JPH08280228A - 結球野菜収穫機 - Google Patents

結球野菜収穫機

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Publication number
JPH08280228A
JPH08280228A JP8501095A JP8501095A JPH08280228A JP H08280228 A JPH08280228 A JP H08280228A JP 8501095 A JP8501095 A JP 8501095A JP 8501095 A JP8501095 A JP 8501095A JP H08280228 A JPH08280228 A JP H08280228A
Authority
JP
Japan
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heading
vegetable
formed head
leaves
vegetables
Prior art date
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Pending
Application number
JP8501095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Sogawa
廣美 十川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP8501095A priority Critical patent/JPH08280228A/ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャベツを掘り取り、後方へ搬送し、回収し
ながら走行可能とするキャベツ収穫機で、搬送中にキャ
ベツ外側の非結球葉下部を切除する機構を設けた構成の
ものにおいて、収納コンテナ内に、キャベツ外側の非結
球葉が混入しないようなキャベツ収穫機を実現する。 【構成】 両側から結球野菜を挟持して搬送する横押え
ベルト17・17の途中に結球野菜外側の非結球葉下部
を切除する葉切カッタ18を設け、その後部に幅狭の搬
出コンベア22a・22cを上下に配置し、この上下方
向の挟持搬送で非結球葉H1・H1・・・を除去する構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結球野菜収穫機の構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送中に結球野菜外側の非結球葉
(オニ葉)を切除する機構を配設した自走式の結球野菜
収穫機は公知となっている。例えば図6、図7に示すよ
うに、一対の搬送スクリュー14・14を前低後高に平
行に配置して搬送スクリュー14・14下部に、根切り
カッタ24を配置し、圃場内の結球野菜Kを掘取器13
によって引き抜き、該根切りカッタ24で、図3に示
す、該結球野菜Kの茎Kaから下方に生えた根Kbのみ
を切除して、図4に示す如く、茎Kaが前記搬送スクリ
ュー14・14に挟持され、結球野菜Kの上方が上押え
ベルト16に押えつけられる状態で後方に搬送してい
た。また、前記搬送スクリュー14・14の後端下方に
葉切りカッタ18を配置し、該搬送スクリュー14・1
4の上方に横押えベルト17・17を平行に配設してお
り、図5に示す如く、結球野菜Kが、外側の非結球葉H
とともに、該横押えベルト17・17に挟持され、上部
が第2上押えベルト16aに押えつけられた状態で、前
記葉切りカッタ18によって、茎Kaとともに、非結球
葉H・H・・・を一緒に切除し、図6に示す矢印Cのよ
うに、圃場に排出し、一方、茎Ka及び非結球葉Hを切
除された結球野菜Kを、図7の如き搬出ベルト22’を
介して球野菜収穫機の後部に装着されている収納コンテ
ナ23内に搬出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術では、搬出ベルト22’が幅広であるために、
全ての非結球葉H1・H1・・・は、圃場に排出される
ことなく、図6、図7に示すように、結球野菜Kととも
に、搬出ベルト22’上に載って送り出され、前記収納
コンテナ23内に、結球野菜Kと一緒に該非結球葉H1
・H1・・・も混入し、その結果、該収納コンテナ23
への結球野菜Kの充填量が低下し、また、該非結球葉H
1・H1・・・は土で汚れているものもあり、該非結球
葉H1・H1・・・の混入により、結球野菜Kにも土が
付着し、汚れてしまう等の不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、結球野菜を根から掘り取
り、搬送、回収しながら走行可能な結球野菜収穫機であ
って、両側から結球野菜を挟持して搬送する途中に結球
野菜外側の非結球葉下部を切除する切断装置を設け、そ
の後部に幅狭の搬出ベルトを上下に配置し、この上下方
向の挟持搬送で非結球葉を除去する構成したものであ
る。
【0005】
【作用】次に、作用を説明すると、非結球葉下部を切除
した後に幅狭の搬出ベルトで結球野菜を上下方向で挟持
して搬送する時に非結球葉が両側から落下し、収納コン
テナ内に結球野菜の非結球葉が混入しなくなり、その体
積分だけ、結球野菜を多く収納して充填率の向上が望
め、また、土で汚れた非結球葉の混入による結球野菜の
汚れという不具合を解消することができる。
【0006】
【実施例】次に、実施例を説明する。図1は、本発明の
結球野菜収穫機の側面図、図2は、同じく平面図、図3
は、結球野菜の根が切断される前の状態を示す正面図、
図4は、結球野菜が搬送スクリューで搬送される状態を
示す正面略図、図5は、結球野菜の茎及び非結球葉が切
断される状態を示す正面略図である。
【0007】まず、図1及び図2において、結球野菜収
穫機でキャベツを収穫する場合の全体構成について説明
する。本実施例の結球野菜収穫機は、機体フレームの左
側にキャベツの掘り取り、搬送を行う作業部Aを、右側
に運転・作業を行う運転部Bを形成している。該運転部
Bは、前部に運転席8と操作パネル9が配設され、この
操作パネル9上に走行変速用レバーや操向用レバー、作
業レバー等を配設している。また、運転席8の後方に、
後部ステップ板7aを配設して、補助作業者Oがここに
立って、搬出ベルト22上にて搬出されるキャベツKの
選別を行うようにしている。
【0008】機体フレーム左側の作業部Aにおいては、
一対の搬送スクリュー14・14を前低後高に平行に配
置して、上下回動可能に支持し、この搬送スクリュー1
4・14は油圧シリンダー等にて構成する昇降用アクチ
ュエータ12によって昇降回動される。この搬送スクリ
ュー14・14後部下方の機体フレーム後部上にエンジ
ンEを搭載し、該エンジンEの前部にミッションケース
Mを配設して、エンジンEからの動力をミッションケー
スMに伝え、該ミッションケースMより変速して、クロ
ーラ式走行装置1L・1Rの駆動輪1a・1aを駆動す
るようにしている。このエンジンE及びミッションケー
スMはサイドカバー11にて被覆されている。
【0009】前記搬送スクリュー14・14は、左右に
平行状の棒材を傾斜状に配設して、掘り取ったキャベツ
Kの茎Kaを挟持する溝部が形成されており、その先端
には掘取器13が配設されて、掘取器13は左右の掻込
みホイル13a・13aからなり、該掻込みホイル13
a・13aが回転して、該搬送スクリュー14・14に
て形成する該溝部内に掘り取ったキャベツKの茎Kaを
案内する。また、該搬送スクリュー14・14下部に
は、根切りカッタ24が配設されており、図3に示すよ
うな、該茎Ka下部の根Kbのみを切り取って、該搬送
スクリュー14・14で搬送されるよう構成している。
【0010】前記搬送スクリュー14・14の上方に
は、搬送スクリュー14と平行に、上部押えベルト16
が配設されている。該上部押えベルト16は、ゴム等の
弾性材よりなる平ベルトが巻回されており、該搬送スク
リュー14・14の前端部にキャベツKが案内されると
同時に、図4に示すように、該キャベツKの上端部が該
上部押えベルト16の下搬送面に当接し、該上部押えベ
ルト16が該キャベツKを上方より押さえつつ後上方に
搬送する。この間、茎Kaは、該搬送スクリュー14・
14に挟持されて搬送される。
【0011】また、前記搬送スクリュー14・14の後
端部より略水平状に、図2の如き、根元揃え板25・2
5が後方に延設されていて、該根元揃え板25・25の
中途部上には、葉切りカッタ18が回転駆動可能に配設
され、更に、その上方に平行に横押えベルト17・17
が配設されている。従って、横押えベルト17・17の
搬送駆動にてキャベツKを挟持して後方へ搬送し、根元
揃え板25・25の間を茎Kaが通過する時に、図5に
示すように、上部を第2上部押えベルト16aに押えら
れながら、前記葉切りカッタ18によって茎Kaととも
に、キャベツKの外側を包むように生えている、出荷す
るのに不要な非結球葉(オニ葉)H・H・・・を一緒に
切除するのである。
【0012】そして、切除された、該茎Ka及び非結球
葉Hは、非結球葉搬送コンベア26上に落下し、図1に
示す、矢印Cのように、圃場に排出するよう構成してい
る。そして、結球部であるキャベツKは、横押えベルト
17・17より搬出ベルト22上に受け継がれて、結球
野菜収穫機の後部に装着されているキャベツ収納コンテ
ナ23内に収納されるのである。
【0013】そして、その後部に本発明の要部である搬
出コンベア22が配設されている。即ち、横押えベルト
17・17の後方の下部に下搬出ベルト22aと、その
両側にサイド搬出ベルト22b・22bを配置して3分
割構成としており、その上方に上搬出ベルト22cが下
搬出ベルト22aと平行に配設されている。そして、こ
の上搬出ベルト22cと下搬出ベルト22aは幅狭に構
成して、上下方向からキャベツKを落ちない程度に挟持
搬送できるようにしている。
【0014】この搬出コンベア22の動力伝達構成は、
前記エンジンEから図示しない動力伝達機構を介して動
力伝達ケース21aとサイド搬出ベルト22b・22b
に伝えられ、この動力伝達ケース21a上部に配置した
主プーリ24から下搬出ベルト22aが駆動され、ま
た、該主プーリ24は2連プーリとして、動力伝達ケー
ス21b内のベルト27を介して従プーリ25に動力が
伝達されて、該従プーリ25の駆動により上搬出ベルト
22cが駆動される。
【0015】このように構成することで、前記横押えベ
ルト17・17により両側から挟持されて搬送される途
中で葉切りカッタ18により非結球葉H・H・・・が切
断されると、前後方向の非結球葉Hがこの横押えベルト
17・17の間から落下し、横押えベルト17・17後
端から上下方向で挟持して搬送する搬出コンベア22上
に受け継がれて搬送される時に、左右方向の非結球葉H
1・H1・・・が図2の如く、下搬出ベルト22aの両
側方から落下する。そして、図1の如く、キャベツKの
みが、後方の収納コンテナ23内に搬送される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、非結球葉切
断後に、結球野菜を横方向から挟持する搬送ベルトか
ら、幅狭の上下方向から挟持する搬出コンベアに受け継
ぐ時に、横押えベルトによって挟持されていた非結球葉
が両側から落下することになり、全ての非結球葉を除い
て、収納コンテナ23に非結球葉が混入されることな
く、その非結球葉の体積分だけ結球野菜を多く収納する
ことができる。また、土が付着した非結球葉を収納コン
テナから除けるので、収穫野菜を汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結球野菜収穫機の側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】結球野菜の根が切断される前の状態を示す正面
図である。
【図4】結球野菜が搬送スクリューで搬送される状態を
示す正面略図である。
【図5】結球野菜の茎及び非結球葉が切断される状態を
示す正面略図である。
【図6】従来の結球野菜収穫機を示す側面図である。
【図7】同じく平面図である。
【符号の説明】
A 作業部 H 非結球葉 K 結球野菜 Ka 茎 Kb 根 17 横押えベルト 18 葉切りカッタ 22 搬出コンベア 22a 下搬出ベルト 22b サイド搬出ベルト 22c 上搬出ベルト 23 収納コンテナ 24 根切りカッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結球野菜を根から掘り取り、搬送、回収
    しながら走行可能な結球野菜収穫機であって、両側から
    結球野菜を挟持して搬送する途中に結球野菜外側の非結
    球葉下部を切除する切断装置を設け、その後部に幅狭の
    搬出コンベアを上下に配置し、この上下方向の挟持搬送
    で非結球葉を除去する構成としたことを特徴とする結球
    野菜収穫機。
JP8501095A 1995-04-11 1995-04-11 結球野菜収穫機 Pending JPH08280228A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8501095A JPH08280228A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 結球野菜収穫機

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JP8501095A JPH08280228A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 結球野菜収穫機

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JPH08280228A true JPH08280228A (ja) 1996-10-29

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ID=13846783

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JP8501095A Pending JPH08280228A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 結球野菜収穫機

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JP (1) JPH08280228A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170042211A1 (en) * 2013-01-15 2017-02-16 Dole Fresh Vegetables, Inc. Leaf removal apparatus
CN108566823A (zh) * 2018-06-19 2018-09-25 武汉职业技术学院 共轭平旋渐进式菠萝收割机

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