JPH05220831A - 深絞り加工機へのシート状素材の供給装置 - Google Patents

深絞り加工機へのシート状素材の供給装置

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JPH05220831A
JPH05220831A JP4210458A JP21045892A JPH05220831A JP H05220831 A JPH05220831 A JP H05220831A JP 4210458 A JP4210458 A JP 4210458A JP 21045892 A JP21045892 A JP 21045892A JP H05220831 A JPH05220831 A JP H05220831A
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JP4210458A
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Wilhelm Reil
ライル ヴイルヘルム
Udo Liebram
リーブラム ウド
Manfred Wallich
ヴァルリッヒ マンフレッド
Bernhard Korus
ベルンハルト コルス
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Original Assignee
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Tetra Alfa Holdings SA
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    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/16Lining or labelling
    • B29C51/165Lining or labelling combined with the feeding or the shaping of the lining or the labels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/18Thermoforming apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産率を向上させながら、製造の簡易化を可
能とし、また衛生上の厳しい要件にかなう作業を可能と
する、深絞り加工の可能な合成プラスチック材のシート
状の素材9を複数の吸付け板15を有する深絞り加工機
の素材受取り部に供給するための供給装置を提供するこ
とである。 【構成】 合成プラスチックのウェブ(1)の供給ロー
ル(2)から間欠的にウェブ(1)の引出しを行う駆動
ロール対(3,3;4,4;23,23)を、送り方向
において切断装置(5)の上流部位に設け、切断装置
(5)の下流側には収容器(8)を設け、この収容器
(8)の排出側に係合するよう駆動される。吸付け部
(33)の形成された可動フラップ(11)及び第1の
支持板部材(13)を設け、反対側に、吸付け部(3
3)の形成された第2の支持板部材(16)を設け、素
材(9)を可動フラップ(11)から吸付け板(15)
をめぐり反対側の第2の支持板部材(16)に供給する
案内手段(35)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、深絞り加工の可能な合
成プラスチックシート状材の素材 (ブランク) を、少な
くも1枚の加熱可能な吸付け板を備えた深絞り加工機の
受入れ又は入口部に供給するための装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】流動性物質のためのパック容器製造につ
き、非常に多数の方法及び装置が公知であるが、それら
には流動性物質、例えば牛乳又は果汁を充填したパック
体製品製造に関する方法が含まれている。この種製品の
パック体形成材は、底壁及び頂壁を有する筒状体から成
り、その各部分は、加工可能な合成プラスチック材か
ら、好ましくは深絞り加工機により形成されている。こ
の点に関し、それぞれが平らなシート状の2枚の素材
(ブランク) を収容器 (マガジン) から取出し、複数の
加熱可能な吸付け板のひとつに供給するように作業を行
うことが知られている。この吸付け板の両面のそれぞれ
に1枚の素材が支承され、従って2枚の素材が相互に間
隔をおいて吸付け板に支承され、加熱されるようになっ
ている。これに続いて深絞り加工機において行われる加
工工程、特に複数の加熱可能な吸付け板との素材の接触
により段階的に行われる素材の加熱加工は、本発明に関
する限り関心のないものであるため、ここにはその説明
は記載しない。
【0003】本発明は、主として、素材を加熱可能な吸
付け板に供給することに関し、また本願出願人が今日ま
でに或る程度開発して来た装置に改良を行うことに関す
るものである。上述した公知方法の場合、既に個々に分
離された素材を容れるための収容器が1枚又は複数の加
熱可能な吸付け板の両側のそれぞれに1個づつ設けられ
ている。シート状の素材を大量に束ねることは困難であ
ることが判明しており、またそうすることは材料を再度
包装することを必要とすることになり、これは出来る限
り避けねばならない。パック体形成材に印刷を施すこと
が知られているが、個々の素材に少なくも部分的な印刷
が行われている場合には、印刷部分の整合が不正確とな
るおそれ或いはそれがはなはだしくずれてしまうおそれ
すらある。本願出願人の工場内で、この公知製造方法を
実施した時、従業者は深絞り加工機への素材の供給で常
に忙しい状態であった。素材を収容器から加熱可能な吸
付け板に正しく案内供給するための上記及びその他の取
扱い作業が原因で、素材の切断分離にいたるまでの取扱
い作業が上述のように人手により行われるための製造原
価上昇の問題とは別に、衛生上の問題も発生した。
【0004】加熱可能な吸付け板の両面のそれぞれに1
枚の素材を供給して、2枚の殻体 (素材からの半加工
品)から深絞りパック容器を製造する場合には、吸付け
板の各側に1個の収容器を配し、機械式の搬送手段を設
ける必要のあることも、当業者は知覚している。個々に
分離された素材を用いる代りに、連続状の1枚のウェブ
から加工を行うことは自明かも知れないが、この場合に
は、各加熱可能な吸付け板のそれぞれの両側に1個の供
給ロールを設けて深絞り加工の可能な合成プラスチック
材のウェブの供給を行うようにすることが必要となるで
あろう。そのような供給ロールの配置設置には相当に高
価の費用が加算されるのみならず、個々の素材の印刷部
の位置の整合にずれの生じるおそれも解消されないであ
ろう。更に、装置購入者の望むところは、材料の供給の
ために作業を中断させることなく、パック容器製造機の
有効作業時間を長期のものとすることである。しかし、
供給ロールに関し、ロール交換のために中断時間をとる
必要なしに、作業の連続実行を可能とする機械が当業者
に与えられていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、冒
頭に記述した構成特徴を有するものであって、生産量を
増大させるにもかかわらず、生産を容易化しまた作業を
衛生上の厳しい要件に適うものとし得る装置の開発を、
その課題とするものである。この課題は、少なくも部分
的には、従来技術装置につきまた本願出願人の既に開発
した装置につき、先に特に指摘した欠点を克服すること
に伴うものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は、深絞り加工の可能な合成プラスチック材のウェブ
の供給ロールから間欠的にウェブの引出しを行う駆動ロ
ール対をウェブの送り方向において切断装置の上流部位
に配して設け、この切断装置の下流側に素材の収容器を
設け、この収容器の排出側に係合するよう駆動される、
吸付け部の形成された可動フラップ及び第1の支持板部
材を設け、加熱可能な吸付け板に関し、第1の支持板部
材の反対側に、吸付け部の形成された運動可能な第2の
支持板部材を設けたこと及び素材を可動フラップから、
加熱可能な吸付け板の反対側の第2の支持板部材に送る
ためのコンベヤを有する案内手段を設けたことを特徴と
する、深絞り加工の可能な合成プラスチック材のシート
状の素材を、少なくも1枚の加熱可能な吸付け板を備え
た深絞り加工機の受入れ又は入口部に供給する供給装置
を提供することにより、解決される。ただ1個の供給ロ
ールから合成プラスチック材のウェブを引出し、それを
個々の素材 (ブランク) に分割又は分離し、それを深絞
り加工機の少なくも1枚の加熱可能な吸付け板の両側面
の一方に供給すると共にそのわずか後に、それらの他方
にも供給し、複数の吸付け板が上下の配置関係で設けら
れている場合それらの最上方のものへの素材の供給運動
が完了する直前に、この吸付け板の両表面のそれぞれに
素材の装荷が行われるようにした構成は、本発明の発明
者らが創出したものである。この構成によれば、供給ロ
ールから切断装置への材料の搬送のために単にひと組み
の搬送手段のみを設ければ良いことになるため装置全体
の原価を1/2に減ずることが出来る。また、1個の供
給ロールから移動して来る1枚のウェブにより加工がな
し得るため生産が驚くほど容易又は簡易化出来る。この
ような配慮の下になされた本発明によれば、合成プラス
チック材に好ましい態様で印刷を行うことが可能となり
また、装置が常に同一の作動を行い、加熱可能な吸付け
板の一方及び他方の面に交互にまた一定に素材の供給を
行うため、印刷部分の整合に位置上のずれ等の不都合の
発生するおそれがもはや全くなくなるという利点も実現
される。手動作業及び複数の取扱い作業が無用となった
ことにより、予め切断分離された素材の加工の場合に比
較し、実質的に一層満足し得る態様で衛生上の要件を満
足させることも可能となる。
【0007】シート状の素材、従ってまた深絞り加工機
により製造されるパック体形成材のための深絞り加工の
可能な合成プラスチック材は例えばポリプロペン (poly
pro-pene) 等の熱可塑性材であって良い。ポリプロペン
は当業界においてポリプロピレンとしても広く知られて
いるものである。PVCもまたそのような合成プラスチ
ック材として利用可能である。本発明に従う装置により
製造されるパック体形成材は、 (紙−プラスチック複合
材とは異なり) 完全に再利用可能でかつ容易に劣化性の
部材及び材料から成る。本発明の特に好ましい実施例の
場合、例えばポリプロペンである合成プラスチック材は
充填剤を含有するものであって良く、利用可能な充填剤
はチョーク、雲母、滑石、石こう等である。実際的に充
填率は70%、好ましくは60%までが有利であること
が判明している。そのような充填剤添加の行われた合成
プラスチック材は劣化性であるのみならず、当然容易に
再加工、再利用もまた可能であり、しかも添加によりプ
ラスチック材の性質が悪影響を受けることなく、従って
そのような充填剤添加の行われた合成プラスチック材は
深絞り及び密封加工にもまた特に適したものである。
【0008】合成プラスチック材のウェブは、供給ロー
ルから切断装置中へと引出され或いは押出され、この装
置によりウェブはその移送方向を横断する方向に切断さ
れ、これにより連続状にシート状の素材 (ブランク) が
形成される。本発明によれば、これらの素材は案内部材
により直ちに吸付け板に供給されるのではなく、切断装
置の下流部位に設けられた、緩衝域とも称し得る収容器
(マガジン) 中に送られ、その中で所定枚数が積み重ね
られるようになっている。この収容器の目的は主として
供給の均一化にあり、この場合ウェブの搬送は或る程度
の中断を含むものとなる。この構成の結果、驚くべきこ
とに、深絞り加工機の稼働に何ら影響をおよぼすことな
しに供給ロール交換が行い得るようになり、従って装置
購入者が非常に高く評価している深絞り加工機の長時間
連続稼働が保証されることになる。収容器が満杯状態と
なり、供給ロールの交換が必要となった場合には、ウェ
ブの供給を停止し、ウェブ引出しの終った供給ロールの
空の芯を取外し合成プラスチック材ウェブの新しい供給
ロールを装填し、 (先の供給ロールの終端部と新しい供
給ロールの始端部の) 両端部の継ぎ合わせを行うことが
出来る。一般に、この継ぎ合わせは、フィルム類の切断
及び重ね継ぎ合わせの場合と同様に、例えばTesa (登録
商標) 等の接着条片 (ストリップ) を用いて行い得る。
このような作業を行うのに、ウェブの供給を例えば10
分間停止することが必要なことが理解されよう。本発明
により設けられる上述の収容器は、それが空になるま
で、例えば10分間吸付け板への必要な素材の供給を続
け、そこでウェブ送りのスイッチを入れ、その送りを再
開し得るように設計することが可能である。従って、装
置の吸付け板の側ではロール交換については何も「気付
かない」ので、このロール交換により吸付け板は何らの
支障を受けることもなく、その作動を継続遂行し得る。
【0009】収容器の入口側には、それに組合わせて切
断装置が設けられており、この切断装置から収容器中に
切断分離された個々の素材 (ブランク) が、例えば垂直
落下により供給される。出口側では、個々の素材の排出
が行われる。収容器の出口部、例えばその底壁部では、
最下底の素材は収容器の下端縁部に支承されていて、そ
こから例えば吸収手段により排出されるようになってい
る。本発明によれば、吸付け部の形成された可動フラッ
プが、収容器から素材を取り出して案内機構又は手段に
渡すように運動可能に設けられる。
【0010】素材は第1の支持板部材の吸付け部により
次々と取り出される。この第1の支持板部材は、加熱可
能な吸付け板に接近して、直接この吸付け板に素材を供
給するのであるが、吸付け部の形成された可動フラップ
により取出され案内手段に供給された最初の素材は、こ
の案内手段により加熱可能な吸付け板の反対側の面上に
搬送する必要がある。この吸付け板の反対側には、第2
の支持板部材が待機している。この支持板部材は、案内
手段の終端位置に到達した素材を把持し、それを、第1
の支持板部材のある側とは反対側の、加熱可能な吸付け
板の面上に、上記と同様に供給し得るようになってい
る。従って、案内機構又は手段により、加熱可能な吸付
け板の両側のそれぞれの支持板部材に、装置の同一の部
位、即ち収容器の出口側で、素材の供給が行い得る。こ
の構成によれば、深絞り加工機による生産を簡易化出
来、またそれにもかかわらずパック体形成材を毎分大量
に製造することが可能となる。
【0011】本発明に従い、収容器をろう斗状の断面形
状のものとし、その隣接側面が素材の正確な位置決めを
可能とする側壁からなるものとし、更に、好ましくは振
動装置を設けまた切断分離された個々の素材の排出のた
めの可動フラップ (又は枢動翼部材) を設けた構成とす
ることも有利である。素材を出来る限り正確に引出し得
るようにすることが必要であるが、上記構成によればこ
れを非常に簡単に実現することが出来る。本発明に従
い、収容器の構成に関し重力を利用するが、このために
は収容器の入口又は受取り部を頂部に、また出口又は排
出側を下底に配した構成とし、また単に角ろう斗の形て
収容機の傾斜側壁を形成すれば良い。更に詳しくは、こ
のろう斗形状の主軸を傾斜させ、また相互に例えば90
°の角度で隣接構成された2側壁に沿い素材が落下し得
るようにする。特殊な合成プラスチック材の素材の場
合、上記の案内壁に沿う素材の正確な滑動落下でも不充
分で、正確な位置決め排出の行ない得ない時には、振動
装置により摩擦の問題は解消され、所望の正確な位置決
め排出を確実に行うことが出来る。
【0012】供給ロール交換に際しては、最初のウェブ
の終端部と次のウェブの始端部とを、例えば接着剤によ
り或いは接着条片 (ストリップ) により継ぎ合わせる。
勿論、そのような継ぎ合わせ部を有する素材は、製造す
べきパック体形成材の深絞り加工には用い得ない。従っ
て、本発明装置には深絞り加工に利用し得ない素材を、
深絞り加工の工程にいたる前に排除することが意図され
ている。生産上のこの改良は、本発明によれば、収容器
に制御可能な枢動フラップを設け、その枢動軸を、切断
分離された個々の素材の搬送供給が行われる側に関し装
置の反対側に設けることにより可能となる。この構成に
よれば、適宜の制御された駆動を行うことにより、枢動
フラップにより接着継ぎ目を有する素材を装置の横方向
外に排除することが出来、次いで使用可能な次の素材を
切断装置から収容器中へと供給することが出来る。
【0013】本発明に従い、吸付け部が形成され、収容
器の下方部位に設けられる可動フラップが水平軸周囲に
枢動し、案内手段の取込み面と平行な姿勢又は位置に達
し得るようにすることもまた有利である。収容器の下端
側又は排出側から案内手段により取出されたシート状の
素材は、好ましくは垂直姿勢で運ばれ、従って素材は実
質的に水平な姿勢で収容器下端側から取出されて、案内
手段の取込み面と平行な所望の姿勢が垂直姿勢である場
合には、実質的に垂直な姿勢で有利に案内手段に移され
る。この場合、可動フラップは上記の水平軸周囲に回動
させることが出来、この結果、本発明による装置は特に
簡単な設計、構成のものとなる。
【0014】本発明に従い、吸付け部の形成された第1
の支持板部材を収容器下方の素材取込み姿勢又は位置か
ら加熱可能な吸付け板の面に沿う姿勢又は位置へと水平
軸周囲に回動可能で、かつ水平軸に関し並進運動し得る
ように構成することもまた有利である。この構成によ
り、支持板部材の構造を簡単なものとすることが出来
る。これは、例えば空気シリンダを利用し、それにより
ピストン棒を介して支持板部材を支持し、この板部材を
並進運動可能とする一方、上記の水平軸の周囲に回動可
能とすることにより、この支持板部材を角運動と共に直
線運動も可能なものとすることが出来るからである。第
1の支持板部材又はこの部材を支持する空気シリンダの
ための水平軸を、先に説明した可動フラップのための水
平軸とは別のものとすることも可能である。この構成に
よれば、可動フラップが収容器下方の位置外枢動運動し
たならば、この時既に第1の支持板部材を収容器下方位
置に枢動上昇させることが出来、このため収容器の排出
部から素材を次々と取出すことが出来るので、高率の生
産を行うことが出来る。
【0015】第2の支持板部材が、第1の支持板部材に
関し加熱可能な吸付け板の反対側に運動可能に設けられ
ていることは既に記述した。本発明に従い、この第2の
支持板部材が、素材受取り位置から送り出し位置へと並
進運動が可能なように構成するならば、構造を比較的に
簡単なものとし、高度の生産率を達成することが可能と
なる。シート状の素材が、例えば第2の側とも称し得る
上記反対側に案内機構により運ばれると、並進運動の可
能な第2の支持板部材が素材に係合し、この素材を加熱
可能な吸付け板の表面まで並進運動させ得るようになっ
ている。第2の支持板部材が上記第2の側から素材に接
近する時、これと同時に第1の支持板部材は他の素材を
第1の側に運動させることが出来、この結果、加熱可能
な吸付け板のそれぞれの側に同時に素材を配することが
可能となる。
【0016】本発明の有利な更に他の構成例において、
案内手段は (平面視において) U字形となっており、加
熱可能な吸付け板の1方の側の入口表面と、その他方の
側の出口又は最終表面とでこのU字の2本の腕が形成さ
れている。上記の平面視を上方から下方に垂直に行いま
た案内手段の平らな入口表面を垂直面とすると、搬送さ
れる素材は一本の線として現れ、その搬送路のU字の線
に沿う線状であると記載することが出来る。従って案内
手段は、U字形の搬送路部分を有し、このU字形の内側
に加熱可能な吸付け板が配されるようにすることが必要
であり、このように構成すれば、U字形搬送路のため素
材を吸付け板の1方の側からその反対の側に移動させる
ことが可能となる。素材のこのような移動が行われる
時、吸付け部の形成された可動フラップは別の素材を、
垂直に配された平らな表面とすることの可能な、U字形
搬送路の取込み又は入口側に運ぶ。そこから、適宜手段
により、素材を、U字形搬送路に沿って、取込み又入口
(側) 表面と平行でありまた好ましくはこれもまた平ら
な表面である反対側の出口又は最終表面に搬送する。
【0017】本発明によれば、上述の吸付け板周囲に係
合するU字形搬送路の構成に関し、平面視において案内
手段が四辺形形成状に隔設配設されまた垂直軸周囲に回
転可能で、無端コンベヤのかけ渡された4個の駆動及び
/又は従動輪と、U字形の搬送路部分を形成する更に2
個の従動輪を有するように構成することが特に有利であ
る。上記の2個の従動輪は形成される四辺形の範囲内に
配されるべきである。この構成により、実際的な目的の
ため全体的にU字形のコンベヤが形成される。U字形の
開口端部では加熱可能な吸付け板への接近が可能とな
り、またその反対側の閉鎖端部では、素材と所望の態様
でめぐり送りすることが出来る。上記のような案内機構
又は構成は容易に行い得るしまた作動上も高い信頼性を
有する。
【0018】本発明に従い、案内手段が、素材の長手方
向端縁部を支承する、相互に平行に隔設された案内レー
ルを有するように構成することもまた有利である。素材
の搬送方向にみた断面図において、好ましくは合成プラ
スチック材又は金属材からなる上記の案内レールはV字
形のものとすることが出来る。素材の長手方向の両端縁
部は一方がV字形、他方が逆さV字形のそれぞれの谷底
部により支承される。好ましくは1本の案内レールを頂
部に、もう1本の案内レールを底部に設けた構成とし、
底部の案内レールのV字形を上方に開いたものとする一
方、頂部の案内レールのV字形は、下方に開いたものと
する。
【0019】更に、本発明に従い、供給ロールと切断装
置の間に打抜き装置を設け、この装置により、素材縁部
の不都合な角部を取除くようにするのもまた有利であ
る。この構成によれば、打抜き加工が行われまた最終的
に切断加工される素材の外側縁部により深絞り加工パッ
ク体の外側縁部を形成することが可能となり、二次的な
加工を更に行う必要が回避され、従って製造が簡易化さ
れる。
【0020】対設状に配された2枚の素材から複数のパ
ック体形成材 (エレメント) を形成することが公知であ
るが、この場合には上記の打抜き装置により、それぞれ
の素材の全てのパック体形成材の角部の打抜き加工を行
うことが可能となる。本発明に従い、供給ロールと切断
装置の間に、供給ロールの交換時にウェブ (端部) 同志
を継ぎ合わせる加工を行うための接着加工手段又は装置
を設けることもまた有利である。接着継ぎ加工について
は既に説明を記述した。上記のように接着加工装置を設
けることは、既述の理由により特に有利なのであるが、
とりわけ供給ロールと切断装置の間の部位には、接着フ
ィルムの条片 (ストリップ) の貯溜及び供給のために充
分なスペースがあること、実施すべき種々の工程の調節
が可能となること等のため、有利である。本発明の上記
以外の構成特徴、効果及び可能な用途は、添付図面を参
照して以下に行う実施例の記載から明らかとなるであろ
う。
【0021】
【実施例】本発明装置の全体構成は、図1の線図式断面
図に最も良く示されているが、図示のように合成プラス
チック材のウェブ1が供給ロール2から引出され、第1
の1対のローラ3, 3、それらの下流側の第2の1対の
駆動ローラ4,4から、上方の可動刃6及び下方の静止
刃7を備えた切断装置5(図2)に供給され、この装置
5を経て収容器(マガジン)8に送られるようになって
いる。図1及び図2には、ウェブ1から切断分離された
個々の素材9が上方から下方へと、収容器8のろう斗部
10に供給されることが示されている。
【0022】素材9の排出は、収容器8の底又は排出側
から行われ、ひとつには水平軸12の周囲に枢動可能な
可動フラップ(又は枢動翼)11を介し、他には水平軸
14の周囲に枢動可能な第1の支持板部材13により行
われるようになっている。図1及び図2において、可動
フラップ11及び第1の支持板部材13が、加熱可能な
吸付け板15の右側の、いわば第1の側に配されている
一方、その(反対)左側の、いわば第2の側には第2の
可動の支持板部材16が設けられており、なおこの部材
16は、双方向矢印17により示される方向に並進運動
を行うように構成されている。
【0023】本明細書中、一般的に「加熱可能な吸付け
板(15)」として記載した板部材は、本発明の好まし
い実施例の説明のために特に重要なものではない。一層
正確に説明するならば、この吸付け板15は吸付け及び
加熱手段又は板18aを両側面に具備した主支持板18
である。符号15により一般的に示される加熱可能な吸
付け板は、その両側表面に、符号18aにより示される
吸付け及び加熱板を有するものであればよい。主支持板
18は、長さ又は高さが比較的に大きなものであって、
その各側面に3枚の吸付け及び加熱板18aが段状配置
で設けられている。
【0024】図1は、更に、深絞り加工機の構造を特に
明瞭に示しているが、この装置は、主支持板18の下方
部分に相当する部位に外側の加熱板19及びこれらの加
熱板の更に下方に深絞り加工のための加熱板20を有し
ている。なお、深絞り加工そのものは、本発明の説明の
ためには重要なものではない。いずれにせよ素材の深絞
り加工は図1の矢印21により示されるように素材が下
方に送られて実行される。
【0025】図1において注目に価するもうひとつの点
は、打抜き加工装置22、第3の駆動ローラ対23,2
3、接着加工手段又は装置26の上流及び下流部位に従
動輪対24,24及び25,25、更に、駆動ローラ対
4,4及び23,23が間欠的に合成プラスチック材の
ウェブ1を引き出す時にループが形成されるように、双
方向矢印28に示される方向に上方及び下方に運動可能
な従動ローラ27が設けられていることである。
【0026】符号26により一般的に示される接着(継
ぎ)加工装置は、本発明装置通常の作動時には作動せ
ず、供給ロール2からのウェブ1の引き出しが続行され
るが、この接着加工装置26は供給ロール2の交換時に
作動を行う。ロール交換時、ウェブ1は、その支承表面
として機能する支承部材(テーブル)29の面上を走行
するのであるが、この支承部材に対設してウェブ1をは
さむ形で、2個の固定ボルト31及び31aを有する被
覆部材30が設けられている。固定ボルト31が先行ウ
ェブ1の終端部を保持する一方、固定ボルト31aは次
の、新しいウェブ1の始端部を保持し、直線状に切断さ
れた2枚のウェブ1の終端縁及び始端縁を相互に当接状
態に固定し、それらを接着剤の条片体(ストリップ)、
例えばTesa(登録商標)フィルムの条片(ストリップ)
により継ぎ合わせるようになっている。
【0027】ウェブの接着継ぎ部も従動ローラ対25,
25から上方に切断(加工)装置5に送られるのである
が、その前途、従動ローラ対25, 25と駆動ローラ
4,4の間において、ウェブ1は対設板部材32,32
によりちりよけ処理を受け、それに付着したちり、ほこ
り等の除去が行われるようになっており、また場合によ
ってはウェブ1の清浄化処理も行い得るようになってい
る。
【0028】素材(ブランク)9を種々の装置内位置へ
移送する態様は図2を参照すると容易に理解されよう。
水平軸12周囲に枢動可能な可動フラップ11は、図示
を省略した真空配管に接続され、制御された状態で真空
を受けるように構成された吸付け部33を有している。
同様な吸付け部33が、水平軸14周囲に枢動可能な第
1の支持板部材13及び空気シリンダ34により、双方
向矢印17の方向に並進往復運動が可能な第2の支持板
部材16にもまた設けられている。吸付け部33によ
り、素材9を可動フラップ11、支持板部材13,16
のそれぞれの表面上に確実に保持することが可能であ
り、また本発明装置のこれらの部材11,13及び16
は素材9と共にそれぞれの所定位置に駆動可能となって
いる。
【0029】図2において、可動フラップ11は、その
水平位置又は姿勢において実線により示され、また符号
35により一般的に示される案内手段の垂直な入口又は
取込み表面と平行な、その垂直位置又は姿勢において一
点鎖線により示されている。可動フラップ11の垂直位
置又は姿勢において、素材9も、図4においても示され
るように垂直姿勢となり、この場合の素材が符号9aに
より示されている。案内手段35の垂直に配された入口
表面から、素材9aを加熱可能な吸付け板15に関し反
対側の、符号9bにより示される位置に移送することが
必要であるが、これは、U字形コンベヤ37(図3)と
して機能する無端二重リンク鎖環により吸付け板13を
めぐり駆動される同伴手段36により行われる。この詳
細は図3を参照して以下に説明する。先ず、図2及び図
4に示される下方の案内レール38及び上方の案内レー
ル39の説明が必要であるが、この点に関し図4は、素
材9又は9aの寸法に従い、上方の案内レール39の高
さ位置が調節し得ることを示すために、その中間位置を
一点鎖線位置39aとして示している。保持板40が下
方の案内レール38と上方の案内レール39とを接続し
ており、また図3に示され、U字形に曲げて示した大カ
ッコにより示されたU字形搬送路部41においては上方
の案内レール39を保持するようになっている。可動フ
ラップ11の水平軸12を中心とする回動域及びこれに
対応する反対側の域では、少なくも上方の案内レール3
9は取除かれており、案内手段35の垂直表面内外への
運動が、図4の一点鎖線43により示されるように、可
能となっている。特に案内レールのない部位における素
材9aの追加の支持手段として、図4に示されるように
固定案内部材44が設けられており、またこの反対側に
当接部材45も設けられている。図4の下底部には、コ
ンベヤ37として機能する二重リンク鎖のためのレール
部分46が示されている。
【0030】案内手段35は、図3において平面図によ
り示されている。図3の頂部分に2個の上方の駆動/変
位又は従動輪47,48が示されているが、これらは2
個の下方の従動輪49,50と共にコンベヤ37(二重
リンク鎖)の四辺形形状を形成するように配置設置され
ており、また無端コンベヤ37は図3の矢印の方向に運
動するようになっている。U字形を形成するためまたU
字形搬送路部41を形成するためにU字形の腕部は直線
状で従動輪47,48におよんでおり、下方部位には更
に2個の従動輪51,52が配されている。上記の駆動
輪又は従動輪はそれぞれ垂直軸周囲に回転可能なもので
ある。
【0031】図4は平面図であり、このため案内手段の
種々の平らな表面は直線として現われる。図3の右方部
分において、素材9aはちょうど案内手段35の入口又
は取込み表面の部位にあるが、加熱可能な吸付け板15
の反対側ではU字形搬送路部41の終端表面又はU字形
の腕の延長部の部位に位置しており、素材9bとして示
されている。入口表面部における素材9a及び終端表面
部における素材9bはともに平らな姿勢となっている。
素材は、平板状ではあるが可撓性を有するものであり、
従ってU字形搬送路部41の曲線部に容易になじむこと
が可能である。
【0032】図2とは異なり、図3は吸付け板15の左
側部位に、上下に隔設された2個の空気シリンダ34,
34を示している。図3はまた、反対の右側部位に2個
の空気シリンダ53,53も示しているが、これらの空
気シリンダ53,53は水平軸14を中心として回動可
能で、第1の支持板部材13を支持するものである。空
気シリンダ34,34は、第2の支持板部材16を支持
する。この板部材16は、図2に示されるような後退位
置(図2及び図3において板部材16として示されてい
る)と、その反対側の右側の位置とに示されており、な
おこの位置においては板部材16bとして示されている
(図3)。更に、図3において吸付け板15の下方にあ
たる部位には、既に深絞り加工が行われ、2枚の素材が
合体されて形成された10個のパック容器形成体が列状
に示されている。図1のIII-III線矢視平面図において
このパック容器形成体の列は実際には可視ではないが、
本発明の理解をはかるために図3に示したものである。
【0033】搬送路部41がU字形状となっているた
め、素材9aを案内レール38, 39により挟持した状
態で入口表面部から、従動輪52, 51をめぐるように
して送ることが出来、この搬送路部41を経た後は再び
直線状の平らな形として、素材9bとして示されるよう
に終端部表面上に位置した状態となる。外側の加熱板又
はジョー19とその下方の加熱板即ち深絞り加工具20
とは共に、吸付け板15と共に上記のU字形搬送路を経
て旋回運動を行う。この構成によれば、図3に示される
案内手段又は構成35により、図2及び図3の右方の入
口表面部の9aとして示される素材を、左方に入口表面
部とは反対側の終端表面部へと搬送することが出来る。
なお、このように搬送された状態の素材が9bとして示
されている。
【0034】図2を再び参照し、特に、そこに示される
収容器(マガジン)8を検討する。この収容器はろう斗
又はホッパの形の断面形状のものであるが、その側壁又
は案内壁58は、2面のみが線図式に示されている。な
お、これらの壁は垂直に対し傾斜姿勢となっている。装
置の稼動時、収容器8内で積重ねられた素材9は、一縁
部が案内壁58, 58のいずれかに接触した状態で山状
となっていると想像されたい。更に、図示はされない
が、山状の素材9の最下底のものが正しく位置決めされ
るようにするためには素材9の山は、上記のいずれかの
案内壁58に隣接するもう1面の案内壁にも接触してい
ることが必要である。このように素材9を確実に隣接2
面の案内壁に接触した状態とするために、振動装置59
を設けることが有効である。
【0035】収容器8の底壁部はまた素材の取出し部で
もあり、他方その頂部開口部は素材の受取り又は受入れ
部であり、そこに切断分離されたばかりの素材が落下投
入される。切断装置5とは反対側の後方側にスピンドル
60が配されており、これを軸として、空気シリンダ6
3によりピストン棒64を介し駆動されて可動又は枢動
フラップ61が、双方向曲線矢印62の方向に枢動可能
に設けられている。なお、可動フラップ61はL字腕6
5を有し、これに空気シリンダ63が係合して可動フラ
ップ61をスピンドル60周囲に回動させるようになっ
ている。
【0036】装置の稼動時、図5に示される合成プラス
チック材のウェブ1は矢印66の方向に送られるのであ
るが、図5に示されるウェブの横断方向の線67は個々
の素材9, 9の境界を示す。例えば、図5に示されるウ
ェブ1からなる素材9から列状に連なる6個のパック容
器形成材が形成される。ウェブ1から任意の1枚の素材
9をとると、これは位置IからVIへと次々に移動する。
位置I及びII間の横断又は境界線67上に破線により一
連の正方形が示されているが、それらはこの段階ではま
だ行われていない打抜き加工により、後に打抜きの行わ
れる個所を示すものである。打抜き加工は位置I及びII
のいずれにおいてもまだ行われず、従って位置II及びII
Iの間に示される線67は連続線により示されており、
これらの位置ではウェブ1は連続状のものとして矢印6
6の方向に連続送りされる。位置III及びIV間の矢印2
2aにより示される部位において、上記の打抜き加工が
打抜き加工装置22により境界又は分離線67上に行わ
れる。この加工は、駆動輪対4, 4及び/又は23, 2
3が合成プラスチック材のウェブ1の間欠送りを行うよ
うになっているので、ウェブ1が静止状態の時に行われ
る。素材9が更に移動して位置Vに到ると、位置IV及び
V間の線67上に見られるように打抜き部が列状に形成
されている。この時、矢印22の部位では次の打抜き加
工が行われている。素材9が矢印66の方向に更に進む
と、矢印5aにて示される部位で、一連の打抜き部の中
心を通して切断加工が行われ、ウェブ1は個々の素材9
(9a)に分離され、位置VIから分離された個々の素材
が直接収容器8中に落下するようになっている。
【0037】分離された個々の素材9のその後の送り
は、図2及び図3を参照すると容易に理解されるとおも
われる。可動フラップ11の吸付け部33が最下底位置
にある素材9を吸付け保持して、水平軸12周囲に下方
に90°回動し、この素材9を収容器8の排出又は取出
し側から案内手段35の入口表面部へと運び出し、同伴
手段36の前面側で、いわば休止状態となる。次いで、
可動フラップ11は、図2において一点鎖線により示さ
れる垂直姿勢となる。この時まだ吸付け保持されている
素材9aにより示されているが、これは図3においても
同様である。さて、コンベヤ37が間欠的に駆動されて
入って来るのであるが、その直前に吸付け部33の真空
がしゃ断され、従って素材9aは案内手段35の案内レ
ール38、39に移し得る状態となる。この素材9aは
コンベヤ37の矢印の方向に押進められて、符号9bに
て示されるように、その終端位置に達する。ここで、第
2の支持板部材16が空気シリンダ34により駆動され
て、その後退又は待機位置から、並進運動により、矢印
17の右方向に進み素材9bに当接する。支持板部材1
6の吸付け部33に真空が与えられ、このため素材9b
は支持板部材16に保持されて加熱可能な吸付け板15
の左側の表面に圧接させられる。吸付け板15にも吸付
け部が設けられていて、それらの吸付け部に真空が与え
られると、支持板部材16の吸付け部33には通気が行
われ、次いでこの板部材16は図3(及び図2)の左側
部分に示されるその位置に戻り駆動される。
【0038】上述した素材9a(9b)の搬送の間に、
空気シリンダ53が水平軸14周囲に回動し、これによ
り第1の支持板部材13は、収容器8の取出し又は排出
側の、その水平位置に戻される。この支持板部材13の
吸付け部33のスイッチ投入が行われ、次いで図2に示
されるピストン棒68の並進運動により、最下底に位置
した素材9が下方に引出され、水平軸14を中心として
左方に90°回動される。この回動位置から、素材は双
方向矢印69の右方向に、吸付け板15に向い並進運動
で送られ、この吸付け板15に渡される。次いで、第1
の支持板部材13の吸付け部33の真空がしゃ断され、
加熱可能な吸付け板15の側の真空がスイッチ投入さ
れ、以上の作動パターンが繰返し得るようになってい
る。
【0039】供給ロールの交換時には、既述の接着継ぎ
が行われるのであるが、枢動フラップ61が双方向矢印
62により示される下方に回動し、次いで接着継ぎ部を
有し、廃材となるウェブ1の先端部分が枢動フラップ6
1上に到ると、可動刃即ち切断刃により切断が行われ、
枢動フラップ61が左上方に戻り回動して、接着継ぎ部
を有する素材を排除するようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】供給ロール及び深絞り加工装置の一部部材を備
えた本発明装置の全体を示す線図式略示断面図である。
【図2】切断装置、収容器、可動フラップ、第1及び第
2の支持板部材を含む本発明装置の重要な部材を示す、
一部欠切拡大部分図である。
【図3】U字形案内手段又は構成を示す、実質的に図1
のIII−III線矢視による、図1の装置の平面図である。
【図4】実質的に図3のIV−IV線矢視による、案内手段
の断面部分図である。
【図5】打抜き加工工程及び所定打抜き加工個所を示
す、合成プラスチック材のウェブの線図式一部欠切平面
図である。
【符号の説明】
1 (合成プラスチック)ウェブ 2 供給ロー
ル 3, 4, 23 (駆動)ロール対 5 切断装置 8 収容器 9, 9a, 9
b 素材(ブランク) 11 可動(枢動)フラップ 12, 14
水平軸 13, 16 第1及び第2の支持板部材 15 吸付け
板 22 打抜き(加工)装置 26 接着加
工手段(又は装置) 33 吸付け部 35 案内手
段又は構成 37 (無端)コンベヤ 38, 39
案内レール 41 (U字形の)搬送路(部) 47, 48, 49, 50 駆動及び/又は従動輪 51, 52 従動輪 58 案内壁
又は側壁 59 振動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレッド ヴァルリッヒ ドイツ連邦共和国、6085 ナウハイム、ヴ ィルヘルム−ライブル−シュトラッセ、2 (72)発明者 コルス ベルンハルト ドイツ連邦共和国、6100 ダルムシュタッ ト、エッセルボルンシュトラッセ、2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深絞り加工の可能な合成プラスチック材
    のシート状の素材 (9) を、少なくも1枚の加熱可能な
    吸付け板 (15) を備えた深絞り加工機の受入れ部に供
    給するための装置であって、深絞り加工の可能な合成プ
    ラスチック材のウェブ (1) の供給ロール (2) から間
    欠的にウェブ (1) の引出しを行う駆動ロール対 (3,
    3;4, 4;23, 23) を、送り方向において切断装
    置 (5) の上流部位に配して設け、この切断装置 (5)
    の下流側に素材 (9) の収容器(8) を設け、この収容
    器 (8) の排出側に係合するよう駆動される、吸付け部
    (33) の形成された可動フラップ (11) 及び第1の
    支持板部材 (13) を設け、加熱可能な吸付け板 (1
    5) に関し、第1の支持板部材 (13) の反対側に、吸
    付け部 (33) の形成された運動可能な第2の支持板部
    材 (16) を設けたこと及び素材 (9) を可動フラップ
    (11) から、加熱可能な吸付け板 (15)の反対側の
    第2の支持板部材 (16) に送るためのコンベヤ (3
    7) を有する案内手段 (35) を設けたことを特徴とす
    る供給装置。
  2. 【請求項2】 収容器 (8) がろう斗状の断面形状のも
    のであって、その隣接側面に、切断された個々の素材
    (9) が収容器 (8) 外に排出される際に、それらが可
    動フラップ (11) 上に正確に位置決めされることを可
    能とする案内壁(58) を有し、好ましくはこの収容器
    (8) に振動装置 (59) を更に設けたことを特徴とす
    る請求項1の供給装置。
  3. 【請求項3】 吸付け部 (33) の形成された可動フラ
    ップ (11) が、収容器 (8) の下方で、水平軸 (1
    2) の周囲に、案内手段 (35) の取込み面と平行な姿
    勢へと回動可能であることを特徴とする請求項1又は2
    の供給装置。
  4. 【請求項4】 第1の支持板部材 (13) が水平軸 (1
    4) を中心として、収容器 (8) 下方の素材取込み姿勢
    から加熱可能な吸付け板 (15) の面に沿う素材送り出
    し姿勢へと回動可能でかつ水平軸 (14) に関し並進運
    動し得る構成となっていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかの供給装置。
  5. 【請求項5】 第2の支持板部材 (16) が、素材受取
    り位置から素材送り出し位置へと並進運動するよう構成
    されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かの供給装置。
  6. 【請求項6】 案内手段 (35) が、平面視U字形の搬
    送路 (41) 、このU字の腕部を成す加熱可能な吸付け
    板 (15) の1側面の取込み面及びその反対側の終端面
    を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの
    供給装置。
  7. 【請求項7】 平面視において、案内手段 (35) が、
    垂直軸周囲に回転可能で、四辺形形成状に隔設され、ま
    た無端コンベヤ (37) のかけ渡された4個の駆動及び
    /又は従動輪 (47,48,49,50)及び搬送路
    (41) のU字部を形成する更に2個の従動輪 (51,
    52) を有することを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれかの供給装置。
  8. 【請求項8】 案内手段 (35) が、素材 (9) の長手
    方向端縁部を支持する、相互に平行に隔設された案内レ
    ール (38,39) を有することを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれかの供給装置。
  9. 【請求項9】 供給ロール (2) と切断装置 (5) の間
    に打抜き装置 (22) を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし8のいずれかの供給装置。
  10. 【請求項10】 供給ロール (2) と切断装置 (5) の
    間に、供給ロール (2) の交換時にウェブ (1) 同志を
    継ぎ合わせるための接着加工手段 (26) を設けたこと
    を特徴とする請求項1ないし10のいずれかの供給装
    置。
JP4210458A 1991-08-22 1992-08-06 深絞り加工機へのシート状素材の供給装置 Withdrawn JPH05220831A (ja)

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AU (1) AU651905B2 (ja)
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DE (2) DE4127854C2 (ja)
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JP2006095938A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Sekisui Plastics Co Ltd 熱可塑性樹脂シートの連続成形方法
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