JPH08276990A - 缶切り装置 - Google Patents

缶切り装置

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Publication number
JPH08276990A
JPH08276990A JP9756195A JP9756195A JPH08276990A JP H08276990 A JPH08276990 A JP H08276990A JP 9756195 A JP9756195 A JP 9756195A JP 9756195 A JP9756195 A JP 9756195A JP H08276990 A JPH08276990 A JP H08276990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opener
cutting
support plate
cylinder
blades
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9756195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hirai
一雄 平井
Isamu Karimine
勇 狩峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
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Publication of JPH08276990A publication Critical patent/JPH08276990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 缶のフレーム2に設けた支持部材1と、該支
持部材1に充填された缶の上方に位置し2個の切断刃3
を正方形状の支持板4の底面側の対向位置に下向きに取
り付けて、該支持板4を第1シリンダ5によって上下移
動可能に設置した切断部Bと、切断刃3の位置が90度
回転するように支持板4を第2シリンダ6によって回転
する回転駆動部Cとを設け、さらに、第3シリンダ7に
よって缶を押し出すプッシャ8を設けた。 【効果】 缶の上面と底面とを缶が歪まないようにして
切り取り、切り取った後の缶の全体をほぼ均一な平面状
に折り畳むことができ、折り畳んだ缶は大量に積み重ね
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は缶切り装置に関するものであり、
詳細には、直方体の形状を有する缶の天面及び底面を切
り取る缶切り装置である。
【0003】
【従来の技術】
【0004】工場等では、所用の原材料等の梱包形態が
通常石油缶と類似の直方体の形状をした金属缶に収納さ
れた状態で納められることがある。
【0005】この金属缶は収納された原材料の使用後は
空缶として一旦作業場内に保管されることになる。
【0006】この際、空缶が大量に発生する場合は、保
管スペースも広範となるため、折り畳んだり潰したりす
ることで空缶の容積を極力小さくするように缶の上面や
底面を切り取る作業が行われていた。
【0007】従来、缶を切る道具として、実開昭62−
42597号公報に記載されている缶切機や、同公報の
第4図に記載されている缶切工具が知られている。
【0008】この実開昭62−42597号公報に記載
されている缶切機は、保持板に固定され、刃先が下方に
向けられた缶切刃を、操作棒を介して押し下げること
で、缶上面板の縁部を切断するものである。
【0009】また、実開昭62−42597号公報の第
4図に記載されている缶切工具は、2枚の直角三角形状
の刃を組み合わせたもので、人手によって押し下げて使
用するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】しかしながら、実開昭62−42597号
公報に記載されている缶切機は、缶の上面及び底面を内
部側へ折り曲げてから全体を折り畳むもので、缶の上面
と底面の分の厚みが加わるので、缶を薄く折り畳むこと
ができない上に、全体を均一な平面状に折り畳むことも
できなかった。
【0012】そのため、折り畳んだ缶を積み上げた場合
には、積み上げた缶が崩れやすい。
【0013】また、缶切工具を使用した場合には、缶の
上面と底面の四隅を各々切り取ることで、上面と底面と
を切り取ることができるが、切り取りの際に缶が歪みや
すいため、全体を均一な平面状に折り畳むことができ
ず、積み上げた缶が崩れやすくなっていた。
【0014】従って、本発明の目的は、缶の上面と底面
とを缶が歪まないようにして切り取り、切り取った後の
缶の全体をほぼ均一な平面状に折り畳むことができ、折
り畳んだ缶は大量に積み重ねることができる、缶切り装
置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
【0016】本発明の課題を解決するための手段は、下
記のとおりである。
【0017】第1に、フレームに設けた缶の支持部材と
該支持部材に装填された缶の上方に位置し2個の切断刃
を支持板の底面側の対向位置に下向きに取り付けて、該
支持板を上下移動可能に設置した切断部と切断刃の位置
が90度回転するように支持板を回転する回転駆動部を
設けたことを特徴とする、缶切り装置。
【0018】第2に、フレームに設けた缶の支持部材と
該支持部材に装填された缶の上方に位置し2個の切断刃
を支持板の底面側の対向位置に下向きに取り付けて、該
支持板を上下移動可能に設置した切断部と切断刃の位置
が90度回転するように支持板を回転する回転駆動部を
設け、さらに、缶を押し出すプッシャを設けたことを特
徴とする、缶切り装置。
【0019】第3に、切断刃が、直角三角形状の2枚の
刃の長片側を組み合わせて三角錐状に形成したものであ
る、上記第1または第2に記載の缶切り装置。
【0020】なお、切断刃は、缶の形状に対応したもの
とすることができ、例えば、横断面が正方形状の缶の場
合には、直角三角形状の2枚の刃の長片側を合わせて三
角錐状に組み合わせて形成したもので対応でき、また、
円筒状の缶の場合には、刃の全体形状を円弧状のものと
することで対応できる。
【0021】
【作用】
【0022】本発明の缶切り装置の作用は、下記のとお
りである。
【0023】人手によって、缶切り装置の所定位置に、
横断面が正方形状の箱状の缶をセットして、支持部材に
よって缶を支持した後、スイッチを入れる。
【0024】すると、切断刃を支持する支持板が下降
し、該支持板の底面側に下向きに取り付けられた切断部
の切断刃が、缶の対向する角部をそれぞれ切断する。
【0025】切断終了後は、支持板が上昇した後に回転
駆動部によって、90度回転し、該支持板に取り付けら
れた切断刃の位置も90度回転する。
【0026】回転終了後は、再び支持板が下降し、缶の
残りの対向する角部をそれぞれ切断することで、缶の上
面を切り取る。
【0027】切り取り後は、支持板が上昇し、缶を人手
で取り出す。又、プッシャを設けたものの場合は、該プ
ッシャによって缶が押し出される。
【0028】押し出された缶は、人手によって上下反対
にして、まだ切り取られていない底面側を上側にして缶
切り装置の所定位置に缶をセットし、支持部材によって
缶を支持した後、スイッチを入れて前記の動作を繰り返
すことで、底面の切り取りを行う。
【0029】
【実施例】
【0030】以下、図面を参照しながら本発明の缶切り
装置の一実施例について説明する。
【0031】図1は本発明の缶切り装置の正面図、図2
は本発明の缶切り装置の切断刃の斜視図、図3は本発明
の缶切り装置の動作を示す正面図、図4は本発明の缶切
り装置の切断刃の回転機構を示す平面図、図5は本発明
の缶切り装置の切断刃の動作前後の状態を示す正面図で
ある。
【0032】本実施例の缶切り装置は、横断面が正方形
の箱状の缶A(図2参照)に対応したもので、缶Aのフ
レーム2に設けた支持部材1と、該支持部材1に充填さ
れた缶Aの上方に位置し2個の切断刃3を正方形状の支
持板4の底面側の対向位置に下向きに取り付けて、該支
持板4を第1シリンダ5によって上下移動可能に設置し
た切断部Bと、切断刃3の位置が90度回転するように
支持板4を第2シリンダ6によって回転する回転駆動部
Cとを設け、さらに、第3シリンダ7(図4参照)によ
って缶を押し出すプッシャ8を設けたものである。
【0033】なお、図中、9は各種の動作の制御を行う
制御部を示している。
【0034】缶の支持部材1は、缶の底面側を支持する
レール状の底面ガイド11と、缶の下側側面を支持する
1組の下側側面ガイド12と、上側側面を支持する1組
の上側側面ガイド13とにより構成されている。
【0035】フレーム2には、図示は省略するが、缶の
存在を感知する缶感知センサの他に、第1シリンダ5、
第2シリンダ6、第3シリンダ7の各シリンダによる動
作を感知するリミットスイッチが設けられている。
【0036】切断刃3は、図2中の(a)に詳細に示す
ように、直角三角形状の2枚の刃31の長片側31aを
組み合わせて三角錐状に形成したものである。
【0037】そして、切断部Bの2個の切断刃3が、支
持板4の底面側の対向位置に、向かい合うようにして下
向きに取り付けられている。
【0038】支持板4の上面側は、第1シリンダ5によ
って上下する取付軸41の下端側に接続されている。
【0039】該取付軸41は、第1シリンダ5の下方に
取り付けた回転補助材42によって回転可能に取り付け
られている。
【0040】回転補助材42は、図4に示すように、第
2シリンダ6によって伸縮する回転補助棒61と組み合
うものである。
【0041】従って、第2シリンダ6によって回転補助
棒61が伸縮し、該回転補助棒61に組み合う回転補助
材42が動くことで、取付軸41が90度回転し、結果
として、支持板4と共に切断刃3の位置も90度回転す
る。
【0042】プッシャ8は、第3シリンダ7によって伸
縮するプッシャ軸71の先端側に取り付けられている。
【0043】次に、上記実施例の缶切り装置の作用につ
いて説明する。
【0044】人手によって、缶切り装置の底面ガイド1
1の上の所定位置に、横断面が正方形状の箱状の缶Aを
セットして、底面ガイド11、下側側面ガイド12、上
側側面ガイド13による支持部材1によって缶Aを支持
した後、制御部9に設けたスイッチ(図示は省略)を入
れる。
【0045】すると、缶感知センサ(図示は省略)によ
って缶Aが感知された後に、図3に示すように、第1シ
リンダ5によって取付軸41が伸びることで支持板4が
下降し、該支持板4の底面側に下向きに取り付けられた
切断部Bの切断刃3が、缶Aの対向する角部を切断す
る。
【0046】切断終了後は、第1シリンダ5によって取
付軸41が縮み支持板4が上昇した後、図4に示すよう
に、第2シリンダ6によって回転補助棒61が伸びて、
該回転補助棒61に組み合う回転補助材42が動くこと
で、取付軸41が90度回転し、結果として、回転駆動
部Cによって、支持板4と共に切断刃3の位置も90度
回転する。
【0047】回転終了後は、図5に示すように、再び第
1シリンダ5によって取付軸41が伸びることで支持板
4が下降し、該支持板4の底面側に下向きに取り付けら
れた切断刃3が、缶Aの残りの対向する角部を切断する
ことで、缶の上面を切り取る。
【0048】切り取り終了後は、再び第1シリンダ5に
よって取付軸41が縮み支持板4が上昇した後、図4に
示すように、第2シリンダ6によって回転補助棒61が
縮み、該回転補助棒61に組み合う回転補助材42が動
くことで、取付軸41が90度回転し、結果として、回
転駆動部Cによって、支持板4と共に切断刃3の位置も
90度回転して基の位置に戻る。
【0049】ここで、第3シリンダ7によってプッシャ
軸71(図4参照)が伸びることで、プッシャ軸71の
先端に取り付けられたプッシャ8によって缶Aが前面側
に押し出される。
【0050】押し出された缶Aは、人手によって上下反
対にして、今度は底面側を上側にし、前記と同様に缶切
り装置の所定位置に缶Aをセットして、支持部材1によ
って缶Aを支持した後、スイッチを入れることで、前記
の動作を繰り返し、底面の切り取りを行う。
【0051】一般に既に上面が切り取られた缶の底面の
切り取りの際には缶が変形しやすいが、本実施例の缶切
り装置を用いると、切断の際に、対角位置に設けた切断
刃により、切断箇所にほぼ均等に力がかかるので、缶を
歪ませることなく切り取ることができる。
【0052】従って、本実施例の缶切り装置を用いて上
面と底面とを切り取った缶は、容易にほぼ平面上に折り
畳むことができる。
【0053】そして、このようにほぼ平面上に折り畳ん
だ缶は、高く積み上げても崩れにくく、一時保管や輸送
等に便利なコンパクトな形状にできる。
【0054】
【発明の効果】
【0055】本発明の缶切り装置は、缶の上面と底面と
を缶が歪まないようにして切り取り、切り取った後の缶
の全体をほぼ均一な平面状に折り畳むことができ、折り
畳んだ缶は大量に積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶切り装置の正面図
【図2】本発明の缶切り装置の切断刃の斜視図
【図3】本発明の缶切り装置の動作を示す正面図
【図4】本発明の缶切り装置の切断刃の回転機構を示す
平面図
【図5】本発明の缶切り装置の切断刃の動作前後の状態
を示す正面図
【符号の説明】
A 缶 B 切断部 C 回転駆動部 1 支持部材 2 フレーム 3 切断刃 4 支持板 5 第1シリンダ 6 第2シリンダ 7 第3シリンダ 8 プッシャ 9 制御部 11 底面ガイド 12 下側側面ガイド 13 上側側面ガイド 31 刃 41 取付軸 42 回転補助材 61 回転補助棒 71 プッシャ軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに設けた缶の支持部材と該支持
    部材に装填された缶の上方に位置し2個の切断刃を支持
    板の底面側の対向位置に下向きに取り付けて、該支持板
    を上下移動可能に設置した切断部と切断刃の位置が90
    度回転するように支持板を回転する回転駆動部を設けた
    ことを特徴とする、缶切り装置。
  2. 【請求項2】 フレームに設けた缶の支持部材と該支持
    部材に装填された缶の上方に位置し2個の切断刃を支持
    板の底面側の対向位置に下向きに取り付けて、該支持板
    を上下移動可能に設置した切断部と切断刃の位置が90
    度回転するように支持板を回転する回転駆動部を設け、
    さらに、缶を押し出すプッシャを設けたことを特徴とす
    る、缶切り装置。
  3. 【請求項3】 切断刃が、直角三角形状の2枚の刃の長
    片側を組み合わせて三角錐状に形成したものである、請
    求項1または2に記載の缶切り装置。
JP9756195A 1995-03-31 1995-03-31 缶切り装置 Pending JPH08276990A (ja)

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JP9756195A JPH08276990A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 缶切り装置

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JP9756195A JPH08276990A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 缶切り装置

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JPH08276990A true JPH08276990A (ja) 1996-10-22

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ID=14195655

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JP9756195A Pending JPH08276990A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 缶切り装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6668827B2 (en) * 2000-05-16 2003-12-30 Nektar Therapeutics Systems devices and methods for opening receptacles having a powder to be fluidized
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