JPH08276216A - ブレード矯正装置 - Google Patents

ブレード矯正装置

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JPH08276216A
JPH08276216A JP10322495A JP10322495A JPH08276216A JP H08276216 A JPH08276216 A JP H08276216A JP 10322495 A JP10322495 A JP 10322495A JP 10322495 A JP10322495 A JP 10322495A JP H08276216 A JPH08276216 A JP H08276216A
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pressure
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pressure mechanism
turbine blade
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Masami Kuri
雅巳 久利
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タービンブレード1などの曲がり歪、捩れ
歪、プロファイル部の開き・窄みなどの歪を一台の装置
で、かつ一回の装置への取付けのみで、安全、確実かつ
迅速に矯正作業を行うことができ、矯正作業を機械化可
能としたブレード矯正装置20を提供すること。 【構成】 タービンブレード1の基部2を固定し矯正
部位(翼面部3)を上下反対方向から加圧すること、お
よび加圧機構25、26のプレスポイントを自由に移動
させることに着目したもので、基部2を保持し任意の回
転角度で固定可能なブレード固定機構24と、タービン
ブレード1のそれぞれ下側および上側から加圧可能で任
意の位置に独立して移動可能な下側加圧機構25および
上側加圧機構26と、下側加圧機構25および上側加圧
機構26の加圧方向の移動距離および加圧荷重を表示す
る表示機構27とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレード矯正装置にかか
るもので、たとえば鍛造プロセスにおいて製造されるタ
ービンブレードその他のブレードの曲がり歪、捩れ歪、
あるいは開き・窄み歪などの三次元的な歪を矯正するこ
とができるブレード矯正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記ブレードには、蒸気やガスな
どの力を利用する発電用のタービンブレード、およびジ
ェットエンジン用などのエンジンブレードなどがある。
こうしたブレードは、その製造工程(たとえば鍛造プロ
セス)において各種の歪が発生する可能性がある。ブレ
ードなど鍛造品の鍛造プロセスとしては、丸棒などの材
料から型鍛造プレスにより所定の形状に鍛造する型打ち
工程と、焼入れ・焼鈍しなどの熱処理工程と、加圧操作
により形状を矯正する矯正工程と、切削加工などにより
形状を修正する修正工程と、表面処理工程と、ネジ切り
など取付け部の加工処理工程と、がある。
【0003】上記型打ち工程あるいは熱処理工程などに
おいて、タービンブレードなどの鍛造品に発生する歪に
は、一般的に曲がり歪、捩れ歪、およびプロファイル部
の開き・窄み歪の三形態があり、実際にはこれらの歪が
相互に関係し合って歪が発生する。こうして発生した各
種の歪を除去することを「矯正」と称している。
【0004】従来の矯正装置は、鍛造品などのブレード
について上記三形態の歪が相互に関係し合って発生して
いるにもかかわらず、一般にそれぞれの歪に専用の装置
を用いて一形態づつ順番に矯正を行っていた。
【0005】上記曲がり歪、捩れ歪、プロファイル部の
開き・窄みの三形態、およびその矯正方法について、ブ
レードとして鍛造によるタービンブレード1を例に取っ
て図5から図16にもとづき概説する。図5は、タービ
ンブレード1の平面、正面および右側面をそれぞれ示し
た説明図、図6は、図5のVI−VI線端面図であっ
て、タービンブレード1は翼根(基部)2と、翼根2か
ら所定の長さにわたって延びるとともに所定の三次元形
状を呈した翼面部(ブレード部)3と、を有する。図6
は、翼面部3の長手方向に直交する断面であるプロファ
イル部3Aを示している。
【0006】図7は、曲がり歪を示す正面図であって、
曲がり歪は点線で示すオリジナル形状(正規の正しい形
状)からずれて、タービンブレード1(あるいはその翼
面部3)の長手方向において、タービンブレード1の長
手方向中心軸線1Aに対して直交方向にずれるように発
生する歪である。
【0007】図8は、捩れ歪を示す端面図であって、捩
れ歪は点線で示すオリジナル形状からずれて、タービン
ブレード1の長手方向中心軸線1Aのまわりにプロファ
イル部3Aが回動するようにずれて発生する歪である。
【0008】図9は、プロファイル部3Aの開き歪を示
す端面図、図10は、プロファイル部3Aの窄み歪を示
す端面図であって、これら開き歪および窄み歪は点線で
示すオリジナル形状に対して翼面部3の一方の端部3B
および他方の端部3Cが翼面部3の長手方向の軸線のま
わりに互いに逆方向に回動し、プロファイル部3Aが開
くようにあるいは窄むように発生する歪である。
【0009】図11は、曲がり歪(図7)の矯正装置4
の正面図であって、曲がり歪の矯正装置4は、装置テー
ブル5と、基部当て金6と、ブレード部当て金7と、油
圧シリンダーを備えた油圧プレス8と、を有する。
【0010】こうした曲がり歪の矯正装置4を用いて曲
がり歪を矯正するためには、まず装置テーブル5の上に
基部当て金6およびブレード部当て金7を必要間隔をあ
けて積載し、基部当て金6およびブレード部当て金7の
上にタービンブレード1を載せる。油圧プレス8のプレ
スポイントは一定箇所であるため、矯正したい翼面部3
の位置とプレスポイントとを合致させるための微調整を
行う。つぎに油圧シリンダーを用いて加圧し、矯正を行
う。
【0011】図12は、図11のXII−XII線端面
およびXIII−XIII線端面を示す説明図であっ
て、翼面部3の断面によってそれぞれタービンブレード
1としての捩れ角が異なるため、曲がり歪を矯正する際
の油圧プレス8による加圧方向もそれぞれの部位によっ
て異なり、こうした場合には油圧プレス8に対して角度
の違う基部当て金6あるいはブレード部当て金7が必要
となる。なお図13は、加圧方向を変更したい場合の、
角度の違う基部当て金6あるいはブレード部当て金7を
示す側面図である。
【0012】図14は、捩れ歪(図8)の矯正装置9の
正面図であり、捩れ歪の矯正装置9は、装置テーブル1
0と、タービンブレード1の翼根2を押さえる一対の当
て金11と、油圧シリンダーを備えたC型油圧プレス1
2と、捩れ歪矯正治具13(図15)と、を有する。捩
れ歪を矯正するためには、装置テーブル10の上に一対
の当て金11を積載し、一対の当て金11に翼根2を載
せ、油圧シリンダーで押圧して、タービンブレード1を
クランプする。
【0013】図15に示すように、捩れ歪矯正治具13
をタービンブレード1の翼面部3の矯正したい位置に挟
み、支点端部13Aを支点とし、作用点端部13Bを作
用点として、人力あるいは天井クレーン(図示せず)に
よる引き上げ力を捩れ歪矯正治具13に与えることによ
り矯正を行う。
【0014】図16は、開き・窄み歪(図9、図10)
の矯正装置14の正面図であって、開き・窄み歪の矯正
装置14は、装置テーブル15と、凹状当て金16と、
油圧シリンダーを備えた油圧プレス17と、を有する。
【0015】こうした開き・窄み歪の矯正装置14を用
いて開き・窄み歪を矯正するにあたっては、図11に示
した曲がり歪の矯正装置4の場合と同様に油圧プレス1
7による加圧作用により矯正を行う。ただし、凹状当て
金16の凹部の中心に位置する翼面部3を加圧し、矯正
を行う。
【0016】上述のような従来の矯正装置4、9、14
においては、以下のような諸問題がある。すなわち、歪
除去作業においては、除去前に存在した歪とは別の歪が
発生することが多く、一般に歪の除去は、その除去と検
査とを繰り返しながら、歪量を収束させて所定の形状を
作り出している。
【0017】とくにタービンブレード1は、そのオリジ
ナル形状自体が曲がり形状および捩れ形状を呈する三次
元形状を有しているため、矯正作業中に加圧操作にとも
なうタービンブレード1からの反力により曲がり歪の矯
正装置4あるいは捩れ歪の矯正装置9が部分的に移動し
てしまうのみならず、矯正作業中に矯正を行っている歪
とは別の形態の歪が発生するという問題がある。たとえ
ば、曲がり歪の矯正を行うと、捩れ歪が発生するなどで
ある。
【0018】したがって、タービンブレード1の矯正作
業は歪形態単独の除去および検査を繰り返すのみではな
く、三形態(曲がり歪、捩れ歪、プロファイル部3Aの
開き・窄み)相互の除去と検査との繰り返しが必要とな
ってくる。
【0019】かくして上述の各種歪の矯正装置4、9、
14による矯正作業には以下のような諸問題がある。第
一に、曲がり歪、捩れ歪、プロファイル部3Aの開き・
窄みを矯正するための各種の当て金6、7、11、1
6、および捩れ歪矯正治具13などの使用治具を交換し
ながら矯正作業を行う必要がある。したがって矯正装置
4、9、14を順に用いる繰返し作業の都度、これら矯
正装置4、9、14への当て金6、7、11、16、お
よび捩れ歪矯正治具13の取付け作業、さらには矯正装
置間の運搬作業が繰り返されるので、作業効率が悪いと
いう問題がある。
【0020】第二に、曲がり歪矯正の油圧プレス8を使
用の際、装置テーブル5に積載した基部当て金6および
ブレード部当て金7にタービンブレード1を載せた状態
で油圧プレス8のプレスポイントを調整しなければなら
ないが、基部当て金6およびブレード部当て金7とター
ビンブレード1とはともに金属面であり、滑りやすく、
タービンブレード1が基部当て金6あるいはブレード部
当て金7から落下するおそれがあり、危険をともなう場
合もあるという問題がある。
【0021】さらに、図11の油圧プレス8を使用する
際、装置テーブル5に積載した基部当て金6あるいはブ
レード部当て金7にタービンブレード1を当接し、基部
当て金6およびブレード部当て金7を支点として加圧
し、歪を除去する際に、装置テーブル5、基部当て金
6、ブレード部当て金7およびタービンブレード1はと
もに金属面を接触することになるため、滑りやすく、加
圧にともない基部当て金6あるいはブレード部当て金7
がタービンブレード1から外れて飛来するなどの危険を
ともなう場合があるという問題がある。
【0022】また、油圧プレス8を使用するにあたって
その加圧方向は一定であるため、加圧方向を変更したい
場合には、その角度に適した基部当て金6あるいはブレ
ード部当て金7に取り替え、タービンブレード1の取付
け角度を変更する必要がある。したがって、数多くの形
状の基部当て金6およびブレード部当て金7が必要であ
り、治具費がかさむこと、および治具交換を繰り返すこ
とから、作業効率が悪いという問題がある。
【0023】図14および図15の捩れ歪の矯正装置9
においては、とくに捩れ歪矯正のための捩れ歪矯正治具
13を操作するのは人力であり、矯正能力が低いという
問題がある。
【0024】また、捩れ歪の矯正作業において人力では
対応することができない場合は、クレーンの吊り上げ力
を用いて加圧しているが、こうした作業は、クレーンの
持ち上げるという本来の使用方法を逸脱しており危険で
あること、および段取り時間がかかって作業効率が悪い
という問題がある。
【0025】さらに、上述の各種矯正作業は、定量的な
作業が困難で、作業者の経験からくる勘に頼っているた
め、作業には熟練を要すること、正確な矯正作業が困難
であること、および矯正の品質が個人能力に大きく影響
されること、などの問題がある。
【0026】要するに、矯正作業は若干の危険をともな
う場合があること、作業能率が他の工程に比較して著し
く低く、コストアップの大きな要因となっていることな
どの諸問題がある。
【0027】こうした諸問題は、上述のようにブレード
を鍛造プロセスにより製造する場合はもちろん、鋳造、
機械削り出し加工、その他の製造プロセスにより製造す
る場合にも同様に発生するものである。また、ブレード
が大型化すればするほど、当該矯正工程は不可欠とな
る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、タービンブレードな
どのブレードの曲がり歪、捩れ歪、プロファイル部の開
き・窄みなどさまざまな形態の歪を一台の装置で、かつ
一回の装置への取付けのみで、さらに従来の当て金を用
いることなく、矯正作業を行うことができるブレード矯
正装置を提供することを課題とする。
【0029】また本発明は、ブレードの曲がり歪、捩れ
歪、プロファイル部の開き・窄みなどの歪を安全、確実
かつ迅速に除去することができるブレード矯正装置を提
供することを課題とする。
【0030】さらに本発明は、たとえば鍛造プロセスな
ど製造工程において不可欠である矯正作業を、従来の経
験と勘に頼る、かつ人力に頼る重筋作業から、矯正作業
を機械化可能としたブレード矯正装置を提供することを
課題とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ター
ビンブレードやエンジンブレードなどの基部を固定する
とともに矯正部位を上下反対方向から加圧すること、お
よび加圧機構のプレスポイントを自由に移動させること
に着目したもので、鍛造プロセスその他の製造工程にお
いて製造されたブレードの基部を保持し、該ブレードの
長手方向を軸線としてそのまわりに正転方向および逆転
方向に回転自在であるとともに任意の角度で固定可能な
ブレード固定機構と、このブレード固定機構により所定
の姿勢に保持した上記ブレードの所定部分をその第1の
方向側および第2の方向側からそれぞれ加圧可能である
とともに、該ブレードの任意の位置にそれぞれ独立して
移動可能な第1の加圧機構および第2の加圧機構と、こ
れら第1の加圧機構および第2の加圧機構の加圧方向の
移動距離および加圧荷重を表示する表示機構とを有する
ことを特徴とするブレード矯正装置である。
【0032】上記ブレード固定機構は、正転方向および
逆転方向に360度以上回転自在なサーキュラーインデ
ックスと、このサーキュラーインデックスの先端部に設
けるとともに上記ブレードの基部をクランプする基部ク
ランプと、このサーキュラーインデックスによる回転位
置を任意の角度に保持することができる回転止め機構と
を有することができる。
【0033】上記第1の加圧機構は、これを下側加圧機
構とするとともに、上記第2の加圧機構は、これを上側
加圧機構とすることができる。
【0034】上記下側加圧機構は、上記ブレード固定機
構より下側に設けるとともに、上記ブレードの上記長手
方向に直交する前後方向に移動および固定可能な下側ベ
ッドと、この下側ベッドに対して上記ブレードの上記長
手方向に移動および固定可能な下側シリンダーおよびそ
の下側加圧ラムとを有することができる。
【0035】上記上側加圧機構は、上記ブレード固定機
構より上側に設けた上側ベッドと、この上側ベッドに対
して上記ブレードの上記長手方向に移動および固定可能
な上側シリンダーおよびその上側加圧ラムとを有するこ
とができる。
【0036】
【作用】本発明によるブレード矯正装置においては、タ
ービンブレードの翼根などブレードの基部を固定した状
態で翼面部など所定部位を加圧することができるので、
ブレードの曲がり歪、捩れ歪、プロファイル部の開き・
窄みなどの歪を従来の曲がり歪の矯正装置、捩れ歪の矯
正装置、開き・窄み歪の矯正装置と同様の矯正機能を一
台の装置で矯正作業を行うことができる。
【0037】さらに、ブレードの任意の位置にそれぞれ
独立して移動可能な第1の加圧機構(下側加圧機構)お
よび第2の加圧機構(上側加圧機構)により上下反対方
向から加圧作業を行うようにしたので、従来のように各
種の当て金を用いて歪の種類や加圧方向に応じてその都
度これら当て金を位置決めする必要もなく、その飛来の
危険を回避することができるため、安全であり、作業能
率を向上させることができる。
【0038】また、表示機構により第1の加圧機構およ
び第2の加圧機構の加圧方向の移動距離および加圧荷重
を表示するようにしたので、こうした表示内容にもとづ
いてブレードの所定部分を安定して変形させることが可
能となり、作業者の経験や勘に頼ることなく、品質を確
実に安定させるとともに、従来の人力による重筋作業か
ら作業者を開放することができる。
【0039】
【実施例】つぎに本発明の一実施例によるブレード矯正
装置20を図1から図4にもとづき説明する。ただし、
図5から図16と同様の部分には同一符号を付し、その
詳述はこれを省略する。図1は、ブレード矯正装置20
の正面図であって、ブレード矯正装置20は、装置テー
ブル21と、この装置テーブル21に垂直に立てた垂直
フレーム22と、この垂直フレーム22上に水平に設け
た水平フレーム23と、ブレード固定機構24と、ブレ
ード固定機構24より下側(第1の方向側)に設けた下
側加圧機構25(第1の加圧機構)と、ブレード固定機
構24より上側(第2の方向側)に設けた上側加圧機構
26(第2の加圧機構)と、垂直フレーム22に設けた
表示機構27と、を有する。
【0040】図2は、水平フレーム23部分の裏面図、
図3は、装置テーブル21部分の平面図、図4は、ブレ
ード固定機構24部分の右側面図である。上記ブレード
固定機構24は、図1、図3および図4に示すように、
垂直フレーム22に設けたサーキュラーインデックス2
8と、サーキュラーインデックス28の先端部に設けた
翼根クランプ29と、回転止め機構30と、を有する。
【0041】サーキュラーインデックス28は、垂直フ
レーム22に対して正転方向および逆転方向に360度
以上回転自在であって、翼根クランプ29がタービンブ
レード1の翼根2をクランプしてタービンブレード1の
長手方向を軸線中心としてそのまわりにタービンブレー
ド1を自由に回転することができる。さらにサーキュラ
ーインデックス28は、操作者に対して装置テーブル2
1の前後方向(タービンブレード1の長手方向に直交す
る水平方向)に自由にこれを移動可能および固定可能で
ある。
【0042】回転止め機構30は、サーキュラーインデ
ックス28による回転位置を任意の角度に保持すること
ができるもので、この保持位置において下側加圧機構2
5および上側加圧機構26による加圧操作を行うものと
する。
【0043】下側加圧機構25は、図1および図3に示
すように、装置テーブル21に対して前後方向に移動お
よび固定可能な下側ベッド31と、この下側ベッド31
に対して左右方向(タービンブレード1の長手方向)に
移動および固定可能な下側シリンダー32およびその下
側加圧ラム33と、を有する。
【0044】上側加圧機構26は、図1および図2に示
すように、水平フレーム23の裏面に固定した上側ベッ
ド34と、この上側ベッド34に対して左右方向に移動
および固定可能な上側シリンダー35およびその上側加
圧ラム36と、を有する。
【0045】なお、ブレード固定機構24、下側加圧機
構25および上側加圧機構26の駆動源としては、油圧
機構あるいは電動機構など任意のものを採用することが
できる。
【0046】表示機構27は、図1に示すように、下側
加圧ラム33および上側加圧ラム36の加圧方向におけ
る移動距離をそれぞれ示すシリンダー移動量表示板37
と、それぞれの加圧荷重を示す圧力計38と、を有す
る。
【0047】こうした構成を有するブレード矯正装置2
0において、タービンブレード1の翼根2をブレード固
定機構24に任意の角度(姿勢)で取付け、固定した状
態で、一台のブレード固定機構24と、四方向の移動機
構(ブレード固定機構24の前後方向、下側加圧ラム3
3の左右方向および前後方向、ならびに上側加圧ラム3
6の左右方向)により、タービンブレード1の任意の位
置で、任意の加圧方向のプレスポイントを設定すること
ができる。
【0048】さらに下側加圧ラム33および上側加圧ラ
ム36は、それぞれ独立して圧力保持することができる
とともに、下側加圧機構25および上側加圧機構26に
よる上下反対方向から加圧操作が可能であり、矯正のた
めの支点および作用点あるいは力点を任意に選択決定す
ることができる。
【0049】また、表示機構27のシリンダー移動量表
示板37および圧力計38により、下側加圧ラム33お
よび上側加圧ラム36の加圧方向の移動距離およびその
荷重をそれぞれ表示することができるため、これらの表
示内容にしたがって加圧矯正操作を安定して行うことが
できる。
【0050】つぎに、タービンブレード1の翼面部3の
曲がり歪の矯正作業を具体的に説明する。まずタービン
ブレード1の翼根2を翼根クランプ29に取り付け、サ
ーキュラーインデックス28を所定角度だけ回転して希
望する角度にセットしたのち回転止め機構30によりそ
の角度位置で固定する。
【0051】ただし、タービンブレード1の翼面部3が
正規の形状からどの程度ずれて歪んでいるかをあらかじ
め、あるいはブレード固定機構24にセットした状態で
計測するものとする。この計測手段としては、非接触あ
るいは接触にかかわらず任意のものを採用可能であり、
たとえば正規の翼面部3の面形状をなぞることができる
ゲージ(図示せず)などを用いることができる。
【0052】下側加圧機構25の下側加圧ラム33ある
いは上側加圧機構26の上側加圧ラム36のいずれか一
方を、矯正を希望する断面以外の翼面部3長手方向の軸
中心(タービンブレード1の長手方向中心軸線1A)の
部位に当接させることにより、この部位に翼面部3の支
点を確保する。
【0053】上記支点に利用した下側加圧ラム33ある
いは上側加圧ラム36の他方を、矯正を希望する断面の
翼面部3の長手方向の軸中心に当接させることにより翼
面部3の作用点(力点)を確保する。
【0054】表示機構27のシリンダー移動量表示板3
7の数値をゼロセットする。上記支点とした下側加圧ラ
ム33あるいは上側加圧ラム36を固定し、シリンダー
移動量表示板37の数値および加圧荷重を示す圧力計3
8の数値を見ながら、作用点とした上側加圧ラム36あ
るいは下側加圧ラム33に加圧をかけ、表示があらかじ
め設定した数値になったとき圧力を開放し、矯正の1サ
イクルを終了する。こうした矯正操作を、希望する断面
に対して繰り返し行う。
【0055】なお、捩れ歪、あるいはプロフィール部の
開き歪やすぼみ歪の矯正も、上述の曲がり歪の矯正の場
合と同様である。捩れ歪の場合には、下側加圧ラム33
および上側加圧ラム36の位置関係をタービンブレード
1の長手方向中心軸線1Aに対して点対称となるように
設定する。すなわち、長手方向中心軸線1Aのまわりに
前記プロファイル部3Aの両端部(一方の端部3Bおよ
び他方の端部3C)が同一回転方向に回動するように下
側加圧ラム33および上側加圧ラム36を駆動すること
によって、オリジナル形状を得るように加圧する。
【0056】プロフィール部の開き歪やすぼみ歪の場合
には、下側加圧ラム33および上側加圧ラム36の位置
関係をタービンブレード1の長手方向中心軸線1Aに対
して直交する面内で軸対称となるように設定する。すな
わち、長手方向中心軸線1Aのまわりに前記プロファイ
ル部3Aの両端部(一方の端部3Bおよび他方の端部3
C)が反対回転方向に回動するように下側加圧ラム33
および上側加圧ラム36を駆動することによって、オリ
ジナル形状を得るように加圧する。
【0057】かくしてブレード固定機構24、下側加圧
機構25および上側加圧機構26を翼面部3を矯正可能
な位置に移動し、さらに下側加圧ラム33および上側加
圧ラム36を翼面部3に当てて、表示機構27の数値を
見ながら下側加圧ラム33あるいは上側加圧ラム36の
いずれか一方あるいは両方に加圧を与えて矯正を行う。
【0058】なお上述の実施例においては、プレスポイ
ントとしての下側加圧ラム33および上側加圧ラム36
を一本ずつ設けているが、これらの数は歪の種類あるい
は加圧操作などに応じて任意に選択することができる。
【0059】また、表示機構37における移動距離の出
力は加圧方向におけるもののみではなく、その他の可動
部分の移動距離を出力表示するようにすることもでき
る。
【0060】本発明によるブレード矯正装置は、前記矯
正工程における作業に用いられるものであるが、前記修
正工程、表面処理工程あるいは加工処理工程などの他の
工程においても矯正が必要時にこれを用いることができ
る。
【0061】本発明は、タービンブレードやエンジンブ
レードの製造工程においてその矯正のために有効である
が、このほか三次元形状を有するプロペラ、クランクシ
ャフト、あるいは船舶の構造部材など任意の部材に応用
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブレード
固定機構、第1の加圧機構(下側加圧機構)および第2
の加圧機構(上側加圧機構)などを採用したので、従来
の矯正装置の場合のような当て金が不要となり、第1の
加圧機構および第2の加圧機構により支点および作用点
(力点)を確保して加圧するため、当て金の飛来などの
危険がなくなり、安全かつ確実に矯正作業を行うことが
できる。
【0063】第1の加圧機構および第2の加圧機構によ
る加圧方向の移動量および荷重を表示機構に出力するこ
とにより矯正量を定量的に把握することができるので、
熟練を比較的要さず、安定した品質の矯正を行うことが
できる。
【0064】さらに、曲がり歪、捩れ歪、あるいは開き
・窄み歪ごとに別々の矯正装置を用いるのではなく、一
台で矯正可能であり、矯正作業のための段取りおよび運
搬などの時間を減少させることが可能となって、作業能
率を著しく向上させることができる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるブレード矯正装置20
の正面図である。
【図2】同、水平フレーム23部分の裏面図である。
【図3】同、装置テーブル21部分の平面図である。
【図4】同、ブレード固定機構24部分の右側面図であ
る。
【図5】従来からの一般的なタービンブレード1の平
面、正面および右側面をそれぞれ示した説明図である。
【図6】同、図5のVI−VI線端面図であって、翼面
部3の長手方向に直交する断面であるプロファイル部3
Aを示している。
【図7】同、曲がり歪を示す正面図である。
【図8】同、捩れ歪を示す端面図である。
【図9】同、プロファイル部3Aの開き歪を示す端面図
である。
【図10】同、プロファイル部3Aの窄み歪を示す端面
図である。
【図11】同、曲がり歪(図7)の矯正装置4の正面図
である。
【図12】同、図11のXII−XII線端面およびX
III−XIII線端面を示す説明図である。
【図13】同、加圧方向を変更したい場合の、角度の違
う基部当て金6あるいはブレード部当て金7を示す側面
図である。
【図14】同、捩れ歪(図8)の矯正装置9の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 タービンブレード(ブレード) 1A タービンブレード1の長手方向中心軸線 2 翼根(基部) 3 翼面部(ブレード部) 3A 翼面部3の長手方向に直交する面の断面であるプ
ロファイル部 3B 翼面部3の一方の端部 3C 翼面部3の他方の端部 4 曲がり歪の矯正装置 5 装置テーブル 6 基部当て金 7 ブレード部当て金 8 油圧プレス 9 捩れ歪の矯正装置 10 装置テーブル 11 一対の当て金 12 C型油圧プレス 13 捩れ歪矯正治具 13A 捩れ歪矯正治具13の支点端部 13B 捩れ歪矯正治具13の作用点端部 14 開き・窄み歪の矯正装置 15 装置テーブル 16 凹状当て金 17 油圧プレス 20 ブレード矯正装置 21 装置テーブル 22 垂直フレーム 23 水平フレーム 24 ブレード固定機構 25 下側加圧機構(第1の加圧機構) 26 上側加圧機構(第2の加圧機構) 27 表示機構 28 サーキュラーインデックス 29 翼根クランプ(基部クランプ) 30 回転止め機構 31 下側ベッド 32 下側シリンダー 33 下側加圧ラム 34 上側ベッド 35 上側シリンダー 36 上側加圧ラム 37 シリンダー移動量表示板 38 圧力計
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるブレード矯正装置20
の正面図である。
【図2】同、水平フレーム23部分の裏面図である。
【図3】同、装置テーブル21部分の平面図である。
【図4】同、ブレード固定機構24部分の右側面図であ
る。
【図5】従来からの一般的なタービンブレード1の平
面、正面および右側面をそれぞれ示した説明図である。
【図6】同、図5のVI−VI線端面図であって、翼面
部3の長手方向に直交する断面であるプロファイル部3
Aを示している。
【図7】同、曲がり歪を示す正面図である。
【図8】同、捩れ歪を示す端面図である。
【図9】同、プロファイル部3Aの開き歪を示す端面図
である。
【図10】同、プロファイル部3Aの窄み歪を示す端面
図である。
【図11】同、曲がり歪(図7)の矯正装置4の正面図
である。
【図12】同、図11のXII−XII線端面およびX
III−XIII線端面を示す説明図である。
【図13】同、加圧方向を変更したい場合の、角度の違
う基部当て金6あるいはブレード部当て金7を示す側面
図である。
【図14】同、捩れ歪(図8)の矯正装置9の正面図で
ある。
【図15】同、図14に示した矯正装置9における捩れ
歪矯正治具13の説明図である。
【図16】同、開き・窄み歪(図9、図10)の矯正装
置14の正面図である。
【符号の説明】 1 タービンブレード(ブレード) 1A タービンブレード1の長手方向中心軸線 2 翼根(基部) 3 翼面部(ブレード部) 3A 翼面部3の長手方向に直交する面の断面であるプ
ロファイル部 3B 翼面部3の一方の端部 3C 翼面部3の他方の端部 4 曲がり歪の矯正装置 5 装置テーブル 6 基部当て金 7 ブレード部当て金 8 油圧プレス 9 捩れ歪の矯正装置 10 装置テーブル 11 一対の当て金 12 C型油圧プレス 13 捩れ歪矯正治具 13A 捩れ歪矯正治具13の支点端部 13B 捩れ歪矯正治具13の作用点端部 14 開き・窄み歪の矯正装置 15 装置テーブル 16 凹状当て金 17 油圧プレス 20 ブレード矯正装置 21 装置テーブル 22 垂直フレーム 23 水平フレーム 24 ブレード固定機構 25 下側加圧機構(第1の加圧機構) 26 上側加圧機構(第2の加圧機構) 27 表示機構 28 サーキュラーインデックス 29 翼根クランプ(基部クランプ) 30 回転止め機構 31 下側ベッド 32 下側シリンダー 33 下側加圧ラム 34 上側ベッド 35 上側シリンダー 36 上側加圧ラム 37 シリンダー移動量表示板 38 圧力計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレードの基部を保持し、該ブレード
    の長手方向を軸線としてそのまわりに正転方向および逆
    転方向に回転自在であるとともに任意の角度で固定可能
    なブレード固定機構と、 このブレード固定機構により所定の姿勢に保持した前記
    ブレードの所定部分をその第1の方向側および第2の方
    向側からそれぞれ加圧可能であるとともに、該ブレード
    の任意の位置にそれぞれ独立して移動可能な第1の加圧
    機構および第2の加圧機構と、 これら第1の加圧機構および第2の加圧機構の加圧方向
    の移動距離および加圧荷重を表示する表示機構と、 を有することを特徴とするブレード矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレード固定機構は、 正転方向および逆転方向に360度以上回転自在なサー
    キュラーインデックスと、 このサーキュラーインデックスの先端部に設けるととも
    に前記ブレードの基部をクランプする基部クランプと、 このサーキュラーインデックスによる回転位置を任意の
    角度に保持することができる回転止め機構と、を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のブレード矯正装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の加圧機構は、これを下側加
    圧機構とするとともに、 前記第2の加圧機構は、これを上側加圧機構としたこと
    を特徴とする請求項1記載のブレード矯正装置。
  4. 【請求項4】 前記下側加圧機構は、 前記ブレード固定機構より下側に設けるとともに、前記
    ブレードの前記長手方向に直交する前後方向に移動およ
    び固定可能な下側ベッドと、 この下側ベッドに対して前記ブレードの前記長手方向に
    移動および固定可能な下側シリンダーおよびその下側加
    圧ラムと、を有することを特徴とする請求項3記載のブ
    レード矯正装置。
  5. 【請求項5】 前記上側加圧機構は、 前記ブレード固定機構より上側に設けた上側ベッドと、 この上側ベッドに対して前記ブレードの前記長手方向に
    移動および固定可能な上側シリンダーおよびその上側加
    圧ラムと、を有することを特徴とする請求項3記載のブ
    レード矯正装置。
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