JPH08280133A - 自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置 - Google Patents

自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置

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JPH08280133A
JPH08280133A JP7083774A JP8377495A JPH08280133A JP H08280133 A JPH08280133 A JP H08280133A JP 7083774 A JP7083774 A JP 7083774A JP 8377495 A JP8377495 A JP 8377495A JP H08280133 A JPH08280133 A JP H08280133A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短絡が発生した場合のボディーとラインの接
触部分における発熱、発煙を確実に防止すること。 【構成】 電源(1)のプラス端子(1a)側と電装品
(10)のプラス端子(10a)側をプラス側ライン
(12)で接続する。電源(1)のマイナス端子(1
b)側と電装品(10)のマイナス端子(10b)側を
マイナス側ライン(15)で接続する。電源(1)のマ
イナス端子(1b)側と自動車のボディー(8)を小容
量のヒューズ(18)を介設したアースライン(17)
で接続する。プラス側ライン(12)とボディー(8)
が短絡すると、ヒューズ(18)が確実に瞬時に溶断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ワイヤハーネ
スの電力供給装置に関し、詳しくは、複数のラインを束
ねてなり、電源(バッテリー)や各種の電装品等を接続
する自動車用ワイヤハーネスにおいて、自動車に搭載さ
れる電装品に電源から電力を供給する装置に関するもの
であり、特に、この電力供給装置における短絡時の発
熱、発煙の発生防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ワイヤハーネスにおい
て、自動車に搭載されるホーン、ウォッシャモータ、パ
ーキングブレーキスイッチ等の種々の電装品に電源から
電力を供給する電力供給装置は、図6に示すような構成
であった。
【0003】図6中1は、電源(バッテリー)であり、
この電源1のプラス端子1aは、プラス側ライン2を介
して電装品3のプラス端子3aに接続している。上記プ
ラス側ライン2には、所要量の電流が流れると溶断する
ヒューズ4を介設している。また、プラス側ライン2に
は、イグニッションスイッチ6を介設しているものもあ
る。電装品3のマイナス端子3bはマイナス側ライン7
を介して自動車のボディー8に接続している。一方、上
記電源1のマイナス端子1bは、アースライン9を介し
てボディー8に接続している。
【0004】この電力供給装置では、上記イグニッショ
ンスイッチ6を閉成すると、電源1のプラス端子1aか
ら、プラス側ライン2、電装品3、マイナス側ライン
7、ボディー8及びアース側ライン9を経て電源1のマ
イナス端子9に戻る閉回路が形成され、この閉回路によ
り電源1から電装品3に電力が供給される。
【0005】上記ボディー8は面積が広く、かつバリ、
エッジ等の鋭利な部分があるため、図6中点線2’で示
すように、上記プラス側ライン2とボディー8とが干
渉、接触する場合がある。この際、電源1のプラス側端
子1aとマイナス側端子1bは、一点鎖線S1で示すよ
うな閉回路により接続され、電装品3を介さずに電源1
のプラス側端子1aとマイナス側端子1bとが接続され
てしまう。この短絡が発生すると、上記ヒューズ4に過
大な電流が流れ、通電時に発生した熱によりヒューズ4
が溶断し、上記一点鎖線S1で示した閉回路が開成さ
れ、プラス側ライン2とボディー8との接触部分Cでの
発熱、発煙が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電源1のプラ
ス端子1a側が断続的にボディー8に接触した際に発生
する断続的な短絡(レアショート)の場合には、上記ヒ
ューズ4が確実に溶断するとは限らない。例えば、上記
ヒューズ4の溶断部が1000°C程度で溶断する場
合、上記レアショートにより溶断部の発熱が800°C
程度で飽和してしまうと、ヒューズ4が溶断せず、上記
プラス側ライン2とボディー8の接触部分Cが発熱、発
煙したり、ヒューズ4の樹脂製の部分が溶損するおそれ
がある。
【0007】このように従来の電力供給装置では、面積
が広くかつバリ、エッジ等の鋭角な部分の多い車両のボ
ディー8を、電装品3のマイナス端子3b側と電源2の
マイナス端子1b側を接続するために使用しているた
め、短絡時に発熱、発煙する可能性があった。本発明
は、かかる従来の自動車用ワイヤハーネスの電力供給装
置における問題を解決し、短絡が発生した場合のボディ
ーとラインの接触部分における発熱、発煙を確実に防止
することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、電
源より電装品へ電力を供給する電力供給装置において、
電源のプラス端子側と電装品のプラス端子側をプラス側
ラインで接続し、電源のマイナス端子側と電装品のマイ
ナス端子側をマイナス側ラインで接続したことを特徴と
する自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置を提供する
ものである。
【0009】請求項2は、電源より電装品へ電力を供給
する電力供給装置において、電源のプラス端子側と電装
品のプラス端子側をプラス側ラインで接続し、電装品の
マイナス端子側を自動車のボディーと直接接続し、かつ
電源のマイナス端子側と自動車のボディーを小容量のヒ
ューズを介設したアースラインで接続したことを特徴と
する自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置を提供する
ものである。
【0010】請求項3は、電源より電装品へ電力を供給
する電力供給装置において、電源のプラス端子側と第1
の電装品のプラス端子側をプラス側ラインで接続し、電
源のマイナス端子側と第1の電装品のマイナス端子側を
マイナス側ラインで接続する一方、電源のプラス端子側
と第2の電装品のプラス端子側をプラス側ラインで接続
し、第2の電装品のマイナス端子側を自動車のボディー
と直接接続し、かつ電源のマイナス端子側と自動車のボ
ディーを小容量のヒューズを介設したアースラインで接
続したことを特徴とする自動車用ワイヤハーネスの電力
供給装置を提供するものである。
【0011】
【作用】請求項1の電力供給装置では、電装品のマイナ
ス端子を、ボディーを介在させることなく、マイナス側
ラインにより直接、電源のマイナス端子に接続している
ため、プラス側ラインが、ボディーと干渉、接触して短
絡が発生しても閉回路が閉成されない。従って、上記プ
ラス側ラインとボディーとの接触部に発熱、発煙等が生
じることがない。
【0012】請求項2の電力供給装置では、電源のマイ
ナス端子を小容量のヒューズを介設したアースラインに
よりボディーに接続しているため、プラス側ラインがボ
ディーと干渉、接触して短絡が発生すると、電源のプラ
ス端子から、プラス側ライン、ボディー及びアースライ
ンを介して電源のマイナス端子に戻る閉回路が閉成さ
れ、アースラインに介在させた小容量のヒューズが確実
に瞬時に溶断する。
【0013】請求項3の電力供給装置では、第1の電装
品のマイナス端子を、ボディーを介在させることなく、
マイナス側ラインにより直接、電源のマイナス端子に接
続し、かつ、電源のマイナス端子を小容量のヒューズを
介設したアースラインによりボディーに接続している。
よって、第1プラス側ラインが、ボディーと干渉、接触
して短絡が発生すると、電源のプラス端子から、プラス
側ライン、ボディー及びアースラインを介して電源のマ
イナス端子に戻る閉回路が閉成され、また、第2プラス
側ラインが、ボディーと干渉、接触して短絡が発生する
と、電源のプラス端子から、プラス側ライン、ボディー
及びアースラインを介して電源のマイナス端子に戻る閉
回路が閉成され、いずれの場合もアースラインに介在さ
せた小容量のヒューズが確実に瞬時に溶断する。
【0014】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて本発明に
ついて詳細に説明する。図1に示す、本発明の第1実施
例に係る自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置は、自
動車のボディー8と直接電気的接続することがないよう
に、絶縁部を介在させて車体に取付けた電装品10(以
下、「一般電装品」という。)へ電源1より電力を供給
するものである。
【0015】電源1のプラス端子1aと一般電装品10
のプラス端子10は、プラス側ライン12で接続してい
る。このプラス側ライン12には、電源1のプラス端子
1a側から順にイグニッションスイッチ6と第1のヒュ
ーズ14を介設している。また、電源1のマイナス端子
1bと一般電装品10のマイナス端子10bをマイナス
側ライン15により接続している。
【0016】この電力供給装置では、上記イグニッショ
ンスイッチ6を閉成すると、電源1のプラス端子1aか
ら、プラス側ライン12、一般電装品10、マイナス側
ライン15を経て電源1のマイナス側ライン12に戻る
閉回路S2が形成され、この閉回路S2により、一般電
装品10に電源1から電力が供給される。
【0017】上記のように、この電力供給装置では、一
般電装品10のマイナス側端子10bを、マイナス側ラ
イン15により直接、電源1のマイナス側端子1bに接
続しており、ボディー8を介在させていないため、プラ
ス側ライン12が、図1中、点線12’で示すようにボ
ディー8と干渉、接触して短絡が発生した場合にも閉回
路が閉成されず、プラス側ライン12とボディー8の接
触部Cに発熱、発煙を生じることがない。
【0018】次に、図2に示す本発明の第2実施例につ
いて説明する。この第2実施例は、上記第1実施例と同
様に一般電装品10へ電源1より電力を供給するもので
あり、電源1のマイナス側端子1bをアースライン17
によりボディー8に接続しており、このアースライン1
7には第2のヒューズ18を介設している。この第2の
ヒューズ18の容量は、上記第1のヒューズ14よりも
プラス側ライン12とボディー8の接触部Cで発熱、発
煙のおそれのない小容量(10A程度)に設定してい
る。第2実施例のその他の構成は第1実施例と同一であ
り、同一の構成要素には同一の符号を付している。
【0019】この電力供給装置では、上記イグニッショ
ンスイッチ6を閉成すると、電源1のプラス端子1aか
ら、プラス側ライン12、一般電装品10、マイナス側
ライン15を経て電源1のマイナス側ライン12に戻る
閉回路が形成され、この閉回路により、一般電装品10
に電源1から電力が供給される。
【0020】上記のように、第2実施例の電力供給装置
では、一般電装品10のマイナス側端子10bを、マイ
ナス側ライン15により直接、電源1のマイナス側端子
1bに接続しており、ボディー8を介在させておらず、
かつ電源1のマイナス端子1bを第2のヒューズ18を
介設したアースライン17によりボディー8に接続して
いる。よって、プラス側ライン12が、図2中、点線1
2’で示すようにボディー8と干渉、接触して短絡が発
生した場合には、一点鎖線S3で示すように、電源1の
プラス端子1aから、プラス側ライン12、ボディー8
及びアースライン17を介して電源1のマイナス端子1
bに戻る回路が閉成される。アースライン17に介在さ
せた第2のヒューズ18は小容量であるため、上記短絡
が発生すると瞬時に溶断し、上記一点鎖線S3で示す回
路は、すみやかに開成され、短絡が解消される。よっ
て、この電力供給装置では、短絡が発生した場合にも、
プラス側ライン12とボディー8の接触部分Cで発熱、
発煙を生じることがない。また、上記したレアショート
が発生した場合にも、上記のように第2のヒューズ18
は、小容量であるため確実に溶断し、上記接触部分Cに
おける発熱、発煙が生じることがない。
【0021】次に、図3に示す本発明の第3実施例につ
いて説明する。この第3実施例に係る電力供給装置は、
ホーン、ウオッシャモータ、パーキングブレーキスイッ
チ等の車両のボディー8に直付けし、電線を介在させる
ことなく、マイナス端子11bを直接ボディー8に接続
する電装品11(以下、「機器アース型電装品」とい
う。)に電源1より電力を供給するものである。
【0022】図4は、上記した機器アース型電装品11
のボディー8への取付構造を示している。なお、この図
4では機器アース型電装品11は、ホーンであるが、ウ
ォッシャモータ等の他の機器アース型電装品11の場合
にも、同様の取付構造により、ボディー8へ取付けられ
る。機器アース型電装品11は、導電体からなる板状の
取付部20を備え、この取付部20に貫通孔20aを設
けている。一方、ボディー8の機器アース型電装品11
の取付位置には、ねじ孔8aを設けており、上記貫通孔
20aに挿通したねじ21をねじ孔8aに螺合すること
により、機器アース型電装品11をボディー8に取付け
ている。上記取付部20は、機器アース型電装品11の
マイナス端子11b(図3にのみ図示する。)と接続し
ており、取付部20を介してマイナス端子11bとボデ
ィー8が電気的に接続されている。
【0023】電源1のプラス端子1aと機器アース型電
装品11のプラス端子11aは、第1実施例と同様に、
イグニッションスイッチ6と比較的容量の大きい第1の
ヒューズ14を介設したプラス側ライン12により接続
されている。一方、電源1のマイナス端子1bは、10
A程度の小容量の第2のヒューズ18を介設したアース
ライン17によりボディー8に接続されている。よっ
て、この第2の回路では、上記イグニッションスイッチ
6を閉成すると、電源1のプラス端子1aから、プラス
側ライン12、機器アース型電装品11、ボディー8、
アースライン17を経て電源1のマイナス端子1bに戻
る閉回路が形成され、この閉回路により電源1から機器
アース型電装品11に電力が供給される。
【0024】図3中、点線12’で示すようにプラス側
ライン12がボディー8と干渉、接触して短絡が発生し
た場合には、一点鎖線S4で示すように、電源1のプラ
ス端子1aから、プラス側ライン12、ボディー8及び
アースライン17を介して電源1のマイナス端子1bに
戻る回路が閉成される。アースライン17に介在させた
第2のヒューズ18は小容量であるため、上記短絡が発
生すると瞬時に溶断し、上記一点鎖線S4で示す回路
は、すみやかに開成され、短絡が解消される。よって、
この電力供給装置では、短絡が発生した場合にも、プラ
ス側ライン12とボディー8の接触部分Cで発熱、発煙
を生じることがない。また、上記したレアショートが発
生した場合にも、上記のように第2のヒューズ18は小
容量であるため確実に溶断し、上記接触部分Cにおける
発熱、発煙が生じることがない。
【0025】図5に示す本発明の第4実施例に係る電力
供給装置は、上記第2実施例と第3実施例を組み合わせ
た構造としている。この電力供給装置では、イグニッシ
ョンスイッチ6と第1のヒューズ14を介設したプラス
側ライン12は、分岐点P1で一般電装品10のプラス
端子10aに接続する第1プラス側ライン12aと、機
器アース型電装品11のプラス端子11aに接続する第
2プラス側ライン12bとに分岐している。第4実施例
のその他の構造は、上記した第2実施例及び第3実施例
と同一であるので、同一要素には同一符号を付してい
る。
【0026】上記第1プラス側ライン12aがボディー
8と干渉、接触すると、第2実施例の場合と同様に、電
源1のプラス端子1aから、プラス側ライン12、ボデ
ィー8及びアースライン17を介して電源1のマイナス
端子1bに戻る回路が閉成される。また、上記第2プラ
ス側ライン12bがボディー8と干渉、接触して短絡が
発生した場合には、第3実施例の場合と同様に、電源1
のプラス端子1aから、プラス側ライン12、ボディー
8及びアースライン17を介して電源1のマイナス端子
1bに戻る回路が閉成される。
【0027】このように第4実施例では、第1プラス側
ライン12aと第2プラス側ライン12bのいずれかが
短絡した場合には、アースライン17を含む閉回路が形
成され、このアースライン17に介在させた第2のヒュ
ーズ18は小容量であるため、第2のヒューズ18が確
実かつ瞬時に溶断し、第1プラス側ライン12aや第2
プラス側ライン12bとボディー8の接触部分における
発熱、発煙等が生じない。
【0028】
【発明の効果】請求項1の電力供給装置では、電装品の
マイナス端子を、ボディーを介在させることなく、マイ
ナス側ラインにより直接、電源のマイナス端子に接続し
ているため、短絡が発生してもプラス側ラインとボディ
ーの接触部分で発熱、発煙が起きることがない。
【0029】請求項2の電力供給装置では、電源のマイ
ナス端子を小容量のヒューズを介設したアースラインに
よりボディーに接続しているため、プラス側ラインがボ
ディーと干渉、接触して短絡が発生すると、電源のプラ
ス端子から、プラス側ライン、ボディー及びアースライ
ンを介して電源のマイナス端子に戻る閉回路が閉成さ
れ、アースラインに介在させた小容量のヒューズが確実
に瞬時に溶断する。よって、請求項2の電力供給装置で
は、短絡が発生した際のプラス側ラインとボディーの接
触部分で発熱、発煙を防止することができる。特に、上
記のようにアースラインに介設したヒューズは小容量で
あるため、レアショートが発生した場合にも確実に溶断
し、上記接触部分における発熱、発煙を防止することが
できる。
【0030】請求項3の電力供給装置では、第1の電装
品のマイナス端子を、ボディーを介在させることなく、
マイナス側ラインにより直接、電源のマイナス端子に接
続し、かつ、電源のマイナス端子を小容量のヒューズを
介設したアースラインによりボディーに接続している。
よって、第1プラス側ラインが、ボディーと干渉、接触
して短絡が発生すると、電源のプラス端子から、プラス
側ライン、ボディー及びアースラインを介して電源のマ
イナス端子に戻る閉回路が閉成され、また、第2プラス
側ラインが、ボディーと干渉、接触して短絡が発生する
と、電源のプラス端子から、プラス側ライン、ボディー
及びアースラインを介して電源のマイナス端子に戻る閉
回路が閉成され、いずれの場合もアースラインに介在さ
せた小容量のヒューズが確実に瞬時に溶断する。よっ
て、請求項3の電力供給装置では、短絡が発生した際の
プラス側ラインとボディーの接触部分で発熱、発煙を防
止することができる。特に、上記のようにアースライン
に介設したヒューズは小容量であるため、レアショート
が発生した場合にも確実に溶断し、上記接触部分におけ
る発熱、発煙を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る自動車用ワイヤハ
ーネスの電力供給装置を示す回路図である。
【図2】 本発明の第2実施例に係る自動車用ワイヤハ
ーネスの電力供給装置を示す回路図である。
【図3】 本発明の第3実施例に係る自動車用ワイヤハ
ーネスの電力供給装置を示す回路図である。
【図4】 ホーンのボディーへの取付構造を示す分解斜
視図である。
【図5】 本発明の第4実施例に係る自動車用ワイヤハ
ーネスの電力供給装置を示す回路図である。
【図6】 従来の自動車用ワイヤハーネスの電力供給装
置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電源 6 イグニッションスイッチ 8 ボディー 10 一般電装品 11 機器アース型電装品 12 プラス側ライン 15 マイナス側ライン 17 アースライン 14,18 ヒューズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源より電装品へ電力を供給する電力
    供給装置において、 電源のプラス端子側と電装品のプラス端子側をプラス側
    ラインで接続し、電源のマイナス端子側と電装品のマイ
    ナス端子側をマイナス側ラインで接続したことを特徴と
    する自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置。
  2. 【請求項2】 電源より電装品へ電力を供給する電力供
    給装置において、 電源のプラス端子側と電装品のプラス端子側をプラス側
    ラインで接続し、電装品のマイナス端子側を自動車のボ
    ディーと直接接続し、かつ電源のマイナス端子側と自動
    車のボディーを小容量のヒューズを介設したアースライ
    ンで接続したことを特徴とする自動車用ワイヤハーネス
    の電力供給装置。
  3. 【請求項3】 電源より電装品へ電力を供給する電力供
    給装置において、 電源のプラス端子側と第1の電装品のプラス端子側を第
    1プラス側ラインで接続し、電源のマイナス端子側と第
    1の電装品のマイナス端子側をマイナス側ラインで接続
    する一方、電源のプラス端子側と第2の電装品のプラス
    端子側を第2プラス側ラインで接続し、第2の電装品の
    マイナス端子側を自動車のボディーと直接接続し、かつ
    電源のマイナス端子側と自動車のボディーを小容量のヒ
    ューズを介設したアースラインで接続したことを特徴と
    する自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162444A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Mitsubishi Motors Corp 車載部品取り付け構造
WO2017163833A1 (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 バッテリ直下回路の保護構造
JP2018067977A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 マツダ株式会社 車両の電源供給装置

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