JPH08280423A - 時計とバンドの取付け構造 - Google Patents
時計とバンドの取付け構造Info
- Publication number
- JPH08280423A JPH08280423A JP9225695A JP9225695A JPH08280423A JP H08280423 A JPH08280423 A JP H08280423A JP 9225695 A JP9225695 A JP 9225695A JP 9225695 A JP9225695 A JP 9225695A JP H08280423 A JPH08280423 A JP H08280423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- watch
- mounting plate
- timepiece
- mounting
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具を使用することなく、時計をバンドに簡
単に取り付けることができる時計とバンドの取付け構造
を提供する。 【構成】 裏蓋３に固定された軸９に回動可能に取付け
られた一対の取付板７、８を有する時計１と、時計の取
付板が挿通される貫通孔１６が長手方向に形成されたバ
ンド１５とより成り、時計の取付板を閉じた状態でバン
ドの貫通孔に挿通し、バンドの裏面で取付板を開き、時
計をバンドに取付ける。
単に取り付けることができる時計とバンドの取付け構造
を提供する。 【構成】 裏蓋３に固定された軸９に回動可能に取付け
られた一対の取付板７、８を有する時計１と、時計の取
付板が挿通される貫通孔１６が長手方向に形成されたバ
ンド１５とより成り、時計の取付板を閉じた状態でバン
ドの貫通孔に挿通し、バンドの裏面で取付板を開き、時
計をバンドに取付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計本体をバンドに
取外し可能に取付けることのできる取付け構造に関する
ものである。
取外し可能に取付けることのできる取付け構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の時計とバンドの取付け構造は、バ
ネ棒、又はピンを嵌合した割りパイプ等を用いて時計の
脚部とバンドを取付けるようになっている。
ネ棒、又はピンを嵌合した割りパイプ等を用いて時計の
脚部とバンドを取付けるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、時計をバンド
に取付け、取外しするには、ピンセット、或いはドライ
バ−等の工具が必要であり、バンドの取り替えが簡単に
できないと言う問題があった。
に取付け、取外しするには、ピンセット、或いはドライ
バ−等の工具が必要であり、バンドの取り替えが簡単に
できないと言う問題があった。
【０００４】従って本発明の目的は、工具を使用するこ
となく、時計をバンドに簡単に取付けることができる時
計とバンドの取付け構造を提供するにある。
となく、時計をバンドに簡単に取付けることができる時
計とバンドの取付け構造を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による時計とバン
ドとの取付け構造は、裏蓋に固定された軸に回動可能に
取付けられた一対の取付板を有する時計と、時計の取付
板が挿通される貫通孔が長手方向に形成されたバンドと
より成り、時計の取付板を閉じた状態でバンドの貫通孔
に挿通し、バンドの裏面で取付板を開き、時計をバンド
に取付けるようにしたことを特徴とするものである。
ドとの取付け構造は、裏蓋に固定された軸に回動可能に
取付けられた一対の取付板を有する時計と、時計の取付
板が挿通される貫通孔が長手方向に形成されたバンドと
より成り、時計の取付板を閉じた状態でバンドの貫通孔
に挿通し、バンドの裏面で取付板を開き、時計をバンド
に取付けるようにしたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】時計の裏蓋に蝶番状に取付けられた取付板をバ
ンドに形成された貫通孔に挿通し、バネによって取付板
を開く方向に付勢して時計をバンドに取付ける。
ンドに形成された貫通孔に挿通し、バネによって取付板
を開く方向に付勢して時計をバンドに取付ける。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の一実施例による時計の裏面の平面
図、図２はその側面図である。ケ−ス２と、裏蓋３と、
風防４と、リュ−ズ５等を有する時計１は、その裏蓋３
の中央部に、時計バンドの長手方向に配設された蝶番構
造により一対の取付板が取付けられている。即ち、バン
ドの長手方向に延びる軸９が固定台１１により裏蓋３に
固定されており、之に一対の取付板７、８が点対称に回
動可能に嵌合されている。取付板７、８には軸９に巻き
付けられたバネであるコイルバネ１０、１０’の一端が
係合している。
する。図１は本発明の一実施例による時計の裏面の平面
図、図２はその側面図である。ケ−ス２と、裏蓋３と、
風防４と、リュ−ズ５等を有する時計１は、その裏蓋３
の中央部に、時計バンドの長手方向に配設された蝶番構
造により一対の取付板が取付けられている。即ち、バン
ドの長手方向に延びる軸９が固定台１１により裏蓋３に
固定されており、之に一対の取付板７、８が点対称に回
動可能に嵌合されている。取付板７、８には軸９に巻き
付けられたバネであるコイルバネ１０、１０’の一端が
係合している。
【０００８】図３は一方の取付板７の斜視図であり、取
付板７は、その一側に形成され、軸９と回動可能に係合
する一対の円筒部７ａと、円筒部７ａの間に形成され、
後述のコイルバネの一端部が係合する溝７ｂとを有す
る。
付板７は、その一側に形成され、軸９と回動可能に係合
する一対の円筒部７ａと、円筒部７ａの間に形成され、
後述のコイルバネの一端部が係合する溝７ｂとを有す
る。
【０００９】図４は取付板７の取付け構造を説明するた
めの拡大図、図５はコイルバネ１０の取付けを説明する
ための図で、軸９に嵌合し、円筒部７ａ間に設けられた
コイルバネ１０は、その一端１０ａが軸９に形成された
穴９ａに係合されて、軸に固定されている。バネの他端
１０ｂは取付板７の溝７ｂに係合されており、端部が取
付板７の上面より突出しないようになっている。従っ
て、取付板７はコイルバネ１０によって裏蓋３の方向に
付勢されている。尚、取付板７の基部と裏蓋３との間の
間隔は、バンドの厚さと略等しい大きさになっている。
めの拡大図、図５はコイルバネ１０の取付けを説明する
ための図で、軸９に嵌合し、円筒部７ａ間に設けられた
コイルバネ１０は、その一端１０ａが軸９に形成された
穴９ａに係合されて、軸に固定されている。バネの他端
１０ｂは取付板７の溝７ｂに係合されており、端部が取
付板７の上面より突出しないようになっている。従っ
て、取付板７はコイルバネ１０によって裏蓋３の方向に
付勢されている。尚、取付板７の基部と裏蓋３との間の
間隔は、バンドの厚さと略等しい大きさになっている。
【００１０】他方の取付板８も同様に、軸９と回動可能
に係合される一対の円筒部８ａと、円筒部８ａ間に設け
られ、コイルバネ１０’の端部が係合される溝８ｂとを
有し、取付板７と同様に、コイルバネ１０’によって裏
蓋３の方向に付勢されている。
に係合される一対の円筒部８ａと、円筒部８ａ間に設け
られ、コイルバネ１０’の端部が係合される溝８ｂとを
有し、取付板７と同様に、コイルバネ１０’によって裏
蓋３の方向に付勢されている。
【００１１】図６は本発明のバンドの斜視図で、尾錠２
０と複数の調節穴２１とを有する革製のバンド１５は、
時計１を取付ける位置にバンドの長手方向に形成された
細長い貫通孔１６を有し、時計の取付板７、８が挿通で
きるようになっている。バンドの裏面には貫通孔１６の
バンド長手方向に沿った両側に凹部１７が形成されてい
る。更に、金属製の枠１８が貫通孔１６の縁部全体に取
付けられ、貫通孔を補強するようになっている。
０と複数の調節穴２１とを有する革製のバンド１５は、
時計１を取付ける位置にバンドの長手方向に形成された
細長い貫通孔１６を有し、時計の取付板７、８が挿通で
きるようになっている。バンドの裏面には貫通孔１６の
バンド長手方向に沿った両側に凹部１７が形成されてい
る。更に、金属製の枠１８が貫通孔１６の縁部全体に取
付けられ、貫通孔を補強するようになっている。
【００１２】上記の構成による時計１とバンド１５との
取付け方法を説明する。先ず図２に鎖線で示すように、
取付板７、８を夫々のコイルバネ１０、１０’に抗して
軸９を中心に回動させて閉じるように起立させ、その状
態で取付板７、８をバンド１５の貫通孔１６に挿入す
る。取付板７、８が貫通孔１６を貫通すると、取付板は
夫々のコイルバネ１０、１０’によって開く方向に付勢
されているので開いた状態に戻り、バンドの裏面に貫通
孔１６に沿って形成された凹部１７内に嵌合される。
取付け方法を説明する。先ず図２に鎖線で示すように、
取付板７、８を夫々のコイルバネ１０、１０’に抗して
軸９を中心に回動させて閉じるように起立させ、その状
態で取付板７、８をバンド１５の貫通孔１６に挿入す
る。取付板７、８が貫通孔１６を貫通すると、取付板は
夫々のコイルバネ１０、１０’によって開く方向に付勢
されているので開いた状態に戻り、バンドの裏面に貫通
孔１６に沿って形成された凹部１７内に嵌合される。
【００１３】図８に示すように、凹部１７は取付板７、
８の厚さと略等しい深さを有するように形成されてお
り、取付板はバンドの裏側から突出しないようになって
いる。従って、取付板の表面とバンドの裏面とが同一平
面になり、腕への感触を悪くすることはない。又上述の
ように、取付板の基部の高さはバンド１５の厚さに略等
しくなっているので、図８に示すように時計１の裏蓋３
と取付板７、８とはバンド１５に隙間なく密着し、時計
が動揺することなく確実にバンドに装着される。
８の厚さと略等しい深さを有するように形成されてお
り、取付板はバンドの裏側から突出しないようになって
いる。従って、取付板の表面とバンドの裏面とが同一平
面になり、腕への感触を悪くすることはない。又上述の
ように、取付板の基部の高さはバンド１５の厚さに略等
しくなっているので、図８に示すように時計１の裏蓋３
と取付板７、８とはバンド１５に隙間なく密着し、時計
が動揺することなく確実にバンドに装着される。
【００１４】上記の実施例では皮革製のバンドについて
述べたが、金属製のバンドについても同様の取付け構造
を形成し、同様の効果を上げることができる。また、上
記実施例において、バネにコイルバネ１０、１０’を使
用したが、軸９に板バネを取付け使用しても良い。
述べたが、金属製のバンドについても同様の取付け構造
を形成し、同様の効果を上げることができる。また、上
記実施例において、バネにコイルバネ１０、１０’を使
用したが、軸９に板バネを取付け使用しても良い。
【００１５】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明よる時計と
バンドの取付け構造は、別材の取付け部品、ピン等の小
さな部品、及び工具等を使用しないので、工具を用いる
ことなく簡単に時計をバンドに取付けることができ、バ
ンドの着せ替えが容易である。
バンドの取付け構造は、別材の取付け部品、ピン等の小
さな部品、及び工具等を使用しないので、工具を用いる
ことなく簡単に時計をバンドに取付けることができ、バ
ンドの着せ替えが容易である。
【００１６】種々のバンドを用意すれば、腕時計のバリ
エ−ションを楽しむことができる。更に、取付板を有す
る種々の時計があれば、腕時計そのもののバリエ−ショ
ンを一層増やすことができる。
エ−ションを楽しむことができる。更に、取付板を有す
る種々の時計があれば、腕時計そのもののバリエ−ショ
ンを一層増やすことができる。
【図１】本発明による時計の裏面図である。
【図２】時計の側面図である。
【図３】取付板の斜視図である。
【図４】取付板の取付け構造を説明するための拡大斜視
図である。
図である。
【図５】コイルバネの取付けを説明するための拡大図で
ある。
ある。
【図６】本発明のバンドの斜視図である。
【図７】時計をバンドに取付けた状態のバンドの裏面の
平面図である。
平面図である。
【図８】図８のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図９】時計とバンドの取付け状態を示す斜視図であ
る。
る。
１ 時計 ２ ケ−ス ３ 裏蓋 ４ 風防 ５ リュ−ズ ７、８ 取付板 ７ａ、８ａ 円筒部 ７ｂ、８ｂ 溝 ９ 軸 １０、１０’ コイルバネ １１ 固定台 １５ バンド １６ 貫通孔 １７ 凹部 １８ 補強枠 ２０ 尾錠 ２１ 調節穴
Claims (2)
- 【請求項１】 裏蓋に固定された軸に回動可能に取付け
られた一対の取付板を有する時計と、時計の取付板が挿
通される貫通孔が長手方向に形成されたバンドとより成
り、時計の取付板を閉じた状態でバンドの貫通孔に挿通
し、バンドの裏面で取付板を開き、時計をバンドに取付
けるようにしたことを特徴とする時計とバンドの取付け
構造。 - 【請求項２】 軸にバネを取付け、取付板を開く方向に
付勢するように構成したことを特徴とする請求項１記載
の時計とバンドとの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225695A JPH08280423A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 時計とバンドの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225695A JPH08280423A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 時計とバンドの取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280423A true JPH08280423A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14049346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9225695A Pending JPH08280423A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 時計とバンドの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08280423A (ja) |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP9225695A patent/JPH08280423A/ja active Pending
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