JPH08253210A

JPH08253210A - 荷造り機の資材装入装置

Info

Publication number: JPH08253210A
Application number: JP7287108A
Authority: JP
Inventors: Oscar Roth; ロートオスカー
Original assignee: Involdes AG
Current assignee: Involdes AG
Priority date: 1994-11-08
Filing date: 1995-11-06
Publication date: 1996-10-01
Also published as: EP0711707B1; US5697877A; CH687818A5; DE59504681D1; EP0711707A1

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】マガジン内に在るブランクと、マガジンに装
入され積み重ねられたブランクとの間に空気が自由に進
入することによって、２番目に最前部となるブランクを
伴連れにするおそれを解消する。【解決手段】偏平なブランク２をマガジン６内で直立
して自在に積み重ね、搬送路１１上の先行する該ブラン
クの一部Ｆ、Ｄが、搬送路１１の平面１３を超えるよう
に設定する。給紙装置２４〜３４は、一方の第１の末端
で搬送路１１の平面１３を超える部分Ｆ、Ｄをくわえ、
進入係合部対１６の間を移動させて他方の第２の末端で
開放する。搬送路１１の平面１３内に在って、ブランク
２の直接後続する部分Ｂの側縁Ｓを原形通り搬送路１１
の平面１３内で下支えする、手段１９、２２が係合部対
１６の進入領域１７内に所在する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、偏平な梱包材ブランク
から成る予備成形した梱包ブランクを用いる荷造り機の
周期的ブランク装入装置であって、ブランクマガジン
と、該マガジンと接続して１平面内で作動する搬送路に
おいて、該搬送路がブランクの数量に応じて搬送方向に
離隔する係合部から成る係合部対が周期的に梱包材ブラ
ンクを進入させる進入領域を備え、該係合部対が搬送方
向に往復運動する給紙装置と協働してそのつどブランク
マガジンから取り出される偏平な梱包材ブランクを中間
形状に予備成形し、この中間形状にある該ブランクを荷
造り機の搬送路上で充填して完全に梱包するごとき前記
搬送路とを有する荷造り機の装入装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】この種装置はカナダ特許公報第１２８８
９９０号から公知である。本装置のブランクマガジン中
には、波型板紙から成る偏平な梱包材ブランクが、搬送
路の搬送方向に傾斜した傾斜位置に保持されている。こ
の斜に載置したブランク積み紙のうちそのつど最下位に
あるブランクは、給紙装置によって梱包材底部を形成す
る部分となって取り込まれ、ほぼ楕円形軌道上に在る係
合部対の係合部間の搬送路に載置され、そこで両係合部
が梱包材を充填可能な中間形状に予備成形するまでの
間、留め置かれる。マガジン内に斜に載置したブランク
積み紙内で、ブランク間の空気は押し出される。最下位
のブランクを給紙装置から取り出すと、そのブランクと
それに接するブランクとの間に真空が生じる。そのた
め、給紙装置の後者のブランクが最下位ブランクとマガ
ジンから一緒に引き出されると云う危険が在る。このよ
うに過って載置した場合には、装置を接続する荷造り機
もろとも停止して余分に引き出されたブランクを手で除
去しなければならない。このように過った載置を防止す
るため、先端で横から僅かに第２のブランクに隙間を開
けて、第２のブランクが第１のブランクによって伴連れ
にされるのを防止する、調節自在なピンがマガジン領域
に必要である。このピンのもっとも適切な調節操作は、
ブランクの書式変更または板紙品質変更後、機械運転時
に行わねばならず、はなはだ時間を無駄にする。

【０００３】この公知装置の別な欠点は、給紙装置の吸
い口を楕円軌道上で移動させるため、必然的に構造面で
コストが嵩むことである。

【０００４】

【本発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は前記様式の装置の前記欠点を除去せんとする課題に立
ち向かうものである。

【０００５】

【問題を解決するための手段】本発明によれば本課題は
請求項１の特記事項によって解決する。

【０００６】

【実施例】添付の模式図を用いて本発明を実施例につき
説明する。第３図と第４図とで参照的に図示したもの
は、梱包１（第１図）の予備成形に用いて充填可能な中
間形状とする装置である。梱包１は、底部Ｂと、前壁Ｆ
と、後壁Ｒと、蓋Ｄと、それらに接続する脇のりしろＳ
と、同じく後壁５に装着した閉止用のりしろＶとから成
る。互いに接着剤を付けた脇のりしろＳは、脇のりしろ
Ｓの大きさに応じてそれぞれ開閉可能な側壁を形成す
る。梱包が完了すると、閉止用のりしろＶをやはり蓋Ｄ
と接着する。これら梱包材の各部は全て偏平なブランク
２（第２図）として一体に纏まり、折り線ないし折り目
３と４とによるか、ないしは切り欠き５によって互いに
分割されている。梱包１を充填するには、この梱包材を
まず中間形状に、一方では前壁Ｆを蓋Ｄと、他方では後
壁５を閉止用のりしろＶと、対応する折り線３を中心に
上へ直角に折り曲げて予備成形する。脇のりしろＳは予
備成形時には境界を付けた箱の構成要素Ｂ、Ｆ、Ｒない
しＤとまだ同一平面内で離隔した儘である。この中間形
状に予備成形した梱包内に梱包すべき製品を側面から底
部Ｂ上へ載置し、ついで他の部分を折り曲げ、梱包とし
て纏めて互いに接着する。ブランク２を周期的に搬送す
るには、マガジン６内のこれらブランクを高さが調節自
在な台７上に前もって載置する。上下に在る裏当て横桟
８が軽く抵抗して最前部ブランク２がマガジン６からこ
ぼれ落ちるのを防止する。この最前部ブランクは、傾斜
面内を自在に移動して斜に下降するコンベヤベルト９の
ブランク群に続いて装入され、その際、後続するこれら
ブランク群は点１０でマガジン中に載置したブランク群
と初めて密接するに至る。その際、コンベヤベルト９に
よってこれらブランク群が下部末端で扇状に展開され、
そのため空気が各ブランク間に進入でき、それからブラ
ンク群は台７上に少なくとも近似的に垂直に直立して整
列する。

【０００７】中間形状に予備成形したブランク２を、荷
造り機の後続充填ステーションに運び去る搬送路１１
が、マガジン６に接続する。主として搬送路１１は、図
示していないモーターが駆動する一対のエンドレスチェ
ーンによって構成され、チェーンを張って搬送させてい
るそのチェーン受けが搬送平面１３内を記入矢印の向き
に動く。チェーン対１２は、支承され自在に回転するシ
ャフト１５上に軸固定した２個のガイドホイール１４を
中心に誘導され、規則正しく離隔した係合部対１６を備
える。係合部対１６は、それぞれ搬送方向に先行する係
合部１６′と後続する係合部１６″とを有し、対向し合
う側に搬送平面１３とは直角方向の当て面を備える。係
合部対１６は、係合部１６′と１６″とが進入領域１７
に沿い循環中、ガイドホイール１４を中心に下側のチェ
ーン受けから搬送平面１３上へと進み、後述する仕方で
ブランク２を引き継ぐ。シャフト１５は、間を一対のチ
ェーン１２が循環する、垂直な２個の平行板１９で回転
自在に支承されている。互いに背向する平行板の側面に
は、ローラ２０がそれぞれシャフト１５上に軸固定され
ており、ローラ２０の周囲には弾性ゴム環２１をむくゴ
ムタイヤのかたちで装着して在る。環２１の外周直径は
チェーンガイドホイール１４のピッチ円直径よりやや大
きくすることで、環２１の周速をチェーン対１２の送り
速度よりとりわけ約５％〜１０％速くしている。

【０００８】ローラ２０の上方に僅か離してローラ２０
を被覆する板金製案内２３を板１９に固定し、この板金
製案内２３は搬送平面１３と平行に向き、かつその下側
は滑動面を形成している。この板金製案内２３はシャフ
ト１５の僅か手前に一端が在り、進入領域１７の末端な
いし末端近傍に他端が在る。本装置は、さらに、リンク
２５が図示した搬送方向に、両末端間を前後に揺動する
偏心駆動装置２４を備えている。リンク２５は２個の案
内ロッド２６によってそれぞれ、搬送方向と平行な案内
２８上を直線状に移動可能なそり２７と連結している。
案内２８は板１９の互いに背向する側面に固定して在
る。双方のそり２７にはそれぞれピニオン３０を軸固定
して取り付けた管２９が自在に回転できるよう支承して
在る。管２９は３個の角型短管３１を相並んで支持し、
この角型短管３１はその自由端に弾性ゴム製で吸引つま
みを形成する吸い口３２を担持する。図示していない制
御弁を介し、これも図示していない真空供給源と管２９
とを連結することによって、吸い口３２を機械的リズム
で、真空ともあるいは通常圧とも選択自在に接触させる
ことができる。ピニオン２０は、油圧または空気圧で駆
動し、そり２７に固定したピストン式駆動装置３４のピ
ストンロッドと強固に連結したラック３２と噛み合う。
ピストン式駆動装置３４が作動媒体によって押圧される
と、第３図で仄示するように、管２９は９０度だけ回転
する。

【０００９】説明中の装置はつぎのように作動する。連
続的に循環するチェーン対１２が、機械的リズム毎に係
合部対１６を進入領域１７に搬送する。先行係合部１
６′が搬送平面１３に到達している間中、吸い口３２
は、第３図に一点鎖線で図示した位置（ここでは真空で
押圧した位置）で、マガジン内の最前部ブランク２の前
壁Ｆの範囲とそれに蓋Ｄの範囲をもくわえている。ここ
で偏心駆動装置２４はそり２７を（後続係合部１６″が
進入領域１７に到達する前に）他方の末端位置へ移動さ
せる。このとき、吸い口３２はくわえているブランク２
の前壁Ｆと蓋Ｄとを搬送方向に牽引し、その際、加えた
ブランクの一部ＦとＤとは垂直に整列して保持される。
このとき、搬送平面１３下側に在るマガジン６内の残り
のブランクの一部Ｂ、Ｒ、Ｖはそれぞれに隣接する脇の
りしろＳとともに引きずられ、ローラ２０に（第３図の
位置３５で）衝接し、このローラによってそれ以上搬送
平面１３内に移動して行くうちに上向きに旋回させられ
る（矢印３６）。ついで、底部Ｂから横へはみ出してい
る脇のりしろＳが、板金製案内２３の下側とローラ２０
との間に引き込まれ、そこで（前述のように）チェーン
対１２の送り速度より速いローラ２０の環２１の弾性変
形によって、ブランク２の前壁Ｆが先行係合部１６′に
接して直立するに至るまで、摩擦力で固定して駆動され
る。ほぼ環２１の周速と同じ速度で駆動されるそり２７
は、ブランク２をローラ２０によって引き継いだ後、他
方の末端位置に達するが、その時機は遅くともローラ２
０がブランク２を先行係合部１６′に突当てた時であ
る。このそりの末端位置ではブランク２を解放するよう
に、基準圧の吸い口３２がブランクに衝接する。同時に
か、または引き続き、ピストン式駆動装置３４を起動
し、９０度だけブランク２の搬送路から外側へブランク
２を旋回させる。続いてそり２７が他方の末端位置へ移
動し、説明中の作動行程を反復する。

【００１０】双方のそり２７ないし吸い口３２のそれぞ
れとともに、管２９と平行な軸を中心にそれぞれ枢動可
能な指の役目をする偏平抑制板４０を伴走させることは
望ましいことである。この抑制板４０は搬送平面１３内
に在る。抑制板４０の上側は板金製案内２３の下側より
僅かに低い。第３図の一点鎖線で図示した吸い口３２の
位置で抑制板４０は搬送平面１３内に在る最前部ブラン
ク２の切り欠き５中に回り込む。ブランク２が位置３５
を超え、切り欠き５の下縁が板金製案内２３の下方に来
て、ローラ２０によってくわえられるまで、この切り欠
き５内に抑制板４０は留まり、それはブランク２が吸い
口３２を載置している間中続く。この時点で抑制板４０
はブランクの搬送路から跳ね除けられ、吸い口３２とと
もに第３図図示の位置へ戻る。抑制板４０によって、搬
送平面１３内に在る切り欠きの下縁を、マガジン６から
その儘の形で取り出して板金製案内２３の下まで誘導
し、そうすることによってかなり反ったブランク２も、
ローラ３０の作動範囲に支障無く搬送されるのである。
底部Ｂの脇のりしろＳをローラ２０によって（位置３７
で）くわえた後、ただちに、進入係合部２６のうち後続
係合部１６′は、下から搬送平面１３上へ移動する。そ
のとき、後続係合部１６′は、後壁Ｒをその脇のりしろ
Ｓと閉止のりしろＶとともに、対応する折り線３を中心
として、後壁がそれに先行する当て面に密接し、しかも
その際、搬送平面１３と直角に向くまで、上方へ旋回さ
せる。この作業行程の間中、底部Ｂの脇のりしろＳは板
金製案内２３によって抑止されるため、搬送平面１３内
の底部Ｂは前進する。後壁６が上方へ旋回すると、梱包
材を充填可能な中間形状とする予備成形作業は完了し、
予備成形した梱包材は、云わば係合部対１６の係合部１
６′と１６″との間で挟持して、つぎの充填ステーショ
ンへ搬送される。

【００１１】ローラ２０は、底部Ｂの脇のりしろＳを駆
動するだけでなく、ブランクの一部ＦとＤとに後続する
ブランクの一部Ｂ、Ｒ、Ｖも矢印３６が指す上方に旋回
させるので、付随的には、底部Ｂが引きずるブランクの
一部ＲとＶとを、後続係合部１６″が支障無くくわえ、
ついで上に向け垂直方向に旋回できる位置へ誘導する案
内装置の役割も担っている。本給紙装置は、構造につい
ては別構造でも構成できる。つかみ具３２がブランク２
の前壁Ｆを搬送平面２とは直角に整列させて、搬送路１
１の送り方向に引き継ぐことと、梱包材底部がブランク
２の予備形成中に充填可能な中間形状に搬送平面１３内
でもとの形の儘保持されていることとが本質的な部分で
ある。板金製案内２３の代りに、ローラ等別の形の抑制
装置を設けるのも宜しい。

【００１２】

【本発明の効果】本発明による解決策で、マガジン内に
在るブランクと、マガジンに装入され積み重ねられたブ
ランクとの間に空気が自由に進入することによって、２
番目に最前部となるブランクを伴連れにするおそれは霧
散霧消する。さらに、吸い口がブランクの別の書式にも
比較的簡単かつ迅速に適応できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】缶や壜などの発送準備と貯蔵とが可能な梱包で
ある。

【図２】第１図の梱包を組み立てるブランクである。

【図３】本発明による装置の側面図である。

【図４】一部を取り去った第３図の平面図である。

【符号の説明】

１梱包２ブランク３折り線ないし折り目４折り線ないし折り目５切り欠き６マガジン７台８裏当て横桟９コンベヤベルト１０点１１搬送路１２チェーン対１３搬送平面１４ガイドホイール１５シャフト１６係合部対１６′ 先行係合部１６″ 後続係合部１７進入領域１８欠番１９平行板２０ローラ２１弾性ゴム環２２欠番２３板金製案内２４偏心駆動装置２５リンク２６案内ロッド２７そり２８案内２９管３０ピニオン３１角型短管３２吸い口３３ラック３４ピストン式駆動装置３５ブランクの一部Ｂ、Ｒ、Ｖがローラ２に衝接する
位置３６矢印３７ローラ２０がブランクの底部Ｂの脇のりしろＳを
くわえる位置３８欠番３９欠番４０抑制板Ｂ梱包の底部Ｆ梱包の前壁Ｒ梱包の後壁Ｄ梱包の蓋Ｖ梱包の閉止用のりしろＳ脇のりしろ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】偏平な梱包材ブランク（２）から成る予
備成形した梱包ブランクを用いる荷造り機の周期的ブラ
ンク装入装置であって、ブランクマガジン（６）と、該
マガジンと接続して、一平面（１３）内で作動する搬送
路（１１）において、該搬送路（１１）がブランクの数
量に応じて搬送方向に離隔する係合部（１６′、１
６″）から成る係合部対（１６）が周期的に梱包材ブラ
ンクを進入させる進入領域（１７）を備え、該係合部対
（１６）が搬送方向に往復運動する給紙装置（２４〜３
４）と協働してそのつどブランクマガジン（６）から取
り出される偏平な梱包材ブランク（２）を中間形状に予
備成形し、この中間形状にある該ブランクを荷造り機の
搬送路（１１）上で充填して完全に梱包するごとき前記
搬送路（１１）とを有する荷造り機の資材装入装置にお
いて、偏平なブランク（２）が、マガジン（６）内で直
立して自在に積み重ねられ、搬送路（１１）上の先行す
る該ブランクの一部（Ｆ、Ｄ）で搬送路（１１）の平面
（１３）を超えることと、給紙装置（２４〜３４）が、
第１の末端で搬送路（１１）の平面（１３）を超える部
分（Ｆ、Ｄ）をくわえて、資材装入係合部対（１６）の
間を移動させ、別の第２の末端で開放することと、係合
部対（１６）の進入領域（１７）内に、給紙装置がくわ
えたブランクの一部（Ｆ、Ｄ）に直接接続する部分
（Ｂ）を平面（１３）内で原形のまま、保持する手段
（２３）が所在することとを特徴とする前記装置。
【請求項２】請求項１による装置であって、手段（２
３）が、搬送路（１１）と平行で、搬送路（１１）の平
面（１３）内に在り、ブランク（２）の直接後続部分
（Ｂ）の側縁（Ｓ）と係合する案内部（２３）を有する
ことを特徴とする請求項１による前記装置。
【請求項３】請求項１または２による装置であって、
マガジン台（７）が、梱包材ブランク（２）を載置し、
搬送路（１１）の平面（１３）に対して高さを自在に調
節し得ることを特徴とする請求項１または２による前記
装置。
【請求項４】請求項１〜３中の１請求項による装置で
あって、案内機構（２０）が所在し、給紙装置（２４〜
３４）の移動中、第１の末端から第２の末端へ梱包材ブ
ランク（２）の後続部分（Ｂ．Ｒ．Ｖ）を搬送路（１
１）の平面（１３）に向って上方へ旋回する（矢印３
６）ことを特徴とする請求項１〜３中の１請求項による
前記装置。
【請求項５】請求項４による装置であって、案内機構
（１９、２２）が湾曲しとりわけ円弧状をした案内面
（２１）を有し、該案内面に平面（１３）がほぼ接線方
向に接続することを特徴とする請求項４による前記装
置。
【請求項６】請求項１〜５中の１請求項による装置で
あって、給紙装置（２４〜３４）の両末端の間に梱包材
ブランク（２）をくわえて搬送路（１１）の搬送方向に
作動する加速機構（１５、１８、２０、２１）が所在
し、該加速機構が、梱包材ブランク（２）を係合部（１
６′）に設置するまで加速すること、ないしは搬送路
（１１）より高速で移動させることを特徴とする請求項
１〜５中の１請求項による前記装置。
【請求項７】請求項６による装置であって、加速機構
（１５、１８、２０、２１）が、周囲に摩擦性構造を有
し、とりわけむくのゴム環を有して、案内部（２３）に
向って作動する駆動ローラ（２０、２１）であることを
特徴とする請求項６による前記装置。
【請求項８】請求項７による装置であって、案内部
（２３）が、ローラ（２０）に向って低摩擦表面、とり
わけ研磨面を有することを特徴とする請求項７による前
記装置。
【請求項９】請求項６〜８中の１請求項による装置で
あって、ローラ（２０）の外周面が案内面を形成してい
ることを特徴とする請求項６〜８中の１請求項による前
記装置。
【請求項１０】請求項１〜９中の１請求項による装置
であって、給紙装置（２４〜３４）が吸い口（２９、３
１、３２）を備えていることを特徴とする請求項１〜９
中の１請求項による前記装置。
【請求項１１】請求項２による装置であって、案内部
材（４０）が、平面（１３）内に在るブランク（２）の
直接後続部分（Ｂ）の側縁（Ｓ）の先行縁端を、案内部
（２３）の下方まで原形の儘案内することを特徴とする
請求項２による前記装置。
【請求項１２】偏平な梱包材ブランク（２）から成る
予備成形した梱包ブランクを用いる荷造り機用周期的ブ
ランク装入装置を備えた荷造り機であって、前記装置が
ブランクマガジン（６）と、該マガジンと接続して１平
面（１３）内で作動する搬送路（１１）において、該搬
送路（１１）がブランクの数量に応じて搬送方向に離隔
する係合部（１６′、１６″）から成る係合部対（１
６）が周期的に梱包材ブランクを進入させる進入領域
（１７）を備え、該係合部対（１６）が搬送方向に往復
運動する給紙装置（２４〜３４）と協働してそのつどブ
ランクマガジン（６）から取り出される偏平な梱包材ブ
ランク（２）を中間形状に予備成形し、この中間形状に
ある該ブランクを荷造り機の搬送路（１１）上で充填し
て完全に梱包するごとき前記搬送路（１１）とを有する
前記荷造り機において、偏平なブランク（２）が、マガ
ジン（６）内で直立して自在に積み重ねられ、搬送路
（１１）上の先行する該ブランクの一部（Ｆ、Ｄ）で搬
送路（１１）の平面（１３）を超えることと、給紙装置
（２４〜３４）が、第１の末端で搬送路（１１）の平面
（１３）を超える部分（Ｆ、Ｄ）をくわえ、資材装入係
合部対（１６）の間を移動させ、別の第２の末端で開放
することと、係合部対（１６）の進入領域（１７）内
に、給紙装置がくわえたブランクの一部（Ｆ、Ｄ）に直
接接続する一部（Ｂ）を平面（１３）内で原形の儘保持
する手段（２３）が所在することとを特徴とする前記荷
造り機。