JPH08280051A - ページング通信方式及びページャ受信機 - Google Patents

ページング通信方式及びページャ受信機

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JPH08280051A
JPH08280051A JP7080189A JP8018995A JPH08280051A JP H08280051 A JPH08280051 A JP H08280051A JP 7080189 A JP7080189 A JP 7080189A JP 8018995 A JP8018995 A JP 8018995A JP H08280051 A JPH08280051 A JP H08280051A
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JP
Japan
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group
call
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data
circuit
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JP7080189A
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Toru Daikyo
徹 大饗
Takashi Mizuno
貴司 水野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価なままで、群呼出による多くの情報提供
サービスを行うことができるページング通信方式及びペ
ージャ受信機を提供すること。 【構成】 システムにおいて提供される複数の情報種別
には、1つの情報種別に対して、データ列のうち1ビッ
トがそれぞれ与えられており、その中でページャ受信機
が提供を受けることが可能である情報種別に与えられて
いるビットの全てが ”1 ”に設定されている。図2に
おけるページャ受信機の場合、為替情報サービスおよび
株価情報サービスの情報種別に対応するビットである3
ビット目および19ビット目が ”1 ”に設定されてお
り、為替情報サービスおよび株価情報サービスの提供を
受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページングシステムに
関し、特に、個別呼出と情報提供等の群呼出に関しての
ページング通信方式及びこれに用いられるページング受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、一般的なページング通信方式の
基本的構成図である。
【0003】一般的なページング通信方式は、図4に示
すように、複数のページャ受信機100A〜100N
と、複数のページャ受信機の中から任意の受信機を呼び
出し、情報を提供する基地局送信機200とから構成さ
れている。
【0004】上述したページング通信方式、例えば、呼
出信号にPOCSAGコードを用いたページング通信方
式において複数のページャ受信機100A〜100Nの
中から任意の受信機を呼び出すには、基地局送信機20
0から、各ページャ受信機100A〜100Nにランダ
ムに割り当てられた個別番号であるページアドレスを指
定することによって行われる。
【0005】ぺージャ受信機100A〜100Nの呼出
は、各受信機毎に個別に行われたり、ある情報に関わり
のある受信機群毎に行われたりする。
【0006】ページャ受信機100A〜100Nでは、
バッテリーセービングのためにグループ分けが行われて
いるが、グループ分けの方法としては、21ビットのペ
ージアドレスのうち下位3ビットをグループ分けのため
のビットとして使用するという方法が採られている。そ
のため、基地局送信機200からのページャ呼出信号の
指定は、残りの18ビットのページアドレスにアドレス
データを乗せて送信することによって行われている。
【0007】図5は、従来のページャ受信機の一構成例
を示すブロック図である。
【0008】従来のページャ受信機は、図5に示すよう
に、アンテナ510と、基地局送信機200(図4参
照)からの信号を矩形波(例えばNRZ符号)に復調、
検波する受信回路520と、各ページャ受信機のページ
アドレス及び、群毎のページャ受信機呼出の際の情報種
別を格納しているIDROM540と、受信回路520
にて受信した情報により制御を行うデコーダ530と、
デコーダ530からの出力結果により鳴音パターンを作
成する鳴音発生回路550と、スピーカ560とから主
に構成されている。また、デコーダ530内には、受信
回路520にて復調、検波された矩形波のビット同期操
作を行うタイミング回路531と、NRZ符号をデコー
ダ530内部で発生するパターンと同じパルスになるよ
うに生成する検波回路532と、IDROM540を駆
動させるROMドライブ回路533と、個別呼出に対応
してIDROM540から自機のページアドレスを読み
出す個別呼出発生回路534と、検波回路532にて生
成された信号と個別呼出発生回路534にて読み出され
た自機のページアドレスを比較照合する個別呼出比較照
合回路535と、群呼出に対応してIDROM540か
ら自機のページアドレス及びそれに付随した呼出に対応
する情報種別を読み出す群呼出発生回路536a〜53
6nと、検波回路532にて生成された信号と群呼出発
生回路536a〜536nのそれぞれにて読み出された
自機のページアドレス及びそれに付随した呼出に対応す
る情報種別を比較照合する群呼出比較照合回路537a
〜537nとが設けられている。
【0009】以下に、上記の構成における呼出信号の比
較照合動作について説明する。
【0010】基地局送信機200(図4参照)からの信
号が個別呼出の場合、検波回路532にて生成された信
号とIDROM540から読み出された自機のページア
ドレスとが個別呼出比較照合回路535にて比較照合さ
れ、双方のデータが一致していれば、自機への呼出と判
断され、スピーカ560からの鳴音の発生やメッセージ
の表示等が行われる。その後、該当するページャ受信機
は、基地局送信機200(図4参照)からの情報の提供
を受けることができる。
【0011】基地局送信機からの信号が群呼出の場合、
基地局送信機200(図4参照)から送信されてくる信
号は、送信相手となるページャ受信機のページアドレス
と、送信されてくる情報種別とが1組となってページャ
受信機に送られてくる。そのため、群呼出用としてID
ROM540内に格納されているデータも群呼出発生回
路536a〜536nにて読み出されるそれぞれの情報
種別に対応してページアドレスと情報種別とが1組ずつ
組になっている。例えば、群呼出発生回路536aにて
IDROM540から読み出されるデータは、ページャ
受信機のページアドレスと為替情報サービスの種別認識
データが1組となっていたり、ページャ受信機のページ
アドレスと株価情報サービスの種別認識データが1組と
なっていたりする構成である。
【0012】そして、基地局送信機からある情報に対す
る群呼出の信号が送出されると、検波回路532にて生
成された信号とIDROM540から読み出された自機
のページアドレス及びそれに付随した複数の情報種別デ
ータのそれぞれとが群呼出比較照合回路537a〜53
7nにて比較照合され、双方のデータが一致していれ
ば、自機への呼出でかつ、基地局送信機が送信している
情報であると判断され、スピーカ560からの鳴音の発
生やメッセージの表示等が行われる。その後、該当する
ページャ受信機は、基地局送信機200(図4参照)か
らの情報の提供を受けることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のページング通信方式及びページャ受信機では、
群呼出による情報提供サービスを行う場合に自機がサー
ビスを受けることのできる情報種別と基地局送信機から
送られてくる信号とを比較照合する比較照合回路が、自
機がサービスを受けることのできる情報種別のそれぞれ
に対応して設けられているので、群呼出による情報提供
サービスの種類が増えるに従い、IDROM内の情報種
別に対応するアドレスデータやデコーダ内の比較照合回
路も増やす必要がある。
【0014】そのため、初めからページャ受信機を全情
報が受けられるようにした場合、比較照合機能等が複雑
となり、高価なページャ受信機となってしまう。かとい
って安価なページャ受信機とするために、受けられる情
報提供サービスの種類を限定すると、ページャ加入者の
サービス要求によりページャ受信機の改造あるいは交換
が必要となってしまうという問題点がある。
【0015】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、安価なまま
で、群呼出による多くの情報提供サービスを行うことが
できるページング通信方式及びページャ受信機を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のページャ受信機と、該ページャ受信
機を個別にまたは情報種別群毎に呼び出す基地局送信機
とから主に構成され、前記基地局送信機からの任意のペ
ージャ受信機の呼出は、前記ページャ受信機内に設けら
れた比較照合手段により前記基地局から送信される呼出
用データが前記ページャ受信機内にあらかじめ格納され
た格納データと比較照合されることにより行われるペー
ジング通信方式であって、前記呼出用データは、個別呼
出の場合には前記ページャ受信機のそれぞれに与えられ
た個別番号であり、群呼出の場合には前記群に対応する
情報種別を表すデータであることを特徴とする。
【0017】また、前記群呼出における呼出用データ
は、複数の情報種別毎に対応するビット位置を有するデ
ータ列からなり、前記ビット位置のうち前記基地局送信
機から送信する1つの情報種別に対応するビットのみ
”1 ”とし、残りのビットを”0 ”としたものであ
り、前記群呼出における格納データは、複数の情報種別
毎に対応するビット位置を有するデータ列からなり、前
記ビット位置のうち前記ページャ受信機が受信可能とす
る全ての情報に対応するビットを ”1 ”とし、残りの
ビットを ”0 ”としたものであり、前記比較照合手段
は、前記群呼出の場合には前記呼出用データと前記格納
データとの比較において ”1 ”として一致するビット
が1つ以上あれば自機への呼出と判断することを特徴と
する。
【0018】また、電波を受信するアンテナと、前記ア
ンテナにて受信した電波の中から前記基地局送信機から
の信号を受信し、該信号を矩形波に復調、検波する受信
回路と、前記ページャ受信機毎の個別番号及び群呼出の
際の群毎の情報種別を格納しているIDROMと、前記
受信回路にて復調、検波された矩形波のビット同期操作
を行うタイミング回路と、前記矩形波のパルスのパター
ンの調整を行う検波回路と、前記IDROMを駆動させ
るROMドライブ回路と、前記基地局送信機から個別に
呼び出された場合に前記IDROMから自機のページア
ドレスを読み出す個別呼出発生回路と、前記検波回路に
て生成された信号と前記個別呼出発生回路にて読み出さ
れた自機のページアドレスを比較照合する個別呼出比較
照合回路と、前記基地局送信機から群毎に呼び出された
場合に前記IDROMから前記群毎に対応する情報種別
を読み出す群呼出発生回路と、前記検波回路にて生成さ
れた信号と前記群呼出発生回路にて読み出された群毎に
対応する情報種別を比較照合する群呼出比較照合回路と
を有し、基地局送信機からの呼出用データにより個別あ
るいは群毎に呼び出され、前記基地局送信機からの情報
の提供を受けるページャ受信機であって、前記IDRO
Mは、複数の情報種別毎に対応するビット位置を有する
データ列からなり、前記ビット位置のうち自機が受信可
能とする全ての情報に対応するビットを ”1 ”とし、
残りのビットを ”0 ”とする群呼出における格納デー
タを有し、前記群呼出比較照合回路は、前記群呼出にお
ける呼出用データと前記格納データとの比較において
”1 ”として一致するビットが1つ以上あれば自機へ
の呼出と判断する機能を有することを特徴とする。
【0019】
【作用】上記のように構成された本発明では、基地局送
信機から任意のページャ受信機に対して群呼出を行う場
合、該当するページャ受信機の個別番号によるのではな
く、群のそれぞれに対応してあらかじめ設定され、ID
ROM内に格納されている情報種別データのみにより行
われるので、比較照合手段が簡単化される。
【0020】また、群呼出における呼出用データのビッ
ト位置のそれぞれに複数の情報種別毎の群を対応させ
て、ビット位置のうち基地局送信機から送信する情報種
別に対応するビットのみ ”1 ”とし、残りのビットを
”0 ”とし、ページャ受信機内に格納される格納デー
タを、データ列のうち自機が受信可能とする全ての情報
に対するビットを ”1 ”とし、残りのビットを ”0
”とし、呼出用データと格納データとの比較において
”1 ”として一致するビットが1つ以上あれば自機へ
の呼出と判断されるので、情報の種類が増えたとしても
比較照合手段を新たに増設することはない。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0022】図1は、本発明のページャ受信機の一実施
例を示すブロック図である。
【0023】本実施例におけるページャ受信機は、図1
に示すように、アンテナ10と、基地局送信機200
(図4参照)からの呼出用データを矩形波(例えばNR
Z符号)に復調、検波する受信回路20と、格納データ
である各ページャ受信機のページアドレス及び群毎のペ
ージャ受信機呼出の際の情報種別を格納しているIDR
OM40と、受信回路20にて受信した情報により制御
を行うデコーダ30と、デコーダ30からの出力結果に
より鳴音パターンを作成する鳴音発生回路50と、スピ
ーカ60とから主に構成されている。また、デコーダ3
0内には、受信回路20にて復調、検波された矩形波の
ビット同期操作を行うタイミング回路31と、NRZ符
号をデコーダ30内部で発生するパターンと同じパルス
になるように生成する検波回路32と、IDROM40
を駆動させるROMドライブ回路33と、個別呼出に対
応してIDROM40から自機のページアドレスを読み
出す個別呼出発生回路34と、検波回路32にて生成さ
れた信号と個別呼出発生回路34にて読み出された自機
のページアドレスを比較照合する個別呼出における比較
照合手段である個別呼出比較照合回路35と、群呼出に
対応してIDROM40から群毎に対応する情報種別を
読み出す群呼出発生回路36と、検波回路32にて生成
された信号と群呼出発生回路36にて読み出された群毎
に対応する情報種別を比較照合する群呼出における比較
照合手段である群呼出比較照合回路37とが設けられて
いる。
【0024】以下に、上述したような構成のページャ受
信機を利用したページング通信方式について述べる。
【0025】本実施例のようなPOCSAG呼出信号方
式の場合は、ページアドレスが21ビット長あるため、
約200万ページアドレスの制御が可能であるが、実
際、ページングシステムとしての制限により、この半分
の100万アドレスでシステムとしては十分である。
【0026】そのため、ページアドレスの最上位ビット
すなわち20ビット目を個別呼出と群呼出用の呼識別フ
ラグとすることができるので、例えば個別呼出用のペー
ジアドレスは本フラグを ”0 ”とし、群呼出用は本フ
ラグを ”1 ”とする。
【0027】個別呼出用のページアドレス領域は、残り
の20ビットを複数のページャ受信機のそれぞれの個別
番号であるページアドレスを割り当て、約100万以下
の情報が格納される。
【0028】他方、群呼出用のページアドレス領域は、
残りの20ビットのうち3ビット目から19ビット目ま
での領域を情報提供サービス対応に割り当てる。
【0029】情報提供サービス対応に割り当てられたペ
ージアドレス領域での情報種別のデータは、1つの情報
種別に対して、3ビット目から19ビット目までの計1
7ビットのうち1ビットが与えられ、その与えられたビ
ットのみが ”1 ”とされ、残りの16ビットが ”0
”に設定されることでそれぞれ区別される。
【0030】例えば、為替情報サービスの場合は3ビッ
ト目のみ ”1 ”、また、株価情報サービスであれば1
9ビット目のみ ”1 ”に設定するようにする。
【0031】また、IDROM40内に格納される情報
提供サービスに対応するデータは、17ビットのデータ
列のうち自機が提供を受けることができる情報種別に対
して与えられているビットの全てを ”1 ”とし、残り
のビットを ”0 ”とする。
【0032】図2は、本実施例において為替情報サービ
スおよび株価情報サービスの提供を受けることができる
ページャ受信機のIDROM内に格納されるデータ列の
構成例を示した図である。
【0033】図2に示すように、システムにおいて提供
される複数の情報種別には、1つの情報種別に対して、
データ列のうち1ビットがそれぞれ与えられており、そ
の中でページャ受信機が提供を受けることが可能である
情報種別に与えられているビットの全てが ”1 ”に設
定されている。図2におけるページャ受信機の場合、為
替情報サービスおよび株価情報サービスの情報種別に対
応するビットである3ビット目および19ビット目が
”1 ”に設定されている。
【0034】なお、ページアドレス領域の残りの0ビッ
ト目から2ビット目の計3ビットは従来通り、全ページ
ャ受信機のバッテリーセービングのため及び群呼出によ
る多数ページャの一斉呼出時における伝送効率の低下を
避けるために、固定したグループすなわちグルーピング
用データとして使われる。
【0035】図3は、図1に示すページャ受信機の処理
フローチャートである。
【0036】以下に、図1および図3を参照して本実施
例におけるページャ受信機の通信動作について説明す
る。
【0037】まず、アンテナ10を介して受信回路20
にて基地局送信機200(図3参照)からの呼出信号が
受信される(ステップS1)。
【0038】次に、受信された信号が個別呼出か群呼出
かの判断が行われる(ステップS2)。
【0039】ステップS2において個別呼出と判断され
た場合、個別呼出発生回路53にてIDROM40から
自機のページアドレスが読み出され、個別呼出比較照合
回路35において、検波回路32にて生成された信号と
IDROM40から読み出された自機のページアドレス
とが比較照合される(ステップS3)。
【0040】ステップS3において照合結果が一致して
いれば、自機への呼出であると判断され、スピーカ60
からの鳴音の発生やメッセージの表示等が行われる(ス
テップS4)。
【0041】その後、情報の通信処理が終了したり、ス
テップS3において照合結果が一致しない場合は、ペー
ジャ受信機は基地局送信機からの呼出受信待ち状態に遷
移する(ステップS5)。
【0042】一方、ステップS2において群呼出と判断
された場合、受信されたページアドレスデータとIDR
OM40内の群呼出用の情報提供サービスデータとのア
ンド条件における比較照合が行われる(ステップS
6)。
【0043】ステップS6における照合結果にて ”1
”として一致するビットが1つ以上あれば、自機が受
ける情報種別であると判断され、スピーカ60からの鳴
音の発生やメッセージの表示等が行われる(ステップS
4)。
【0044】その後、情報の通信処理が終了したり、ス
テップS6において照合結果が ”0 ”の場合は、ペー
ジャ受信機は基地局送信機からの呼出受信待ち状態に遷
移する(ステップS5)。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0046】請求項1に記載のものにおいては、基地局
送信機から任意のページャ受信機に対して群呼出を行う
場合、該当するページャ受信機の個別番号によるのでは
なく、群のそれぞれに対応してあらかじめ設定され、I
DROM内に格納されている情報種別データのみにより
行われる構成としたため、比較照合手段の簡単化を実施
することができる。
【0047】請求項2および請求項3に記載のものにお
いては、群呼出における呼出用データのビット位置のそ
れぞれに複数の情報種別毎の群を対応させて、ビット位
置のうち基地局送信機から送信する情報種別に対応する
ビットのみ ”1 ”とし、残りのビットを ”0 ”と
し、ページャ受信機内に格納される格納データを、デー
タ列のうち自機が受信可能とする全ての情報に対するビ
ットを ”1 ”とし、残りのビットを ”0 ”とし、呼
出用データと格納データとの比較において ”1”とし
て一致するビットが1つ以上あれば自機への呼出と判断
する構成としたため、情報の種類が増えたとしても比較
照合手段を新たに増設する必要がなくなり、安価なまま
群呼出による多くの情報提供を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のページャ受信機の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例において為替情報サービスお
よび株価情報サービスの提供を受けることができるペー
ジャ受信機のIDROM内に格納されるデータ列の構成
例を示した図である。
【図3】図1に示すページャ受信機の処理フローチャー
トである。
【図4】一般的なページング通信方式の基本的構成図で
ある。
【図5】従来のページャ受信機の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 10 アンテナ 20 受信回路 30 デコーダ 31 タイミング回路 32 検波回路 33 ROMドライブ回路 34 個別呼出発生回路 35 個別呼出比較照合回路 36 群呼出発生回路 37 群呼出比較照合回路 40 IDROM 50 鳴音発生回路 60 スピーカ 100A〜100N ページャ受信機 200 基地局送信機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のページャ受信機と、該ページャ受
    信機を個別にまたは情報種別群毎に呼び出す基地局送信
    機とから主に構成され、前記基地局送信機からの任意の
    ページャ受信機の呼出は、前記ページャ受信機内に設け
    られた比較照合手段により前記基地局から送信される呼
    出用データが前記ページャ受信機内にあらかじめ格納さ
    れた格納データと比較照合されることにより行われるペ
    ージング通信方式であって、 前記呼出用データは、個別呼出の場合には前記ページャ
    受信機のそれぞれに与えられた個別番号であり、群呼出
    の場合には前記群に対応する情報種別を表すデータであ
    ることを特徴とするページング通信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のページング通信方式に
    おいて、 前記群呼出における呼出用データは、複数の情報種別毎
    に対応するビット位置を有するデータ列からなり、前記
    ビット位置のうち前記基地局送信機から送信する1つの
    情報種別に対応するビットのみ ”1 ”とし、残りのビ
    ットを ”0 ”としたものであり、 前記群呼出における格納データは、複数の情報種別毎に
    対応するビット位置を有するデータ列からなり、前記ビ
    ット位置のうち前記ページャ受信機が受信可能とする全
    ての情報に対応するビットを ”1 ”とし、残りのビッ
    トを ”0 ”としたものであり、 前記比較照合手段は、前記群呼出の場合には前記呼出用
    データと前記格納データとの比較において ”1 ”とし
    て一致するビットが1つ以上あれば自機への呼出と判断
    することを特徴とするページング通信方式。
  3. 【請求項3】 電波を受信するアンテナと、 前記アンテナにて受信した電波の中から前記基地局送信
    機からの信号を受信し、該信号を矩形波に復調、検波す
    る受信回路と、 前記ページャ受信機毎の個別番号及び群呼出の際の群毎
    の情報種別を格納しているIDROMと、 前記受信回路にて復調、検波された矩形波のビット同期
    操作を行うタイミング回路と、 前記矩形波のパルスのパターンの調整を行う検波回路
    と、 前記IDROMを駆動させるROMドライブ回路と、 前記基地局送信機から個別に呼び出された場合に前記I
    DROMから自機のページアドレスを読み出す個別呼出
    発生回路と、 前記検波回路にて生成された信号と前記個別呼出発生回
    路にて読み出された自機のページアドレスを比較照合す
    る個別呼出比較照合回路と、 前記基地局送信機から群毎に呼び出された場合に前記I
    DROMから前記群毎に対応する情報種別を読み出す群
    呼出発生回路と、 前記検波回路にて生成された信号と前記群呼出発生回路
    にて読み出された群毎に対応する情報種別を比較照合す
    る群呼出比較照合回路とを有し、基地局送信機からの呼
    出用データにより個別あるいは群毎に呼び出され、前記
    基地局送信機からの情報の提供を受けるページャ受信機
    であって、 前記IDROMは、複数の情報種別毎に対応するビット
    位置を有するデータ列からなり、前記ビット位置のうち
    自機が受信可能とする全ての情報に対応するビットを
    ”1 ”とし、残りのビットを ”0 ”とする群呼出に
    おける格納データを有し、 前記群呼出比較照合回路は、前記群呼出における呼出用
    データと前記格納データとの比較において ”1 ”とし
    て一致するビットが1つ以上あれば自機への呼出と判断
    する機能を有することを特徴とするページャ受信機。
JP7080189A 1995-04-05 1995-04-05 ページング通信方式及びページャ受信機 Pending JPH08280051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003536286A (ja) * 2000-02-11 2003-12-02 クゥアルコム・インコーポレイテッド 同報通信データバースト・メッセージを受信するために構成された遠隔局における待機時間を最大化するための方法および装置

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