JPH08276004A - 囲堰材料用物質混合物、同材料、並びにその使用と製造方法 - Google Patents
囲堰材料用物質混合物、同材料、並びにその使用と製造方法Info
- Publication number
- JPH08276004A JPH08276004A JP8053766A JP5376696A JPH08276004A JP H08276004 A JPH08276004 A JP H08276004A JP 8053766 A JP8053766 A JP 8053766A JP 5376696 A JP5376696 A JP 5376696A JP H08276004 A JPH08276004 A JP H08276004A
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- JP
- Japan
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- weight
- weir
- substance mixture
- silicone rubber
- surrounding
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/15—Compositions characterised by their physical properties
- A61K6/18—Compositions characterised by their physical properties causing dental retraction, e.g. compositions for widening the sulcus for making dental impressions or removing teeth
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Public Health (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に製造でき、簡単に加工でき、望ましく
ない身体の反応、特にアレルギーをできるだけ引き起こ
さない、囲堰材料用の物質混合物と囲堰用材料とを提供
する。 【解決手段】 次の成分を特徴とする囲堰用物質混合
物、(a)シリコーンゴム(重合体)56〜96重量
%、(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重量%、(c)通
常のシリコーンゴム用加工助剤1〜7重量%((a)と
(b)との合計100%に対して)、(d)遊離基を生
成する橋かけ剤0.1〜1.1重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)、この場合橋かけ剤は成分
(a)〜(c)との混合物の中に或いは単独に存在して
もよい。
ない身体の反応、特にアレルギーをできるだけ引き起こ
さない、囲堰材料用の物質混合物と囲堰用材料とを提供
する。 【解決手段】 次の成分を特徴とする囲堰用物質混合
物、(a)シリコーンゴム(重合体)56〜96重量
%、(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重量%、(c)通
常のシリコーンゴム用加工助剤1〜7重量%((a)と
(b)との合計100%に対して)、(d)遊離基を生
成する橋かけ剤0.1〜1.1重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)、この場合橋かけ剤は成分
(a)〜(c)との混合物の中に或いは単独に存在して
もよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は囲堰(コファダム)
材料用物質混合物(Stoffgemisch)、同材
料、並びにその使用と製造方法とに関する。
材料用物質混合物(Stoffgemisch)、同材
料、並びにその使用と製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】囲堰(Kofferdam)は歯の治療
の際に例えば歯科医の手術の際に通常使用される補助材
料で、ラバーダム(Rubberdam,ゴム堰)、引
張りゴム(Spanngummi)、ゴム切れ(Gum
milappen)、ゴムシート(Gummipalt
te)、ゴム布(Gummituch)などとも呼ばれ
る。囲堰は、歯の治療の際に種々の機能が果たせるよう
に患者の口腔の中の治療する歯又は一群の歯の範囲に置
かれる。その機能としては、例えば患者の意図しない吸
引や嚥下を防ぎ、患者や助手や歯科医の病気の感染を予
防し、作業範囲を無菌に保ち、処置範囲の水分を除き、
更に軟質組織の押付けと保護、視野の改善、接近範囲の
拡大に寄与する。例えばWinkler:Koffer
dam in Theorie und Praxis
(囲堰の理論と実際)、Quintessenz Ve
rlags GmbH(書店)、1991の例えば17
頁の図7、又はDcnis & Ott, Dtsc
h. Zahnaerztl.Z.,(1993)30
6〜308を参照されたい。
の際に例えば歯科医の手術の際に通常使用される補助材
料で、ラバーダム(Rubberdam,ゴム堰)、引
張りゴム(Spanngummi)、ゴム切れ(Gum
milappen)、ゴムシート(Gummipalt
te)、ゴム布(Gummituch)などとも呼ばれ
る。囲堰は、歯の治療の際に種々の機能が果たせるよう
に患者の口腔の中の治療する歯又は一群の歯の範囲に置
かれる。その機能としては、例えば患者の意図しない吸
引や嚥下を防ぎ、患者や助手や歯科医の病気の感染を予
防し、作業範囲を無菌に保ち、処置範囲の水分を除き、
更に軟質組織の押付けと保護、視野の改善、接近範囲の
拡大に寄与する。例えばWinkler:Koffer
dam in Theorie und Praxis
(囲堰の理論と実際)、Quintessenz Ve
rlags GmbH(書店)、1991の例えば17
頁の図7、又はDcnis & Ott, Dtsc
h. Zahnaerztl.Z.,(1993)30
6〜308を参照されたい。
【0003】この種の囲堰には、歯の範囲に正方形、矩
形又は円形の保護手段としての囲堰を固定するための留
め具を設けることができる。
形又は円形の保護手段としての囲堰を固定するための留
め具を設けることができる。
【0004】囲堰の主成分は普通ラテックスから得られ
た天然ゴムで、原料ラテックスを凝固させて薄いフィル
ムを作りこれを熱加硫する。この方法で製造した薄いゴ
ム製品はシート又は巻いた形で市販されている。
た天然ゴムで、原料ラテックスを凝固させて薄いフィル
ムを作りこれを熱加硫する。この方法で製造した薄いゴ
ム製品はシート又は巻いた形で市販されている。
【0005】天然ゴムを用いて得られた通常の囲堰を使
用する場合の大きな問題はアレルギー性反応である、こ
のアレルギーは、原料ラテックス中の複雑な組成やラテ
ックスの加硫の際に使用する添加剤に起因するものと思
われる。
用する場合の大きな問題はアレルギー性反応である、こ
のアレルギーは、原料ラテックス中の複雑な組成やラテ
ックスの加硫の際に使用する添加剤に起因するものと思
われる。
【0006】ドイツ特許第3423823A号及び欧州
特許第0268347A号には、既に歯の型を取るため
のケイ酸の充填剤とシリコーン加工助剤とを含む、橋か
け可能のシリコーンの記載がある。ドイツ特許第342
3823A号によれば、ベースのペーストと白金の触媒
を含む触媒ペーストとを用意することができ、使用の際
この両方のペーストを混合すれば常温で硬化する(実施
例3及び5を参照)。欧州特許第0268347A号の
教示もこの従来技術に類似の内容であり、触媒には白金
黒を使用する。
特許第0268347A号には、既に歯の型を取るため
のケイ酸の充填剤とシリコーン加工助剤とを含む、橋か
け可能のシリコーンの記載がある。ドイツ特許第342
3823A号によれば、ベースのペーストと白金の触媒
を含む触媒ペーストとを用意することができ、使用の際
この両方のペーストを混合すれば常温で硬化する(実施
例3及び5を参照)。欧州特許第0268347A号の
教示もこの従来技術に類似の内容であり、触媒には白金
黒を使用する。
【0007】更に米国特許第5098299A号から、
例えばポリジメチルシロキサン、充填剤例えばガラス粉
末、親水化した低分子量の脂肪族グリコール及び均質に
分散させるためのセルロース材料を成分とする材料であ
る組成物を用いて、囲堰をシールし、修正し、適合させ
ることが既に公知である。この材料の可塑性により口の
中に持ち込んだかたまりをその場で適合するように成形
することが可能であり(12欄の下から13欄の上)、
それには光で硬化する材料が選ばれる(10欄の33行
目)。この公知の組成物に要求される性質は例えば0.
2〜4時間確実に保持されなければならない(実施例
1)。
例えばポリジメチルシロキサン、充填剤例えばガラス粉
末、親水化した低分子量の脂肪族グリコール及び均質に
分散させるためのセルロース材料を成分とする材料であ
る組成物を用いて、囲堰をシールし、修正し、適合させ
ることが既に公知である。この材料の可塑性により口の
中に持ち込んだかたまりをその場で適合するように成形
することが可能であり(12欄の下から13欄の上)、
それには光で硬化する材料が選ばれる(10欄の33行
目)。この公知の組成物に要求される性質は例えば0.
2〜4時間確実に保持されなければならない(実施例
1)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、囲堰
材料用の物質混合物と囲堰用材料とを提供することにあ
り、これらの発明の対象は簡単に製造でき、簡単に加工
でき、望ましくない身体の反応、特にアレルギーをでき
るだけ引き起こさないことが必要である。
材料用の物質混合物と囲堰用材料とを提供することにあ
り、これらの発明の対象は簡単に製造でき、簡単に加工
でき、望ましくない身体の反応、特にアレルギーをでき
るだけ引き起こさないことが必要である。
【0009】本発明のもう一つの目的は、前記の物質混
合物と囲堰用材料を製造技術的に簡単に製造する方法を
提供することにある。
合物と囲堰用材料を製造技術的に簡単に製造する方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、一例に
よれば、次の成分を特徴とする囲堰材料用の物質混合物
によって解決される、(a)シリコーンゴム(重合体)
56〜96重量%、(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重
量%、(c)通常のシリコーンゴム用加工助剤1〜7重
量%((a)と(b)との合計100%に対して)、
(d)遊離基を生成する橋かけ剤0.1〜1.1重量%
((a)と(b)との合計100%に対して)、この場
合橋かけ剤は成分(a)〜(c)との混合物の中に或い
は単独に存在してもよい。
よれば、次の成分を特徴とする囲堰材料用の物質混合物
によって解決される、(a)シリコーンゴム(重合体)
56〜96重量%、(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重
量%、(c)通常のシリコーンゴム用加工助剤1〜7重
量%((a)と(b)との合計100%に対して)、
(d)遊離基を生成する橋かけ剤0.1〜1.1重量%
((a)と(b)との合計100%に対して)、この場
合橋かけ剤は成分(a)〜(c)との混合物の中に或い
は単独に存在してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態をさら
に詳細に説明する。一つの特殊の実施態様によれば、前
記物質混合物はケイ酸を8〜28重量%、特に20重量
%含むことができる。ケイ酸は特に前記材料の弾性、復
元性、引裂強さを調節するのに有効であり、特に高活性
の焼成処理したケイ酸が好ましい。
に詳細に説明する。一つの特殊の実施態様によれば、前
記物質混合物はケイ酸を8〜28重量%、特に20重量
%含むことができる。ケイ酸は特に前記材料の弾性、復
元性、引裂強さを調節するのに有効であり、特に高活性
の焼成処理したケイ酸が好ましい。
【0012】特に好ましいのは、透明材料用の物質混合
物であり、着色顔料の添加も可能である。透明材料の場
合には、透明性の損なわれるようになるのが着色顔料の
添加量の上限である。勿論囲堰が透明であれば手術の箇
所の周囲の観察が容易になる。
物であり、着色顔料の添加も可能である。透明材料の場
合には、透明性の損なわれるようになるのが着色顔料の
添加量の上限である。勿論囲堰が透明であれば手術の箇
所の周囲の観察が容易になる。
【0013】本発明の物質混合物には油、特にシリコー
ン油をシリコーンゴムの加工助剤として加えることがで
きる。橋かけ剤としては過酸化物、例えばゴム工業で普
通に使用されている橋かけ剤の一つを使用すればよい。
ン油をシリコーンゴムの加工助剤として加えることがで
きる。橋かけ剤としては過酸化物、例えばゴム工業で普
通に使用されている橋かけ剤の一つを使用すればよい。
【0014】本発明の物質混合物の配合の好例は次の通
りである。(a)シリコーンゴム約80重量%、(b)
ケイ酸約20重量%、(c)シリコーンゴム用加工助剤
約4重量%((a)と(b)との合計100%に対し
て)、(d)遊離基を生成する橋かけ剤約0.6重量%
((a)と(b)との合計100%に対して)。
りである。(a)シリコーンゴム約80重量%、(b)
ケイ酸約20重量%、(c)シリコーンゴム用加工助剤
約4重量%((a)と(b)との合計100%に対し
て)、(d)遊離基を生成する橋かけ剤約0.6重量%
((a)と(b)との合計100%に対して)。
【0015】本発明の目的はもう一つの実施態様によれ
ば、本発明の物質混合物から熱加硫によって得られる囲
堰用材料により達成される。囲堰材料用として成分
(a)〜(c)を備えた本発明の物質混合物も考慮に入
れるならば、熱加硫用に遊離基を生成する橋かけ剤の他
に、金属例えば白金も橋かけ剤として使用できる。
ば、本発明の物質混合物から熱加硫によって得られる囲
堰用材料により達成される。囲堰材料用として成分
(a)〜(c)を備えた本発明の物質混合物も考慮に入
れるならば、熱加硫用に遊離基を生成する橋かけ剤の他
に、金属例えば白金も橋かけ剤として使用できる。
【0016】本発明の前記材料は好ましくは透明であ
る。これは偏平材、特に円形、矩形又は正方形のシート
であって、特にその寸法が約150mm×約150mm
で、その場合本発明の物質混合物の厚さが0.1〜0.
8mmの範囲が好ましい。
る。これは偏平材、特に円形、矩形又は正方形のシート
であって、特にその寸法が約150mm×約150mm
で、その場合本発明の物質混合物の厚さが0.1〜0.
8mmの範囲が好ましい。
【0017】本発明の物質混合物及び本発明の囲堰用材
料の製造は次のように実施される、 (i)(a)シリコーンゴム(重合体)56〜96重量
%と(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重量%と通常のシ
リコーンゴム用加工助剤1〜7重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)とを混合してプレミックス
を作り、場合によっては (ii) 次に前記プレミックスに橋かけ剤0.1〜1.1
重量%((a)と(b)との合計100%に対して)を
添加し、 (iii)得られた混合物を加圧下で熱加硫し、 (iv)得られた加硫物を更に熱処理し、 (v)熱処理した加硫物を本発明の材料に加工する。
料の製造は次のように実施される、 (i)(a)シリコーンゴム(重合体)56〜96重量
%と(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重量%と通常のシ
リコーンゴム用加工助剤1〜7重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)とを混合してプレミックス
を作り、場合によっては (ii) 次に前記プレミックスに橋かけ剤0.1〜1.1
重量%((a)と(b)との合計100%に対して)を
添加し、 (iii)得られた混合物を加圧下で熱加硫し、 (iv)得られた加硫物を更に熱処理し、 (v)熱処理した加硫物を本発明の材料に加工する。
【0018】前記工程(ii) をロール(ロールミル)に
よって行うことができる。
よって行うことができる。
【0019】着色顔料を使用するならば、これを前記工
程(ii) で加えることができる。
程(ii) で加えることができる。
【0020】工程(iii) の熱加硫のために、工程(ii)
に於いて得られた混合物を押出、射出又はプレスの方法
で処理することができる。熱加硫には150〜180℃
の温度範囲及び/又は50〜140トン/225cm2
の圧力範囲、特に約100トン/225cm2 の圧力を
使用することができる。
に於いて得られた混合物を押出、射出又はプレスの方法
で処理することができる。熱加硫には150〜180℃
の温度範囲及び/又は50〜140トン/225cm2
の圧力範囲、特に約100トン/225cm2 の圧力を
使用することができる。
【0021】
【実施例】囲堰を製造するために次の成分を選んだ。 シリコーンゴム 8.0kg 高活性の焼成処理したケイ酸 2.0kg シリコーン油 0.4kg
【0022】前記の成分をロールを用いて混合してプレ
ミックスとし、次にプレミックスに、ゴム工業で橋かけ
剤として通常使用される過酸化物の一種60gと緑の無
機顔料の一種10gとを加え、ロールにより練り込ん
だ。
ミックスとし、次にプレミックスに、ゴム工業で橋かけ
剤として通常使用される過酸化物の一種60gと緑の無
機顔料の一種10gとを加え、ロールにより練り込ん
だ。
【0023】得られた混合物を型に入れて加圧化で熱加
硫して、150×150×0.5mmのシートを作っ
た。このシートを熱処理して、未反応の橋かけ剤を分解
した。
硫して、150×150×0.5mmのシートを作っ
た。このシートを熱処理して、未反応の橋かけ剤を分解
した。
【0024】得られた囲堰のシートは透明であった。
【0025】
【発明の効果】前述のように、本発明の囲堰用材料は簡
単に製造でき、簡単に加工でき、しかも望ましくない身
体の反応、特にアレルギーを引き起こすことがないの
で、歯の治療の際に大きな効果がある。
単に製造でき、簡単に加工でき、しかも望ましくない身
体の反応、特にアレルギーを引き起こすことがないの
で、歯の治療の際に大きな効果がある。
Claims (18)
- 【請求項1】 次の成分を特徴とする囲堰用物質混合
物、(a)シリコーンゴム(重合体)56〜96重量
%、(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重量%、(c)通
常のシリコーンゴム用加工助剤1〜7重量%((a)と
(b)との合計100%に対して)、(d)遊離基を生
成する橋かけ剤0.1〜1.1重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)、この場合橋かけ剤は成分
(a)〜(c)との混合物の中に或いは単独に存在して
もよい。 - 【請求項2】 8〜28重量%、特に20重量%のケイ
酸を特徴とする請求項1の物質混合物。 - 【請求項3】 シリコーンゴムの加工助剤として一種の
油、特に一種のシリコーン油を特徴とする請求項1又は
2の物質混合物。 - 【請求項4】 橋かけ剤として一種の過酸化物、特にゴ
ム工業で普通に使用される一種の橋かけ剤を特徴とする
前記請求項のいずれか1項の物質混合物。 - 【請求項5】 着色顔料の追加成分を特徴とする前記請
求項のいずれか1項の物質混合物。 - 【請求項6】 次の成分を特徴とする前記請求項のいず
れか1項の物質混合物、(a)シリコーンゴム(重合
体)約80重量%、(b)ケイ酸約20重量%、(c)
シリコーンゴム用加工助剤約4重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)、(d)橋かけ剤約0.6
重量%((a)と(b)との合計100%に対して)。 - 【請求項7】 前記請求項のいずれか1項の物質混合物
の加硫によって得られる囲堰用材料。 - 【請求項8】 成分(a)〜(c)を有し、橋かけ剤と
して一種の金属、特に白金を含む、請求項1〜6のいず
れか1項の物質混合物の加硫によって得られる囲堰用材
料。 - 【請求項9】 前記囲堰用材料が透明であることを特徴
とする請求項7又は8の囲堰用材料。 - 【請求項10】 前記囲堰用材料が偏平材であることを
特徴とする請求項7〜9のいずれか1項の囲堰用材料。 - 【請求項11】 前記囲堰用材料が円形、矩形又は正方
形のシートで特にその寸法が約150mm×約150m
mであることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1
項の囲堰用材料。 - 【請求項12】 前記囲堰用材料の厚さが0.1〜0.
8mmであることを特徴とする請求項7〜11のいずれ
か1項の囲堰用材料。 - 【請求項13】 請求項7〜12のいずれか1項の囲堰
用材料の囲堰としての使用。 - 【請求項14】 次の工程を特徴とする囲堰材料用の物
質混合物の製造方法、 (i)(a)シリコーンゴム(重合体)56〜96重量
%と(b)ケイ酸(充填剤)44〜4重量%と通常のシ
リコーンゴム用加工助剤1〜7重量%((a)と(b)
との合計100%に対して)とを混合してプレミックス
を作り、場合によっては (ii)次に前記プレミックスに橋かけ剤0.1〜1.1
重量%((a)と(b)との合計100%に対して)を
添加し、 (iii)得られた混合物を加圧下で熱加硫し、 (iv)得られた加硫物を更に熱処理し、 (v)熱処理した加硫物を請求項7〜12のいずれか1
項の囲堰用材料に加工する。 - 【請求項15】 前記工程(ii)をロールによって行う
ことを特徴とする請求項14の方法。 - 【請求項16】 前記工程(ii)に於いて着色顔料を添
加することを特徴とする請求項14又は15の方法。 - 【請求項17】 前記工程(ii)に於いて得られた混合
物を熱加硫のために押出、射出又はプレスの方法で処理
することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項
の方法。 - 【請求項18】 前記工程(iii)の熱加硫を150〜1
80℃の温度範囲及び/又は50〜140トン/225
cm2 の圧力範囲、特に約100トン/225cm2 の
圧力で実施することを特徴とする請求項14〜17のい
ずれか1項の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19505496.2 | 1995-02-17 | ||
DE19505496A DE19505496A1 (de) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | Stoffgemisch, Kofferdam-Werkstoff, Verwendung und Herstellung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276004A true JPH08276004A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=7754318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8053766A Pending JPH08276004A (ja) | 1995-02-17 | 1996-02-16 | 囲堰材料用物質混合物、同材料、並びにその使用と製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5961250A (ja) |
EP (1) | EP0728458B1 (ja) |
JP (1) | JPH08276004A (ja) |
AT (1) | ATE206610T1 (ja) |
DE (2) | DE19505496A1 (ja) |
ES (1) | ES2161927T3 (ja) |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3310521A (en) * | 1963-05-13 | 1967-03-21 | Gen Electric | Organopolysiloxane compositions |
FR1471799A (fr) * | 1966-03-19 | 1967-03-03 | Skoda Op Plzen | Cubilot à air chaud |
SE368333B (ja) * | 1972-04-05 | 1974-07-01 | G Carlson | |
US3785313A (en) * | 1972-08-14 | 1974-01-15 | Us Navy | Spherical module connectors |
JPS5124302B2 (ja) * | 1972-10-26 | 1976-07-23 | ||
US4410677A (en) * | 1978-07-25 | 1983-10-18 | General Electric Company | Low modulus room temperature vulcanizable silicone rubber compositions |
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US4504065A (en) * | 1984-01-06 | 1985-03-12 | Devine Thomas H | Universal stern tube and propeller shaft sealing apparatus |
DE3409720A1 (de) * | 1984-03-16 | 1985-09-19 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Strukturviskos eingestellte silikonpasten und deren verwendung als abformmassen |
DE3410646A1 (de) * | 1984-03-23 | 1985-10-03 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Dimensionsstabile abformmassen |
DE3423823A1 (de) * | 1984-06-28 | 1986-01-09 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verwendung von compounds aus hochdispersen aktiven fuellstoffen und silikonpolymeren fuer silikonpasten und silikonabformmassen, sowie solche massen |
US4782101A (en) * | 1986-11-19 | 1988-11-01 | Manufacturers Hanover Trust Company | Prevention of outgassing in polyvinylsiloxane elastomers by the use of finely divided platinum black |
ES2050687T3 (es) * | 1987-10-14 | 1994-06-01 | Nippon Oxygen Co Ltd | Aparato para respirar. |
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