JPH08278991A - 屋根設計システム - Google Patents

屋根設計システム

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Publication number
JPH08278991A
JPH08278991A JP7064921A JP6492195A JPH08278991A JP H08278991 A JPH08278991 A JP H08278991A JP 7064921 A JP7064921 A JP 7064921A JP 6492195 A JP6492195 A JP 6492195A JP H08278991 A JPH08278991 A JP H08278991A
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JP
Japan
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roof
tetrahedron
unit
overlap
added
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JP7064921A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Komatsu
信幸 小松
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SUPER SOFTWARE KK
Mitsubishi Estate Home Co Ltd
Original Assignee
SUPER SOFTWARE KK
Mitsubishi Estate Home Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CADシステムに接続されるものであって、
屋根の形状や矩形を入力するだけで自動的に屋根の形状
等を設計できる屋根設計システムを提供する。 【構成】 屋根の形状及び矩形を入力するための屋根情
報入力部8と、この情報を所要の情報に変換するための
変換情報を入力するための変換情報入力部9と、屋根の
形状や矩形及び変換情報に基づいて屋根を生成する屋根
生成部13と、生成された屋根を出力する出力部6と、
各部を制御する制御部7とを備える。さらに必要に応
じ、複数の屋根が生成された場合に屋根同士の重複の有
無を判別する重複判別部10と、屋根が重複していると
判別された時に重複部分の矩形と同矩形でかつ同形状の
屋根を生成する追加屋根生成部14と、生成された屋根
を重複部分に対し排他的論理和により追加する屋根追加
部16と、追加された屋根の棟部分を1辺とする4面体
を生成する4面体生成部と、4面体を重複部分に対し排
他的論理和により追加する4面体追加部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD(Computer Aid
ed Design )システムに接続されるものであって、建屋
の屋根の形状を設計する屋根設計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般住宅等の屋根を設計する場合
には、複数の屋根の高さ、幅、傾き等の種々の要素に基
づいて、屋根の形状や屋根同士の干渉等を熟練した設計
者が計算し、この計算結果に基づいて最適な屋根の形状
等を決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような屋根の設計においては、屋根の形状等が建屋の
形状等によってほぼ決定されるものであるにもかかわら
ず、設計に適した手段がなかったために、設計者が建屋
の形状等に基づいて屋根毎に逐一設計作業を行ってお
り、屋根の設計作業に非常に手間を要していた。また複
数の屋根が重複しているように場合には、単なる屋根の
設計作業に加えて重複部の干渉等をも考慮しなければな
らないので、設計に専門の知識や経験を要すると共に、
一層手間を要するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の屋根設
計システムにおける問題点を解決するために上記請求項
1に記載の本発明は、屋根の形状及び矩形を入力するた
めの屋根情報入力部と、該屋根情報入力部により入力さ
れた屋根の形状及び矩形を所要の屋根情報に変換するた
めの変換情報を入力するための変換情報入力部と、上記
屋根情報入力部により入力された屋根の形状や矩形及び
上記変換情報入力部により入力された変換情報に基づい
て所要の屋根を生成する屋根生成部と、該屋根生成部に
より生成された屋根を出力する出力部と、上記各部を制
御する制御部とを備えたことを特徴として構成されてい
る。
【0005】また上記請求項2に記載の本発明は、上記
請求項1に記載の本発明において、上記屋根生成部によ
り複数の屋根が生成された場合にこれら屋根の形状及び
矩形に基づいて屋根同士の重複の有無を判別する重複判
別部と、該重複判別部により複数の屋根が重複している
と判別された時に重複部分の矩形と同じ矩形でかつ重複
する屋根と同じ形状の屋根を生成する追加屋根生成部
と、該追加屋根生成部により生成された屋根を重複部分
に対し排他的論理和により追加する屋根追加部と、該屋
根追加部により追加された屋根の棟部分を1辺とする4
面体を生成する4面体生成部と、4面体生成部により生
成された4面体を重複部分に対し排他的論理和により追
加する4面体追加部を備えたことを特徴として構成され
ている。
【0006】さらに上記請求項3に記載の本発明は、上
記請求項2に記載の本発明において、上記4面体追加部
により追加された4面体が元の屋根の棟と交差するか否
かを判別する4面体交差判別部と、該4面体交差判別部
により4面体が交差していると判別された時に交差する
棟を1辺とする4面体を生成する交差時4面体生成部
と、該交差時4面体生成部により生成された4面体を交
差部分に対し排他的論理和により追加する交差時4面体
追加部とを備えたことを特徴として構成されている。
【0007】また上記請求項4に記載の本発明は、上記
請求項3に記載の本発明において、上記4面体追加部や
交差時4面体追加部により追加された4面体が他の4面
体と重複するか否かを判別する4面体重複判別部と、該
4面体重複判別部により4面体が重複していると判別さ
れた時に重複部分を1辺とする4面体を生成する重複時
4面体生成部と、該重複時4面体生成部により生成され
た4面体を重複部に対し排他的論理和により追加する重
複時4面体追加部とを備えたことを特徴として構成され
ている。
【0008】
【作用】上記のように構成された屋根設計システムによ
れば、屋根の形状と矩形を入力することにより、これら
の情報に基づいた屋根が自動的に生成される。さらに屋
根同士の重複の有無が自動的に認識され、重複している
時には重複部分に追加すべき屋根が自動的に生成され、
追加される。また、このような追加処理を行った場合に
は、追加された屋根と元の屋根との高さが一致するか否
かが自動的に判別され、一致しない場合には高い方の屋
根の突出している部分が自動的に削除される。さらに、
自動的に発生させた屋根同士が干渉する場合には、干渉
する部分に追加すべき屋根が自動的に作成され、追加さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明たる一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1は本実施例のブロック図で
ある。これら各図において本実施例は、各種情報を入力
するための入力部1と、各種情報を記憶するための記憶
部2と、各種条件を判別するための判別部3と、屋根等
を生成する生成部4と、該生成部4により生成された屋
根等を各種情報に追加する追加部5と、各種情報を出力
する出力部6と、上記各部を制御する制御部7とを備え
ている。
【0010】上記入力部1は、屋根情報入力部8、変換
情報入力部9を備えるものであって、キーボード・マウ
ス・ライトペン・タッチパネル等のポインティングデバ
イスからなる。上記屋根情報入力部8は、CADシステ
ムにより建築図面を作成するための建築図面情報を入力
するためのものであって、屋根の形状や矩形を入力する
ためのものである。上記変換情報入力部9は、上記屋根
情報入力部8により入力された屋根の形状及び矩形を所
要の屋根情報に変換するための変換情報を入力するため
のものである。
【0011】上記記憶部2は、上記入力部1により入力
された情報を記憶するためのものであって、磁気ディス
ク・CD−ROM・メモリカード(フラシュメモリある
いはバックアップ電池付きのRAM)・磁気バブルカセ
ット・MOディスク等の記憶媒体及びそのドライブ装置
からなる。
【0012】上記判別部3は、重複判別部10、4面体
交差判別部11、4面体重複判別部12を備える。上記
重複判別部10は、後述する屋根生成部13により複数
の屋根が生成された場合に、これら屋根同士の重複の有
無を判別する。上記4面体交差判別部11は、後述する
4面体追加部19により追加された4面体が元の屋根の
棟と交差するか否かを判別する。上記4面体重複判別部
12は、4面体追加部19や後述する交差時4面体追加
部20により追加された4面体が他の4面体と重複する
か否かを判別する。
【0013】上記生成部4は、屋根生成部13、追加屋
根生成部14、4面体生成部15、交差時4面体生成部
16、重複時4面体生成部17を備える。上記屋根生成
部13は、上記屋根情報入力部8により入力された屋根
の形状や矩形に基づいて所定の屋根を生成するためのも
のである。また上記追加屋根生成部14は、上記重複判
別部10により複数の屋根が重複していると判別された
時に重複部分の矩形と同じ矩形でかつ重複する屋根と同
形状の屋根を生成する。上記4面体生成部15は、後述
する屋根追加部18により追加された屋根の棟部分を1
辺とする4面体を生成する。上記交差時4面体生成部1
6は、上記4面体交差判別部11により4面体が交差し
ていると判別された時に交差する棟を1辺とする4面体
を生成する。また上記重複時4面体生成部17は、上記
4面体重複判別部12により4面体が重複していると判
別された時に重複部分を1辺とする4面体を生成する。
【0014】上記追加部5は、屋根追加部18、4面体
追加部19、交差時4面体追加部20、重複時4面体追
加部21を備える。上記屋根追加部18は、上記追加屋
根生成部14により生成された屋根を重複部分に対し排
他的論理和により追加する。また上記4面体追加部19
は、上記4面体生成部15により生成された4面体を重
複部分に対し排他的論理和により追加する。上記交差時
4面体追加部20は、上記交差時4面体生成部16によ
り生成された4面体を交差部分に対し排他的論理和によ
り追加する。また上記重複時4面体追加部21は、重複
時4面体生成部17により生成された4面体を重複部に
対し排他的論理和により追加する。
【0015】上記出力部6は、上記入力部1により入力
された屋根の形状・矩形情報や、追加部5により追加さ
れた屋根や4面体を出力するものであり、CRT・プラ
ズマディスプレイ・液晶ディスプレイ等の画像出力装
置、スピーカ・言語変換部等の音声出力装置、XーYプ
ロッタ等を備える。上記制御部7は上記入力部1、記憶
部2、判別部3、生成部4、追加部5及び出力部6を制
御する。なお上記判別部3、生成部4、追加部5、制御
部7は任意の演算処理装置を備える。
【0016】次に、本実施例における屋根の設計動作に
ついて説明する。まず上記屋根情報入力部1により任意
の屋根の形状と矩形とが入力される。ここで形状情報と
は例えば「寄せ棟屋根」、「切り妻屋根」のようなもの
で、矩形情報とは屋根を生成したい建屋の外形情報のよ
うなものである。一方、上記変換情報入力部9により予
め変換情報が記憶されている。この変換情報とは、上記
屋根情報入力部1により入力された屋根の形状及び矩形
を所要の屋根情報に変換するための情報であり、例えば
「寄せ棟屋根を生成する場合の棟の角度」や「矩形情報
に対する軒の突出寸法」のようなものである。
【0017】このように屋根情報入力部1により屋根の
形状と矩形が入力された時点で、これらの情報と上記変
換情報入力部9により入力されている変換情報とに基づ
いて上記屋根生成部13により所定の屋根が生成され
る。例えば入力された矩形情報が「幅=5m、長さ=1
5m」で形状情報が「寄せ棟屋根」であり、また入力さ
れた変換情報が「寄せ棟屋根を生成する場合の棟の角度
は45度」、「矩形情報に対する軒の突出寸法が50c
m」であれば、幅が5m50cm(矩形情報5m+突出
寸法50cm)で長さが15m50cm(矩形情報15
m+突出寸法50cm)であり棟の角度が45度の寄せ
棟屋根が生成される。このように上記屋根生成部13に
より生成された屋根情報が上記記憶部2により記憶され
る。
【0018】上記のように屋根生成部13により屋根が
生成される毎に、生成された屋根と以前に生成された屋
根が重複しているか否かが、上記重複判別部10により
判別される。この判別は上記記憶部2に記憶された屋根
情報に基づいて行われる。すなわち形状情報と矩形情報
とにより定められる各屋根の領域に共通の領域が存在し
ている場合には、屋根が重複しているものと判別され
る。
【0019】このように重複判別部10により複数の屋
根が重複しているものと判別された場合には、上記追加
屋根生成部14により重複部分の矩形と同じ矩形でかつ
重複する屋根と同形状の屋根が生成される。まず寄せ棟
型の屋根同士が重複している場合について説明する。例
えば図2に示すように、屋根Y1と屋根Y2とが入力さ
れている場合において、上記重複判別部10により屋根
Y1と屋根Y2とが重複していると認識された場合を考
える。ここで重複部分を拡大して図3に示し、追加屋根
生成部14により生成された屋根を図4に示す。すなわ
ち図4に示す屋根は図3に示す屋根と同じ矩形を有し、
図3に示す屋根と同形状(寄せ棟型であり、棟の傾きも
同じ)ものである。
【0020】このように生成された屋根は、上記屋根追
加部18により重複部分に対して排他論理和の関係で追
加される。ここで排他論理和の関係とは、ある情報に対
して他の情報を追加する場合に両情報の重複部が削除さ
れ、いずれか一方のみが有する情報だけが残存して合成
される関係をいう。例えば図3に示す重複部分に対して
図4に示す生成された屋根を追加すると、図5に示す屋
根になる。すなわち図3と図4の両方に存在する辺H1
の情報は、図5では削除されている(図5において点線
で示す情報は、削除された情報を示す)。一方、図4に
のみ存在する辺H2の情報は、図5においても残存す
る。これまでの動作がなされた屋根の全体図を図6に示
す。
【0021】次に、上記4面体生成部15により、上記
屋根追加部18により追加された屋根の棟部分を1辺と
する4面体が生成される。例えば図6に示す辺H2を1
辺とする4面体が生成される。この4面体を図7に示
す。そして上記4面体追加部19により、上記4面体生
成部15により生成された4面体が重複部分に対し排他
的論理和により追加される。例えば図6に示す屋根の重
複部分に対し図7に示す4面体を追加すると、図8に示
す屋根になる。このような1連の動作により、設計者の
計算等をなんら必要とすることなく、図8に示す形状を
有する屋根が自動的に設計される。同様に、図9、1
1、13、15、17に示す屋根に4面体を追加して例
をそれぞれ図10、12、14、16、18に示す。
【0022】ここで、上記のような1連の動作により設
計した屋根に不具合が生ずることがある。この不具合と
しては、図20に示すように追加した4面体が元の屋根
を越える場合と、図22に示すように追加した4面体が
複数あり、これら追加した4面体同士が重複する場合と
の2通りがある。これら2通りの不具合が生じた場合に
は、それぞれ以下に説明する交差解消動作と重複解消動
作とに移行する。
【0023】まず交差解消動作について説明する。すな
わち上記の屋根設計動作の終了時点で、追加された4面
体が元の屋根の棟と交差するか否かが上記4面体交差判
別部11により判別される。そして交差すると判別され
た場合には、上記交差時4面体生成部16により、棟が
交差する部分を一辺とする4面体が生成される。例えば
図19に示す屋根に上記4面体追加部19によって4面
体を追加した場合には、図20に示すように追加した4
面体が元の屋根を越える。この場合に、棟が交差する部
分の辺H3を一辺とする4面体が生成される。
【0024】このように生成された4面体は、上記交差
時4面体追加部20によって交差部に対し排他的論理和
の関係で追加される。図20に示す交差部に4面体を追
加した例を図21に示す。このような交差解消動作を経
ることによって、交差した4面体が元の屋根の勾配に沿
った滑らかな屋根となり、すなわち4面体の突出した部
分が削除されて、追加した4面体が元の屋根を越える不
具合を自動的に解消できる。
【0025】次に重複解消動作について説明する。まず
上記屋根設計動作や交差解消動作の終了時点で、追加し
た4面体が複数あり、これら追加した4面体同士が重複
するか否かが上記4面体重複判別部12により判別され
る。そして重複すると判別された場合には、上記重複時
4面体生成部17により、4面体が交差する部分を一辺
とする4面体が生成される。例えば図22に示すように
屋根に追加した4面体同士が重複する場合には、4面体
が交差する部分の辺H4を一辺とする4面体が生成され
る。
【0026】このように生成された4面体は、上記重複
時4面体追加部21によって重複部に対し排他的論理和
の関係で追加される。図22に示す重複部に4面体を追
加した例を図23に示す。このような重複解消動作を経
ることによって、重複した4面体が元の屋根の勾配に沿
った滑らかな屋根となり、追加した4面体同士が重複す
る不具合を自動的に解消できる。上記のような動作を経
て4面体が追加された屋根は、CAD情報として任意に
建屋情報に組込まれ、建屋の一部として上記出力部6に
より出力される。なおこれら屋根設計動作、交差解消動
作及び重複解消動作は、屋根情報入力部8により屋根情
報が入力される毎に行われるので、設計者は設計状況を
逐次確認しながら設計作業を行うことができる。
【0027】これまでは寄せ棟型の屋根同士が重複して
いる場合の動作について示したが、切り妻型の屋根同
士、あるいは寄せ棟型と切り妻型が重複している場合に
ついても同様な動作が行われる。以下これらの場合につ
いて説明する。図24に示すのは、切り妻型の屋根同士
が重複している場合である。このように重複しているこ
とが、上記重複判別部10により判別されると、屋根設
計動作に移行する。図25に示すのは重複部の拡大図で
あり、この重複部と同矩形で重複している屋根と同形状
(この場合は切り妻型)の屋根が上記追加屋根生成部1
4により生成される。このように生成された屋根を図2
6に示す。次に追加屋根生成部14により生成された屋
根が上記屋根追加部18により排他論理和の関係で追加
される。その後の4面体の生成や追加、さらに交差解消
動作や重複解消動作は上記したのと同様に行われる。図
24の屋根に体し屋根設計動作を行った屋根を図27に
示す。
【0028】また図28に示すのは、寄せ棟型と切り妻
型の屋根とが重複している場合である。このように重複
していることが、上記重複判別部10により判別される
と、屋根設計動作に移行する。図29に示すのは重複部
の拡大図であり、この重複部と同矩形で重複している屋
根と同形状(この場合は一方が切り妻型、他方が寄せ棟
型)の屋根が上記追加屋根生成部14により生成され
る。このように生成された屋根を図30に示す。次に追
加屋根生成部14により生成された屋根が上記屋根追加
部18により排他論理和の関係で追加される。その後の
4面体の生成や追加、さらに交差解消動作や重複解消動
作は上記したのと同様に行われる。図28の屋根に体し
屋根設計動作を行った屋根を図31に示す。
【0029】
【発明の効果】上記したように請求項1に記載の本発明
は、屋根の形状及び矩形を入力するための屋根情報入力
部と、入力された屋根の形状及び矩形を所要の屋根情報
に変換するための変換情報を入力するための変換情報入
力部と、入力された屋根の形状や矩形及び変換情報に基
づいて所要の屋根を生成する屋根生成部と、出力部及び
制御部とを備えたことにより、屋根の形状等のわずかな
情報入力するだけでこれら情報に基づいて自動的に屋根
が生成されるので、専門の知識や経験を要することなく
非常に容易に屋根の設計を行うことができるという効果
がある。
【0030】さらに請求項2に記載の本発明は、屋根の
形状及び矩形を入力するための屋根情報入力部と、入力
された屋根の形状及び矩形に基づいて屋根同士の重複の
有無を判別する重複判別部と、重複部分の矩形と同じ矩
形でかつ重複する屋根と同じ形状の屋根を生成する屋根
生成部と、屋根を重複部分に対し排他的論理和により追
加する屋根追加部と、追加された屋根の棟部分を1辺と
する4面体を生成する4面体生成部と、4面体を重複部
分に対し排他的論理和により追加する4面体追加部と、
上記各部を制御する制御部とを備えたことにより、屋根
の形状と矩形を入力するだけで屋根同士の重複の有無が
自動的に認識され、重複している時には重複部分に追加
すべき屋根等が自動的に追加されて屋根仕舞いが良好に
処理されるので、屋根同士の重複部の設計も専門の知識
や経験を要することなく非常に容易に行うことができる
という効果がある。
【0031】また上記請求項3に記載の本発明は、追加
された4面体が元の屋根の棟と交差するか否かを判別す
る4面体交差判別部と、交差する棟を1辺とする4面体
を生成する交差時4面体生成部と、生成された4面体を
交差部分に対し排他的論理和により追加する交差時4面
体追加部とを備えたことにより、追加された屋根と元の
屋根との高さが一致するか否かが自動的に判別され、一
致しない場合には高い方の屋根の突出している部分が自
動的に削除されるので、追加した屋根が元の屋根を越え
る不具合を容易に解消できる。
【0032】さらに上記請求項4に記載の本発明は、追
加された4面体が他の4面体と重複するか否かを判別す
る4面体重複判別部と、重複部分を1辺とする4面体を
生成する重複時4面体生成部と、生成された4面体を重
複部に対し排他的論理和により追加する重複時4面体追
加部とを備えたことにより、自動的に発生させた屋根同
士が干渉する場合には、干渉する部分に追加すべき屋根
が自動的に作成され、追加されるので、追加した屋根同
士が干渉する不具合を容易に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】屋根設計動作を行う前の概念図である。
【図3】図2の重複部の拡大図である。
【図4】追加屋根生成部により生成された屋根の概念図
である。
【図5】図3の重複部に図4の屋根を追加した場合の概
念図である。
【図6】図2の屋根に生成された屋根を追加した場合の
概念図である。
【図7】図6の屋根に追加する4面体の概念図である。
【図8】図6の屋根に4面体を追加した場合の概念図で
ある。
【図9】屋根設計動作を行う前の他の例における概念図
である。
【図10】図9の屋根に屋根設計動作を行った場合の概
念図である。
【図11】屋根設計動作を行う前の他の例における概念
図である。
【図12】図11の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【図13】屋根設計動作を行う前の他の例における概念
図である。
【図14】図13の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【図15】屋根設計動作を行う前の他の例における概念
図である。
【図16】図15の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【図17】屋根設計動作を行う前の他の例における概念
図である。
【図18】図17の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【図19】屋根設計動作を行う前の他の例における概念
図である。
【図20】図19の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【図21】図20の屋根の交差解消動作を行った場合の
概念図である。
【図22】屋根設計動作により追加した4面体が重複す
る場合の概念図である。
【図23】図22の屋根に重複解消動作を行った場合の
概念図である。
【図24】切り妻型の屋根同士が重複している場合の概
念図である。
【図25】図24の重複部の拡大図である。
【図26】追加屋根生成部により生成された屋根の概念
図である。
【図27】図24の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【図28】切り妻型の屋根と寄せ棟型の屋根とが重複し
ている場合の概念図である。
【図29】図28の重複部の拡大図である。
【図30】追加屋根生成部により生成された屋根の概念
図である。
【図31】図28の屋根に屋根設計動作を行った場合の
概念図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 記憶部 3 判別部 4 生成部 5 追加部 6 出力部 7 制御部 8 屋根情報入力部 9 変換情報入力部 10 重複判別部 11 4面体交差判別部 12 4面体重複判別部 13 屋根生成部 14 追加屋根生成部 15 4面体生成部 16 交差時4面体生成部 17 重複時4面体生成部 18 屋根追加部 19 4面体追加部 20 交差時4面体追加部 21 重複時4面体追加部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の形状及び矩形を入力するための屋
    根情報入力部と、該屋根情報入力部により入力された屋
    根の形状及び矩形を所要の屋根情報に変換するための変
    換情報を入力するための変換情報入力部と、上記屋根情
    報入力部により入力された屋根の形状や矩形及び上記変
    換情報入力部により入力された変換情報に基づいて所要
    の屋根を生成する屋根生成部と、該屋根生成部により生
    成された屋根を出力する出力部と、上記各部を制御する
    制御部とを備えたことを特徴とする屋根設計システム。
  2. 【請求項2】 上記屋根生成部により複数の屋根が生成
    された場合にこれら屋根の形状及び矩形に基づいて屋根
    同士の重複の有無を判別する重複判別部と、該重複判別
    部により複数の屋根が重複していると判別された時に重
    複部分の矩形と同じ矩形でかつ重複する屋根と同じ形状
    の屋根を生成する追加屋根生成部と、該追加屋根生成部
    により生成された屋根を重複部分に対し排他的論理和に
    より追加する屋根追加部と、該屋根追加部により追加さ
    れた屋根の棟部分を1辺とする4面体を生成する4面体
    生成部と、該4面体生成部により生成された4面体を重
    複部分に対し排他的論理和により追加する4面体追加部
    とを備えたことを特徴とする上記請求項1に記載の屋根
    設計システム。
  3. 【請求項3】 上記4面体追加部により追加された4面
    体が元の屋根の棟と交差するか否かを判別する4面体交
    差判別部と、該4面体交差判別部により4面体が交差し
    ていると判別された時に交差する棟を1辺とする4面体
    を生成する交差時4面体生成部と、該交差時4面体生成
    部により生成された4面体を交差部分に対し排他的論理
    和により追加する交差時4面体追加部とを備えたことを
    特徴とする上記請求項2に記載の屋根設計システム。
  4. 【請求項4】 上記4面体追加部や交差時4面体追加部
    により追加された4面体が他の4面体と重複するか否か
    を判別する4面体重複判別部と、該4面体重複判別部に
    より4面体が重複していると判別された時に重複部分を
    1辺とする4面体を生成する重複時4面体生成部と、該
    重複時4面体生成部により生成された4面体を重複部に
    対し排他的論理和により追加する重複時4面体追加部と
    を備えたことを特徴とする上記請求項3に記載の屋根設
    計システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188422A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Sekisui House Ltd 住宅屋根自動設計装置における入出力システム
JP2009512048A (ja) * 2005-10-11 2009-03-19 フランス テレコム 屋根および建物の構造に基づいて建物の屋根の3次元表現の屋根および建物の構造を送信するための方法、装置およびプログラム

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