JPH08278456A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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Publication number
JPH08278456A
JPH08278456A JP7084094A JP8409495A JPH08278456A JP H08278456 A JPH08278456 A JP H08278456A JP 7084094 A JP7084094 A JP 7084094A JP 8409495 A JP8409495 A JP 8409495A JP H08278456 A JPH08278456 A JP H08278456A
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JP
Japan
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tubular portion
distal end
optical system
observation optical
tubular
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Pending
Application number
JP7084094A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Murai
誠一郎 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08278456A publication Critical patent/JPH08278456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00097Sensors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対物レンズのレンズ面に体液等の異物が膜状
に付着した場合でも対物レンズに付着した異物を効率的
に除去することのできる内視鏡を提供する。 【構成】 管状部7の先端部にリング状の振動体16を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体の体腔内や配管の
内面等を観察する場合に用いられる内視鏡に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内視鏡は操作部と、この
操作部の前端から延出した管状部とを備えており、管状
部の先端に設けられた照明レンズで被検査対象物の内部
を照明するようになっている。また、この種の内視鏡は
管状部の先端に対物レンズを備えており、この対物レン
ズで観察部位の光学像を取り込むようになっている。そ
して、対物レンズに入射した光学像を例えば管状部内に
組み込まれた固体撮像素子(CCD)で画像信号に変換
してモニタ用テレビに観察部位の光学像を表示するよう
に構成されている。
【0003】このため、上述した内視鏡では対物レンズ
に体液等の異物が付着すると、モニタ用テレビの表示画
面が暗くなり、生体の体腔内や配管の内面等を観察する
ことが困難になるという不具合がある。
【0004】そこで、従来では前述した管状部の先端に
送水ノズルを設け、この送水ノズルから対物レンズのレ
ンズ面に水等の洗浄液を噴出して対物レンズに付着した
異物を除去するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では体液等の異物が対物レンズのレンズ面に
薄い膜状に付着している場合には、送水ノズルから対物
レンズのレンズ面に水等の洗浄液を噴出しても異物を効
果的に除去することが困難であった。
【0006】本発明は上述した事情に基づいてなされた
もので、その目的は対物レンズのレンズ面に体液等の異
物が膜状に付着している場合でも対物レンズに付着した
異物を効果的に除去することのできる内視鏡を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、可撓性の管状部と、この管状部
の先端面に設けられた観察光学系と、この観察光学系に
近接して設けられた鉗子口と、上記管状部の先端面に設
けられ上記観察光学系を洗浄する洗浄液を噴出させる洗
浄液噴出口と、上記管状部の先端部に微小振動を印加す
る振動印加手段とを具備してなることを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2の発明は、上記観察光学系が対物
レンズと、この対物レンズにより結像した光学像を画像
信号に変換する固体撮像素子とを有し、上記振動印加手
段が上記固体撮像素子の画素ピッチの1/2に相当する
振幅の振動を印加することを特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、上記管状部の先端周縁
部に液体の排出溝を形成したことを特徴とするものであ
る。請求項4の発明は、上記管状部の外周面に上記排出
溝に近接して突起を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項5の発明は、上記洗浄液噴出口から
の液体が流れる領域に突起を設けたことを特徴とするも
のである。請求項6の発明は、可撓性の管状部と、この
管状部の先端面に設けられた観察光学系と、この観察光
学系に近接して設けられた鉗子口と、上記管状部の先端
面に設けられ上記観察光学系を洗浄する洗浄液を噴出さ
せる洗浄液噴出口と、上記管状部の先端周面部に設けら
れ上記管状部の先端部に作用する力を検出する複数個の
力センサとを具備してなることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項7の発明は、上記力センサによる力
検出結果をモニタに画像表示するようにしたことを特徴
とするものである。請求項8の発明は、上記モニタにて
画像表示された力検出結果に基づいて操作され上記管状
部の先端部の姿勢を制御する姿勢制御部を設けたことを
特徴とするものである。
【0012】請求項9の発明は、上記姿勢制御部が上記
管状部の先端部の複数位置に一端が固定され上記管状部
内に移動自在に設けられた複数のワイヤと、このワイヤ
の他端部を牽引・解放し上記管状部の先端部の姿勢を制
御することを特徴とするものである。
【0013】請求項10の発明は、可撓性の管状部と、
この管状部の先端面に設けられた観察光学系と、この観
察光学系に近接して設けられた鉗子口と、上記管状部の
先端面に設けられ上記観察光学系を洗浄する洗浄液を噴
出させる洗浄液噴出口とを具備し、上記管状部の先端部
に近接した部位には、内圧により膨脹自在な弾性体から
なり、上記管状部の先端部の姿勢を制御する姿勢制御部
が設けられていることを特徴とするものである。
【0014】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、上記姿勢制御部の内部が円周方向に設けられた
複数の隔壁により気密に区画されていることを特徴とす
るものである。
【0015】請求項12の発明は、上記隔壁により区画
された複数の密閉空間には各別に気体が供給され、これ
ら各密閉空間ごとに上記姿勢制御部の膨脹量を制御する
ことにより、上記管状部の姿勢を制御することを特徴と
するものである。
【0016】請求項13の発明は、請求項11の発明に
おいて、上記姿勢制御部が軸方向に複数個連設されてい
ることを特徴とするものである。請求項14の発明は、
請求項13の発明において、上記姿勢制御部が気体の供
給により気体供給源に近い方から順次膨脹することを特
徴とするものである。
【0017】請求項15の発明は、請求項10の発明に
おいて、上記姿勢制御部が上記管状部の外周面に取付け
られ上記管状部を経由して供給された気体の圧力により
膨脹自在な弾性体と、上記弾性体の内周面及び上記管状
部の外周面に対向して一対ずつ周方向に複数対固着され
吸引力または反発力を発生させる電磁シートとを具備す
ることを特徴とするものである。
【0018】請求項16の発明は、請求項15の発明に
おいて、上記管状部の末端部には、操作部が接続され、
上記操作部に設けられたスイッチにより上記電磁シート
を作動させることを特徴とするものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明では、振動印加手段から観察光
学系に微小振動を印加すると、観察光学系に付着した膜
状の異物が観察光学系から剥離し易くなる。請求項2の
発明では、振動印加手段を固体撮像素子の画素ピッチの
1/2に相当する振幅で振動させると、固体撮像素子の
空間サンプリング点が2箇所となる。
【0020】請求項3の発明では、管状部の先端周縁部
に液体の排出溝を形成することにより管状部の先端周縁
部における水切り性が向上する。請求項4及び請求項5
の発明では、対物レンズのレンズ面から洗い流された粘
液等の異物が排出溝を通って対物レンズに再付着するこ
とが防止されるという作用を奏する。
【0021】請求項6の発明では、管状部の先端部が消
化管などの管路の内壁に当接すると、管状部の先端周面
部に設けられた力センサから電気信号が出力される。請
求項7の発明では、力センサの出力をモニタ装置の画面
に表示することにより、管状部の先端部に加わる外力の
大きさと方向が認識できる。
【0022】請求項8の発明では、モニタにて画像表示
された力検出結果に基づいて姿勢制御部を操作すること
により、管状部の先端部が管路の内壁と干渉しない方向
に湾曲する。
【0023】請求項9の発明では、管状部内に移動自在
に設けられた複数のワイヤを牽引・解放することにより
管状部の先端部が湾曲する。請求項10乃至請求項12
の発明では、管状部の先端部を所望の方向に湾曲させる
ことができる。
【0024】請求項13乃至請求項14の発明では、姿
勢制御部に気体を供給すると、管状部の先端部が進退動
作する。請求項15及び請求項16の発明では、管状部
の先端部を所望の方向に湾曲させることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1〜図12
を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例に係る
内視鏡を示しており、本発明の第1実施例に係る内視鏡
は、図1に示すように、ユニバーサルコード1と、この
ユニバーサルコード1の基端部に設けられた操作部3
と、この操作部3の前端から延出した直径10mm程度
の管状部7とを備えている。
【0026】ユニバーサルコード1は先端にコネクタ2
を有しており、このコネクタ2を介して不図示のモニタ
用テレビや光源装置に接続されるようになっている。一
方、操作部3は操作ノブ4を有しており、この操作ノブ
4を回転操作することにより管状部7の先端部が湾曲す
るようになっている。また、操作部3は送水スイッチ5
および送気スイッチ6を有しており、送水スイッチ5を
オン操作することにより管状部7の先端に設けられた洗
浄液噴出口である送水ノズル12(図2参照)から水等
の液体が後述する対物レンズ14のレンズ面に向けて噴
出し、送気スイッチ6をオン操作することにより管状部
7の先端に設けられた送気ノズル13(図2参照)から
空気等の気体が対物レンズ14のレンズ面に噴出するよ
うになっている。
【0027】図2は管状部7の先端部分を示しており、
この管状部7の先端には鉗子口8が設けられている。こ
の鉗子口8は操作部3に設けられた鉗子挿入口9(図1
参照)に連通しており、この鉗子挿入口9から挿入され
た鉗子で体腔内の組織を採取できるようになっている。
また、管状部7の先端には照明レンズ10,11、送水
ノズル12および送気ノズル13が設けられていると共
に、観察部位の光学像を取り込む対物レンズ14が設け
られている。
【0028】一方、管状部7の先端部内にはCCD15
(図1参照)が組み込まれており、対物レンズ14に入
射した光学像は、このCCD15で画像信号に変換され
て不図示のモニタ用テレビに映し出されるようになって
いる。
【0029】管状部7の先端部には、振動印加手段であ
るリング形状の振動体16(図2参照)が組み込まれて
いる。この振動体16はPZT(チタンジルコン酸鉛)
やLiNbO3 (ニオブ酸リチウム)等からなり、図示
しない電源から数kHz〜数MHzの交流電圧が印加さ
れると、図2中矢印方向(管状部7の長手方向)に数十
nm〜数μmの振幅で微小振動するようになっている。
【0030】管状部7の先端周面部には、管状部7の先
端周縁部における水切り性を良くするための複数本の溝
17(図2参照)が管状部7の長手方向に沿って形成さ
れている。これらの溝17はその深さと幅が管状部7の
基端部に向かって漸次的に小さくなっている。
【0031】また、管状部7の先端周面部には、前述し
た溝17内を流下した液体を滴下させるための複数個の
突起18が溝17に対応して複数設けられている。管状
部7の先端部には、チューブ状部材19(図3参照)が
設けられている。このチューブ状部材19はゴム等の弾
性材からなり、その両端部を管状部7の外周面にワイヤ
等で緊縛固定されている。
【0032】一方、管状部7の内部には姿勢制御部とし
ての送気チューブ20(図3参照)が設けられている。
この送気チューブ20はチューブ状部材19の内側に空
気等の流体を送気してチューブ状部材19を図4のよう
に管状部7の径方向に膨脹させるものであり、この送気
チューブ20には図示しない流体供給源が接続されてい
る。
【0033】図5は図4のA−A線に沿った断面図を示
しており、チューブ状部材19の内面には複数の電磁シ
ート21a,21b,21c,21dが管状部7の周方
向に間隔を存して配設されている。そして、管状部7の
外周面には複数の電磁シート21e,21f,21g,
21hが前記電磁シート21a,21b,21c,21
dに対向して設けられている。これらの電磁シート21
a,21b,21c,21d,21e,21f,21
g,21hは管状部7の先端部を上下左右に湾曲させる
ためのものであり、これらの電磁シート21a,21
b,21c,21d,21e,21f,21g,21h
にはそれぞれリード線40a,40b,40c,40
d,40e,40f,40g,40h(図6参照)の一
端が接続されている。これらリード線40a,40b,
40c,40d,40e,40f,40g,40hの他
端は、図6に示すように、操作部3内または管状部7内
に設けられた制御回路41に接続しており、この制御回
路41には操作部3に設けられた湾曲操作スイッチ42
(図6及び図7参照)が接続されている。この湾曲操作
スイッチ42は、図8に示すように、球形状の操作部材
43と、この操作部材43を回転自在に保持する保持体
44とを有し、この保持体44には操作部材43に設け
られた接触抵抗素子45aと電気的な抵抗検出回路を形
成する接触抵抗素子45b,45cが設けられている。
そして、前記制御回路41は湾曲操作部42の接触抵抗
素子45aと接触抵抗素子45bおよび接触抵抗素子4
5aと接触抵抗素子45cとの接触抵抗値の変化を演算
することにより、管状部7の先端部の湾曲量を定めるよ
うに構成されている。
【0034】本発明の第1の実施例に係る内視鏡では、
管状部7の先端部に組み込まれた振動体16に数kHz
〜数MHzの交流電圧を印加すると、管状部7の先端に
設けられた照明レンズ10,11、送水ノズル12、送
気ノズル13および対物レンズ14が図2中矢印方向
(管状部7の長手方向)に微小振動する。そして、対物
レンズ14が微小振動すると、対物レンズ14のレンズ
面に付着した体液等の異物が対物レンズ14のレンズ面
から剥離し易くなるので、対物レンズ14のレンズ面に
体液等の異物が膜状に付着している場合でも対物レンズ
14に付着した異物を効果的に除去することができる。
【0035】また、本発明の第1の実施例に係る内視鏡
では、管状部7の先端周面部に水切り用の複数の溝17
が設けられているので、管状部7の先端周縁部における
水切り性を良くすることができる。
【0036】また、本発明の第1の実施例に係る内視鏡
では、管状部7の先端周面部に形成された溝17の終端
部に突起18が設けられているので、送水ノズル12か
らの液体によって対物レンズ14のレンズ面から洗い流
された異物が逆流して対物レンズ14のレンズ面に再付
着することを防止できる。
【0037】さらに、本発明の第1の実施例に係る内視
鏡では、送気チューブ20からチューブ状部材19の内
側に空気等の流体を導入すると、図11に示すように、
チューブ状部材19が管状部7の径方向に膨脹する。こ
れにより管状部7の先端部7aを例えば消化管などの管
路22の中央部に固定することができる。
【0038】また、本発明の第1の実施例に係る内視鏡
では、操作部3に設けられた湾曲操作部42の操作部材
43を所望の方向に回転操作すると、例えば制御回路4
1から電磁シート21a,21eに電圧信号が印加され
る。そして、制御回路41から電磁シート21a,21
eに電圧信号が印加されると、電磁シート21a及び電
磁シート21eが励磁され、電磁シート21aと電磁シ
ート21eとの間に電磁力が発生する。そして、電磁シ
ート21aと電磁シート21eとの間に電磁力が発生す
ると、電磁シート21eが図12に示すように電磁シー
ト21a側に引き寄せられることになるので、管状部7
の先端部7aを所望の方向に湾曲させることができる。
【0039】なお、上述した本発明の第1の実施例で
は、球形状の操作部材43を有する湾曲操作部42を用
いて管状部7の先端部7aを所望の方向に湾曲させるよ
うにしたが、図9に示すように操作部材43が凹形状の
湾曲操作部46や、図10に示すように操作レバー47
を有するジョイスティック方式の湾曲操作部48を用い
て管状部7の先端部7aを所望の方向に湾曲させるよう
にしてもよい。
【0040】次に、本発明の第2の実施例を図13〜図
20を参照して説明する。図13は本発明の第2実施例
に係る内視鏡を示しており、本発明の第2実施例に係る
内視鏡は、ユニバーサルコード1と、このユニバーサル
コード1の基端部に設けられた操作部3と、この操作部
3の前端から延出した直径10mm程度の管状部7とを
備えている。
【0041】ユニバーサルコード1は先端にコネクタ2
を有しており、このコネクタ2を介して不図示のモニタ
用テレビや光源装置に接続されるようになっている。一
方、操作部3は操作ノブ4を有しており、この操作ノブ
4を回転操作することにより管状部7の先端部が湾曲す
るようになっている。また、操作部3は送水スイッチ5
および送気スイッチ6を有しており、送水スイッチ5を
オン操作することにより管状部7の先端に設けられた送
水ノズル12(図14参照)から水等の液体が噴出し、
送気スイッチ6をオン操作することにより管状部7の先
端に設けられた送気ノズル13(図14参照)から空気
が噴出するようになっている。
【0042】図14は管状部7の先端部分を示してお
り、この管状部7の先端には鉗子口8が設けられてい
る。この鉗子口8は操作部3に設けられた鉗子挿入口9
(図13参照)に連通しており、この鉗子挿入口9から
挿入された鉗子で体腔内の組織を採取できるようになっ
ている。また、管状部7の先端には照明レンズ10,1
1、送水ノズル12および送気ノズル13が設けられて
いると共に、観察部位の光学像を取り込む対物レンズ1
4が設けられている。
【0043】一方、管状部7の先端部内にはCCD15
(図13参照)が組み込まれており、対物レンズ14に
入射した光学像はCCD15で画像信号に変換された
後、不図示のモニタテレビに表示されるようになってい
る。
【0044】また、管状部7の先端部内には対物レンズ
14を保持するレンズホルダ23(図15参照)が設け
られていると共に、レンズホルダ23を図15中矢印方
向(管状部7の径方向)に微小振動させる振動体24
a,24bが設けられている。これらの振動体24a,
24bは例えばPZT(チタンジルコン酸鉛)やLiN
bO3 (ニオブ酸リチウム)等からなり、図示しない電
源から交流電圧が印加されると、図15中矢印方向に微
小振動するようになっている。
【0045】振動体24a,24bには固定部材25
a,25bを介してCCD15が固定されており、CC
D15は振動体24a,24bと共に図15中矢印方向
に水平画素ピッチの1/2に相当する振幅で振動するよ
うになっている。
【0046】管状部7の先端外周部には圧電フィルム等
からなる複数個の力センサ26(図14参照)が管状部
7の円周方向に沿って等間隔で配設されている。これら
の力センサ26から出力された信号は図示しないセンサ
アンプ・コントローラに入力され、その方向と大きさが
図16に示すモニタ画面に表示されるようになってい
る。
【0047】図17は力センサ26の出力電圧と力セン
サ26に作用する外力との関係を示しており、同図に示
すように、力センサ26の出力電圧と力センサ26に作
用する外力はほぼ比例関係にある。
【0048】管状部7の先端部には姿勢制御部であるチ
ューブ状部材19(図18参照)が設けられている。こ
のチューブ状部材19はゴム等の弾性材からなり、その
両端部を管状部7の外周面にワイヤ等で緊縛固定されて
いる。また、このチューブ状部材19は複数の隔膜19
a(図19参照)を有しており、これらの隔膜19aで
チューブ状部材19の内側に複数の密閉空間19bを形
成している。
【0049】一方、管状部7の内部には各密閉空間19
bごとに空気等の気体を個別に送気する複数本の送気チ
ューブ20(図18参照)が設けられている。これらの
送気チューブ20はチューブ状部材19の内側に空気等
の流体を送気するものであり、図示しない流体供給源に
接続されている。
【0050】上記のように構成される本発明の第2の実
施例に係る内視鏡では、管状部7の先端部に組み込まれ
た振動体24a,24bに数kHz〜数MHzの交流電
圧を印加すると、対物レンズ14およびCCD15が図
15中矢印方向に微小振動する。そして、対物レンズ1
4が微小振動すると、対物レンズ14に付着した体液等
の異物が対物レンズ14のレンズ面から剥離し易くなる
ので、対物レンズ14のレンズ面に体液等の異物が膜状
に付着している場合でも対物レンズ14に付着した異物
を効果的に除去することができる。
【0051】また、振動体24a,24bが微小振動す
ると、CCD15が水平画素ピッチの1/2に相当する
振幅で振動する。そして、CCD15が水平画素ピッチ
の1/2に相当する振幅で振動すると、CCD15の空
間サンプリング点が2箇所となるので、CCD15から
の画像信号を回路上で処理すれば水平解像度が2倍に向
上し、上述した異物除去作用と相俟って鮮明な画像を得
ることができる。
【0052】また、本発明の第2の実施例に係る内視鏡
では、送気チューブ20からチューブ状部材19の内側
に空気等の流体を供給すると、図18に示すように、チ
ューブ状部材19が管状部7の径方向に膨脹する。この
とき、送気チューブ20からチューブ状部材19の各密
閉空間19bに供給される流体の供給量を適当に加減す
ることにより、図18に示すように、管状部7の先端部
7aを所望の方向に湾曲させることができる。
【0053】さらに、本発明の第2の実施例に係る内視
鏡では、管状部7の先端周面部に複数個の力センサ26
が管状部7の円周方向に沿って配設されているので、こ
れらの力センサ26で管状部7の先端部に作用する外力
を検出することができる。
【0054】また、管状部7の先端周面部に配設された
複数個の力センサ26の出力を図16に示すようにモニ
タ画面に表示することにより、管状部7の先端部に作用
する外力の方向と大きさを認識することができ、このモ
ニタ画面に表示された管状部7の先端部の状態観察に基
づいて送気チューブ20からの各密閉空間19bへの送
気量を加減調節することにより管状部7の先端部の位置
を最適に制御することができる。
【0055】次に、本発明の第3実施例を図20〜図2
4を参照して説明する。図15は本発明の第3実施例に
係る内視鏡を示しており、本発明の第3実施例に係る内
視鏡は、ユニバーサルコード1と、このユニバーサルコ
ード1の基端部に設けられた操作部3と、この操作部3
の前端から延出した直径10mm程度の管状部7とを備
えている。
【0056】ユニバーサルコード1は先端にコネクタ2
を有しており、このコネクタ2を介して不図示のモニタ
用テレビや光源装置に接続されるようになっている。一
方、操作部3は操作ノブ4を有しており、この操作ノブ
4を回転操作することにより管状部7の先端部が湾曲す
るようになっている。また、操作部3は操作部3は送水
スイッチ5および送気スイッチ6を有しており、送水ス
イッチ5をオン操作することにより管状部7の先端に設
けられた送水ノズル12(図20参照)から水等の液体
が噴出し、送気スイッチ6をオン操作することにより管
状部7の先端に設けられた送気ノズル13(図20参
照)から空気が噴出するようになっている。
【0057】図21は管状部7の先端部分を示してお
り、この管状部7の先端には鉗子口8が設けられてい
る。この鉗子口8は操作部3に設けられた鉗子挿入口9
(図20参照)に連通しており、この鉗子挿入口9から
挿入された鉗子で体腔内の組織を採取できるようになっ
ている。また、管状部7の先端には照明レンズ10,1
1、送水ノズル12および送気ノズル13が設けられて
いると共に、観察部位の光学像を取り込む対物レンズ1
4が設けられている。
【0058】一方、管状部7の先端部内にはCCD15
(図20参照)が組み込まれており、対物レンズ14に
入射した光学像はCCD15で画像信号に変換されて不
図示のモニタ用テレビに表示されるようになっている。
【0059】管状部7の先端部はPZT(チタンジルコ
ン酸鉛)やLiNbO3 (ニオブ酸リチウム)等からな
る振動体29で形成されており、この振動体29に数k
Hz〜数MHzの交流電圧を印加すると、管状部7の先
端に設けられた照明レンズ10,11、送水ノズル1
2、送気ノズル13および対物レンズ14が図21中矢
印方向(管状部7の長手方向)に微小振動するようにな
っている。
【0060】管状部7の先端部には姿勢制御部としての
伸縮部30(図22参照)が設けられている。この伸縮
部30は管状部7の先端を前後方向に進退動作させるも
のであり、ドーナツ形状をなす複数個の弾性部材31を
管状部7の長手方向に団子状に連結して構成されてい
る。
【0061】一方、管状部7の内部には複数本の送気チ
ューブ20(図22参照)が設けられている。これらの
送気チューブ20は弾性部材31の内部に空気等の流体
を送気するものであり、図示しない流体供給源に接続さ
れている。
【0062】また、管状部7の先端周面部には複数個の
力センサ32(図22参照)が設けられており、これら
の力センサ32から出力された信号は、図23に示すよ
うに、アンプ33を介してコントローラ34に供給され
るようになっている。このコントローラ34は力センサ
32からの信号に基づいてアクチュエータ37をアクチ
ュエータアンプ35を介して駆動制御するものであり、
前記アクチュエータ37は管状部7内に設けられた複数
本(通常は4本)のアングルワイヤ36の途中にそれぞ
れ介挿されている。これらのアングルワイヤ36は管状
部7の先端部を上下左右に湾曲させるためのものであ
り、各ワイヤ36の一端は管状部7の先端部気するもの
であり、図示しない流体供給源に接続されている。
【0063】また、管状部7の先端周面部には複数個の
力センサ32(図22参照)が設けられており、これら
の力センサ32から出力された信号は、図23に示すよ
うに、アンプ33を介してコントローラ34に供給され
るようになっている。このコントローラ34は力センサ
32からの信号に基づいてアクチュエータ37をアクチ
ュエータアンプ35を介して駆動制御するものであり、
前記アクチュエータ37は管状部7内に設けられた複数
本(通常は4本)のアングルワイヤ36の途中にに止着
されている。また、管状部7の先端には送水ノズル12
から噴出した液体によって対物レンズ14から洗い流さ
れた粘液等の付着物が逆流して対物レンズ14に再付着
することを防止するための複数個の突起38(図21参
照)が送水ノズル12に対向して設けられている。
【0064】上記のように構成される本発明の第3の実
施例に係る内視鏡では、管状部7の先端部を構成する振
動体29に数kHz〜数MHzの交流電圧を印加する
と、管状部7の先端に設けられた照明レンズ10,1
1、送水ノズル12、送気ノズル13および対物レンズ
14が図21中矢印方向(管状部7の長手方向)に微小
振動する。そして、対物レンズ14が微小振動すると、
対物レンズ14に付着した体液等の異物が対物レンズ1
4のレンズ面から剥離し易くなるので、対物レンズ14
のレンズ面に体液等の異物が膜状に付着している場合で
も対物レンズ14に付着した異物を効果的に除去するこ
とができる。
【0065】また、本発明の第3の実施例に係る内視鏡
では、管状部7の先端に複数個の突起38が送水ノズル
12に対向して設けられているので、送水ノズル12か
らの液体によって対物レンズ14のレンズ面から洗い流
された異物が対物レンズ14のレンズ面に再付着するこ
とを突起38によって防止することができる。
【0066】また、本発明の第3の実施例に係る内視鏡
では、送気チューブ20から伸縮部30に空気等の流体
を供給し、伸縮部30を管状部7の半径方向に膨脹させ
ると、図22(b)に示すように、管状部7の先端部が
伸縮部30の膨脹に伴なって前後方向に進退動作するの
で、管状部7の先端を前後方向に伸縮させることができ
る。
【0067】また、本発明の第3の実施例に係る内視鏡
では、図24に示すように、観察対象49の内壁に管状
部7の先端部が当接すると、管状部7の先端部に設けら
れた力センサ32から電気信号が出力される。この電気
信号はアンプ33で増幅された後、コントローラ34に
入力される。このコントローラ34では観察対象49の
内壁に当接している管状部7の先端部分を力センサ32
からの信号に基づいて検知し、管状部7の先端部が観察
対象49の内壁と干渉しないようにアクチュエータアン
プ35を介してアクチュエータ37の1つに駆動信号を
出力する。このようにコントローラ34からアクチュエ
ータ37の1つに駆動信号が送出されると、アクチュエ
ータ37が長手方向に収縮する。これにより管状部7の
先端部に接続されたアングルワイヤ36がアクチュエー
タ37の収縮動作によって牽引されるので、管状部7の
先端部を観察対象49の内壁と干渉しない方向に湾曲さ
せることができる。
【0068】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば上述した第3の実施例では管状
部7の先端部全体を振動体29で構成したが、管状部7
の先端または先端周面部に櫛形の電極パターンを形成
し、各電極に加える信号に位相差を与えることにより、
管状部7の先端あるいは先端周面部に表面波を発生さ
せ、対物レンズ14に付着した異物を管状部7の先端周
縁部へ移動させたり、振り払うような構造としてもよ
い。
【0069】また、上述した第3の実施例では管状部7
の先端部の姿勢を制御する姿勢制御部をアングルワイヤ
36とアクチュエータ37とで構成したが、前述したチ
ューブ状部材19と電磁シート21a,21b,21
c,21dとからなる姿勢制御部や、チューブ状部材1
9の内部に複数の密閉空間19bを形成してなる姿勢制
御部を用いてもよい。
【0070】また、上述した第3の実施例では送水ノズ
ル12または送気ノズル13から噴出する流体が最も効
果的に作用する領域に突起38を設け、対物レンズ14
のレンズ面から洗い流された異物を突起38に付着させ
て異物が対物レンズ14のレンズ面に再付着することを
防止するようにしたが、突起38の代わりに親水性の物
質を送水ノズル12または送気ノズル13からの噴流が
流れる領域に塗布してもよい。また、逆に送水ノズル1
2または送気ノズル13からの噴流が流れる領域に疎水
性の物質を塗布してもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、対物レンズのレンズ面に体液等の異物が膜状に
付着した場合でも対物レンズに付着した異物を効果的に
除去することのできる内視鏡を提供できる。
【0072】請求項2の発明によれば、対物レンズに付
着した異物を効果的に除去できると共にモニタに鮮明な
被写体像を映し出すことのできる内視鏡を提供できる。
請求項3の発明によれば、対物レンズに付着した異物を
効果的に除去できると共に管状部の先端周縁部における
水切り性を向上させることのできる内視鏡を提供でき
る。
【0073】請求項4の発明によれば、対物レンズに付
着した異物を効果的に除去できると共に管状部の先端周
縁部における水切り性を向上させることができ、且つ送
水ノズルからの洗浄液によって対物レンズのレンズ面か
ら洗い流された異物の再付着を防止することのできる内
視鏡を提供できる。
【0074】請求項5の発明によれば、対物レンズに付
着した異物を効果的に除去できると共に送水ノズルから
の洗浄液によって対物レンズのレンズ面から洗い流され
た異物の再付着を防止することのできる内視鏡を提供で
きる。
【0075】請求項6の発明によれば、管状部の先端部
が消化管などの管路の内壁に当接したか否かを検知する
ことのできる内視鏡を提供できる。請求項7の発明によ
れば、管状部の先端部が消化管などの管路の内壁に当接
した場合にどの部分が管路の内壁に当接しているか否か
を検知することのできる内視鏡を提供できる。
【0076】請求項8の発明によれば、管状部の先端部
を管路の内壁と干渉しない方向に湾曲させることのでき
る内視鏡を提供できる。請求項9乃至請求項12の発明
によれば、管状部の先端部を所望の方向に湾曲させるこ
とのできる内視鏡を提供できる。
【0077】請求項13及び請求項14の発明によれ
ば、管状部の先端部を前後方向に進退動作させることの
できる内視鏡を提供できる。請求項15乃至請求項16
の発明によれば、管状部の先端部を所望の方向に湾曲さ
せることのできる内視鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る内視鏡の概略構成
図。
【図2】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部分を示
す斜視図。
【図3】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部に設け
られたチューブ状部材を示す図。
【図4】管状部の先端部に設けられたチューブ状部材の
内側に流体を導入した状態を示す図。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図。
【図6】同実施例に係る内視鏡の操作部に設けられた湾
曲操作部を示す図。
【図7】同実施例に係る内視鏡の操作部に設けられた湾
曲操作部を示す図。
【図8】同実施例に係る内視鏡の操作部に設けられた湾
曲操作部の構成を示す図。
【図9】湾曲操作部の第1の変形例を示す図。
【図10】湾曲操作部の第2の変形例を示す図。
【図11】管状部の先端部に設けられたチューブ状部材
を管路の径方向に膨脹させた状態を示す図。
【図12】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部を湾
曲させた状態を示す図。
【図13】本発明の第2の実施例に係る内視鏡の概略構
成図。
【図14】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部を示
す斜視図。
【図15】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部分の
内部構造を示す図。
【図16】モニタ画面に表示された情報を示す図。
【図17】力センサの出力電圧と力センサに作用する外
力との関係を示す図。
【図18】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部に設
けられたチューブ状部材を示す図。
【図19】図18のB−B線に沿った断面図。
【図20】本発明の第3の実施例に係る内視鏡の概略構
成図。
【図21】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部を示
す斜視図。
【図22】同実施例に係る内視鏡の管状部の先端部を示
す側面図。
【図23】同実施例に係る内視鏡のアングルワイヤに設
けられたアクチュエータを示す図。
【図24】同実施例に係る内視鏡の先端部が観察対象の
内壁に当接した状態を示す図。
【符号の説明】
1…ユニバーサルコード 3…操作部 7…管状部 10,11…照明レンズ 12…送水ノズル 13…送気ノズル 14…対物レンズ 15…CCD 16…振動体 18…溝 24a,24b…振動体 26…力センサ 29…振動体 32…力センサ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の管状部と、この管状部の先端面
    に設けられた観察光学系と、この観察光学系に近接して
    設けられた鉗子口と、上記管状部の先端面に設けられ上
    記観察光学系を洗浄する洗浄液を噴出させる洗浄液噴出
    口と、上記管状部の先端部に微小振動を印加する振動印
    加手段とを具備してなることを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】 上記観察光学系は、対物レンズと、この
    対物レンズにより結像した光学像を画像信号に変換する
    固体撮像素子とを有し、上記振動印加手段は、上記固体
    撮像素子の画素ピッチの1/2に相当する振幅の振動を
    印加することを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】 上記管状部の先端周縁部には、液体の排
    出溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    内視鏡。
  4. 【請求項4】 上記管状部の外周面には、上記排出溝に
    近接して突起が設けられていることを特徴とする請求項
    3記載の内視鏡。
  5. 【請求項5】 上記洗浄液噴出口からの液体が流れる領
    域には突起が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の内視鏡。
  6. 【請求項6】 可撓性の管状部と、この管状部の先端面
    に設けられた観察光学系と、この観察光学系に近接して
    設けられた鉗子口と、上記管状部の先端面に設けられ上
    記観察光学系に付着した異物を除去するために上記観察
    光学系を洗浄する洗浄液を噴出させる洗浄液噴出口と、
    上記管状部の先端周面部に設けられ上記管状部の先端部
    に作用する力を検出する複数個の力センサとを具備して
    なることを特徴とする内視鏡。
  7. 【請求項7】 上記力センサによる力検出結果は、モニ
    タにて画像表示されることを特徴とする請求項6記載の
    内視鏡。
  8. 【請求項8】 上記管状部の先端部の姿勢を制御する姿
    勢制御部を有し、この姿勢制御部は上記モニタにて画像
    表示された力検出結果に基づいて操作されることを特徴
    とする請求項7記載の内視鏡。
  9. 【請求項9】 上記姿勢制御部は、上記管状部の先端部
    の複数位置に一端が固定され上記管状部内に移動自在に
    設けられた複数のワイヤと、このワイヤの他端部を牽引
    ・解放し上記管状部の先端部の姿勢を制御することを特
    徴とする請求項8記載の内視鏡。
  10. 【請求項10】 可撓性の管状部と、この管状部の先端
    面に設けられた観察光学系と、この観察光学系に近接し
    て設けられた鉗子口と、上記管状部の先端面に設けられ
    上記観察光学系を洗浄する洗浄液を噴出させる洗浄液噴
    出口とを具備し、上記管状部の先端部に近接した部位に
    は、内圧により膨脹自在な弾性体からなり、上記管状部
    の先端部の姿勢を制御する姿勢制御部が設けられている
    ことを特徴とする内視鏡。
  11. 【請求項11】 上記姿勢制御部の内部は、円周方向に
    設けられた複数の隔壁により気密に区画されていること
    を特徴とする請求項10記載の内視鏡。
  12. 【請求項12】 上記隔壁により区画された複数の密閉
    空間には、各別に気体が供給され、これら各密閉空間ご
    とに上記姿勢制御部の膨脹量を制御することにより、上
    記管状部の姿勢を制御することを特徴とする請求項11
    記載の内視鏡。
  13. 【請求項13】 上記姿勢制御部は、軸方向に複数個連
    設されていることを特徴とする請求項11記載の内視
    鏡。
  14. 【請求項14】 上記姿勢制御部は、気体の供給により
    気体供給源に近い方から順次膨脹することを特徴とする
    請求項13記載の内視鏡。
  15. 【請求項15】 上記姿勢制御部は、上記管状部の外周
    面に取付けられ上記管状部を経由して供給された気体の
    圧力により膨脹自在な弾性体と、上記弾性体の内周面及
    び上記管状部の外周面に対向して一対ずつ周方向に複数
    対固着され吸引力または反発力を発生させる電磁シート
    とを具備することを特徴とする請求項10記載の内視
    鏡。
  16. 【請求項16】 上記管状部の末端部には、操作部が接
    続され、上記操作部に設けられたスイッチにより上記電
    磁シートを作動させることを特徴とする請求項15記載
    の内視鏡。
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