JPH08279404A - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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Publication number
JPH08279404A
JPH08279404A JP8036095A JP8036095A JPH08279404A JP H08279404 A JPH08279404 A JP H08279404A JP 8036095 A JP8036095 A JP 8036095A JP 8036095 A JP8036095 A JP 8036095A JP H08279404 A JPH08279404 A JP H08279404A
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JP
Japan
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terminal
variable resistor
pin terminal
pin
receiving portion
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Pending
Application number
JP8036095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Minematsu
伸次 峰松
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外力の作用によってもピン端子が端子受止部
から抜け出したうえで外れてしまう恐れのない可変抵抗
器を提供する。 【構成】 本発明に係る可変抵抗器は、一面上に抵抗パ
ターンが形成された絶縁基板1と、絶縁基板1の一面側
を覆って設けられた絶縁ケース2と、絶縁基板1の他面
側から突出して絶縁ケース2の外部側方にまで引き出さ
れたピン端子10とを備え、かつ、絶縁ケース2の周縁
部上には外部上方から押し込まれたピン端子10の中途
部範囲を両側から取り囲んで保持する凹部11aが形成
された端子受止部11を突設したものであり、ピン端子
10の少なくとも中途部範囲は外部上方に向かう側面部
分が押し込み方向と直交する向きの平面とされたもので
ある一方、端子受止部11に形成された凹部11aはピ
ン端子10の平面が当接する平面を有するものであるこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高電圧用可変抵抗器(以
下、可変抵抗器という)に係り、詳しくは、絶縁ケース
の外部側方にまで引き出されたピン端子の保持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】カラーTV受像機などの水平偏向出力回
路に組み込んで使用されるフライバックトランス(以
下、FBTという)に対しては、このFBTから供給さ
れた入力電圧を抵抗分圧してフォーカス電圧及びスクリ
ーン電圧を取り出す可変抵抗器、いわゆるフォーカスパ
ックを組み付けることが行われており、このような可変
抵抗器としては図4で示すような構成とされたものがあ
る。すなわち、この可変抵抗器は、一面(図では、下
面)上に抵抗パターン(図示していない)が形成された
絶縁基板1と、この絶縁基板1の一面側を覆って設けら
れた絶縁ケース2と、絶縁基板1の他面(図では、上
面)側から突出したうえで絶縁ケース2の外部側方にま
で引き出されたピン端子3とを備えたものであり、この
ようなピン端子3としては抵抗パターンの端末に接続さ
れて絶縁基板1を貫通したアース端子などがある。
【0003】そして、この際における絶縁ケース2の周
縁部上には端子受止部4、つまり、外部上方に向かって
突出する左右一対の端子受止片5が互いに対向配置され
てなる端子受止部4が突設されており、図5で示すよう
に、この端子受止部4には外部上方から押し込まれて端
子受止片5間を押し拡げながら挿入されたピン端子3の
中途部範囲をその両側から取り囲んで保持する凹部4a
が形成されている。また、この可変抵抗器は、抵抗パタ
ーン上を摺動する摺動子(図示していない)が内端面上
に取り付けられた低圧側回転軸6及び高圧側回転軸7を
具備しており、これらの回転軸6,7は絶縁ケース2を
貫通したうえで回転自在に支持されている。なお、ここ
での絶縁基板1と絶縁ケース2とはエポキシ系樹脂など
の接着剤(図示していない)を用いて一体に接合されて
おり、絶縁ケース2と接合された絶縁基板1の他面側は
同様の絶縁性樹脂からなる外装部材8によって封止され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
成の可変抵抗器におけるピン端子3は丸棒形状、すなわ
ち、円形の断面形状を有するのが一般的であり、端子受
止部4に対してもピン端子3の断面形状に対応した円形
の凹部4aを形成しておくことが行われている。しかし
ながら、このような保持構造を採用したのでは、ピン端
子3と凹部4aとの係合状態が不十分であり、ピン端子
3の外端部に対して弱い外力が作用するだけのことによ
ってピン端子3が端子受止部4の凹部4aから抜け出し
たうえで外れてしまうことになっていた。
【0005】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、外力の作用によってもピン端子が
端子受止部から外れてしまう恐れのない可変抵抗器を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可変抵抗器
は、一面上に抵抗パターンが形成された絶縁基板と、該
絶縁基板の一面側を覆って設けられた絶縁ケースと、前
記絶縁基板の他面側から突出して前記絶縁ケースの外部
側方にまで引き出されたピン端子とを備え、かつ、前記
絶縁ケースの周縁部上には、外部上方から押し込まれた
前記ピン端子の中途部範囲を両側から取り囲んで保持す
る凹部が形成された端子受止部を突設してなるものであ
って、前記ピン端子は外部上方に向かう側面部分が押し
込み方向と直交する向きの平面とされたものである一
方、前記端子受止部に形成された凹部は前記ピン端子の
平面が当接する平面を有するものであることを特徴とし
ている。なお、この際、外部上方に向かう側面部分が押
し込み方向と直交する向きの平面とされているのは、ピ
ン端子の中途部範囲のみであってもよいことは勿論であ
る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ピン端子の少なくとも中途
部範囲と、端子受止部の凹部とにはそれぞれ平面があ
り、これらの平面同士が互いに当接しあうことになる。
そのため、ピン端子と凹部との係合状態は十分となり、
ピン端子に対して外力が作用した場合であってもピン端
子が端子受止部から抜け出したうえで外れてしまうこと
は起こり難くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本実施例に係る可変抵抗器の要部構
造のみを示す正面図、図2及び図3は第1及び第2の変
形例に係る可変抵抗器の要部構造のみを示す正面図であ
り、図4は可変抵抗器の全体構造を一部破断して示す側
面図である。なお、本実施例に係る可変抵抗器の全体構
造は従来例と基本的に異ならないから、全体構造につい
ての説明は図4に基づいて行うこととする。
【0010】本実施例に係る可変抵抗器は、従来例同
様、一面上に抵抗パターン(図示していない)が形成さ
れたアルミナなどの絶縁基板1と、この絶縁基板1の一
面側を覆って設けられた絶縁樹脂製の絶縁ケース2と、
絶縁基板1の他面側から突出して絶縁ケースの外部側方
にまで引き出されたアースなどのピン端子10とを備え
るとともに、回転自在に支持された低圧側回転軸6及び
高圧側回転軸7を具備している。そして、この際におけ
るピン端子10は、図1で示すように、その全長にわた
る断面形状が偏平状とされたもの、つまり、円形断面の
上下に位置する側面部分それぞれが平面となった偏平状
の断面形状を有するものとなっている。なお、このよう
な偏平状の断面形状を有するピン端子10は、丸棒状の
線材に対する直径方向のプレス加工を施したうえでの切
断作業によって容易に得られることになる。
【0011】また、この可変抵抗器を構成する絶縁ケー
ス2の周縁部上には端子受止部11が突設されており、
外部上方に向かって突出する左右一対の端子受止片12
が互いに対向配置された構成の端子受止部11には、図
1で拡大して示すように、外部上方から押し込まれたう
え、一対の端子受止片12間を押し拡げながら挿入され
たピン端子3の中途部範囲をその両側から取り囲んで保
持するための凹部11aが形成されている。そして、こ
の際における凹部11aの断面形状は、上下側面部分が
平面である矩形状となっている。
【0012】そこで、端子受止部11に押し込み挿入さ
れたピン端子10の上下に位置している平面は端子受止
部11の凹部11aにおける上下の平面に対して当接す
ることとなり、これら平面同士の当接によってピン端子
10は端子受止部11と係合して受け止められることに
なる。なお、ここでの端子受止部11が左右一対の端子
受止片12によって構成されている必要性があるわけで
はなく、図2の変形例で示すように、凹部11aよりも
絶縁ケース2側に位置する端子受止片12の基端部分同
士が互いに一体化されていても何ら差し障りはないこと
になる。
【0013】ところで、本実施例におけるピン端子10
及び凹部11aの断面形状が図1で示した形状に限られ
ることはないのであり、図示していないが、ともに矩形
状であっても、あるいは、図3で示すような上側の側面
部分が平面となった三角状の断面形状であってもよいこ
とは勿論である。なお、図3で示した三角形状を採用し
た場合には、端子受止部11に対してピン端子10を挿
入し易く、このピン端子10が端子受止部11から抜け
出し難くなるという利点が得られる。
【0014】すなわち、これらの際においては、ピン端
子10の外部上方に向かう側面部分が押し込み方向と直
交する向きの平面とされ、しかも、端子受止部11の凹
部11aがピン端子10の平面と当接する平面を有して
いることが重要である。そして、このような構成の保持
構造を採用すれば、両者の平面同士が互いに当接しあっ
て両者の係合状態が十分となる結果、ピン端子10に対
して外力が作用した場合であってもピン端子10が端子
受止部11の凹部11aから抜け出して外れることはな
くなる。
【0015】さらにまた、以上の説明においては、ピン
端子10の全長にわたる断面形状が偏平状などであると
しているが、このような断面形状を有するのが端子受止
部11によって保持されることになるピン端子10の中
途部範囲のみであってもよいことは当然である。なお、
本実施例においては、ピン端子10がアース端子である
としているが、このことに限定されることもなく、絶縁
基板1の他面側から突出して絶縁ケース2の外部側方に
まで引き出されるピン端子一般に対して本実施例の適用
が可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る可変
抵抗器においては、ピン端子の少なくとも中途部範囲
と、端子受止部の凹部とのそれぞれに対して平面を設
け、かつ、これらの平面同士が互いに当接しあうことに
なる保持構造を採用している。したがって、この保持構
造によれば、ピン端子と凹部との係合状態が十分とな
り、ピン端子に対して外力が作用した場合であってもピ
ン端子が端子受止部から抜け出したうえで外れてしまう
ことは起こり難いという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る可変抵抗器の要部構造のみを示
す正面図である。
【図2】第1の変形例に係る可変抵抗器の要部構造のみ
を示す正面図である。
【図3】第2の変形例に係る可変抵抗器の要部構造のみ
を示す正面図である。
【図4】本実施例及び従来例に係る可変抵抗器の全体構
造を一部破断して示す側面図である。
【図5】従来例に係る可変抵抗器の要部構造のみを示す
正面図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 絶縁ケース 10 ピン端子 11 端子受止部 11a 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面上に抵抗パターンが形成された絶縁
    基板と、該絶縁基板の一面側を覆って設けられた絶縁ケ
    ースと、前記絶縁基板の他面側から突出して前記絶縁ケ
    ースの外部側方にまで引き出されたピン端子とを備え、
    かつ、前記絶縁ケースの周縁部上には、外部上方から押
    し込まれた前記ピン端子の中途部範囲を両側から取り囲
    んで保持する凹部が形成された端子受止部を突設してな
    る高電圧用可変抵抗器であって、 前記ピン端子は外部上方に向かう側面部分が押し込み方
    向と直交する向きの平面とされたものである一方、前記
    端子受止部に形成された凹部は前記ピン端子の平面が当
    接する平面を有するものであることを特徴とする高電圧
    用可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 外部上方に向かう側面部分が押し込み方
    向と直交する向きの平面とされているのはピン端子の中
    途部範囲のみであることを特徴とする請求項1の高電圧
    用可変抵抗器。
JP8036095A 1995-04-05 1995-04-05 高電圧用可変抵抗器 Pending JPH08279404A (ja)

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JP8036095A JPH08279404A (ja) 1995-04-05 1995-04-05 高電圧用可変抵抗器

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