JPH08276516A - ワーク送り出し装置 - Google Patents

ワーク送り出し装置

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JPH08276516A
JPH08276516A JP7082520A JP8252095A JPH08276516A JP H08276516 A JPH08276516 A JP H08276516A JP 7082520 A JP7082520 A JP 7082520A JP 8252095 A JP8252095 A JP 8252095A JP H08276516 A JPH08276516 A JP H08276516A
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JP
Japan
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work
suction
hopper
works
conveying
Prior art date
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Pending
Application number
JP7082520A
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English (en)
Inventor
Satoru Shinomiya
悟 四宮
Shinichi Ueda
伸一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J T ENG KK
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
J T ENG KK
Japan Tobacco Inc
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Publication date
Application filed by J T ENG KK, Japan Tobacco Inc filed Critical J T ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークを詰まることなく連続して一枚づつ確
実に高速で送り出すことができるワーク送り出し装置を
提供する。 【構成】 長尺形状のワーク1を搬送する搬送手段9の
近傍にワーク供給部4を設け、このワーク供給部4の上
方には複数のワーク1を積層して収容する、底部に取出
口24を備えたホッパー2A、2Bが設けられている。
ホッパー2A、2B内において最下部に位置するワーク
1は、吸着部材3により下方へ抜き出され、ワーク供給
部4へと配置される。ワーク供給部4に配置されたワー
ク1は、押出部材によりワーク1の長手方向が搬送手段
9の搬送方向に合わさるように搬送手段9上に配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シガレットの包装用
紙、特にハードパック用の包装用紙等を送り出すための
ワーク送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のこの種のワーク送り出し
装置の外観を示す正面断面図、図13は同じく平面図で
ある。ホッパー111は、ガイド部材111aにより形
成され、ホッパー111内にはワーク112が複数積層
して収容されている。ホッパー111は、底部に取出口
111bを備えており、取出口111bの周縁に形成さ
れた爪部111cにより、ホッパー111内の最下部に
位置するワーク112が取出口111bから不用意に脱
落するのを防止している。
【0003】ホッパー111の底部には、上下動自在に
吸着部材114が配置されており、この吸着部材114
はホッパー111内の最下部に位置するワーク112に
吸着し、同じくホッパー111の底部に配置された送り
出しコンベヤ115を構成する一対のベルト115a、
115bへ向けてワーク112を移送している。一対の
ベルト115a、115bには、それぞれ押出片116
a、116bが形成されており、吸着部材114により
吸着を解除されたワーク112は、この押出片116
a、116bにより押し出され、搬送路117を構成す
る一対のガイド部材117a、117bに沿って、送り
出しコンベヤ115により搬送されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のワーク送り出し装置では、長尺形状のワーク112
は、このワーク112の長手方向に略直交する方向に形
成された一対のガイド部材117a、117bに沿って
搬送されていた。即ち、ワーク112の凸部112a、
112b、112cのみがガイド部材117a、117
bと接しながら、ワーク112の長手方向に略直交する
方向に搬送されていた。このため、ワーク112の平行
部112dと112eとの間隔が狭く、長手方向の幅が
広いワークの場合には、ワーク112の凸部112a、
112b、112cのみがガイド部材117a、117
bと接しているために、ワーク112が僅かに傾斜した
だけでも搬送路117内において詰まりやすかった。
【0005】特に、ワーク112が薄く、ワーク112
に多数の切込部112fが形成されている場合には、ワ
ーク112が撓みやすく搬送路117内において詰まる
傾向があった。また、ワーク112の搬送は、一対のベ
ルト115a、115bにより行われているが、ベルト
115a、115bの一方が片伸びした場合には、ワー
ク112が搬送路117内において傾斜して搬送され、
同様な詰まりの問題が生じていた。このような搬送路1
17内におけるワーク112の詰まりは、ワーク112
の破損を生じさせるとともに、押出片116a、116
bの破損をも招いていた。
【0006】一方、ワーク112を長手方向へ搬送すれ
ば、ワーク112の平行部112d、112eがガイド
部材117a、117bに接することになり、ワーク1
12が撓み難く上述した問題を解消することが可能であ
る。しかしながら、ワーク112の長手方向の平行部1
12dと112eとの間隔は狭く、吸着部材114を避
けてベルト115a、115bを配置することは構造上
困難であった。仮にベルト115a、115bを配置す
るとすればベルトの幅が必然的に狭くなり、ベルト11
5a、115bの強度低下とともに、ベルト115a、
115bの片伸びの問題が生じていた。
【0007】また、ワーク112は後工程において画像
検査装置によりワーク1への印刷欠け、印刷濃度の不揃
い等が検査されていたが、ワーク112を長手方向に直
交する方向に高速で送り出す場合には、画像検査装置を
通過するワーク112の通過時間が短く十分な検査精度
を上げることができなかった。更に、今日では多量のワ
ーク112を可能な限り高速度で送り出すことが要求さ
れているが、上述したような従来のワーク送り出し装置
では、高速で薄く多数の切込部が形成されているような
ワーク112を長手方向と直交する方向に送り出そうと
すると、搬送路117内において詰まりやすく、高速で
の送り出しは困難であった。本発明はこのような従来技
術の課題を解決するためになされたものであり、ワーク
を詰まることなく連続して一枚づつ高速で確実に送り出
すことができるワーク送り出し装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【発明が解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の請求項1のワーク送り出し装置は、長尺
形状のワークを搬送する搬送手段と、この搬送手段の近
傍に設けたワーク供給部と、このワーク供給部の上方に
設けられ、前記ワークを複数積層して収容するととも
に、底部にワーク取出口を備えたホッパーと、このホッ
パー内で最下部に位置する前記ワークを吸着し、下方に
抜き出して前記ワーク供給部に配置する吸着部材と、前
記ワーク供給部に配置されたワークを押し出して前記搬
送手段上に配置する押出部材とを備え、前記ワークの長
手方向を、前記搬送手段のワーク搬送方向に合わせて該
搬送手段上に配置することを特徴とする。
【0009】請求項2のワーク送り出し装置は、前記ホ
ッパーが、前記搬送手段の側方に設けられてあり、かつ
前記ワークの長手方向が前記搬送手段のワーク搬送方向
と平行になる状態でワークを収容することを特徴とす
る。請求項3のワーク送り出し装置は、前記ホッパーを
前記搬送手段に沿って複数設け、各々のホッパーに対応
して前記吸着部材と前記押出部材とを配置し、各々の吸
着部材が前記ワークを同時に吸着及び吸着解除するとと
もに、各々の押出部材が前記ワークを同時に押し出すこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4のワーク送り出し装置は、前記吸
着部材が、駆動軸に形成されたカム溝と、このカム溝に
沿って移動するカムフォロアと、一端にこのカムフォロ
アを備え他端に吸着ヘッドを備えたリンク部材とからな
り、この吸着ヘッドは前記ワークの吸着及び解除を行う
吸着手段を備えており、前記押出部材が、前記駆動軸に
形成されたカム溝と、このカム溝に沿って摺動するカム
フォロアと、このカムフォロアを備え一端を回動自在に
接続されたリンク部材と、このリンク部材の他端に回動
自在に一端を接続されたロッド部材と、このロッド部材
の他端に回動自在に接続され、前記ワーク供給部におい
て往復動する押出爪とを備えており、前記駆動軸の回転
に応じて前記吸着ヘッドを上下動自在とするとともに、
前記押出爪を往復動自在とすることを特徴とする。
【0011】請求項5のワーク送り出し装置は、前記ホ
ッパーが、前記取出口の周縁に形成された爪部により前
記ワークを支持することを特徴とする。請求項6のワー
ク送り出し装置は、前記搬送手段を、駆動車と従動車と
に掛け回された搬送部材とからなり、この搬送部材の搬
送面には押出片が所定の間隔で突設されており、この搬
送部材に交差する方向にガイド部材が配置されており、
前記押出部材により押し出されたワークをこの搬送部材
の搬送面へ向けて導くことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1のワーク送り出し装置によれば、ホッ
パー内に複数積層して収容された長尺形状のワークのう
ち最下部に位置するワークが、ホッパー下方に配置され
た吸着部材により確実に吸着され、ホッパー底部に形成
された取出口より1枚づつ下方に送り出される。吸着部
材により吸着され下方に抜き出されたワークは、ワーク
供給部へ配置され、吸着解除とともにホッパーの下方に
配置された押出部材により、ワークの長手方向と交差す
る方向へ押し出される。押出部材によりワーク供給部か
ら押し出されたワークは、ワーク供給部の近傍に設けら
れた搬送手段により、ワークの長手方向へ詰まることな
く確実に次工程へと運ばれる。
【0013】請求項2のワーク送り出し装置によれば、
ホッパーが搬送手段の側方に平行して設けられているの
で、ホッパーから抜き出されワーク供給部に配置された
ワークを、長手方向と直交する方向へ押し出すだけで簡
単に搬送手段へとワークを配置することができる。請求
項3のワーク送り出し装置によれば、複数のホッパーを
搬送手段に沿って配置し、各々のホッパーに対応して設
けられた吸着部材により、各ホッパー内の最下部に位置
するワークが同時に吸着され、取出口より確実に1枚づ
つ下方に抜き出される。各ホッパーから抜き出されたワ
ークは、ワーク供給部へと配置され、複数のホッパーの
各々に対応して設けられた押出部材により、ワーク供給
部から同時に押し出される。押し出されたワークは、各
ホッパーに沿って配置された一つの搬送手段により同時
に搬送されるので、ワークの送出量を向上することがで
きる。
【0014】請求項4のワーク送り出し装置によれば、
駆動軸に形成されたカム溝を備えたカム板の回転に応じ
て、このカム溝に沿ってカムフォロアを移動させると、
カムフォロアの摺動に応じて、このカムフォロアを一端
に備えたリンク部材が所定のストロークにより上下動す
る。ホッパー内に収容された最下部のワークは、リンク
部材の他端に吸着手段を備えた吸着ヘッドにより確実に
吸着され、ホッパー底部に形成した取出口より1枚づつ
取り出される。一方、この駆動軸にはカム溝を備えた他
のカム板が形成されており、駆動軸の回転に応じて、こ
のカム溝に沿ってカムフォロアが移動し、このカムフォ
ロアを備えたリンク部材を、一端を回動の中心として、
他端に連結されたロッド部材を所定のストロークにより
揺動させる。吸着部材に吸着されワーク供給部へ向けて
抜き出されたワークは、ロッド部材に連結された押出爪
によりワーク供給部から搬送手段へ押し出される。
【0015】請求項5のワーク送り出し装置によれば、
ホッパーの取出口の周縁に爪部を形成することで、ホッ
パーに収容された最下部に位置するワークをこの爪部に
より確実に支持することができる。請求項6のワーク送
り出し装置によれば、駆動軸と従動軸とに掛け回された
搬送部材の搬送面に形成された押出片により、押出部材
によりワーク供給部から押し出されたワークを確実に受
け取り次工程へ搬送する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の実施例に係るワーク送り
出し装置を概略的に示す正面図である。図2は同装置を
概略的に示す側面図である。図3は同装置の平面図であ
る。ワーク1は、例えば、シガレットの包装用紙、特に
ハードパック用の包装用紙等が対象となる。ワーク1
は、展開状態では図8に示すように板状であり、凸部1
1a、11b、11cとを備えている。ワーク1は、長
手方向に平行部12a、12bを形成し、この平行部1
2a、12bには切欠部13a、13b、切込部14
a、14b、14c、14dが形成されている。ワーク
1は、二重鎖線で示したように舌片15が付加された後
に、折込、糊付工程を経て組立られ、図9に示すように
上部が開閉自在なシガレット用ハードパックに組み立て
られる。
【0017】ホッパー2A、2Bは、基台B上に固定さ
れており、ワーク1を所定の枚数毎に積層して収容して
いる。本発明の実施例では、構造を同じくするホッパー
が一対設けられている。以下には、一つのホッパー2A
に着目して説明する。ホッパー2Aには、ワーク1の凸
部11aを位置決めするガイド枠21a、21bと同じ
く凸部11b、11cを位置決めするガイド枠21c、
21dとが形成されている。ガイド枠21a、21b、
21c、21dはいずれもアングル材にて形成されてお
り、ワーク1の凸部11aは、ガイド枠21a、21b
により位置決めされ、ワーク1の凸部11b、11c
は、ガイド枠21c、21dにより位置決めされてい
る。このように、ホッパー2A内に複数積層されたワー
ク1は、水平方向の移動を、ガイド枠21a、21b、
21c、21dにより規制されている。
【0018】ガイド枠21a、21b、21c、21d
の上部は、外側に向けて拡がっており、複数積層された
ワーク1を受入れを容易なものとするための受入口22
を形成している。積層されたワーク1は図示しないハン
ド機構により前工程においてチャックされ、ハンド機構
を備えた図示しないアーム機構により、受入口22を通
じてホッパー2A内に収容される。ホッパー2Aの底部
23には取出口24が設けられており、爪部25a、2
5b、25c、25dが取出口24の周縁より突設され
ている。ホッパー2A内に積層して収容されたワークの
うち最下部のワーク1は、その下面の一部が爪部25
a、25b、25c、25dにより支持され、積層され
たワーク1全体が取出口24から不用意に脱落するのを
防止している。
【0019】吸着部材3は、ホッパー2A、2Bの取出
口24よりさらに下方に、所定のストロークにて上下動
可能に配置されている。吸着部材3は、ホッパー2A、
2Bに対応して,構造を同じくする一対の吸着ヘッド3
1A、31Bを備えている。以下には、一つの吸着ヘッ
ド31Aに着目して説明する。吸着ヘッド31Aの先端
には、図4に示すように吸着パット32が形成されてい
る。吸着パット32は、ホッパー2A内に集積されたワ
ークのうち最下部のワーク1に、吸着ヘッド31Aの上
下動に応じて当接している。このため、吸着パット32
は柔軟性、可撓性のある例えばゴムが好ましい。
【0020】吸着パットは、図2に示すように複数個設
けると、最下部のワーク1を確実に吸着することができ
る。また、例えば、最下部のワーク1の全面を覆うよう
な一つの吸着パットとしても、確実に吸着することがで
きる。吸着ヘッド31Aの他端には、吸着パット32の
各々と連通する接続ノズル33がそれぞれ形成されてお
り、接続ノズル33の各々は、パイプ34を介して後述
する吸着手段6に接続されている。図4に示すように吸
着ヘッド31Aの吸着パット32側の端部にはフランジ
部32aが形成されており、カラー40を挿んでナット
41a、41bによりプレート材42に固定されてい
る。プレート材42は軸43の一端にボルト44により
接続されており、軸43は基台B上に固定されたボール
ブシュ45に上下動可能に挿通されている。したがっ
て、吸着部材3は、ホッパ−2A、2B内の最下部に位
置するワーク1を下方へ抜き出し、ワーク供給部4へ配
置する。
【0021】図5に示すように、軸43の他端はブラケ
ット46にボルト43aにより接続されている。ブラケ
ット46には、ホッパー2A、2Bにそれぞれ対応した
一対の吸着ヘッド31A、31Bが、軸43を介してボ
ルト49aにより固定されている。ブラケット46は、
リングボール48に回動自在に接続されており、この点
を詳しく説明するとリングボール48のボール48a
は,ボールカバー48bにより脱落が防止されるととも
に、ボールカバー48b内において回動自在となってい
る。ボール48aには軸48cが突設されており、軸4
8cはブラケット46にナット49により固定されてい
る。リングボール48はリンク50の一端に接続されて
おり、リンク50の他端はリングボール48と同一構造
のリングボール51に接続されている。
【0022】リングボール51の軸51cは、L型クラ
ンク52にナット53により固定されており、リングボ
ール51を介してリンク50は、L型クランク52に回
動自在に接続されている。図2において示したように、
L型クランク52の屈曲部52aには軸52bが突設さ
れており、軸52bはブシュ54に回動自在に挿通され
ている。ブシュ54は、ブラケット55に固定されてお
り、カラー56により軸52bがブラケット55から脱
落するのを防止している。
【0023】L型クランク52の他端には、カムフォロ
ア57がナット58により固定されており、カムフォロ
ア57は回転軸109とともに回転可能に固定されたカ
ム板58のカム溝59に移動可能に嵌合している。即
ち、回転軸109の回転とともにカム板58が回転する
とカム溝59内をカムフォロア57が移動し、L型クラ
ンク52が軸52bを中心として揺動する。L型クラン
ク52とブラケット46との間は、リングボール48、
51を介してリンク50により接続されており、ブラケ
ット46に固定された軸43は、水平方向の移動がボー
ルブシュ45により規制されている。しかしながら、ボ
ール48a、51aはボールカバー48b、51b内に
おいて回動自在であるために、L型クランク52の揺動
運動を吸着ヘッド31A、31Bに所定のストロークに
よる上下運動として伝達することができる。これによ
り、吸着部材3は、ホッパー2A、2B内の最下部に位
置するワーク1を下方へ抜き出し、ワーク供給部4へ配
置する。
【0024】吸着ヘッド31A、31Bの吸着パット3
2と連通する接続ノズル33は、図6に示すように各々
パイプ34に接続されており、接続ノズル33からの空
気流は、マニホールドM1、M2にて合流する。マニホ
ールドM1、M2からの空気流は、さらにパイプ35を
通じてマニホールドM3にて合流し、パイプ36により
ロータリバルブ61へと送られる。ロータリバルブ61
の構造は詳細には図示されていないが、吸着ヘッド31
A、31Bの上昇開始、ワーク1の吸着、下降終了まで
の一連の動作時においては、後述する真空ポンプPとの
連通状態を維持するが、吸着ヘッド31A、31Bがワ
ーク1を解除する際には真空ポンプPとの連通状態を断
ち、後述する入力ポート61a、61bからの大気圧に
よりブロー状態となるような構造とされている。
【0025】具体的には、ロータリバルブ61は、回転
軸に軸止されたロータとこのロータを収容するハウジン
グとから構成されており、ハウジングには入力ポート6
1a、62aと出力ポート61b、62bが形成されて
いる。ロータには回転方向に沿って所定の長さの貫通孔
が形成されており、ロータの回転に応じて所定のタイミ
ングで、入力ポート61aと出力ポート61bとの連通
が維持されると入力ポート62aと出力ポート62bと
の連通が断たれ、入力ポート61aと出力ポート61b
との連通が断たれると入力ポート62aと出力ポート6
2bとの連通が維持されるような構造となっている。入
力ポート61aは、大気開放されており、入力ポート6
1aと連通する出力ポート61bは、パイプ63を通じ
てマニホールドM1及びM2に接続されている。一方、
入力ポート62aと連通する出力ポート62bはサービ
スタンク64を介して真空ポンプPに接続されている。
【0026】押出部材7は、基台B上に敷設された一対
のレール71a、71b上を、水平方向に往復動可能な
一対のスライダ72a,72bを備えている。スライダ
72a,72bには、スライダ72a、72bに跨がる
アングル材73が配置されており、アングル材73には
ホッパー2A、2Bに対応して、構造を同じくする一対
のプッシャー74a、74bが固定されている。以下に
は、一つのプッシャー74aに着目して説明する。プッ
シャー74aの先端は二股に別かれており、この二股に
別かれた先端には押出爪74a−1、74a−2を形成
している。この押出爪74a−1、74a−2は、一対
のスライダ72a、72bの往復動に応じて、ホッパー
2A、2Bのワーク供給部4を横切る方向に出没する。
即ち、吸着部材3がワーク1を吸着する際には、押出爪
74a−1、74a−2は取出口24を遮ることはない
が、吸着部材3がワーク1とともに下方へ移動し、ワー
ク供給部4においてワーク1の吸着を解除する際には、
押出爪74a−1、74a−2は水平方向に突出する。
これにより、押出部材7は、ワーク供給部4においてワ
ーク1を押し出す。
【0027】スライダ72aには回動自在にロッド部材
75の一端が接続されており、このロッド部材75の他
端にはリンク76の一端が回動可能に接続されている。
リンク76の他端に突設されている軸77は軸受78に
挿通されており、この軸受78は基台B上に固定された
ブラケット79にベアリングホルダ80により支持され
ている。一方、リンク76上には、カムフォロア81が
固定されている。カムフォロア81は回転軸109とと
もに回転する円筒カム82のカム溝83内を移動可能に
嵌合している。即ち、円筒カム82が回転軸109とと
もに回転するとカム溝83内をカムフォロア81が移動
することで、リンク76は軸77を中心に図5に示すよ
うに所定の回転角の範囲内で揺動する。
【0028】リンク76が揺動すると、リンク76の揺
動運動に応じてロッド部材75に連結されたスライダ7
2aも水平方向に所定のストロークで往復動し、押出爪
74a−1、74a−2はホッパー2A、2Bの送出口
24を横切る方向に出没する。カム板58のカム溝59
と円筒カム82のカム溝83とを所定のプロフィールに
形成することで、吸着部材3がワーク1を吸着する際に
は、押出部材7を取出口24から退避させ、吸着部材3
がワーク1の吸着をワーク供給部4において解除する際
には、押出部材7をワーク供給部4へ向けて突出させる
ことが可能となる。
【0029】搬送手段9は、基台B上にホッパー2A、
2Bに沿って配置されており、搬送手段9は搬送ベルト
91、この搬送ベルト91が巻き回された従動プーリ9
2及び駆動プーリ93を備えている。搬送ベルト91の
外周面には、少なくともワーク1の長手方向の幅よりも
間隔を空けて、押出片91a、91bが突設されてい
る。押出片91a、91bは搬送ベルト91上に一対設
けられており、搬送ベルト91の移動方向へ屈曲した屈
曲部91a−1、91b−1によりワーク1の凸部11
c、11dを押し出す。なお、一対の押出片91a−
1、91b−1は搬送ベルト91上に一つ設けてもよ
く、搬送ベルト91の長手方向に交差する方向の全幅に
一つ設けてもよい。また、押出片91a、91bはワー
ク1に当接するのでワーク1を破損しないように、例え
ば可撓性、柔軟性を備えたゴム等の材質が好ましい。
【0030】従動プーリ92の従動軸92aは、基台B
上に固定された一対のブラケット93に回転可能に支持
されている。駆動プーリ93の駆動軸93aは、同じく
基台B上に固定された一対のブラケット94に回転可能
に支持されている。駆動軸93aの一端にはプーリ95
が設けられており、このプーリ95は駆動軸93aとと
もに回転する。なお、搬送ベルト91を内周面に凹凸の
歯を備えたタイミングベルトとし、従動プーリ92及び
駆動プーリ93をこのタイミングベルトと噛合するタイ
ミングプーリとすると、駆動プーリ93の回転力を確実
に搬送ベルト91に伝達することが可能となり、搬送ベ
ルト91の伸び、滑り等を確実に防止することができ
る。プーリ95には、図2に示すようにプーリ96との
間にベルト97が掛け回されており、プーリ96の軸9
6aは所定の間欠運動を行うインデックスユニット98
に接続されている。
【0031】即ち、インデックスユニット98に入力さ
れた回転力を所定の間欠運動に変換し、プーリ95に回
転力を出力する。プーリ95の間欠運動は、搬送ベルト
91へ伝達され、例えば、インデックスユニット98を
所定の間欠運動を生じるように調整することで、押出部
材7によりワーク供給部4から押し出されたワーク1が
搬送ベルト91上に乗り移ると同時に、ワーク1を長手
方向へ搬送することができる。
【0032】搬送ベルト91の両縁には、搬送ベルト9
1の移動方向に沿って、基台B上に一対のガイドレール
99a、99bが形成されている。ガイドレール99a
にはスットパ部99cが形成されており、ワーク供給部
4から押出部材7により押し出されたワーク1が、搬送
ベルト91から飛び脱すのを防止している。一対のガイ
ドレール99a、99bは、押出部材7により押し出さ
れたワーク1の平行部12a、12bに接し、搬送ベル
ト91によるワーク1の長手方向への搬送を円滑に行
う。なお、ガイドレール99a、99bの周囲には図4
に示すように、押出部材7によりワーク供給部4から押
し出されたワーク1を搬送ベルト91へ導くテーパ状の
案内部材100a、100bが、一対のガイドレール9
9a、99bを跨ぐように支持部材100に設けられて
いる。これにより、ワーク供給部4において、吸着部材
3から吸着が解除されたワーク1を、押出部材により押
し出す際に、ワーク供給部4から搬送ベルト91への移
送を円滑に行うことができる。
【0033】基台Bには、図7に示すように電動機10
1が設置されている。電動機101の電動軸101aに
はプーリ101bが設けられており、電動軸101aと
とともに回転する。プーリ101bとプーリ103との
間にはベルト102が掛け回されており、プーリ103
は軸103aに支持されている。軸103aは、ハウジ
ング104内に回転可能に支持されており、軸103a
の一端にはベベルギア103bが設けられている。ベベ
ルギア103bは、ハウジング104内において二つの
ベベルギア105a、106aと噛み合っており、ベベ
ルギア105aは軸105の一端に、ベベルギア106
aは軸106の一端に支持されている。軸105の他端
にはプーリ105bが支持されており、プーリ105b
とプーリ107との間にはベルト108が掛け回されて
おり、テンションプーリ108aにより一定の張力に保
たれている。プーリ107を備えた軸107aは一定の
間欠運動を行うインデックスユニット98に接続されて
おり、軸107aの回転を一定の間欠運動に変換し軸9
6aへ出力している。
【0034】一方、軸106の他端にはプーリ106b
が支持されており、プーリ106bとプーリ109bと
の間にはベルト110が掛け回されている。プーリ10
9bは回転軸109に支持されており、回転軸109に
はプーリ109cが支持されており、ロータリバルブ6
1の回転軸61cに支持されたプーリ61dとの間にベ
ルト109dが掛け回されている。なお、回転軸109
にはカム板58と円筒カム82が支持されており、回転
軸109はブラケット110a、110bにより回転可
能に支持されている。
【0035】次に上述したワーク送り出し装置の動作及
び作用を図10及び図11に基づいて説明する。(A)
の初期状態において、吸着部材3を構成する吸着ヘッド
31A、31Bは下端位置において待機状態にあり、押
出部材7はワーク供給部4へ向けて移動を開始する。ま
た、この初期状態では搬送ベルト91は停止している。
【0036】(B)において、吸着部材3は下端の待機
状態から取出口24へ向けて上昇を開始し、吸着ヘッド
31A、31Bの吸着パット32が、ホッパー2A、2
B内に複数積層された最下部のワーク1に接触し、吸着
を開始する。押出部材7は、既にワーク1の押し出しを
終了し、ワーク供給部4から退避を開始し、搬送ベルト
91はワーク供給部4から押出部材7により押し出され
たワーク1を次工程へと移送する。なお、状態(B)に
おいては、ロータリバルブ61は入力ポート61aと出
力ポート61bとの連通を断ち、入力ポート62aと入
力ポート62bとの連通を維持しているために、ポンプ
Pによる吸着がなされている。
【0037】(C)において、吸着部材3はホッパー2
A、2B内に積層された最下部のワーク1を取出口24
から下方へ抜き出し、ワーク1を吸着したままワーク供
給部4へと向かって移動を開始した後、最下端において
停止し待機している。そして、ロータリバルブ61は、
入力ポート62aと入力ポート62bとの連通を断ち、
入力ポート61aと出力ポート61bとの連通を維持す
ることで圧縮空気を吸着パット32に供給する。このた
めに、ワーク供給部4において、ワーク1はブロー状態
により吸着パット32からの吸着を解除される。状態
(C)では押出部材7は、ワーク供給部4へ向けて待機
状態から移動を開始する。なお、搬送ベルト91はワー
ク1の移送を終了し減速から停止状態になろうとしてい
る。
【0038】(D)において、吸着部材3の吸着パット
32からの吸着をブロー状態により解除されたワーク1
は、押出部材7によりワーク供給部4から搬送ベルト9
1へ向けて押し出され、搬送ベルト91は押出部材7に
より押し出されてくるワーク1を受け入れるべく待機し
ている。
【0039】(E)において、搬送ベルト91は移動を
開始し、搬送ベルト91上のワーク1は搬送ベルト91
とともに次工程へと送られようとしている。なお、押出
部材7は送出口24から徐々に退避しようとしている。
なお、本発明は上述した一実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変更しない範囲内で主種の変形又は応用が
可能である。
【0040】例えば、ワークとしては、長尺形状のシガ
レット用の包装用紙に限らず可撓性を有し、比較的薄い
紙であっても送り出すことができる。また、吸着部材
3、押出部材7及び搬送手段9を個別の駆動源とし、各
駆動源を電気的に制御してもよい。更に、ホッパー2
A、2B内に収容されたワークの長手方向を搬送手段9
の搬送方向と平行とする必要は必ずしもなく、例えばワ
ーク供給部4において、ワーク1をワーク1の長手方向
と搬送手段9の搬送方向とを一致させる回転テーブルを
設けることで、ワーク1を長手方向に沿って詰まること
なく搬送することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のワー
ク送り出し装置によれば、ホッパー内に複数積層して収
容された長尺形状のワークのうち最下部に位置するワー
クが、ホッパー下方に配置された吸着部材により確実に
吸着され、ホッパー底部に形成された取出口より1枚づ
つ下方のワーク供給部へと抜き出される。ワーク供給部
へ配置されたワークは、吸着解除とともに押出部材によ
り、ワーク供給部の近傍に設けられた搬送手段へと確実
に運ばれる。ワークは、このワークの長手方向が搬送手
段の搬送方向に合わせて搬送手段上に配置されているた
めに、長尺形状のワークであっても詰まることなく確実
に送り出すことができる。また、多数の切欠部、切込部
を備え、薄く撓みやすいワークであっても詰まることな
く確実に次工程へと送り出すことができる。更に、長手
方向の平行部の間隔が狭いワークであっても、吸着部材
の配置に制約されずに、搬送手段の搬送方向をワークの
長手方向に合わせて確実に詰まることなく送り出すこと
ができる。
【0042】請求項2のワーク送り出し装置によれば、
ホッパーが搬送手段の側方に平行して設けられているの
で、ホッパーから抜き出されワーク供給部に配置された
ワークを、長手方向と直交する方向へ押し出すだけで簡
単に搬送手段へとワークを配置することができる。
【0043】請求項3のワーク送り出し装置によれば、
複数のホッパーを搬送手段に沿って配置し、各々のホッ
パーに対応して設けられた吸着部材により、各ホッパー
内の最下部に位置するワークが同時に吸着され、取出口
より確実に1枚づつ下方に抜き出される。各ホッパーか
ら抜き出されたワークは、ワーク供給部へと配置され、
複数のホッパーの各々に対応して設けられた押出部材に
より、ワーク供給部から同時に押し出される。押し出さ
れたワークは、各ホッパーに沿って配置された一つの搬
送手段により同時に搬送されるので、ワークの送出量を
増加することができ、詰まることなく確実に次工程へと
高速で送りだすことができる。
【0044】請求項4記載のワーク送り出し装置によれ
ば、吸着部材は、駆動軸に形成されたカム溝内を移動す
るカムフォロアにより、一端にこのカムフォロアを備え
他端にワークの吸着及び吸着解除を行う吸着ヘッドを備
えたリンク部材を、所定のストロークにより上下動する
ことができる。また、押出手段が、この駆動軸に形成さ
れたカム溝内を移動するカムフォロアにより、一端を回
動自在に接続されたリンク部材と、このリンク部材の他
端に回動自在に一端を接続されたロッド部材とにより、
ワーク供給部に沿って往復動することができる。したが
って、同一駆動軸により、吸着部材の上下動と押出手段
の往復動とを、所定のストロークにて確実に行うことが
できる。
【0045】請求項5記載のワーク送り出し装置によれ
ば、ホッパー底部に設けられたワークの取出口の周縁に
爪部を形成したので、ホッパー内に複数積層されたワー
クの内最下部のワークを支持するだけで、ホッパー内の
ワークが不用意に脱落するのを確実に防止することがで
きる。請求項6記載のワーク送り出し装置によれば、駆
動車と従動車とに掛け回された搬送部材の搬送面に押出
片を所定の間隔でもうけたので、ワーク供給部から押出
部材により押し出されたワークを、搬送部材の搬送方向
に合わせてこのワークを長手方向に高速かつ確実に送り
だすことができる。また、搬送部材に沿ってガイド部材
が配置されているので、ワークは長手方向の平行部をこ
のガイド部材に沿って詰まることなく高速かつ確実に送
りだすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るワーク送り出し装置の正
面を概略的に示す正面図である。
【図2】同ワーク送り出し装置の側面を概略的に示す側
面図である。
【図3】同ワーク送り出し装置の平面図である。
【図4】同ワーク送り出し装置の一部断面正面図であ
る。
【図5】同ワーク送り出し装置の一部断面正面図であ
る。
【図6】同ワーク送り出し装置のエアー系統図である。
【図7】同ワーク送り出し装置の機構部分を示した一部
断面平面図である。
【図8】ワークの平面図である。
【図9】ワークの組立状態を示す斜視図である。
【図10】同ワーク送り出し装置の動作を概略的に示す
正面図である。
【図11】同ワーク送り出し装置の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図12】従来のワーク送り出し装置の外観を示す平面
図である。
【図13】同じく一部断面正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2A、2B ホッパー 24 取出口 25a、25b、25c、25d 爪部 3 吸着手段 31A、31B 吸着ヘッド 32 吸着パット 4 ワーク供給部 50 リンク(リンク部材) 52 L型クランク 57 カムフォロア 58 カム板 59 カム溝 7 押出部材 74a、74b プッシャー 74a−1、74b−1 押出爪 75 ロッド部材 76 リンク(リンク部材) 81 カムフォロア 82 円筒カム 83 カム溝 9 搬送手段 91 搬送ベルト 92 従動プーリ(従動車) 93 駆動プーリ(駆動車) 94 押出片 99a、99b ガイドレール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺形状のワークを搬送する搬送手段と、 この搬送手段の近傍に設けたワーク供給部と、 このワーク供給部の上方に設けられ、前記ワークを複数
    積層して収容するとともに、底部にワーク取出口を備え
    たホッパーと、 このホッパー内で最下部に位置する前記ワークを吸着
    し、下方に抜き出して前記ワーク供給部に配置する吸着
    部材と、 前記ワーク供給部に配置されたワークを押し出して前記
    搬送手段上に配置する押出部材とを備え、 前記ワークの長手方向を、前記搬送手段のワーク搬送方
    向に合わせて該搬送手段上に配置することを特徴とした
    ワーク送り出し装置。
  2. 【請求項2】前記ホッパーは、前記搬送手段の側方に設
    けられてあり、かつ前記ワークの長手方向が前記搬送手
    段のワーク搬送方向と平行になる状態でワークを収容す
    ることを特徴とした請求項1記載のワーク送り出し装
    置。
  3. 【請求項3】前記ホッパーを前記搬送手段に沿って複数
    設け、各々のホッパーに対応して前記吸着部材と前記押
    出部材とを配置し、各々の吸着部材が前記ワークを同時
    に吸着及び吸着解除するとともに、各々の押出部材が前
    記ワークを同時に押し出すことを特徴とする請求項1又
    は2記載のワーク送り出し装置。
  4. 【請求項4】前記吸着部材は、駆動軸に形成されたカム
    溝と、このカム溝に沿って移動するカムフォロアと、一
    端にこのカムフォロアを備え他端に吸着ヘッドを備えた
    リンク部材とからなり、この吸着ヘッドは前記ワークの
    吸着及び解除を行う吸着手段を備えており、 前記押出部材は、前記駆動軸に形成されたカム溝と、こ
    のカム溝に沿って移動するカムフォロアと、このカムフ
    ォロアを備え一端を回動自在に接続されたリンク部材
    と、このリンク部材の他端に回動自在に一端を接続され
    たロッド部材と、このロッド部材の他端に回動自在に接
    続され、前記ワーク供給部において往復動する押出爪と
    を備えており、 前記駆動軸の回転に応じて前記吸着ヘッドを上下動自在
    とするとともに、前記押出爪を往復動自在とすることを
    特徴とする請求項1から3記載のワーク送り出し装置。
  5. 【請求項5】前記ホッパーは、前記取出口の周縁に形成
    された爪部により前記ワークを支持することを特徴とす
    る請求項1から4記載のワーク送り出し装置。
  6. 【請求項6】前記搬送手段は、駆動車と従動車とに掛け
    回された搬送部材とからなり、この搬送部材の搬送面に
    は押出片が所定の間隔で突設されており、この搬送部材
    に交差する方向にガイド部材が配置されており、前記押
    出部材により押し出されたワークをこの搬送部材の搬送
    面へ向けて導くことを特徴とする請求項1から5記載の
    ワーク送り出し装置。
JP7082520A 1995-04-07 1995-04-07 ワーク送り出し装置 Pending JPH08276516A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100355709B1 (ko) * 2000-07-11 2002-10-12 김기문 김 포장용기 자동 공급장치

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