けとを同時に達成する棒状化粧料繰
り出し容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上端部に着脱機能部分を形成し、内周面
に螺溝を刻設した直線円筒形状の外筒体と、化粧料の成
形型面としても機能する上半分の収納筒部を延出させ、
縦長ガイド孔を設けた下半分のガイド筒部を挿入して、
外筒体に回動自在ではあるが抜け出し不能に組付く直線
円筒形状の内筒体と、外周面下端に内筒体の縦長ガイド
孔を貫いて外筒体の螺溝に螺合する螺合突片を突設し、
内周面に化粧料保持用の保持突片を設けて、内筒体内に
昇降変位可能に組付く直線円筒形状の受皿体と、外筒体
の着脱機能部分に着脱して内筒体の収納筒部の上端開口
部を開閉する有頂円筒形状のキャップ体とから構成さ
れ、下降限に位置させた受皿体と内筒体の収納筒部とを
成形型面の一部として、外筒体の下端開口部である充填
口から注入充填した溶融化粧料を冷却固化させて、化粧
料の成形と同時に受皿体への組付け、すなわち繰り出し
容器への組付けを達成する底充填型繰り出し容器が知ら
れている。
【0003】この底充填型繰り出し容器は、図9に示す
ように、外筒体2と内筒体10と受皿体17とから構成
される容器本体1を、受皿体17を下降限に位置させ、
内筒体10の収納筒部11の上端開口部を型キャップ2
3で密閉した状態で容器本体1を逆立させ、外筒体2下
端の充填口(図9では上端)から、内筒体10の収納筒
部11と受皿体17と型キャップ23とで形成される成
形空間内に加熱溶融した化粧料Aを注入充填し、この注
入充填した溶融化粧料Aをそのまま冷却固化させること
により、化粧料Aを所定形状に成形すると同時に、この
化粧料Aの受皿体17への安定した強固な組付けを達成
するものとなっている。なお、外筒体2の充填口は、化
粧料Aの注入充填成形完了後に、シールラベルの貼着に
より密閉される。
【0004】この底充填型繰り出し容器に対し、内筒体
の収納筒部と、受皿体と、内筒体の上端に組付けられる
型筒体(底充填型繰り出し容器の型キャップに相当す
る)とで形成される成形空間内に、型筒体の上端開口部
から溶融化粧料を注入充填し、これを冷却固化させる上
充填型繰り出し容器は、受皿体を有底筒体構造としてい
るので、化粧品の成形空間、すなわち化粧品の収納空間
の下方への密閉能力が高く、揮発成分を含有する棒状化
粧料の気密収納保持に有利となっている。
【0005】このように、上充填型繰り出し容器は、底
充填型繰り出し容器に比べて、化粧料収納空間の密閉性
に優れているので、シール機能部分の構成を簡単なもの
とすることができる点で有利なのであるが、成形空間に
充填された溶融化粧料の特有な冷却固化形態、すなわち
上端面中央部に、冷却固化に伴う体積の収縮変化により
陥没部が成形されると云う特有な冷却固化形態が原因し
て、上充填型繰り出し容器の利用量に比べて底充填型繰
り出し容器の利用量の方が遙に大きい。
【0006】すなわち、底充填型繰り出し容器は、型キ
ャップにより商品の主体である化粧料の先端部分を、所
望した外観形状に簡単にかつ確実にそして好適に成形す
ることができるのに対し、上充填型繰り出し容器の場合
は、化粧料の冷却固化達成後に、化粧料の先端部分を所
望形状に従って除去する、または成形し直す後処理を必
要とするが、この後処理による化粧料の先端部分の成形
が、必ずしも所望するまたは底充填型繰り出し容器の場
合と同程度に良好な外観体裁とすることができるとは限
らず、多くの場合、単に化粧料の先端部分を斜めに切断
除去した、決して棒状化粧品として外観体裁が良いとは
言えない形状としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、底充填型
繰り出し容器は、上充填型繰り出し容器に比べて多量に
製造されるので、一品種多量生産となる分、その製造単
価を充分に安価とすることができるのに対し、上充填型
繰り出し容器の場合は、一品種少数生産となるので、そ
の製造単価は割高になると云う問題があった。
【0008】また、底充填型繰り出し容器と上充填型繰
り出し容器とは、その受皿体の構造が全く相違している
ので、相互間の転用が全く不可能であり、このため化粧
料生産に先立って、予め底充填型繰り出し容器と上充填
型繰り出し容器とを、個々に必要数だけ正確に用意して
おくことが必要となり、その部材管理が面倒となると共
に、予め多量の予備部材を用意しておく必要があると云
う問題があった。
【0009】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、多量に生産
される底充填型繰り出し容器を上充填型繰り出し容器と
しても利用できるようにすることを技術的課題とし、も
って繰り出し容器の製造単価の大幅な低減化を達成する
と共に、化粧料生産側における繰り出し容器の取扱いを
簡便化することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決する本発明の手段は、上端部に着脱機能部分を形成
し、内周面に螺溝を刻設した直線円筒形状の外筒体を有
すること、化粧料の成形型面としても機能する上半分の
収納筒部を延出させ、縦長ガイド孔を設けた下半分のガ
イド筒部を挿入して、外筒体に回動自在ではあるが抜け
出し不能に組付く直線円筒形状の内筒体を有すること、
外周面下端に内筒体のガイド筒部の縦長ガイド孔を貫い
て外筒体の螺溝に螺合する螺合突片を突設し、内周面に
化粧料保持用の保持突片を設けて、内筒体内に昇降変位
可能に組付く直線円筒形状の受皿体を有すること、この
受皿体の下部内に密嵌組付き可能な底部材を有するこ
と、外筒体の着脱機能部分に着脱して、内筒体の収納筒
部の上端開口部を開閉する有頂筒形状のキャップ体を有
すること、にある。
【0011】受皿体の内周面下部に周溝を設けると共
に、底部材の外周面に、受皿体の周溝に係合可能な突周
条を周設するのが良い。
【0012】底部材を有頂円筒形状とするのが良い。
【0013】底部材の上面に化粧料保持手段を設けるの
が良く、この化粧料保持手段を、底部材の上面に突設さ
れた頭部の外周面上部に周設された保持突条とするか、
同じ頭部の外周面上部にそれぞれ外方へ形成された複数
の保持突片とするか、底部材の上面に立設され、それぞ
れ上部が外方へ湾曲形成された複数の保持突片とするの
が良い。
【0014】
【作用】底部材を受皿体に密嵌組付けした状態では、受
皿体と底部材との組合せ物は有底円筒構造となるので、
従来からの手法をそのまま利用して、上充填型繰り出し
容器として、化粧料の成形と繰り出し容器への取付けと
を達成する。
【0015】反対に、底部材を受皿体に組付けない状態
では、受皿体は上下に開放した円筒構造となるので、従
来からの手法をそのまま利用して、底充填型繰り出し容
器として、化粧料の成形と繰り出し容器への取付けを達
成する。
【0016】すなわち、外筒体と内筒体と受皿体とから
構成される単一の容器本体を、受皿体に底部材を組付け
るか否かにより、上充填型繰り出し容器と底充填型繰り
出し容器との何方かに切替え使用することになる。
【0017】内筒体は、その上半分の収納筒部を延出さ
せた状態で、下半分のガイド筒部を挿入させて外筒体に
回動自在ではあるが抜け出し不能に組付いており、この
内筒体内に受皿体が、その下端部に設けた螺合突片を内
筒体のガイド筒部の縦長ガイド孔を貫いて外筒体の螺溝
に螺合させた状態で昇降変位可能に組付けられているの
で、外筒体と内筒体との相対回動により、受皿体は、そ
の螺合突片の螺溝に対する螺合に従って昇降変位し、こ
れにより内筒体の収納筒部内からの保持した化粧料の出
し入れを達成する。
【0018】キャップ体は、内筒体を下降限まで変位さ
せて化粧料を内筒体の収納筒部内に収納させた状態で、
この収納筒部に外嵌する形態で外筒体の着脱機能部分に
嵌着することにより内筒体の収納筒部を覆い、もって収
納筒部の上端開口部を密閉して、内筒体の収納筒部上端
開口部のシールを達成する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1ないし図8を
参照しながら説明する。図1は、キャップ体21を装着
した状態における、右半分に受皿体17が下降限に位置
した状態を、そして左半分に受皿体17が上昇限に位置
した状態を示した全体縦断面である。
【0020】外筒体2は、内周面に二条の螺溝4を刻設
した合成樹脂製の直線円筒形状をした螺筒3と、この螺
筒3を不動に嵌入固定し、内鍔片を周設した下端開口部
を底充填時の充填口6とした直線円筒形状の外装筒5
と、この外装筒5の螺筒3よりも上方に突出した上端開
口部分に、外周面中央部に周設したフランジ9を外装筒
5の上端面に当接させて嵌入固定され、フランジ9より
も上の筒片部分をキャップ体21のための着脱機能部分
とした円筒片状の装着筒8と、から構成されている。
【0021】内筒体10は、略その全高さ範囲にわたっ
て一対の縦長ガイド孔13を開設して、螺筒3に内装さ
れる、この螺筒3と略等しい高さのガイド筒部12と、
このガイド筒部12の上端から係止突条14を介して延
長設され、化粧料Aの成形型面を形成する収納筒部11
とから構成され、その全体が金属製の直線円筒形状とな
っている。
【0022】高いシール機能を発揮する弾性材製の円筒
片状をしたシール筒体15は、内筒体10の収納筒部1
1の外周面下端部に密に摺接すると共に、その下端縁を
内筒体10の係止突条14に上方から係止させ、外周面
下端に周設した鍔片16を、外筒体2の螺筒3と装着筒
8との間に密に嵌入位置させ、この鍔片16の外周端縁
を外筒体2の外装筒5の内周面に密に摺接させることに
より、内筒体10の外筒体2に対する回動変位自在で抜
け出し不能な組付きを達成維持すると共に、外装筒5の
上端部と内筒体10の収納筒部11の下端部との間の密
閉シールを達成している。
【0023】受皿体17は、外周面下端部に、縦長ガイ
ド孔13を貫いて螺溝4に螺合する一対の螺合突片18
を突設すると共に、内周面のやや上部寄りに保持突片1
9を突設し、かつ内周面の下部寄りに3本の浅い周溝2
4を設けた、内筒体10内に緩く摺動可能に嵌入する径
寸法の直線円筒形状をしていて、下降限に位置した状態
で、下端縁に対向する外装筒5の内鍔片との間に空気の
通過の自在な隙間S2を形成すると共に、同じ下降限に
位置した状態で、内筒体10の収納筒部11の内周面下
端部に対向する外周面上端部には、図2に示すように、
収納筒部11の内周面との間に、溶融化粧料Aの通過は
許さないが、空気の通過を許すクリアランスS1を形成
する摺接突周条20を周設している。
【0024】この摺接突周条20が収納筒部11内周面
との間に形成するクリアランスS1の具体的な数値とし
ては、溶融した化粧料Aの物性(粘度)の変化範囲に対
応させて、0.02〜0.1(mm)の範囲内で選択設定
するのが良く、この摺接突周条20を形成することによ
り、内筒体10と受皿体17との間に形成される空気の
通路としての間隙を安定して形成することができ、隙間
S2からこの間隙を通ってクリアランスS1から成形空
間内に侵入する空気の通過を円滑なものとすることがで
きる。
【0025】受皿体17内の下部に着脱自在に組付けら
れる有頂円筒形状の底部材25は、その周壁の外周面
に、受皿体17の周溝24に密嵌して係合可能な3本の
突周条26を周設して構成され、その上端部が、受皿体
17の保持突片19の直下に位置する高さに設定されて
いる。
【0026】キャップ体21は、下端開口部を外筒体2
の装着筒8に着脱自在に嵌装する有頂円筒形状をした本
体部分の上端部内に、内筒体10の収納筒部11の上端
部に被嵌状に密嵌する高いシール性を発揮する弾性材製
の有頂円筒形状をしたシールキャップ片22を嵌装固定
した構成となっている。
【0027】このキャップ体21のシールキャップ片2
2による収納筒部11上端部のシールと、底部材25に
よる受皿体17下部の密閉と、シール筒体15による収
納筒部11の下端部のシールとにより、繰り出し容器の
非使用時(キャップ体21装着時)における化粧料Aの
収納保持を高い密閉状態を達成でき、これにより化粧料
Aに含有される揮発成分の無駄な放散を強力に防止して
いる。
【0028】図3は、底部材25の第1の実施例を示す
もので、底部材25は、その周壁の外周面に、受皿体1
7の周溝24に密嵌係合可能な3本の突周条26を周設
し、傾斜状の頂壁27の上面中央部に、有頂円筒形状の
頭部28を突設し、この頭部28の外周面上端に、化粧
料A保持用の保持突条29を突周設している。
【0029】図4と図5は、底部材25の第2の実施例
を示すもので、底部材25は、その周壁外周面に3本の
突周条26を周設すると共に、水平状の頂壁27の上面
中央部に、上端両側に一対の保持突片29aを水平状に
突設した中実状の頭部28aを設けており、化粧料Aに
対して強力な保持力を発揮するようにしている。
【0030】図6と図7は、底部材25の第3の実施例
を示すもので、底部材25は、その周壁外周面に3本の
突周条26を周設すると共に、頂壁27の上面両側に、
それぞれ上部が外方へ湾曲形成された一対の保持突片2
9bを設けており、化粧料Aに対して保持突片29bに
よる保持力を発揮することのできる底部材25の成形が
容易となるようにしている。
【0031】図8は、底部材25の第4の実施例を示す
もので、底部材25は、その周壁外周面に3本の突周条
26を周設した基本的な有頂円筒形状に形成されてい
る。この第4の実施例の場合、底部材25の頂壁27の
上方に充填された化粧料Aの保持は、受皿体17の内周
面に突設されている保持突片19(図1参照)だけによ
って達成され、底部材25は、単に受皿体17に底部を
提供するだけのものとなっている。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。基本的には底充填型に構
成された繰り出し容器の単一の容器本体を、受皿体に対
する底部材の着脱により、底充填型と上充填型とに切替
え使用することができるので、底充填型と上充填型との
化粧料充填形式の違いに関わりなく、容器本体を単一構
造で大量生産することができ、もって繰り出し容器の製
造単価の大幅を低減を容易にかつ確実に達成することが
できる。
【0033】単一の容器本体を、底部材の着脱により、
底充填型と上充填型とに切替え使用することができるの
で、底充填型と上充填型とに分けて部材の管理および取
扱いを行う必要がなく、もって化粧料の成形と取付け処
理時における部材の管理と取扱いを容易で正確なものと
することができる。
【0034】受皿体に対する底部材の着脱の切替えによ
り、簡単に底充填型と上充填型とに切替えることができ
るので、底充填型化粧料と上充填型化粧料の生産速度お
よび数の差に応じて、単一構造の容器本体を両生産ライ
ンに振り分け供給することができ、もって高い生産性を
発揮することができると共に、高い汎用性を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のキャップ体装着状態におけ
る、右半分が受皿体を下降限に位置させた状態を、そし
て左半分が受皿体を上昇限に位置させた状態を示す、全
体縦断面図。
【図2】図1に示した実施例の、受皿体上端部と収納筒
部との間に形成されるクリアランスの構造例を示す要部
拡大断面図。
【図3】底部材の第1の実施例を示す半断面正面図。
【図4】底部材の第2の実施例の底部材を示す半断面正
面図。
【図5】図4に示した実施例の底部材の平面図。
【図6】底部材の第3の実施例を示す半断面正面図。
【図7】図6に示した実施例の底部材の平面図。
【図8】底部材の第4の実施例を示す半断面正面図。
【図9】底充填による化粧料の冷却成形処理状態を示
す、一部破断した全体図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体 2 ; 外筒体 3 ; 螺筒 4 ; 螺溝 5 ; 外装筒 6 ; 充填口 8 ; 装着筒 9 ; フランジ 10; 内筒体 11; 収納筒部 12; ガイド筒部 13; 縦長ガイド孔 14; 係止突条 15; シール筒体 16; 鍔片 17; 受皿体 18; 螺合突片 19; 保持突片 20; 摺接突周条 21; キャップ体 22; シールキャップ片 23; 型キャップ 24; 周溝 25; 底部材 26; 突周条 27; 頂壁 28、28a; 頭部 29; 保持突条 29a、29b; 保持突片 A ; 化粧料 S1; クリアランス S2; 隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に着脱機能部分を形成し、内周面
    に螺溝(4) を刻設した直線円筒形状の外筒体(2) と、化
    粧料(A) の成形型面としても機能する上半分の収納筒部
    (11)を延出させ、縦長ガイド孔(13)を設けた下半分のガ
    イド筒部(12)を挿入して、前記外筒体(2) に回動自在で
    はあるが抜け出し不能に組付いた直線円筒形状の内筒体
    (10)と、外周面下端に前記縦長ガイド孔(13)を貫いて螺
    溝(4)に螺合する螺合突片(18)を突設し、内周面に化粧
    料(A) 保持用の保持突片(19)を設けて、前記内筒体(10)
    内に昇降変位可能に組付いた直線円筒形状の受皿体(17)
    と、該受皿体(17)の下部内に密嵌組付き可能な底部材(2
    5)と、前記外筒体(2) の着脱機能部分に着脱して、前記
    収納筒部(11)の上端開口部を開閉する有頂筒形状のキャ
    ップ体(21)と、から構成される棒状化粧料繰り出し容
    器。
  2. 【請求項2】 受皿体(17)の内周面下部に周溝(24)を設
    けると共に、底部材(25)の外周面に、前記周溝(24)に密
    に係合可能な突周条(26)を周設した請求項1に記載の棒
    状化粧料繰り出し容器。
  3. 【請求項3】 底部材(25)を有頂円筒形状とした請求項
    1または2に記載の棒状化粧料繰り出し容器。
  4. 【請求項4】 底部材(25)の上面に化粧料(A) 保持手段
    を設けた請求項1または2または3に記載の棒状化粧料
    繰り出し容器。
  5. 【請求項5】 化粧料(A) 保持手段を、底部材(25)の上
    面に突設された頭部(28)の外周面上部に周設された保持
    突条(29)とした請求項4に記載の棒状化粧料繰り出し容
    器。
  6. 【請求項6】 化粧料(A) 保持手段を、底部材(25)の上
    面に突設された頭部(28)の外周面上部にそれぞれ外方へ
    形成された複数の保持突片(29a) とした請求項4に記載
    の棒状化粧料繰り出し容器。
  7. 【請求項7】 化粧料(A) 保持手段を、底部材(25)の上
    面に立設され、それぞれ上部が外方へ湾曲形成された複
    数の保持突片(29b) とした請求項4に記載の棒状化粧料
    繰り出し容器。
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