JPH08275907A - 簡易トイレット - Google Patents

簡易トイレット

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Publication number
JPH08275907A
JPH08275907A JP7104652A JP10465295A JPH08275907A JP H08275907 A JPH08275907 A JP H08275907A JP 7104652 A JP7104652 A JP 7104652A JP 10465295 A JP10465295 A JP 10465295A JP H08275907 A JPH08275907 A JP H08275907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
toilet stool
oil
excrement
incinerating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7104652A
Other languages
English (en)
Inventor
Iku Shimizu
郁 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K M S KK
Original Assignee
K M S KK
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Filing date
Publication date
Application filed by K M S KK filed Critical K M S KK
Priority to JP7104652A priority Critical patent/JPH08275907A/ja
Publication of JPH08275907A publication Critical patent/JPH08275907A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一の目的は、水および紙あるいはプラスチ
ックフィルムを全く使用しない簡易トイレット、第二の
目的は、汚物処理業者を必要としない簡易トイレット、
第三の目的は焼却を短時間で済ませられる簡易トイレッ
トの提供。 【構成】 便器、便器上部周辺部に設けられた便器への
油膜形成手段、便器振動手段および汚物焼却手段よりな
ることを特徴とする簡易トイレット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易トイレットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易トイレットの代表的なものを
挙げてそのメリット、デメリットを明らかにする。
【0003】第一は、便器内に紙パックを置き、そこに
排泄後、排泄物を紙パックごと電気焼却するシステム
で、排ガスは脱臭触媒を用いて処理しているので臭いの
問題はないが、使用者が紙パックを置くのを気付かなか
ったり、忘れたりして、しばしば便器を汚すことがあ
る。ところが、このシステムは水を全く使用しないもの
であるため、この汚れを取ることができない。またこの
電気焼却システムは、シーズヒーターによるものである
ため焼却に30分位の時間を必要とする。これらの点は
このシステムの重大な欠陥である。
【0004】第二は、便器内に筒状のプラスチックフィ
ルムが連続的に供給されるようになっており、この使用
のたび毎にシールして処理することにより、1つの筒状
プラスチックフィルムで約200回程度使用できるよう
にしたものである。このシステムは装置のコストが高
く、汚物は専門の処理業者に委託しなければならないと
いう問題点がある。
【0005】第三は、一番簡便な溜め込み式のものであ
る。これは不潔であるだけでなく、悪臭を伴い、かつ汲
み取りが必要であるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、水および紙あるいはプラスチックフィルムを全く使
用しない簡易トイレットを提供する点にある。本発明の
第二の目的は、汚物処理業者を必要としない簡易トイレ
ットを提供する点にある。本発明の第三の目的は焼却を
短時間で済ませられる簡易トイレットを提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、便器、便器上
部周辺部に設けられた便器への油膜形成手段、便器振動
手段および汚物焼却手段よりなることを特徴とする簡易
トイレットに関する。
【0008】前記焼却手段は、電気的手段によるものや
ガス燃焼によるものなどがある。しかしながら装置の小
型化や安全性の点からみて電気的手段が好ましい。
【0009】前記電気的手段としては、ヒーターによる
直接加熱のほか、誘電加熱などがあるが、誘電加熱は、
短時間で加熱焼却することができるので、特に好ましい
焼却手段である。
【0010】誘電加熱のために用いられる電力は1KW
以上、好ましくは1〜5KW特に好ましくは2.5〜
3.5KWである。これにより1回当たり約200cc
の汚物を2分以内好ましくは30秒以内に焼却する。
【0011】前記誘電加熱手段は、例えば、便器の下方
に焼却室を設け、該室の底部に導電性材料たとえば鉄製
容器を収納し、導電性材料に隣接した誘導コイルに電流
を流すことにより、導電性材料を発熱させることによる
ものである。
【0012】前記油膜形成手段は、便器の内壁に油膜を
形成しておくことにより、排泄物が便器内壁に固着する
のを防止し、仮に一時的に付着しても、振動により下方
に落下させることができるようにするものである。
【0013】前記油膜形成手段の1例としては、便器上
部の内壁に向けて多数の細孔を有するリング状散油管
を、便器上端部近傍に固定し、油タンクからパイプで前
記リング状散油管に油を供給する。前記リング状散油管
と油タンクの間には、弁を設け、使用直前に任意量供給
できるようにすることが好ましい。弁は、人が扉を開け
たことを検知したとき、あるいは便座に座ったことを検
知したとき、一定時間開くようなシステムを採用するこ
とができる。
【0014】便器振動手段は、便器に付着した汚物を油
膜との協同作業で下方にスムースに落下させるためのも
のである。これは使用後に排水するかわりに使用者がス
イッチを入れるシステムを採用することが好ましい。振
動は一定時間経過後は、自動的にスイッチが切れるよう
なシステムを採用することが好ましい。
【0015】振動は振動モーターや超音波を使用するこ
とができる。振動は1分間に1000回以上、振幅は1
mm以下とすることが好ましい。
【0016】本発明においては、便器の底部には列車の
トイレットなどに使用されているような開閉蓋を設ける
ことが好ましい。この蓋を設けることにより使用者に焼
却室内の熱風が当ることのないよう安全をはかることが
できる。
【0017】焼却のために必要な酸素は、焼却室内の空
気中の酸素のほか、便器の蓋の隙間、あるいは焼却室の
一部に付加的に設けられた空気取入により取入れられた
空気によりまかなうことができる。前記取入口は誘導コ
イルの通電に同期させて開閉するようにするのが好まし
い。
【0018】焼却に伴って発生する排ガスは排気ファン
によって強制排気することが好ましい。
【0019】排気ダクト内には、ネット状ヒーターを一
枚あるいは複数枚設け、排ガス中の臭気成分を燃焼ある
いは熱分解させることができる。あるいはこの前あるい
は後に脱臭触媒層を設けてもよい。
【0020】便器の形態は和洋いずれの様式であっても
よいことは勿論である。
【0021】
【実施例】本発明を図面に基づいて更に詳細に説明する
が本発明はこれにより限定されるものではない。
【0022】実施例1 図面に示すように、便器1の上部周辺部に沿って便器1
の内壁に向いた多数の細孔を有するリング状あるいは馬
てい形散油管2を内設し、このリング状散油管2は、パ
イプ4を介して油タンク5に接続されており、このパイ
プの任意の個所には必要に応じて開閉弁(図示せず)を
設け、必要量の油を供給して便器内壁に油膜を形成す
る。使用に際しては、便器1の下部に設けられている蓋
6は閉じられた状態とする。使用者が用をたした後、ス
イッチを入れると便器1を振動させるために取付けられ
た振動子7により便器1を振動させると同時に電磁誘導
コイル11に電流を流し(通常、例えば1〜5KW、好
ましくは2〜3KW相当量)、同時に蓋6が一時的に開
いて、排泄物が焼却室9内の鉄容器10上に落下する。
落下した排泄物20は800〜1000℃に加熱された
鉄容器10により加熱され、2〜3分以内に焼却され
る。焼却に要する時間は使用電力と導電性材料である鉄
容器10の熱容量に依存する。焼却に必要な酸素は、焼
却室9の上方に設けられた空気取入口8を開いて、これ
よりの空気により充分補給することができる。焼却室9
の下辺には、焼却された排泄物である灰をかき出すため
の取出口14を設ける。一方、焼却に伴って発生する燃
焼排ガスは、焼却室上辺の排気口13より排気ダクト1
5を介して排気する。排気ダクト15にはファン12お
よびヒーター16および必要に応じて脱臭触媒を配置す
る。この装置により、1回分の排泄物は通常2分以下、
好ましくは30秒以内で焼却される。
【0023】以下に本発明の実施態様項を列挙する。 1. 便器、便器上部周辺部に設けられた便器への油膜
形成手段、便器振動手段および汚物焼却手段よりなるこ
とを特徴とする簡易トイレット。 2. 前記焼却手段が誘導加熱によるものである前項1
記載の簡易トイレット。 3. 汚物焼却手段が、便器の下方に設けられた焼却
室、該室の底部に設けられた導電性材料および誘導コイ
ルよりなるものである前項1または2記載の簡易トイレ
ット。 4. 前記焼却室の上部に排気口、それに連結した排気
ダクト、排気用ファンおよび排気ガス通路に設けられた
ヒーターよりなる脱臭手段を付設してなる前項1,2お
よび3記載の簡易トイレット。 5. 前記脱臭手段において、さらに、脱臭触媒を付設
してなる前項4記載の簡易トイレット。 6. 便器の底部に開閉可能な蓋が設けられている前項
1,2,3,4または5記載の簡易トイレット。
【0024】
【効果】
1. 本発明により、水及び紙あるいはプラスチックフ
ィルムを全く使用しない新規な簡易トイレットを提供で
きた。 2. 本発明は、排泄物を焼却してしまうので、汚物処
理業者を必要としない。 3. 焼却を誘電加熱で実施すれば、極めて短時間で焼
却を完了することができる。 4. 本発明の簡易トイレットは、作業現場、キャンプ
場あるいは災害地用として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で用いた本発明の簡易トイレットの断
面図である。
【符号の説明】
1 便器 2 リング状あるいは馬てい形散油管 3 便座 4 給油パイプ 5 油タンク 6 蓋 7 振動子 8 空気取入口 9 焼却室 10 鉄容器 11 誘導コイル 12 ファン 13 排気口 14 取出口 15 排気ダクト 16 ヒーター 20 汚物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器、便器上部周辺部に設けられた便器
    への油膜形成手段、便器振動手段および汚物焼却手段よ
    りなることを特徴とする簡易トイレット。
  2. 【請求項2】 前記焼却手段が誘導加熱によるものであ
    る請求項1記載の簡易トイレット。
JP7104652A 1995-04-05 1995-04-05 簡易トイレット Pending JPH08275907A (ja)

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JP7104652A JPH08275907A (ja) 1995-04-05 1995-04-05 簡易トイレット

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JP7104652A JPH08275907A (ja) 1995-04-05 1995-04-05 簡易トイレット

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